JP5087396B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、構造が簡単であって、一対の密封環のうちの一方の移動自在な密封環の作動を設定したように応答できるメカニカルシール装置に関する。特に、高粘度の被密封流体、スラリーを含む被密封流体、ケミカル液の被密封流体などをシールするのに適し、被密封流体の固形物が一方の応動する密封環の摺動面間に付着し、或いは、シール部品間に目詰まりして誤作動になるのを防止したカートリッジ型のメカニカルシール装置に関する。
メカニカルシール装置は、自動車や化学装置のような大量生産又は大量処理する装置に装着するために、取付が簡単であると共に、組立・分解・点検が容易であることを市場が求めている。さらに、メカニカルシール装置は、生産コストを低減できる構造が求められている。また、メカニカルシール装置は、油や、ケミカル液のような被密封流体をシールするために、その被密封流体である液体の固形化により、密封環の摺動面が作動不良になるのを防止するための改善も求められている。近年、このような技術的背景の基にメカニカルシール装置の構造を単純化すると共に、摺動面の作動不良を防止し、且つ部品間をシールするパッキン、Oリング等の耐久能力の向上が求められている。
本発明に係わる関連発明には、下記の特許文献1の内容と類似する構成の図4に示すメカニカルシール装置100が存在する。図4は、ケーシング160に取り付けたメカニカルシール装置100の全断面図である。このメカニカルシール装置100は、ケミカル液等を作動させるポンプの軸封装置として利用されている。
まず、このメカニカルシール装置100の構造を簡単に説明する。図4に於いて、メカニカルシール装置100は、ケーシング160の孔周面160A内(機内A)に貫通する回転軸150とケーシング160との間をシールする。また、メカニカルシール装置100は、取付を容易にするために、ケーシング160の端面160Bに取り付けられるカートリッジ型にしたものである。このメカニカルシール装置100には、ケーシング160の孔周面160A内に配置された固定密封環102と回転密封環112とが設けられている。さらに、固定密封環(移動密封環)102とその保持体106とをケーシング160の機外Bに保持しているケース本体130と、回転軸150が間隙を設けて嵌合する孔周面160A内側に回転密封環112を保持するためのスリーブ125と、も含めて主要な構成部品である。
この回転密封環112は、ケーシング160の孔周面160Aの機内Aに配置するために、長いスリーブ125の機内A側の一端部に装着されている。また、機外B側のスリーブ125の他端部は、保持部127に嵌着すると共に、保持部127にスクリューソケット128を螺合して回転軸150に固着している。そして、回転密封環112とスリーブ125との連結は、連結部品126を介して結合されている。この回転軸150とスリーブ125及びスリーブ125と連結部品126との各嵌合間には、この嵌合間をシールするOリングが配置されている。また、スリーブ125と連結部品126とは、ドライブピン129を介して共に回動するように連結している。さらに、連結部品126と回転密封環112とは、互いの嵌合内で符号が付いていないドライブピンとU形状の溝112Aが係止して共に回動可能に連結されている。さらに、連結部品126と回転密封環112との嵌合間はOリング141によりシールしている。
一方、固定密封環102は、円筒状の保持体106の一端部に設けられた段付きの環状面に嵌着して保持されている。また、ケース本体130に設けられた固定ピン137と保持体106に設けられた長溝106Gとが係合して保持体106を回転不能に保持するとともに、軸方向へは移動自在に嵌合している。この保持体106とケース本体130との移動自在な嵌合間は、保持体106の第1段付面106Aとケース本体130の第2段付面130Aとの間のOリング143によりシールされている。そして、保持体106の他端部には、ばね受部が嵌め込まれて固定されている。
