JP5169512B2 - 平面アンテナおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ICタグ用アンテナ、非接触型ICカード用アンテナとして好適に用いることの出来る平面アンテナならびにその製造方法に関する。
近年、リーダ/ライタが発した電磁波信号の送受信を非接触で行う非接触式ICカードやICタグが開発され実用化されている。このような非接触式ICカードやICタグのアンテナパターン(回路パターン)を形成した平面アンテナについては、A)樹脂フィルムと貼り合わせた銅箔やアルミ箔等をエッチングにより回路パターン形成したもの(例えば、特許文献1)、B)樹脂フィルムあるいは樹脂シート上に導電性塗料を所定形状に印刷し回路パターンを形成したもの(例えば、特許文献2)、C)樹脂フィルムあるいは樹脂シート上に導電性塗料を所定形状に印刷し回路パターンを形成した後、金属メッキしたもの(例えば、特許文献3)、D)銅箔やアルミ箔を積層した樹脂フィルムからアンテナ回路パターンを抜き刃にて抜き出し回路パターンを形成したもの(例えば、特許文献4)等がある。
しかしながら、上記A)の場合は、樹脂フィルムと貼り合わせた銅箔、アルミニウム箔等にフォトレジスト等で回路パターンを形成した後、不要部分をエッチングで除去する必要がある。特に、電子部品の端子部分とアンテナとを電気的に接続するために回路パターンを形成したレジスト層は、その全部あるいは一部を除去しなければならず低コスト化が難しい。また、上記B)、C)のように導電性塗料を印刷して回路パターンを形成したものは、電気抵抗が高くなり易い。低抵抗化するために塗布厚みを増大させることもできるが、そうすると回路パターンを屈曲した際にクラックが生じ、アンテナとしての通信特性が不安定になり易い。さらに上記C)のように導電性塗料で印刷後、金属メッキして回路パターンを形成したものは、微細な線幅部分での金属メッキ層の密着性が劣り、搬送工程で回路パターンが滑落し易く、かつ金属メッキ工程でのコスト高が避けられない。そして上記D)の場合は、回路パターンの線幅精度を高めることが難しいという問題がある。
これらの問題を解決する技術として、E)樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを有し、該回路パターンは、金属層と、該金属層の接続端子部の表層に設けられた熱融着性の導電性層とを有している平面アンテナが提案されている(例えば、特許文献5)。この技術は、従来のワイヤーボンディングや異方性導電シート(ACF)等を用いずとも直接接続することが可能であるため低コスト化に有利な技術である。
特開2003−37348号公報(特許請求の範囲) 特開2004−180217号公報(特許請求の範囲) 特開2004−529499号公報(特許請求の範囲) 特開2003−37427号公報(特許請求の範囲) 国際公開第2006−103981号パンフレット(請求の範囲)
しかしながら、特に平面アンテナをICタグに用いる場合には、回路の接続端子部と電子部品との接続箇所に高い屈曲耐久性が要求されるが、上記E)の技術においても屈曲耐久性は十分ではない。
本発明はこれらの課題を解決すべく、安価で低抵抗な回路を有し、しかもICチップ等の電子部品との電気的接続の信頼性に優れ、屈曲耐久性に優れた平面アンテナならびにその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の平面アンテナは以下の構成からなる。すなわち、樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを有し、該回路パターンは、金属層と、該金属層の接続端子部の表層に設けられた厚みが1〜30μmである導電性層とを有している平面アンテナにおいて、該導電性層内にホットメルト粒子を含有し、該ホットメルト粒子の含有量が該導電性層を形成する樹脂組成物100重量部に対して5〜15重量部であり、該導電性層の表面抵抗値が0.5〜100mΩ/□である平面アンテナである。
