JP2003062500A - パンコーティング装置 - Google Patents

パンコーティング装置

Info

Publication number
JP2003062500A
JP2003062500A JP2001255350A JP2001255350A JP2003062500A JP 2003062500 A JP2003062500 A JP 2003062500A JP 2001255350 A JP2001255350 A JP 2001255350A JP 2001255350 A JP2001255350 A JP 2001255350A JP 2003062500 A JP2003062500 A JP 2003062500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pan coating
coating apparatus
spray gun
rotary drum
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001255350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5202778B2 (ja
Inventor
Shigemichi Takei
成通 武井
Katsuhiko Ito
雄彦 伊藤
Takuya Nakamura
卓也 中村
Kazutomi Unosawa
一臣 鵜野澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freund Corp filed Critical Freund Corp
Priority to JP2001255350A priority Critical patent/JP5202778B2/ja
Publication of JP2003062500A publication Critical patent/JP2003062500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202778B2 publication Critical patent/JP5202778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0221Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts
    • B05B13/025Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk
    • B05B13/0257Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk in a moving container, e.g. a rotatable foraminous drum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/60Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
    • B05B15/68Arrangements for adjusting the position of spray heads

Landscapes

  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を停止させることなく装置外部からスプ
レーガン位置が変更可能な、作業性や処理条件の再現性
に優れたパンコーティング装置を提供する。 【解決手段】 当該パンコーティング装置は、回転軸線
Oを中心に回転自在に設けられた回転ドラム1を有す
る。回転ドラム1の内部には、被処理物2の集積層36
にコーティング液を噴霧するスプレーガン3が配設され
る。スプレーガン3はサポートパイプ26に取り付けら
れ、スプレーガン昇降装置31によって上下に移動自在
に支持される。スプレーガン昇降装置31は、サポート
パイプ26を支持するハンガーパイプ30と、回転ドラ
ム1外に配設され、ハンガーパイプ30を上下方向に移
動させるエアシリンダ32とを有する。集積層36とス
プレーガン3との距離は、スプレーガン昇降装置31に
よって装置外部から変更でき、装置稼働中でも外部から
スプレーガン3の設置位置調整を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドラム内にて
食品や医薬品等の粉粒体にコーティングを施すパンコー
ティング装置に関し、特に、回転ドラム内におけるスプ
レーガンの設置位置の調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品や医薬品に糖衣やフィルムコーティ
ング等を施すコーティング装置として、回転ドラム内に
被処理物を収容してコーティング液を噴霧すると共に、
被処理物層に乾燥用気体を貫流させて乾燥処理を行うパ
ンコーティング装置が知られている。このようなパンコ
ーティング装置では、ほぼ水平な回転軸線を有する密閉
型の回転ドラム内に粉粒体が投入され、回転ドラムの底
部に集積された粉粒体の集積層に向けてスプレーガンか
らコーティング液が噴霧される。この場合、回転ドラム
内におけるスプレーガンの設置位置は、被処理物やコー
ティング液の種類、処理進行状況等によって適宜変更さ
れる。そして、諸条件を勘案して凝集や噴霧乾燥が生じ
ないようにスプレーガンの位置を決定し、その上でコー
ティング処理を実行する。
【0003】図6,7は、このようなパンコーティング
装置における従来のスプレーガンの取付構造を示す説明
図である。ここで、図6の装置にあっては、スプレーガ
ン52は個別にクランメル棒54に取り付けられ、回転
ドラム51内に配設される。クランメル棒54は、サポ
ートパイプ55に軸方向に移動自在に取り付けられたク
ランプ56によって保持されている。サポートパイプ5
5は、回転ドラム51外に延伸し、パンコーティング装
置本体57に取り付けられたハンガーパイプ58に連結
されている。この場合、クランメル棒54は、クランプ
56に対し上下方向に移動自在になっており、クランプ
56の操作により任意の位置にて固定できるようなって
いる。そして、このクランメル棒54の固定位置調整に
より、スプレーガン52の位置設定が行われる。
【0004】一方、図7の装置にあっては、スプレーガ
ン52は、ガンボックス59に収容されている。ガンボ
ックス59は、サポートパイプ55の一端側に取り付け
られている。サポートパイプ55の他端側は、ハンガー
パイプ58に取り付けられたクランプ60に固定されて
いる。この場合、クランプ60は、ハンガーパイプ58
に対し上下方向に移動自在になっており、任意の位置に
て固定できるようなっている。そして、このクランプ6
0の固定位置調整により、スプレーガン52の位置設定
が行われる。
【0005】次に、このようなパンコーティング装置で
