JP2002266524A - 車両アクセスパネルドアのハンドル装置 - Google Patents

車両アクセスパネルドアのハンドル装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 副アクセスパネルドアB用の副ハンドル装置
の組付性の向上。 【構成】 副ハンドル装置は、ハンドルレバー11が軸
支されると共に半露出パネルNの取付孔Pに対して外側
から差込まれるハンドルベース10と、副ラッチユニッ
トG、Gに連結されるレバー機構19が軸支されると共
に前記ハンドルベース10の裏面側に内側から取付けら
れるレバープレート18とを備える。レバープレート1
8はハンドルベース10の第1係合手段28とスライド
係合する第2係合手段29を備える。ハンドルベース1
0とレバープレート18とは止着ねじ34で最終固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドア、特に、アク
セスパネルドアのハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、観音開き状に開閉する1組の車両ド
アをアクセスパネルドアと称しており、図1〜3に示し
たように、主アクセスパネルドアA(以下、主ドアAと
いう)と、副アクセスパネルドアB(以下、副ドアB)
とか構成されている。主ドアAは車体Cに対してその左
側が蝶番Dで軸支され、副ドアBは車体Cに対してその
右側が蝶番Eで軸支され、副ドアBの上部および下部に
は、車体Cに固定の副ストライカF、Fに係合する副ラ
ッチユニットG、Gが取付けられ、副ラッチユニット
G、Gと副ストライカF、Fとの係合により閉扉状態に
保持される。また、前記主ドアAには副ドアBの左端に
固定の主ストライカHと係合する主ラッチユニットJが
取付けられ、これらの係合により閉扉状態に保持され
る。前記主ラッチユニットJを前記主ストライカHから
解放させる主ハンドル装置Kは、前記主ドアAのアウタ
ーパネルLに取付けられ、アウターパネルLの開扉操作
で主ドアAは単独開扉可能となる。これに対して、前記
副ラッチユニットG、Gを副ストライカF、Fから解放
させる副ハンドル装置Mは、副ドアBの左端の半露出パ
ネルNに形成した取付孔Pに取付けられる。半露出パネ
ルNとは、主ドアAが閉扉状態の時は主ドアAにより操
作不能に隠されているが、主ドアAが開扉されると操作
可能に露出されるパネル部分を意味する。このように、
副ハンドル装置Mが半露出パネルNに取付けられるの
は、副ドアBの単独開扉を禁止するためであり、副ドア
Bは主ドアAが開いているときだけ開扉できるドアとな
る。前記主ドアA用の主ハンドル装置Kの代表的構成と
しては、特開平5−346075号公報に記載のものを
例示でき、主ドアAの内側からアウターパネルLに取付
けられるハンドルベースと、外側からアウターパネルL
に取付けられる化粧ケースとから構成されている。ま
た、前記副ドアB用の副ハンドル装置Mも、前記公知例
と略同様のものであるが、副ハンドル装置Mは2つの副
ラッチユニットG、Gを解放させるため、その裏面側に
はハンドルベースに軸支されたハンドルレバーの回転を
2つの副ラッチユニットG、Gに伝達するレバー機構が
設けられることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の主ハンドル
装置Kと副ハンドル装置Mは、組立性が低い共通の課題
を備える。ハンドル装置の組立性を低下させる要因の1
つは、ラッチユニットとの連結作業にある。例えば、主
ハンドル装置Kの組立順序は、ハンドルベースにハンド
ルレバーを軸支させてから、ハンドルレバーと主ラッチ
ユニットJとをワイヤー等で連結し、その後、ハンドル
ベースをアウターパネルLの内側面に固定し、最後に、
化粧カバーをハンドルベースにアウターパネルLの外側
から固定するというものである。この作業では、ハンド
ルレバーと主ラッチユニットJとをワイヤー等で連結さ
せているから、ハンドルベースをアウターパネルLに固
定する際の取り回しの自由度が大きく損なわれて、組み
立て作業が面倒になる。なお、ハンドルレバーを主ラッ
チユニットJに連結させる前にハンドルベースをアウタ
ーパネルLに固定することも可能であるが、主ドアAの
狭い内部空間内でハンドルベースのハンドルレバーに主
ラッチユニットJのワイヤーを連結する作業は、一般的
にさらに面倒な作業になる。上記主ハンドル装置Kに対
して、副ハンドル装置Mの場合には、2つの副ラッチユ
