JP2003074713A - メカニカルシール装置 - Google Patents

メカニカルシール装置

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JP2003074713A JP2001263646A JP2001263646A JP2003074713A JP 2003074713 A JP2003074713 A JP 2003074713A JP 2001263646 A JP2001263646 A JP 2001263646A JP 2001263646 A JP2001263646 A JP 2001263646A JP 2003074713 A JP2003074713 A JP 2003074713A
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    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
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    • F16J15/348Pre-assembled seals, e.g. cartridge seals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16J15/00Sealings
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    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体に外装してメカニカルシールに被密
封流体の固形物が付着したり目詰まりするのを防止する
と共に、シール面の摺動熱を低減することにある。 【解決手段】 第1密封環3は軸70との間に被密封流
体が流通可能な間隙Hを有すると共に、フラッシングポ
ート41とシール面6内周側とは間隙Hを介して連通す
る構成。及び、取付部品30には内周面8に嵌合した第
1密封環3のシール面6を外径側から覆う形の冷却用環
状溝32を有すると共に、冷却用環状溝32の外方の絞
り面33が第2密封環10の外周密封面と近接に嵌合
し、且つ冷却用環状溝32に連通する冷却用流体通路4
0を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メカニカルシール
装置に関する。特に、高粘度の被密封流体やスラリーを
含む被密封流体をシールするのに適し、被密封流体の固
形物が付着したり、構成部品間に目詰まりしたりしない
ようにしたカートリッジ型のメカニカルシール装置の技
術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる先行技術には、米国特許
第4,290,611号明細書が存在する。図5は、こ
の米国特許第4,290,611号の図面の図4に開示
されていると共に、この特許に関連して一般に市販され
ているメカニカルシール製品の半断面図でもある。
【0003】図5に於いて、100は、メカニカルシー
ルである。メカニカルシール100は、回転軸151に
取り付けられてスタフィングボックス150内にボルト
160を介して装着するために一対に構成さいされてい
る。このメカニカルシール100は、スタフィングボッ
クス150の内部から軸方向外方に向かって配置された
液体シール装置101と第1シールフランジ110と第
2シールフランジ120と気体シール装置121が主要
な構成部品である。
【0004】液体シール装置101は、回転軸151に
スクリューソケット152を介して固着されたスリーブ
153の外周面に装着されている。この回転軸151と
スリーブ153との嵌合間にはOリング154が配置さ
れて、その間をシールしている。この液体シール装置1
01は、回転シール面103を設けた回転用密封環10
2がU型ガスケット107とスペーサ108を介してス
プリング105により弾発に押圧されている。又、回転
シール面103と接面する固定シール面113を設けた
固定用密封環112は、第1シールフランジ110の内
周面にOリング116を介して嵌着されている。又、固
定用密封環112に固着されたピン115を介して固定
用密封環112と第1シールフランジ110の内周面に
設けられた溝とが係止している。
【0005】第1シールフランジ110と結合する第2
シールフランジ120の内周面内には、気体シール装置
