JP2003097122A - 自動車用ドア - Google Patents

自動車用ドア

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JP2003097122A
JP2003097122A JP2001294133A JP2001294133A JP2003097122A JP 2003097122 A JP2003097122 A JP 2003097122A JP 2001294133 A JP2001294133 A JP 2001294133A JP 2001294133 A JP2001294133 A JP 2001294133A JP 2003097122 A JP2003097122 A JP 2003097122A
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Katsuhisa Yamada
勝久 山田
Masayuki Uchitsunemi
正行 内恒見
Kenji Kobashi
賢司 小橋
Katsuaki Maruyama
活明 丸山
Shinji Okada
晋二 岡田
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Toyota Motor Corp
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0412Lower door structure
    • B60J5/0416Assembly panels to be installed in doors as a module with components, e.g. lock or window lifter, attached thereto
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefore
    • E05Y2201/40Motors; Magnets; Springs; Weights; Accessories therefore
    • E05Y2201/43Motors
    • E05Y2201/434Electromotors; Details thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2600/00Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
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    • E05Y2600/41Concealed
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2600/00Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
    • E05Y2600/40Mounting location; Visibility of the elements
    • E05Y2600/46Mounting location; Visibility of the elements in or on the wing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用ドアのインナパネルへの機能部品の
組付けを容易にするために、インナパネルの一部を分割
して機能部品を装着してモジュール化する。 【解決手段】 上側部位にウィンドゥ部が形成されたア
ウタパネルとインナパネルとを対向させて周縁部で結合
し、下側部位にウィンドゥ部を開閉する窓ガラスが昇降
可能に収納される空隙をアウタパネルとインナパネルと
の間に形成した自動車用ドアにおいて、インナパネルの
下側部位にモジュール取付開口を形成し、複数の機能部
品をモジュールベースに装着して構成したモジュール構
造体をインナパネルにモジュールベースをモジュール取
付開口部に周縁部で液密的に固着して装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドア、特に、自動車用ス
ライドドアとしては、トヨタ自動車株式会社より200
0年1月に発行された「エスティマT/L修理書」に記
載されたものが知られている。これは、図16及び図1
7に示されるように、上側部位にウィンドゥ部が形成さ
れたアウタパネルとインナパネルとを対向させて周縁部
で結合し、下側部位に前記ウィンドゥ部を開閉する窓ガ
ラスが昇降可能に収納される空隙を前記アウタパネルと
前記インナパネルとの間に形成したものである。そし
て、ドアを開閉するために操作されるインサイドハンド
ル1、ドアをボディに係止してドア閉状態に維持するラ
ッチ機構2,3のポール部材にインサイドハンドル1及
びアウトサイドハンドル4の動きを伝達するリモートコ
ントロール機構5、インサイドハンドル1及びアウトサ
イドハンドル4の動きをポール部材に伝達する経路を断
続するためにリモートコントロール機構5に設けられた
係脱機構を作動させるロッキングアクチュエータ等を室
内側であるインナパネルの内側に取り付け、窓ガラスを
昇降させるウィンドゥレギュレータ7及びラッチ機構