ニットG、Gを連結するため、更に取り回しの自由度が
損なわれることになる。
【0004】
【発明の目的】前述のように、副ハンドル装置Mの組立
性は、主ハンドル装置Kよりも更に劣ることになるが、
副ハンドル装置Mは、その取付位置が半露出パネルNと
いう特殊な場所になるため、この特性を利用することで
組立性を大幅に向上させることができる。
【0005】
【課題を解決する手段】よって、本発明は、車体Cに対
して蝶番Eで軸支され、上部および下部に前記車体Cに
固定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニット
G、Gを備え、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時
は前記主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠され
ているが前記主アクセスパネルドアAが開扉されると操
作可能に露出される半露出パネルNを有する副アクセス
パネルドアBのハンドル装置において、前記ハンドル装
置は、長軸16によりハンドルレバー11が回転自在に
軸支されると共に前記半露出パネルNに形成された取付
孔Pに対して前記副アクセスパネルドアBの外側から差
込まれるハンドルベース10と、前記副ラッチユニット
G、Gにワイヤー24、25で連結されるレバー機構1
9が軸支されると共に前記ハンドルベース10の裏面側
に前記副アクセスパネルドアBの内側から取付けられる
レバープレート18とを備え、前記ハンドルベース10
には前記ハンドルベース10を前記取付孔Pに差込むと
前記半露出パネルNの内側に突出する第1係合手段28
を形成し、前記レバープレート18には前記第1係合手
段28とスライド係合する第2係合手段29を設けて前
記第1係合手段28と前記第2係合手段29とにより前
記半露出パネルNを挟んで前記ハンドルベース10と前
記レバープレート18とを互いに仮止着できる構成と
し、前記ハンドルベース10には止着ねじ用透孔32を
前記レバープレート18にはねじ孔33をそれぞれ形成
して前記半露出パネルNの外側から止着ねじ34で前記
ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互い
に最終固定できる構成とした車両アクセスパネルドアの
ハンドル装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。なお、
本発明は図1〜3に示した従来例のうち副ハンドル装置
Mについて改良したものであるため、その他の部分は以
下の説明においてそのまま援用する。
【0007】しかして、10は本発明による副ハンドル
装置のハンドルベースであり、合成樹脂等で形成され、
その正面側にはハンドルレバー11が収納される凹部1
2が形成される。ハンドルレバー11には、ハンドルベ
ース10に形成した透孔13を介してハンドルベース1
0の裏面側に突出する一対の回転アーム14が形成され
る。本願のハンドルベース10は、副アクセスパネルド
アBの半露出パネルNに形成した取付孔P(図3)に、
副アクセスパネルドアBの外側から差込まれる。
【0008】前記回転アーム14は、ハンドルベース1
0の裏面側に形成した支持部15に長軸16で回転自在
に取付けられ、ハンドルレバー11が開扉操作される
と、回転アーム14の先端当接部14Aは、矢印X方向
に移動する。17はハンドルレバー11を初期位置に保
持するハンドルバネである。
【0009】図8において、18は本発明による副ハン
ドル装置の金属製レバープレートであり、前記ハンドル
ベース11とは完全に別体に形成される。レバープレー
ト18にはレバー機構19が設けられる。レバー機構1
9は、前記ハンドルレバー11の開扉回転を図1、2に
示した副ラッチユニットG、Gに伝達するもので、その
構成は任意であるが、本実施例では、共通軸20でレバ
ープレート18に軸支される対称的形状の2つのラッチ
レバー21、22を備えている。23はラッチバネであ
り、ラッチバネ23によりラッチレバー21は右転方向
にラッチレバー22は左転方向に付勢されて、それぞれ
レバープレート18に当接停止している。24、25は
前記副ラッチユニットG、Gに至るワイヤー(又はロッ
ド)であり、前記ラッチレバー21、22の係止部2
6、27に連結される。
【0010】図5において、前記ハンドルベース10の
裏面側には上下一対の第1係合手段28を一体的に形成
する。第1係合手段28は、ハンドルベース10を副ア
