JP3670976B2 - 車両アクセスパネルドアのハンドル装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両ドア、特に、アクセスパネルドアのハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、観音開き状に開閉する1組の車両ドアをアクセスパネルドアと称しており、図1〜3に示したように、主アクセスパネルドアA(以下、主ドアAという)と、副アクセスパネルドアB(以下、副ドアB)とか構成されている。主ドアAは車体Cに対してその左側が蝶番Dで軸支される。副ドアBは車体Cに対してその右側が蝶番Eで軸支され、副ドアBの上部および下部には、車体Cに固定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニットG、Gが取付けられ、副ラッチユニットG、Gと副ストライカF、Fとの係合により閉扉状態に保持される。また、前記主ドアAには副ドアBの左端に固定の主ストライカHと係合する主ラッチユニットJが取付けられ、これらの係合により閉扉状態に保持される。
前記主ラッチユニットJを前記主ストライカHから解放させる主ハンドル装置Kは、前記主ドアAのアウターパネルLに取付けられ、主ハンドル装置Kの開扉操作で主ドアAは単独開扉可能となる。これに対して、前記副ラッチユニットG、Gを副ストライカF、Fから解放させる副ハンドル装置Mは、副ドアBの左端の半露出パネルNに形成した取付孔Pに取付けられる。半露出パネルNとは、主ドアAが閉扉状態の時は主ドアAにより操作不能に隠されているが、主ドアAが開扉されると操作可能に露出されるパネル部分を意味する。このように、副ハンドル装置Mが半露出パネルNに取付けられるのは、副ドアBの単独開扉を禁止するためであり、副ドアBは主ドアAが開いているときだけ開扉できるドアとなる。
前記主ドアA用の主ハンドル装置Kの代表的構成としては、特開平5−346075号公報に記載のものを例示でき、主ドアAの内側からアウターパネルLに取付けられるハンドルベースと、外側からアウターパネルLに取付けられる化粧ケースとから構成されている。また、前記副ドアB用の副ハンドル装置Mも、前記公知例と略同様のものであるが、副ハンドル装置Mは2つの副ラッチユニットG、Gを解放させるため、その裏面側にはハンドルベースに軸支されたハンドルレバーの回転を2つの副ラッチユニットG、Gに伝達するレバー機構が設けられることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の主ハンドル装置Kと副ハンドル装置Mは、組立性が低い共通の課題を備える。ハンドル装置の組立性を低下させる要因の1つは、ラッチユニットとの連結作業にある。例えば、主ハンドル装置Kの組立順序は、ハンドルベースにハンドルレバーを軸支させてから、ハンドルレバーと主ラッチユニットJとをワイヤー等で連結し、その後、ハンドルベースをアウターパネルLの内側面に固定し、最後に、化粧カバーをハンドルベースにアウターパネルLの外側から固定するというものである。この作業では、ハンドルレバーと主ラッチユニットJとをワイヤー等で連結させているから、ハンドルベースをアウターパネルLに固定する際の取り回しの自由度が大きく損なわれて、組み立て作業が面倒になる。なお、ハンドルレバーを主ラッチユニットJに連結させる前にハンドルベースをアウターパネルLに固定することも可能であるが、主ドアAの狭い内部空間内でハンドルベースのハンドルレバーに主ラッチユニットJのワイヤーを連結する作業は、一般的にさらに面倒な作業になる。
上記主ハンドル装置Kに対して、副ハンドル装置Mの場合には、2つの副ラッチユニットG、Gを連結するため、更に取り回しの自由度が損なわれることになる。
【0004】
【発明の目的】
前述のように、副ハンドル装置Mの組立性は、主ハンドル装置Kよりも更に劣ることになるが、副ハンドル装置Mは、その取付位置が半露出パネルNという特殊な場所になるため、この特性を利用することで組立性を大幅に向上させることができる。
【0005】
【課題を解決する手段】
よって、本発明は、車体Cに対して蝶番Eで軸支され、上部および下部に前記車体Cに固定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニットG、Gを備え、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時は前記主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠されているが前記主アクセスパネルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パネルNを有する副アクセスパネルドアBのハンドル装置であって、前記ハンドル