JP2003048863A - カルボン酸エステル合成反応器内のpH制御方法 - Google Patents
カルボン酸エステル合成反応器内のpH制御方法Info
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Abstract
ラジウムおよび鉛を含む触媒と反応させてカルボン酸エ
ステルを連続的に製造する方法において、副生成物を低
減させる。 【解決手段】 触媒を分離した反応液にアルカリ溶液を
混合し、pH9以下で反応器に供給する。
Description
ヒドとアルコールをパラジウムおよび鉛を含む触媒と反
応させてカルボン酸エステルを連続的に製造する方法に
おいて、副生成物の生成を低減させる方法を提供するも
のである。
体的なものとして、メタクリル酸メチル又はアクリル酸
メチルがある。その製造方法としてメタクロレイン又は
アクロレイン等のアルデヒドとアルコール(例:メタノ
ール)と反応させて直接、メタクリル酸メチル又はアク
リル酸メチルを製造する酸化エステル化法が提案されて
いる。
インをメタノールなどのアルコールと分子状酸素とを触
媒上で反応させることによって行われ、触媒としてパラ
ジウム、鉛を含む触媒を用いた例が、特公昭57−35
856〜35861号公報に、また、パラジウムと鉛の
金属間化合物を触媒とする例が、特公昭62−7902
号公報に開示されている。生産性の向上を達成すること
を目的として、近年高いアルデヒド濃度で優れた反応特
性を示す触媒や反応系の安定化方法が特開平8−332
383号公報、特開平8−337554号公報、特開平
10-263399号公報、特開平10−114708
号公報、特開平9−052044号公報に示されてい
る。
い条件では生成するMMA濃度も高くなり工業的には有
利になるが、その一方、反応によって生成する水濃度も
高くなる。するとアルデヒドと水との反応が進みやすく
なるためカルボン酸の生成量も多くなる。カルボン酸の
副生は触媒等に吸着し反応活性を低下させるばかりでな
く、アルデヒドとアルコールの反応生成物アセタールを
副生してしまう。そこで、反応器内のpHを一定のレベ
ルに保つためにアルカリを連続的に供給することが記載
されている。
パラジウムおよび鉛を含む触媒を用いて高濃度のアルデ
ヒドとアルコールからカルボン酸エステルを連続的に製
造する方法においては、カルボン酸の副生濃度が高くな
る。そこで、カルボン酸の濃度が高くなることによって
pHが低下し(プロトンが触媒的に作用)アセタールの
副生増大する問題があり、その解決策としてアルカリに
よる中和が行われている。しかし、供給するアルカリに
よって、新たに副生成物を発生させてしまうこと、触媒
を劣化させるという問題があった。
下でパラジウムおよび鉛を含む触媒を用いてアルデヒド
とアルコールからカルボン酸エステルを連続的に製造す
る方法において、工業的に有利となる反応条件について
検討してきた。経済的に実施するには高い生産性を確保
することが必要である。本反応は、アルデヒドとアルコ
ールが1/1の量論反応が理想である。 RCHO+ROH+1/2O2 →RCOOR+H2O RCHO+H2O+1/2O2 →RCOOH+H2O
く、アルデヒドの濃度が低い程アルデヒド基準の転化
率、生成するカルボン酸エステルの選択率は高い。しか
し低濃度では生産性が低く、高濃度では大きく転化率が
低下する。したがって、経済的に有利な条件として、ア
ルデヒド濃度は約30%付近が有利と推定される。しか
しアルデヒドの濃度が高くなるこれらの条件で反応行う
と、生成する水濃度も高くなり、その結果アルデヒドと
水が反応する確率も高くなるため、副生するカルボン酸
の生成量が増大することは避けられない。
中和せず連続反応を行うとpHは4以下まで低下する。
すると、プロトン(遊離カルボン酸)を触媒としてアル
デヒドとアルコールの反応によって多量のアセタールが
生成してしまう。 そこで、アルカリを反応系に供給
し、プロトン濃度を低く抑える工夫がなされ、反応性を
改善する方法が実施されてきた。本研究者らは、さらに
アルデヒドのカルボン酸エステルへの選択率を高めるべ
く検討を進めてきた。その結果、アセタールの副生を抑
制するための操作として行っていたアルカリの供給方法
に改善の余地があることをつきとめ、副生成物を減らす
方法を見いだした。
ルコールをパラジウムおよび鉛を含む触媒と反応させて
カルボン酸エステルを連続的に製造する方法において、
