JP4092770B2 - 車両用ドアクローザ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローザ機構によりラッチ機構を作動させて半閉状態にある車両ドアを完全閉状態とするドアクローザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用ドアクローザ装置としては、特開平5−59856号公報に示されるものが知られている。これは、車両ドア側に設けられ車両ボデー側に設けられたストライカと係合して車両ドアを半閉状態及び完全閉状態で保持するラッチ機構と、該ラッチ機構に連係され前記ラッチ機構を作動させて半閉状態にある車両ドアを完全閉状態とするクローザ機構とを有するものであって、クローザ機構を、駆動源に連係された回動自在なアクティブレバーと、アクティブレバーに連係され且つラッチ機構と連係可能なパッシブレバーと、アクティブレバーとパッシブレバーとの間に配設され且つ操作源に連係されパッシブレバーとアクティブレバーとの連係を係脱するキャンセルレバーとを有して構成していた。
【0003】
又、この従来装置では、パッシブレバーに第1開口及び第2開口を備える異形形状の開口を形成し且つキャンセルレバー及びアクティブレバーにパッシブレバーの開口に挿通されるスライドピンを長穴を介して支持しており、キャンセルレバーの回動操作でスライドピンをアクティブレバーの長穴に沿ってスライドさせてパッシブレバーの第1開口及び第2開口間で移動させることにより、アクティブレバーとパッシブレバーとの連係の係脱を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来装置であると、アクティブレバーとパッシプレバーとがスライドピンにより係脱されるので、アクティブレバー及びパッシブレバーの回動時つまりクローズ動作時において、スライドピンは、パッシブレバー及びアクティブレバーと共にキャンセルレバーの長穴に沿って径方向に移動することになる。このため、クローズ動作中においてキャンセルレバーを回動操作する際、その操作タイミングによってキャンセルレバーの回動中心からスライドピンまでの距離つまりキャンセルレバーのレバー比が変化し、結果、キャンセルレバーの操作が重くなる恐れがあった。
【0005】
故に、本発明は、キャンセルレバーの操作性を良好なものとすることを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、パッシブレバーをアクティブレバーに相対回動自在に支持すると共に前記パッシブレバーに前記アクティブレバーの回動中心上で前記キャンセルレバーと係脱可能な係合ピンを備えた、ことである。
【0007】
この技術的手段によれば、クローズ動作時において、係合ピンは、アクティブレバーの回動中心上に常に位置しており移動せず、キャンセルレバーのレバー比は、常に一定となる。よって、キャンセルレバーの操作は、その操作タイミングによって重くなるようなことはなく、良好な操作性が得られる。
【0008】
より好ましくは、前記パッシブレバーの回動中心から前記係合ピンまでのスパンが前記パッシブレバーの回動中心から前記ラッチ機構と前記パッシブレバーとの連係点までのスパンと同等以上となるように前記係合ピンを配置する、と良い。
【0009】
より好ましくは、前記パッシブレバーと当接して前記係合ピンと前記キャンセルレバーとの間に所定のスキを設定するように前記パッシブレバーを保持するストッパ部材を有する、と良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示されるように、ドアクローザ装置1は、ラッチ機構2とクローザ機構3を備えており、スライド動作によって開閉するスライドドア4内に配設され、車両ボデー5に設けられたストライカ51とラッチ機構2の後述するラッチ21との係合によりスライドドア4を閉状態に保持する。
【0011】
図4、図6及び図7に示されるように、ラッチ機構2は、スライドドア4内にベースプレート6を介して固定されており、ベースプレート6に固定された樹脂製のボディ25内に収容されるラッチ21及びポール22を有して構成されている。
【0012】
