JP2002156046A - メカニカルシール - Google Patents

メカニカルシール

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JP2002156046A JP2000353856A JP2000353856A JP2002156046A JP 2002156046 A JP2002156046 A JP 2002156046A JP 2000353856 A JP2000353856 A JP 2000353856A JP 2000353856 A JP2000353856 A JP 2000353856A JP 2002156046 A JP2002156046 A JP 2002156046A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/38Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member sealed by a packing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品数の減少及び小型化を図り、かつ組み込
み作業を容易迅速に行うことのできるメカニカルシール
70を提供する。 【解決手段】 軸封部ハウジング50側に密封的に装着
され非回転の固定環であるシールリング722及びこの
シールリング722を軸方向へ付勢する手段であるベロ
ーズ721を有する静止側密封要素群72が、軸封部ハ
ウジング50に密封的に取り付けられるシールカバー7
1に装着され、回転側密封要素群74における回転環で
あるメイティングリング741が、回転軸60に密封的
に外挿固定された軸スリーブ73の外周に配置されて係
合突起73b,741a同士で軸スリーブ73と円周方
向に係合し、止め環744で抜け止めされる。また、軸
スリーブ73とシールカバー71に跨って、回転軸60
に対する軸スリーブ73の装着位置を規定する位置決め
手段であるセッティング治具を取付可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばポンプ等の
回転機器の軸封手段として用いられるメカニカルシール
に関する。
【0002】
【従来の技術】大型ポンプの軸封手段として用いられる
従来のメカニカルシールとしては、図4に示されるよう
なものが知られている。この図4において、参照符号1
0はポンプの軸封部ハウジング、20はこの軸封部ハウ
ジング10の内周から機内へ挿通された回転軸、30は
軸封部ハウジング10と回転軸20の間を密封するメカ
ニカルシールである。メカニカルシール30は、軸封部
ハウジング10の機外側の端部に取り付けられるシール
カバー31と、このシールカバー31に取り付けられる
静止側密封要素群32と、回転軸20に外挿される軸ス
リーブ33と、この軸スリーブ33に取り付けられる回
転側密封要素群34からなる。
【0003】シールカバー31は、軸封部ハウジング1
0における機外側の端部にガスケット311を介して配
置され、ボルト・ナット312で固定されている。
【0004】静止側密封要素群32は、シールカバー3
1の内周部から機内側へ延びるベローズ321と、その
先端のリテーナ321bに密嵌されたシールリング32
2からなる。ベローズ321は、シールカバー31の内
周部に、ガスケット324を介してボルト323により
バッフルスリーブ325と共に取り付けられたアダプタ
321aと、その機内側に配置されたリテーナ321b
と、これらアダプタ321a及びリテーナ321bの間
に溶接されたベローズコア321cからなる。
【0005】一方、軸スリーブ33は、その機外側の端
部に形成された拡径部33aの外周に配置されたスリー
ブカラー331から径方向にねじ込まれたセットスクリ
ュ332によって、回転軸20に固定されている。軸ス
リーブ33の拡径部33aと回転軸20の間にはパッキ
ン333が介装され、このパッキン333は、スリーブ
カラー331に螺合したボルト334で締め付け力を付
与されるパッキン押さえ335によって、適当に圧縮さ
れている。
【0006】なお、スリーブカラー331から径方向に
ねじ込まれたセットスクリュ332は、軸スリーブ33
の拡径部33a及びパッキン押さえ335を径方向に貫
通して、回転軸20の外周面に圧接している。
【0007】また、回転側密封要素群34は、軸スリー
ブ33における機内側の端部33bにパッキン341を
介して外挿されたホルダ342と、このホルダ342に
パッキン343を介して保持されると共に切欠部344
aにおいてホルダ342のピン342aと円周方向に係
合され、静止側密封要素群32におけるシールリング3
22と対向端面同士で密接されたメイティングリング3
44とを備える。