また、本発明の平面アンテナの製造方法は以下の工程からなる。すなわち、樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを構成する金属層を設ける工程Aと、金属層のアンテナ部を構成する部分の上に該アンテナ部の保護層を設ける工程Bと、金属層の接続端子部を構成する部分の上に厚みが1〜30μmである導電性層であって、該導電性層内にホットメルト粒子を含有し、該ホットメルト粒子の含有量が該導電性層を形成する樹脂組成物100重量部に対して5〜15重量部であり、表面抵抗値が0.5〜100mΩ/□である導電性層を設ける工程Cと、工程Bおよび工程Cの後に、金属層の回路パターンを構成しない部分をエッチングにて除去する工程Dとを含む平面アンテナの製造方法である。
本発明の平面アンテナは、回路パターンを構成する金属層の接続端子部の表層にホットメルト粒子を含有する導電性層を有しているため、従来のワイヤーボンディングや異方性導電シート(ACF)等を用いなくても、加熱圧着や超音波接合により当該導電性層とICチップやICストラップ等の電子部品の電極部分とを強固に熱融着して直接接続することが可能となる。また、ホットメルト粒子を含有しない導電性層を用いた平面アンテナと比較した場合には、より強固に直接接続できるためICチップやICストラップ(インターポーザー)等の電子部品の電極部分とアンテナ回路部分との接続部分の屈曲耐久性を向上させることが可能となる。
特に、導電性層内に、当該導電性層を形成する樹脂組成物100重量部に対してホットメルト粒子を5〜15重量部含有させる場合、ホットメルト粒子を含有することに起因する電気的接続部分での抵抗値の増大を実用上問題ない程度に抑えつつ、ICチップやICストラップ(インターポーザー)等の電子部品の電極部分とアンテナ回路部分との接続部分の屈曲耐久性が向上するので、長期間安定した通信特性を維持することが可能となる。なお、ICストラップとは、ICチップの電極(バンプ)部分に接続するように導電性塗料等で拡大電極を形成した基板のことである。
一方、本発明の平面アンテナの製造方法によれば、回路パターンを形成したレジスト層を除去したり、あるいはレジスト層の一部を除去してICチップやICストラップなどの電子部品との電気的接続を行うための接続端子部を形成したりする工程が不要となるため、製造コストを大幅に引き下げることが可能となる。
本発明の平面アンテナは、例えば図1、2に示すように、樹脂フィルム1上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターン5を有し、回路パターン5は、金属層2と、その金属層2の接続端子部の表層に設けられた、ホットメルト粒子を含有する熱融着性の導電性層4とを有している。当該導電性層4には、加熱処理、加熱押圧処理、超音波処理などによって、ICチップやICストラップ等の電子部品の端子部を直接電気的に接続することができる。
導電性層4は、ホットメルト粒子を含有させた樹脂組成物からなる層である。本発明においてホットメルト粒子とは、加熱処理、超音波処理や電子ビーム(EB)処理等により溶融し、その後冷却されることで固化あるいは結晶化する粒子のことを指す。ホットメルト粒子としては、ポリアミド系、エチレン・ビニル・アセテート(EVA)系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、合成ゴム系、アクリル系、熱可塑性エラストマー系等が挙げられ、反応性もしくは非反応性の何れでも良い。この中でも、価格、耐熱性、機械的特性の点からポリアミド系ホットメルト粒子を用いるのが好ましい。また、必要に応じて、ホットメルト粒子には粘着性・流動性を付与するための粘着付与樹脂、可塑剤、酸化防止剤等を混合してもよい。ホットメルト粒子を含有することで、ICチップやICストラップ(インターポーザー)等の電子部品の電極部分とアンテナ回路部分との接続部分をより強固に接続できるため、接続部分の屈曲耐久性を向上させることが可能となる。さらには、導電性層内に含有したホットメルト粒子により導電性層表面に適度な凹凸が形成されると、耐ブロッキング性も向上する利点も挙げられる。
