JPS62250955A - ポ−タブル型の粉体吹付及び回収装置 - Google Patents

ポ−タブル型の粉体吹付及び回収装置

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JPS62250955A
JPS62250955A JP62050433A JP5043387A JPS62250955A JP S62250955 A JPS62250955 A JP S62250955A JP 62050433 A JP62050433 A JP 62050433A JP 5043387 A JP5043387 A JP 5043387A JP S62250955 A JPS62250955 A JP S62250955A
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chamber
base unit
front wall
spraying
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S55/46Spray booths

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉体吹付装置に係り、特に内蔵式ボークプル型
の粉体吹付室及び粉体回収装置に関する。
固体粉体被覆材で製品を吹付ける場合には、まず粉体被
覆材を微細な粒子粉体にしてこの粉体を液体塗料と同様
の方法によって製品に吹付ける。
従来は、必ずしも必須のことではないが、静電荷を、吹
付けられた粉体に印加して製品への粉体の吸着を高めて
いる。粉体は、静電荷によってがなりの時間の間、製品
に付着しているので、この間に粉体を加熱溶融し、その
後に冷却して製品即ち対象基材に強固に付着させる。こ
のような粉体吹付法は、公知であり商業的に広く使用さ
れている。
粉体の付着は一般には小室内で行われ、物品に付着しな
かった過剰吹付粉体がこの小室がら収集される。スプレ
ーガンは、小室内に設けられ、粉体供給ホッパーや粉体
ポンプのような空気流搬送粉体供給源に接続されており
、このスプレーガンは粉体を小室内移動物品に吹付ける
。尚、この移動物品は、頭上式コンベアから吊下げられ
ている。
排気装置は、粉体が小室内から流出するのを防止してい
る。即ち排気装置は小室内に負圧を生じさせて過剰吹付
粉体をフィルタ装置を介して吸引した後に空気を大気中
に排気している。過剰吹付粉体は粉体回収装置に収集さ
れ、ここに収容されるか、又は粉体供給ホッパーに再循
環される。
従来は、例えば米国特許番号第4.409,009号に
開示されているように床に取付Fr′、+7れた単一ユ
ニット内に吹付室、粉体回収装置及びフィルタ装置のす
べてが内蔵されている。この特許の粉体吹付室には開口
が形成され、被覆すべき物品がこの開口を介して頭上式
コンベアによって移送される。上記ユニットの外部には
送風機が配置され、この送風機は、吹付室の下の粉体収
集室の圧力を負圧にして、過剰吹付粉体材料を吹付室か
ら吸引し粉体収集室内のフィルタに送る。このフィルタ
は、空気中から粉体を取り除いた後に空気を大気中に放
出する。残った過剰吹付粉体は、粉体収集室の下のホッ
パーに収集された後、上記ユニットから遠く離れた供給
ホッパー等の粉体供給源に供給ラインを介して移送され
る。
発明者オフナー(Ofnet)の米国特許番号第3.6
94,242号及び同第3,714,926号には、コ
ンパクトな粉体被覆装置が開示されている。この粉体被
覆装置では、容器等の粉体供給倣が、固定の取付用枠体
上に取付けられた吹付室に近接配置されている。この吹
付室からの過剰吹付粉体は吸引ラインを介して直接に粉
体供給容器に戻され、この回収された粉体は粉体供給容
器において、空気と充分に混合され、その後吹付室内の
スプレーガンに送られる。粉体供給容器内にはフィルタ