は、例えば、次にようにしてコーティング処理が行われ
る。そこではまず、回転ドラム1に被処理物が投入さ
れ、スプレーガン52と被処理物の集積層53との距離
を所定値L0に設定する。すなわち、クランプ56,6
0を適当な位置にて固定し、スプレーガン52の位置を
適宜設定する。そして、回転ドラム1の開閉蓋を閉じ、
スプレーガン52からコーティング液を噴霧しつつ回転
ドラム1を回転させる。また、コーティング液の噴霧と
同時若しくはコーティング液と交互などのタイミングで
図示しない通気部から乾燥用気体を貫流させてコーティ
ング処理を実行する。
【0006】この場合、コーティング処理が進行するに
従って、被処理物状にはコーティング層が形成され、そ
の分、被処理物の集積層53の嵩が増大する。このた
め、集積層53上面とスプレーガン52との距離が次第
に小さくなり、コーティング液の噴霧条件が処理開始当
初とは異なる状態となる。そこで、均一なコーティング
処理を行うべく、そこで一旦装置を停止し、スプレーガ
ン52と集積層53との距離を改めてL0に設定し直
す。すなわち、図6の装置では、サポートパイプ55を
回転ドラム1から引き出し、クランプ56によりスプレ
ーガン52の位置を変更する。また、図7の装置では、
クランプ60の部分を調節してサポートパイプ55を上
に上げスプレーガン52の位置を変更する。そして、改
めてコーティング処理を再開する。
【0007】以後、集積層53のせり上がりに応じてス
プレーガン52の位置を調整しつつ、コーティング処理
を実行する。これにより、処理時間中におけるコーティ
ング条件がほぼ一定化され、均一できれいなコーティン
グ層を被処理物に形成することが可能となる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6,
7のような従来のパンコーティング装置では、前述のよ
うに、集積層53の状態に応じて、装置を一旦停止させ
てスプレーガンの位置を調整する必要がある。このた
め、処理中に人手による作業が必要となり、処理時間が
延び製造工数が増大するという問題があった。この場
合、糖衣処理などのように、処理時間が長い(通常半日
程度)ものであっても、人的作業が必須となり、処理の
無人化、自動化を行うことができず、夜間無人運転など
によりコストダウンを図ることができないという問題が
あった。
【0008】また、1バッチ毎にスプレーガンの位置を
調整しつつコーティング処理を行うため、各バッチ間に
おいてスプレー条件(スプレーガン高さ位置)の再現性
が得にくいという問題があった。すなわち、時間や目
視、経験等によって処理条件の均一化を図るものの、常
に誰でも同じ条件を再現できる訳ではなく、処理毎にコ
ーティング状態に微妙なバラツキが生じることは避けら
れなかった。
【0009】一方、処理中の作業を廃してコストダウン
を図るべく、スプレーガンを当初から高い位置に設置
し、被処理物の集積層がせり上がっても、スプレーガン
との距離が一定以下にはならないようにする方策も採ら
れている。しかしながら、かかる方式では、スプレーガ
ンと被処理物との距離が一定とならないため、処理条件
が変動し、均一できれいなコーティング層が形成できな
いという問題が生じる。特に、腸溶性の薬剤などでは、
コーティング層が不均一となるとその効果が変化するお
それがあり、品質保持の観点から装置を停止させてスプ
レーガン位置を調整する方式を採らざるを得ず、その改
善が望まれていた。
【0010】本発明の目的は、装置を停止させることな
く装置外部からスプレーガン位置が変更可能な、作業性
や処理条件の再現性に優れたパンコーティング装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパンコーティン
グ装置は、ほぼ水平な回転軸線を中心に回転自在に設け
られ、その内部にコーティング室が形成された回転ドラ
ムと、前記回転ドラム内に設けられ、前記回転ドラム内
の被処理物の集積層に向けて液体を噴霧する液体噴霧手
段とを備えてなるパンコーティング装置であって、前記
回転ドラムの外部に設けられ、前記液体噴霧手段の設置
位置を前記回転ドラムの外側から変更可能な噴霧位置移
動手段を有することを特徴とする。
【0012】本発明のパンコーティング装置では、被処
理物の集積層と液体噴霧手段との距離を、噴霧位置移動
手段によって装置外部から変更できる。つまり、集積層
と液体噴霧手段との距離が小さくなったところで、装置
外部から液体噴霧手段の設置位置調整を容易に行うこと
ができ、作業工数の削減を図ることが可能となる。ま
た、液体噴霧手段の設置位置を任意に調整できるので、
処理中における液体噴霧手段の高さ位置の再現性向上も
図られる。
【0013】この場合、前記パンコーティング装置にお
いて、噴霧位置移動手段を、前記液体噴霧手段を支持す
るハンガー部材と、前記回転ドラム外に配設され、前記
ハンガー部材を上下方向に移動させる駆動装置とを有す
る構成としても良い。なお、液体噴霧手段を回転ドラム
外にてハンガー部材で支持するようにしても良い。
【0014】また、前記パンコーティング装置におい
て、前記噴霧位置移動手段を前記回転ドラムの回転を維
持した状態で前記液体噴霧手段を上下方向に移動可能に
設けても良く、これにより、パンコーティング装置を停
止させることなく、装置外部から液体噴霧手段の設置位
置調整を容易に行うことができる。
【0015】さらに、前記噴霧位置移動手段により、前
記液体噴霧手段を鉛直方向に移動させたり、前記集積層
に対し直角方向に移動させるようにしても良い。なお、
ここで言う鉛直方向や直角方向は、水平や集積層上面に
対して厳密に90度であることは求めてはおらず、前後
10度程度の幅を持った概念である。
【0016】加えて、前記パンコーティング装置におい
て、前記液体噴霧手段と前記集積層との間の距離を検知
するセンサ手段を設けても良い。前記センサ手段として
は、例えば、その先端が前記集積層に接触すると電気信
号を出力するコンタクトプローブなどの接触型探知装置
や、発信された音波の反射波によって前記液体噴霧手段
と前記集積層との間の距離を検知するソナーのような音
響型探知装置などを用いることができる。
【0017】また、センサ手段を設けた場合、前記パン
コーティング装置に、前記センサ手段よる検出値に基づ
いて前記噴霧位置移動手段を作動させて前記液体噴霧手
段と前記集積層との間の距離を一定に維持する噴霧距離
制御装置を設けても良い。これにより、液体噴霧手段の
位置制御を、噴霧距離制御装置によるフィードバック制
御によって行うことが可能となる。従って、正確に液体
噴霧手段の設置位置調整を行うことができ、製品品質の
更なる向上が図られる。また、コーティング処理中にお
ける人的作業を省くことができ、夜間無人運転なども可
能となり、処理工数が大幅に削減され、製造コストの削
減が図られる。
【0018】一方、前記パンコーティング装置におい
て、前記噴霧位置移動手段を、人力のみならず、油圧ま
たは空気圧によって作動する流体圧アクチュエータや電