2,3を室外側であるインナパネルの外側に取り付けて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用スライ
ドドアにおいては、前述のように多数の機能部品をイン
ナパネルにブラケットを介して組み付けていたので、自
動車の組付け工程での作業工数及び部品点数が多くな
り、ドアの重量が大きくなるとともに、コスト高になる
不具合があった。また、ウィンドゥレギュレータ7の昇
降アクチュエータ8もインナパネルの外側に取り付けて
いたので、防水が不充分となり電気部品である昇降アク
チュエータ8の故障の原因になることがあった。本発明
は、係る従来の不具合を解消するためになされたもの
で、インナパネルの一部を分割して機能部品を装着して
モジュール化することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、上側部位に
ウィンドゥ部が形成されたアウタパネルとインナパネル
とを対向させて周縁部で結合し、下側部位に前記ウィン
ドゥ部を開閉する窓ガラスが昇降可能に収納される空隙
を前記アウタパネルと前記インナパネルとの間に形成し
た自動車用ドアにおいて、前記インナパネルの下側部位
にモジュール取付開口を形成し、ドアを開閉するために
操作されるインサイドハンドルの運動をドアをボディに
係止してドア閉状態に維持するラッチ機構に伝達するリ
モートコントロール機構を少なくとも含む複数の機能部
品をモジュールベースの室内側に装着して構成したモジ
ュール構造体をインナパネルに前記モジュールベースを
前記モジュール取付開口部に周縁部で液密的に固着して
装着したことである。
【0005】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載の自動車用ドアにおいて、前記インサイド
ハンドルを前記モジュールベースの室内側に装着して且
つ前記リモートコントロール機構に連結したことであ
る。
【0006】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は2に記載の自動車用ドアにおいて、前記リモ
ートコントロール機構は、前記インサイドハンドルの運
動を前記ラッチ機構に伝達する経路を断続するための係
脱機構を有し、該係脱機構に連結され且つ前記係脱機構
を作動させるロッキングアクチュエータを前記モジュー
ルベースの室内側に装着したことである。
【0007】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至3にいずれかに記載の自動車用ドアにおい
て、前記ドアをスライドドアとし、前記リモートコント
ロール機構は、ドアをボディに係止してドア閉状態に維
持するフロント側及びリヤ側ラッチ機構をドア開可能状
態にするために前記インサイドハンドルの動きを前記フ
ロント側及びリヤ側ラッチ機構に伝達することである。
【0008】請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至4のいずれかに記載の自動車用ドアにおい
て、前記窓ガラスを支持して昇降させるリンク機構を室
外側で前記モジュールベースに装架し、前記リンク機構
を駆動する昇降アクチュエータを前記モジュールベース
に室内側で装着して出力部材を前記モジュールベースを
貫通して室外側に配置し、前記リンク機構を駆動する駆
動軸をモジュールベースに回動可能に軸承し、該駆動軸
を室外側で前記リンク機構に連結するとともに前記出力
部材に回転連結してウィンドゥレギュレータを構成した
ことである。
【0009】請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至5のいずれかに記載の自動車用ドアにおい
て、前記モジュールベースを前記インナパネルのモジュ
ール取付開口部に周縁部で室内側から重合し、前記モジ
ュール取付開口部の上側縁が前記モジュールベースの上
側縁より下方に位置する部分で前記インナパネルと前記
モジュールベースとを局部的に開離して上下方向に延在
して連絡部材を通過させる通口を形成したこと請求項7
に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至6のいずれ
かに記載の自動車用ドアにおいて、前記モジュールベー
スに連通孔を穿設して該連通孔の上縁部を室外方向に突
出させて段部を形成し、該段部と重合する突出部が形成
されたブロックを周縁部で前記連通孔を液密的に閉鎖す
るように前記モジュールベースに固着し、連絡部材を通
過させる通口を前記突出部に上下方向に設けたこと
【0010】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、周縁部で結合されたアウタパネル
とインナパネルの上側部位にウィンドゥ部を形成し、下
側部位にウィンドゥ部を開閉する窓ガラスを昇降可能に
収納する空隙を形成した自動車用ドアにおいて、インナ
パネルの下側部位にモジュール取付開口を形成し、ドア
を開閉するために操作されるインサイドハンドルの運動
をドアをボディに係止してドア閉状態に維持するラッチ
機構に伝達するリモートコントロール機構を少なくとも
含む複数の機能部品をモジュールベースの室内側に装着
してモジュール構造体を構成し、該モジュール構造体を
インナパネルにモジュールベースをモジュール取付開口
部に周縁部で液密的に固着してモジュール構造体をイン