も内蔵され、この容器に流入した空気はこのフィルタに
よって粉体が取り除かれた後に、大気中に放出される。
この発明者オフナー(Ofner)の発明による装置は
、非常にコンパクト化されているが、このコンパクト化
は、 (11フィルタ装置を粉体供給ホッパーもしくは容器に
内蔵したこと、 (2)過剰吹付粉体を、吹付室の下と粉体収集室及びホ
ッパーから回収するのではなく、吹付室から直接回収す
るようにしたことによって達成されている。
また、別の公知の粉体吹付装置は、粉体吹付室が固定で
あり、フィルタ装置と粉体回収装置とが組合わされてポ
ータブル型となっている。このため、この装置は、いろ
いろな便利性を有するが、色をひんばんに変える必要の
ある分野では特に有用である。この粉体吹付室にはその
頂部即ち天井に開口が形成されており、この開口を介し
て被覆すべき物品が頭上式コンベアによって搬送される
吹付室からの過剰吹付粉体を収集する回収装置と、吹付
室から流出した空気中から粉体を濾過するフィルタ装置
とを内蔵するポータブル・ユニットは、固定吹付室に対
して所定位置に移動可能である。
回収装置によって収集された過剰吹付粉体は、吹付室の
外部に配置された粉体供給ホッパー等の粉体供給源に供
給ラインを介して送られ、ここから別々のラインを通っ
て吹付室に取付けられた複数の粉体スプレーガンに戻さ
れる0以上に説明した固定吹付室とボータプル型フィル
タ・粉体回収ユニットとから成る被覆装置は、例えば米
国特許番号第4.498.913号、第4,354.4
51号、第4,245,551号、第4,378,72
8号及び第3.944,404号に開示されている。
また、上述の装置を改良したものが米国特許番号第4.
545.324号、第4.354.451号及び第4.
506.625号に開示されている。これらの被覆装置
では、吹付室は、ローラーを具備しているので、ポータ
ブル型のフィルタ・粉体回収ユニットと共に、床上を種
々の位置に移動可能である。
ところが、上述した粉体吹付装置は、いずれも被覆すべ
き物品が変わった場合、そして/又は異った分野に使用
する場合には制限を受けてしまうという問題がある。即
ち、上述の各公知の吹付室は、一体化されたフィルタ・
粉体回収装置に取付けられたワンピース・ユニットであ
るが、又はボータプル型フィルタ・粉体回収装置を収容
するワンピース・ユニットである。従ってこのような粉
体吹付室はいずれも、物品の形状そして/又は寸法が大
幅に変った場合にこれに対応する為に吹付室に変更を加
えるには必ずフィルタ・粉体回収装置を改造しなければ
ならない、このため、異った分野に使用する際に簡単に
適用することができず、一般に個々の用途毎に異った粉
体被覆装置を設計しなければならないという問題があっ
た。
そこで、本発明の目的は、物品が異った場合にも粉体回
収装置を改造することなく吹付室の形状を容易に変更す
ることができる、コンパクトでかつ内蔵式ボータプル型
の粉体吹付室及び粉体回収装置を提供することでる。
この目的を達成する為に、本発明に係る粉体吹付釜及び
物体回収装置は、粉体回収及び粉体濾過装置を内蔵する
基部ユニットと、この基部ユニット上に取付可能に取付
けられる独立型(分離型)吹付室とを具備するものであ
る。この吹付室は、天井と二つの側部と前壁とから構成
され、基部ユニットに取付けられると粉体被覆室を形成
する。
この粉体被覆室において物品に粉体が塗布される。
吹付室の形状は、被覆すべき物品が変ったり、用途が変
った場合には基部ユニットを変えることなく容易に変更
することも、又はそれに合せて特別注文すること壺でき
る。
更に具体的に述べると、本発明のポータブル型粉体吹付
秦及び誹→回収装置は粉体回収基部ユニットを具備し、
この基部ユニットには、その天井と前壁と後壁と側壁と
床部とによって囲まれた内部空間が形成されている。こ
の床部にはキャスタ又はローラーが取付けられているの
