JPH0857289A - スプレーユニット、洗浄ユニット、搬送ユニット、パンコーティング制御システム、およびこれらから成るパンコーティングシステム - Google Patents

スプレーユニット、洗浄ユニット、搬送ユニット、パンコーティング制御システム、およびこれらから成るパンコーティングシステム

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JPH0857289A
JPH0857289A JP6196431A JP19643194A JPH0857289A JP H0857289 A JPH0857289 A JP H0857289A JP 6196431 A JP6196431 A JP 6196431A JP 19643194 A JP19643194 A JP 19643194A JP H0857289 A JPH0857289 A JP H0857289A
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JP
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unit
coating
pan
spray
coating pan
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JP6196431A
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Soichi Yamada
宗一 山田
Tomoyuki Morishita
友之 森下
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Freund Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0221Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts
    • B05B13/025Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk
    • B05B13/0257Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk in a moving container, e.g. a rotatable foraminous drum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Glanulating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーティングパンを用いた被コーティング物
に対するコーティング処理操作を簡単に行い得るように
する。 【構成】 コーティングパン1に対してスプレーユニッ
ト20と洗浄ユニット46とがそれぞれ接近離反移動自
在となっている。コーティングパン1は制御ユニット6
1により作動が制御され、スプレーユニット20の作動
指令のみならず、コーティングパン1の作動指令をスプ
レーユニット20に設けられたタッチパネル40を操作
することにより行うことができる。コーティングパン1
およびスプレーユニット20に対する作動指令を、ター
ミナル71によって遠隔操作することができ、洗浄ユニ
ット46の作動も同様にしてこれに設けられたタッチパ
ネル58を操作して指令するだけでなく、ターミナル7
1に設けられた入力キーなどによっても指令することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコーティングパン内に液
体を噴霧するスプレーユニット、コーティングパンを洗
浄する洗浄ユニット、原料や製品を搬送する搬送ユニッ
トおよびこれらのユニットを含めてコーティングパンの
作動を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品用の錠剤や顆粒あるいは粒状の菓
子などの粉粒体を被コーティング物としてその表面に糖
衣を施したり、フィルムコーティングを施したりするた
めのパンコーティング技術としては、古くはオニオンパ
ンなどのような開放型のパンが用いられていたが、今日
においては、ほぼ水平な回転軸線を有する密閉型の回転
ドラムを備えた被処理物の集積層を乾燥用気体が貫流す
るように構成した装置、たとえばハイコーター、アクア
コーター、ドリアコーター、アクセラコーターなどの商
品名で市販されているコーティングパンが主流となって
いる。
【0003】これらのコーティングパンにおいては、糖
衣やフィルムコーティングに用いるスプレー液はスプレ
ーガンによって噴霧されるが、このスプレーガンは回転
ドラムのハウジングなどの固定部分に設けられた支持機
構からコーティングパンの回転軸線に沿う方向に延びて
コーティングパン内に挿入されたアームに装着されてい
る。
【0004】また、前記した古い型式であるオニオンパ
ンなどであってハウジングのないタイプのものでは、ス
