JP2003045229A - 導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法 - Google Patents

導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法

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JP2003045229A JP2001227766A JP2001227766A JP2003045229A JP 2003045229 A JP2003045229 A JP 2003045229A JP 2001227766 A JP2001227766 A JP 2001227766A JP 2001227766 A JP2001227766 A JP 2001227766A JP 2003045229 A JP2003045229 A JP 2003045229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導電性接着剤を用いて作業性良好にICチップ
を基材上に実装し、ICチップと接着パッドとの間で、
十分で安定した導電性、十分な接着強度を実現する。ま
た、十分な高温多湿耐性や物理的衝撃耐性も実現する。 【解決手段】少なくとも、複数の放射状突起部を有する
第1導電性粒子を5質量%以上90質量%以下と、10
質量%以上95質量%以下のバインダー樹脂とを混合し
て、導電性接着剤を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性接着剤およ
びそれを用いたICチップの実装方法に関するものであ
り、さらに詳しくは、プリント配線基板やプリント配線
フィルム基板へのICチップの実装に使用でき、特に非
接触型ICタグなどの非接触型データ送受信体の基材の
接着パッドにICチップを定着させるために用いる導電
性接着剤およびそれを用いたICチップの実装方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触型ICタグなどのように非
接触状態でデータの送受信を行ってデータの記録、消去
などが行なえる情報記録メディア[RF−ID(Rad
ioFrequency IDentificatio
n)]の用途に用いられる非接触型データ送受信体は、
フィルム状やシート状の基材上にアンテナを配置し、そ
のアンテナにICチップが接続されている。
【0003】この非接触型データ送受信体のアンテナ
は、銀粉などを含有する導電ペーストを印刷したり、ア
ルミニウム薄膜をエッチングして作製される。そして、
これらアンテナの一対の端子部には、ICチップを実装
する際に導通を図るための接着パッドが配置されてい
る。
【0004】例えば図9に示すように、フィルム状やシ
ート状の基材1上に形成された接着パッド2の上に、I
Cチップ4のバンプ5が定着されている。ICチップ4
は不図示の熱圧装置(フリップチップボンダ)で接着パ
ッド2に圧接され、導電性接着剤3を硬化することによ
り定着される。この際、接着パッド2及びバンプ5は、
導電性接着剤3に含まれる導電性粒子6を介して電気的
に接続されている。
【0005】以上の様なICチップの実装方法は、例え
ば、特開2001−15555号公報に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
導電性接着剤を用いてICチップを実装すると、以下の
様な不具合が発生する場合があった。
【0007】第1に、従来の導電性接着剤では電気抵抗
率の安定性が不十分なため、ICチップとアンテナとの
間で安定した導電性を実現できない場合があった。
【0008】第2に、従来の導電性接着剤では電気抵抗
率が高すぎるため、導電性が不十分な場合があった。ま
た、導電性粒子の含有量を増加して電気抵抗率を低減し
ようとすると、多量の導電性粒子を添加する必要がある
ため、バインダー樹脂の含有量が不足し、ICチップと
アンテナとの間の接着強度が不足する場合があった。
【0009】第3に、従来の導電性接着剤では所望の粘
度などを調整することが難しく、取扱い性が不足し、十
分な生産効率を実現できない場合があった。
【0010】第4に、基材1の接着パッド2をアルミニ
ウム薄膜をエッチングして形成する場合、図9に示す様
に、接着パッド2の表面が酸化されて酸化皮膜からなる
変質層7が発生し、接着パッド2とバンプ5との電気的
接続が不良となる恐れがあった。また、接着パッド2の
表面の微小な汚れや接続作業条件のバラツキなどで接続
抵抗が高くなったり、不安定な接続状態になり易いとい
う問題があった。
【0011】以上の様な状況に鑑み、本発明において
は、ICチップを実装する際に、ICチップとアンテナ
との間で、十分で安定した導電性、十分な接着強度を実
現し、取扱い性に優れる導電性接着剤を提供することを
目的とする。また、この様に優れた性能を有する導電性
接着剤を用いてICチップを実装する方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】また、導電性接着剤の高温多湿耐性や物理
的衝撃耐性などを向上することにより、ガラス樹脂基