ケース本体130は、端部130Fをケーシング160の端面160Bに接合すると共に、ケーシング160に結合された植え込みボルト128Bにナット128Aを螺合してケース本体130をケーシング160に固定している。このケース本体130の前端面(側面)には2段の段付面が設けられている。この1段目の段付面にばね座体107が止めねじ部により取り付けられている。また、ばね座体107に支持されたばね120は、ばね受部との間に配置されており、ばね120によりばね受部と保持体106とを介して固定密封環102を弾発に押圧している。このばね120により押圧された固定密封環102のシール面102Fは回転密封環112のシール面112Fと密接して被密封流体をシールする。また、ばね座体107の内周には、取付溝が設けられている。この取付溝には螺旋状に巻かれたガスケット146が配置されている。このガスケット146のシール面はスリーブ126の外周面に密接している。
そして、回転密封環112と固定密封環102との摺動面を冷却するために、この回転密封環112と固定密封環102との外周面側を通るフラッシング通路136と、回転密封環112と固定密封環102との内周面側を通るクエンチング通路135がそれぞれケース本体130の外周面から内周面に向かって貫通している。そして、フラッシング通路136をフラッシング流体が流れると共に、クエンチング通路135をクエンチング流体が流れる。
このように構成されたメカニカルシール装置100は、ケーシング160における孔周面160Aの機内A側に回転密封環112を設けなければならないので、この回転密封環112を固定する長いスリーブ125が必要となる。また、ケース本体130にフラッシング通路136とクエンチング通路135とを設けて回転密封環112と固定密封環102の外周側をフラッシング流体により洗浄する必要がある。また、メカニカルシールを構成する回転密封環112と固定密封環102の内周側にクエンチング流体を供給し、このメカニカルシールを冷却する必要がある。さらに、固定密封環102には保持体106を設ける必要がある。同時に、回転密封環112には連結部品126を設ける必要がある。このために、スリーブ126は、ケーシング160における孔周面160Aの機内A側奥に向かって長尺になる。その結果、フラッシング流体は、回転密封環112と固定密封環102の外周面側の狭い通路を流通すために回転密封環112と固定密封環とを洗浄する効果が低下する。また、同様に回転密封環112と固定密封環102の内周側も狭い通路に形成されてクエンチング流体が通過するために、クエンチング流体の流量が少なくなり、回転密封環112と固定密封環102を冷却する効果も低下する。
なお、孔周面160Aは、機械・装置のケーシングとしての構造上の制約により、一般に大径にできない場合があり、問題となっている。つまり、ケーシング160の孔周面160Aは、構造的に大径にできない場合が多く、又は、シール能力を向上させるために、回転密封環112と固定密封環102が大形になり、回転密封環112と固定密封環102の内周の空間Sおよび回転密封環112と固定密封環102の外周面と孔周面160Aとの間の空間も狭くて長くなる。その結果、上述の冷却効果と洗浄効果はさらに低下する。そして、被密封流体から生起する不純物などの付着物がシール面102F,112Fの間や、第1段付面106Aと第2段付面130Aとの間のOリング143のシール面に付着して互いに密接合するシール面102F,112Fや、Oリング143のシール面のシール能力を悪化させる恐れがある。
特に、Oリング143と第1段付面106Aおよび第2段付面130Aとの間にケミカル液の反応物、スラリー、高粘度液などが付着すると、この付着物によってOリング143が圧着されるとともに、付着物が蓄積して保持体106の移動が困難になる。そして、保持体106の移動が困難になると、互い接合するシール面102F,112Fのシール能力が低下する。さらに、回転密封環112と固定密封環102より機内Aの内方に各Oリングを設け、このOリングによりクエンチング通路135からの液体が機内Aへ浸入するのをシールすると共に、ケーシング160の孔周内160Aに存在する被密封流体がクエンチング通路135へ浸入するのをシールする構成のために、各Oリングの取付構造を複雑にする。特に、ケーシング160の孔周面160Aは、機種的に、大径にできない場合があるので、回転密封環112と固定密封環102とが大形にできない問題がある。このため、メカニカルシール装置100の機能を向上できない場合も生じている。