装置は、前記半露出パネルNに形成された取付孔Pに対して前記副アクセスパネルドアBの外側から差込まれるハンドルベース10と、前記ハンドルベース10の裏面側に前記副アクセスパネルドアBの内側から取付けられるレバープレート18とを備え、前記ハンドルベース10には前記ハンドルベース10を前記取付孔Pに差込むと前記半露出パネルNの内側に突出する第1係合手段28を形成し、前記レバープレート18には前記レバープレート18を前記ハンドルベース10に対して所定方向にスライドさせると前記第1係合手段28に対してスライド係合する第2係合手段29を設け、前記ハンドルベース10には長軸16によりハンドルレバー11を回転自在に軸支し、前記レバープレート18には前記副ラッチユニットG、Gにワイヤー24、25で連結され前記ハンドルレバー11の開扉回転によりラッチバネ23の弾力に抗して回転して前記副ラッチユニットG、Gを解放するラッチレバー21、22を軸支したものにおいて、前記ラッチレバー21、22には前記ハンドルレバー11が開扉回転すると前記ハンドルレバー11の先端当接部14A、14Aに押圧されて前記ラッチレバー21、22を前記ラッチバネ23の弾力に抗して回転させる係合部30、31を設け、前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とは前記第1係合手段28と前記第2係合手段29とのスライド係合により前記半露出パネルNを挟んで前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに仮止着できる構成とし、前記ハンドルベース10には止着ねじ用透孔32を前記レバープレート18にはねじ孔33をそれぞれ形成して前記半露出パネルNの外側から止着ねじ34で前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに最終固定できる構成とし、前記ラッチレバー21、22は前記レバープレート18をスライドさせ前記ハンドルベース10に仮止着すると、前記ハンドルレバー11の前記先端当接部14A、14Aに前記係合部30、31が当接して前記ラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転変位する構成とし、前記第1係合手段28には仮止着状態時において前記レバープレート18と当接して前記レバープレート18の前記所定方向とは反対方向への移動を規制する端面28Eを設けた車両アクセスパネルドアのハンドル装置としたものである。
【0006】
【実施例】
本発明の実施例を図により説明する。なお、本発明は図1〜3に示した従来例のうち副ハンドル装置Mについて改良したものであるため、その他の部分は以下の説明においてそのまま援用する。
【0007】
しかして、10は本発明による副ハンドル装置のハンドルベースであり、合成樹脂等で形成され、その正面側にはハンドルレバー11が収納される凹部12が形成される。ハンドルレバー11には、ハンドルベース10に形成した透孔13を介してハンドルベース10の裏面側に突出する一対の回転アーム14が形成される。本願のハンドルベース10は、副アクセスパネルドアBの半露出パネルNに形成した取付孔P(図3)に、副アクセスパネルドアBの外側から差込まれる。
【0008】
前記回転アーム14は、ハンドルベース10の裏面側に形成した支持部15に長軸16で回転自在に取付けられ、ハンドルレバー11が開扉操作されると、回転アーム14の先端当接部14Aは、矢印X方向に移動する。17はハンドルレバー11を初期位置に保持するハンドルバネである。
【0009】
図8において、18は本発明による副ハンドル装置の金属製レバープレートであり、前記ハンドルベース11とは完全に別体に形成される。レバープレート18にはレバー機構19が設けられる。レバー機構19は、前記ハンドルレバー11の開扉回転を図1、2に示した副ラッチユニットG、Gに伝達するもので、その構成は任意であるが、本実施例では、共通軸20でレバープレート18に軸支される対称的形状の2つのラッチレバー21、22を備えている。23はラッチバネであり、ラッチバネ23によりラッチレバー21は右転方向にラッチレバー22は左転方向に付勢されて、それぞれレバープレート18に当接停止している。24、25は前記副ラッチユニットG、Gに至るワイヤー(又はロッド)であり、前記ラッチレバー21、22の係止部26、27に連結される。
【0010】
図5において、前記ハンドルベース10の裏面側には上下一対の第1係合手段28を一体的に形成する。第1係合手段28は、ハンドルベース10を副アクセスパネルドアBの外側から取付孔Pに差込むと、取付孔Pを介して副アクセスパネルドアBの内部に突出する。図8において、前記レバープレート18には、副アクセスパネルドアBの内部に突出する第1係合手段28に対して反矢印X方向にスライドさせると係合する第2係合手段29を形成する。