【0008】ホルダ342の背面には、ボルト345を
介してカラー346が取り付けられ、その内周部に植設
されたピン346aが、軸スリーブ33の機内側の端部
33bに形成された切欠部33cと円周方向に係合して
いる。また、カラー346の内周部とホルダ342の内
周部との間には、パッキン341及びこれを押さえるス
ペーサ347と共に二つ割の押環348が挟持されてお
り、この押環348の内周部が、軸スリーブ33の機内
側の端部33bの外周面に形成された環状溝に嵌着され
ることによって、軸スリーブ33に対する回転側密封要
素群34の軸方向移動が規制されている。
【0009】すなわち、このメカニカルシール30は、
軸封部ハウジング10に取り付けたシールカバー31
に、非回転状態に保持された静止側密封要素群32のシ
ールリング322の端面が、回転軸20と一体的に回転
される回転側密封要素群34のメイティングリング34
4の端面に、ベローズ321の軸方向付勢力によって摺
接し、これによって、機内の密封対象流体が、軸封部ハ
ウジング10と回転軸20との間から機外へ流出するの
を防止するものである。回転側密封要素群34において
は、回転軸20の回転力が、この回転軸20にセットス
クリュ332によって固定された軸スリーブ33、その
機内側の端部切欠部33cにピン346aを介して係合
されたカラー346、これにボルト345で結合された
ホルダ342、及びこのホルダ342に植設したピン3
42aを介してメイティングリング344に伝達され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメカニカルシール30によれば、回転側のメイティ
ングリング344が、ホルダ342の環状凹部に嵌合さ
れる構造であるため、回転側密封要素群34の径方向の
寸法が大きなものになっており、このため、ポンプの軸
封部ハウジング10の内径も大きくする必要があり、機
器全体の大型化を来していた。また、メイティングリン
グ344とホルダ342の間を密封するパッキン343
が必要であり、このパッキン343は大径であるため高
価なものとなっていた。
【0011】また、回転側密封要素群34においては、
ホルダ342とメイティングリング344に、ピン34
2aと切欠部344aによる回転伝達手段が必要であ
り、ホルダ342に、カラー346、ボルト345、ス
ペーサ347及び押環348等による軸方向固定手段が
必要であり、カラー346と軸スリーブ33に、ピン3
46aと切欠部33cによる回転伝達手段が必要である
ため、これら各部品の形状や構造が複雑であった。しか
も回転側密封要素群34を構成する部品数が多く、組み
込みも煩雑で、そのため組み込み作業に長い時間を要し
ていた。
【0012】更に、回転側密封要素群34の部品数が多
いため、各部品の僅かな寸法誤差や組み込み誤差が累積
されると、回転軸20に対する軸スリーブ33の取付位
置が正確であっても、シールリング322に対するメイ
ティングリング344の摺接位置が軸方向に大きくずれ
て、その摺動面圧に大きな誤差を生じてしまうおそれが
あった。
【0013】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その主な技術的課題は、部品数の減少及び
小型化を図り、しかも組み込み作業を容易迅速に行うこ
とのできるメカニカルシールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
請求項1の発明に係るメカニカルシールは、軸封部ハウ
ジング側に密封的に装着され非回転の固定環及びこの固
定環を軸方向へ付勢する手段を有する静止側密封要素群
と、前記軸封部ハウジングの内周に挿通された回転軸に
密封的に外挿固定された軸スリーブと、前記軸スリーブ
の外周に密封的に装着されて前記回転軸と共に回転し前
記固定環と端面同士で密接される回転環を有する回転側
密封要素群とを備え、前記回転環が前記軸スリーブと円
周方向に対して互いに係合される係合部を有すると共
に、抜け止め手段により前記固定環との密接状態が保持
されるものである。
【0015】また、請求項2の発明に係るメカニカルシ
ールは、請求項1の構成において、静止側密封要素群
が、軸封部ハウジングに密封的に取り付けられるシール
カバーに装着され、軸スリーブと前記シールカバーに跨
って、回転軸に対する前記軸スリーブの装着位置を規定
する位置決め手段を取付可能としたものである。
【0016】また、請求項3の発明に係るメカニカルシ
ールは、請求項1又は2の構成において、回転環と軸ス
リーブとの係合部が、前記回転環の内周面に形成された
係合突起及び前記軸スリーブの端部に形成されて前記係
合突起と円周方向に衝合可能な係合突起からなり、抜け
止め手段が、前記軸スリーブの係合突起の外周面に形成
された止め環装着溝及びこの止め環装着溝に嵌着される