で、基部ユニットは所望の位置に容易に移動可能である
。吹付室は天井と対向する一対の側壁と前壁とを有し、
これらによって吹付室には、後部と底部とにおいて開放
した内部空間が形成されている。吹付室・ユニットは、
吹付室背後で側壁が基部ユニットの前壁に接触するよう
に粉体回収基部ユニット上に取外し可能に取付けられ、
これによって吹付室の開放底部が基部ユニットの内部空
間と対向して粉体被覆室を形成する。
好適実施例では、吹付室が取付けられる粉体回収基部ユ
ニット前壁は、三部分、即ち下部と上部とから構成され
ている。この前壁上部は、前壁下部から基部ユニットの
中心の方へ後方にずれており、前壁下部と上部との間に
は複数の水平支持体が延在している。基部ユニットへの
吹付室の取付は次のように行われる。即ち、吹付室を複
数の水平支持体上に載置し、それから吹付室を後方へ摺
動させて吹付室側壁を基部ユニットの前壁の上部に係合
させることによって行われる。こうして粉体被覆領域即
ち粉体被覆室が、吹付室の天井と一対の側壁と前壁、及
び基部ユニットの前壁と内部空間とによって形成される
吹付室の各側壁には矩形の開口を設けることが望ましい
。この側壁の各開口には、壁面から吹付室内部の方へ延
在する導管が接続されている。この導管は、吹付作業中
に粉体が吹付室内から漏出するのを防止している。また
物品の形状が例えばパイプやチューブやその他の細長い
物品等の形状に変わった場合にはこれに応じて吹付室側
壁に形成する開口の形状を変えればよい。吹付室前壁に
は上部パネルと下部パネルとが設けられ、これらの上下
パネルは、下部パネルが上部パネルに対して回転可能に
互いにヒンジされている。吹付室前壁の下部パネルは、
各側壁の開口と同一高さに設けられ、これにより下部パ
ネルは開口に接続された導管の前壁として機能する。
本発明のポータブル型粉体吹付室は上述の構成であるの
で、その組立が簡単であり、いろいろな分野で使用する
ことができる。例えば、移動コンベアに取付けられた使
い捨ておむつの不織層等の物品を被覆する場合には、ま
ず吹付室を基部ユニット上に載置する。それから、吹付
室前壁の下部パネルを上方に旋回させた状態で、ローラ
ーをころがして基部ユニットと吹付室とを一体にコンベ
アの所まで移動して、コンベアを吹付室側壁の導管内に
入れる。その後、吹付室前壁の下部パネルを下降させて
、吹付室を閉鎖し、その後の吹付作業に備えることにな
る。
粉体供給ホッパーが粉体回収基部ユニット上に取付けら
れ、粉体を空気流に乗せて粉体スプレーガンに供給する
。この粉体スプレーガンは物品の移動通路の上方の粉体
被覆室内に取付けられている。基部ユニット内部に配置
された粉体収集室は、基部ユニットの開口を介して粉体
被覆室に連通している。スプレーガンからの過剰吹付は
粉体収集室に収集され移送ポンプによって粉体供給ホッ
パーに戻される。この粉体供給ホッパーはふるい即ちス
クリーン装置を備えている。このホッパーにスクリーン
装置を設ける代りに、粉体から汚染物を取り除く独立の
装置を設けてもよく、この場合にはこの独立の装置に過
剰吹付粉体を直接送って汚染物除去後の粉体を供給ホッ
パーに供給する。
別の実施例では、粉体収集室に粉体ポンプが取付けられ
、この粉体ポンプが粉体を直接にスプレーガンに戻す。
これにより供給ホッパーが省略できる。
基部ユニットには濾過済室気室が配置され、この濾過済
室気室は互いに離間した一対の開口を除いて粉体収集室
からシールされている。各開口には、カートリッジ型フ
ィルタが取付けられ、これらのフィルタは粉体収集室内
に延在している。濾過済室気室に配置された送風機は、
濾過済室気室に負圧を生じさせ、これにより吹付室から
空気を吹込み、粉体収集室を介して濾過済室気室に吸引
する。濾過済室気室の開口に設けられた静的フィルタは
、大気中への粉体の放出が無いように、粉体収集室から
の粉体が濾過済室気室に進入することを防止する。逆吹
