JP2002324427A - 導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法 - Google Patents
導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス樹脂基板、ガラス基板、アラミド基板
などのプリント配線基板やフレキシブル部材からなるプ
リント配線フィルム基板へのICチップの実装に使用で
き、特にICチップの実装に使用して信頼性の高い情報
記録メディア(RF−ID)を提供できる導電性接着剤
およびそれを用いたICチップの実装方法の提供。 【解決手段】 多数の樹枝状突起を有する導電性粒子を
含有する導電性接着剤を用いる。好ましくは前記導電性
粒子が、金属からなり、表面をメッキ処理してデンドラ
イト組織を形成させるか、あるいはさらにデンドライト
成長させた導電性粒子を用いる。この導電性接着剤を用
いて、基材の接着パッドにICチップを定着させる。
などのプリント配線基板やフレキシブル部材からなるプ
リント配線フィルム基板へのICチップの実装に使用で
き、特にICチップの実装に使用して信頼性の高い情報
記録メディア(RF−ID)を提供できる導電性接着剤
およびそれを用いたICチップの実装方法の提供。 【解決手段】 多数の樹枝状突起を有する導電性粒子を
含有する導電性接着剤を用いる。好ましくは前記導電性
粒子が、金属からなり、表面をメッキ処理してデンドラ
イト組織を形成させるか、あるいはさらにデンドライト
成長させた導電性粒子を用いる。この導電性接着剤を用
いて、基材の接着パッドにICチップを定着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性接着剤およ
びそれを用いたICチップの実装方法に関するものであ
り、さらに詳しくは、プリント配線基板やプリント配線
フィルム基板へのICチップの実装に使用でき、特に非
接触型ICタグなどの非接触型データ送受信体の基材の
接着パッドにICチップを定着させるために用いる導電
性接着剤およびそれを用いたICチップの実装方法に関
するものである。
びそれを用いたICチップの実装方法に関するものであ
り、さらに詳しくは、プリント配線基板やプリント配線
フィルム基板へのICチップの実装に使用でき、特に非
接触型ICタグなどの非接触型データ送受信体の基材の
接着パッドにICチップを定着させるために用いる導電
性接着剤およびそれを用いたICチップの実装方法に関
するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、非接触型ICタ
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア[R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification)]の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、フィルム状やシート状の基材上にアン
テナを配置し、そのアンテナにICチップを実装した構
成を有している。この非接触型データ送受信体のアンテ
ナにあっては、銀粉などを含有する導電ペーストにより
印刷形成されていたが、低コスト化、品質安定化などの
ためにアルミニウム薄膜をエッチングして形成する方法
が多く採用されている。一方、ICチップにあっては基
材のチップ実装部位に位置しているアンテナの一対の端
子部(以下基材の接着パッドと称す)に導通を図るバン
プを備えたものが採用されている。
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア[R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification)]の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、フィルム状やシート状の基材上にアン
テナを配置し、そのアンテナにICチップを実装した構
成を有している。この非接触型データ送受信体のアンテ
ナにあっては、銀粉などを含有する導電ペーストにより
印刷形成されていたが、低コスト化、品質安定化などの
ためにアルミニウム薄膜をエッチングして形成する方法
が多く採用されている。一方、ICチップにあっては基
材のチップ実装部位に位置しているアンテナの一対の端
子部(以下基材の接着パッドと称す)に導通を図るバン
プを備えたものが採用されている。
【0003】例えば、図3に示すようにフィルム状やシ
ート状の基材1上に形成された接着パッド2の上にAC