止め環からなるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るメカニカル
シールの好ましい実施の形態の装着状態を、軸心を通る
平面で切断して示す半断面図で、図中の参照符号50は
ポンプの軸封部ハウジング、60はこの軸封部ハウジン
グ50の内周から挿通され機内のインペラ等ポンピング
機構を回転させる回転軸、70は本発明のメカニカルシ
ールである。メカニカルシール70は、軸封部ハウジン
グ50の機外側の端部に取り付けられるシールカバー7
1と、このシールカバー71に取り付けられる静止側密
封要素群72と、回転軸60に外挿される軸スリーブ7
3と、この軸スリーブ73に取り付けられる回転側密封
要素群74からなる。
【0018】シールカバー71は、軸封部ハウジング5
0における機外側の端部にガスケット711を介して配
置され、ボルト・ナット712で固定されている。シー
ルカバー71の内周部における機外側の端部には、後述
するセッティング治具75と係合可能な外向き突起部7
1aと、その内周側の内向きフランジ部71bと、そこ
から機内側へ延びる筒状部71cが形成されている。
【0019】静止側密封要素群72は、シールカバー7
1の内周部に取り付けられて機内側へ延びる密封手段及
び付勢手段であるベローズ721と、その可動端のリテ
ーナ721bに密嵌された固定環であるシールリング7
22とからなる。ベローズ721は、シールカバー71
の内向きフランジ部71bに溶接あるいはろう付け等に
よって密封的に接合されたアダプタ721aと、シール
カバー71の筒状部71cにおける機内側の端部内周に
移動自在に配置されたリテーナ721bと、これらアダ
プタ721a及びリテーナ721bの間に溶接されたベ
ローズコア721cからなる。また、シールカバー71
の筒状部71cの内周面には、ベローズコア721cの
外周との間に微小隙間を有して環状のダンパ713が装
着されており、これによってベローズ721の振動を防
止し、ひいては静止側密封要素群72の振動を防止する
ようになっている。
【0020】一方、軸スリーブ73は、その機外側の端
部に形成された拡径部73aの外周に配置されたスリー
ブカラー731から、径方向にねじ込まれたセットスク
リュ732によって、回転軸60に固定されている。軸
スリーブ73の拡径部73aと回転軸60の間にはパッ
キン733が介装され、このパッキン733は、スリー
ブカラー731に螺合したボルト734で締め付け力を
付与されるパッキン押さえ735によって、適当に圧縮
されている。
【0021】なお、スリーブカラー731から径方向に
ねじ込まれたセットスクリュ732は、軸スリーブ73
の拡径部73aに開設されたセットスクリュ挿通孔73
f及びその内周に挿入されたパッキン押さえ735の内
周筒部735aに開設されたセットスクリュ挿通孔73
5bを径方向に貫通して、回転軸60の外周面に圧接し
ている。また、スリーブカラー731の外周面には、後
述するセッティング治具75を固定するための螺子孔
(図示省略)が円周方向1箇所以上に形成されている。
【0022】回転側密封要素群74は、軸スリーブ73
における機内側の端部に外挿されると共に静止側密封要
素群72におけるシールリング722と対向端面同士で
密接された、回転環であるメイティングリング741
と、軸スリーブ73とメイティングリング741との間
を密封するパッキン742と、このパッキン742を押
さえる二つ割の押環743と、メイティングリング74
1を軸スリーブ73に対して抜け止めする止め環744
とを備える。
【0023】図2は、軸スリーブ73の機内側の端部
と、これに装着されるメイティングリング741、パッ
キン742及び押環743の斜視図である。メイティン
グリング741は、円周方向の一部が断面で示されてい
る。
【0024】この図2に一層明確に示されるように、軸
スリーブ73における機内側の端部には、軸方向に延び
る複数(図示の例では4個)の係合突起73bが円周方
向等間隔で形成されており、すなわち各係合突起73b
間は切欠部73cとなっている。各係合突起73bの端
部近傍の外周面には、互いに対応する位置に、円周方向
へ延びる止め輪装着溝73dが形成されており、更に、
係合突起73bの形成部分よりも機外側の外周面には、
メイティングリング741におけるシールリング722
との摺動部Sよりも機内側に位置して、円周方向に連続
した押環装着溝73eが形成されている。
【0025】一方、メイティングリング741は、外周
面がシールリング722との摺動部S側へ向けて大径と
なる緩やかなテーパ状をなしており、内周面における機
内側の端部には、軸スリーブ73の各係合突起73b間
の切欠部73cに遊嵌される係合突起741aが円周方
向等間隔で形成されている。すなわち、この係合突起7