動モータ、ジャッキによって駆動するようにしても良
い。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の実施の形態1であるパンコーティング装置の全体
構成の概要を示す説明図、図2は図1のパンコーティン
グ装置における回転ドラム近傍の構成を示す説明図、図
3は図2における矢示X方向の要部側面図である。
【0020】図1の装置では、従来のパンコーティング
装置と同様、回転ドラム1内に被処理物2を収容し、そ
こにスプレーガン(液体噴霧手段)3を用いてコーティ
ング液を噴霧する。また、コーティング液と同時若しく
はコーティング液と交互に回転ドラム1内に乾燥用気体
を送給する。そしてこれにより、被処理物2の表面に付
着したコーティング液を乾燥させて被覆層を形成し、被
処理物2のコーティング処理を行う。
【0021】図1に示すように、当該パンコーティング
装置の中央部には回転ドラム1が設置されている。この
回転ドラム1は、ほぼ水平な回転軸線Oを中心に回転自
在に設けられ、その内部は、ガムやチョコレート、錠剤
等の被処理物2が投入される密閉型のコーティング室4
となっている。回転ドラム1の胴部5は、その一部(例
えば円周方向の8ケ所)が多孔板で形成されており、多
数個の通気孔が開設されている。一方、回転ドラム1の
外周部は、通気ダクト6に覆われており、この通気ダク
ト6とコーティング室4内とは前記通気孔を介して連通
している。
【0022】回転ドラム1の図1において右側には、図
示しないドラム回転機構が配置されている。ここでは、
回転ドラム1の右端側にスプロケットが取り付けられて
おり、このスプロケットは、チェーンを介してモータ側
のスプロケットと接続されている。そして、モータの回
転に伴って、回転ドラム1がチェーン駆動され、回転軸
線Oを中心に回転するようになっている。なお、回転ド
ラム1の左端側は図示しない2個のローラによって支持
されている。
【0023】回転ドラム1の図1において左側には、回
転軸線O方向(以下、軸方向と略記する)に沿ってスラ
イド移動可能な前面パネル7と内側パネル8が取り付け
られている。この場合、両パネル8,9は、装置本体9
の上部に取り付けられたスライドレール10に吊設され
ている。また、スライドレール10は、図2に示すよう
に、装置本体9上に設けられたスライド支持部11にて
ローラ12により軸方向に移動自在に支持されている。
これにより、両パネル8,9をスライドレール10と共
に軸方向に引き出し、装置内部の清掃やメンテナンス時
を容易に行えるようになっている。なお、図2では、通
気ダクト6や内側パネル8等は省略されている。
【0024】また、前面パネル7には、開閉蓋13およ
び製品排出口14が設けられた円筒形状の開口接合部1
5が設けられている。この開口接合部15は、両パネル
8,9を装置本体9に装着すると回転ドラム1の前面開
口部16と接合される。そして、コーティング処理開始
に際しては、開閉蓋13をあけて被処理物2を投入し、
開口接合部15は被処理物投入口として用いられる。一
方、処理終了時には、製品排出口14を開いて回転ドラ
ム1を回転させることにより、コーティング処理後の製
品を自動的に排出できるようになっている。
【0025】内側パネル8には、通気ダクト6と接合さ
れるロータリーエアジャケット17が取り付けられてい
る。この場合、ロータリーエアジャケット17は、内側
パネル8を装置本体9に装着すると(以下、内側パネル
装着時と略記する)、回転ドラム1と共に回転する通気
ダクト6の回転動作を許容しつつ、通気ダクト6と気密
に接合される。また、ロータリーエアジャケット17に
は連通ダクト18が取り付けられており、連通ダクト1
8は、内側パネル装着時には、図示しない排気源と接続
され装置本体9内に配設された排気ダクト19に接続さ
れる。そしてこれにより、内側パネル装着時に、通気ダ
クト6と排気ダクト19が連通ダクト18を介して接続
されることになる。
【0026】回転ドラム1の内部には、コーティング室
4に乾燥用気体を供給するインナーダクト20が配設さ
れている。このインナーダクト20は、回転ドラム1の
回転軸線Oより上方に設置され、図示しない給気源に接
続された給気ダクト21に連通している。これにより、
給気源から送給された熱風または冷風は、給気ダクト2
1とインナーダクト20を介してコーティング室4に供
給される。コーティング室4内の空気流は、その後、被
処理物2を貫流して通気ダクト6に至り、連通ダクト1
8を経て排気ダクト19から排気源へと送られる。
【0027】回転ドラム1の内にはまた、転動する被処
理物2を撹拌混合して均一なコーティングを施したり、
良好なコーティング層を得るためのバッフル22が取り
付けられている。バッフル22は揺動アーム23の先端
に取り付けられており、作動位置と休止位置との間にて
移動するようになっている。そして、作動位置にバッフ
ル22を設定した状態のもとで、回転ドラム1を回転さ
せることによりバッフル22によって被処理物2が攪拌
される。
【0028】一方、回転ドラム1や排気ダクト19、給
気ダクト21には、洗浄ノズル24a〜24cが設置さ
れている。この洗浄ノズルには、図示しない洗浄液供給
源から洗浄液が供給され、回転ドラム1の内外やダクト
18,21内を高圧洗浄水により洗い流せるようになっ
ている。この場合、当該装置では装置本体9がコーティ
ング室部9aと駆動室部9bとに完全に仕切られている
ため、回転ドラム1内外の洗浄を洗浄ノズル24a,b
にて容易かつ確実に行うことができる。
【0029】回転ドラム1内にはさらに、コーティング
液の噴霧装置であるスプレーガン3が設置されている。
スプレーガン3はガンボックス25に収容され、軸方向
に沿って複数個設置されている。また、ガンボックス2
5は、軸方向に沿って延びるサポートパイプ26の一端
側に取り付けられている。サポートパイプ26の他端側
は、コネクタ27を介してハンガーパイプ(ハンガー部
材)30に接続されている。すなわち、ガンボックス2
5は、サポートパイプ26およびコネクタ27を介して
ハンガーパイプ30に片持ち支持された形となってい
る。一方、ハンガーパイプ30は、前面パネル7に取り
付けられており、開口接合部15の上部から突出する形
で上下方向に延設されている。そして、前面パネル7を
装置本体9に装着すると、ガンボックス25が前面開口
部16から回転ドラム1内へと挿入される。
【0030】また、コネクタ27には、コーティング液
供給口28が形成されている。このコーティング液供給
口28は、コーティング液供給パイプ29(図3参照)
と接続されており、図示しない液体貯留槽からポンプに
よってコーティング液が供給される。そして、このコー
ティング液は、サポートパイプ26内を通じてスプレー
ガン3に供給され、所定の圧力にて被処理物2に対して
噴霧される。
【0031】ここで、当該パンコーティング装置では、
スプレーガン3は、スプレーガン昇降装置(噴霧位置移
動手段)31によって、回転ドラム1外から随時上下に