クセスパネルドアBの外側から取付孔Pに差込むと、取
付孔Pを介して副アクセスパネルドアBの内部に突出す
る。図8において、前記レバープレート18には、副ア
クセスパネルドアBの内部に突出する第1係合手段28
に対して反矢印X方向にスライドさせると係合する第2
係合手段29を形成する。
【0011】前記第1係合手段28は、フック式突起2
8Aと傾斜突起28Bからなり、上側フック式突起28
Aの上面及び下側フック式突起28Aの下面には、それ
ぞれスライド係合溝28Cが形成され、上側フック式突
起28Aの下面及び下側フック式突起28Aの上面は、
それぞれ傾斜面28Dに形成される。フック式突起28
Aは、上下のスライド係合溝28Cと傾斜面28Dとに
より、矢印X方向に向かって先細になっている。また、
傾斜面28Dは、ハンドルベース10の表裏方向におい
ても傾斜していて、この傾斜により、フック式突起28
Aは裏面側に至るに従い先細となる。傾斜突起28Bは
反矢印X方向に至るに従い裏面側に突出するように傾斜
していて、その反矢印X方向の端面28Eは、後述する
ように、第1係合手段28と第2係合手段29とのスラ
イド係合のはずれ防止を担う。前記第2係合手段29
は、フック式突起28Aとスライド係合するスリット2
9Aと、傾斜突起28Bが係合する係合孔29Bとから
なる。
【0012】前記ラッチレバー21、22には、記ハン
ドルレバー11の回転アーム14の先端当接部14Aが
当接係合する係合部30、31が設けられる。32はハ
ンドルベース10に形成した止着ねじ用透孔、33はレ
バープレート18に形成したねじ孔、34は止着ねじで
ある。
【0013】
【作用】予めハンドルレバー11を長軸16で軸支させ
てあるハンドルベース10を副アクセスパネルドアBの
半露出パネルNに形成した取付孔Pに半露出パネルNの
外側から差込むと、ハンドルベース10の第1係合手段
28(フック式突起28Aと傾斜突起28B)は半露出
パネルNの内側に突出する。
【0014】次に、レバープレート18を、副アクセス
パネルドアBに別途形成したサービスホール(図示な
し)から副アクセスパネルドアBの内部に入れて、ラッ
チレバー21、22の係止部26、27に副ラッチユニ
ットG、Gに至るワイヤー(又はロッド)24、25を
連結する。このとき、ラッチレバー21、22の係止部
26、27は、ラッチバネ23の弾力で反開扉方向に最
大に移動しているため、レバープレート18と副ラッチ
ユニットG、Gとの間の見かけ上の距離は短くなり、ワ
イヤー24、25で両者を従来より容易に連結できる。
【0015】レバープレート18と副ラッチユニット
G、Gとの連結が終了したら、副アクセスパネルドアB
の内部でレバープレート18をハンドルベース10に向
けて反矢印X方向に移動させる。すると、レバープレー
ト18の第2係合手段29のスリット29Aは、ハンド
ルベース10の第1係合手段28の傾斜突起28Bに案
内されながら反矢印X方向に進み、その後、傾斜突起2
8Bを乗り越えて第1係合手段28のフック式突起28
Aに円滑にスライド係合すると、後続の第2係合手段2
9の係合孔29Bも第1係合手段28の傾斜突起28B
の端面28Eに係合してはずれ防止が行われ、ハンドル
ベース10とレバープレート18との仮止着が完了す
る。このスライド係合作業は、副ドアBの内部で行われ
るから、通常は目視できない作業となるが、レバープレ
ート18と副ラッチユニットG、Gとの間の見かけ上の
距離が短いため、従来より容易にレバープレート18の
取り回しが行えること、また、スライド係合という簡単
な作業であることとが相俟って、ブラインド下で行われ
る作業であっても容易に行える。
【0016】このようにして、仮止着すると、ラッチレ
バー21、22の係合部30、31は、ハンドルレバー
11の回転アーム14の先端当接部14Aに当接して、
ラッチレバー21、22はラッチバネ23の弾力に抗し
て設計された初期位置まで回転し、ワイヤー24、25
のたるみを吸収する。
【0017】最後に、仮止着したハンドルベース10の
止着ねじ用透孔32に半露出パネルNの外側から止着ね
じ34を挿通してレバープレート18のねじ孔33に螺
合させると、ハンドルベース10とレバープレート18
とを互いに最終固定できる。
【0018】このようにして組み立てられた本発明によ
る副ハンドル装置では、ハンドルレバー11を開扉操作
すると、その回転アーム14の先端当接部14Aが図5
において矢印X方向に移動してラッチレバー21、22
の係合部30、31を押し、ラッチレバー21は左転し