ベースプレート6は、一枚の板を折り曲げて形成されたものであって、スライドドア4の端面に沿う水平壁61と室内面に沿う垂直壁62を備え、L字状を呈している。
【0013】
ラッチ21は、ピン23によりベースプレート6の水平壁61に回転自在に支持されている。このラッチ21は、その外周面21eに開口したU字溝21aを備えており、このU字溝21a内には、スライドドア4の閉動作に伴い、ストライカ51が進入可能となっている。又、ラッチ21には、その外周面21eから外方に突出し且つポール22と係脱可能な第1及び第2の係合爪21b、21cが形成されている。
【0014】
ポール22は、ピン24によりベースプレート6の水平壁61に回転自在に支持されている。このポール22は、その回転動作によりラッチ21の第1及び第2の係合爪21b、22cと係脱自在とされている。又、このポール22は、ボディ25上にピン24により回動自在に支持されたオープンレバー26に連結されており(図2及び図3示)、このオープンレバー26の回動により回転操作される。
【0015】
このような構成において、ストライカ51とラッチ21との係合時における第1の係合爪21bとポール22との係合によりラッチ機構2のハーフラッチ状態(図6示の状態)が設定され、スライドドア2を半閉状態で保持する。又、ストライカ51とラッチ21との係合時における第2の係合爪21cとポール22との係合によりラッチ機構2のフルラッチ状態が設定され、スライドドア2を完全閉状態で保持する。
【0016】
ラッチ21の外周面21eには、クローザ機構3と連係可能な連係突部21dが外方に突出するよう形成されている。この連係突部21dは、ハーフラッチ状態においてベースプレート6の垂直壁61と近接してスライドドア4内における室内側に位置するようラッチ21の外周面21eに対して配置されている。
【0017】
図2ないし図5及び図11に示されるように、クローザ機構3は、モータ32、アクティブレバー33、パッシブレバー34及びキャンセルレバー35を有して構成されている。
【0018】
モータ32は、ベースプレート6の垂直壁62に減速ギヤ構造を内蔵するハウジング32aを介して固定されている。このモータ32には、ハウジング32a内蔵の減速ギヤ構造を介してベースプレート6の表面側に配置された出力ピニオンギヤ32bが連結されている。
【0019】
アクティブレバー33は、ベースプレート6の垂直壁62の表面側に配置されており、ピン36によりベースプレート62に回動自在に支持されている。このアクティブレバー33には、セクタギヤ部33aが形成されており、モータ32の出力ピニオンギヤ32bと噛合している。
【0020】
パッシブレバー34は、ピン37によりアクティブレバー33に相対回動自在に支持されている。このパッシブレバー34の一端には、連係腕部34aが形成されている。この連係腕部34aは、ピン36を中心としたその回動軌跡A(後述するように、アクティブレバー33の回動と共にパッシブレバー34が一体に移動する時の連係腕部34aの回動軌跡)がラッチ21の連係突部21dの回動軌跡Bと交差するように延在しており、この回動軌跡A、B同士の接点で連係腕部34aが連係突部21dと当接するようになっている。この連係腕部34aと連係突部21dとの当接により、クローザ機構3のパッシブレバー34とラッチ機構2のラッチ21との連係を成す。又、パッシブレバー34の他端には、ローラ34bを備えた係合ピン34cが立設されている。この係合ピン34cは、パッシブレバー34の相対回動によりアクティブレバー33の回動中心上つまりピン36上を通るように配置されている。
【0021】
キャンセルレバー35は、ベースプレート6の垂直壁62にピン38により回動自在に支持されている。このキャンセルレバー35の先端には、アクティブレバー33の回動中心上に位置したパッシブレバー34の係合ピン34cとローラ34bを介して係合可能な係合面35aが形成されている。このキャンセルレバー35の係合面35aとパッシブレバー34の係合ピン34cとの係合によりパッシブレバー34のアクティブレバー33に対する相対回動を規制し、又、キャンセルレバー35の回動でキャンセルレバー35の係合面35aとパッシブレバー34の係合ピン34cとの係合が解除され、パッシブレバー34のアクティブレバー33に対する相対回動が許容される。これにより、アクティブレバー33とパッシブレバー34との連係を係脱する。又、キャンセルレバー35には、弾性体35bを備えた当接フランジ35cが形成されている。