【0011】
前記第1係合手段28は、フック式突起28Aと傾斜突起28Bからなり、上側フック式突起28Aの上面及び下側フック式突起28Aの下面には、それぞれスライド係合溝28Cが形成され、上側フック式突起28Aの下面及び下側フック式突起28Aの上面は、それぞれ傾斜面28Dに形成される。フック式突起28Aは、上下のスライド係合溝28Cと傾斜面28Dとにより、矢印X方向に向かって先細になっている。また、傾斜面28Dは、ハンドルベース10の表裏方向においても傾斜していて、この傾斜により、フック式突起28Aは裏面側に至るに従い先細となる。傾斜突起28Bは反矢印X方向に至るに従い裏面側に突出するように傾斜していて、その反矢印X方向の端面28Eは、後述するように、第1係合手段28と第2係合手段29とのスライド係合のはずれ防止を担う。前記第2係合手段29は、フック式突起28Aとスライド係合するスリット29Aと、傾斜突起28Bが係合する係合孔29Bとからなる。
【0012】
前記ラッチレバー21、22には、記ハンドルレバー11の回転アーム14の先端当接部14Aが当接係合する係合部30、31が設けられる。32はハンドルベース10に形成した止着ねじ用透孔、33はレバープレート18に形成したねじ孔、34は止着ねじである。
【0013】
【作用】
予めハンドルレバー11を長軸16で軸支させてあるハンドルベース10を副アクセスパネルドアBの半露出パネルNに形成した取付孔Pに半露出パネルNの外側から差込むと、ハンドルベース10の第1係合手段28(フック式突起28Aと傾斜突起28B)は半露出パネルNの内側に突出する。
【0014】
次に、レバープレート18を、副アクセスパネルドアBに別途形成したサービスホール(図示なし)から副アクセスパネルドアBの内部に入れて、ラッチレバー21、22の係止部26、27に副ラッチユニットG、Gに至るワイヤー(又はロッド)24、25を連結する。このとき、ラッチレバー21、22の係止部26、27は、ラッチバネ23の弾力で反開扉方向に最大に移動しているため、レバープレート18と副ラッチユニットG、Gとの間の見かけ上の距離は短くなり、ワイヤー24、25で両者を従来より容易に連結できる。
【0015】
レバープレート18と副ラッチユニットG、Gとの連結が終了したら、副アクセスパネルドアBの内部でレバープレート18をハンドルベース10に向けて反矢印X方向に移動させる。すると、レバープレート18の第2係合手段29のスリット29Aは、ハンドルベース10の第1係合手段28の傾斜突起28Bに案内されながら反矢印X方向に進み、その後、傾斜突起28Bを乗り越えて第1係合手段28のフック式突起28Aに円滑にスライド係合、後続の第2係合手段29の係合孔29Bも第1係合手段28の傾斜突起28Bの端面28Eに係合してはずれ防止が行われ、ハンドルベース10とレバープレート18との仮止着が完了する。このスライド係合作業は、副ドアBの内部で行われるから、通常は目視できない作業となるが、レバープレート18と副ラッチユニットG、Gとの間の見かけ上の距離が短いため、従来より容易にレバープレート18の取り回しが行えること、また、スライド係合という簡単な作業であることとが相俟って、ブラインド下で行われる作業であっても容易に行える。
【0016】
このようにして、仮止着すると、ラッチレバー21、22の係合部30、31は、ハンドルレバー11の回転アーム14の先端当接部14Aに当接して、ラッチレバー21、22はラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転し、ワイヤー24、25のたるみを吸収する。
【0017】
最後に、仮止着したハンドルベース10の止着ねじ用透孔32に半露出パネルNの外側から止着ねじ34を挿通してレバープレート18のねじ孔33に螺合させると、ハンドルベース10とレバープレート18とを互いに最終固定できる。
【0018】
このようにして組み立てられた本発明による副ハンドル装置では、ハンドルレバー11を開扉操作すると、その回転アーム14の先端当接部14Aが図5において矢印X方向に移動してラッチレバー21、22の係合部30、31を押し、ラッチレバー21は左転しラッチレバー22は右転し、これにより、副ラッチユニットG、Gは同時に解放されて、副アクセスパネルドアBは開扉される。