板、ガラス基板、アラミド基板などのプリント配線基板
やフレキシブル部材からなるプリント配線フィルム基板
へのICチップの実装において、特にICチップの実装
に使用して信頼性の高い情報記録メディア(RF−I
D)を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によれば、複数の放射状突起部を有する第1導
電性粒子を5質量%以上90質量%以下と、10質量%
以上95質量%以下のバインダー樹脂とを含有すること
を特徴とする導電性接着剤が提供される。
【0014】また、前記第1導電性粒子に加え、樹枝状
導電性粒子、鱗片状導電性粒子および球状導電性粒子か
らなる群より選ばれる1種以上の第2導電性粒子を含有
することを特徴とする導電性接着剤が提供される。
【0015】本発明の導電性接着剤は取扱い性に優れ、
本発明の導電性接着剤を使用することで、ICチップを
実装する際に、ICチップとアンテナとの間で、十分で
安定した導電性、十分な接着強度を実現できる。
【0016】以上の理由としては、以下の様に推定して
いる。
【0017】第1に、第1導電性粒子は複数の放射状突
起部を有しているため、粒子間の接触点が増加すると考
えられる。また突起部が互いに嵌合すると考えられる。
このため、粒子間で安定な電気的結合を形成でき、IC
チップとアンテナとの間で安定した導電性を実現でき
る。なお、導電性の安定性は、第1導電性粒子に加え第
2導電性粒子を併用することにより、更に向上できる。
【0018】第2に、第1導電性粒子は複数の放射状突
起部を有しているため、粒子間の接触点が増加すると考
えられる。また突起部が互いに嵌合すると考えられる。
このため、従来の導電性接着剤と比較して電気抵抗率を
低減でき、十分な導電性を実現できる。
【0019】また、少量の導電性粒子で高い導電性を実
現できるため、十分量のバインダー樹脂を使用すること
ができ、ICチップとアンテナとの間で十分な接着強度
を実現できる。同時に低コスト化を図ることもできる。
【0020】更に、粒子間の接触点が増加し、突起部が
互いに嵌合するため、物理的な衝撃耐性が改良され、接
着強度が向上する。
【0021】なお、これらの優れた特性は、第1導電性
粒子に加え第2導電性粒子を併用することにより、更に
向上できる。
【0022】第3に、複数の放射状突起部を有する第1
導電性粒子に加え、突起部を有さない第2導電性粒子を
併用することにより、広範囲で安定な粘度を有する導電
性接着剤を調製できると考えられる。このため、本発明
の導電性接着剤は取扱い性に優れ、十分な生産効率を実
現できる。
【0023】第4に、接着パッドの表面が酸化されて酸
化皮膜からなる変質層が形成されている場合において
も、第1導電性粒子は複数の放射状突起部を有している
ため、第1導電性粒子は変質層を破って貫通すると考え
られる。このため、接着パッドとバンプとの間で良好な
電気的導通を実現できる。また、第1導電性粒子および
第2導電性粒子を併用することにより、接着パッドの表
面の微小な汚れや接続作業条件のバラツキなどで接続抵
抗が高くなったり、不安定な接続状態になることを抑制
できると考えられる。
【0024】以上より、本発明の導電性接着剤を用いれ
ば、基材の接着パッドにICチップを良好に定着するこ
とができる。
【0025】また、本発明の導電性接着剤は、ガラス樹
脂基板、ガラス基板、アラミド基板などのプリント配線
基板やフレキシブル部材からなるプリント配線フィルム
基板へのICチップの実装に使用でき、特に、ICチッ
プのバンプと基材の接着パッドとの接続を良好に行え、
接続抵抗を低く維持できる。それにより高温多湿耐性や
物理的衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を提供
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。
【0027】本発明で使用する第1導電性粒子として
は、複数の放射状突起部を有するものであれば特に制限
されないが、得られる導電性接着剤の導電性、導電安定
性、取扱い性、接着強度などの観点から、放射状突起部
の形状として、針状、棒状または鱗片状であることが好
ましい。
【0028】図1〜3には、放射状突起部が針状(図
1)、棒状(図2)および鱗片状(図3)のそれぞれの
場合について、第1導電性粒子の全体形状を模式的に図
(a)に、断面の様子を模式的に図(b)に示した。な
お、第1導電性粒子の全体形状は、顕微鏡を用いて観察
することができる。
【0029】また、図1〜3において、Dは第1導電性
粒子の平均粒子径を、Lは放射状突起部の放射方向の平
均長を示している。第1導電性粒子の平均粒子径は、任
意の100個の第1導電性粒子を顕微鏡観察し、粒子に
外接する球の直径を計測し、これを平均して決定でき
る。また、光散乱分光法などにより決定することもでき
る。更に、放射状突起部の放射方向の平均長は、任意の
100個の第1導電性粒子を顕微鏡観察し、放射状突起
部の放射方向の長さを計測し、これを平均することによ
り決定できる。
【0030】以上の様にして測定される第1導電性粒子
の平均粒子径は、得られる導電性接着剤の導電性、導電
安定性、取扱い性、接着強度などの観点から、1μm以