き装置が周期的に作動してカートリッジ型フィルタから
粉体を落としてフィルタの清浄を行う、この落下した粉
体は粉体収集室に収集されて供給ホッパーに再循環され
る。
本発明の粉体吹付中及び斡俸回収装置は、完全に内蔵式
であり、コンパクトでポータブルタイプ即ち種々の場所
に移動可能なものである。粉体吹付室及び粉体回収装置
に接続された外部ラインとしては、圧縮空気ラインと電
源ラインのみである。
基部ユニット内に負圧を生じさせるファンと粉体供給ホ
ッパーとは基部ユニット及び吹付室ユニットに一体に構
成されている。
本発明は、コンパクトな構成であるので、例えば使い捨
ておむつの製造ラインのような、スペースが制限されて
いる場合にも、また大吹付室や送風機又は吹付室の外部
の粉体供給ホッパーが非常に多くのスペースを占める場
合にも使用することができる。更に、異った形状の物品
を吹付ける場合にも、吹付室は、粉体回収基部ユニット
の設計や形状を変えることなく、その物品の形状に応じ
て容易に特注することができる。
本発明の好適実施例の構造、作用及び利点は、添付の図
面を参照した以下の説明から更に明らかになるであろう
第1図乃至第3図において、本発明に係るポータブル型
の粉体吹付率及び粉体回収装置IOは、粉体回収基部ユ
ニッ1−12と取外し可能な吹付室ユニット14とを有
する。この基部ユニット12は、天井16と床18と対
向する側壁20.22と前壁24と後壁26とを有し、
これらによって内部空間が形成される。前壁24は、二
つの部分、即ち下部28と上部32(第2図参照)とか
ら構成され、下部28は頂部縁30を有し、上部32は
底部縁34を有する。上部32は、下部28に対して基
部ユニット12の内部の方へ後退するようにずれており
、これにより、互いに離間した一対の水平支持体36.
38が下部28の頂部縁30と上部32の底部縁34と
の間に形成される。後に詳説するように、これらの水平
支持体36と38の間には、開口が形成され、この開口
は第4図に示されたように基部ユニット12の内部の粉
体収集室40の上部を形成している。
第2図に示したように、前壁24の上部32は、矩形開
口42を有し、この間口42は保守修理用パネル44に
よって部分的に閉鎖される。このパネル44は開口42
の頂部において上部32に蝶番付けされている。頂部パ
ネル46は基部ユニット12の天井16に蝶番付けされ
、前壁24に接続されている。
第3図に示したように、基部ユニット12(7)&壁2
6には後述するグリル48と電気制御パネル50と空気
制御パネル52とを含む2つの制御パネルが取付けられ
ている。各側壁20.22にも、第2図及び第3図に示
したように保守修理用パネル54.56が夫々形成され
ている。基部ユニッ)12の保守・修理用パネルはいず
れも装置10の修理などの場合に使用される。
吹付室14は、天井58と対向する側壁62.64と前
壁66とを有し、これらによって形成される吹付室内部
空間は、背後と底とにおいて開口している。前壁66は
、下部パネル67と上部パネル69とを有し、この下部
パネル67は第4図に示す゛ように上部パネル69に対
して外方へ回動可能に上部パネル69に蝶番付けされて
いる。第2図に示したように、天井58は、側壁66に
蝶番付けされ、吹付室14の上面の一部分に延在し側壁
62.64上に載置されている。側壁64にはブラケッ
ト68が支持され、このブラケット68には公知の紫外
光検出器70が取付けられている。
この検出器70は火事の場合に吹付室114への粉体流
人をストップする。前壁66に蝶番付けされた戸73に
は監視用窓72が取付けられ、ここから吹付室14内の
吹付作業を観察することができる。
好適の実施例では、吹付室14の各側壁62.64には
ほぼ矩形の開ロア4.76が形成されている。また、夫
々吹付室14の側壁62.64の開ロア4.76には一
対の導管78.80が取付けられ、これらの導管78.