ホットメルト粒子の含有量は、導電性層4を形成する樹脂組成物100重量部に対して3〜30重量部が好ましい。ホットメルト粒子の含有量を3重量部以上にすることで、導電性層4の耐ブロッキング性が向上し、かつIC等の電子部品の電極部分との接合時の屈曲耐久性も向上するため好ましい。また、ホットメルト粒子の含有量を30重量部以下にすることで、導電性層の表面抵抗値を200mΩ/□以下にでき、ICチップやICストラップ等の電子部品の端子部との電気的な接続が良好となるため好ましい。ホットメルト粒子の含有量はより好ましくは5〜15重量部である。
ホットメルト粒子の数平均粒子径は90μm以下が好ましい。ホットメルト粒子の数平均粒子径を90μm以下にすることで、スクリーン印刷時にスクリーン版を目詰まりさせることがないため好ましい。ホットメルト粒子の数平均粒子径はより好ましくは2〜80μmである。
本発明において、導電性層4は、表面抵抗値が0.5〜200mΩ/□であるとことが好ましい。導電性層の表面抵抗値を200mΩ/□以下にすることで、ICチップやICストラップ等の電子部品の端子部との電気的な接続が良好となり、800MHz以上の高周波領域における接続端子部でのインピーダンスを小さくすることができる。その結果、ICタグ等として良好な通信特性(感度)が得られる。一方、表面抵抗値が0.5mΩ/□を下回る場合には、通信特性(感度)は良好であるが、そのために導電性粒子としてより高価なAuやPt貴金属を使用する必要があったり、あるいは導電性層自体の厚みを厚くする必要があったり、平面アンテナの価格が高価なものになってしまう。したがって、上限としては200mΩ/□が好ましく、さらに好ましくは100mΩ/□、最も好ましくは50mΩ/□であり、下限としては、0.5mΩ/□が好ましい。
さらに、導電性層4は、樹脂に導電性粒子を含有させた樹脂組成物からなる層とすることが好ましい。導電性粒子を含有させることで、ハンダで接続端子部を形成した場合に比べ、IC等の電子部品の電極部分との接合を60〜70℃低い温度で行うことが可能となる。導電性粒子としては、アルミニウム、金、白金、銀、パラジウム、銅、鉄、ニッケル、錫、亜鉛、ハンダ、ステンレス、ITO、フェライト等の金属、合金類、金属酸化物等の金属系粒子や、導電性カーボン(グラファイトを含む)粒子、あるいは前記金属をめっきした樹脂粒子など公知のものを使用できる。
導電性層4を構成する樹脂としては、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などを主成分とする熱硬化性樹脂や、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、シリコーンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂などを主成分とする、UV硬化性樹脂などの光硬化性樹脂を使用することができる。前記熱硬化性樹脂や、UV硬化性樹脂などの光硬化性樹脂は、2種以上を混合して使用してもよく、また、必要な場合に、難燃剤、光増感剤、光開始剤などを混合してもよい。
導電性層4に用いられる樹脂へのホットメルト粒子や導電性粒子などの分散にあたっては、通常行われるように、ガラスビースを用いるメディア分散機やボールミル等の分散機を用いてもよいし、プラストミル、超音波分散機等の分散機を用いてもよい。導電性粒子の分散においては、たとえば、上記樹脂の有機溶剤溶解液にホットメルト粒子や導電性粒子を数回に分けて所定量加えた後、半日〜1日、上記いずれかの分散機にて分散処理を行えばよい。分散の際に用いる有機溶剤は、用いる樹脂を溶解することができるものであれば何でもいいが、一般にトルエン、キシレン等の芳香族系有機溶剤やγ−ブチロラクトン等が用いられる。また、導電性層を形成する樹脂には、本発明の目的を損なわない範囲内でその他の成分が含まれていても差し支えはない。
なお、導電性層4中の組成物、各組成物の含有量、ホットメルト粒子の数平均粒子径などは、赤外分光法、核磁気共鳴分光法、質量分析法、X線回折法など公知の分析方法によって特定することができる。