121が装着されている。この気体シール装置121
は、止めねじ126を介してスリーブ153に固着され
たドライブスリーブ125を設けている。このドライブ
スリーブ125に嵌合してスライドする第2回転用密封
環122には動圧発生させる流体通路が形成された第2
回転シール面123が設けられている。この第2回転用
密封環122の第2回転シール面123と密接する第2
固定シール面133を設けた第2固定用密封環132
は、Oリング136を介して第2シールフランジ120
の内周嵌合面に嵌着されている。この第2固定シール面
133には第2回転シール面123と協動して動圧を発
生させる溝が周面に沿って複数設けられている。更に、
第2回転用密封環122はコイルばね127を介して弾
発に第2固定用密封環132側へ押圧されている。
【0006】第2シールフランジ120にはドレン用の
タップ128が設けられている。このタップ128は液
体シール装置101から漏洩した液体を排出するもので
ある。又、スタフィングボックス150にはフラッシン
グポート158が設けられており、このフラッシングポ
ート158から注入される液体により液体シール装置1
01が洗浄される。このメカニカルシール100は、回
転軸151に組み立てられて回転軸151と共に、スタ
フィングボックス150の内周面156内に挿入して内
装される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に構成されたメ
カニカルシール100は、スリーブ153を介して回転
軸151の外周面とスタフィングボックス150の内周
面156との間の空間部157に装着される。この液体
室157は、スリーブ153と液体シール装置101を
内装できる空間を必要とする。しかし、装置の構造上か
らスタフィングボックス150の内周面156の径を大
きくすることができない場合が多い。このためにスタフ
ィングボックス150の内周面156と液体シール装置
101との間隙は小さくなるから、被密封流体の流れが
悪くなり回転シール面103と固定シール面113との
摺動発熱を冷却できずにシール面を損傷させる原因とな
っている。又、フラッシングポート158から液体をフ
ラッシングしても液体シール装置101を洗浄すること
が困難になる。
【0008】特に、被密封流体がスラリーを含む被密封
流体或いは高粘度の被密封流体の場合には、液体シール
装置101とスタフィングボックス150の内周面15
6との間に被密封流体に含むスラリーが詰まりやすく、
更には、摺動時のシール面103、113の冷却効果が
悪化すると共に、両シール面103、113のシール能
力が低下する。そして、ついには、被密封流体がシール
面103、113間から漏洩することになる。更に、ス
プリング105が直接に被密封流体と接するためにスプ
リング105に腐食や錆が発生して弾性力を低下させる
問題や、スプリング105に被密封流体のスラリーが付
着してスプリング105により回転用密封環102を弾
発に押圧する作動が不具合になる問題がある。更には、
回転用密封環102のスリーブ153との摺動面、或い
はスペーサ108のスリーブ153との摺動面にスラリ
ーが付着してかち込み回転用密封環102の面圧に対す
る応答性を悪化させてシール能力を低下させることにな
る。
【0009】この様に、液体シール装置101はシール
能力が低下するからダブルにシール装置を設けなければ
ならず、全体の構造が複雑になると共に、組立精度を必
要とする。更に、液体シール装置101の複雑な構造
は、回転用密封環102や固定用密封環113の冷却を
困難にしてシール面103、113の熱的変形を誘発
し、シール能力の悪化と共に、シール面の破損を惹起す
る。
【0010】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その発明が解決しようとする技術的
課題は、スタフィングボックスの構造に関係なく、スタ
フィングボックスと軸とのアウトサイドに取り付けられ
るようにして回転用密封環と固定用密封環の摺動するシ
ール面の冷却を可能にすると共に、被密封流体のスラリ
ーや高粘度の液体が密封環に付着して密封環の応答性が
不具合になるのを防止することにある。
【0011】又、液体シール装置に被密封流体のスラリ
ーや高粘度の液体が付着して固形化するのを容易に洗浄
できるようにすることにある。特に、スプリングで押圧
されている密封環の摺動面を常に洗浄して密封環の面圧
に対する応答性を良好にすることにある。