上が好ましく、3μm以上がより好ましく、一方、20
μm以下が好ましく、10μm以下がより好ましい。
【0031】また、以上の様にして測定される放射状突
起部の放射方向の平均長は、得られる導電性接着剤の導
電性、導電安定性、取扱い性、接着強度などの観点か
ら、0.5μm以上が好ましく、1.0μm以上がより
好ましく、一方、6.0μm以下が好ましく、5.0μ
m以下がより好ましい。
【0032】第1導電性粒子の作製方法としては特に制
限されないが、第1導電性粒子は金属からなり、放射状
突起部は原料金属粒子の表面をメッキ処理して形成され
るデンドライト組織よりなるか、又は更にデンドライト
成長させることにより形成されることが好ましい。
【0033】図8には、金属からなる粒子の表面をメッ
キ処理してデンドライト組織を形成させた導電性粒子、
あるいはさらにデンドライト成長させた導電性粒子を模
式的に示した。
【0034】図8(I)には、原料金属粒子6Bの表面
をメッキ処理してデンドライト組織61を形成させた導
電性粒子6Cを示す。
【0035】導電性粒子6Cとしては、具体的には、例
えば、ニッケル、タングステン、モリブデンなどの金属
から成る球状の原料金属粒子6Bの表面を、過酸化ソー
ダ、王水などの混酸による化学エッチング処理あるいは
サンドブラスト処理などの機械的処理などにより粗化
し、その上に接触抵抗値を低減させるために約0.1〜
2.0μm程度の金、ニッケルなどをメッキまたはスパ
ッタリングその他の方法により被覆する。この際、金、
ニッケルなどのメッキ処理は高電流密度メッキにより、
皮膜がデンドライト組織61になるように行う。メッキ
皮膜がデンドライト組織61となると表面積が大きくな
り、剛性、硬度などが高くなる。
【0036】図8(II)には、原料金属粒子6Bの表
面をメッキ処理してデンドライト組織61を形成させた
導電性粒子6Cの上にさらにデンドライト成長を促進さ
せた導電性粒子6Dを示す。
【0037】図8(II)に示すように、導電性粒子6
Dは、具体的には、例えば、原料金属粒子6Bの表面を
メッキ処理してデンドライト組織61を形成させた導電
性粒子6Cの上にさらに成長を促すために、例えば約8
00〜1000℃程度で水素中還元加熱によりデンドラ
イト成長(ニッケル、タングステン、モリブデンなど)
62させてある。導電性粒子6Dは、表面積がより大き
く、剛性、硬度などが高いのでより好ましい。
【0038】なお、第1導電性粒子としては、導電性粒
子6Cあるいは導電性粒子6D単独でもよく、また両者
の任意の配合比の混合物であってもよい。
【0039】第1導電性粒子が、導電性粒子6Cおよび
/または導電性粒子6Dであると、表面積が大きい上、
基材の接着パッドを、例えば、アルミニウム薄膜をエッ
チングして形成して、表面が酸化されて酸化皮膜からな
る変質層が発生しても、導電性粒子6Cや導電性粒子6
Dは変質層より剛性、硬度などが高いので、ICチップ
を加熱加圧してバンプと接着パッドとの導通を図る際
に、導電性粒子6Cや導電性粒子6Dが変質層を破って
貫通して、ICチップのバンプと基材1の接着パッドと
の導通をよくすることができる。この結果、高温多湿耐
性や物理的衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を
容易に提供できる。
【0040】一方、原料金属粒子の表面に放射状突起部
を金属成長させることにより、金属からなる第1導電性
粒子を作製することもできる。
【0041】この場合、金属としては、得られる導電性
接着剤の導電性、導電安定性、取扱い性、接着強度など
の観点から、銀が最も好ましいが、所定の電気抵抗値や
半田食われ性を実現するために、銀以外の第1導電性粒
子、例えば、金、白金、パラジウム、ロジウムなどから
なる第1導電性粒子を併用することもできる。
【0042】なお、第1導電性粒子が上記の様な金属か
らなる場合、第1導電性粒子の硬度を接着パッドの変質
層の硬度より高くすることができる。
【0043】このため、接着パッドの表面に変質層が形
成されていても、第1導電性粒子が変質層を破って貫通
させるため、ICチップのバンプと基材の接着パッドと
の導通を良くすることができる。
【0044】一方、第2導電性粒子としては、放射状突
起部を有さないものであれば特に制限されないが、得ら
れる導電性接着剤の導電性、導電安定性、取扱い性、接
着強度などの観点から、第2導電性粒子の全体形状が、
図4に示す様な樹枝状、図5に示すような鱗片状または
図6に示す様な球状であることが好ましい。
【0045】なお、第2導電性粒子の全体形状は、顕微
鏡を用いて観察することができる。
【0046】また、図4〜6において、Dは第2導電性
粒子の平均粒子径を示している。第2導電性粒子の平均
粒子径は、任意の100個の第2導電性粒子を顕微鏡観
察し、粒子に外接する球の直径を計測し、これを平均す
ることにより決定できる。また、光散乱分光法などによ
り決定することもできる。
【0047】以上の様な形状の中から、第1導電性粒子
と併用される第2導電性粒子は、得られる導電性接着剤
の導電性、導電安定性、取扱い性、接着強度などを考慮
して、注意深く選択される。
【0048】例えば、第2導電性粒子としては、平均粒
子径0.05μm以上1.0μm以下、比表面積0.5