上記導電性層4は、厚さが1〜50μmの範囲内であることが好ましく、さらには1〜30μm、中でも5〜15μmの範囲内であることが好ましい。厚さを調整するにあたっては、印刷するときのスクリーン版のメッシュ、マスク部分の乳剤の厚さ、スキージの種類や厚さ・形状、スキージとスクリーン版の角度、スキージの移動速度、スクリーン版と印刷の対象の高さなど、印刷の条件を調整する。導電性層の厚さが1μm以上であると、平面アンテナにおける接続端子部での電気抵抗値が小さくなり、かつICチップ等の電子部品の接続端子部との接着性が高くなるので好ましい。また、該厚みが50μm以下であると、厚くなり過ぎず、表面が平坦となり、その上に樹脂フィルムをラミネートしたり、接着剤層を形成するのが容易となるだけでなく、屈曲を繰り返した時に接続端子部でクラックが生じたり、電気的伝導性に変動が生じたりすることがなくICタグ等の通信特性が安定するため好ましい。
そして、本発明においては、回路パターン5を構成するアンテナ部の表層に、金属層の酸化による劣化を防いだり、アンテナ部分への他のフィルムやシートの接着性を良好にしたりするために、保護層3を設けることが好ましい。金属層2と保護層3との間の接着性を向上させるためには、金属層2と保護層3との間にシランカップリング剤やチタネート系プライマー等設けてもよい。また、アンテナ部の表層の保護層3と金属層2との間には、金属層の電気抵抗を下げる目的で導電性層を介在させてもよい。
アンテナ部表層に設ける保護層3としては、熱硬化性樹脂や、UV光硬化性樹脂などの光硬化性樹脂のいずれを用いてもよい。熱硬化性樹脂としては、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの樹脂に溶剤、バインダを混合撹拌したものを用いることができる。光硬化性樹脂としては、例えば不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、シリコーンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂などから選択された1種以上の樹脂と、必要な場合に、その光開始剤などとを混合したものを用いればよい。これらの樹脂には、当然のことながら、必要に応じて、硬化剤、硬化促進剤、粘結剤、印刷性を改善するフィラ−などの粘度調整剤などを混合してもよい。なお、導電性層ならびに保護層を形成するために、回路パターンを印刷した後、それを硬化させる方法としては、自然乾燥、熱風または赤外線ヒータによる加熱乾燥、紫外線等の活性線照射が通常用いられる。
アンテナ部の表層に設ける保護層3は、その厚さが0.3〜6μmの範囲内であることが好ましく、さらには0.5〜4μmの範囲内であることが好ましい。その厚さが0.3μm以上であると、印刷での回路パターン形成が容易となり好ましい。また厚さが6μm以下であると、厚くなり過ぎず、表面が平坦となり、その上に樹脂フィルムをラミネートしたり、接着剤層を形成したりするのが容易となり好ましい。厚み調整にあたっては、スクリーン印刷法によって保護層を形成する場合は、印刷するときのスクリーン版のメッシュ、マスク部分の乳剤の厚さ、スキージの種類や厚さ、形状、スキージとスクリーン版の角度、スキージの移動速度、スクリーン版と印刷の対象の高さなどを変更したりすればよい。グラビア印刷法によって保護層を形成する場合は、グラビア版の溝深さやバックロールの押し圧を適宜調整すればよい。
本発明において樹脂フィルム1とは、ポリエステル、発泡性ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ乳酸、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテル、ポリスチレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等の溶融押し出し成型が可能な素材を加工して得られるフィルムで、未延伸フィルム、1軸延伸フィルム、2軸延伸フィルムの何れであっても良い。
この中でも、価格と機械的特性の点からポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルムが好ましく、特に、2軸延伸ポリエステルフィルムが価格、耐熱性、機械的特性のバランスに優れており好ましい。