特開2000−356270号公報。
本発明は、上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その発明が解決しようとする技術的課題は、ケミカル液、高粘度液、不純物を含む液等の被密封流体であっても被密封流体の特性に関係なく回転用密封環のシール面と固定用密封環との相対シール面との密接するシール能力を向上することにある。同時に、ベローズと固定用密封環とをシールカバーに内蔵してベローズの大きさに関係なくベローズを装着できるようにすることにある。また、メカニカルシール装置の組立と、分解と、点検を容易にできるようにすることにある。
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置は、軸を孔周面内に装着したシールハウジングと軸との間をシールするメカニカルシール装置であって、シールハウジングの孔周面の端部外面に取り付け可能にされて軸を囲む内周面を有するシールカバーと、 シールカバーの内周面に一端周面が密封に取り付けられる第1取付部と他端周面に第2取付部とを有し且つ第1取付部と第2取付部との間の筒状部が弾発手段に形成されて軸を囲むベローズと、
ベローズの第2取付部の周面に密封に取り付けられてベローズの弾発手段により押圧される環状のシール面を有する固定用密封環と、固定用密封環のシール面と対向して摺動可能に密接する環状の相対シール面を有する回転用密封環と、回転用密封環と嵌合して密封に結合するとともに軸に密封に嵌着するシールカラーとを具備するものである。
この請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置では、固定用密封環又は回転用密封環である密封環を押圧するベローズがシールハウジングの機外側に設けられるので、シールハウジングの孔周面の寸法の大きさに制約されることなく、機能に応じた大きさにベローズを形成することが可能になる。このために、ベローズの外径の大きさ、又はベローズの特殊なばね手段の形状によって、密封環の相対するシール面の面圧を最適に押圧してシール能力を向上する効果が期待できる。さらに、被密封流体がケミカル液、高粘度液、不純物を含む液等の特性を有する流体であっても、ベローズには相対移動する嵌合した面がないから、この相対移動面間に不純物が付着するようなこともなく、ベローズによって密封環を最適に押圧する効果が期待できる。このため、ベローズにより機外側に対して被密封流体をシールするとともに、密封環のシール面を長期にわたり弾発に押圧してシール能力を発揮させることが期待できる。さらに、メカニカルシール装置は、シールハウジングの機外側でシールカバーとシールカラーとに固定用密封環と回転用密封環とを装着しているので、シールハウジングへの取付、メカニカルシール装置の分解、修理、保管が容易になる効果を奏する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係わるメカニカルシール装置の全断面図である。 図2は、本発明の第2実施の形態に係わるメカニカルシール装置の片側の断面図である。 図3は、図1および図2のメカニカルシール装置の正面図である。 図4は、先行するメカニカルシール装置の全断面図である。
符号の説明
1 メカニカルシール装置
2 固定用密封環(第1密封環)
2F シール面
3A リテーナ
3A1 保持面
3B アダプタ
3B1 結合面
4 ベローズ
4B 外周面
4C 内周面
5 ダンパー
6 ケース
6A 結合部
6B 環着面
6B1 係止面
6C 内周面
6D 切欠部
6G 保持溝
12 回転用密封環(第2密封環)
12A 端面
12B ピン用凹部
12C 段付面
12F 相対シール面
21 案内仕切環
22 セットプレート
22A 位置決め部
23 ボルト
25 シールカラー
25C 嵌着周面
30 シールカバー
30A 内周面
30A1 嵌合面
30B フランジ部
30D 位置決め部
30F 接着面
30G 位置決め溝
30S 外周面