プレーガンはスプレー液供給ポンプなどが組み込まれた
可搬式または固定式の筐体から突出したアームの先端に
装着されており、オニオンパンに取り付けられていない
場合もある。この場合には、スプレーガンの位置は人手
により適宜調節する必要がある。
【0005】次に、コーティング終了後は、コーティン
グパンの内部を洗浄しているが、これには2つの方式が
ある。第1の方式はコーティングパンの中に温水などを
溜めてドラムを回転させて洗浄する方式であり、第2の
方式はコーティングパンの内部に洗浄用のノズルを装備
しておき、ノズルからの洗浄液の噴射によって洗浄する
方式である。
【0006】そして、コーティングパンへ仕込む粉粒体
原料およびコーティング処理終了後に排出される製品の
搬送は、これらの原料または製品を収容するための容器
を台車に載せて人手で運搬している。
【0007】また、コーティングパンの運転条件の制御
は、現状では被処理物の状態とパン内部の温度や湿度な
どの物理量の測定値をもとに制御盤(制御ユニット)に
おいて行うのが普通である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現行のスプレーガンを
装着したアームが回転ドラムのハウジングなどの固定部
分に設けられた支持部材に取り付けられているものは、
スプレーガンの洗浄や取替えなどの際の分解に手間がか
かる。また、このアームを回転ドラムの回転軸線に沿う
方向に引き出す機構は精度と強度とを要するため、徒に
頑丈な支持機構やハウジングを要し、経費がかさむ。
【0009】他方、古い型式のスプレーユニットが別体
となったものは、このような欠点はないが、スプレーガ
ンの位置決めが面倒で、再現性に乏しく、またこのユニ
ットの運搬に労力を要する。そして、何よりこの方式は
前記ハイコーター、アクアコーターなどの密閉型の現在
のコーティングパンには適用できないという基本的な欠
陥を有している。
【0010】次に、コーティングパンの洗浄について
は、溜め洗い方式では、内壁の汚染が完全に除去できな
い。特に、最近のバリデーションに対応し得るだけの清
浄度を得ることができない。一方、洗浄ノズルをコーテ
ィングパンの内部に設置するのは、洗浄ノズル自体に汚
れが付着するので、これを洗浄することが必要となり、
スプレーガンをコーティングパンの内部に取り付けるよ
うにした場合と同様の欠点を生ずる。
【0011】また、コーティングパンへ仕込まれる粉粒
体原料やコーティング処理後の製品の搬送を人手で行う
のが好ましくないことは言うまでもない。
【0012】コーティングパンの運転条件を制御するに
は、コーティングパン内の温度、湿度などの物理量を計
測する他、被処理物の状態を把握するために、パンの口
元から内部を観察したり、被処理物を取り出して、その
状態を観察することにより行っているが、これらはいず
れも作業者がパンに接近して行う必要がある。
【0013】一方、制御ユニットはコーティングパンか
らかなり離れた制御室に設置されているのが普通である
ため、その都度制御ユニットとコーティングパンとの間
を作業者が往復しなければならない。
【0014】本発明の目的は、コーティングパンを用い
た被コーティング物に対するコーティング処理操作を簡
単に行い得るようにすることにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0017】すなわち、本発明のスプレーユニットは、
コーティングパンに対して接近離反移動自在の自走手段
と、自走手段に取り付けられたアームに装着されコーテ
ィングパン内にスプレー液を吐出するスプレーガンと、
スプレー液を供給するスプレー供給ポンプと、スプレー
ガンを制御するスプレー制御手段とを有している。
【0018】また、本発明の洗浄ユニットは、コーティ
ングパンに対して接近離反移動自在の自走手段と、自走
手段に取り付けられたアームに装着されコーティングパ
ン内に洗浄液を吐出する洗浄ノズルと、洗浄液を供給す
る洗浄液供給ポンプと、洗浄ノズルを制御する洗浄液制
御手段とを有する。
【0019】本発明の搬送ユニットは、コーティングパ
ンに対して接近離反移動自在な自走手段と、これに載置
された搬送容器とを有する。
【0020】そして、本発明のパンコーティング制御シ
ステムは、コーティングパンの作動を制御するパンコー
ティング制御ユニットと、パンコーティング制御ユニッ
トから離間して設けられパンコーティング制御ユニット
の遠隔操作信号通信手段に制御信号を通信する制御指令
入力手段とを有する。この制御指令入力手段をスプレー
ユニットまたは洗浄ユニットに設けるようにしても良
い。
【0021】さらに、本発明のパンコーティングシステ
ムは、コーティングパンと、スプレーユニットと、パン
コーティング制御システムとを有している。スプレーユ
ニットまたは洗浄ユニットに制御指令入力手段を設ける
ようにしても良い。
【0022】
【作用】本発明によれば、スプレーユニットは自走して
コーティングパンに自動的に組み付けられ、スプレー制
御手段によって自動的にコーティングパン内にスプレー
液が吐出されることになる。