【0022】
パッシブレバー34の回動中心つまりピン37の位置は、ピン37から係合ピン34cまでのスパンL1がピン37から連係突部21dと連係腕部34aとの当接点CまでのスパンL2より長くなるよう設定されており、これにより、パッシブレバー34の係合ピン34cとキャンセルレバー35の係合面35aとの係合時つまりパッシブレバー34の相対回動規制時においてパッシブレバー34の連係腕部34aとラッチ21の連係突部21dとが当接した際の反力によるキャンセルレバー35への負荷を小さくしている。つまり、小さな力でパッシブレバー35の相対回動規制を行うことができる。
【0023】
ピン37回りには、一端がアクティブレバー33に係止され且つ他端がパッシブレバー34に係止されたスプリング39が配設されており、又、ピン38回りには、一端がベースプレート6に係止され且つ他端がキャンセルレバー35に係止されたスプリング31が配設されており、パッシブレバー34及びキャンセルレバー35は、このスプリング39、31の付勢力受けて係合ピン34cと係合面35aとが係合する方向(パッシブレバー34は、図5示反時計方向で、キャンセルレバー35は、図5示時計方向)に互いに回動付勢されている。又、ベースプレート6の垂直壁62には、パッシブレバー34の連係腕部34aと当接可能なストッパピン63が立設されており、このストッパピン63とパッシブレバー35の連係腕部34aとの当接でパッシブレバー35のスプリング39の付勢力による相対回動(図5示反時計方向の相対回動)を規制している。
【0024】
ベースプレート6の垂直壁62に固定されたサブベースプレート7には、連結レバー71がピン38によりキャンセルレバー34と同軸で回動自在に支持されている。この連結レバー71は、その連係脚部71aでオープンレバー26を回動操作すべくオープンレバー26の先端の回動軌跡上に延在しており、又、その連係腕部71bでキャンセルレバー35をスプリング31の付勢力に抗して図5示反時計方向に回動操作すべく且つキャンセルレバー35のスプリング31の付勢力による図5示時計方向の回動を規制すべくキャンセルレバー35の当接フランジ35cと弾性体35bを介して当接している。このキャンセルレバー35の当接フランジ35cと連結レバー71の連係腕部71bとの当接によるキャンセルレバー35の回動規制で、キャンセルレバー35の係合面35aは、ピン36と近接した位置に配置される。尚、この連結レバー71は、サブベースプレート7にピン73により回動自在に支持された連結リンク72を介してスライドドア4の室外側に設けられたアウトサイドハンドル41に連結されており、このアウトサイドハンドル41を操作することで回動操作される。又、サブベースプレートは、キャンセルレバー35をベースプレート6の垂直壁62とで挟持するようにピン38を支持し、キャンセルレバー35の抜け止めとして機能している。
【0025】
次に作動について説明する。
【0026】
スライドドア4が開状態の時、ストライカ51とラッチ21とは、非係合状態にあり、ラッチ21の第1及び第2の係合爪21b、21cとポール22とは、非係合状態にある。つまり、ラッチ機構2は、アンラッチ状態にある。この時、ラッチ21の連係突部21dは、パッシブレバー34の連係腕部34aの回動軌跡A上から外れた位置にある。
【0027】
図8に示されるように、アクティブレバー33は、初期位置にあり、パッシブレバー34は、ストッパピン63と連係腕部34aとが当接した状態にあって、スプリング39の付勢力による相対回動が規制された状態となっている。又、キャンセルレバー35は、その当接フランジ35cと連結レバー71の連係腕部71bとが当接した状態にあって、スプリング31の付勢力による回動が規制された状態となっている。このパッシブレバー34及びキャンセルレバー35の状態で、パッシブレバー34の係合ピン34cは、ピン36上から外れ、ピン36と近接した位置に配置されているキャンセルレバー35の係合面35aと所定のスキDをもって対向している。又、パッシブレバー334の連係腕部34aは、ラッチ21の連係突部21dの回動軌跡B上から外れた位置にある。