35 フラッシング通路
36A クエンチング通路
36B ドレン孔
36C ドレン孔
40 固定溝
45 ガスケット
50 回転軸
60 装置本体(ケーシング)
60A 孔周面
60B 外面
A 機内
B 機外
S 流体室
以下、本発明に係わる実施の形態のメカニカルシール装置を図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、寸法関係が正確な設計図である。
図1は、本発明に係わるメカニカルシール装置1を、装置本体(ケーシング)60と回転軸50の間をシールするために、シールカバー30に装着した全断面図である。又、図3は、図1においてシールカバー30とシールカラー25とを組み合わせた正面図である。
図1は、本発明に係わる第1実施の形態のメカニカルシール装置1を示すものである。装置本体(ケーシング)60の孔周面60A内には回転軸50が貫通している。一方、装置本体60の孔周面60Aの端部における外面60Bには、シールカバー30を取り付ける。さらに、装置本体60には、外面60Bから内部へ4個の植え込みボルト(図示は省略するが、図2では符号28の箇所)を植え込む。また、孔周面60A内に装着され回転軸50は、図示省略の軸受けにより回転可能に支持されている。なお、装置本体60の孔周面60A内が機内Lであり、シールカバー30における装置本体60と反対側が機外Aである(AとLの符号の部位は図2を参照)。
以下に、図1及び図3に基づいて、メカニカルシール装置1の詳細な構成を説明する。装置本体60の外面60Bに接着面30Fを取り付けるシールカバー30は、図3に示すように、四角形状に形成する。なお、シールカバー30は、円形状に形成することもできる。また、シールカバー30には、中心から四角の四方へU形状の固定溝40を設ける(図3を参照)。このシールカバー30の固定溝40を図示省略の植え込みボルトに通すとともに、植え込みボルトにナットを締め付けてシールカバー30を装置本体60の外面60Bに固定する。このシールカバー30には軸芯の周りに内周面30Aを形成する。
そして、固定されたシールカバー30の前面は、機外A側へ突出する位置決め部30Dを設ける。この位置決め部30Dは外周に位置決め溝30Gを形成する。このシールカバー30の内周面30Aには、機内Lから機外Aに向かって順に一段面を設けた嵌合面30A1と、流体室Cを形成する環状溝と、位置決め部30Dの内周に形成した絞り面と、を形成する。このうち、環状溝の円筒状周面は、嵌合面30A1と絞り面との間で嵌合面30A1と絞り面との内径より大径になる内径寸法に形成する。また、環状溝内の流体室Cに固定用密封環2のシール面2Fを含む端部側と回転用密封環12の相対シール面12Fを含む端部側が内在するように環状溝における円筒状周面の軸方向の幅寸法を大きく形成する。さらに、絞り面は、環状溝の軸方向の幅を大きくするために、位置決め部30Dの内周に形成する。
また、シールカバー30には、外周面30S(図3を参照)から流体室Cに貫通するクエンチング通路36A、36Bを設けると共に、流体室Cから外周面30Sへ貫通するドレン孔36B、または36Cを設ける。なお、一方のクエンチング通路36Bは、ドレン孔に利用することもできる。このクエンチング通路36A,36Bとドレン孔36Cのポートには、図示省略の配管と接続可能な管用ねじを形成する。そして、この配管を流入するクエンチング液(清水など)は、クエンチング通路36A,36Bから直接に流体室Cへ流入するとともに、互いに摺動するシール面2Fと相対シール面12Fとの外周面側へ注入する。そして、このシール面2Fと相対シール面12Fとの摺動時の発熱温度を低下させる。同時に、シール面2Fと相対シール面12Fとに付着する摺動時に発生する摩耗粉等を洗浄することができる。そして、流体室Cを循環したエンチング液(清水など)をドレン孔36Cから排出させる。