ナパネルに取り付けるようにしたので、複数の機能部品
を殆どブラケットなしでモジュールベースに装着してモ
ジュール化し、モジュール構造体として作動調整するこ
とができるので、部品点数を減らして重量を軽減すると
ともに、自動車の組付け工程での作業工数及び部品点数
を減らして組付け時間、コストを削減することができ
る。
【0011】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、インサイドハンドルをモジュールベースの
室内側に装着して且つリモートコントロール機構に連結
したので、インサイドハンドル及び該インサイドハンド
ルの運動が伝達されるリモートコントロール機構をブラ
ケットを介してインナパネルに装着する代わりにモジュ
ールベースに装着することができ、動作調整が容易にな
るとともに、部品点数を減らして重量を軽減し、組付け
時間、コストを削減することができる。
【0012】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、リモートコントロール機構はインサイドハ
ンドルの運動をラッチ機構に伝達する経路を断続するた
めの係脱機構を有し、該係脱機構を作動させるロッキン
グアクチュエータをモジュールベースの室内側に装着し
たので、リモートコントロール機構及びその係脱機構に
連結されたロッキングアクチュエータをブラケットを介
してインナパネルに装着する代わりにモジュールベース
に装着することができ、動作調整が容易になるととも
に、部品点数を減らして重量を軽減し、組付け時間、コ
ストを削減することができる。
【0013】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、自動車用ドアを構造の複雑なスライドドア
とし、スライドドアのフロント側及びリヤ側に設けられ
たラッチ機構に前記インサイドハンドルの動きを伝達す
るリモートコントロール機構をモジュールベースに装着
してモジュール化したので、部品点数を減らして軽量化
し、自動車の組付け工程での作業工数を減らして組付け
時間、コストを削減することができる。
【0014】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、窓ガラスを支持して昇降させるリンク機構
を室外側でモジュールベースに装架し、リンク機構を駆
動する昇降アクチュエータをモジュールベースに室内側
で装着して出力部材をモジュールベースを貫通して室外
側に配置し、リンク機構を駆動する駆動軸をモジュール
ベースに回動可能に軸承し、該駆動軸を室外側でリンク
機構に連結するとともに出力部材に回転連結するように
したので、電気モータを含む昇降アクチュエータを室内
側に配置することができ、組付け作業が容易になるとと
もに防水が極めて良好となり故障を減少することができ
る。
【0015】上記のように構成した請求項6に係る発明
においては、モジュールベースをインナパネルのモジュ
ール取付開口部に周縁部で室内側から重合し、モジュー
ル取付開口部の周縁が前記モジュールベースの周縁より
下方に位置する部分でインナパネルとモジュールベース
とを局部的に開離して上下方向に延在する通口を形成し
たので、この通口を通って連結部材が室内側から室外側
に貫通することができ、また室外側のモジュール取付開
口部の上側縁が室内側のモジュールベースの上側縁より
下方に位置し、水が室外側から室内側に通口を通って流
入することを防止することができる。
【0016】上記のように構成した請求項7に係る発明
においては、モジュールベースに穿設した連通孔の上縁
部を室外方向に突出させて段部を形成し、該段部と重合
する突出部が形成されたブロックを周縁部で連通孔を液
密的に閉鎖するように前記モジュールベースに固着し、
突出部に通口を上下方向に設けたので、この通口を通っ
て連結部材が室内側から室外側に貫通することができ、
また上下方向を向いた通口を通って水が室外側から室内
側に流入することを防止することができる。
【0017】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施形態
を説明する。図1は本発明に係るスライド式の自動車用
ドア10を室内側のトリムを取り除いて示した正面図、
図2はスライドドア10の一部側面を断面にして示した
図、図3はモジュールベース21に複数の機能部品を装
着したモジュール22の正面図である。図1乃至3に示
すように、アウタパネル11とインナパネル12とを周
縁部で結合して形成したドア本体13の上側部位14に
はウィンドゥ部15が貫通して設けられ、下側部位19
にはウィンドゥ部15を開閉する窓ガラス16が昇降可
能に収納される空隙17がアウタパネル11とインナパ
ネル12との間に形成されている。18はドア本体13
の室内側に取り付けられたトリムである。インナパネル
12の外側である室外側には車外から水が浸入すること
があるが、内側である室内側には水が入らない構造とな
っている。
【0018】インナパネル12の下側部位19にはウィ
ンドゥ部15の近くに横長のモジュール取付開口20が
形成され、複数の機能部品をモジュールベース21に装
着して構成されたモジュール構造体22が、モジュール
ベース21の周縁部がモジュール取付開口20の周縁部
と重合してシール材を介在して液密的に固着されてイン