【0028】
この状態において、スライドドア4を閉動作すると、ストライカ51がラッチ21のU字溝21a内に進入してラッチ21が図8示反時計方向に回転していき、ラッチ21の第1の係合爪21bとポール22とが係合してラッチ機構2がハーフラッチ状態となる。これにより、スライドドア4は、半閉状態で保持されることになる。この時、ラッチ21の連係突部21dは、パッシブレバー34の連係腕部34aの回動軌跡A上に位置するようになる。
【0029】
このようなラッチ機構2の作動を受けて、クローザ機構3のモータ32が駆動し、図9に示されるように、アクティブレバー33が出力ピニオンギヤ32bとセクタギヤ部33aとの噛合により図9示反時計方向に回動していく。この時、パッシブレバー34は、アクティブレバー33に支持されているので、パッシブレバー34は、アクティブレバー33の回動と共にピン37を中心に一体に移動してストッパピン63と連係腕部34aとの当接を解除しようとするが、パッシブレバー34は、スプリング39の付勢力を受けて図9示反時計方向にストッパピン63と連係腕部34aとの当接を維持するよう相対回動する。これにより、係合ピン34cがピン36上に位置してキャンセルレバー35の係合面35aと係合し、この係合ピン34cと係合面35aとの係合によりパッシブレバー34の相対回動が規制される。この後、さらなるアクティブレバー33の回動と共にパッシブレバー34がピン37を中心に一体に移動してパッシブレバー34の連係腕部34aがラッチ21の連係突部21dと係合する。この時、係合ピン34cは、アクティブレバー33の回動中心上に位置しているので、その位置は一定で変位しない。これにより、ラッチ21が図9示反時計方向に回転していき、ラッチ21の第2の係合爪21cとポール22とが係合してラッチ2がフルラッチ状態となる。これにより、スライドドア4は、完全閉状態で保持されることになる。この後、モータ32が前述とは逆に駆動してアクティブレバー33は、図8に示されるように、初期状態に復帰する。
【0030】
スライドドア4の完全閉状態において、アウトサイドハンドル41を操作すると、連結リンク72を介して連結レバー71が図10示反時計方向に回動する。これにより、オープンレバー26が回動してポール22とラッチ21の第2の係合爪21cとの係合が解除され、ラッチ機構2は、アンラッチ状態となる。この時、連結レバー71の図10示反時計方向の回動により、キャンセルレバー35も回動操作されるが、キャンセルレバー35の係合面35aと係合ピン34cとの間には所定のスキDが設定されているので、キャンセルレバー35にこじれが生じることはなく、スムーズに回動操作される。つまり、アウトサイドハンドル41の操作に負荷が生じることはない。
上記したクローズ動作中において、アウトサイドハンドル41を操作すると、図10に示されるように、連結リンク72を介して連結レバー71が図10示反時計方向に回動する。これにより、キャンセルレバー35は、連結レバー71の連係腕部71bとキャンセルレバー35の当接フランジ35cとの当接により、スプリング31の付勢力に抗して図10示反時計方向に回動してキャンセルレバー35の係合面35aとパッシブレバー34の係合ピン34cとの係合が解除される。これにより、パッシブレバー34は、スプリング39の付勢力により図10示反時計方向に相対回動してパッシブレバー34の連係腕部34aがラッチ21の連係突部21dの回動軌跡B上から外れる。この結果、クローズ動作がキャンセルされる。この時、連結レバー71の図10示反時計方向の回動により、オープンレバー26も回動操作されてポール22とラッチ21の第1及び第2の爪部21b、21cとの係合が解除され、ラッチ機構2は、初期のアンラッチ状態となる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、パッシブレバーをアクティブレバーに回動自在に支持し、パッシブレバーのアクティブレバーに対する相対回動を規制又は許容すべくパッシブレバーに設けた係合ピンをアクティブレバーの回動中心上でキャンセルレバーと係脱するようにしたので、クローズ動作時において、係合ピンは、アクティブレバーの回動中心上に常に位置しており移動せず、キャンセルレバーのレバー比を常に一定とすることができる。これにより、キャンセルレバーの操作は、その操作タイミングによって重くなるようなことはなく、良好な操作性を得ることができる。