【0012】更に、ススタフィングボックスの構造に関
係なく、タフィングボックスと回転軸とのアウトサイド
に取り付けられるようにして回転用密封環及び固定用密
封環の対向部品面との間隙を十分に離間し、スラリーを
含む被密封流体或いは高粘度の被密封流体の影響を受け
ないようにすることにある。又、密封環を押圧するスプ
リング及び密封環の回動を阻止する固定ピン等が被密封
流体により悪影響を受けないような位置に配置できるよ
うな構造にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
技術的課題を解決するために成されたものであって、そ
の技術的解決手段は以下のように構成されている。
【0014】請求項1に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、軸と前記軸が嵌通する装置本体の外面に外装
してシールするメカニカルシール装置であって、前記装
置本体の外面に取り付けられて前記軸に嵌通する内周面
を有すると共に前記内周面に貫通したフラッシングポー
トを有する取付部品と、前記取付部品の前記内周面に移
動自在に嵌合して弾発手段により押圧される外方先端に
シール面を有した第1密封環と、前記第1密封環のシー
ル面と密接する相対シール面を有する第2密封環と、前
記第2密封環を密封に保持すると共に前記軸に固着され
るシールカラーとを具備し、前記第1密封環は前記軸と
の間に被密封流体が流通可能な間隙を有すると共に前記
フラッシングポートと前記シール面内周近傍側とは前記
間隙を介して連通しているものである。
【0015】この請求項1に係わる本発明のメカニカル
シール装置では、前記第1密封環は前記軸との間に被密
封流体が通過可能な大きさの間隙を有すると共に、前記
フラッシングポートと前記シール面内周側とは前記間隙
を介して連通しているので、フラッシングポートから流
体が注水されると弾発手段で押圧される第1密封環は被
密封流体が接触している全面が洗浄される。このため、
第1密封環には、被密封流体のスラリー又は高粘度の被
密封流体が付着して固形化することもないので、この付
着により第1密封環の摺動する動きが阻害されることな
く、シール面の面圧に対する応答性が発揮され、密封効
果が向上することが出来る。
【0016】又、メカニカルシール装置は、装置本体に
外装された取付部品に内装されているから、装置本体の
構造に関係なく、第1密封環と軸との間隙を十分に広く
設計することが可能になる。このために、被密封流体の
第1密封環内の流れも良くなり、第1密封環に高粘度の
被密封流体又はスラリーが付着し、固形化するのも防止
される。このため第1密封環の応答性が良好になり、シ
ール能力が発揮される。
【0017】請求項2に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、前記第1密封環と前記取付部品の内周面との
嵌合間に取付溝を有すると共に前記取付溝にシールリン
グを有し、且つフラッシングポートは前記取付溝の近傍
の前記内周面に貫通するものである。
【0018】この請求項2に係わる本発明のメカニカル
シール装置では、前記第1密封環と取付部品との嵌合間
の取付溝にシールリングを有し、且つフラッシングポー
トは前記取付溝の近傍の前記内周面に貫通しているの
で、シールリングと取付溝との間にスラリー等が付着し
て第1密封環の作動が悪化するのを防止し、第1密封環
の面圧の応答性を良好にする効果が期待できる。
【0019】請求項3に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、前記フラッシングポートに対して前記取付溝
との反対側に前記取付部品に密封に保持されて内周面が
前記軸に密封嵌合又は遊合する環状の遮断ガスケットを
有するものである。
【0020】この請求項3の本発明のメカニカルシール
装置では、フラッシングポートから清水がクエンチング
されたときにガスケットにより流入方向が変えられてシ
ールリングが取り付けられる環状溝や第1密封環の内周
面並びにシール面側を洗浄することが可能になる。そし
て、高粘度の被密封流体が第1密封環に付着して固形化
したり、狭い間隙に付着して間隙通路を塞ぎ、第1密封
環の作動を阻害してシール能力を低下させるのを効果的
に防止することが可能になる。
【0021】請求項4に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、軸と前記軸が嵌通する装置本体との外面に外