移動させることができる。すなわち、ハンガーパイプ3
0と、駆動装置たるエアシリンダ(流体圧アクチュエー
タ)32、ハンガーパイプ30とエアシリンダ32のピ
ストンロッド33とを連結する接続プレート34とを備
えたスプレーガン昇降装置31によってスプレーガン3
の設置位置を適宜変更できるようになっている。
【0032】この場合、前面パネル7の上端側には、エ
アシリンダ32が配設されており、そのピストンロッド
33の上端とハンガーパイプ上端部30aが接続プレー
ト34にて連結されている。また、エアシリンダ32に
は、図示しないエア供給源から圧縮空気が供給されてお
り、制御駆動装置(噴霧距離制御装置)35によって駆
動制御されている。そして、エアシリンダ32のピスト
ンロッド33を出没させることにより、接続プレート3
4を介してハンガーパイプ30が上下に移動され、これ
に伴ってスプレーガン3が回転ドラム1内にて上下に移
動し、その設置位置を回転ドラム1外から制御すること
ができる。
【0033】図4は、スプレーガン3の回転ドラム1内
における移動状態を示す説明図である。当該実施の形態
では、スプレーガン3は、回転軸線Oとほぼ直角に略鉛
直方向に沿って移動する。そこで、当該パンコーティン
グ装置におけるコーティング処理について、図4を参照
しつつ説明する。まず、ここではコーティング処理を施
される核粒子として、錠剤やチョコレート等の被処理物
2を開閉蓋13をあけて開口接合部15から回転ドラム
1内に投入する。所定量の被処理物2を投入した後、開
閉蓋13を閉じ、回転ドラム1を回転させる。
【0034】次に、回転ドラム1内のコーティング室4
に収容された被処理物2に対し、回転ドラム1を回転さ
せつつ、スプレーガン3からコーティング液の噴霧を行
う。コーティング液には、被覆物質やバインダー、溶剤
等が含まれ、スプレーガン3から所定の圧力にて噴霧さ
れる。このとき、当該パンコーティング装置では、スプ
レーガン3と集積層36との距離を、被処理物やコーテ
ィング液等の条件によって予め設定した所定値L1に設
定し処理を開始する。すなわち、スプレーガン昇降装置
31を作動させて、スプレーガン3を集積層36の上面
36aからL1だけ離れた位置に設置する。そして、こ
の位置にてコーティング液を噴霧して処理を開始する。
【0035】コーティング液を噴霧して行くに連れ、被
処理物2の表面にコーティング層が形成され、それに伴
って集積層36も次第にせり上がってくる。このとき、
スプレーガン3と集積層36との距離は、当初のL1
りも小さくなっている。従って、このまま処理を続ける
とスプレーゾーンが小さくなり、局所的な増湿が生じ凝
集が発生するおそれがある。このため、従来のパンコー
ティング装置では、ここで一旦装置を止め、スプレーガ
ン3の設置位置を修正した上で改めてコーティング処理
を再開していた。
【0036】これに対し、本発明によるパンコーティン
グ装置では、距離が小さくなったところでスプレーガン
昇降装置31を作動させ、装置外部からスプレーガン3
の設置位置を変更することができる。つまり、エアシリ
ンダ32を作動させて、図4に示すように、集積層36
との距離がL1となるようスプレーガン3の位置を上昇
させる。これにより、装置を停止させることなく、スプ
レーガン3の設置位置調整を容易に行うことができ、作
業工数の削減を図ることが可能となる。
【0037】また、スプレーガン3の移動タイミングや
移動量を記録しておくことにより、処理中におけるスプ
レーガン3の高さ位置の再現性向上も図られる。従っ
て、同一・同量の被処理物に対し、同一の処理を再現す
ることができ、バッチ間でのバラツキを抑え製品品質の
安定化を図ることが可能となる。さらに、制御駆動装置
35におけるプログラミング処理を行うこともでき、よ
り精緻な再現性を実現することが可能となる。
【0038】このようにしてスプレーガン3と集積層3
6との距離を調整しつつコーティング液の噴霧を行い、
乾燥用気体によってそれを乾燥させてコーティング層を
形成させる。そして、所定量のコーティング液を噴霧し
終え、被処理物に所望のコーティング層が形成されたと
ころで処理を終える。その後、開口接合部15の製品排
出口14を開いて、コーティング処理済の製品を排出す
る。
【0039】一方、当該パンコーティング装置における
コーティング処理では、スプレーガン3と集積層36と
の距離を簡単に調整できるので、次のような処理形態も
容易に行うことができる。すなわち、例えばフィルムコ
ーティングを行う場合などにおいて、被処理物に対し、
当初はスプレーガン3を近接させてコーティング液の分
散を抑えつつコーティング液を噴霧する。そして、被処
理物にコーティング層が概ね1層形成できた段階から
は、スプレーガン3を遠ざけると共にスプレー速度を上
げて一気に外層を形成する。
【0040】この場合、従来の装置では、均一なコーテ
ィング層形成には良好な手法であるにもかかわらず、途
中で装置を止めてスプレーガン3の設定を行う必要があ
り、工数との兼ね合いからその採用が見送られるケース
が多かった。しかしながら、当該パンコーティング装置
では、スプレーガン3の位置設定を装置を止めることな
く容易に行うことができるので、かかる手法も工数を気
にすることなく採用できる。従って、望ましい手順によ
ってコーティング処理を容易に行うことができ、製品品
質の向上を図ることが可能となる。
【0041】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2であるパンコーティング装置について説明する。図
5は、実施の形態2のパンコーティング装置におけるス
プレーガンの移動状態を示す説明図である。なお、装置
本体9などの主要部は実施の形態と同様であり、それと
同一の部材・部品等については同一の符号を付しその説
明は省略する。
【0042】実施の形態2の装置では、スプレーガン3
と集積層36との距離を検出するセンサが設けられてお
り、その検出信号によりスプレーガン位置が自動制御さ
れる。すなわち、図5においては、スプレーガン3の近
傍にコンタクトプローブ(センサ手段)37が設置され
ている。このコンタクトプローブ37は接触型探知装置
の一種であり、ロードセルのように、先端が集積層36
に触れるとその圧力よって電気信号が出力されるように
なっている。また、その長さは、スプレーガン3と集積
層36との距離がL1を下回ると、その先端が集積層3
6に接するように設定されている。
【0043】一方、図5に場合においては、スプレーガ
ン3は、被処理物2の集積層36の上面36aとほぼ直
角の方向に沿って移動する。すなわち、実施の形態1の
場合と異なり、ハンガーパイプ30が回転軸線Oに対し
て角度α方向に作動するようになっている。この場合、
スプレーガン3を移動させる距離は、集積層36の上昇
距離と等しくなり、その調整、制御が容易となる。
【0044】このようなパンコーティング装置では、コ
ンタクトプローブ37からの信号に基づいて、制御駆動