【0032】
又、本発明によれば、パッシブレバーの回動中心から係合ピンまでのスパンがパッシブレバーの回動中心からラッチ機構とパッシブレバーとの連係点までのスパンと同等以上となるように係合ピンを配置したので、従来に比べて、パッシブレバーの相対回動規制を小さな力で行うことができる。
【0033】
更に、本発明によれば、パッシブレバーと当接して係合ピンとキャンセルレバーとの間に所定のスキを設定するようにパッシブレバーを保持するストッパピンを有したので、オープン動作時、キャンセルレバーにこじれが生じることがなく、オープン動作の良好な操作性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアクローザ装置を搭載した車両の斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用ドアクローザ装置の斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用ドアクローザ装置の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアクローザ装置のラッチ機構及びクローザ機構を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る車両用ドアクローザ装置のクローザ機構の正面図である。
【図6】本発明に係る車両用ドアクローザ機構のラッチ機構の正面図である。
【図7】図6のE−E線断面図である。
【図8】本発明に係る車両用ドアクローザ装置の作動を示す図5に相当する正面図である。
【図9】本発明に係る車両用ドアクローザ装置の作動を示す図5に相当する正面図である。
【図10】本発明に係る車両用ドアクローザ装置の作動を示す図5に相当する正面図である。
【図11】図9のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ドアクローザ装置
2 ラッチ機構
3 クローザ機構
4 スライドドア(車両ドア)
5 車両ボデー
32 モータ(駆動源)
33 アクティブレバー
34 パッシブレバー
35 キャンセルレバー
41 アウトサイドハンドル(操作源)
51 ストライカ
63 ストッパピン(ストッパ部材)
34c 係合ピン
Claims (3)
- 車両ドア側に設けられ車両ボデー側に設けられたストライカと係合して車両ドアを半閉状態及び完全閉状態で保持するラッチ機構と、該ラッチ機構に連係され前記ラッチ機構を作動させて半閉状態にある車両ドアを完全閉状態とするクローザ機構とを有する車両用ドアクローザ装置であって、前記クローザ機構を、駆動源に連係された回動自在なアクティブレバーと、該アクティブレバーに連係され且つ前記ラッチ機構と連係可能なパッシブレバーと、前記アクティブレバーと前記パッシブレバーとの間に配設され且つ操作源に連係され前記パッシブレバーと前記アクティブレバーとの連係を係脱するキャンセルレバーとを有して構成した車両用ドアクローザ装置において、前記パッシブレバーを前記アクティブレバーに相対回動自在に支持すると共に前記パッシブレバーに前記アクティブレバーの回動中心上で前記キャンセルレバーと係脱可能な係合ピンを備えたことを特徴とする、車両用ドアクローザ装置。
- 前記パッシブレバーの回動中心から前記係合ピンまでのスパンが前記パッシブレバーの回動中心から前記ラッチ機構と前記パッシブレバーとの連係点までのスパンと同等以上となるように前記係合ピンを配置した、請求項1記載の車両用ドアクローザ装置。
- 前記パッシブレバーと当接して前記係合ピンと前記キャンセルレバーとの間に所定のスキを設定するように前記パッシブレバーを保持するストッパ部材を有する、請求項1記載の車両用ドアクローザ装置。
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