41aは軸スリーブ73の各係合突起73bと同数(図
示の例では4個)である。
【0026】なお、メイティングリング741における
各係合突起741aの内径は、回転軸60の外周面に遊
嵌可能な大きさであり、この係合突起741aが形成さ
れた内周面741bの径は、軸スリーブ73の各係合突
起73bの外周面に遊嵌可能な大きさとなっている。
【0027】メイティングリング741の内周面には、
係合突起741aより機外側すなわちシールリング72
2との摺動部S側に、拡径段差部741cが円周方向に
連続して形成されている。また、押環743は、半円弧
状の分割片743a,743bからなる二つ割の構造で
あって、軸スリーブ73の押環装着溝73eに嵌着さ
れ、その外周面が、メイティングリング741における
拡径段差部741cの大径側(摺動端面側)の内周面7
41dに遊嵌されるようになっている。そして、軸スリ
ーブ73とメイティングリング741との間を密封する
パッキン742は、この押環743と拡径段差部741
cとの間に配置されている。
【0028】なお、参照符号71dは、シールカバー7
1に開設したフラッシング孔であり、回転軸60によっ
て回転される機内のインペラ(図示省略)によって圧送
される流体(当該メカニカルシール70による密封対象
の流体)の一部を還流させるための配管が接続される。
すなわち、密封対象流体の一部がフラッシング孔71d
を介してシールリング722とメイティングリング74
1の摺動部Sの外周空間を経由して流れることによっ
て、このシールリング722とメイティングリング74
1の摺動部Sで発生する摺動熱を、有効に除去するよう
になっている。
【0029】以上説明したような構成を備えるメカニカ
ルシール70は、軸封部ハウジング50に取り付けたシ
ールカバー71の内周部に非回転状態に保持された静止
側密封要素群72のシールリング722の端面が、回転
軸60と一体的に回転される回転側密封要素群74のメ
イティングリング741の端面に、ベローズ721の軸
方向付勢力によって摺接し、これによって摺動部Sを形
成し、機内の密封対象流体が、軸封部ハウジング50と
回転軸60との間から機外へ流出するのを防止するもの
である。このとき、回転側密封要素群74においては、
回転軸60の回転力が、この回転軸60にセットスクリ
ュ732によって固定された軸スリーブ73から、その
機内側の端部に形成された係合突起73bと、メイティ
ングリング741の内周面に形成された係合突起741
aとの衝合面を介してメイティングリング741に伝達
される。
【0030】このメカニカルシール70によれば、軸ス
リーブ73に対するメイティングリング741の軸方向
装着位置が、軸スリーブ73の止め輪装着溝73dに嵌
着された止め環744のみによって規定されるので、寸
法誤差等によるメイティングリング741の軸方向装着
位置の誤差の発生が小さく抑えられる。また、メイティ
ングリング741が軸スリーブ73に直接係止されてい
るため、従来のようにホルダやカラーなどの部品を介し
て装着したものに比較して部品数が少なく、このため、
回転側密封要素群74の寸法を軸方向にも径方向にも小
さくすることができる。
【0031】また、回転側密封要素群74の部品数が少
ないことに加え、メイティングリング741が、従来の
ようにホルダに嵌合されているものと異なり、このよう
なホルダとの間を密封する大径のパッキンも不要である
ため、部品コストを安価にすることができる。
【0032】また、静止側密封要素群72におけるベロ
ーズ721の振動防止が、シールカバー71の筒状部7
1cの内周面に装着したダンパ713によって行われて
いるため、静止側の構造も簡素なものとすることができ
る。
【0033】図3は、メカニカルシール70を軸封部ハ
ウジング50及び回転軸60に装着する前の状態を示す
ものである。すなわち、上述の構成を備えるメカニカル
シール70は、ベローズ721及びシールリング722
からなる静止側密封要素群72が、予めシールカバー7
1の内周の内向きフランジ部71bに一体的に設けられ
る。
【0034】静止側密封要素群72の内周には軸スリー
ブ73を挿入し、その機外側の端部に形成された拡径部
73aの内周に、パッキン733を挿入すると共に、パ
ッキン733を機外側から押さえるパッキン押さえ73
5の内周筒部735aを挿入し、更に、軸スリーブ73
の拡径部73aに、スリーブカラー731を外挿する。
そして、スリーブカラー731の螺子孔731aと、パ
ッキン押さえ735の内周筒部735aのセットスクリ
ュ挿通孔735bと、軸スリーブ73の拡径部73aの
セットスクリュ挿通孔73fを径方向に互いに重合させ
て、スリーブカラー731の螺子孔731aからセット
スクリュ732をねじ込み、パッキン押さえ735の外
周フランジ部735cに円周方向所定間隔で開設された