本発明で用いられる樹脂フィルム1の厚さは、屈曲性と機械的強度の点から、好ましくは1〜250μm、より好ましくは10〜125μm、更に好ましくは、20〜75μmである。また、本発明では、2枚以上のフィルムを貼り合わせたものを樹脂フィルム1として使用することもできる。厚みの測定は、JIS−K−7130:1999に準拠して、測定することができる。
本発明において金属層2とは、金属からなる層であればよく、アルミニウム、金、白金、銀、パラジウム、銅、鉄、ニッケル、錫、亜鉛等、電気伝導性に優れた金属からなる層であることが好ましい。金属層2は、圧延法等の通常公知の方法にて得られる金属箔を樹脂フィルムに積層したり、スパッタリング法、真空蒸着法、電子ビーム蒸着法、イオンプレーティング法蒸着、あるいは湿式メッキ等で形成する方法で得られる。
本発明において、金属層2は、その表面抵抗値が0.5〜200mΩ/□、さらには0.5〜100mΩ/□であることが好ましい。金属層2の表面抵抗値を200mΩ/□以下にすることでICタグ等のアンテナとして用いた時に、より良好な通信特性(感度)が得られる。一方、表面抵抗値が0.5mΩ/□を下回る場合には、通信特性(感度)は良好であるが、そのためにより高価な貴金属を使用する必要があったり、あるいは金属層自体の厚みを厚くする必要があったり、平面アンテナの価格が高価なものになってしまう。したがって、上限としては200mΩ/□が好ましく、さらに好ましくは100mΩ/□、最も好ましくは50mΩ/□であり、下限としては、0.5mΩ/□が好ましい。
そして、金属層2の厚さは、0.2〜10μmであることが望ましい。厚みが0.2μm以上であると、体積固有抵抗値ならびに高周波領域でのインピーダンスが小さくなり、回路としての特性が良好となるため好ましい。一方、厚みが10μm以下であると、厚くなり過ぎず、エッチングして回路の形状を形成することが容易となるだけでなく、平面アンテナの柔軟性がよくなり、屈曲を繰り返しても蒸着層と樹脂フィルムとの間での密着性が低下しにくく、金属層の剥がれや亀裂が生じにくいため、アンテナとしての通信特性が低下しにくくなるので好ましい。
以上のような本発明の平面アンテナは、接続端子部をICチップやICストラップ等の電子部品と接続した場合、基本的に、金属層、導電性層、ICチップやICストラップ等の電子部品の電極部とがこの順に重ねられた構成となる。すなわち、本発明の平面アンテナは、電子部品と接続する際にワイヤーボンディングや異方性導電シート(ACF)等を介在させる必要がない。それにも関わらず回路パターンの接続端子部表層に設けた導電性層と電子部品の端子部との電気的接続が良好で、屈曲耐久性も高く、高い接続信頼性を保つことが可能となる。
上記のような本発明の平面アンテナは、樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを構成する金属層を設ける工程Aと、金属層のアンテナ部を構成する部分の上に該アンテナ部の保護層を設ける工程Bと、金属層の接続端子部を構成する部分の上にホットメルト粒子を含有した導電性層を設ける工程Cと、工程Bおよび工程Cの後に、金属層の回路パターンを構成しない部分をエッチングにて除去する工程Dとを経て得られる。具体的には、たとえば、前述の方法にて樹脂フィルム1上に金属層2を設けた後(工程A)、非導電性樹脂等かなるインク組成物にてスクリーン印刷法あるいはグラビア印刷法にて回路パターン5もしくは回路パターン5のアンテナ部を印刷形成する。このとき、回路パターンの表層には保護層3が設けられることになる(工程B)。その後、該回路パターンの端部に接触あるいは少し重なるようにしてホットメルト粒子を含有した熱融着性の導電性樹脂組成物をスクリーン印刷法あるいはグラビア印刷法にて印刷形成する。すなわち、回路パターン5の接続端子部に熱融着性の導電性層4を設ける(工程C)。次いで、UV等の活性線あるいは乾燥及び加熱にて回路パターン5の保護層3および導電性層4を硬化させる。その後、エッチング法にて、金属層2の上記回路パターン5を構成しない部分を除去する(工程D)。ここで、工程Bと工程Cの順番は、逆であってもいいが、導電性層が金属層の上に設置されることが必要である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。各実施例、比較例および参考例で作成したサンプルの評価方法を以下に示す。