80は、側壁62.64から吹付室14の内部の方へ延
在して、これにより吹付作業中に過剰吹付粉体が吹付室
から流出することを防止している。この過剰吹付粉体の
吹付室14からの流出防止の為には、導管78.80を
側壁62.64から外方に延ばすようにしてもよい。図
示のように導管78.80は上側パネルと底側パネルと
背後パネルとををするが、吹付室14の前面に面した前
側面は開放している。
この導管78.80の前側面は吹付室14の前壁66の
下部パネル67によって閉鎖される。
この図示の実施例では、開ロア4.76と導管78.8
0は、使い捨ておむつの製造に使用される不織材料を支
持するコンベア・ベルト77を収容できるように、矩形
形状に構成されているが、しかしながら、別の分野で、
収容すべき物体がパイプや棒やチューブ等の種々異った
形状である場合にはそれに応じて開ロア4.76と導管
78.80の形状を変えることができる。
第1図と第2図に明示したように、吹付室14は、基部
ユニット12上に装脱可能即ち取外し可能に取付けるこ
とができるもので、この取付はまず吹付室14の側壁6
2.64を基部ユニット12の前壁24の互いに離間し
た水平支持体36.38の上に設置することにより行わ
れる。導管78.80にはそれぞれフランジ82.84
を突設することが好ましく、これにより基部ユニット1
2に対して吹付室14の横方向のずれを防止することが
できる。上記吹付室14の、支持体36.38上への設
置の後に、この吹付室14を水平支持体36.38上で
後方へ摺動させて、吹付室14の側壁62.64の後方
縁を前壁24の上部32に係合させる。この保合によっ
て吹付室14と基部ユニット12との間に、後述の粉体
吹付用の粉体被覆室86として働く制?IIwi域が形
成され、その後、吹付室14はボルトや他の固定具(図
示せず)によって基部ユニソ)12に取外し可能に固定
される。
吹付室14の前壁66の下部パネル67が第4図に想像
線で示したように垂直に持上げられた状態において、基
部ユニッ1−12と吹付室14とは組合わされて一体と
してコンベア77の方へ回動される。これによりこのコ
ンベア77は、導管78.80の開放された前側面を通
って、基部ユニット12と吹付室14とにより形成され
た粉体被覆室86内に進入する。その後に下部パネル6
7が鉛直閉鎖位置に回動され、粉体被覆室86を閉じて
その後の吹付作業に備える。
第4図において、基部ユニッ)12と吹付室14とが組
立てられた状態で基部ユニッ)12の頂部パネル46は
吹付室14の側壁62.64上ニ載置される。基部ユニ
ット12の頂部パネル46と天井16の一部は、抜は口
90を有する粉体供給ホッパー88を支持している。粉
体供給ホッパー88には、ふるい即ちスクリーン装置を
付設するか、それともその代りに粉体から汚染物を取除
く独立した装置を供給ホッパー88に接続することが望
ましい。供給ホッパー88には一対の粉体ポンプ92.