【0023】また、洗浄ユニットは自走してコーティン
グパンに自動的に組み付けられ、洗浄ノズルからの洗浄
液によって自動的にコーティングパンの洗浄が達成され
る。
【0024】そして、コーティングパンの作動を制御す
るパンコーティング制御ユニットに対して、制御指令通
信手段から遠隔操作によってコーティングパンの作動を
制御することができる。この遠隔操作をスプレーユニッ
トまたは洗浄ユニットからパンコーティング制御ユニッ
トに対して行うことができる。
【0025】搬送ユニットは、自走してコーティングパ
ンの仕込み部位近傍に停止して、人手によりまたは他の
自動仕込み手段により、容器内の粉粒体をコーティング
パンに仕込み、またコーティングが終了したら、コーテ
ィングパンあるいはスプレーユニットに付属した排出手
段によって製品を排出して搬送ユニットの容器に移し、
自走して次工程の装置まで運搬し、または他の自走手段
に受け渡す。これにより、人手による運搬を行わないで
済む。
【0026】さらに、コーティングパンに加えて少なく
ともスプレーユニットを有するパンコーティング操作を
コーティングパンやスプレーユニットの近傍ないしこれ
らから離れた位置のいずれからでも、遠隔操作すること
ができ、コーティング処理操作を容易に行うことができ
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0028】図1は本発明のパンコーティングシステム
を示す斜視図であり、図2は図1に示されたコーティン
グパンを示す断面図であり、図3は図2を左側から見た
一部切り欠き正面図である。
【0029】図2,図3に示すように、コーティングパ
ン1の筐体2の内部には、回転ドラム3がほぼ水平方向
の回転軸線を中心に回転自在に組み込まれている。この
回転ドラム3は、円筒形状の筒体部4と、この筒体部4
の軸方向両端に一体となった載頭円錐形状の端板部5
a,5bとを有し、一方の端板部5aには中空の開口部
6aが設けられ、他方の端板部5bには駆動軸部6bが
設けられている。
【0030】開口部6a側は、端板部5aに固定された
円筒部7aを支持するベアリングローラ7bにより回転
自在に支持されており、このベアリングローラ7bは筐
体2に固定されている。駆動軸部6bは筐体2に取り付
けられた軸受8により回転自在に支持されている。
【0031】回転ドラム3内には、錠剤などの被コーテ
ィング物としての粉粒体Pが収容されるコーティング室
9が形成されており、図2に示すように、コーティング
室9の底部には粉粒体Pの集積層が形成される。回転ド
ラム3の筒体部4には、これの外側とコーティング室9
とを連通させる多数の通気孔(図示省略)が形成されて
おり、それぞれの通気孔は乾燥用の気体、通常は空気を
通過させるためのものであり、その孔径は粉粒体Pより
も小径となっている。
【0032】筐体2には開口部6aに連通する円筒部材
10が取り付けられており、この円筒部材10に開口さ
せてコーティング室9内に乾燥用気体を供給するための
給気ダクト11が設けられている。コーティング室9内
に粉粒体Pを投入し得るようにするために、円筒部材1
0を開閉する開閉蓋12が円筒部材10に開閉自在に設
けられている。
【0033】回転ドラム3の外側にはこれの回転軸線に
沿う方向に複数の通気ダクト13が設けられており、そ
れぞれの通気ダクト13の図2における右端部は連通部
となっている。なお、図示する場合には筒体部4および
端板部5bの外側にこれに対して隙間を隔てて板材を取
り付けるとともに、これらの隙間の間に放射方向の区画
板を設けることによって、8つの連通ダクトが形成され
ている。
【0034】駆動軸部6bの外側に位置させて分配器1
4が設けられており、この分配器14は下端部と上端部
とに連通孔15a,15bがそれぞれ形成された固定円
板14aと、回転ドラム3に取り付けられそれぞれの通
気ダクト13に対応した数の連通孔15cが形成された
回転円板14bとを有している。回転円板14bは固定
円板14aに対して摺動して接触するようになってい
る。
【0035】固定円板14aにはこれの連通孔15aに
連通させて排気ダクト16が取り付けられている。この
排気ダクト16には図示しないファンが接続されてお
り、回転ドラム3の回転に伴って下側にまで移動した通
気ダクト13内の空気がファンの作動により連通孔15
c,15aを通って外部に排出される。これにより、給
気ダクト11から導入された乾燥用気体は、図2におい
て実線の矢印で示すように流れて、粉粒体Pの集積層を
貫流する。回転ドラム3を回転駆動するために、筐体2
内にはモータ17が設けられている。
【0036】筐体2にはさらに給気ダクト11aが設け
られており、この給気ダクト11aの開口部は固定円板
14aの連通孔15bに取り付けられている。したがっ
て、この給気ダクト11aからの乾燥用気体は、回転ド
ラム3の回転に伴って最上部の位置となった通気ダクト
13からコーティング室9内に破線の矢印で示すように
供給され、粉粒体Pの集積層を貫流する。貫流後は、最
下部の位置となった通気ダクト13から排気ダクト16