装するメカニカルシール装置であって、前記装置本体の
外面に取り付けられて前記軸に嵌通する内周面を有する
取付部品と、前記取付部品の前記内周面に移動自在に嵌
合して弾発手段により押圧される外方先端にシール面を
有した第1密封環と、前記第1密封環のシール面と密接
する相対シール面を有する第2密封環と、前記第2密封
環を密封に保持すると共に前記軸に固着されるシールカ
ラーとを具備し、前記取付部品には前記内周面に嵌合し
た第1密封環のシール面を外径側から覆う形の冷却用環
状溝を有すると共に前記冷却用環状溝の外方の絞り面が
前記第2密封環の外周密封面と遊嵌合し、且つ前記冷却
用環状溝に連通する冷却用流体通路を有するものであ
る。
【0022】この請求項4に係わる本発明のメカニカル
シール装置では、前記取付部品には前記内周面に嵌合し
た第1密封環のシール面近傍を外径側から覆う形の冷却
用環状溝を有すると共に前記冷却用環状溝の外方の絞り
面が前記第2密封環の外周密封面と遊嵌合し、且つ前記
冷却用環状溝に連通する冷却用流体通路を有するので、
第1密封環と第2密封環との摺動して発熱するシール面
近傍を大量の清水により直接冷却して発熱温度を低減す
ることが可能になる。このため、シール面が摺動により
発熱しても効果的に冷却し、摺動する両シール面が熱変
形により破損するのを効果的に防止することが可能にな
る。
【0023】請求項5に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、前記冷却用環状溝の一方の側面が前記シール
面を中心に前記第1密封環の軸方向内方中間の外径方向
に形成されていると共に、他方の側面が前記第2密封環
の軸方向外方中間の外径方向に形成された大きさであ
る。
【0024】この請求項5に係わる本発明のメカニカル
シール装置では、第1密封環と第2密封環のシール面を
中心として外周側全体を覆うように冷却用環状溝が形成
されているから、第1密封環と第2密封環を効果的に冷
却することが可能になる。このために、シール面の熱に
よる変形を防止してシール面の密封能力を発揮させるこ
とが可能になる。
【0025】請求項6に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置は、前記弾発手段又は密封環の固定ピンは前記シ
ール面より大気側に配置されているものである。
【0026】この請求項6に係わる本発明のメカニカル
シール装置では、第1密封環と第2密封環の固定ピン又
は弾発手段が被密封流体に接触しないようにシール面よ
り大気側に配置されているので、被密封流体により腐食
したり、錆させたりしないので機能を発揮して第1密封
環と第2密封環の密封能力を向上させる効果が期待でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
のメカニカルシール装置1を図面に基づいて詳述する。
尚、以下に説明する各図面は、特許用の概念図ではな
く、実験データを基にした寸法関係が正確な設計図であ
る。
【0028】図1は、本発明に係わるメカニカルシール
装置1を装置本体(スタフィングボックス)60と回転
軸70の外面にカートリッジとして装着した断面図であ
る。又、図2は、図1のメカニカルシール装置1を回転
軸70に嵌合した軸方向平面図である。
【0029】図1は、本発明に係わる第1実施の形態の
メカニカルシール装置1を示すものである。この図1の
メカニカルシール装置1は、装置本体60の外面61に
取り付けられるシールフランジ30と回転軸70に嵌着
されるシールカラー50とをセットプレート55により
位置決めして取り付けられる。
【0030】装置本体60に取り付けられるシールフラ
ンジ(取付部品)30は、図2に示すように、円板環状
を成すと共に、円板の周方向に沿って4等配に固定溝4
5が設けられている。シールフランジ30は、この固定
溝45に、ボルト63を介して装置本体60に取り付け
られる。このシールフランジ30の内周面は、嵌合面3
1と冷却用環状溝32と絞り面33とに形成されてい
る。又、シールフランジ30には、外周面に沿って等配
に2〜3個の冷却用流体通路40と、1個のフラッシン
グポート41と、その外にドレン孔40Aが設けられて
いる。この冷却用流体通路40は、外方の配管と接続可
能な管用ねじ部から内周面の冷却用環状溝32へ連通す
るように形成されている。そして、この冷却用流体通路
40からクエンチング液が直接にシール面6、12に注
水されて、このシール面6、12の摺動発熱を冷却す