ナパネル12に内側から固着されている。モジュール構
造体22は、図3に示すように、スライドドア10を開
閉するために操作されるインサイドハンドル23と、ス
ライドドア10をボディに係止してドア閉状態に維持す
るフロント側ラッチ機構24と、フロント側及びリヤ側
ラッチ機構24,25のポール部材にインサイドハンド
ル23及びアウトサイドハンドル27の動きを伝達する
リモートコントロール機構28と、インサイドハンドル
23及びアウトサイドハンドル27の動きをフロント側
及びリヤ側ラッチ機構24,25のポール部材に伝達す
る経路を断続するためにリモートコントロール機構28
に設けられた係脱機構29を係脱するロッキングアクチ
ュエータ30と、フロント側及びリヤ側ラッチ機構2
4,25のポール部材をドア開可能位置に移動するため
にリモートコントロール機構28に運動を入力するリリ
ースアクチュエータ31と、窓ガラス16を昇降させる
ウィンドゥレギュレータ32とをモジュールベース21
に装着して構成されている。
【0019】インナパネル12には、モジュール構造体
22以外に、スライドドア10をボディに係止してドア
閉状態に維持するリヤ側ラッチ機構25と、スライドド
ア10を自動的に開閉するためのパワースライドドア駆
動ユニット33と、スライドドア10に取り付けられた
各アクチュエータ等にボディ側からの電力供給を中継す
るための給電装置34と、各アクチュエータの作動を制
御するためのコンピュータ35等が装着されている。そ
して、アウタパネル11にはアウトサイドハンドル27
が枢着されている。
【0020】インサイドハンドル23のベース36は、
図4に示すように、両側壁底面と底面に螺入したネジ3
7の頭部との間でモジュールベース21を挟持してモジ
ュールベース21の室内側のフロント側上部に取り付け
られている。インサイドハンドル23のハンドル把手2
3aは、図9に示すように、ベース36に揺動可能に枢
着されている。又、インサイドハンドル23のロッキン
グノブ23bは、それに突設された連結バー38がロッ
キングアクチュエータ30の出力レバー及びリモートコ
ントロール機構28のロッキングレバーよりなるリンク
機構39を介してリモートコントロール機構28に連結
されている。
【0021】モジュールベース21の室外側のフロント
側下方には、スライドドア10をボディに係止してドア
閉状態に維持するフロント側ラッチ機構24がブラケッ
ト40により固定されている。フロント側ラッチ機構2
4のラッチがスライドドア10のドア閉状態でボディ側
に固定された係止金具に係合したとき、ポール部材がラ
ッチと係合してその回転を阻止する。そして、ポール部
材が揺動可能に枢支されている。スライドドア10をボ
ディに係止してドア閉状態に維持するフロント側ラッチ
機構24をドア開可能状態にするためにインサイドハン
ドル23の運動がリモートコントロール機構28を介し
てフロント側ラッチ機構24に伝達される。即ち、フロ
ント側ラッチ機構24のポール部材にはインサイドハン
ドル23及びアウトサイドハンドル27がリモートコン
トロール機構28を介して連結され、係脱機構29が接
続状態でインサイドハンドル23のドアを開く方向の開
運動又はアウトサイドハンドル27の運動が伝達される
とポール部材はラッチの回転を許容するドア開可能位置
に揺動され、ラッチが回動されて係止金具から離脱自在
となりスライドドア10が開方向に移動可能となる。
【0022】リモートコントロール機構28は、図5,
6に示すように、アウト側ドア開レバー45a、イン側
ドア開レバー45b、ドア閉レバー46、第1リフトレ
バー47、第2リフトレバー48が積層されて中心軸4
9に夫々回動可能に嵌合され、中心軸49の頭部とネジ
部に螺着されたナット50との間に挟持されて皿バネ5
1の撥力により適当な力で押圧されている。中心軸49
の先端部52は一面取りされてネジが刻設され、この先
端部52がモジュールベース21に穿設された補合孔4
4に嵌合され、ワッシャを介在してナット59が螺着さ
れて中心軸49はモジュールベース21に回り止めして
固定されている。中心軸49と第2リフトレバー48と
の間にはトルクスプリング54が張設され、第2リフト
レバー48を図5で時計方向に回動するように付勢して
いる。
【0023】53は樹脂製のブラケットで、図7に示す
ように、裏面に形成されたT字状の突起54をモジュー
ルベース21に穿設されたT字状の孔55に横線部を整
合させて挿入し、孔55の縦線部の下端に向かって移動
させることにより、T字状の突起54の横線部の両側及
び縦線部の下端の根元に刻設されたモジュールベース2
1の厚さと同じ幅のスリットにT字状の孔55の縦線部
分の両側部及び下端部を係入させ、ブラケット53をモ
ジュールベース21に密着して固定している。ブラケッ
ト53のバネ止め部に張設された引張りスプリング56
がイン側ドア開レバー45bを時計方向に回動するよう
に付勢している。イン側ドア開レバー45bの時計方向
の回動は、突起162がブラケット53に形成したスト
ッパに当接して規制されている。ブラケット53のバネ
止め部に張設された引張りスプリング58がドア閉レバ
ー46を時計方向に回動するように付勢している。ドア
閉レバー46は突起72がアウト側ドア開レバー45a
に当接して回動を規制されている。アウト側ドア開レバ
ー45aは樹脂製のストッパ57に当接して回動を規制