を通って外部に排出される。このような乾燥用気体の供
給形態が使用される際には、給気ダクト11は閉塞され
る。
【0037】さらには、排気ダクト16から乾燥用気体
を供給するようにし、2つの給気ダクト11,11aの
いずれか一方から乾燥用気体を外部に排出するようにし
ても良い。
【0038】開閉蓋12には図1に示すように、コーテ
ィング室9を外部から作業者が目視し得るように透明部
材からなる窓部18が設けられ、さらに挿入用開口孔1
9が形成されている。
【0039】スプレーユニット20は、図1に示すよう
に、自走式の無人搬送車(AGV)21を有し、この無
人搬送車21は床面に貼り付けられた専用のテープ22
により設定される走行路を自走して、コーティングパン
1に対して接近離反移動自在となっている。この無人搬
送車21に設けられた筐体23からはアーム24が突出
しており、このアーム24の先端にはコーティングパン
1内のコーティング室9にスプレー液を吐出するための
スプレーガン25が装着されている。このスプレーガン
25には図示する場合には3つのスプレーノズル25a
が設けられているが、任意の数のスプレーノズル25a
を設けることができる。
【0040】無人搬送車21に隣接して別の無人搬送車
26が設けられており、この無人搬送車26にはスプレ
ー液を収容するタンク27が設けられている。図示する
場合には、この無人搬送車26は無人搬送車21に追従
して自走するようになっているが、機械的にこの無人搬
送車26を無人搬送車21に対して連結することによっ
て牽引されるようにしても良い。
【0041】筐体23内には、図4に示すように、スプ
レーガン25とタンク27とを結ぶスプレー液供給管3
0aにスプレー液を供給するためのスプレー液供給ポン
プ30が収容されている。余分のスプレー液をタンクに
戻すために、スプレーガン25とタンク27との間に
は、戻り側の管路30bが接続されている。
【0042】さらに、スプレー液を所定の温度にまで加
熱するためのヒータをタンク27に組み付けるようにし
ても良く、その場合には、液温を検出する温度センサー
を用いて液温が所定の温度になるように制御する。ただ
し、このヒータをスプレーユニット20内に組み込むよ
うにしても良い。
【0043】無人搬送車21を自走させてスプレーガン
25をコーティングパン1の開閉蓋12に形成された挿
入用開口孔19からコーティング室9内に挿入すると、
図2に示すように、スプレーガン25が設置された状態
となる。スプレーガン25が所定の作動位置に設置され
た状態では、挿入用開口孔19を閉塞するために、アー
ム24には蓋部材19aが取り付けられている。
【0044】無人搬送車21の筐体23には電力供給用
のケーブル31と圧縮空気供給用のエアホース32と
が、装置が設置される部屋の天井または部屋の上部に架
設されたダクトなどから垂らして接続されており、図4
に示すように、このエアホース32とスプレーガン25
とを接続する管路32aには、エアの圧力を調整する調
圧弁33と、管路32aを開閉する切換弁34とが設け
られている。それぞれの弁33,34は、電源ユニット
35からの電力により作動する制御部36からの制御信
号により作動が制御されるようになっており、さらに無
人搬送車21の車輪を駆動する車輪駆動モータ37にも
制御部36からの制御信号が送られるようになってい
る。
【0045】この制御部36からの制御信号によって、
スプレー液の供給速度、噴霧空気の圧力、スプレー液を
噴出する時間、休止させる時間、スプレー回数などのス
プレーガン25の作動に関する制御がなされる。制御の
手順などは制御部36内に設けられた図示しないROM
などの記憶手段に格納されている。
【0046】筐体23にはタッチパネル40が設けられ
ており、これを用いて作業者がスプレーユニット20に
対して種々の制御指令を入力することができる。つま
り、このタッチパネル40は制御指令入力手段を構成し
ており、このタッチパネル40を操作することにより、
スプレーユニット20の作動を制御するのみならず、コ
ーティングパン1の作動を制御するための指令を入力す
ることができるようになっている。そして、このタッチ
パネル40は表示機能を有し、コーティングパン1の給
排気温度や風量そして回転ドラム3の回転数、モータ1
7の負荷などのコーティングパン1側の種々の物理量や
測定値、またスプレー液の供給速度などの種々のスプレ
ーユニット20の物理量や測定値が表示される。
【0047】アーム24にはコーティング室9内におけ
るコーティング状況を監視するためのテレビカメラ41
が設けられており、このテレビカメラ41によって撮影
された画像を表示するためのモニターテレビ41aが筐
体23に設けられている。これによって、コーティング
パン1内の物理的状態や被処理物の様子を直接内部を覗
くことなく、スプレーユニット20によりモニターしつ
つ制御操作を行うことができるようになる。さらに、画
像処理による自動制御も行うことができる。
【0048】さらに、筐体23内には遠隔操作信号通信
部42が設けられており、これに接続されたアンテナ4
3を介して他の機器に対して制御信号を送受信するよう
