JP3926085B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアに設けられた2個の操作手段に連結されるリリースレバーを有する自動車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車体側面にスライド可能に支持されたスライドドアに装着される自動車用ドアロック装置としては、例えば図6及び図7に示すようなものがある。
【0003】
このドアロック装置(101)は、スライドドア(102)(以下、ドアと記す)の後端面(102a)に固定され、かつドア(102)の全閉時に、車体(103)側に固着されたストライカ(104)と係合可能な噛合機構(図示略)を収容したボディ(105)と、ボディ(105)のドア(102)の内部を向く枢支面(105a)側に枢着され、かつ解除方向(図7において時計方向)に回動することにより、噛合機構とストライカ(104)との係合を解除させるオープンレバー(106)と、ボディ(105)の端部からドア(102)のインナーパネル(102b)に沿って前方に延出したベースプレート(107)と、ベースプレート(107)に軸(108)をもって枢着され、かつドア(102)の適所に配設された操作手段をなすドアハンドル及びアクチュエーター(共に図示略)にそれぞれ連結され、図7に示す停止位置から解除方向(図7において反時計方向)に回動することにより、係合部(109a)を介してオープンレバー(106)を解除方向に回動させるリリースレバー(109)とを有している。
【0004】
ベースプレート(107)の前部には、ドア(102)を半ドア状態から全閉状態に強制的に移動させるクロージャー装置(110)が装着されている。
【0005】
さらにリリースレバー(109)の上下の連結部(111)(112)には、軸(108)を中心とする円孔状の長孔(113)(114)が設けられている。上側の長孔(113)には、ドアハンドルに連結されたワイヤー(115)の端部(115a)が、時計方向に遊びを有して摺動可能に係合し、また、下側の長孔(114)には、アクチュエータに連結されたロッド(116)の端部(116a)が、同様に時計方向に遊びを有して摺動可能に係合している。
【0006】
ドアハンドルを操作すると、ワイヤー(115)が矢印C方向に引っ張られ、リリースレバー(109)が停止位置から解除方向に回動して、オープンレバー(106)を解除方向に回動させるとともに、ロッド(116)の端部(116a)が下側の長孔(114)を相対的に時計方向に移動させる。
【0007】
アクチュエータを操作すると、ロッド(116)は矢印D方向に移動し、ドアハンドルが操作された場合と同様に、リリースレバー(109)が回動してオープンレバー(106)は回動し、ワイヤー(115)の端部(115a)が、上側の長孔(113)を相対的に時計方向に移動する。
【0008】
なお、ドア(102)の後端面(102a)は、ドア(102)の開閉移動軌跡に沿って傾斜しているため、ベースプレート(107)は、ボディ(105)の枢支面(105a)に対して鈍角をなしている。そのため、ボディ(105)の枢支面(105a)側に突出したリリースレバー(109)の上側の連結部(111)は、その端縁(111a)がボディ(105)の枢支面(105a)に干渉しないように、端縁(111a)と枢支面(105a)との間隔(A)が広くなるアウターパネル(102c)側に寄せた位置に形成されている。ワイヤー(115)は、アウターパネル(102c)とクロージャー装置(110)との間に配索されて操作手段に連結されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来のドアロック装置は、下記のような問題点を有する。
(i) リリースレバー(109)の上下の連結部(111)(112)に、長孔(113)(114)が設けられているため、上下の連結部(111)(112)が回動方向に突出する形状をなして、リリースレバー(109)が大型化し、ひいては、ドアロック装置(101)全体の大型化を招く。
【0010】
(ii) リリースレバー(109)の上側の連結部(111)が、アウターパネル(102c)側寄りに設けられると、軸線方向におけるベースプレート(107)と連結部(111)との間隔(B)が広くなるため、ドアハンドルからの操作力が、ワイヤー(115)を介して連結部(111)に入力されるとき、リリースレバー(109)に倒れ方向の分力を生じ、円滑な回動が得られにくい。
【0011】
(iii) ワイヤー(115)がアウターパネル(102c)側寄りに沿って配索されるため、ドア(102)内に昇降可能な窓ガラス(W)を収容する場合、ワイヤー(115)が窓ガラス(W)の昇降移動の邪魔にならないように、ワイヤー(115)の一部を撓曲させて、アウターパネル(102c)側寄りからインナーパネル側寄りに変位させなければならないが、ドアロック装置(101)と窓ガラス(W)とが接近して配置されるような場合、ワイヤー(115)を窓ガラス(W)を避けて配索することが困難となり、ドア(102)に設けられる各種装置の配置に関し設計自由度が低下するという問題がある。