されている。ストッパ57もブラケット53と同様にT
字状の突起部がT字状の孔に係合してモジュールベース
21に固定されている。
【0024】インサイドハンドル23の開運動はリンク
60によりイン側ドア開レバー45bの長穴73の端部
に伝達され、インサイドハンドル23のドアを閉じる方
向の閉運動はリンク43によりドア閉レバー46に伝達
される。水平方向に配置されたアウトサイドハンドル2
7の把手は後端部をアウタパネル11に揺動可能に枢着
され、前端部で図8に示される揺動リンク62のアーム
部63を押動して揺動リンク62を回動するようになっ
ている。揺動リンク62はピン70によりアウトサイド
ハンドル27のベース27aに水平軸線回りに回動可能
に支承され、自由端にはケーブル64のワイヤ65が下
側から連結されている。ケーブル64の被覆チューブ6
6の上端部はアウトサイドハンドル27のベース27a
に固着されたケーブル止め74により揺動リンク62の
自由端下方で固定されている。
【0025】蛇腹状のシール67の底部がワイヤ65に
液密的に固着され、スカート部が被覆チューブ66の上
端部を覆って防水している。シール67は下端が開放さ
れていて空気の出入りが自由であるので、伸縮抵抗が小
さくアウトサイドハンドル27を小さな力で円滑に動か
すことができる。アウトサイドハンドル27の運動を下
方のケーブル64に伝達できるようにしたので、ケーブ
ル64は空隙17内で窓ガラス16の前側を通過し、イ
ンナパネル12に穿設された通口68(図1示)又はモ
ジュールベース21に穿設された通口69(図9示)を
通って室内側に容易に導入されている。通口68,69
にはケーブル64が挿通されたグロメット75,76が
装着されて防水している。ケーブル64のワイヤ65
は、リモートコントロール機構28のアウト側ドア開レ
バー45aの長穴77に連結されている。被覆チューブ
66はモジュールベース21に固着されたケーブル止め
により長穴77に対向して固定されている。リリースア
クチュエータ31はアウト側ドア開レバー45aに設け
られた長穴78に連結されている。
【0026】第1リフトレバー47のアーム79の先端
にはリンク80が枢着され、リンク80は、図10に示
すように、モジュールベース21に穿設された連通孔8
1通って室外側に導出され、フロント側ラッチ機構24
のポール部材に連結されている。即ち、モジュールベー
ス21には上部が室外方向に突出した矩形状の段部82
が形成され、段部82に連通孔81が穿設され、段部8
2と重合する突出部83が形成されたブロック84が周
縁部で連通孔81を液密的に閉鎖するようにモジュール
ベース21に固着され、突出部83に通口26が上下方
向に貫通され、連絡部材であるリンク80が通口26を
通って室外側に導出されている。通口26はモジュール
ベース21の連通孔81より上方で室内側に上下方向に
設けられているので、水が室外側から室内側に流入する
ことを防止できる。ブロック84の室内側にはロッキン
グアクチュエータ30が取り付けられている。
【0027】第1リフトレバー47の上端にはケーブル
85のワイヤ86が連結され、被覆チューブ87はブラ
ケット53に設けられたケーブル止め88に固定されて
いる。連結部材であるケーブル85は、図2に示すよう
に、インナパネル12とモジュールベース21との間に
形成された通口89を通って室外側に導出されてリヤ側
ラッチ機構25のポール部材に連結されている。通口8
9は、モジュール取付開口20の上側縁がモジュールベ
ース21の上側縁より下方に位置する部分でインナパネ
ル12とモジュールベース21とを局部的に開離して上
下方向に延在して形成されている。通口89はモジュー
ル取付開口20の上側縁の方が室外側で下方に位置して
上下方向に設けられているので、水が室外側から室内側
に流入することを防止できる。これにより、スライドド
ア10をボディに係止してドア閉状態に維持するリヤ側
ラッチ機構25をドア開可能状態にするためにインサイ
ドハンドル23の開運動又はアウトサイドハンドル27
の運動をリモートコントロール機構28を介してリヤ側
ラッチ機構25に伝達することができる。第1リフトレ
バー47の時計方向回動は、第1リフトレバー47の突
起160がストッパ161に当接して規制されている。
【0028】ドア閉レバー46の上端はケーブル90の
ワイヤ91に連結され、被覆チューブ92はブラケット
53に設けられたケーブル止め88に固定されている。
ケーブル90は開放されたスライドドア10をボディに
係止して開状態に維持するための図略のラッチ機構のポ
ール部材に連結されている。
【0029】インサイドハンドル23の開運動及びアウ
トサイドハンドル27の運動をフロント側及びリヤ側ラ
ッチ機構24,25のポール部材に伝達する経路を断続
する係脱機構29がリモートコントロール機構28に設
けられている。即ち、図5,6及びリモートコントロー
ル機構28を裏面側からみた図11に示すように、第1
リフトレバー47に回動半径方向に設けられた長穴93
にロッキングピン94が摺動可能に装架され、ロッキン
グピン94は第2リフトレバー48に回動半径方向及び
回動円周方向に屈曲して設けられたL字状溝95を貫通
してロッキングアクチュエータ30にリンクを介し、そ
してロッキングノブ23bにリンク機構39を介して連
結されている。これにより、ロッキングピン94がロッ