になっている。
【0049】洗浄ユニット46は、図1に示すように、
自走式の無人搬送車(AGV)47を有し、この無人搬
送車47は床面に貼り付けられた専用のテープ48によ
り設定される走行路を自走して、コーティングパン1に
対して接近離反移動自在となっている。無人搬送車47
に設けられた筐体49からはアーム50が突出してお
り、このアーム50の先端にはコーティングパン1内の
コーティング室9に洗浄液を吐出するための洗浄ノズル
51が、1個ないし数個程度の任意の数装着されてい
る。アーム50には、洗浄ユニット46をコーティング
パン1に対して所定の洗浄位置に設置したときに、コー
ティングパン1の挿入用開口孔19を閉塞するための蓋
部材19bが設けられている。
【0050】図5は洗浄ユニット46の筐体49内に設
けられた制御回路を示すブロック図であり、筐体49内
には洗浄ノズル51に洗浄液を供給する洗浄液供給ポン
プ52が収容されており、この洗浄液供給ポンプ52に
は給水ホース53がスプレーユニット20におけるケー
ブル31およびエアホース32と同様にダクトなどから
垂らして接続されている。
【0051】筐体49に設けられた電源ユニット54に
はケーブル55によって外部から電力が供給されるよう
になっており、洗浄液供給ポンプ52および洗浄ノズル
51は、それぞれ制御部56によって作動が制御され
る。この制御部56からは、無人搬送車47の車輪を駆
動するための車輪駆動モータ57に対して制御信号が送
られる。
【0052】そして、洗浄液の圧力、洗浄時間などを設
定するために、筐体49の前面にはタッチパネル58が
設けられ、制御指令入力手段を構成している。このタッ
チパネル58に代えるかあるいはこれに加えてキーボー
ドを設けるようにしても良い。なお、このタッチパネル
58は前記タッチパネル40と同様に洗浄ユニット46
の作動状況の情報を表示するための表示機能を有してい
る。筐体49内には遠隔操作信号通信部59が設けら
れ、この遠隔操作信号通信部59に接続されたアンテナ
60を介して無線によって他の機器との間で制御信号の
送受信が行われるようになっている。
【0053】図1に示すように、コーティングパン1、
スプレーユニット20および洗浄ユニット46が設置さ
れた場所から離れた位置に制御盤つまり制御ユニット6
1が設置されている。この制御ユニット61内には図6
に示すようにCPUなどを有する制御部62が設けら
れ、この制御部62からはコーティングパン1の作動を
制御するための制御信号がケーブルを介してコーティン
グパン1に電送される。そして、この制御ユニット61
は図6に示すように、コーティングパン1に対して回転
ドラム3の回転速度などの作動条件を入力するためのキ
ーボード63、コーティングパン1、スプレーユニット
20および洗浄ユニット46などの作動状況を表示する
ための表示部64および作動状況などを記録するための
プリンタ65を備えており、さらに調節計、タイマー、
カウンター、変換器などが備えられている。
【0054】制御ユニット61などのそれぞれの機器に
対して電力を供給するための図示しない動力ユニットが
設けられているが、場合によっては、動力ユニットを制
御ユニット61に併設して、インバータ、マグネットス
イッチなど大電力の処理を行う機能を加えるようにして
も良い。
【0055】制御ユニット61には、さらに遠隔操作信
号通信部66が設けられており、アンテナ67を介して
スプレーユニット20および洗浄ユニット46との間で
相互に制御信号が送受信される。したがって、作業者が
コーティングパン1により粉粒体Pに対してスプレー液
のコーティング操作を指令する場合には、回転ドラム3
の回転数などのコーティングパン1の作動条件、および
スプレー液の供給量などのスプレーユニット20の作動
条件を、スプレーユニット20に設けられたタッチパネ
ル40を用いて入力すると、その制御信号がスプレーユ
ニット20の遠隔操作信号通信部42から制御ユニット
61の遠隔操作信号通信部66に無線で送信されること
になる。
【0056】これにより、タッチパネル40を用いてコ
ーティングパン1の作動条件をも入力することができ、
この入力に基づいて制御ユニット61によりコーティン
グパン1の作動が制御されるとともに、スプレーユニッ
ト20もタッチパネル40を用いた作動条件の入力に基
づいて作動が制御される。したがって、作業者はコーテ
ィングパン1が設置された場所から離れた位置に設けら
れた制御ユニット61においてコーティングパン1の作
動を指令することなく、スプレーユニット20の近傍か
らコーティングパン1の作動を指令することができる。
【0057】ただし、コーティングパン1およびスプレ
ーユニット20の作動を制御ユニット61が設置された
場所でも、キーボード63を操作することによって作業
者は制御することもできる。
【0058】洗浄ユニット46に設けられたタッチパネ
ル58は主として洗浄ユニット46の作動とこれにより
洗浄作業がなされる際におけるコーティングパン1の作
動を指令するための入力を行うのであるが、そのタッチ