ボルト挿通孔(図示省略)から、それぞれ締め付けボル
ト734をスリーブカラー731の螺子孔(図示省略)
に軸方向にねじ込む。これによって、軸スリーブ73、
パッキン押さえ735及びスリーブカラー731が、互
いに仮結合される。
【0035】図3における参照符号75は、位置決め手
段としてのセッティング治具であり、その一端には、シ
ールカバー71に形成された外向き突起部71aと掛合
されるフック部75aが形成され、他端部75bには、
径方向に貫通したボルト挿通孔(図示省略)が開設さ
れ、中間部の内周には、シールカバー71に形成された
筒状部71cの機外側の端部とスリーブカラー731と
の間に介入されるスペーサ部75cが形成されている。
そして、このセッティング治具75のフック部75a
を、シールカバー71の外向き突起部71aに掛合さ
せ、他端部75bの内周面を、スリーブカラー731の
外周面に重合させて、ボルト751で固定すると、セッ
ティング治具75及びスリーブカラー731を介して、
シールカバー71に対する軸スリーブ73の軸方向相対
位置が規定されることになる。
【0036】静止側密封要素群72の内周を通ってその
シールリング722より機内側に達する軸スリーブ73
の端部には、回転側密封要素群74を装着する。この回
転側密封要素群74の装着に際しては、まず軸スリーブ
73の係合突起73bと押環装着溝73eの間の外周面
にパッキン742を外挿すると共に、押環装着溝73e
に二つ割の押環743を装着し、メイティングリング7
41を、その各係合突起741aが軸スリーブ73の各
係合突起73b間に遊嵌されるように軸スリーブ73の
端部に外挿し、更に、軸スリーブ73の各係合突起73
bに跨って形成された止め環装着溝73dに止め環74
4を装着する。これによって、パッキン742及び押環
743がメイティングリング741の拡径段差部741
cの大径側(摺動部S側)の内周面741dに介入され
ると共に、メイティングリング741が、その端面をシ
ールリング722に接触された状態で、軸スリーブ73
に装着される。
【0037】なお、パッキン742は、予めメイティン
グリング741の拡径段差部741cの大径側の内周面
74dに保持し、メイティングリング741と共に軸ス
リーブ73に外挿するようにしても良い。
【0038】また、止め環744としては、典型的には
円周方向一箇所が不連続、すなわち略C字形としたスナ
ップリングが使用されるが、軸スリーブ73の各係合突
起73bが径方向に対してある程度の弾性を有する場合
は、円周方向に連続した円環状であっても良い。
【0039】この状態では先に説明したように、シール
カバー71に対する軸スリーブ73の軸方向相対位置
が、セッティング治具75及びスリーブカラー731を
介して規定されているので、シールカバー71に一体的
に設けられた静止側密封要素群72と、軸スリーブ73
に装着された回転側密封要素群74との軸方向相対位置
関係も規定されることになる。したがって図3に示され
るように、静止側密封要素群72におけるベローズ72
1が所定の軸方向長さに圧縮され、これによって、シー
ルリング722とメイティングリング741の対向端面
同士が所定の面圧で密接された状態となる。
【0040】次にこの状態から、軸スリーブ73を回転
軸60に外挿して、シールカバー71を軸封部ハウジン
グ50の機外側の端部にボルト・ナット712で固定す
ると共に、セットスクリュ732を締め付け方向に回転
させて、その先端を、軸スリーブ73の拡径部73a及
びパッキン押さえ735の内周筒部735aに開設され
たセットスクリュ挿通孔73f,735bを通して回転
軸60の外周面に圧接させる。これによって、軸スリー
ブ73は、スリーブカラー731及びセッティング治具
75を介して、シールカバー71に対して位置決めされ
た状態で、回転軸60の外周面に固定される。
【0041】そして、上述のような軸封部ハウジング5
0へのシールカバー71の固定及び回転軸60への軸ス
リーブ73の固定後は、ボルト751と共にセッティン
グ治具75を取り外すことによって、図1に示されるよ
うな取付状態となる。
【0042】すなわち本発明のメカニカルシール70に
よれば、予めセッティング治具75及びスリーブカラー
731を介して軸スリーブ73が位置決めされ、これに
よって静止側密封要素群72と回転側密封要素群74が
互いに位置決めされた状態で、軸封部ハウジング50及
び回転軸60に装着される。
【0043】なお、パッキン押さえ735の内周筒部7
35aに開設されたセットスクリュ挿通孔735bは、
軸方向に延びる長孔状に形成されており、軸スリーブ7
3をスリーブカラー731及びセットスクリュ732に
よって回転軸60に固定した後も、パッキン押さえ73
5は、締め付けボルト734によって、軸方向に変位可
能な状態にある。このため、パッキン733を、回転軸