キングアクチュエータ30又はロッキングノブ23bに
よりL字状溝95の回動半径部に位置されているとき
は、インサイドハンドル23の開運動、アウトサイドハ
ンドル27の運動によりイン側ドア開レバー45b又は
アウト側ドア開レバー45aが図5において反時計方向
に回動されると、イン側ドア開レバー45bによりチャ
イルドピン96を介し、又は第2リフトレバー48の突
起71がアウト側ドア開レバー45aにより押動されて
第2リフトレバー48が同方向に回動され、L字状溝9
5の回動半径部に位置するロッキングピン94と長穴9
3との係合により第1リフトレバー47が反時計方向に
回動される。ロッキングピン94がL字状溝95の回動
円周部に位置されていると、イン側ドア開レバー45b
又はアウト側ドア開レバー45aにより第2リフトレバ
ー48が反時計方向に回動されても、ロッキングピン9
4はL字状溝95の回動円周部内を相対移動し回動され
ず、第1リフトレバー47に回動運動を伝達しない。
尚、第2リフトレバー48とイン側ドア開レバー45b
とはチャイルドプロテクトレバーで移動されるチャイル
ドピン96によって係脱可能に連結されている。
【0030】モジュールベース21にはウィンドゥレギ
ュレータ32が装着されている。モジュールベース21
の室外側面には、図12,13に示すように、T字状の
補強板135が固定されている。補強板135は重量を
軽くするために必要最低限の大きさになっている。補強
板135の天板部141の両端はモジュールベース21
にネジ136により固定され、天板部141の中央部に
穿設された軸受穴の内縁が室内側に向かって屈曲されて
軸受部148が形成され、駆動軸137が回動可能に軸
承されている。駆動軸137の室外側に突出した端部に
はセクタギヤ138の回動中心部及び駆動リンク150
の一端が相対回転を規制して固定されている。軸受部1
48の両端部が駆動軸137に形成されたフランジ部と
セクタギヤ138との間に挟持され駆動軸137の軸線
方向の移動は規制されている。補強板135の天板部1
41から延出する帯状部142は途中で外側に屈曲して
セクタギヤ138の中央部に形成された扇形の貫通孔1
40を通ってセクタギヤ138より外側に位置し、セク
タギヤ138と平行に延在してセクタギヤ138と噛合
する出力部材としてのピニオン143の軸部を回転可能
に支承している。帯状部142の端部は内側に屈曲して
モジュールベース21と重合し、ネジ136がこの重合
部分を貫通してモジュールベース21の室内側面に当接
する昇降アクチュエータ147の固定座144に螺着さ
れて、帯状部142の端部がモジュールベース21に固
着されている。モジュールベース21のピニオン143
と対向する部分には開口145が穿設され、取付プレー
ト146が開口145を塞ぐように固着され、取付プレ
ート146にモータ及び減速機構を含む昇降アクチュエ
ータ147が装着されて出力軸がピニオン143に回転
連結されている。
【0031】図3に示すように、セクタギヤ138と一
体的に回動される駆動リンク150の中央部分には、ピ
ン151が回転可能に軸承され、ピン151の駆動リン
ク150のモジュールベース21側に突出した内端には
案内リンク152の一端が固定され、案内リンク152
の他端はモジュールベース21の室外側面に駆動軸13
7と同じ高さに固定されたガイド153により水平方向
に移動可能に案内されている。ピン151の駆動リンク
150の反対側に突出する外端には支持リンク154の
一端が案内リンク152を延長するように固定されてい
る。駆動リンク150の先端部及び支持リンク154の
先端部は窓ガラス16の下端側面に取り付けられた案内
レール155に水平移動可能に案内されて窓ガラス16
を支持するようになっている。駆動リンク150、ピン
151、案内リンク152及び支持リンク154が、X
字状に中央部で回動可能に連結された一対のリンクを構
成し、モジュールベース21に室外側で装架され、窓ガ
ラス16を支持して昇降させるリンク機構をなしてい
る。
【0032】次に本発明に係るスライド式の自動車用ド
ア10の組付け作業及び作動について説明する。モジュ
ールベース21に、リモートコントロール機構28、イ
ンサイドハンドル23、ウインドウレギュレータ32、
ロッキングアクチュエータ30、リリースアクチュエー
タ31等を取り付け、取り付けた機能部品間のリンクに
よる連結等を行ってモジュール構造体22を作成する。
自動車の組付け作業において、アウタパネル11の外側
にアウトサイドハンドル27の把手が、内側に揺動リン
ク62が支持されたアウトサイドハンドル27のベース
27aがそれぞれ取り付けられる。揺動リンク62にケ
ーブル64が連結され、ケーブル64は通口68又は通
口69を通って室内側に導入され、リモートコントロー
ル機構28に連結される。フロント側ラッチ機構24に
連結されたリンク80をブロック84の通口26を通っ
て室内側に導入し、リヤ側ロック装置25に連結された
ケーブル85及びワイヤハーネスを通口89を通って室
内側に導入した状態で、モジュールベース21をモジュ
ール取付開口20を閉じるようにインナパネル12に取
り付ける。インナパネル12にパワースライドドア駆動
ユニット33、給電装置34、コンピュータ35等を装
着し、ケーブルの接続、電気配線等を行ってトリム18
を取り付ける。図13に示すように、給電装置34をモ