る。又、フラッシングポート41は外方の配管と接続可
能な管用ねじ部から内周面の嵌合面31に貫通してい
る。そして、断続的に注水される清水により固定用密封
環3などの被密封流体と接する周面が洗浄される。又、
ドレン孔40Aは、冷却用流体通路40から注水された
流体を排出するものである。
【0031】シールフランジ30の嵌合面31には、固
定用密封環(第1密封環)3が軸方向移動自在に嵌合し
ている。固定用密封環3は、嵌合面31との間をシール
するOリング用の取付溝4が形成されている。この取付
溝4は、溝の一方側である固定用密封環3の端面側が嵌
合面31に対して間隔Dを大きく形成した一実施例のも
のである。尚、この間隔Dを小さく形成した他の実施例
も採用されている。そして、この取付溝4には、Oリン
グ(シールリング)5が取り付けられている。Oリング
5の材質は、フッ素ゴム、ニトリルゴム、EPDM、パ
ーフロロエラストマなどが用いられる。
【0032】更に、固定用密封環3は、取付溝4と反対
側の端面にはシール面6が形成されている。又、外周側
はフランジ部3Fに形成されており、このフランジ3F
には案内溝7が形成されている。そして、案内溝7は、
冷却用環状溝32の側面に形成された嵌着穴に嵌着した
固定ピン35と係止している。この固定ピン35と案内
溝7は軸方向へ相対移動すると共に、周方向へは係止さ
れている。又、このフランジ部3Fには、周方向へ複数
のばね座が設けられて等配に設けられたコイルスプリン
グ9が着座して固定用密封環3を押圧している。更に、
固定用密封環3の内周面8は、回転軸70の外周面71
に対して大きな間隙Hに形成されてスラリーを含む被密
封流体が固形化して目詰まりすることなく流通できるよ
うに成されている。この固定用密封環3は、炭化珪素、
カーボンその他セラミックスなどから製作されている。
【0033】液体シール装置2を構成する他方の回転用
密封環(第2密封環)10は回転軸70に嵌着したシー
ルカラー50と嵌合して保持されている。シールカラー
50は、回転軸70に対してOリングを介して密封に嵌
着すると共に、セットスクリュー51により固定されて
いる。そして、回転用密封環10の内周面は、シールカ
ラー50の嵌着面にOリングを介して密封嵌合すると共
に、回転用密封環10の側面に形成された凹部とシール
カラー50の穴に嵌着した固定ピン52とは、周り止め
に係止している。
【0034】又、回転用密封環10の一端には相対シー
ル面12が形成されている。この相対シール面12は、
固定用密封環3のシール面6と密封に接触する。更に、
回転用密封環10の外周面には、外周密封面13が設け
られており、シールフランジ30の絞り面33と近接に
嵌合して冷却用流体通路40から注入される流体をシー
ルする。この絞り面33と外周密封面40とは絞り密封
作用を発揮して流体をシールする。回転用密封環10
は、炭化珪素、カーボン、その他のセラミックスなどの
材質から製作される。
【0035】シールフランジ30には、装置本体60と
の間にガスケット34を設けている。ガスケットの内周
面34Aは回転軸70と近接状態に嵌合している。この
ガスケットは、樹脂又は金属などの材質から製作されて
いる。そして、フラッシングポート41から射出された
清水は、ガスケットに当接して取付溝4及びOリング5
を洗浄すると共に間隙Hを通過して間隙Hに付着する固
形物を洗浄する。同時に、シール面6の内周面を洗浄す
ると共に、シール面6、12に異物が侵入しないように
作用する。
【0036】更に、シールフランジ30は、内周面の冷
却用環状溝32をシール面6に対して容積が大きくなる
ように軸方向に大きく形成されている。この冷却用環状
溝32の一方の側面32Aは、固定用密封環3の取付溝
4の近くに形成されており、更に、他方の側面32Bは
回転用密封環10の中間に形成されている。そして、冷
却用流体通路40から注入されるクエンチング液は直接
にシール面6へ射出されるように成されている。又、冷
却用環状溝32は固定用密封環3と回転用密封環10と
を覆うように大きく形成されているから、両密封環3、
10が互いに摺動して摩擦により発熱しても、この冷却
用環状溝32の容積により冷却される効果が大きい。
【0037】又、この冷却用環状溝32より大気側に
は、円筒状に延在する筒部36が形成されている。この
筒部36の内周面は絞り面33に形成されている。この
絞り面33は、回転用密封環10の外周密封面13と近
接状態に嵌合して、絞りシール機能部を構成する。更