装置35はスプレーガン昇降装置31を作動させスプレ
ーガン3の位置を移動させる。すなわち、スプレーガン
3と集積層36との距離が当初のL1よりも小さくな
り、コンタクトプローブ37から信号が出力されると、
制御駆動装置35は、エアシリンダ32を作動させて、
図5に示すように、集積層36との距離がL1となるよ
うスプレーガン3の位置を上昇させる。この場合、スプ
レーガン3の位置制御は、制御駆動装置35によるフィ
ードバック制御によって行われるため、実施の形態1の
場合よりもさらに正確にスプレーガン3の設置位置調整
を行うことができる。また、コーティング処理中は、全
て制御駆動装置35によって処理工程が制御されるの
で、人的作業は不要となり、夜間無人運転なども可能に
なる。このため、処理工数が大幅に削減され、製造コス
トの削減が可能となる。
【0045】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。例えば、前述の実施の形態
では、スプレーガン昇降装置31の駆動装置としてエア
シリンダ32を用いた例を示したが、これに代えて同じ
流体圧によるアクチュエータである油圧シリンダを用い
ることもできる。また、駆動装置として、電動のモータ
を用いることも可能であり、この場合、サポートパイプ
26の上下動のため、ボールねじやラックアンドピニオ
ン式の動作方向変換手段を使用することができる。さら
に、駆動装置として、油圧若しくは機械式のジャッキを
用いることも可能である。なお、駆動装置によらず、ハ
ンドルやレバー等を用いて手動で移動させるようにして
も良いのは言うまでもない。
【0046】一方、前述の実施の形態では、スプレーガ
ン昇降装置31を前面パネル7の上部に設置したものを
示したが、これを前面パネル7の下部や側部に配するこ
とも可能である。この場合、ハンガーパイプ30は、ス
プレーガン昇降装置31を前面パネル7の下部に設置し
た場合には、下方に延在し中心軸線に沿って上下動する
形となる。また、側部に設置した場合には、側方に延在
し中心軸線方向とは直角に上下に移動する形となる。
【0047】また、各実施形態の態様を他の実施の形態
に採用することも可能である。すなわち、実施の形態1
においてもセンサによるフィードバック制御は可能であ
ると共に、実施の形態1にてスプレーガン3を集積層3
6の上面36aとほぼ直角の方向に沿って移動させるな
どしても良い。さらに、実施の形態2におけるセンサ
は、コンタクトプローブ37には限定されず、機械的な
リミットスイッチを用いた接触型探知装置や、音波の反
射により集積層36との距離を検出するソナーのような
音響型探知装置型のセンサでも良い。
【0048】さらに、実施の形態2では、スプレーガン
3の動作方向を回転軸線Oに対して角度α方向として例
を示したが、これを集積層36の上面36aの角度によ
り、適宜変更できるように設置することも可能である。
つまり、スプレーガン昇降装置31を前面パネル7に回
転移動自在に配設し、スプレーガン3の作動方向を回転
軸線Oに対して任意に設定可能にすることも可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明のパンコーティング装置によれ
ば、パンコーティング装置の回転ドラムの外部に、液体
噴霧手段の設置位置を回転ドラムの外側から変更可能な
噴霧位置移動手段を設けたので、被処理物の集積層と液
体噴霧手段との距離を、噴霧位置移動手段によって装置
外部から調整することができる。これにより、装置稼働
中に液体噴霧手段の設置位置調整を容易に行うことがで
き、パンコーティング装置の操作性向上が図られ、作業
工数の削減を図ることが可能となる。また、液体噴霧手
段の設置位置を任意に調整できるので、処理中における
液体噴霧手段の高さ位置の再現性向上も図られる。
【0050】また、パンコーティング装置に、液体噴霧
手段と集積層との間の距離を検知するセンサ手段を設け
ることにより、液体噴霧手段の設置位置をフィードバッ
ク制御することが可能となる。従って、正確に液体噴霧
手段の設置位置調整を行うことができ、製品品質の更な
る向上が図られる。また、コーティング処理中における
人的作業を省くことができ、夜間無人運転なども可能と
なり、処理工数が大幅に削減され、製造コストの削減が
図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるパンコーティング
装置の全体構成の概要を示す説明図である。
【図2】図1のパンコーティング装置における回転ドラ
ム近傍の構成を示す説明図である。
【図3】図2における矢示X方向の要部側面図である。
【図4】図1のパンコーティング装置におけるスプレー
ガンの回転ドラム内における移動状態を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態1であるパンコーティング
装置におけるスプレーガンの移動状態を示す説明図であ
る。
【図6】パンコーティング装置における従来のスプレー
ガン取付構造を示す説明図である。
【図7】パンコーティング装置における従来のスプレー
ガン取付構造の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 被処理物 3 スプレーガン(液体噴霧手段) 4 コーティング室 5 胴部 6 通気ダクト 7 前面パネル 8 内側パネル 9 装置本体 9a コーティング室部 9b 駆動室部 10 スライドレール 11 スライド支持部 12 ローラ 13 開閉蓋 14 製品排出口 15 開口接合部 16 前面開口部 17 ロータリーエアジャケット 18 連通ダクト 19 排気ダクト 20 インナーダクト 21 給気ダクト 22 バッフル 23 揺動アーム 24a〜24c 洗浄ノズル 25 ガンボックス 26 サポートパイプ 27 コネクタ 28 コーティング液供給口 29 コーティング液供給パイプ 30 ハンガーパイプ(ハンガー部材) 30a ハンガーパイプ上端部 31 スプレーガン昇降装置(噴霧位置移動手段) 32 エアシリンダ(駆動装置;流体圧アクチュエー
タ) 33 ピストンロッド 34 接続プレート 35 制御駆動装置(噴霧距離制御装置) 36 集積層 36a 上面 37 コンタクトプローブ(センサ手段;接触型探知
装置) 51 回転ドラム 52 スプレーガン 53 集積層 54 クランメル棒 55 サポートパイプ 56 クランプ 57 パンコーティング装置本体 58 ハンガーパイプ 59 ガンボックス 60 クランプ O 回転軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 卓也 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内 (72)発明者 鵜野澤 一臣 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内 Fターム(参考) 4B035 LE01 LE07 LE12 LP36 LT20 4C076 AA43 AA44 AA45 BB01 FF21 GG16 4F035 AA04 CA02 CA06 CB05 CB26 CC01 4F040 AA20 BA45 CC01 CC03 CC14 CC20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な回転軸線を中心に回転自在に