さらに、シールカバー30には、外周面30Sから内周面30Aのうちの嵌合面30A1側へ貫通するフラッシング通路35を設ける。このフラッシング通路35のポートにも、図示省略の配管と接続可能な管用ねじを形成する。そして、フラッシング通路35から断続的に供給されるフラッシング液(清水)により固定用密封環(別名、第1密封環)2と回転用密封環(別名、第2密封環)12との被密封流体と接する内周面とベローズ4の被密封流体と接する内周面4Cとを洗浄することができる。特に、フラッシング液(清水)はフラッシング通路35から供給されてベローズ4の内周面4Cの内側と、固定用密封環2と回転用密封環12との内周面の内側とを洗浄・冷却することもできる。なお、被密封流体とは、装置本体60内で使用されるケミカル液又は高粘度液あるいは微粉末を含む液あるいは温度を伴う流体等である。
以下の説明は、図2の符号等も参照する。シールカバー30の内周の嵌合面30A1には、ケース6の嵌着面6Bを嵌着する。このケース6には、一端部に内径側へフランジ状に延在する結合部6Aを設ける。この結合部6Aにリング状に形成したアダプタ3Bの軸方向の一端の結合面3B1を溶接して全周が密封された状態に結合する。このアダプタ3Bはベローズ4の一端部周面と密封に溶接されて第1取付部を形成する。なお、この第1取付部は、ケース6と一体であるから、ケース6を第1取付部の一部品として形成することもできる。このベローズ4は、ステンレス鋼、銅合金等の薄板の金属を蛇腹状の円環状に絞り加工する。又は、環状板の隣接する各内径及び外径部を溶接する。或いは、樹脂材を蛇腹状の円筒状に成形する。そして、このベローズ4の円筒部は、内周面4Cと外周面4Bとの間で断面が波形状又は断面が連続したV形状あるいは断面がZ状に折り曲げられた構成のばね手段に形成する。このベローズ4は円筒部の中間が種々に曲げられた反力により軸方向へ弾発するばね手段である。また、ベローズ4の軸方向の他端部は、周面をリング状のリテーナ3Aと溶接等で密封に結合して第2取付部を形成する。このリテーナ3Aの端部の保持面3A1(図2参照)には、固定用密封環2の背面を密封に結合する。
さらに、固定用密封環2の正面には シール面2Fを形成する。そして、ケース6は外周に嵌着面6Bを形成する。この嵌着面6Bは、一段面に形成して一段面を係止面6B1にする。そして、この係止面6B1を嵌合面30Aの段面と係止させてケース6が移動しないように固定する。また、嵌着面6Bと嵌合面30A1との間をシールするためのOリング用の第1シール溝には、固定用のOリング(シールリング)43を取り付ける。このOリング43は、フッ素ゴム、ニトリルゴム、H−NBR、EPDM、パーフロロエラストマなどの材質を用いる。さらに、ケース6の内周面6Cには、保持溝6Gを形成する。この保持溝6Gに取り付けた板ばね状の押さえ板から成るダンパー5によりベローズ4の外周面4Aを保持する。そして、回転軸50等から回転力や振動力を受けたときに、ベローズ4が揺動しないようにする。さらに、ケース6における流体室C側の外周には、凹形状の切欠部6Dを設ける。さらに、シールカバー30の外周面30Sから切欠部6Dに達する雌ねじを形成する。この雌ねじに止めねじ27を螺合して止めねじ27の先端側の係止部27Aを切欠部6Dに挿入してケース6が回転軸50の回転力により回動しないように止める。
また、アダプタ3Bの内周面からベローズ4の内周面4Cを通って固定用密封環2の内周面に至るまでの全内周面は、回転軸50の外周面に対して空間を設けてフラッシング通路35から流れるフラッシング液の流通路となる。そして、フラッシング液の噴射により、粘性の被密封流体や被密封流体に含む固形物がベローズ4の内周面4Cと固定用密封環2の内周面と回転用密封環12の内周面に付着するのを防止する。この固定用密封環2は、炭化珪素、カーボン、その他セラミックスなどから製作する。
一方、シールカラー25には、内周の嵌着周面25Cに第2シール溝を設ける。この嵌着周面25Cが回転軸50の外周面と嵌着すると共に、第2シール溝に装着されたOリング42により両部品の嵌着面間をシールする。また、シールカラー25に螺合したセットスクリュー26の先端部を回転軸50の外周面に止めてシールカラー25を回転軸50に固定する。そして、シールカラー25の内周側から回転用密封環12側へ突出する部分の外周面に結合面25Aを形成する。また、このシールカラー25の結合面25Aから直交する外径側へ周面状の段付面を設ける。このシールカラー25の段付面に設けたピン穴にドライブピン29を圧入して取り付ける。