に、筒部36の端部外周にはフランジが形成されてお
り、このフランジは位置決部37に構成している。ま
た、シールランジ30に形成されたフラッシングポート
41は、嵌合面31に於ける固定用密封環3に形成され
た取付溝4の近傍に貫通している。そして、フラッシン
グポート41から射出される清水により取付溝4及びO
リング5に付着した固形物を効果的に洗浄する。特に、
取付溝4は、フラッシングポート41側が間隔Dに形成
されているから、取付溝4に入り込んだスラリー及び高
粘度の固形物等は容易に排除される。
【0038】この様に構成されたシールフランジ30と
シールカラー50は、セットプレート55により位置決
めして取り付けられる。セットプレート55は、仮想線
で示すような断面に形成されており、シールカラー50
の周面に等配に複数個のセットプレート55がソケット
ボルト59により固定されている。そして、セットプレ
ート55に形成された係合溝56を位置決部37に係止
させて、シールフランジ30とシールカラー50とを位
置決めして配置する。
【0039】図3は、本発明に係わる第2実施の形態の
メカニカルシール装置1の断面図である。図3に示すメ
カニカルシール装置1は、図1に示すメカニカルシール
装置1と全体的にはほぼ同一構成である。相違する点
は、ガスケット34が樹脂材により形成されている。そ
して、ガスケット34の内周面34Aは、回転軸70の
外周面71と嵌合してシールしている。このため、フラ
ッシングポート41から断続的又は連続に射出される清
水により取付溝4及びOリング5が確実に洗浄されると
共に、間隙Hやシール面6の内側が洗浄されながら冷却
される。そして、シール面6の摺動に伴う発熱を洗浄と
共に、冷却する。又、固定用密封環3は洗浄により摺動
性が良くなるから、固定用密封環3のシール面圧に対す
る応答性が向上する。
【0040】又、シールフランジ30に於ける冷却用環
状溝32の他方の側面32Bには円板状のゴム材製シー
ルリップ38が設けられている。このシールリップ38
の内周面38Aは、回転用密封環10の外周密封面13
(傾斜面13Aの一辺が小さい場合)又は傾斜面13A
と近接又は密接状態に嵌合している。このシールリップ
38により冷却用環状溝32内は確実にシールされて冷
却されると共に、冷却用環状溝32内の下部に設けられ
た図示省略のドレン孔41Aから注水は排出される。
【0041】図4は、本発明に係わる第3実施の形態の
メカニカルシール装置1の半断面図である。このメカニ
カルシール装置1は、図1のメカニカルシール装置1と
全体としての構造がほぼ同一構成である。相違する点
は、ゴム材製のガスケット34の内径側の内周面34A
がシールリップに形成されている点である。そして、ガ
スケット34を境界として固定用密封環3側と反対側と
はガスケット34により遮断されている。このため、固
定用密封環3側はフラッシングポート41からの清水の
注水により攪乱されて確実に洗浄されると共に、固定用
密封環3と回転用密封環10は十分に冷却される。この
ために、シール面6及び相対シール面12は摺動中の発
熱が低減されると共に、発熱に伴うシール面6、12の
損傷が効果的に防止される。
【0042】又、フラッシングポート41の嵌合面31
側の貫通孔は取付溝4の間隔Dまで連通しており注水時
に取付溝4から固形物が確実に洗浄されるように構成さ
れている。このために固定用密封環3は嵌合面31との
摺動抵抗が小さくなるからシール面の面圧の応答性が良
好になり、シール能力が向上する。更に、シールフラン
ジ30に形成された冷却用環状溝32の他方の側面32
Bは、シール面6より回転用密封環10側へ幅寸法Aだ
け大きく形成されている。そして、この幅寸法Aは回転
用密封環10の軸方向長さの半分くらいまで大きくする
と良い。又、回転用密封環10には,幅寸法Aを一辺と
する傾斜面13Aを設けると良い。更に、回転用密封環
10の外周密封面13と絞り面33との絞り間隙Bは接
触しない範囲内にすると共に、できるだけ近接させると
良い。
【0043】上述のように構成されたメカニカルシール
装置1では、従来技術のようなスリーブが不要になるの
で、固定用密封環3の間隔Dや間隔Hを大きくすること
が可能になる。このためにスラリーを含む被密封流体或
は高粘度の被密封流体が固定用密封環3等に付着しても
洗浄して確実に洗い落とすことが可能になる。又、高粘
度な被密封流体の固形物の目詰まりを防止できると共
に、固定用密封環3や回転用密封環10の摺動面の発熱
を確実に冷却することが可能になる。