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、車体Cに対して蝶番Eで軸支され、上部および下部に前記車体Cに固定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニットG、Gを備え、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時は前記主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠されているが前記主アクセスパネルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パネルNを有する副アクセスパネルドアBのハンドル装置であって、前記ハンドル装置は、前記半露出パネルNに形成された取付孔Pに対して前記副アクセスパネルドアBの外側から差込まれるハンドルベース10と、前記ハンドルベース10の裏面側に前記副アクセスパネルドアBの内側から取付けられるレバープレート18とを備え、前記ハンドルベース10には前記ハンドルベース10を前記取付孔Pに差込むと前記半露出パネルNの内側に突出する第1係合手段28を形成し、前記レバープレート18には前記レバープレート18を前記ハンドルベース10に対して所定方向にスライドさせると前記第1係合手段28に対してスライド係合する第2係合手段29を設け、前記ハンドルベース10には長軸16によりハンドルレバー11を回転自在に軸支し、前記レバープレート18には前記副ラッチユニットG、Gにワイヤー24、25で連結され前記ハンドルレバー11の開扉回転によりラッチバネ23の弾力に抗して回転して前記副ラッチユニットG、Gを解放するラッチレバー21、22を軸支したものにおいて、前記ラッチレバー21、22には前記ハンドルレバー11が開扉回転すると前記ハンドルレバー11の先端当接部14A、14Aに押圧されて前記ラッチレバー21、22を前記ラッチバネ23の弾力に抗して回転させる係合部30、31を設け、前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とは前記第1係合手段28と前記第2係合手段29とのスライド係合により前記半露出パネルNを挟んで前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに仮止着できる構成とし、前記ハンドルベース10には止着ねじ用透孔32を前記レバープレート18にはねじ孔33をそれぞれ形成して前記半露出パネルNの外側から止着ねじ34で前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに最終固定できる構成とし、前記ラッチレバー21、22は前記レバープレート18をスライドさせ前記ハンドルベース10に仮止着すると、前記ハンドルレバー11の前記先端当接部14A、14Aに前記係合部30、31が当接して前記ラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転変位する構成とし、前記第1係合手段28には仮止着状態時において前記レバープレート18と当接して前記レバープレート18の前記所定方向とは反対方向への移動を規制する端面28Eを設けた車両アクセスパネルドアのハンドル装置の構成として、半露出パネルNに外側から取付けられるハンドルベース10にハンドルレバー11を軸支し、半露出パネルNに内側から取付けられるレバープレート18に副ラッチユニットG、Gに連結されるレバー機構19を設けているから、レバー機構19はハンドルレバー11の影響を受けることなくワイヤー24、25により副ラッチユニットG、Gに連結できるから、レバー機構19が取付けられるレバープレート18の取り回しの自由度が高くなり、レバープレート19はハンドルベース10にスライド係合させるだけで仮止着できるから、直接目視することが難しい半露出パネルNでの作業も楽になり、また、副ハンドル装置は、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時は主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠されているが、主アクセスパネルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パネルNに取付けられるので、ハンドルベース10とレバープレート19とを最後に固定する止着ねじ34を隠しねじにする必要がなくなって、単に外側からハンドルベース10とレバープレート19とを締め上げるだけであるから、組立作業性が大幅に向上する。また、前記ラッチレバー21、22は前記レバープレート18を前記ハンドルベース10に仮止着すると、前記ハンドルレバー11の回転アーム14、14に当接して前記ラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転変位する車両アクセスパネルドアのハンドル装置としたため、ラッチレバー21、22がラッチバネ23の弾力で反開扉方向に最大に移動している状態で、ラッチレバー21、22に副ラッチユニットG、Gに至るワイヤー24、25を連結できるから、組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の車両アクセスパネルドアを示す側面図。