ジュールベース21の下方に取り付けるようにしてもよ
い。
【0033】スライドドア10がロックされていないと
きは、インサイドハンドル23の開運動、アウトサイド
ハンドル27、又はリリースアクチュエータ31の運動
がリモートコントロール機構28によりフロント側及び
リヤ側ラッチ機構24,25に伝達されてドア開可能状
態とし、スライドドア10が開方向に移動可能となる。
ドアを閉めるときは、インサイドハンドル23の閉運動
によりリンク43を介して、又はアウトサイドハンドル
27の運動によりドア閉レバー46が回動され、この運
動がケーブル90を介して開かれたスライドドア10を
ボディに係止するラッチ機構に伝達されてドア閉可能状
態とし、スライドドア10が閉方向に移動可能となる。
【0034】また、窓ガラス16の開スイッチを操作す
ると、ウィンドゥレギュレータ32の昇降アクチュエー
タ147のモータが窓ガラス16を下げる方向に回動し
てセクタギヤ138がピニオン143により回動され、
駆動軸137が図3で時計方向に回動されて駆動リンク
150が同方向に回動され、案内リンク152がガイド
153に案内されて右方に水平移動しつつ反時計方向に
回動され、支持リンク154が同方向に回動され、案内
レール155が下方に移動されて窓ガラス16が下げら
れる。
【0035】アウトサイドハンドル27に基づく上下運
動をリモートコントロール機構28に伝達するケーブル
64の端部を覆うシール97は、図15(a)に示すよ
うに、蛇腹を有さないコップ状とし、底部にワイヤ65
を挿通してカシメ止めし、下端開口を被覆チューブ66
の開口部及び被覆チューブ66を固定するケーブル止め
74に上方から対向させるようにしてもよい。また、図
15(b)のように、被覆チューブ66をケーブル止め
74に固定した箇所より上方に長く突出させ、この突出
部98をシール97で覆うようにしてもよい。図15
(c)に示すシール100は、上方に蛇腹が形成され、
下方は円筒状でケーブル止め74が進入可能な切欠き9
9がケーブル止め74と対向する端面位置に形成されて
いる。
【0036】上記実施形態では、スライド式の自動車用
ドアに本発明を適用した場合ついて説明したが、ヒンジ
ピンで支承される自動車用ドアに本発明を適用してイン
ナパネルの一部をモジュール化してもよい。又、本実施
の形態においては、フロント側ラッチ機構24をモジュ
ールベース21に装着しているが、モジュールベース2
1に代えてインナパネル12に装着するようにしてもよ
い。又、フロント側ラッチ機構24を廃止して、リヤ側
ラッチ機構25のみが設けられたスライド式の自動車用
ドア10であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車用ドアのトリムを取り除
いた状態の正面図である。
【図2】 自動車用ドアの一部側面断面図である。
【図3】 モジュール構造体の正面図である。
【図4】 インサイドハンドルの横断面図である
【図5】 リモートコントロール機構の正面図である。
【図6】 リモートコントロール機構の側面断面図であ
る。
【図7】 ブラケットのモジュールベースへの取付け状
態を示す図である。
【図8】 アウトサイドハンドルの運動をケーブルに伝
達する機構を示す図である。
【図9】 ケーブルをモジュールベースの通口を通って
室内側に導入した状態を示す図である。
【図10】リンクをモジュールベースに設けた通口を通
って室外側に導出した状態を示す図である。
【図11】リモートコントロール機構を裏面側から見た
図である。
【図12】ウィンドゥレギュレータのアクチュエータ部
及び駆動軸部を拡大して示した図である。
【図13】ウィンドゥレギュレータのアクチュエータ部
及び駆動軸部のモジュールベースへの取付け部を断面に
して示した図である。
【図14】給電装置をモジュールベースに取り付けたモ
ジュール構造体の正面図である。
【図15】アウトサイドハンドルの運動が伝達されるケ
ーブルの端部を防水するシールの変形例を示す図であ
る。
【図16】従来のスライドドアを示す図である。
【図17】従来のスライドドアのウィンドゥレギュレー
タの取付けを示す図である。
【符号の説明】
10・・・スライドドア、11・・・アウタパネル、1
2・・・インナパネル、13・・・ドア本体、14・・
・上側部位、15・・・ウィンドゥ部、16・・・窓ガ
ラス、17・・・空隙、18・・・トリム、19・・・
下側部位、20・・・モジュール取付開口、21・・・
モジュールベース、22・・・モジュール構造体、23
・・・インサイドハンドル、24,25・・・フロント
側及びリヤ側ラッチ、26,89・・・通口、27・・
・アウトサイドハンドル、28・・・リモートコントロ
ール機構、29・・・係脱機構、30・・・ロッキング
アクチュエータ、31・・・リリースアクチュエータ、
32・・・ウィンドゥレギュレータ、33・・・パワー
スライドドア駆動ユニット、34・・・給電装置、35
・・・コンピュータ、135・・・補強板、137・・
・駆動軸、138・・・セクタギヤ、140・・・貫通
孔、141・・・天板部、142・・・帯状部、143
・・・ピニオン、147・・・ウィンドゥレギュレータ
のアクチュエータ、150・・・駆動リンク、151・
・・ピン、152・・・案内リンク、153・・・ガイ
ド、154・・・支持リンク、155・・・案内レー