触媒を分離した反応液にアルカリ溶液を混合しpH9以
下の液として反応器に供給することを特徴とする反応器
内のpH制御方法である。以下に気泡塔反応器や撹拌槽
反応器を具体例として発明の詳細を説明する。本反応方
法では、反応器内は、触媒(固体)、アルデヒド、アル
コール(液体)、酸素または空気(気体)の3相系で反
応は進行する。反応を効果的に行うためには物質移動に
よる拡散律速から避け、反応律速の領域にするために通
常は激しく混合されている。したがって、アルデヒドと
水とが反応して生成するカルボン酸によるpH低下を抑
制するアルカリとの中和反応を速やかに行うためには、
最も混合性の良い場所が選定される。
されている反応器内に直接投入することが短時間に均一
化する場所で最適と考えられていた。しかし、本発明者
らの詳細な検討の結果、反応器に直接アルカリ供給する
と、塩基が触媒となって、不飽和アルデヒドとしてメ
タクロレインを用いた場合には、原料のメタクロレイン
や生成物であるMMAの二重結合部位にメトシキ基が付
加した副生成物、メトシキ−メタクロレン、メトキシ−
MMAなどのが生成することがわかった。
触媒への影響も明らかになった。これらの現象は、特開
平8−337554号、に記載されているような少量の
NaOH(固体)をメタノールに溶解させて得られる低
濃度のNaOH/MeOH溶液であっても発生すること
がわかった。本発明者らの推定では、メタノールに溶解
したNaOHが、反応液中に存在する水との溶媒和によ
って熱が発生する現象に由来すると考えられる。
はメタノールで溶媒和された状態のNaOCH3に近い
状態で存在すると考えることができ、水と接触すること
によってNaOCH3構造からNaOH・H2Oのように
水の溶媒和が起こり多量の溶媒和熱が発生するものと推
定される。したがって、溶媒和による発熱を抑制するに
は、NaOHとH2OとMeOHの三者を予め混合し溶
媒和によって発生する熱を予め除いておくことが重要で
あると推定される。
ものの強い塩基には弱いことが知られており、シリカ系
成分を含む触媒の場合触媒への影響も発生したものと推
定される。すなわち、アルカリ溶液を触媒が存在しない
反応液と混合しpH9以下の条件で反応器に供給するこ
とが触媒にとって極めて重要であることが明らかになっ
た。触媒が存在しない反応液は触媒を含む反応液スラリ
ーを抜き出し、触媒を沈降分離、フィルター分離、サイ
クロン分離、クロスフィルター分離などの装置、方法で
実施することができる。反応器のサイズや方式によって
最適な分離方法を選定する。触媒を分離した反応液は混
合槽に供給し、そこでアルカリと完全に混合されpH9
以下で反応器に戻す。アルカリとの混合は、撹拌槽など
に槽型混合器やスタチックミキサーなどのオンライン混
合器など均一に混合できる装置であればよい。
は、多いほど均一性は高くなり好ましいが、循環に要す
るポンプ設備や動力も大きくなることから、適当な量が
選定される。アルカリと混合し反応器に循環される液量
を反応器に供給する原料供給量に対して表すと、原料供
給量の0.1〜2倍、好ましくは0.3〜1.5倍の範
囲である。アルカリ溶液は、NaOH、H2O、アルコ
ールを予め最適な組成に調製しておく。H2O/NaO
Hのモル比及びアルコール濃度は重要であり、希薄なア
ルカリを多量に用いることが副生成部等の抑制からは好
ましいが、反応器内のアルデヒド濃度を低下させてしま
い生産性からは好ましくない。従って反応器の濃度を大
きく低下させない組成が選定される。
要であり、これ以下ではアルカリ濃度が結果的に高くな
るため好まししくない。NaOH/H2Oが(2.4〜
3)の範囲であれば、アルコール濃度は50%以上のさ
らに高い方が副生成物抑制の観点からは原理的には好ま
しい。しかし、アルコール濃度を極端に高めアルカリ濃
度を低くすると反応器内のアルデヒ濃度の低下を招くた
めに好ましくない。したがって好ましく50%〜99%
さらに好ましくは、75%〜95%である。アルカリ成
分として用いる原料は、NaOH、KOH、LiOH、
Mg(OH)2、Ca(OH)2などの水酸化物、Na2
CO3、K2CO3、Li2CO3、などの炭酸塩類、Na
OCH3、KOCH3、LiOCH3、Mg(OC
H3)2、などの金属アルコキシド、化合物を用いること
ができる。コストなどの経済性からNaOH、KOHが
好ましいく、NaOHがさらに好ましい材料といえる。
ルによって最適なアルコールを選定することができる。
分離精製などの面から一般的には対象とするエステルの