2/g以上5.0m2/g以下、タップ密度0.3g/
cm 3以上1.0g/cm3以下の樹枝状導電性粒子が好
ましい。なお、樹枝状導電性粒子は、不定形導電性粒子
と呼ばれる場合もある。
【0049】また、第2導電性粒子としては、平均粒子
径1.0μm以上10.0μm以下、比表面積0.5m
2/g以上5.0m2/g以下、タップ密度1.0g/c
3以上5.0g/cm3以下の鱗片状導電性粒子が好ま
しい。なお、鱗片状導電性粒子は、フレーク状導電性粒
子と呼ばれる場合もある。
【0050】以上の第2導電性粒子において、比表面積
は、気体吸着法(BET法)、液相吸着法、浸漬熱法、
透過法などにより測定できる。また、タップ密度は、所
定量の第2導電性粒子の質量および見掛けの体積を測定
し、決定できる。
【0051】本発明で使用されるバインダー樹脂とは、
ICチップを基材上に定着する際に、接着力を発現する
主成分であり、十分な接着力を実現できる樹脂であれ
ば、特に制限されない。
【0052】具体的には、熱可塑性樹脂、架橋性樹脂、
エラストマーなどを用いることが出来る。
【0053】熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリメタク
リル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアセター
ル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリスルフォン、ポリイミド、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリ4フッ化エチレン、シリコーン樹脂などを用いるこ
とができる。
【0054】架橋性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、キシレン樹
脂、アルキッド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリイミド樹脂、フラン樹脂、ウレタン樹脂、
イソシアネート化合物、シアネート化合物などの熱硬化
性樹脂;アクリレート化合物、メタクリレート化合物、
プロペニル化合物、アリル化合物、ビニル化合物、アセ
チレン化合物、不飽和ポリエステル類、エポキシポリ
(メタ)アクリレート類、ポリ(メタ)アクリレートポ
リウレタン類、ポリエステルポリオールポリ(メタ)ア
クリレート類、ポリエーテルポリオールポリ(メタ)ア
クリレート類、フェノキシエチル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ス
チレン、α−アルキルスチレンなどの光硬化性樹脂を用
いることができる。
【0055】なお、架橋性樹脂を使用する場合、必要に
応じて、硬化剤を用いる場合もある。
【0056】エラストマーとしては、天然ゴム(N
R)、スチレン/ブタジエン共重合ゴム(SBR)、ポ
リイソブチレン(PIB)、イソブチレン重合体、イソ
ブチレン/イソプレン共重合体(ブチルゴム,II
R)、イソプレンゴム、ブタジエン重合体(BR)、ス
チレン/ブタジエン共重合体(HSR)、スチレン/イ
ソプレン、スチレン/イソプレン/スチレンブロックポ
リマー(SIS)、スチレン/ブタジエン/スチレンブ
ロックポリマー(SBS)、クロロプレンゴム(C
R)、ブタジエン/アクリロニトリル共重合ゴム(NB
R)、ブチルゴムなどを用いることができる。
【0057】なお、熱により導電性接着剤を硬化し、I
Cチップを定着する場合、加熱により硬化するバインダ
ー樹脂を使用する。
【0058】また、マイクロ波、紫外線、可視光、紫外
線、X線などの電磁波(例えば、波長が10-12〜1
m)を照射して導電性接着剤を硬化し、ICチップを定
着する場合、これらの電磁波により硬化するバインダー
樹脂を使用する。
【0059】以上で説明した第1導電性粒子、第2導電
性粒子およびバインダー樹脂の含有量は、得られる導電
性接着剤の導電性、導電安定性、取扱い性、接着強度な
どを考慮して、注意深く決定される。
【0060】例えば、導電性接着剤全体に対して第1導
電性粒子の占める割合は、5質量%以上とされ、20質
量%以上がより好ましく、一方、90質量%以下とさ
れ、80質量%以下がより好ましい。
【0061】また、第2導電性粒子を併用する場合、第
1導電性粒子および第2導電性粒子の合計が導電性接着
剤全体に対して占める割合は、5質量%以上とされ、2
0質量%以上がより好ましく、一方、90質量%以下と
され、80質量%以下がより好ましい。
【0062】更に、第2導電性粒子を併用する場合、第
1導電性粒子が第1導電性粒子および第2導電性粒子の
合計に占める割合は、10質量%以上が好ましく、15
質量%以上がより好ましく、一方、95質量%以下が好
ましく、90質量%以下がより好ましい。
【0063】加えて、導電性接着剤全体に対してバイン
ダー樹脂の占める割合は、10質量%以上とされ、20
質量%以上がより好ましく、一方、95質量%以下とさ
れ、80質量%以下がより好ましい。
【0064】なお、必要に応じて、2種類以上の第1導
電性粒子を併用する場合もある。この際、第1導電性粒
子の含有量とは、それぞれの第1導電性粒子の含有量の