    設けられ、その内部にコーティング室が形成された回転
    ドラムと、前記回転ドラム内に設けられ、前記回転ドラ
    ム内の被処理物の集積層に向けて液体を噴霧する液体噴
    霧手段とを備えてなるパンコーティング装置であって、 前記回転ドラムの外部に設けられ、前記液体噴霧手段の
    設置位置を前記回転ドラムの外側から変更可能な噴霧位
    置移動手段を有することを特徴とするパンコーティング
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパンコーティング装置に
    おいて、噴霧位置移動手段は、前記液体噴霧手段を支持
    するハンガー部材と、前記回転ドラム外に配設され、前
    記ハンガー部材を上下方向に移動させる駆動装置とを有
    することを特徴とするパンコーティング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のパンコーティン
    グ装置において、前記噴霧位置移動手段は、前記回転ド
    ラムの回転を維持した状態で前記液体噴霧手段を上下方
    向に移動可能であることを特徴とするパンコーティング
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載のパン
    コーティング装置において、前記噴霧位置移動手段は、
    前記液体噴霧手段を鉛直方向に移動させることを特徴と
    するパンコーティング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の何れか1項に記載のパン
    コーティング装置において、前記噴霧位置移動手段は、
    前記液体噴霧手段を前記集積層に対し直角方向に移動さ
    せることを特徴とするパンコーティング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載のパン
    コーティング装置において、前記液体噴霧手段と前記集
    積層との間の距離を検知するセンサ手段を有することを
    特徴とするパンコーティング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のパンコーティング装置に
    おいて、前記センサ手段は、その先端が前記集積層に接
    触すると電気信号を出力する接触型探知装置であること
    を特徴とするパンコーティング装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のパンコーティング装置に
    おいて、前記センサ手段は、発信された音波の反射波に
    よって前記液体噴霧手段と前記集積層との間の距離を検
    知する音響型探知装置であることを特徴とするパンコー
    ティング装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8の何れか1項に記載のパン
    コーティング装置において、前記パンコーティング装置
    は、前記センサ手段よる検出値に基づいて前記噴霧位置
    移動手段を作動させて前記液体噴霧手段と前記集積層と
    の間の距離を一定に維持する噴霧距離制御装置を有する
    ことを特徴とするパンコーティング装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れか1項に記載のパ
    ンコーティング装置において、前記噴霧位置移動手段
    は、油圧または空気圧によって作動する流体圧アクチュ
    エータによって駆動されることを特徴とするパンコーテ
    ィング装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9の何れか1項に記載のパ
    ンコーティング装置において、前記噴霧位置移動手段
    は、電動モータによって駆動されることを特徴とするパ
    ンコーティング装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9の何れか1項に記載のパ
    ンコーティング装置において、前記噴霧位置移動手段
    は、ジャッキによって駆動されることを特徴とするパン
    コーティング装置。
JP2001255350A 2001-08-24 2001-08-24 パンコーティング装置 Expired - Lifetime JP5202778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255350A JP5202778B2 (ja) 2001-08-24 2001-08-24 パンコーティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255350A JP5202778B2 (ja) 2001-08-24 2001-08-24 パンコーティング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003062500A true JP2003062500A (ja) 2003-03-04
JP5202778B2 JP5202778B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=19083333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001255350A Expired - Lifetime JP5202778B2 (ja) 2001-08-24 2001-08-24 パンコーティング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5202778B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005331642A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Konica Minolta Opto Inc レンズスライド機構
JP2009537295A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 ドリアム アンラーゲンバウ ゲーエムベーハー 洗浄工程を実行する方法及びその方法を実行する装置
WO2010047238A1 (ja) 2008-10-21 2010-04-29 フロイント産業株式会社 パンコーティング装置