F(Anisotropic Conductive Film、異方性導電フィル
ム)あるいはACP(Anisotropic Conductive Paste、
異方性導電ペースト)(導電性接着剤)3を配置し、そ
の上方から図示しない熱圧装置(フリップチップボン
ダ)で加圧してICチップ4のバンプ5を押し付けて、
加熱して硬化させてバンプ5と接着パッド2の導通を図
り、ICチップ4を実装していた。6は模式的に表した
導電性粒子である。
ート状の基材1上に形成された接着パッド2の上にAC
F(Anisotropic Conductive Film、異方性導電フィル
ム)あるいはACP(Anisotropic Conductive Paste、
異方性導電ペースト)(導電性接着剤)3を配置し、そ
の上方から図示しない熱圧装置(フリップチップボン
ダ)で加圧してICチップ4のバンプ5を押し付けて、
加熱して硬化させてバンプ5と接着パッド2の導通を図
り、ICチップ4を実装していた。6は模式的に表した
導電性粒子である。
【0004】しかし、基材1の接着パッド2をアルミニ
ウム薄膜をエッチングして形成すると、表面が酸化され
て酸化皮膜からなる変質層7が発生し、ICチップ4の
バンプ5と基材1の接着パッド2との接続が不良になる
可能性があり、微小な汚れや接続作業条件のバラツキな
どで接続抵抗が高くなったり、不安定な接続状態になり
易いという問題があった。
ウム薄膜をエッチングして形成すると、表面が酸化され
て酸化皮膜からなる変質層7が発生し、ICチップ4の
バンプ5と基材1の接着パッド2との接続が不良になる
可能性があり、微小な汚れや接続作業条件のバラツキな
どで接続抵抗が高くなったり、不安定な接続状態になり
易いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように接続抵抗が
高くなったり、不安定な接続状態になり易いのは、従来
使用されていた導電性粒子6が、球状の樹脂で構成され
る粒子の上にニッケルなどの金属メッキを施したもの
や、球状の金属粒子であるため、導電性粒子6の表面積
が小さいこと、導電性粒子6の剛性、硬度などが低く導
電性粒子6が変質層(銅やアルミニウムなどの表面酸化
層)7を破ることができないことに起因すると考えられ
た。
高くなったり、不安定な接続状態になり易いのは、従来
使用されていた導電性粒子6が、球状の樹脂で構成され
る粒子の上にニッケルなどの金属メッキを施したもの
や、球状の金属粒子であるため、導電性粒子6の表面積
が小さいこと、導電性粒子6の剛性、硬度などが低く導
電性粒子6が変質層(銅やアルミニウムなどの表面酸化
層)7を破ることができないことに起因すると考えられ
た。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、従来の諸
問題を解決し、高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向
上した導電性接着剤であって、ガラス樹脂基板、ガラス
基板、アラミド基板などのプリント配線基板やフレキシ
ブル部材からなるプリント配線フィルム基板へのICチ
ップの実装に使用でき、特にICチップの実装に使用し
て信頼性の高い情報記録メディア(RF−ID)を提供
できる導電性接着剤を提供することであり、本発明の第
2の目的は、前記のような変質層7が発生しても、バン
プ5と基材1の接着パッド2との接続を良好にでき接続
抵抗を低く維持できるICチップの実装法を提供するこ
とである。
問題を解決し、高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向
上した導電性接着剤であって、ガラス樹脂基板、ガラス
基板、アラミド基板などのプリント配線基板やフレキシ
ブル部材からなるプリント配線フィルム基板へのICチ
ップの実装に使用でき、特にICチップの実装に使用し
て信頼性の高い情報記録メディア(RF−ID)を提供
できる導電性接着剤を提供することであり、本発明の第
2の目的は、前記のような変質層7が発生しても、バン
プ5と基材1の接着パッド2との接続を良好にでき接続
抵抗を低く維持できるICチップの実装法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決するために鋭意研究した結果、導電性粒子6として
多数の樹枝状突起を有する表面積の大きい導電性粒子6
を用いれば、好ましくは変質層7より剛性、硬度などの
高い多数の樹枝状突起を有する導電性粒子6を用いれ
ば、変質層7が発生しても、変質層7を破って貫通させ
てICチップ4のバンプ5と基材1の接着パッド2との