また、回転用密封環12の先端には、摺動する相対シール面12Fを形成する。この相対シール面12Fは、固定用密封環2のシール面2Aと密接すると共に、摺動可能に形成する。さらに、回転用密封環12の外周には、密封面を設ける。この密封面には、位置決め部30Dの内周面との間隙をシールするシールリング44を設ける。そして、この密封面と対向する内周面との間をシールするシールリング44は、クエンチング通路36Aから供給されるクエンチング液が機外Aへ漏洩するのを遮断する。さらに、回転用密封環12の内周にOリング用の段付面12Cを形成する。この回転用密封環12の段付面12Cとシールカラー25の結合面25Aとの間の空間にOリング41を取り付ける。そして、回転用密封環12の段付面12Cと結合面25Aとの嵌着面間をシールする。また、回転用密封環12の機外A側の端面12Aには、ピン用凹部12Bを形成する。このピン用凹部12Bにシールカラー25に設けたドライブピン29を挿入し、回転用密封環12とシールカラー25との両部品が周方向に対して相対移動しないように互いに係止させる。そして、ドライブピン29によりシールカラー25の回転力を回転用密封環12に伝達する。この回転用密封環12は、炭化珪素、カーボン、その他のセラミックスなどの材質から製作する。
シールカバー30には、フラッシング通路35より機内L側に回転軸50と近接したフランジ部30Bを形成する。そして、フラッシング通路35からフラッシング液(清水)を射出し、ベローズ4の内周面4C内を通って固定用密封環2の内周面内と回転用密封環12の一部の内周面内に流れるようにする。また、シールカバー30と装置本体60との間のガスケット45によりフラッシング通路35からのフラッシング液(清水)を固定用密封環2の内周面内と回転用密封環12の内周面内に効率よく流れるようにするために、リング状のガスケット45の内周面を回転軸50と近接状態に形成するとよい。
上述のガスケット45が回転軸50と近接状態に形成できるのは、ガスケット45がゴム状弾性材製であるから回転軸50と接触しても、金属同士が接触するような摩耗や破損が生じないからである。このガスケット45は、ゴム、樹脂又はゴム層で覆った軟らかい金属などの材質から製作されている。そして、フラッシング通路35から供給されたフラッシング液は、フランジ部30Bに当接して流れを変え、ベローズ4の内周面4Cと回転軸50との間の流通路を通って固定用密封環2の内周面内及び回転用密封環12の内周面内に付着する高粘度液や固形物を洗浄する。同時に、互いに摺動するシール面2Fと相対シール面12Fとの摺動面は、内径側から遠心力により浸入するフラッシング液により洗浄されるとともに、シール面2Fと相対シール面12Fとの摺動時の潤滑作用もする。
さらに、シールカバー30の流体室Cは、固定用密封環2と回転用密封環12の大部分を覆うように軸方向に大きな寸法に形成すると良い。この流体室Cを大きくするために、環状溝の外周面(溝の底面)の径寸法も大きく形成すると良い。そして、クエンチング通路36A、36Bから供給されるクエンチング液は直接にシール面2Fと相対シール面12Fとの外周側へ射出できるように構成されている。また、環状溝の幅は、固定用密封環2と回転用密封環12との外周を覆うように大きく形成されているから、固定用密封環2のシール面2Fと回転用密封環12の相対シール面12Fが互いに摺動して摩擦により発熱しても、この冷却用または洗浄用の流体室Cを流れるクエンチング液の流量により発熱の温度を低下させる効果が期待できる。
セットプレート22は、シールカラー25にボルト23を介して取り付けるとともに、セットプレート22の凸状の位置決め部22Aをシールカバー30の位置決め溝30Gに嵌め込んで位置決めして組み立てる。そして、シールカラー25に結合する回転用密封環12が固定用密封環2に対して位置決めされたらソケットねじ26を螺合して回転軸50に係止する。尚、セットプレート22は、シールカラー25の周面に3等配に配置して取付ける。このセットプレート22は組立後に取り外すと良い。