パネル58を用いてスプレーユニット20に対する制御
信号の入力を行うようにしても良い。
【0059】制御信号の送信は、図示する場合には電波
を用いているが、電波以外に光、音声などの任意の通信
媒体によってケーブルを用いることなく、無線により行
うことができる。
【0060】洗浄ユニット46の筐体49にポータブル
式の制御指令入力手段としてのハンディターミナル71
が着脱自在となっており、このターミナル71にはコー
ティングパン1、スプレーユニット20および洗浄ユニ
ット46に対する制御信号を入力する入力キー(図示省
略)が設けられており、さらに図6に示す遠隔操作信号
通信部66に対して無線通信を行う図示しない遠隔操作
信号通信部が設けられている。このターミナル71は説
明の便宜上洗浄ユニット46の筐体49に着脱自在に設
けられているようになっているが、作業者が常時携帯し
得るように任意の場所に設けるようにすれば良い。
【0061】このターミナル71を用いることによっ
て、コーティングパン1、スプレーユニット20および
洗浄ユニット46に制御信号を入力することができ、こ
れらがたとえば制御ユニット61から離れて別室に設置
されている場合であっても、制御ユニット61の位置ま
で作業者が戻らなくても、コーティングパン1などの近
傍において、容易にコーティングパン1のみならず、ス
プレーユニット20および洗浄ユニット46を操作する
ことができる。
【0062】このターミナル71には、アンテナ72お
よび表示部73が設けられており、コーティングパン1
の給排気温度や風量そして回転ドラム3の回転数、モー
タ17の負荷などのコーティングパン1側の種々の物理
量や測定値がターミナル71の表示部73に表示され
る。同様の物理量や測定値は制御ユニット61の表示部
64およびスプレーユニット20のテレビカメラ41に
も表示されるようになっている。
【0063】スプレーユニット20のアーム24に、ス
プレーガン25および前記テレビカメラ41以外に、セ
ンサー、スタティックバッフル、被処理物のサンプリン
グ装置、被処理物の排出装置などを装着するようにして
も良く、また、筐体23には指示計などを装着するよう
にしても良い。
【0064】さらに、スプレーユニット20は、スプレ
ーガン25を据え付ける位置や方向を任意の位置に設定
することができ、さらにアーム24の上下、前後方向の
移動および回転させることによって、スプレーガン25
を任意の位置や姿勢に変化させることが可能である。ま
た、センサーからの信号により、被処理物の集積層上面
とスプレーガンとの間隔を一定に保つように制御するこ
とも可能である。
【0065】コーティングパン1で処理される粉粒体P
を自動的にコーティングパン1の近傍にまで搬送した
り、コーティング処理後の製品を搬送するために、図1
に示すように、自走式の無人搬送車74がコーティング
パン1に対して接近離反移動自在に設けられており、こ
の無人搬送車74によって搬送ユニット75が構成され
ている。この無人搬送車74には粉粒体やコーティング
処理後の製品を収容するための容器76が載置されるよ
うになっている。
【0066】この無人搬送車74が自走する軌道は、床
面に貼り付けられたテープ77により案内されるように
なっているが、コンピュータなどを用いて無人搬送車7
4の走行を制御するようにしても良い。この無人搬送車
74にはアンテナ78が設けられており、このアンテナ
78を介して無人搬送車74にスプレーユニット20や
ターミナル71から制御信号を送信し得るようになって
おり、スプレーユニット20のタッチパネル40あるい
はターミナル71を作業者が操作することにより、無人
搬送車74の作動を遠隔制御することができる。
【0067】コーティングパン1に搬送される粉粒体原
料や処理終了後の製品を収容するための容器76として
は、種々のものを用いることが可能であり、箱状、ジョ
ウゴ状など適当な形状とし、コーティングパン1や次工
程装置への仕込み、コーティングパン1や前工程装置か
らの排出の際に都合の良い構造とする。
【0068】なお、それぞれの無人搬送車74,47,
21は、それぞれ床面に貼り付けられたテープ77,4
8,22によって軌道を案内するようにしているが、軌
道を案内する部材を床内に埋め込むようにしても良い。
また、無人搬送車74をコーティングパン1に接近離反
移動させる方向としては、図1に示す方式以外に、スプ
レーユニット20の自走方向と平行としたり、同一軌道
を自走させるようにするようにしても良い。
【0069】前記したパンコーティングシステムを作動
させて粉粒体Pの表面に糖衣などをコーティングするに
は、搬送ユニット75を自走させてコーティングパン1
の近傍まで接近移動させ、容器76内に収容された粉粒
体Pを自動的あるいは手動によりコーティングパン1内
に投入する。
【0070】コーティング室9内に所定量の粉粒体Pを
投入した状態のもとで、作業者はコーティングパン1か
ら離れて制御室内に設置された制御ユニット61に向か
うことなく、制御室から離れて設置されたスプレーユニ
ット20の前面においてタッチパネル40に設けられた