【0012】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、リリースレバーの小型化を図り、ひいては、ドアロック装置全体の小型化を図るとともに、ドア内の空間を有効に活用できるようにした自動車用ドアロック装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)ドアに固定され、かつ車体側に固着されたストライカと係脱可能な噛合機構を収容したボディと、前記ボディに枢着され、かつ解除方向に回動することにより、前記噛合機構と前記ストライカとの係合を解除させるオープンレバーと、前記ドアのインナーパネルとほぼ平行に設けられたベースプレートに枢着され、かつ前記ドアに設けられた第1及び第2操作手段に第1及び第2連結部材を介して連結され、停止位置から解除方向に回動することにより、前記オープンレバーを解除方向に回動させるリリースレバーとを有する自動車用ドアロック装置において、前記リリースレバーを、前記ベースプレートに前記オープンレバーの回転軸線方向に対して交差する方向を向く軸により枢着されるとともに、前記第1連結部材を介して前記第1操作手段に連結された第1レバーと、前記第1レバーと同軸上に枢着されるとともに、前記第2連結部材を介して前記第2操作手段に連結された第2レバーとに分割し、前記第1レバーは、前記第1操作手段の操作に基づいて、停止位置から解除方向に回動することにより前記第2レバーに係合して、前記第2レバーを解除方向に回動させる係合部を有し、前記第2レバーは、前記第2操作手段の操作により解除方向へ回動し、かつ前記第1レバーの前記回動に伴って解除方向へ回動したとき、その解除方向の動きが前記第2連結部材に伝達されないように、前記第2連結部材が摺動可能に係合する前記軸を中心とする円弧状の長孔、及び前記第2操作手段の操作により解除方向に回動することにより、前記オープンレバーに係合して、前記オープンレバーを解除方向に回動させる係合部を有する。
【0014】
(2)上記(1)項において、前記第1連結部材を、撓曲可能なワイヤーとして、前記ベースプレートと前記インナーパネルとの間隙を通過させて配索する。
【0015】
(3)上記(1)または(2)項において、前記第2レバーを、付勢手段により解除方向と反対の方向に付勢し、前記第1レバーに、停止位置において前記ベースプレートに設けられたストッパーに当接可能な当接部を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図5に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図2及び図3における左方を「前方」、右方を「後方」、図2における上方を「車内側」、下方を「車外側」とする。
【0017】
図1に示すように、スライドドア(以下、ドアと記す)(1)の後部内側には、ドアロック装置(3)と、ドア(1)が半ドアになったとき、モータ(4a)の駆動力によりドア(1)を半ドアから全閉位置に移動させるクロージャー装置(4)と、モータを駆動源として、操作スイッチ(図示略)の操作により、開扉操作しうる第2操作手段をなすアクチュエータ(5)とが設けられている。なお、クロージャー装置(4)は、本発明に直接関係しないので、図示するに止めて、詳細な説明は省略する。
【0018】
ドア(1)のアウターパネル(1a)側には、車外側から開扉操作をするための第1操作手段をなすアウトサイドハンドル(5a)が、またインナーパネル(1b)側には、車内側から開扉操作をするための同じく第1操作手段をなすインサイドハンドル(図示略)が設けられている。アウトサイドハンドル(5a)及びインサイドハンドルは、インナーパネル(1b)側に装着された連繋レバー(5b)を介して、ドアロック装置(3)に連結されている。
【0019】
ドアロック装置(3)は、図2に示すように、従来と同様に、ドア(1)の開閉移動軌跡に沿って傾斜した後端面(1c)に固定され、かつ車体(2)側に固着されたストライカ(2a)に係合可能なラッチ及びラッチに係脱可能なポール(共に図示略)を有する噛合機構を収容したボディ(3a)と、ボディ(3a)の車内側端部に連設され、かつボディ(3a)のドア(1)の内部を向く枢支面(3b)に対して鈍角をなすように、インナーパネル(1b)に沿って前方に延出するベースプレート(3c)とを有している。
【0020】