ラッチレバー22は右転し、これにより、副ラッチユニ
ットG、Gは同時に解放されて、副アクセスパネルドア
Bは開扉される。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車体Cに対し
て蝶番Eで軸支され、上部および下部に前記車体Cに固
定の副ストライカF、Fに係合する副ラッチユニット
G、Gを備え、主アクセスパネルドアAが閉扉状態の時
は前記主アクセスパネルドアAにより操作不能に隠され
ているが前記主アクセスパネルドアAが開扉されると操
作可能に露出される半露出パネルNを有する副アクセス
パネルドアBのハンドル装置において、前記ハンドル装
置は、長軸16によりハンドルレバー11が回転自在に
軸支されると共に前記半露出パネルNに形成された取付
孔Pに対して前記副アクセスパネルドアBの外側から差
込まれるハンドルベース10と、前記副ラッチユニット
G、Gにワイヤー24、25で連結されるレバー機構1
9が軸支されると共に前記ハンドルベース10の裏面側
に前記副アクセスパネルドアBの内側から取付けられる
レバープレート18とを備え、前記ハンドルベース10
には前記ハンドルベース10を前記取付孔Pに差込むと
前記半露出パネルNの内側に突出する第1係合手段28
を形成し、前記レバープレート18には前記第1係合手
段28とスライド係合する第2係合手段29を設けて前
記第1係合手段28と前記第2係合手段29とにより前
記半露出パネルNを挟んで前記ハンドルベース10と前
記レバープレート18とを互いに仮止着できる構成と
し、前記ハンドルベース10には止着ねじ用透孔32を
前記レバープレート18にはねじ孔33をそれぞれ形成
して前記半露出パネルNの外側から止着ねじ34で前記
ハンドルベース10と前記レバープレート18とを互い
に最終固定できる構成とした車両アクセスパネルドアの
ハンドル装置の構成として、半露出パネルNに外側から
取付けられるハンドルベース10にハンドルレバー11
を軸支し、半露出パネルNに内側から取付けられるレバ
ープレート18に副ラッチユニットG、Gに連結される
レバー機構19を設けているから、レバー機構19はハ
ンドルレバー11の影響を受けることなくワイヤー2
4、25により副ラッチユニットG、Gに連結できるか
ら、レバー機構19が取付けられるレバープレート18
の取り回しの自由度が高くなり、レバープレート19は
ハンドルベース10にスライド係合させるだけで仮止着
できるから、直接目視することが難しい半露出パネルN
での作業も楽になり、また、副ハンドル装置は、主アク
セスパネルドアAが閉扉状態の時は主アクセスパネルド
アAにより操作不能に隠されているが、主アクセスパネ
ルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パ
ネルNに取付けられるので、ハンドルベース10とレバ
ープレート19とを最後に固定する止着ねじ34を隠し
ねじにする必要がなくなって、単に外側からハンドルベ
ース10とレバープレート19とを締め上げるだけであ
るから、組立作業性が大幅に向上する。また、本発明
は、前記装置において、前記レバー機構19はラッチバ
ネ23で付勢されたラッチレバー21、22を備え、前
記ラッチレバー21、22は前記レバープレート18を
前記ハンドルベース10に仮止着すると、前記ハンドル
レバー11の回転アーム14、14に当接して前記ラッ
チバネ23の弾力に抗して設計された初期位置まで回転
変位する車両アクセスパネルドアのハンドル装置とした
ため、ラッチレバー21、22がラッチバネ23の弾力
で反開扉方向に最大に移動している状態で、ラッチレバ
ー21、22に副ラッチユニットG、Gに至るワイヤー
24、25を連結できるから、組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の車両アクセスパネルドアを示す側面
図。
【図2】 従来の車両アクセスパネルドアを示す平面
図。
【図3】 従来の副アクセスパネルドアの半露出パネル
を示す正面図。
【図4】 本発明による副ハンドル装置のハンドルベー
スとハンドルレバーの正面図。
【図5】 前記ハンドルベースと前記ハンドルレバーの
背面図。
【図6】 図5のA−A断面図。
【図7】 図5のB−B断面図。
【図8】 レバープレートとレバー機構の背面図。
【図9】 レバープレートの部分背面図。
【符号の説明】
10…ハンドルベース、11…ハンドルレバー、12…
凹部、13…透孔、14…回転アーム、14A…先端当
接部、15…支持部、16…長軸、17…ハンドルバ