総和を言い、第1導電性粒子の含有量の総和が上記の範
囲内であることが好ましい。
【0065】同様に、必要に応じて、2種類以上の第2
導電性粒子を併用する場合もある。この際、第2導電性
粒子の含有量とは、それぞれの第2導電性粒子の含有量
の総和を言い、第2導電性粒子の含有量の総和が上記の
範囲内であることが好ましい。
【0066】同様に、必要に応じて、2種類以上のバイ
ンダー樹脂を併用する場合もある。この際、バインダー
樹脂の含有量とは、それぞれのバインダー樹脂の含有量
の総和を言い、バインダー樹脂の含有量の総和が上記の
範囲内であることが好ましい。
【0067】また、バインダー樹脂との親和性を向上さ
せて、導電性接着剤中での分散性を向上させるために、
導電性粒子の製造工程中または製造後に導電性粒子の表
面を処理する場合もある。表面処理剤としては、各種界
面活性剤や有機化合物を用いることが出来る。
【0068】更に、導電性接着剤の接着強度を損なわな
い範囲で、各種の添加剤を使用することもできる。
【0069】例えば、粘着付与剤として、ロジン及びロ
ジン誘導体、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹
脂、石油樹脂などを用いることができる。
【0070】また、軟化剤として、液状ポリブテン、鉱
油、液状ポリイソブチレン、液状ポリアクリル酸エステ
ルなどを用いることが出来る。
【0071】加えて、シリカ、アルミナ、マイカ、炭素
粉、顔料、染料、重合禁止剤、増粘剤、チキソトロピー
剤、沈殿防止剤、酸化防止剤、分散剤、各種樹脂、各種
有機溶媒などを用いることもできる。
【0072】また、溶剤を使用することもできるが、硬
化反応の後に系内への残存を避けるため、沸点は250
℃以下が好ましい。例えば、トルエン、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、n−ヘキサン、ペンタンな
どの炭化水素溶媒;イソプロピルアルコール、ブチルア
ルコールなどのアルコール類;シクロヘキサノン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケ
トン、イソホロンなどのケトン類;酢酸エチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチルなどのエステル類;エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジメチルプロピレングリコールモノメチルエーテル
などのグリコールモノエーテル類およびそれらのアセテ
ート化物;さらに以上挙げた溶剤の1種または2種以上
の混合系を使用することができる。
【0073】なお、以上の添加剤は1種または2種以上
で使用することができ、添加剤の総量は、導電性接着剤
全体に対して90質量%以下が好ましい。
【0074】導電性接着剤の作製方法としては、各種成
分を均一分散できる方法であれば、特に制限されない。
【0075】例えば、以上の成分の混合物をホモジナイ
ザーなどの攪拌機で均質に攪拌混合した後、3本ロール
又はニーダーなどの混練機でさらに均質に分散する方法
が挙げられる。
【0076】この様にして得られた導電性接着剤を用い
て、ICチップを基材上に実装する。
【0077】ICチップを実装する際には、材料に応じ
て、熱、光、高周波などの電磁波、超音波、電子線など
のエネルギーを使用する場合もある。
【0078】具体的には、第1導電性粒子の全体形状を
損なうことなく、良好な生産性および歩留まりを実現す
るために、加熱により導電性接着剤を硬化し、ICチッ
プを定着する方法が好ましい。また、マイクロ波、紫外
線、可視光、紫外線、X線などの電磁波(例えば、波長
が10-12〜1m)を照射して導電性接着剤を硬化し、
ICチップを定着する方法が好ましい。更に、必要に応
じて、熱および電磁波を併用して導電性接着剤を硬化す
る場合もある。
【0079】なお、IC実装部を物理的あるいは化学的
な衝撃から守るために、実装部全体または一部を、グロ
ーブトップ材やアンダーフィル材などで被覆保護しても
良い。
【0080】また、基材としては、ガラス繊維、アルミ
ナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの無機
または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙ある
いはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに樹脂
ワニスを含浸させて成形した複合基材、ポリアミド系樹
脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン系樹
脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン・ビニルアル
コール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂基
材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン系
樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネート
系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重
合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材などの
プラスチック基材、あるいはこれらにマット処理、コロ
ナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照
射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理、ある
いは各種易接着処理などの表面処理を施したものなどの
中から選択して用いることができる。
【0081】これらの基材上への回路およびICチップ
が実装される接着パッドの形成は、例えば、導電ペース
トのスクリーン印刷、被覆または非被覆金属線の貼り付
け、エッチング、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金
属蒸着膜転写などにより行われ、またこれらを多重に複
合させてもよい。中でも、アルミニウムエッチング接着
パッド、導電ペーストを印刷した接着パッドが好まし
い。
【0082】一方、ICチップのバンプは、金属メッキ
バンプ、スタッドバンプ、無電解メッキバンプ、導電性
樹脂バンプなどの方法により形成できる。
【0083】以上の様にして作製された基材上にICチ
ップが実装されている様子を、図7に断面図として模式
的に示した。フィルム状やシート状の基材1上に形成さ
れた接着パッド2の上に、ICチップ4のバンプ5が定
着されている。
【0084】ICチップ4の実装方法としては、例え
ば、ICチップ4のバンプ5を基材1の接着パッド2に
圧接し、加熱する、電磁波を照射する、加熱しながら電
磁波を照射する等して導電性接着剤3Aを硬化し、IC
チップ4を定着する。この際、変質層7は、導電性接着
剤3Aに含まれる放射状突起部60を有する第1導電性
粒子6Aによって貫通されている。この結果、接着パッ
ド2及びバンプ5は、第1導電性粒子6Aを介して、電
気的に良好に接続されている。
【0085】以上に説明した方法は、例えばインターポ
ーザとアンテナとの接続において特に有用であり、この
様にして得られた電子部品は、例えば、非接触型ICメ
ディアに好適に搭載できる。
【0086】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明するが、本発明は以下の実施例に制限される
ものではない。なお、特に明記しない限り、試薬等は市
販の高純度品を使用した。
【0087】(実施例1)導電性接着剤1 第1導電性粒子としては、株式会社アイタンク製の異形
銀粉V901(商品名)を50質量部使用した。V90
1の放射状突起部の形状は鱗片状であり、平均粒子径は
6μm、放射状突起部の放射方向の平均長は2μmであ
った。
【0088】第2導電性粒子としては、株式会社徳力本
店製のシルベストTC−20E(商品名)を10質量部
使用した。シルベストTC−20Eは全体形状が鱗片状
の銀粉であり、平均粒子径は4.2μm、比表面積は
1.5m2/g、タップ密度は3.8g/cm3であっ
た。
【0089】バインダー樹脂としては、ユニオンカーバ
イド社製エポキシ樹脂のCYRACURE UVR−6
105(商品名)を36質量部使用した。
【0090】添加剤としては、旭電化工業株式会社製芳
香族スルホニウム塩化合物のアデカオプトンCP−66
(商品名)を4質量部使用した。
【0091】以上の各成分を混合し、3本ロールミルで
混練することにより、導電性接着剤1を得た。
【0092】(ア)以上で得られた導電性接着剤1を、
日本黒鉛(株)製の銅箔付PET(Cu:35μm/P
ET:75μm)の銅箔上に、スクリーン印刷法で10
μmの厚さに塗布した。これを幅5mm及び長さ10c
mに切断し、試験片を作製した。この試験片を2片用意
し、導電性接着剤1からなる塗布層を圧着させ、100
℃で20分加熱した。
【0093】上記サンプルを10個作製し、85℃/8
5%(湿度)条件下に100h保持した。保持の前後で
電気抵抗値および接着状態に変化は見られなかった。
【0094】(イ)三菱製紙(株)製上質紙の金菱55
(商品名)に、株式会社アサヒ化学研究所製の導電イン
クLS−415C−KC(商品名)で、幅5mm、長さ
10cm及び厚さ15μmのパターンを、スクリーン印
刷法で形成した。
【0095】次に、得られた導電インクからなるパター
ン上に、上記(ア)で作製した試験片を密着し、導電性
接着剤1からなる塗布層を導電インクからなるパターン
に圧着して、100℃で20分加熱した。
【0096】上記サンプルを10個作製し、85℃/8
5%(湿度)条件下に100h保持した。保持の前後で
抵抗値および接着状態に変化はみられなかった。
【0097】(ウ)ポリエチレンテレフタレート(PE
T)製の基材上に、アルミニウム薄膜をエッチングして
接着パッドを作製した。得られた接着パッドの表面は酸
化され、酸化皮膜からなる変質層が形成されていた。こ
の接着パッド上に導電性接着剤1を塗布後、ICチップ
のバンプを圧着して、180℃で15秒加熱し、ICチ
ップを実装した。
【0098】導電性接着剤1の取扱い性は良好であり、