94が接続され、これらのポンプ92.94はライン9
5によって粉体スプレーガン96に接続されている。こ
の粉体スプレーガン96は、ロッド98に沿って可動の
ブラケット97に取付けられ、このロッド98は、吹付
室14の側壁62.64に取付けられている。粉体ポン
プ92.94は、公知のもので、夫々圧縮空気ライン1
00と霧化空気ライン102とを有し、この圧縮空気ラ
イン100は、粉体を粉体供給ホッパー88から粉体ポ
ンプ92.94に吸込み、他方霧化空気ライン1021
8ポンプ内で粉体を空気流に乗せて搬送し粉体スプレー
ガン96から放出させる。粉体スプレーガン96は、米
国特許第4.543.274号に示されたタイプのもの
が望ましく、そのノズル104が吹付室14の粉体被覆
室86内で下方に向いており、吹付室内を通る物体を吹
付ける。
図示の実施例では、コンベア77は吹付室14の側壁6
2.64の開ロア4.76と導管78.80を貫通走行
する。このコンベア77は、使い捨ておむつの不織部の
ような物品を支持し、粉体スプレーガン96の下方を移
動して上記物品に粉体を塗布させる。粉体材料は、その
一部がコンベア77上の物品に塗布され、残りは物品に
付着しないで、澁幹粉葎捧*過剰吹付粉体となる。この
過剰吹付粉体は収集され粉体供給ホッパー88やスプレ
ーガン96に戻されたり又は離れた所にある廃物ドラム
(図示せず)に送られる。
第4図は、本発明の粉体回収及び粉体濾過装置を示した
もので、吹付室14の真下の基部ユニット12の底部に
は粉体回収ホッパー108が配置されている。この粉体
回収ホッパー108は、過剰吹付粉体を収集する粉体収
集室を形成している。
粉体回収ホッパー108は先細りの側壁110を有し、
この側壁110の底部は充気室114の上方に取付けら
れた流動化板112に接続されている。またこの充気室
114は空気ライン115に接続されている。粉体収集
室40は吹付室14に連通しており、吹付室14からの
過剰吹付粉体は保守修理用パネル44の下の基部ユニッ
ト12の前壁24に形成された矩形開口42を通って粉
体収集室40に収集される。過剰吹付粉体材料は、流動
化板112上に集められ、ここで充気室114によって
流動化状態に保持される。
流動化板112の真上には移送ポンプ118が取付tf
fsれ、このポンプ118は、第4図に概略的に示した
ようにライン119によって粉体供給ホッパー88に接
続され、粉体をこの粉体供給ホッパー88に戻す。上述
したように粉体供給ホンパー88にはふるい又はスクリ
ーン装置を付設してもよいし、又は独立の粉体処理装置
を使用してもよい、この後者の場合にはライン119は
供給ホッパー88の代りにこの独立の装置に接続される
尚、図示例では移送ポンプ118を使用したが、この代
りにポンプ92.94のようなベンチュリ型の粉体ポン
プを使用することもできる。この場合には粉体ポンプは
、流動化板112からの粉体を粉体供給ホッパー88又
は独立の粉体処理装置に戻すのではなく、直接粉体スプ
レーガン96に戻すことになる。
第4図の右方に濾過装置を示す。基部ユニ・ノド12内
に配置された丁字形の導管120は頭部122と胴部1
24とから構成され、濾過済室気室126を形成してい
る。導管120の胴部124は後壁26から離間してお
り、それとの間に最終段階フィルタ室12Bを形成して
いる。他方導管120の頭部122は後壁26と前壁2
4の」二部32との間を延在し濾過済室気室126を粉
体収集室40と粉体被覆室86とからシールしている。
導管120の頭部122には少なくとも2個の開口13
0(第4図には1個のみ図示)が形成されている。各開
口130には静的フィルタ132が取付けられ、この静
的フィルタ132はカートリッジ型フィルタである。導
管120の胴部124の基部には送風即ちファン134
が取付けられている。この送風機134は、モーター1
36によって駆動され、導管120によって形成された
濾過済室気室126内に負圧を生じさせる。最終段階フ
ィルタ室128°には第3のカートリッジ型フィルタ即
ち最終段階フィルタ138が取付けられている。基部ユ
ニット12の後側壁26には開口140が形成され、こ
の開口140はグリル48で覆われると共に上記フィル
タ138が取付けられている。
濾過装置が正常に運転されている時には、ファン134
が吹付室内と濾過済室気室126内と粉体収集室40内
に負圧を生じさせる。粉体被覆室86から粉体収集室4
0に流入したが自重では収集室40の底に落下しなかっ
た過剰吹付粉体はファン134によって導管120の頭
部122の開口130の方に吸引される。二個のカート