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 勝久 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 内恒見 正行 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小橋 賢司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 丸山 活明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岡田 晋二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ00 KK02 LL01 MM01 PP12 PP13 QQ00 3D127 AA03 AA17 AA19 BB01 CB05 CC13 DF04 DF07 GG01 GG05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側部位にウィンドゥ部が形成されたア
    ウタパネルとインナパネルとを対向させて周縁部で結合
    し、下側部位に前記ウィンドゥ部を開閉する窓ガラスが
    昇降可能に収納される空隙を前記アウタパネルと前記イ
    ンナパネルとの間に形成した自動車用ドアにおいて、前
    記インナパネルの下側部位にモジュール取付開口を形成
    し、ドアを開閉するために操作されるインサイドハンド
    ルの運動をドアをボディに係止してドア閉状態に維持す
    るラッチ機構に伝達するリモートコントロール機構を少
    なくとも含む複数の機能部品をモジュールベースの室内
    側に装着して構成したモジュール構造体をインナパネル
    に前記モジュールベースを前記モジュール取付開口部に
    周縁部で液密的に固着して装着したことを特徴とする自
    動車用ドア。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用ドアにおい
    て、前記インサイドハンドルを前記モジュールベースの
    室内側に装着して且つ前記リモートコントロール機構に
    連結したことを特徴とする自動車用ドア。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動車用ドアに
    おいて、前記リモートコントロール機構は、前記インサ
    イドハンドルの運動を前記ラッチ機構に伝達する経路を
    断続するための係脱機構を有し、該係脱機構に連結され
    且つ前記係脱機構を作動させるロッキングアクチュエー
    タを前記モジュールベースの室内側に装着したことを特
    徴とする自動車用ドア。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3にいずれかに記載の自動
    車用ドアにおいて、前記ドアをスライドドアとし、前記
    リモートコントロール機構は、ドアをボディに係止して
    ドア閉状態に維持するフロント側及びリヤ側ラッチ機構
    をドア開可能状態にするために前記インサイドハンドル
    の動きを前記フロント側及びリヤ側ラッチ機構に伝達す
    ることを特徴とする自動車用ドア。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の自動
    車用ドアにおいて、前記窓ガラスを支持して昇降させる
    リンク機構を室外側で前記モジュールベースに装架し、
    前記リンク機構を駆動する昇降アクチュエータを前記モ
    ジュールベースに室内側で装着して出力部材を前記モジ
    ュールベースを貫通して室外側に配置し、前記リンク機
    構を駆動する駆動軸をモジュールベースに回動可能に軸
    承し、該駆動軸を室外側で前記リンク機構に連結すると
    ともに前記出力部材に回転連結してウィンドゥレギュレ
    ータを構成したことを特徴とする自動車用ドア。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の自動
    車用ドアにおいて、前記モジュールベースを前記インナ
    パネルのモジュール取付開口部に周縁部で室内側から重
    合し、前記モジュール取付開口部の上側縁が前記モジュ
    ールベースの上側縁より下方に位置する部分で前記イン
    ナパネルと前記モジュールベースとを局部的に開離して
    上下方向に延在して連絡部材を通過させる通口を形成し
    たことを特徴とする自動車用ドア。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の自動
    車用ドアにおいて、前記モジュールベースに連通孔を穿
    設して該連通孔の上縁部を室外方向に突出させて段部を
    形成し、該段部と重合する突出部が形成されたブロック
    を周縁部で前記連通孔を液密的に閉鎖するように前記モ
    ジュールベースに固着し、連絡部材を通過させる通口を
    前記突出部に上下方向に設けたことを特徴とする自動車
    用ドア。
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