[評価方法]
1.金属層の表面抵抗値
平面アンテナの回路パターンのアンテナ部を幅1mm、長さ8mmに切り出してサンプリング後、金属層の表面抵抗値をJISK 7194:1994に準拠して測定した。抵抗率測定器としては、株式会社ダイアインスツルメンツ製ロレスタGP(タイプMCP−T600、TFPプローブ:形式MCP−TFP)を用い、温度25℃、湿度50%RH下で評価した。また、測定は6サンプルについて実施し、最大値と最小値を除いた4サンプルの算術平均値を本発明における金属層の表面抵抗値とした。
なお、アンテナ部に保護層が存在する場合は、温度30℃の塗料剥離剤(株式会社アサヒペン製「はがし液S−031」)を用いて保護層を除去した後、水洗してから、上述のとおり幅1mm、長さ8mmに切断し、表面抵抗値を測定した。
2.導電性層の表面抵抗値
平面アンテナの回路パターンの接続端子部を切り出し、1枚のみのサンプル、あるいは、その切り出したもの複数枚を導電性層の端部表面が互いに対向するように重ね合わせて温度150℃、圧力3MPaで加圧して接合し、幅1mm、長さ8mmのサンプルを作製した。次いでそのサンプルの導電性層の表面抵抗値をJISK 7194:1994に準拠にして測定した。抵抗率測定器としては、株式会社ダイアインスツルメンツ製ロレスタGP(タイプMCP−T600、TFPプローブ:形式MCP−TFP)を用い、温度25℃、湿度50%RH下で評価した。また、測定は6サンプルについて実施し、最大値と最小値を除いた4サンプルの算術平均値を本発明における導電性層の表面抵抗値とした。
3.金属層、保護層、ならびに導電性層の厚み
サンプルをミクロトームにて厚み方向に切断しこの断面を10000倍のSEMを用いて観察し、金属層の厚みを測定した。測定は、各項目に関して1サンプルで行い、1サンプルあたり1視野5点の測定を行い、その平均値を本発明における金属層、保護層、ならびに導電性層の厚みとした。
4.導電性層の耐ブロッキング性
スクリーン印刷により、樹脂フィルム(厚さ75μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラーS56))上に厚さ10μmの導電性層を形成したサンプルを作製し、次いで該サンプルを10cm×10cmの正方形に切り、樹脂フィルムと導電性層とを重ね合わせて60℃×90%RHの雰囲気下で200g/cmの荷重をかけながら3日間放置した。その後、合わせ面剥離時のブロッキング度合いを判定した。測定は1サンプルについて実施し、合わせ面に全くブロッキングが見られなかったものを「◎」、若干ブロッキングが発生する実用上問題ない程度のものを「○」、ブロッキングが発生し実用上問題であるものを「×」とした。
5.屈曲耐久性
Alien社製UHF帯64ビットICを搭載したICストラップ6の電極部分を平面アンテナの接続端子部に対向するように圧力8kg/mm、温度100℃で圧着してICタグ7を作成した。次いで、図3,4に示すように、得られたICタグ7に7.5Nの張力をかけながら、直径40mmのステンレスパイプ8との接点においてICタグの屈曲角度9が90°になるようICタグ7とステンレスパイプ8とを接触させた。更に、ICストラップ6の電極部分と平面アンテナの接続端子部との接合部がステンレスパイプ8との接点10を通過するように100往復させた後、ICストラップと接続端子部の剥がれ発生の有無を確認した。測定は、10サンプル実施し、10サンプル全てでストラップと接続端子部の剥がれが全く発生せず屈曲耐久性良好なものを「○」、1サンプルでも剥がれが発生した屈曲耐久性不良のものを「×」とした。
(実施例1)
樹脂フィルムとして厚さ75μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラーS56)を用い、その片面に、99.99%のアルミニウムを含有する厚さ3μmの金属層を誘導加熱方式の蒸着装置を用いて形成した。この際、アルミニウム蒸着層の厚さが3μmとなるように、誘導加熱炉の電圧、電流を制御し、かつ真空蒸着内のフィルム走行速度を1m/分にして、1〜5×10−6torrの真空下で蒸着を行った。