リッジ型フィルタ132は粉体収集室40内の空気流か
ら過剰吹付粉体材料を濾過し、この結果、濾過済空気が
濾過済室気室126に流入し最終段階フィルタ室128
に流れる。粉体収集室40からの空気は、濾過を完全に
するためにもう一度最終段階フィルタ138により濾過
された後に、側壁26の開口140を介して大気中に放
出される。
カートリッジ型フィルタ132に過剰吹付粉体が大量に
付着するとフィルタの濾過効率が低下してしまう。この
ような事態を防ぐために導管120の頭部122の開口
130の真上に逆吹き装置142が設けられ、この逆吹
き装置142は周期的に作動され空気ジェット流をカー
トリッジ型フィルタ132に吹付けて過剰吹付粉体をこ
のカートリッジ型フィルタ132から取除き回収ホンパ
ー108に収集する。逆吹装置142は公知のもので、
例えば米国特許番号第4.409.009号に開示され
ている。
本発明の装置10は、完全に内蔵式のポータブル型ユニ
ットである。第1図および第2図に示したように、外部
導線又はラインは電源ライン144と空気ライン146
のみであり、その他の外部ラインは必要としない。
以上では、本発明を好適の実施例に関して説明したが、
当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することはなく
、種々の変更を加えることもまた部材を均等物に置換す
ることもできるであろう。
更に、特別な材料に対してもまた特別な分野にも適用で
きるようにするために本発明にいろいろな変更を加える
こともできる。従って本発明は、上述の最適の実施例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲内の実施例を
すべて含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の粉体吹付及び回収装置が組立てられ
た状態を示した斜視図、 第2図は、第1図と同様の斜視図であるが吹付室ユニッ
ト力で基部ユニットから分離された状態を示している。 第3図は、粉体吹付及び回収装置の背後の斜視図で、空
気及び電気制御器を示している。 第4図は、第1図の線4−4にほぼ沿った断面図で、粉
体吹付及び回収装置の内部を示している。 10・・・・・・ポータブル型の粉体吹付及び回収装置
。 12・・・・・・粉体回収基部ユニット、14・・・・
・・取外し可能な吹付室ユニット、16・・・・・・天
井、 18・・・・・・床、 20.22一対向する一対の側壁、 24−前壁、 26−・・後壁、 28−前壁下部、 32−・前壁上部、 34.36・−水平支持体、 40−・−粉体収集室、 42−開口、 74.7ロ一−−開口、 78.80−導管、 86−・粉体被覆室、 88・−粉体供給ホツバ−1 96−粉体スプレーガン、 108−・粉体収集ホッパー、 126−−−・濾過済室、 130−・開口、 132−・フィルタ、 134・−送風機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポータブル型の粉体吹付及び回収装置において、(
    a)天井と、(b)対向する一対の側壁と、下部及びこ
    の下部に対して基部ユニットの中心の方へ、後方にずれ
    ている上部を有する(c)前壁と、(d)後壁と、(e
    )床とによって形成される(A)内部と、上記前壁下部
    と上記前壁上部との間に延在した(B)水平支持体とを
    含む基部ユニットと、 上記基部ユニットの上記水平支持体上であ って上記基部ユニットの上記前壁上部に対向するように
    取外し可能に取付けられ、粉体被覆室を形成する小室と
    、 移動基材を上記粉体被覆室内に収容するた めに上記小室に形成された開口手段と、 上記粉体被覆室内において上記移動基材に 粉体を吹付けるスプレーガン手段と、 上記粉体被覆室と連通するように上記基部 ユニット内に配置され、過剰吹付粉体を収集する粉体収
    集室と、 上記基部ユニット内に配置され、過剰吹付 粉体を上記粉体収集室から取出し上記スプレーガン手段
    に戻す再循環手段と、 上記基部ユニット内に配置されると共に上 記小室と上記粉体収集室とからシールされ、上記粉体収
    集室に通ずる少なくとも一個の開口を有する濾過済空気
    室と、 上記基部ユニット内であって上記濾過済空 気室の上記開口に配置され、上記濾過済空気室への粉体
    の侵入を防止する静的フィルタ手段と、 上記基部ユニット内に配置され、上記濾過 済空気室に負圧を生じさせる送風機手段と、を具備する