導通をよくすることができ、それにより高温多湿耐性や
物理的衝撃耐性などが向上した信頼性の高い製品を提供
できることを見いだして、本発明を成すに到った。
解決するために鋭意研究した結果、導電性粒子6として
多数の樹枝状突起を有する表面積の大きい導電性粒子6
を用いれば、好ましくは変質層7より剛性、硬度などの
高い多数の樹枝状突起を有する導電性粒子6を用いれ
ば、変質層7が発生しても、変質層7を破って貫通させ
てICチップ4のバンプ5と基材1の接着パッド2との
導通をよくすることができ、それにより高温多湿耐性や
物理的衝撃耐性などが向上した信頼性の高い製品を提供
できることを見いだして、本発明を成すに到った。
【0008】本発明の請求項1の導電性接着剤は、多数
の樹枝状突起を有する導電性粒子を含有することを特徴
とする。
の樹枝状突起を有する導電性粒子を含有することを特徴
とする。
【0009】多数の樹枝状突起を有する導電性粒子を含
有する本発明の請求項1の導電性接着剤は、ガラス樹脂
基板、ガラス基板、アラミド基板などのプリント配線基
板やフレキシブル部材からなるプリント配線フィルム基
板へのICチップの実装に使用でき、表面積が大きいの
で、特に、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの
接続を良好にでき、接続抵抗を低く維持できる。それに
より高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上し、信頼
性の高い製品を提供できる。
有する本発明の請求項1の導電性接着剤は、ガラス樹脂
基板、ガラス基板、アラミド基板などのプリント配線基
板やフレキシブル部材からなるプリント配線フィルム基
板へのICチップの実装に使用でき、表面積が大きいの
で、特に、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの
接続を良好にでき、接続抵抗を低く維持できる。それに
より高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上し、信頼
性の高い製品を提供できる。
【0010】本発明の請求項2の導電性接着剤は、請求
項1記載の導電性接着剤において、前記導電性粒子が、
金属からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織
を形成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させ
た導電性粒子であることを特徴とする。
項1記載の導電性接着剤において、前記導電性粒子が、
金属からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織
を形成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させ
た導電性粒子であることを特徴とする。
【0011】導電性粒子が、金属からなり、表面をメッ
キ処理してデンドライト組織を形成させるか、あるいは
さらにデンドライト成長させた導電性粒子であると、表
面積が大きい上、前記変質層より剛性、硬度などが高い
ので、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの接続
を良好にでき、接続抵抗を低く維持でき、例え変質層が
発生しても、導電性粒子が変質層を破って貫通させてI
Cチップのバンプと基材の接着パッドとの導通をよくす
ることができるので、それにより高温多湿耐性や物理的
衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を容易に提供
できる。
キ処理してデンドライト組織を形成させるか、あるいは
さらにデンドライト成長させた導電性粒子であると、表
面積が大きい上、前記変質層より剛性、硬度などが高い
ので、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの接続
を良好にでき、接続抵抗を低く維持でき、例え変質層が
発生しても、導電性粒子が変質層を破って貫通させてI
Cチップのバンプと基材の接着パッドとの導通をよくす
ることができるので、それにより高温多湿耐性や物理的
衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を容易に提供
できる。
【0012】本発明の請求項3は、請求項1あるいは請
求項2記載の導電性接着剤を用いて、基材の接着パッド
にICチップを定着させることを特徴とするICチップ
の実装方法である。本発明のICチップの実装方法によ