このようにして得られたアルミニウム金属層の上に保護層を形成するために、印刷インキ(十条ケミカル株式会社製テトロン990黒)を用いて、刷版T−250メッシュで回路パターンをスクリーン印刷した後、90℃で1分間加熱乾燥した。次に、ホットメルト粒子含有の熱融着性の導電性層を形成するために、下記樹脂組成物Aを用い刷版T−250メッシュで3回スクリーン印刷して接続端子部を印刷し、100℃で30分間加熱乾燥した。このようにして得られた保護層の厚みは2μmで、導電性層の厚みは10μmであった。
次に、上記のように回路パターンを印刷した樹脂フィルムを40℃の2重量%水酸化ナトリウム水溶液で5分間処理し、アルミニウム蒸着層の回路パターンを印刷していない部分を溶解除去して、図1、2に示す平面アンテナを得た。
[導電性層に用いる導電性粒子を分散させた樹脂組成物A]
・NBR(日本合成ゴム(株)製、PNR−1H):100重量部
・エポキシ樹脂(油化シェル(株)製、エピコート834):100重量部
・3,3’−ジアミノジフェニルスルホン:10部
・銀フレーク(福田金属箔粉工業(株)シルコートAgC−239):700重量部
・トルエン:455重量部
・メチルイソブチルケトン:455重量部
上記の原料を2000cmのボールミルに入れ(15mmφのジルコニアセラミック製のボールを20個投入)20時間処理することで導電性粒子を分散させた樹脂組成物A’を作製し、さらに、樹脂組成物A’100重量部に対し数平均粒子径80μmのホットメルト粒子(帝国インキ(株)製、HM−4)15重量部を、同じく2000cmのボールミルに入れ(15mmφのジルコニアセラミック製のボールを20個投入)1時間処理して樹脂組成物Aを作製した。
得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
(実施例2)
実施例1で作製した平面アンテナのアンテナ部表層の保護層のみを前記評価方法1の塗料剥離剤で除去した以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
(実施例3)
実施例1で作製した樹脂組成物Aのホットメルト粒子の含有量を、樹脂組成物A’100重量部に対し5重量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
参考例4)
実施例1で作製した樹脂組成物Aのホットメルト粒子の含有量を、樹脂組成物A’100重量部に対し25重量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の表面抵抗値が150mΩ/□と増加したが、実用上問題ない程度であった。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
参考例5)
実施例1で作製した樹脂組成物Aのホットメルト粒子の含有量を、樹脂組成物A’100重量部に対し30重量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の表面抵抗値が200mΩ/□と増加したが、実用上問題ない程度であった。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
(実施例6)
実施例3で作製した金属層に関して、厚みを1.5μmとして表面抵抗値を50mΩ/□にした以外は、実施例3と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
参考例7)
実施例3で作製した金属層に関して、厚みを0.75μmとして表面抵抗値を100mΩ/□にした以外は、実施例3と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。導電性層の表面抵抗値が110mΩ/□と増加したが、実用上問題ない程度であった。導電性層の耐ブロッキング性および屈曲耐久性は何れも良好であった。
(比較例1)