アルコールが選定される。例えば、メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸メチルの場合にはメタノールが好まし
く、メタクリル酸エチル、アクリル酸エチルの場合にエ
タノールが好ましい。その他のアルコールも原理的には
使用できるが、アルカリ成分の溶解度が低下する傾向が
あり、低いアルカリ量で充分な場合に用いる場合もあ
る。NaOH、H2O、アルコールの混合器内の滞留時
間は、混合方法や装置によって異なるが通常5秒〜1時
間程度である。
は、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、イソブチルアルデヒド、グリオキ
サールなどの脂肪族飽和アルデヒド;アクロレイン、メ
タクロレイン、クロトンアルデヒド、などの脂肪族α・
β−不飽和アルデヒド;ベンズアルデヒド、トリルアル
デヒド、ベンジルアルデヒド、フタルアルデヒド、など
の芳香族アルデヒド;並びにこれらアルデヒドの誘導体
などがあげられる。これらのアルデヒドは単独もしくは
任意の二種以上の混合物として用いることができる。
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、オクタノールなどの脂肪族飽和アルコール;エチレ
ングリコール、ブタンジオールなどのジオール;アリル
アルコール、メタリルアルコールなどの脂肪族不飽和ア
ルコール;ベンジルアルコールなどの芳香族アルコール
などがあげられる。これらのアルコールは単独もしくは
任意の二種以上の混合物として用いることができる。
果は、メタクロレイン、アクロレン等の不飽和アルデヒ
ドにおいて効果的である。本発明反応におけるアルデヒ
ドとアルコールとの使用量比には特に限定はなく例えば
アルデヒド/アルコールのモル比で10〜1/1000
のような広い範囲で実施できるが、一般的には1/2〜
1/50の範囲で実施される。本発明方法は、気泡塔、
撹拌槽などの混合型従来公知の反応器に適用できる。反
応器を多段槽化し、直列に連結した場合には、二段反応
器に供給する反応原料にアルカリを供給混合しpH9以
下で反応器に供給することができる。同様にしてさらに
複数の反応器を接続しても実施できる。本発明反応は、
様々な温度条件で実施することができる。触媒を分離し
た反応液を反応温度以下の低温に冷却しアルカリと混合
する場合が副生成物の抑制からは有利となる場合もあ
る。
度まで加熱必要ないなるため、これらの熱交換コストな
どから最適な方法を選択するのが好ましい。100℃以
上の高温でも実施できるが、好ましくは30〜100℃
である。圧力は減圧から加圧下の任意の広い圧力範囲で
実施することができるが、通常は1〜20Kg/cm2
の圧力で実施される。
て本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの
実施例のみに限定されるものではない。
て、パラジウム3wt%、鉛2.3wt%を担持した触
媒を用いた。触媒1.5Kgを触媒分離器2を備え、液
相部が12Lのステンレス製撹拌槽型反応器1に仕込
み、鉛濃度が10ppmとなるように酢酸鉛を溶解させ
た34wt%のメタクロレイン/メタノールを原料供給
ライン5から5.4L/hで供給した。反応温度80
℃、圧力4Kg/cm2 G制御し、酸素濃度を調製した
空気を6から供給しながら反応を行った。
2atmに相当)となるように空気を調製し反応を維持
した。反応液はライン10から7L/hで抜きだし、触
媒分離器2で触媒を分離し、触媒が分離された反応液を
ライン12からアルカリ混合機3に流量2L/hで供給
した。混合機に供給するアルカリ溶液はH2O/NaO
H=2.4(モル比)、MeOH濃度50vol%をア
ルカリ供給ライン7から反応器内のpHが6.5となる
ように供給量を制御して供給した。
7.5であった。100時間反応させ、反応生成物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところメタクロレイン
の転化率は65.2%でメチルメタクリレート(MM
A)の選択率は89.3%、アセタールの選択率は0.
9%、メトキシ体合計(メトキシメタクロレイン+メト
キシMMA)は0.9%であった。さらに反応を継続し
1000時間に反応生成物を分析した。メタクロレイン
の転化率は65.3%でメチルメタクリレート(MM
A)の選択率は89.5%、アセタールの選択率は0.