得られた実装品の性能を調べたところ、バンプと接着パ
ッドとの間で、十分で安定した導電性、十分な接着強度
が実現されていることが分かった。また、変質層は第1
導電性粒子により貫通さており、高温多湿耐性や物理的
衝撃耐性も十分であることが分かった。
【0099】(実施例2)導電性接着剤2 第2導電性粒子として、株式会社徳力本店製のシルベス
トE−20(商品名)を10質量部使用した以外は、導
電性接着剤1の場合と同様にして導電性接着剤2を得
た。E−20は全体形状が樹枝状の銀粉であり、平均粒
子径は0.5μm、比表面積は2.0m2/g、タップ
密度は0.8g/cm3であった。
【0100】得られた導電性接着剤2を用いて、導電性
接着剤1の場合と同様にICチップを実装したところ、
良好な結果を得ることができた。
【0101】(実施例3)導電性接着剤3 第1導電性粒子として、株式会社アイタンク製のTK−
6000(商品名)を50質量部使用した以外は、導電
性接着剤1の場合と同様にして導電性接着剤3を得た。
TK−6000は放射状突起部の形状が針状の銀粉であ
り、平均粒子径は6.3μm、放射状突起部の放射方向
の平均長は2.7μmであった。
【0102】得られた導電性接着剤3を用いて、導電性
接着剤1の場合と同様にICチップを実装したところ、
良好な結果を得ることができた。
【0103】(実施例4)導電性接着剤4 第1導電性粒子として、株式会社アイタンク製のTK−
3100(商品名)を50質量部使用した以外は、導電
性接着剤1の場合と同様にして導電性接着剤4を得た。
TK−3100は放射状突起部の形状が棒状の銀粉であ
り、平均粒子径は3.0μm、放射状突起部の放射方向
の平均長は1.3μmであった。
【0104】得られた導電性接着剤4を用いて、導電性
接着剤1の場合と同様にICチップを実装したところ、
良好な結果を得ることができた。
【0105】(比較例1)導電性接着剤5 第1導電性粒子として、株式会社徳力本店製の樹枝状銀
粉シルベストE−20(商品名)を使用した以外は、導
電性接着剤1の場合と同様にして導電性接着剤5を得
た。
【0106】得られた導電性接着剤5を用いて、導電性
接着剤1の場合と同様に(ア)に記載する試験を行った
ところ、10個中7個について、電気抵抗値の上昇また
は接着部分の剥がれが確認された。また、(イ)に記載
する試験を行ったところ、10個中8個について、電気
抵抗値の上昇または接着部分の剥がれが確認された。
【0107】(実施例5)導電性接着剤6 タングステンよりなる原料金属粒子の表面を、ニッケル
によりメッキ処理してデンドライト組織を形成させた
後、更にデンドライト成長させて、針状の放射状突起を
有する第1導電性粒子を作製した。得られた第1導電性
粒子の平均粒子径は4μm、放射状突起部の放射方向の
平均長は1.5μmであった。
【0108】次に、得られた第1導電性粒子を、含有量
が60質量%となるようエポキシ樹脂からなるビヒクル
中に混合し、導電性接着剤6を作製した。
【0109】一方、PET製の基材上に、アルミニウム
薄膜をエッチングして接着パッドを作製した。得られた
接着パッドの表面は酸化され、酸化皮膜からなる変質層
が形成されていた。この接着パッド上に導電性接着剤6
を塗布後、ICチップのバンプを圧着して、180℃で
20秒加熱し、ICチップを実装した。
【0110】導電性接着剤6の取扱い性は良好であり、
得られた実装品の性能を調べたところ、バンプと接着パ
ッドとの間で、十分で安定した導電性、十分な接着強度
が実現されていることが分かった。また、変質層は第1
導電性粒子により貫通さており、高温多湿耐性や物理的
衝撃耐性も十分であることが分かった。
【0111】
【発明の効果】複数の放射状突起部を有する第1導電性
粒子を5質量%以上90質量%以下と、10質量%以上
95質量%以下のバインダー樹脂とを含有する導電性接
着剤を用いることにより、作業性良好にICチップを基
材上に実装でき、ICチップと接着パッドとの間で、十
分で安定した導電性、十分な接着強度を実現できる。ま
た、十分な高温多湿耐性や物理的衝撃耐性も実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図2】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図3】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図4】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図5】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図6】導電性粒子の形状を説明するための模式図であ
る。
【図7】本発明の導電性接着剤を用いてICチップが実
装されている様子を説明するための模式的断面図であ
る。
【図8】放射状突起部を有する導電性粒子の作製方法を
説明するための模式図である。
【図9】従来の導電性接着剤を用いてICチップが実装