【0044】又、固定用密封環3を弾発に押圧するスプ
リング9や固定ピン35、52は被密封流体と接触しな
い大気側に配置されているから、被密封流体による錆や
腐食を防止することが可能になる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係わるメカニカルシール装置に
よれば、以下のような効果を奏する。請求項1に係わる
本発明のメカニカルシール装置によれば、第1密封環は
軸との間に被密封流体が通過可能な間隙を有すると共
に、フラッシングポートとシール面内周側とは被密封流
体が流通可能な間隙を介して連通しているので、フラッ
シングポートから清水が注水されると、弾発手段で押圧
される第1密封環の被密封流体が接触している全面が洗
浄される。このため、第1密封環には、被密封流体のス
ラリー又は高粘度の被密封流体の固形物が付着して目詰
まりすることもないので、第1密封環の嵌合摺動の動き
が阻害されることなく、シール面の面圧の応答性が発揮
され、シール面の密封効果が向上する。
【0046】又、メカニカルシール装置は、装置本体に
外装された取付部品に内装されているから、装置本体の
構造に関係なく、第1密封環と軸との間隙を十分に広く
設計することが可能になる。このために、被密封流体の
流れも良くなり、第1密封環に高粘度の被密封流体が固
形化して付着するのを防止し、又は、被密封流体に含む
スラリーが付着したり、部品の間隙に目詰まりするのも
効果的に防止することが可能になる。
【0047】請求項2に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置によれば、第1密封環と取付部品との嵌合間の取
付溝にシールリングを有すると共に、フラッシングポー
トは取付溝の近傍の内周面に貫通しているので、シール
リングと取付溝との間にスラリー等が付着して第1密封
環の作動が悪化するのを効果的に防止し、第1密封環の
面圧の応答性を良好にする効果を奏する。
【0048】請求項3に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置によれば、フラッシングポートから清水がクエン
チングされたときに、ガスケットにより流入方向が変え
られてシールリングが取り付けられる取付溝及び第1密
封環の内周面並びにシール面側を洗浄することが可能に
なる。そして、高粘度の被密封流体が第1密封環に付着
して固形化したり、狭い間隙に固形物が付着して間隙通
路を塞ぎ、第1密封環の作動を阻害してシール能力が低
下するのを効果的に防止する。
【0049】請求項4に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置によれば、取付部品には内周面に嵌合した第1密
封環のシール面を外径側から覆う形の冷却用環状溝を有
すると共に、冷却用環状溝の外方の絞り面が第2密封環
の外周面と近接に嵌合し、且つ冷却用環状溝に連通する
冷却用流体通路を有するので、第1密封環と第2密封環
とが摺動して発熱するシール面近傍を大量の清水により
直接冷却することが可能になる。このため、シール面が
摺動中に発熱しても急速に冷却して両シール面が熱変形
により破損するのを効果的に防止する。
【0050】請求項5に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置によれば、第1密封環と第2密封環のシール面を
中心として外周側全体を覆うように冷却用環状溝が大き
く形成されているから、第1密封環と第2密封環を効果
的に冷却することが可能になる。このために、シール面
の発熱による平面度の変形を防止し、シール面の密封能
力を保持する効果が期待できる。
【0051】請求項6に係わる本発明のメカニカルシー
ル装置によれば、第1密封環と第2密封環の固定ピン又
は弾発手段が被密封流体に接触しないようにシール面よ
り大気側に配置されているので、固定ピンや弾発手段が
被密封流体により腐食したり錆たりして機能を低下させ
られることもなく、第1密封環と第2密封環の作動特性
が発揮され、密封能力が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係わるメカニカルシ
ール装置を装着した断面図である。
【図2】図1に示すメカニカルシール装置を軸に取り付
けた軸方向平面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態に係わるメカニカルシ
ール装置を装着した断面図である。