EP2353728A1 (de) * 2010-02-02 2011-08-10 Bühler AG Halterung für Sprühstab
WO2013035800A1 (ja) 2011-09-06 2013-03-14 株式会社パウレック コーティング装置
JP2014073497A (ja) * 2013-12-26 2014-04-24 Freunt Ind Co Ltd パンコーティング装置
KR101518986B1 (ko) * 2013-05-31 2015-05-11 이화복 대상물 표면 코팅 장치
KR20160146274A (ko) * 2015-06-12 2016-12-21 주식회사 세종파마텍 정제 코팅 스프레이건 어셈블리
EP3597048A1 (en) 2018-07-18 2020-01-22 STE Tecpharm, S.L. Coating device with moavable spray heads
CN111838729A (zh) * 2020-08-19 2020-10-30 楚天科技股份有限公司 包衣机旋转拉杆装置及包衣机
CN112405747A (zh) * 2020-11-03 2021-02-26 诸暨市鑫源机械模型有限公司 一种高效率的木板涂油装置
JP2021094506A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社パウレック コーティング装置
EP3903922A1 (en) 2020-04-28 2021-11-03 Romaco Tecpharm, S.L. Apparatus and method for coating or encapsulating articles in a rotating drum
JP7422399B2 (ja) 2020-05-20 2024-01-26 フロイント産業株式会社 パンコーティング装置及びコーティング方法
KR102646013B1 (ko) * 2023-07-20 2024-03-11 주식회사 피티케이 밀폐 상태로 정제 투입 및 배출이 가능한 정제 코팅기

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62234567A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Takeda Chem Ind Ltd 錠剤のフイルムコ−テイング装置
JPH03254830A (ja) * 1990-03-05 1991-11-13 Freunt Ind Co Ltd 造粒コーティング装置およびそれを用いた造粒コーティング方法
JPH05503035A (ja) * 1990-02-20 1993-05-27 ゲブリューダー レーディゲ マシネンバウ ゲー・エム・ベー・ハー 糖コーチング及び/又はフィルムコーチング法を実行するための装置
JPH05261268A (ja) * 1992-03-24 1993-10-12 Tokyo Tanabe Co Ltd 錠剤のパンコーティングの自動制御方法並びに錠剤運動抵抗力の測定方法及びその装置
JPH06262054A (ja) * 1993-03-10 1994-09-20 Freunt Ind Co Ltd 造粒方法および装置ならびにそれにより得られた造粒物
JPH0857289A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Freunt Ind Co Ltd スプレーユニット、洗浄ユニット、搬送ユニット、パンコーティング制御システム、およびこれらから成るパンコーティングシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62234567A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Takeda Chem Ind Ltd 錠剤のフイルムコ−テイング装置
JPH05503035A (ja) * 1990-02-20 1993-05-27 ゲブリューダー レーディゲ マシネンバウ ゲー・エム・ベー・ハー 糖コーチング及び/又はフィルムコーチング法を実行するための装置
JPH03254830A (ja) * 1990-03-05 1991-11-13 Freunt Ind Co Ltd 造粒コーティング装置およびそれを用いた造粒コーティング方法
JPH05261268A (ja) * 1992-03-24 1993-10-12 Tokyo Tanabe Co Ltd 錠剤のパンコーティングの自動制御方法並びに錠剤運動抵抗力の測定方法及びその装置
JPH06262054A (ja) * 1993-03-10 1994-09-20 Freunt Ind Co Ltd 造粒方法および装置ならびにそれにより得られた造粒物
JPH0857289A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Freunt Ind Co Ltd スプレーユニット、洗浄ユニット、搬送ユニット、パンコーティング制御システム、およびこれらから成るパンコーティングシステム

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4665437B2 (ja) * 2004-05-19 2011-04-06 コニカミノルタオプト株式会社 レンズスライド機構
JP2005331642A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Konica Minolta Opto Inc レンズスライド機構
JP2009537295A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 ドリアム アンラーゲンバウ ゲーエムベーハー 洗浄工程を実行する方法及びその方法を実行する装置
US8555805B2 (en) 2008-10-21 2013-10-15 Freund Corporation Pan coating apparatus
JP2010099119A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Freunt Ind Co Ltd パンコーティング装置
EP2636315A1 (en) 2008-10-21 2013-09-11 Freund Corporation Pan coating apparatus
WO2010047238A1 (ja) 2008-10-21 2010-04-29 フロイント産業株式会社 パンコーティング装置
CN103350038A (zh) * 2008-10-21 2013-10-16 友谊产业株式会社 盘涂敷装置
US20140000510A1 (en) * 2008-10-21 2014-01-02 Freund Corporation Pan coating apparatus