実施例1で作製した平面アンテナの接続端子部表層の導電性層を研磨剤入りコンパウンドを使用して除去し金属層を露出させた後、この上に異方導電性フィルム(日立化成工業社製AC−2056)を載せて温度150℃、圧力0.1Mpaで30秒間圧着して平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、異方導電性フィルムの屈曲耐久性を表1に示す。屈曲耐久性は著しく損なわれたものであった。
(比較例2)
実施例1で作製した平面アンテナの接続端子部表層の導電性層を研磨剤入りコンパウンドを使用して除去し金属層を露出させた後、この上に異方導電性ペースト(京セラケミカル社製TAP0402E)を塗布し、160℃で15分間加熱処理し平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナは、回路パターンが変形しており、特に接続端子部で大きく波打っているためICチップを実装することが出来なかった。
(比較例3)
実施例1で作製した樹脂組成物Aにホットメルト粒子を含有しない以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナを作製した。得られた平面アンテナの金属層の表面抵抗値、導電性層の表面抵抗値、導電性層の耐ブロッキング性、屈曲耐久性を表1に示す。屈曲耐久性および導電性層の耐ブロッキング性に劣っていた。
(比較例4)
実施例1で作製した樹脂組成物Aのホットメルト粒子を数平均粒子径100μmのホットメルト粒子((株)セイシン企業製、SK−EVA−100)に変更した以外は、実施例1と同様の方法にて平面アンテナ作製を試みたが、スクリーン印刷により接続端子部を印刷する際、刷版T−250メッシュに目詰まりが発生し、良好な平面アンテナを得ることが出来なかった。
Figure 0005169512
本発明の平面アンテナならびにその製造方法を使用すれば、柔軟でかつ繰り返し屈曲させても通信特性の低下が極めて少ないICタグ、非接触ICカードを安価に提供することができる。また、ICチップ等の電子部品との電気的接続が容易になるためICタグや非接触ICカードの生産性を向上させることも出来る。
本発明の平面アンテナの概略平面図である。 図1に示す平面アンテナのI−I矢視断面の模式図である。 屈曲耐久性の評価方法を示す概略図である。 図3に示す概略図のI−I矢視図である。
符号の説明
1.樹脂フィルム
2.金属層
3.保護層(アンテナ部)
4.ホットメルト粒子を含有した熱融着生の導電性層(接続端子部)
5.回路パターン
6.ICストラップ
7.ICタグ
8.ステンレスパイプ
9.屈曲角度
10.接点(黒丸部分)

Claims (3)

  1. 樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを有し、該回路パターンは、金属層と、該金属層の接続端子部の表層に設けられた厚みが1〜30μmである熱融着性の導電性層とを有している平面アンテナにおいて、該導電性層内にホットメルト粒子を含有し、該ホットメルト粒子の含有量が該導電性層を形成する樹脂組成物100重量部に対して5〜15重量部であり、該導電性層の表面抵抗値が0.5〜100mΩ/□である平面アンテナ。
  2. 前記ホットメルト粒子の数平均粒子径が90μm以下である請求項1に記載の平面アンテナ。
  3. 樹脂フィルム上に、アンテナ部および接続端子部からなる回路パターンを構成する金属層を設ける工程Aと、金属層のアンテナ部を構成する部分の上に該アンテナ部の保護層を設ける工程Bと、金属層の接続端子部を構成する部分の上に厚みが1〜30μmである熱融着性の導電性層であって、該導電性層内にホットメルト粒子を含有し、該ホットメルト粒子の含有量が該導電性層を形成する樹脂組成物100重量部に対して5〜15重量部であり、表面抵抗値が0.5〜100mΩ/□である導電性層を設ける工程Cと、工程Bおよび工程Cの後に、金属層の回路パターンを構成しない部分をエッチングにて除去する工程Dとを含む平面アンテナの製造方法。
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