図3は、ドアロック装置(3)及びクロージャー装置(4)の正面図であり、図中(6)は、ボディ(3a)の枢支面(3b)に、後端面(1c)と直角な軸(7)をもって枢着されたオープンレバー、(8)は、ボディ(3a)に固定され、オープンレバー(6)の回動位置を検出する検出スイッチである。オープンレバー(6)は、軸(7)を介して噛合機構のポールに連結され、解除方向(図3において時計方向)に回動することにより、ポールとラッチとの係合を解除させる。
【0021】
(9)は、後述するワイヤー(13)及びロッド(14)を介して連繋レバー(5b)に連結されたアウトサイドハンドル(5a)、インサイドハンドル、及びアクチュエータ(5)のいずれかが操作されることにより、オープンレバー(6)を解除方向に回動させるリリースレバーで、ベースプレート(3c)と直角な車内外方向、すなわち、図2に示すように、軸 ( 7 ) の回転軸線方向と交差する方向を向く軸(10)をもって同軸上に枢着された第1レバー(11)と第2レバー(12)とを有している。
【0022】
第1レバー(11)の上向アーム(11a)の端部に設けられた連結部(11b)には、円形の連結孔(11c)が設けられ、また、下向アーム(11d)の端部には、車内側に折曲した係合部(11e)が設けられている。さらに、連結部(11b)の右端には、車内側に折曲され、かつベースプレート(3c)に固定されたストッパー(3d)に当接可能な当接部(11f)が設けられている。
【0023】
連結孔(11c)には、前端部が連繋レバー(5b)に連結された第1連結部材をなす撓曲可能なワイヤー(13)の端末に固着された連結ピン(13a)が、回転可能に連結されている。
【0024】
ワイヤー(13)は、インナーパネル(1b)とクロージャー装置(4)の裏面側のベースプレート(3c)間を通過して、ドア(1)内に設けられた昇降可能な窓ガラス(W)を避けるようにしてインナーパネル(1b)に沿って配索され、連繋レバー(5b)を介してアウトサイドハンドル(5a)及びインサイドハンドルに連結されている。
【0025】
第2レバー(12)の下向アーム(12a)の端部に設けられた連結部(12b)には、軸(10)を中心とする円弧状の長孔(12c)が設けられ、また、後向アーム(12d)の上端には、車外方向に折曲して、オープンレバー(6)のアーム(6a)に当接可能な当接部(12e)が設けられている。
【0026】
長孔(12c)には、前端部がアクチュエータ(5)に連結された第2連結部材をなすロッド(14)の後端に設けられたスライダー(14a)が摺動可能に係合している。
【0027】
(15)は、第2レバー(12)の連結部(12b)とベースプレート(3c)間に掛止された引張ばねで、第2レバー(12)を時計方向に付勢している。第1レバー(11)は、係合部(11e)が第2レバー(12)のアーム(12a)に係合して、第2レバー(12)と同様に、引張ばね(15)の付勢力により時計方向に付勢され、常時は、第1レバー(11)及び第2レバー(12)は、第1レバー(11)の当接部(11f)がストッパー(3d)に当接した図3に示す停止位置に保持されている。
【0028】
第1レバー(11)及び第2レバー(12)が、停止位置にあるときは、引張バネ(15)によって、第2レバー(12)を介して第1レバー(11)の当接部(11f)がストッパー(3d)に当接することにより、停止位置にがた付き無く保持される。
【0029】
ドア(1)が全閉状態にあるとき、アウトサイドハンドル(5a)またはインサイドハンドルを開扉操作すると、連繋レバー(5b)を介してワイヤー(13)が矢印A方向に引っ張られることにより、第1レバー(11)は、停止位置から解除方向(図3において反時計方向)に回動し、係合部(11e)を介して第2レバー(12)を、図4に示す解除位置に回動させるとともに、係合部(12e)を介してオープンレバー(6)を解除方向に回動させる。このとき、第2レバー(12)の長孔(12c)は、ロッド(14)のスライダー(14a)に対して空振り移動するため、ロッド(14)のスライダー(14a)は、長孔(12c)の右端から左端に相対的に移動する。したがって、第2レバー(12)の回動は、アクチュエータ(5)に伝達されない。
【0030】
アクチュエーター(5)を操作すると、ロッド(14)は矢印B方向に移動して、ロッド(14)のスライダー(14a)が長孔(12c)の右端部を押すことにより、第2レバー(12)は、図5に示すように、解除方向に回動してオープンレバー(6)を解除方向に回動させる。このとき、第2レバー(12)のアーム(12a)は、第1レバー(11)の係合部(11e)に対して離れる方向に移動するため、第1レバー(11)は、停止位置から動くことはない。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、リリースレバーを、第1レバーと第2レバーとに分割するとともに、両レバーを同軸上に枢着してあるため、第1レバーに長孔を設ける必要が無くなり、リリースレバーの小型化が可能になり、ひいては、ドアロック装置全体の小型化を図ることができる。