9%、メトキシ体合計(メトキシメタクロレイン+メト
キシMMA)は0.8%であった。1000時間の反応
でも活性、選択率に変化はなく安定した成績が得られ
た。
/MeOH溶液を反応器に直接供給する方法に変更した
以外は、実施例1と同様の条件で100時間反応を行っ
た。反応生成物をガスクロマトグラフィーで分析したと
ころメタクロレインの転化率は64.1%でメチルメタ
クリレート(MMA)の選択率は88.1%、アセター
ルの選択率は0.9%、メトキシ体合計(メトキシメタ
クロレイン+メトキシMMA)は2.3%であった。さ
らに反応を継続し1000時間に反応生成物を分析し
た。メタクロレインの転化率は63.0%でメチルメタ
クリレート(MMA)の選択率は88.3%、アセター
ルの選択率は1.0%、メトキシ体合計(メトキシメタ
クロレイン+メトキシMMA)は2.4%であった。
/H2O溶液を反応器に直接供給する方法に変更した以
外は、実施例1と同様の条件で100時間反応を行っ
た。反応生成物をガスクロマトグラフィーで分析したと
ころメタクロレインの転化率は65.1%でメチルメタ
クリレート(MMA)の選択率は87.2%、アセター
ルの選択率は1.2%、メトキシ体合計(メトキシメタ
クロレイン+メトキシMMA)は2.6%であった。さ
らに反応を継続し1000時間に反応生成物を分析し
た。メタクロレインの転化率は61.1%でメチルメタ
クリレート(MMA)の選択率は87.3%、アセター
ルの選択率は1.0%、メトキシ体合計(メトキシメタ
クロレイン+メトキシMMA)は2.4%であった。1
00時間と1000時間を比較すると活性の低下が認め
られた。
2.4(モル比)、MeOH濃度90vol%に変更
し、メタクロレイン濃度の微調整を行い反応器内のメタ
クロレイン濃度が実施例1と同様になるようにした以外
は同一条件で100時間反応を行った。反応生成物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところメタクロレイン
の転化率は65.6%でメチルメタクリレート(MM
A)の選択率は90.1%、アセタールの選択率は0.
8%、メトキシ体合計(メトキシメタクロレイン+メト
キシMMA)は0.8%であった。さらに1000時間
反応を行い、反応生成物をガスクロマトグラフィーで分
析したところメタクロレインの転化率は65.8%でメ
チルメタクリレート(MMA)の選択率は90.3%、
アセタールの選択率は0.8%、メトキシ体合計(メト
キシメタクロレイン+メトキシMMA)は0.8%であ
った。
に変更した以外は、実施例1と同様の条件で100時間
反応を行った。反応生成物をガスクロマトグラフィーで
分析したところメタクロレインの転化率は65.3%で
メチルメタクリレート(MMA)の選択率は89.8
%、アセタールの選択率は0.8%、メトキシ体合計
(メトキシメタクロレイン+メトキシMMA)は0.9
%であった。
は、実施例1と同様の条件で100時間反応を行った。
反応生成物をガスクロマトグラフィーで分析したところ
アロレインの転化率は70.3%でアクリレート(M
A)の選択率は91.1%、アセタールの選択率は0.
8%、メトキシ体合計(メトキシアクロレイン+メトキ
シMA)は0.7%であった。
H/H2O溶液を反応器に直接供給する方法に変更した
以外は、実施例1と同様の条件で100時間反応を行っ
た。反応生成物をガスクロマトグラフィーで分析したと
ころメタクロレインの転化率は55.7%でメチルメタ
クリレート(MMA)の選択率は87.2%、アセター
ルの選択率は1.1%、メトキシ体合計(メトキシメタ
クロレイン+メトキシMMA)は2.5%であった。反
応後触媒を抜き出し調べたところ、触媒に一部固まりが
見られた。
エタノールに変更した以外は、実施例1と同様の条件で
100時間反応を行った。反応生成物をガスクロマトグ
ラフィーで分析したところアロレインの転化率は70.
3%でアクリル酸エチルの選択率は90.8%、アセタ
ールの選択率は0.8%、メトキシ体合計(メトキシア
クロレイン+メトキシMA)は0.7%であった。
でパラジウム及び鉛を含む触媒を用いてアルデヒドとア
ルコールからカルボン酸エステルを連続的に製造する方
法において、アルカリ性条件で生成するメトキシ体類不
純物の生成を削減することができ、且つ優れた反応性を
長期間にわたり安定に発現できる。触媒寿命が改善さ
れ、触媒交換の頻度が少なく、操作性、経済性に優れ
る。
る。
カリ液供給ライン 8反応液抜き出しライン、9廃ガスライン、10(反応
液+触媒)スラリー 11触媒もどりライン、12触媒分離後の反応液
Claims (3)
- 【請求項1】 酸素の存在下でアルデヒドとアルコール
をパラジウムおよび鉛を含む触媒と反応させてカルボン
酸エステルを連続的に製造する方法において、反応器内
のpHを一定に保つための方法であって、触媒を分離し
た反応液にアルカリ溶液を混合しpH9以下で反応器に
供給する反応器内のpH制御方法。 - 【請求項2】 供給するアルカリ溶液が、H2O/アル
カリ=2.4〜3(モル比)且つ50Vol%以上のアル
コールを含む溶液であって、アルカリカチオンがナトリ
ウムまたはカリウムである請求項1に記載のpH制御方
法。 - 【請求項3】 アルデヒドがアクロレイン又はメタクロ
レインである請求項1に記載のカルボン酸エステルの連
続的製造法。
Priority Applications (1)
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JP2001236683A JP4860064B2 (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | カルボン酸エステル合成反応器内のpH制御方法 |
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