り、ガラス樹脂基板、ガラス基板、アラミド基板などの
プリント配線基板やフレキシブル部材からなるプリント
配線フィルム基板へICチップを容易に実装でき、特
に、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの接続を
良好にでき、高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上
し、信頼性の高い製品を容易に提供できる。
求項2記載の導電性接着剤を用いて、基材の接着パッド
にICチップを定着させることを特徴とするICチップ
の実装方法である。本発明のICチップの実装方法によ
り、ガラス樹脂基板、ガラス基板、アラミド基板などの
プリント配線基板やフレキシブル部材からなるプリント
配線フィルム基板へICチップを容易に実装でき、特
に、ICチップのバンプと基材の接着パッドとの接続を
良好にでき、高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上
し、信頼性の高い製品を容易に提供できる。
【0013】本発明の請求項4の導電性接着剤は、請求
項3記載のICチップの実装方法において、導電性粒子
が、基材の接着パッドの変質層より硬質であることを特
徴とする。
項3記載のICチップの実装方法において、導電性粒子
が、基材の接着パッドの変質層より硬質であることを特
徴とする。
【0014】導電性粒子が前記変質層より剛性、硬度な
どが高いので例え変質層が発生しても、導電性粒子が変
質層を破って貫通させてICチップのバンプと基材の接
着パッドとの導通をよくすることができる。
どが高いので例え変質層が発生しても、導電性粒子が変
質層を破って貫通させてICチップのバンプと基材の接
着パッドとの導通をよくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を詳細に説明する。
本発明の一実施形態を図1を用いて説明する。図1は本
発明の導電性接着剤を用いてICチップ4を実装した基
材の断面を説明する説明図である。図1において、6A
は模式的に表した多数の樹枝状突起60を有する導電性
粒子である。図1に示すように、フィルム状やシート状
の基材1上に形成された接着パッド2の上に多数の樹枝
状突起60を有する導電性粒子6Aを含有する本発明の
導電性接着剤[ACF(Anisotropic Conductive Film
、異方性導電フィルム)あるいはACP(Anisotropic
Conductive Paste、異方性導電ペースト)]3Aを配
置し、その上方から図示しない熱圧装置(フリップチッ
プボンダ)で加圧してICチップ4のバンプ5を押し付
けて、加熱して硬化させてバンプ5と接着パッド2の導
通を図り、ICチップ4を実装してある。
本発明の一実施形態を図1を用いて説明する。図1は本
発明の導電性接着剤を用いてICチップ4を実装した基
材の断面を説明する説明図である。図1において、6A
は模式的に表した多数の樹枝状突起60を有する導電性
粒子である。図1に示すように、フィルム状やシート状
の基材1上に形成された接着パッド2の上に多数の樹枝
状突起60を有する導電性粒子6Aを含有する本発明の
導電性接着剤[ACF(Anisotropic Conductive Film
、異方性導電フィルム)あるいはACP(Anisotropic
Conductive Paste、異方性導電ペースト)]3Aを配
置し、その上方から図示しない熱圧装置(フリップチッ
プボンダ)で加圧してICチップ4のバンプ5を押し付
けて、加熱して硬化させてバンプ5と接着パッド2の導
通を図り、ICチップ4を実装してある。
【0016】多数の樹枝状突起60を有する導電性粒子
6Aを用いれば、表面積が大きいのでICチップ4のバ
ンプ5と基材1の接着パッド2との接続を良好にでき、
接続抵抗を低く維持できる。
6Aを用いれば、表面積が大きいのでICチップ4のバ
ンプ5と基材1の接着パッド2との接続を良好にでき、
接続抵抗を低く維持できる。
【0017】多数の樹枝状突起60を形成する方法は特
に限定されるものではない。しかし導電性粒子が、金属
からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織を形
成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させた導
電性粒子であることが好ましい。
に限定されるものではない。しかし導電性粒子が、金属
からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織を形