EP2353728A1 (de) * 2010-02-02 2011-08-10 Bühler AG Halterung für Sprühstab
EP2353729A1 (de) * 2010-02-02 2011-08-10 Bühler AG Halterung für Sprühstab
WO2013035800A1 (ja) 2011-09-06 2013-03-14 株式会社パウレック コーティング装置
US9266142B2 (en) 2011-09-06 2016-02-23 Kabushiki Kaisha Powrex Coating device
KR101518986B1 (ko) * 2013-05-31 2015-05-11 이화복 대상물 표면 코팅 장치
JP2014073497A (ja) * 2013-12-26 2014-04-24 Freunt Ind Co Ltd パンコーティング装置
KR101706725B1 (ko) 2015-06-12 2017-02-16 주식회사 세종파마텍 정제 코팅 스프레이건 어셈블리
KR20160146274A (ko) * 2015-06-12 2016-12-21 주식회사 세종파마텍 정제 코팅 스프레이건 어셈블리
US11413642B2 (en) 2018-07-18 2022-08-16 Ste Tecpharm, S.L. Coating device with movable spray nozzles
EP3597048A1 (en) 2018-07-18 2020-01-22 STE Tecpharm, S.L. Coating device with moavable spray heads
WO2020016465A1 (es) 2018-07-18 2020-01-23 Ste Tecpharm, S.L. Aparato de recubrimiento con boquillas de rociado móviles
CN112512329B (zh) * 2018-07-18 2023-10-31 斯特泰克法姆公司 带有可动喷射喷嘴的涂覆设备
JP7361110B2 (ja) 2018-07-18 2023-10-13 ロマコ テクファム エセ エレ 可動式スプレーノズルを備えたコーティング装置
CN112512329A (zh) * 2018-07-18 2021-03-16 斯特泰克法姆公司 带有可动喷射喷嘴的涂覆设备
JP2021531167A (ja) * 2018-07-18 2021-11-18 エセテエ テクファム エセ エレ 可動式スプレーノズルを備えたコーティング装置
JP2021094506A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社パウレック コーティング装置
JP7237360B2 (ja) 2019-12-13 2023-03-13 株式会社パウレック コーティング装置
WO2021219911A1 (es) 2020-04-28 2021-11-04 Romaco Tecpharm, S.L. Un aparato para recubrir o encapsular artículos
EP4066930A1 (en) 2020-04-28 2022-10-05 Romaco Tecpharm, S.L. Apparatus and method for coating or encapsulating articles in a rotating drum
EP3903922A1 (en) 2020-04-28 2021-11-03 Romaco Tecpharm, S.L. Apparatus and method for coating or encapsulating articles in a rotating drum
JP7422399B2 (ja) 2020-05-20 2024-01-26 フロイント産業株式会社 パンコーティング装置及びコーティング方法
CN111838729A (zh) * 2020-08-19 2020-10-30 楚天科技股份有限公司 包衣机旋转拉杆装置及包衣机
CN112405747A (zh) * 2020-11-03 2021-02-26 诸暨市鑫源机械模型有限公司 一种高效率的木板涂油装置
KR102646013B1 (ko) * 2023-07-20 2024-03-11 주식회사 피티케이 밀폐 상태로 정제 투입 및 배출이 가능한 정제 코팅기

Also Published As

Publication number Publication date
JP5202778B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003062500A (ja) パンコーティング装置
EP2361674B1 (en) Pan coating device
US8015937B2 (en) Continuous feed tablet coating system
JP5324881B2 (ja) パンコーティング装置
US4289089A (en) Tire sealant applicator
US20120121774A1 (en) System and method for coating bulk articles
US4206008A (en) Tire sealant applicator
CN208303107U (zh) 一种喷涂机
CN108355893A (zh) 一种喷涂机
US4281621A (en) Tire sealant applicator
JP4602699B2 (ja) スプレーコート装置及びスプレーコート方法
JP3644805B2 (ja) 基板洗浄装置
JP2014073497A (ja) パンコーティング装置
JP3873422B2 (ja) 翼部品のマスキング装置
JPS61283331A (ja) 混合槽
JP3280310B2 (ja) 自動施釉装置と、その自動施釉装置を用いた円筒状被施釉物の内周面の施釉方法
JP7422399B2 (ja) パンコーティング装置及びコーティング方法
JPH07155111A (ja) 糖衣コーティング方法および装置
JPS62234567A (ja) 錠剤のフイルムコ−テイング装置
CN115125533B (zh) 一种高密度纤维板镀膜加工装置
JPH09122555A (ja) 基板処理装置
JPH11121421A (ja) 基板洗浄方法及びその装置
JPH0966227A (ja) 粒子状の対象物に保護用コーティングを供給する装置
JPH067757A (ja) 反応槽の洗浄方法及びその装置
JPH10308375A (ja) 基板洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5202778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term