このように構成されたメカニカルシール装置1は、固定用密封環2と、この固定用密封環2を押圧するとともに、固定用密封環2とアダプタ3Bとの間を密閉するベローズ4をシールカバー30の内周面30Aに取り付けて内蔵している。このため、取付可能なシールカバー30の内周面30Aは、機械・装置であるシールハウジング60の孔周面60Aとは異なり、他の構成を含む設計上から寸法の大きさに制約を受けないので、設計上から計算されるベローズ4の大きさに応じて内周面30Aを自由な寸法の大きさに形成できる。その結果、固定用密封環2を弾発に押圧するベローズ4の性能を向上させることができる。また、固定用密封環2のシール面2Fと回転用密封環12の相対シール面12Fとの密接によるシール能力を向上できる。さらに、摺動時の互いの両シール面2F,12Fの摩耗を防止できる効果が期待できる。さらにまた、ベローズ4や固定用密封環2は、シールカバー30内に内蔵できるので、従来のように密封環を取り付けるスリーブを不用として、構造を簡単にする。同時に、生産コストを低減できる。
図2は、本発明に係わる第2実施例を示すメカニカルシール装置1の片側の断面図である。このメカニカルシール装置1には、図1に示すメカニカルシール装置1におけるシールカバー30の内径方向を成すフランジ部30Bの内周部分に円筒状の案内仕切環21の一端部を結合する。そして、案内仕切環21の外周面をアダプタ3Bの内周面と、ベローズ4の内周面4Cと、リテーナ3Aの内周面との間に流通路を形成するように配置する。この流通路はフランジ部30Bとアダプタ3Bとの間の通路を介してフラッシング通路35に連通する。
このため、被密封流体が高粘度の流体又はケミカル液あるいは不純物を含む流体であっても、フラッシング通路35から放出されるフラッシング液によってベローズ4の内周面4Cを洗浄するとともに、シール面2Fと相対シール面12Fとの内周側を洗浄する。さらに、シール面2Fと相対シール面12Fとの間に高粘度の流体が付着するのを効果的に防止できる。その結果、相対摺動するシール面2F、12Fのシール能力を向上することができる。同時に、高粘度、不純物の特性を有する被密封流体が介在しても、ベローズ4の弾発力を発揮させて固定用密封環2のシール面2Fを相対シール面12Fへ密封に押圧することが可能になる。その他の構成は、図1で説明した構成とほぼ同一である。なお、図2の正面図は、図3と同様である。
以上のメカニカルシール装置1は、固定用密封環2をベローズ4に取り付ける実施例を説明した。しかし、図は省略するが、第3実施例のメカニカルシール装置1として、ベローズ4の一端の第1取付部をシールカラー25に取り付けるとともに、第2取付部に回転用密封環12を取り付けることもできる。また、固定用密封環2をケース6の内周面6Cに嵌着する。そして、固定用密封環2のシール面2Fと回転用密封環12の相対シール面12Fを密接する。その他の構成は図1と同様に構成する。このメカニカルシール装置1の作用効果は、図1で説明した内容と同様である。
以下、本発明に係わる他の実施態様の発明について、その構成と作用効果を説明する。
本発明に係わる第1発明のメカニカルシール装置は、シールカバーにはシールハウジング側に回転軸を囲む内径方向のフランジ部を有し、且つフランジ部と第1取付部との間からベローズの内周面内を通る流通路に連通するフラッシング通路を有するものである。
この第1発明に係わるメカニカルシール装置では、シールカバーには、シールハウジング側に回転軸を囲む内径方向のフランジ部を有し、且つフランジ部と第1取付部との間からベローズの内周面内を通る流通路に連通するフラッシング通路を有するので、フラッシング液をフラッシング通路から射出すると、フランジ部により被密封流体を遮断するとともに、フラッシング液によって被密封流体が密封環側へ流入するのを防止し、且つベローズと固定用密封環と回転用密封環との作動上問題となる重要な面の洗浄を確実に行うことができる。その結果、ケミカル液、高粘度液、不純物を含む液等によりベローズが不具合になるのを防止できるとともに、相対するシール面間に不純物が付着してシール面が摩耗するのを効果的に防止できる。
本発明に係わる第2発明のメカニカルシール装置は、フランジ部の内周端部にはベローズの内周面内との間に流通路を形成する案内仕切環を有するものである。