【図4】本発明の第3実施の形態に係わるメカニカルシ
ール装置を装着した半断面図である。
【図5】従来のメカニカルシールの半断面図である。
【図6】図5の軸方向の平面図である。
【符号の説明】
1 メカニカルシール装置 2 液体シール装置 3 固定用密封環(第1密封環) 3F フランジ部 4 取付溝 5 Oリング(シールリング) 6 シール面 7 案内溝 8 内周面 9 スプリング(弾発手段) 10 回転用密封環(第2密封環) 11 凹部 12 相対シール面 13 外周密封面 30 シールフランジ(取付部品) 31 嵌合面 32 冷却用環状溝 32A 一方の側面 32B 他方の側面 33 絞り面 34 ガスケット 34A 内周面 35 固定ピン 36 筒部 37 位置決部 38 シールリップ 40 冷却用流体通路 40A ドレン孔 41 フラッシングポート 45 固定溝 50 シールカラー(カラー) 51 セットスクリュー 52 固定ピン 60 装置本体 63 ボルト 70 回転軸(軸) 71 外周面 D 間隔 H 間隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と前記軸が嵌通する装置本体の外面に
    外装してシールするメカニカルシール装置であって、前
    記装置本体の外面に取り付けられて前記軸が嵌通する内
    周面を有すると共に前記内周面に貫通したフラッシング
    ポートを有する取付部品と、前記取付部品の前記内周面
    に移動自在に嵌合して弾発手段により押圧される外方先
    端にシール面を有した第1密封環と、前記第1密封環の
    シール面と密接する相対シール面を有する第2密封環
    と、前記第2密封環を密封に保持すると共に前記軸に固
    着されるシールカラーとを具備し、前記第1密封環は前
    記軸との間に被密封流体が流通可能な間隙を有すると共
    に前記フラッシングポートと前記シール面内周近傍側と
    は前記間隙を介して連通していることを特徴とするメカ
    ニカルシール装置。
  2. 【請求項2】 前記第1密封環と前記取付部品の内周面
    との嵌合間に取付溝を有すると共に前記取付溝にシール
    リングを有し、且つフラッシングポートは前記取付溝の
    近傍の前記内周面に貫通することを特徴とする請求項1
    に記載のメカニカルシール装置。
  3. 【請求項3】 前記フラッシングポートに対して前記取
    付溝との反対側に前記取付部品に密封に保持されて内周
    面が前記軸に密封嵌合又は遊合する環状の遮断ガスケッ
    トを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のメカニカルシール装置。
  4. 【請求項4】 軸と前記軸が嵌通する装置本体との外面
    に外装するメカニカルシール装置であって、前記装置本
    体の外面に取り付けられて前記軸が嵌通する内周面を有
    する取付部品と、前記取付部品の前記内周面に移動自在
    に嵌合して弾発手段により押圧される外方先端にシール
    面を有した第1密封環と、前記第1密封環のシール面と
    密接する相対シール面を有する第2密封環と、前記第2
    密封環を密封に保持すると共に前記軸に固着されるシー
    ルカラーとを具備し、前記取付部品には前記内周面に嵌
    合した第1密封環のシール面を外径側から覆う形の冷却
    用環状溝を有すると共に前記冷却用環状溝の外方の絞り
    面が前記第2密封環の外周密封面と遊嵌合し、且つ前記
    冷却用環状溝に連通する冷却用流体通路を有することを
    特徴とするメカニカルシール装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却用環状溝の一方の側面が前記
    シール面を中心に前記第1密封環の軸方向内方中間の外
    径方向に形成されていると共に、他方の側面が前記第2
    密封環の軸方向外方中間の外径方向に形成された大きさ
    であることを特徴とする請求項4に記載のメカニカルシ
    ール装置。
  6. 【請求項6】 前記弾発手段は前記シール面よりも大気
    側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項4に記載のメカニカルシール装置。
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