60と軸スリーブ73との間の密封に必要な所要の締め
付け力で圧縮することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明に係るメカニカルシール
によれば、回転側密封要素群における回転環が、回転軸
に外挿される軸スリーブと円周方向に対して互いに係合
されると共に、軸スリーブに設けた抜け止め手段により
固定環との密接状態が保持された状態に装着されるの
で、回転側密封要素群の部品数が少なく、かつ小型化さ
れる。したがって装着に要する手数を削減することがで
き、かつメカニカルシール全体の小型化が実現される。
【0045】請求項2の発明に係るメカニカルシールに
よれば、静止側密封要素群が、軸封部ハウジングに密封
的に取り付けられるシールカバーに装着され、回転軸へ
の軸スリーブの装着の際に、この軸スリーブの装着位置
が、予め位置決め手段によって規定されるため、回転軸
への組み込み作業を容易にすることができる。
【0046】請求項3の発明に係るメカニカルシールに
よれば、回転環の内周面の係合突起を軸スリーブの係合
突起に係合させて、軸スリーブの係合突起の外周面に形
成された止め環装着溝に止め環を装着することによって
回転環を抜け止めするため、回転側密封要素群の部品数
が少なく、寸法誤差等による回転環の軸方向装着位置の
誤差の発生を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメカニカルシールの好ましい実施
の形態を、軸心を通る平面で切断して示す装着状態の半
断面図である。
【図2】本発明に係るメカニカルシールの好ましい実施
の形態において、軸スリーブの機内側の端部と、これに
装着されるメイティングリング、パッキン及び押環を示
す分解斜視図である。
【図3】本発明に係るメカニカルシールの好ましい実施
の形態を、軸心を通る平面で切断して示す未装着状態の
半断面図である。
【図4】従来の技術に係るメカニカルシールを、軸心を
通る平面で切断して示す装着状態の半断面図である。
【符号の説明】
50 軸封部ハウジング 60 回転軸 70 メカニカルシール 71 シールカバー 72 静止側密封要素群 721 ベローズ(付勢手段) 722 シールリング(固定環) 73 軸スリーブ 73b,741a 係合突起 73d 止め環装着溝 74 回転側密封要素群 741 メイティングリング(回転環) 744 止め環 75 セッティング治具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸封部ハウジング(50)側に密封的に
    装着され非回転の固定環(722)及びこの固定環(7
    22)を軸方向へ付勢する手段(721)を有する静止
    側密封要素群(72)と、 前記軸封部ハウジング(50)の内周に挿通された回転
    軸(60)に密封的に外挿固定された軸スリーブ(7
    3)と、 前記軸スリーブ(73)の外周に密封的に装着されて前
    記回転軸(60)と共に回転し前記固定環(722)と
    端面同士で密接される回転環(741)を有する回転側
    密封要素群(74)とを備え、 前記回転環(741)が前記軸スリーブ(73)と円周
    方向に対して互いに係合される係合部を有すると共に、
    抜け止め手段により前記固定環(722)との密接状態
    が保持されることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 【請求項2】 静止側密封要素群(72)が、軸封部ハ
    ウジング(50)に密封的に取り付けられるシールカバ
    ー(71)に装着され、 軸スリーブ(73)と前記シールカバー(71)に跨っ
    て、回転軸(60)に対する前記軸スリーブ(73)の
    装着位置を規定する位置決め手段(75)が取付可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシー
    ル。
  3. 【請求項3】 回転環(741)と軸スリーブ(73)
    との係合部が、前記回転環(741)の内周面に形成さ
    れた係合突起(741a)及び前記軸スリーブ(73)
    の端部に形成されて前記係合突起(741a)と円周方
    向に衝合可能な係合突起(73b)からなり、 抜け止め手段が、前記軸スリーブ(73)の係合突起
    (73b)の外周面に形成された止め環装着溝(73
    d)及びこの止め環装着溝(73d)に嵌着される止め
    環(744)からなることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のメカニカルシール。
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