キーを操作して、コーティングパン1とスプレーユニッ
ト20の操作条件を入力する。
【0071】これにより、コーティングパン1はスプレ
ーユニット20の遠隔操作信号通信部42からの電波に
より制御ユニット61に送信された制御信号に基づいて
作動が制御されるとともに、スプレーユニット20は、
図1に示すように、コーティングパン1から離れた状態
から自走してこれに接近し、図2に示すようにスプレー
ガン25がコーティング室9内の所定の位置に設置され
る。この状態では、開閉蓋12に形成された挿入用開口
孔19は蓋部材19aにより閉塞されることになる。
【0072】スプレーガン25からは粉粒体Pに対して
タッチパネル40を用いて入力されたスプレー液の噴霧
時間、休止時間、スプレー回数などの制御指令に基づい
てスプレー液が吐出される。
【0073】コーティング操作が終了したならば、搬送
ユニット75をコーティングパン1に接近移動させて、
コーティング処理された製品を空の容器76内に、コー
ティングパン1に設けられた製品排出部79から自動的
に供給する。製品の容器76内への供給が終了したなら
ば、スプレーユニット20のタッチパネル40を操作し
たり、ターミナル71を操作することにより、容器76
は無人搬送車74によって自動的に次の工程に搬送され
る。
【0074】コーティングパン1内を洗浄する際には、
スプレーユニット20を自走させてコーティングパン1
から離反移動させる。そして、タッチパネル58を操作
することによって洗浄ユニット46が作動され、図1に
示すようにコーティングパン1から離れている状態か
ら、洗浄ユニット46は自走してコーティングパン1に
接近する。これにより、洗浄ノズル51がコーティング
室9内に設置されるとともに、挿入用開口孔19が蓋部
材19bにより閉塞される。なお、洗浄ユニット46の
作動を、スプレーユニット20のタッチパネル40およ
び制御ユニット61のキーボード63を用いて指令する
ようにしても良い。
【0075】このようにして、洗浄ノズル51から吐出
される洗浄液によりコーティングパン1は洗浄されるこ
とになり、洗浄作業が終了した後には、洗浄ユニット4
6は自走してコーティングパン1から離反する。
【0076】前記した制御指令入力手段としてのターミ
ナル71は手持式つまりポータブルとして任意の場所に
携帯できるようにしているが、スプレーユニット20や
洗浄ユニット46の専用のターミナルとしても良く、さ
らにはこれらのユニット用のターミナルと併用するよう
にしても良い。ターミナル71を手持式とすることによ
り、スプレーユニット20などを遠隔操作することが可
能となる範囲を広げることができる。
【0077】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0078】たとえば、本発明のパンコーティングシス
テムには、上記ユニットの他に、通常のコーティングパ
ンの作動に必要な付属設備、たとえばブロワー、熱交換
器、フィルター、動力盤などを付加するようにしても良
いことは言うまでもない。また、図1にはコーティング
パン1に対してそれぞれ1台ずつスプレーユニット20
などが設けられているが、複数台ずつ設けるようにして
も良い。
【0079】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0080】(1).コーティングパンに対して接近離反移
動自在となったスプレーユニットを有し、スプレーユニ
ットが自走して自動的にコーティングパンに組み付けら
れるので、コーティングパンによるコーティング作業を
容易に遠隔操作することができる。
【0081】(2).コーティングパンに対して接近離反移
動自在となった洗浄ユニットを有し、洗浄ユニットは自
走して自動的にコーティングパンに組み付けられるの
で、コーティングパンの洗浄作業を容易に遠隔操作する
ことができる。
【0082】(3).コーティングパンに対して接近離反移
動自在な搬送ユニットを有し、容器の運搬を容易に遠隔
操作することができる。
【0083】(4).コーティングパン、スプレーユニット
および洗浄ユニットを全て遠隔操作により制御すること
ができるので、パンコーティング作業をコーティングパ
ンの作動を制御するための制御ユニットから離れた位置
で容易に行うことができる。
【0084】(5).コーティングパンおよびスプレーユニ
ットなどの構成要素の単独で奏される効果の綜合された
効果を超えて、1つのまとまったシステムとして従来の
パンコーティング装置に比して格段に使い易い合理的な
システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパンコーティングシス
テムを示す斜視図である。
【図2】図1に示されたコーティングパンの一例を示す
断面図である。
【図3】図2を左側から見た一部切り欠き正面図であ
る。
【図4】スプレーユニットの制御回路を示すブロック図
である。
【図5】洗浄ユニットの制御回路を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の一実施例であるパンコーティングシス