されている様子を説明するための模式的断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 接着パッド 3 導電性接着剤 3A 導電性接着剤 4 ICチップ 5 バンプ 6 導電性粒子 6A 導電性粒子 6B 原料金属粒子 6C 導電性粒子 6D 導電性粒子 7 変質層 61 デンドライト組織 62 デンドライト成長 D 平均粒子径 L 平均長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 1/00 H01B 1/00 L H05K 3/32 H05K 3/32 B Fターム(参考) 4J037 AA04 CA03 DD05 DD10 DD13 EE02 FF11 FF17 4J040 CA011 CA091 DA021 DA101 DA141 DB031 DB051 DC021 DC071 DC091 DD021 DD071 DE021 DF031 DF051 DM011 EB051 EB111 EB131 EC001 ED041 ED111 EE021 EF001 EH031 EJ031 EK031 HA066 JB07 JB10 KA03 KA04 KA32 KA42 LA06 LA08 LA09 MA05 MA10 NA19 PA32 5E319 AA03 AB05 BB11 CC03 GG15 5G301 DA03 DA05 DA09 DA10 DA11 DA12 DA14 DA44 DA45 DA46 DA53 DA55 DA57 DA59 DA60 DD03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放射状突起部を有する第1導電性
    粒子を5質量%以上90質量%以下と、10質量%以上
    95質量%以下のバインダー樹脂とを含有することを特
    徴とする導電性接着剤。
  2. 【請求項2】 前記第1導電性粒子は金属からなり、前
    記放射状突起部は原料金属粒子の表面をメッキ処理して
    形成されるデンドライト組織よりなるか、又は更にデン
    ドライト成長させることにより形成されることを特徴と
    する請求項1記載の導電性接着剤。
  3. 【請求項3】 前記第1導電性粒子は金属からなり、前
    記放射状突起部は原料金属粒子の表面に金属成長により
    形成されることを特徴とする請求項1記載の導電性接着
    剤。
  4. 【請求項4】 前記放射状突起部の形状は、針状、棒状
    または鱗片状であることを特徴とする請求項1乃至3何
    れかに記載の導電性接着剤。
  5. 【請求項5】 前記第1導電性粒子の平均粒子径は1μ
    m以上20μm以下であり、前記放射状突起部の放射方
    向の平均長は0.5μm以上6.0μm以下であること
    を特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の導電性接着
    剤。
  6. 【請求項6】 前記第1導電性粒子に加え、樹枝状導電
    性粒子、鱗片状導電性粒子および球状導電性粒子からな
    る群より選ばれる1種以上の第2導電性粒子を含有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の導電性
    接着剤。
  7. 【請求項7】 前記第1導電性粒子および前記第2導電
    性粒子の合計が前記導電性接着剤に占める割合は5質量
    %以上90質量%以下であり、前記第1導電性粒子が前
    記第1導電性粒子および前記第2導電性粒子の合計に占
    める割合は10質量%以上であることを特徴とする請求
    項6記載の導電性接着剤。
  8. 【請求項8】 前記第2導電性粒子は、平均粒子径0.
    05μm以上1.0μm以下、比表面積0.5m2/g
    以上5.0m2/g以下、タップ密度0.3g/cm3
    上1.0g/cm3以下の樹枝状導電性粒子であること
    を特徴とする請求項6又は7記載の導電性接着剤。
  9. 【請求項9】 前記第2導電性粒子は、平均粒子径1.
    0μm以上10.0μm以下、比表面積0.5m2/g
    以上5.0m2/g以下、タップ密度1.0g/cm3
    上5.0g/cm3以下の鱗片状導電性粒子であること
    を特徴とする請求項6又は7記載の導電性接着剤。
  10. 【請求項10】 前記バインダー樹脂は、熱および電磁
    波の少なくとも何れか一方により硬化することを特徴と
    する請求項1乃至9何れかに記載の導電性接着剤。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10何れかに記載の導電
    性接着剤を用いて、基材の接着パッドにICチップを定
    着させることを特徴とするICチップの実装方法。
  12. 【請求項12】 熱および電磁波の少なくとも何れか一
    方により前記導電性接着剤を硬化して、前記ICチップ
    を定着することを特徴とする請求項11記載のICチッ
    プの実装方法。
  13. 【請求項13】 前記導電性粒子の硬度は、前記接着パ
    ッドの変質層の硬度より高いことを特徴とする請求項1
    1又は12記載のICチップの実装方法。
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