ネ、18…レバープレート、19…レバー機構、20…
共通軸、21、22…ラッチレバー、23…ラッチバ
ネ、24、25…ワイヤー(又はロッド)、26、27
…係止部、28…第1係合手段、28A…フック式突
起、28B…傾斜突起、28C…スライド係合溝、28
D…傾斜面、28E…端面、29…第2係合手段、29
A…スリット、29B…係合孔、30、31…係合部、
32…止着ねじ用透孔、33…ねじ孔、34…止着ね
じ、A…主アクセスパネルドア、B…副アクセスパネル
ドア、C…車体、D…蝶番、E…蝶番、F…副ストライ
カ、G…副ラッチユニット、H…主ストライカ、J…主
ラッチユニット、K…主ハンドル装置、L…アウターパ
ネル、M…副ハンドル装置、N…半露出パネル、P…取
付孔。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月28日(2001.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体Cに対して蝶番Eで軸支され、上部
    および下部に前記車体Cに固定の副ストライカF、Fに
    係合する副ラッチユニットG、Gを備え、主アクセスパ
    ネルドアAが閉扉状態の時は前記主アクセスパネルドア
    Aにより操作不能に隠されているが前記主アクセスパネ
    ルドアAが開扉されると操作可能に露出される半露出パ
    ネルNを有する副アクセスパネルドアBのハンドル装置
    において、前記ハンドル装置は、長軸16によりハンド
    ルレバー11が回転自在に軸支されると共に前記半露出
    パネルNに形成された取付孔Pに対して前記副アクセス
    パネルドアBの外側から差込まれるハンドルベース10
    と、前記副ラッチユニットG、Gにワイヤー24、25
    で連結されるレバー機構19が軸支されると共に前記ハ
    ンドルベース10の裏面側に前記副アクセスパネルドア
    Bの内側から取付けられるレバープレート18とを備
    え、前記ハンドルベース10には前記ハンドルベース1
    0を前記取付孔Pに差込むと前記半露出パネルNの内側
    に突出する第1係合手段28を形成し、前記レバープレ
    ート18には前記第1係合手段28とスライド係合する
    第2係合手段29を設けて前記第1係合手段28と前記
    第2係合手段29とにより前記半露出パネルNを挟んで
    前記ハンドルベース10と前記レバープレート18とを
    互いに仮止着できる構成とし、前記ハンドルベース10
    には止着ねじ用透孔32を前記レバープレート18には
    ねじ孔33をそれぞれ形成して前記半露出パネルNの外
    側から止着ねじ34で前記ハンドルベース10と前記レ
    バープレート18とを互いに最終固定できる構成とした
    車両アクセスパネルドアのハンドル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記レバー機構19
    はラッチバネ23で付勢されたラッチレバー21、22
    を備え、前記ラッチレバー21、22は前記レバープレ
    ート18を前記ハンドルベース10に仮止着すると、前
    記ハンドルレバー11の回転アーム14、14に当接し
    て前記ラッチバネ23の弾力に抗して設計された初期位
    置まで回転変位する車両アクセスパネルドアのハンドル
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006504008A (ja) * 2002-10-23 2006-02-02 バレオ システマス デ セグリダ ソシエダ アノニマ 自動車のドアの把手
JP2008248633A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Alpha Corp 自動車用ドア
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JP2008248633A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Alpha Corp 自動車用ドア
JP2008248630A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Alpha Corp 自動車用ドア

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