テムの基本構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コーティングパン 2 筐体 3 回転ドラム 4 筒体部 5a,5b 端板部 6a 開口部 6b 駆動軸部 7a 円筒部 7b ベアリングローラ 8 軸受 9 コーティング室 10 円筒部材 11,11a 給気ダクト 12 開閉蓋 13 通気ダクト 14 分配器 14a 固定円板 14b 回転円板 15a〜15c 連通孔 16 排気ダクト 17 モータ 18 窓部 19 挿入用開口孔 19a,19b 蓋部材 20 スプレーユニット 21 無人搬送車(自走手段) 22 テープ 23 筐体 24 アーム 25 スプレーガン 25a エプレーノズル 26 無人搬送車 27 タンク 30 スプレー液供給ポンプ 30a スプレー液供給管 30b 管路 31 ケーブル 32 エアホース 33 調圧弁 34 切換弁 35 電源ユニット 36 制御部(スプレー制御手段) 37 車輪駆動モータ 40 タッチパネル(制御指令入力手段) 41 テレビカメラ 41a モニターテレビ 42 遠隔操作信号通信部(遠隔操作信号通信手
段) 43 アンテナ 46 洗浄ユニット 47 無人搬送車(自走手段) 48 テープ 49 筐体 50 アーム 51 洗浄ノズル 52 洗浄液供給ポンプ 53 給水ホース 54 電源ユニット 55 ケーブル 56 制御部(洗浄液制御手段) 57 車輪駆動モータ 58 タッチパネル(制御指令入力手段) 59 遠隔操作信号通信部(遠隔操作信号通信手
段) 60 アンテナ 61 制御ユニット(制御盤) 62 制御部 63 キーボード 64 表示部 65 プリンタ 66 遠隔操作信号通信部(遠隔操作信号通信手
段) 67 アンテナ 71 ターミナル(制御指令入力手段) 72 アンテナ 73 表示部 74 無人搬送車 75 搬送ユニット 76 容器 77 テープ 78 アンテナ 79 製品排出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 2/12 B05B 12/00 15/02 7310−4F B05D 1/02 B 7415−4F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティングパンに対して接近離反移動
    自在の自走手段と、前記自走手段に取り付けられたアー
    ムに装着され前記コーティングパン内にスプレー液を吐
    出するスプレーガンと、前記スプレー液を供給するスプ
    レー液供給ポンプと、前記スプレーガンを制御するスプ
    レー制御手段とを有することを特徴とするスプレーユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 コーティングパンに対して接近離反移動
    自在の自走手段と、前記自走手段に取り付けられたアー
    ムに装着され前記コーティングパン内に洗浄液を吐出す
    る洗浄ノズルと、前記洗浄液を供給する洗浄液供給ポン
    プと、前記洗浄ノズルを制御する洗浄液制御手段とを有
    することを特徴とする洗浄ユニット。
  3. 【請求項3】 コーティングパンに対して接近離反移動
    自在の自走手段と、これに載置された搬送容器とを有す
    ることを特徴とする搬送ユニット。
  4. 【請求項4】 コーティングパンの作動を制御するパン
    コーティング制御ユニットと、当該パンコーティング制
    御ユニットから離間して設けられ当該パンコーティング
    制御ユニットの遠隔操作信号通信手段に制御信号を通信
    する制御指令入力手段とを有することを特徴とするパン
    コーティング制御システム。
  5. 【請求項5】 前記制御指令入力手段が請求項1記載の
    スプレーユニットに設けられたことを特徴とする請求項
    4記載のパンコーティング制御システム。
  6. 【請求項6】 前記制御指令入力手段が請求項2記載の
    洗浄ユニットに設けられたことを特徴とする請求項4記
    載のパンコーティング制御システム。
  7. 【請求項7】 コーティングパンと、請求項1記載のス
    プレーユニットと、請求項4記載のパンコーティング制
    御システムとを有することを特徴とするパンコーティン
    グシステム。
  8. 【請求項8】 前記スプレーユニットに前記制御指令入
    力手段を設けたことを特徴とする請求項7記載のパンコ
    ーティングシステム。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の洗浄ユニットを有するこ
    とを特徴とする請求項7または8記載のパンコーティン
    グシステム。
  10. 【請求項10】 請求項3記載の搬送ユニットを有する
    ことを特徴とする請求項7、8または9記載のパンコー
    ティングシステム。
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