この第2発明に係わるメカニカルシール装置では、フランジ部の内周端部と結合してベローズの内周面内との間に流通路を形成する案内仕切環を有するので、フラッシング液によりベローズの内周面にケミカル液、スラリーを含む液等が浸入するのを防止し、且つベローズの内周面を強力に洗浄できる。さらに、フラッシング液を固定用密封環と回転用密封環の内周面へ射出して洗浄するとともに、シール面の摺動発熱を強力に冷却することができる。
本発明に係わる第3または第4発明のメカニカルシール装置は、第1取付部にはシールカバーの内周面と着脱自在に結合し且つ回転方向へは係止するケースを有するものである。
この第3または第4発明に係わるメカニカルシール装置では、第1取付部にはシールカバーの内周面と着脱自在にして密封に結合し且つ回転方向へは係止するケースを有するので、ベローズや固定用密封環の取り付けと取り外しが容易になる。また、ケミカル液によりケースとシールカバーとの嵌合間のOリングに不具合が生じてもOリングの交換が容易になる効果を奏する。
以上に説明したように、被密封流体が高粘度であっても、不純物を含んでいても、常に設定通りの圧力で押圧することを可能にする有用なメカニカルシール装置である。また、シールカバー内に高機能に内蔵できる有用なメカニカルシール装置である。しかも、単品としてシールカバー内に全体が内蔵してあるので、保管が容易であり、取付が簡単である有用なメカニカルシール装置である。

Claims (5)

  1. 軸を孔周面内に装着したシールハウジングと軸との間の被密封流体をシールするメカニカルシール装置であって、
    前記シールハウジングの前記孔周面の端部外面に取り付け可能にされて前記軸を囲む内周面と、前記内周面に形成される嵌合面と、前記シールハウジング側に前記回転軸を囲む内径方向のフランジ部とを有するシールカバーと、
    第1取付部と第2取付部とを有し且つ前記第1取付部と第2取付部との間の筒状部が弾発手段に形成されて軸を囲むベローズと、
    前記第1取付部に結合される結合部が内周に形成され、前記シールカバーの前記嵌合面に対して前記軸の軸方向に着脱自在に結合する係止面が外周に形成され、前記ベローズの外周面を覆うケースと、
    前記ベローズの第2取付部の周面に密封に取り付けられて前記ベローズの弾発手段により押圧される環状のシール面を有する固定用密封環と、
    前記固定用密封環の前記シール面と対向して摺動可能に密接する環状の相対シール面を有する回転用密封環と、
    前記回転用密封環と嵌合して密封に結合するとともに前記軸に密封に嵌着するシールカラーとを具備し、
    前記シールカバーにはフラッシング流体を供給可能なフラッシング通路が形成してあり、
    前記フランジ部と前記第1取付部との間に、前記フラッシング通路と連通する流通路が形成してあること、を特徴とするメカニカルシール装置。
  2. 前記嵌合面に形成される断面と前記係止面に形成される断面とで前記ケースを軸方向に係止して固定することを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記フランジ部の内周端部には前記ベローズの内周面との間を環状の前記流通路に形成する案内仕切環を有すること、を特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール装置。
  4. 前記シールカバーは、前記内周面に前記嵌合面よりも大径に形成される環状溝をさらに有し、
    前記シールカバーには、クエンチング流体を供給可能なクエンチング通路がさらに形成され、
    前記シールカバーの前記環状溝と前記固定用密封環および前記回転用密封環との間に前記クエンチング通路に連通する流体室が形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のメカニカルシール装置。
  5. 前記ケースの内周面には、ベローズの外周面を保持するダンパーが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のメカニカルシール装置。
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