    ことを特徴とするポータブル型 の粉体吹付及び回収装置。 2、上記小室は天井と対向する一対の側壁と前壁とを有
    し、これらは、背後と底が開口した内部空間を形成し、
    上記小室は、その両側壁が上記背後において上記基部ユ
    ニットの上記前壁の一部と接触して上記小室の天井と対
    向側壁と前壁と上記基部ユニットの上記前壁一部とによ
    って粉体被覆室を形成するように、上記基部ユニット上
    に取付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のポータブル型の粉体吹付及び回収装置。 3、上記開口手段は、上記小室の上記側壁の各々に形成
    された一つの開口と上記各側壁の上記開口に取付けられ
    た一つの導管とを有し、この導管は上記側壁から上記小
    室の内部の方へ延在していることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載のポータブル型の粉体吹付及び回収
    装置。 4、上記小室に接触している上記基部ユニットの上記前
    壁上部には一つの開口が形成され、上記粉体収集室はこ
    の開口を介して上記粉体被覆室に連通していることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載のポータブル型の
    粉体吹付及び回収装置。 5、上記基部ユニットの上記床に取付けられ、上記基部
    ユニットと小室とを移動させるローラー手段を更に具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のポ
    ータブル型の粉体吹付及び回収装置。 6、上記基部ユニットと上記小室との一方に取付けられ
    粉体を上記スプレーガン手段に供給する粉体供給ホッパ
    ーを更に具備し、この粉体供給ホッパーは上記再循環手
    段に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のポータブル型の粉体吹付及び回収装置。 7、ポータブル型の粉体吹付及び回収装置において(a
    )天井と、(b)対向する一対の側壁と、下部及びこの
    下部に対して基部ユニットの中心の方へ、後方にずれて
    いる上部を有する(c)前壁と、(d)後壁と、(a)
    床とによって形成される(A)内部と、上記前壁下部と
    上記前壁上部との間に延在した(B)水平支持体とを含
    む基部ユニットと、 (a)天井と、(b)対向する一対の側壁と、上部パネ
    ル及びこの上部パネルに蝶番付けされた下部パネルとか
    ら形成された(c)前壁とを有する小室であり、 該小室は、小室の側壁が上記基部ユニット の水平支持体上であって上記基部ユニットの上記前壁上
    部に対向するように設置されていることによって、上記
    基部ユニットに取外し可能に取付けられ、粉体被覆室を
    形成し、 移動基材を上記粉体被覆室内に収容する為 に上記小室の各側壁に形成された開口手段 と、 上記粉体被覆室内において上記移動基材に 粉体を吹付けるスプレーガン手段と、 上記粉体被覆室と連通するように上記基部 ユニット内に配置され、過剰吹付粉体を収集する粉体収
    集室と、 上記基部ユニット内に配置され、過剰吹付 粉体を上記粉体収集室から取出し上記スプレーガン手段
    に戻す再循環手段と、 上記基部ユニット内に配置されると共に上 記小室と上記粉体収集室とからシールされ、上記粉体収
    集室に通ずる少なくとも一個の開口を有する濾過済室気
    室と、 上記基部ユニット内であって上記濾過済室 気室の上記開口に配置され、上記濾過済空気室への粉体
    の侵入を防止する静的フィルタ手段と、 上記基部ユニット内に配置され、上記濾過 済空気室に負圧を生じさせる送風機手段と、を具備する
    ことを特徴とするポータブル型 の粉体吹付及び回収装置。 8、上記開口手段は、上記小室の上記側壁の各々に形成
    された一つの開口と上記各側壁の上記開口に取付けられ
    た一つの導管とを有し、上記導管の各々は上壁と底壁と
    背面壁とを有し、 上記小室前壁の上記下部パネルは、高さが 上記導管の高さと等しく、上記導管の各々の前壁を形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のポ
    ータブル型の粉体吹付及び回収装置。
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