【図2】 従来の車両アクセスパネルドアを示す平面図。
【図3】 従来の副アクセスパネルドアの半露出パネルを示す正面図。
【図4】 本発明による副ハンドル装置のハンドルベースとハンドルレバーの正面図。
【図5】 前記ハンドルベースと前記ハンドルレバーの背面図。
【図6】 図5のA−A断面図。
【図7】 図5のB−B断面図。
【図8】 レバープレートとレバー機構の背面図。
【図9】 レバープレートの部分背面図。
【符号の説明】
10…ハンドルベース、11…ハンドルレバー、12…凹部、13…透孔、14…回転アーム、14A…先端当接部、15…支持部、16…長軸、17…ハンドルバネ、18…レバープレート、19…レバー機構、20…共通軸、21、22…ラッチレバー、23…ラッチバネ、24、25…ワイヤー(又はロッド)、26、27…係止部、28…第1係合手段、28A…フック式突起、28B…傾斜突起、28C…スライド係合溝、28D…傾斜面、28E…端面、29…第2係合手段、29A…スリット、29B…係合孔、30、31…係合部、32…止着ねじ用透孔、33…ねじ孔、34…止着ねじ、A…主アクセスパネルドア、B…副アクセスパネルドア、C…車体、D…蝶番、E…蝶番、F…副ストライカ、G…副ラッチユニット、H…主ストライカ、J…主ラッチユニット、K…主ハンドル装置、L…アウターパネル、M…副ハンドル装置、N…半露出パネル、P…取付孔。

Claims (1)

  1. 車体Cに対して蝶番Eで軸支され、上部および下部に前記車体Cに固定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニットG、Gを備え、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時は前記主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠されているが前記主アクセスパネルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パネルNを有する副アクセスパネルドアBのハンドル装置であって、前記ハンドル装置は、前記半露出パネルNに形成された取付孔Pに対して前記副アクセスパネルドアBの外側から差込まれるハンドルベース10と、前記ハンドルベース10の裏面側に前記副アクセスパネルドアBの内側から取付けられるレバープレート18とを備え、前記ハンドルベース10には前記ハンドルベース10を前記取付孔Pに差込むと前記半露出パネルNの内側に突出する第1係合手段28を形成し、前記レバープレート18には前記レバープレート18を前記ハンドルベース10に対して所定方向にスライドさせると前記第1係合手段28に対してスライド係合する第2係合手段29を設け、前記ハンドルベース10には長軸16によりハンドルレバー11を回転自在に軸支し、前記レバープレート18には前記副ラッチユニットG、Gにワイヤー24、25で連結され前記ハンドルレバー11の開扉回転によりラッチバネ23の弾力に抗して回転して前記副ラッチユニットG、Gを解放するラッチレバー21、22を軸支したものにおいて、前記ラッチレバー21、22には前記ハンドルレバー11が開扉回転すると前記ハンドルレバー11の先端当接部14A、14Aに押圧されて前記ラッチレバー21、22を前記ラッチバネ23の弾力に抗して回転させる係合部30、31を設け、前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とは前記第1係合手段28と前記第2係合手段29とのスライド係合により前記半露出パネルNを挟んで前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに仮止着できる構成とし、前記ハンドルベース10には止着ねじ用透孔32を前記レバープレート18にはねじ孔33をそれぞれ形成して前記半露出パネルNの外側から止着ねじ34で前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互いに最終固定できる構成とし、前記ラッチレバー21、22は前記レバープレート18をスライドさせ前記ハンドルベース10に仮止着すると、前記ハンドルレバー11の前記先端当接部14A、14Aに前記係合部30、31が当接して前記ラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転変位する構成とし、前記第1係合手段28には仮止着状態時において前記レバープレート18と当接して前記レバープレート18の前記所定方向とは反対方向への移動を規制する端面28Eを設けた車両アクセスパネルドアのハンドル装置。
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