【0032】
さらに、第1レバーの連結部が、従来のようにボディ側に突出しないので、ドアロック装置をスライドドア等のように傾斜した端面に装着する場合には、第1レバーの軸線方向において、ベースプレートと連結部との間隔を狭くすることができ、第1操作手段の操作力が第1連結部材を介して連結部に入力されるとき、リリースレバーに倒れ方向の分力が生じ難くなり、円滑な回動が得られる。
【0033】
(b)請求項2記載の発明によると、第1連結部材を、撓曲可能なワイヤーとして、ベースプレートとドアのインナーパネルとの間隙を通過させて配索してあるので、ワイヤーを無理に撓曲させることなく、ドア内空間を有効に活用することができ、ドア内に昇降可能な窓ガラスの装着が可能になる。
【0034】
(c)請求項3記載の発明によると、第2レバーを、解除方向と反対方向に付勢手段により付勢し、第1レバーに、停止位置においてベースプレートに設けられたストッパーに当接可能な当接部を設けてあるため、1個の付勢手段によって、第1レバー及び第2レバーを停止位置にがた付き無く保持することができ、異音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備える自動車の外観斜視図である。
【図2】同じく、図1におけるII−II線に沿う横断平面図である。
【図3】同じく、図2におけるIII矢視図である。
【図4】同じく、リリースレバーの作動説明図である。
【図5】同じく、図4と異なる状態のリリースレバーの作動説明図である。
【図6】従来技術のドアの横断平面図である。
【図7】図6におけるVI矢視図である。
【符号の説明】
(1)スライドドア
(1a)アウターパネル
(1b)インナーパネル
(1c)後端面
(2)車体
(2a)ストライカ
(3)ドアロック装置
(3a)ボディ
(3b)枢支面
(3c)ベースプレート
(3d)ストッパー
(4)クロージャー装置
(4a)モータ
(5)アクチュエータ(第2操作手段)
(5a)アウトサイドハンドル(第1操作手段)
(5b)連繋レバー
(6)オープンレバー
(6a)アーム
(7)軸
(8)検出スイッチ
(9)リリースレバー
(10)軸
(11)第1レバー
(11a)上向アーム
(11b)連結部
(11c)連結孔
(11d)下向アーム
(11e)係合部
(11f)当接部
(12)第2レバー
(12a)下向アーム
(12b)連結部
(12c)長孔
(12d)後向アーム
(12e)当接部
(13)ワイヤー(第1連結部材)
(13a)連結ピン
(14)ロッド(第2連結部材)
(14a)スライダー
(15)引張ばね
Claims (3)
- ドアに固定され、かつ車体側に固着されたストライカと係脱可能な噛合機構を収容したボディと、前記ボディに枢着され、かつ解除方向に回動することにより、前記噛合機構と前記ストライカとの係合を解除させるオープンレバーと、前記ドアのインナーパネルとほぼ平行に設けられたベースプレートに枢着され、かつ前記ドアに設けられた第1及び第2操作手段に第1及び第2連結部材を介して連結され、停止位置から解除方向に回動することにより、前記オープンレバーを解除方向に回動させるリリースレバーとを有する自動車用ドアロック装置において、
前記リリースレバーを、前記ベースプレートに前記オープンレバーの回転軸線方向に対して交差する方向を向く軸により枢着されるとともに、前記第1連結部材を介して前記第1操作手段に連結された第1レバーと、前記第1レバーと同軸上に枢着されるとともに、前記第2連結部材を介して前記第2操作手段に連結された第2レバーとに分割し、
前記第1レバーは、前記第1操作手段の操作に基づいて、停止位置から解除方向に回動することにより前記第2レバーに係合して、前記第2レバーを解除方向に回動させる係合部を有し、
前記第2レバーは、前記第2操作手段の操作により解除方向へ回動し、かつ前記第1レバーの前記回動に伴って解除方向へ回動したとき、その解除方向の動きが前記第2連結部材に伝達されないように、前記第2連結部材が摺動可能に係合する前記軸を中心とする円弧状の長孔、及び前記第2操作手段の操作により解除方向に回動することにより、前記オープンレバーに係合して、前記オープンレバーを解除方向に回動させる係合部を有することを特徴とする自動車用ドアロック装置。 - 前記第1連結部材を、撓曲可能なワイヤーとして、前記ベースプレートと前記インナーパネルとの間隙を通過させて配索した請求項1記載の自動車用ドアロック装置。
- 前記第2レバーを、付勢手段により解除方向と反対の方向に付勢し、前記第1レバーに、停止位置において前記ベースプレートに設けられたストッパーに当接可能な当接部を設けた請求項1または2記載の自動車用ドアロック装置。
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