成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させた導
電性粒子であることが好ましい。
【0018】図2は、金属からなる粒子の表面をメッキ
処理してデンドライト組織を形成させた導電性粒子、あ
るいはさらにデンドライト成長させた導電性粒子を模式
的に説明する説明図である。図2(イ)に、金属粒子6
Bの表面をメッキ処理してデンドライト組織61を形成
させた導電性粒子6Cを示す。導電性粒子6Cは、具体
的には、例えば、ニッケル、タングステン、モリブデン
などの金属から成る球状の金属粒子6Bの表面を過酸化
ソーダ、王水などの混酸による化学エッチング処理ある
いはサンドブラスト処理などの機械的処理などにより粗
化し、その上に接触抵抗値を低減させるために約0.1
〜2.0μm程度の金、ニッケルなどをメッキまたはス
パッタリングその他の方法により被覆する。この際に
金、ニッケルなどのメッキ処理は高電流密度メッキによ
り皮膜がデンドライト組織61になるように行う。メッ
キ皮膜がデンドライト組織61となると表面積が大きく
なり、剛性、硬度などが高くなる。
処理してデンドライト組織を形成させた導電性粒子、あ
るいはさらにデンドライト成長させた導電性粒子を模式
的に説明する説明図である。図2(イ)に、金属粒子6
Bの表面をメッキ処理してデンドライト組織61を形成
させた導電性粒子6Cを示す。導電性粒子6Cは、具体
的には、例えば、ニッケル、タングステン、モリブデン
などの金属から成る球状の金属粒子6Bの表面を過酸化
ソーダ、王水などの混酸による化学エッチング処理ある
いはサンドブラスト処理などの機械的処理などにより粗
化し、その上に接触抵抗値を低減させるために約0.1
〜2.0μm程度の金、ニッケルなどをメッキまたはス
パッタリングその他の方法により被覆する。この際に
金、ニッケルなどのメッキ処理は高電流密度メッキによ
り皮膜がデンドライト組織61になるように行う。メッ
キ皮膜がデンドライト組織61となると表面積が大きく
なり、剛性、硬度などが高くなる。
【0019】図2(ロ)に、金属粒子6Bの表面をメッ
キ処理してデンドライト組織61を形成させた導電性粒
子6Cの上にさらにデンドライト成長を促進させた導電
性粒子6Dを示す。図2(ロ)に示すように、導電性粒
子6Dは、具体的には、例えば、金属粒子6Bの表面を
メッキ処理してデンドライト組織61を形成させた導電
性粒子6Cの上にさらに成長を促すために、例えば約8
00〜1000℃程度で水素中還元加熱によりデンドラ
イト成長(ニッケル、タングステン、モリブデンなど)
62させてある。導電性粒子6Dは、表面積がより大き
く、剛性、硬度などが高いのでより好ましい。本発明で
用いる導電性粒子は、導電性粒子6Cあるいは導電性粒
子6D単独でもよく、また両者の任意の配合比の混合物
であってもよい。
キ処理してデンドライト組織61を形成させた導電性粒
子6Cの上にさらにデンドライト成長を促進させた導電
性粒子6Dを示す。図2(ロ)に示すように、導電性粒
子6Dは、具体的には、例えば、金属粒子6Bの表面を
メッキ処理してデンドライト組織61を形成させた導電
性粒子6Cの上にさらに成長を促すために、例えば約8
00〜1000℃程度で水素中還元加熱によりデンドラ
イト成長(ニッケル、タングステン、モリブデンなど)
62させてある。導電性粒子6Dは、表面積がより大き
く、剛性、硬度などが高いのでより好ましい。本発明で
用いる導電性粒子は、導電性粒子6Cあるいは導電性粒
子6D単独でもよく、また両者の任意の配合比の混合物
であってもよい。
【0020】導電性粒子が、導電性粒子6Cおよび/ま
たは導電性粒子6Dであると、表面積が大きい上、基材
1の接着パッド2を、例えば、アルミニウム薄膜をエッ
チングして形成して、表面が酸化されて酸化皮膜からな
る変質層7が発生しても、導電性粒子6Cや導電性粒子
6Dは変質層7より剛性、硬度などが高いので、ICチ
ップ4を加熱加圧してバンプ5と接着パッド2の導通を
図る際に、導電性粒子6Cや導電性粒子6Dが変質層7
を破って貫通して、ICチップ4のバンプ5と基材1の
接着パッド2との導通をよくすることができる。それに
より高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上し、信頼
性の高い製品を容易に提供できる。
たは導電性粒子6Dであると、表面積が大きい上、基材
1の接着パッド2を、例えば、アルミニウム薄膜をエッ
チングして形成して、表面が酸化されて酸化皮膜からな
る変質層7が発生しても、導電性粒子6Cや導電性粒子
6Dは変質層7より剛性、硬度などが高いので、ICチ
ップ4を加熱加圧してバンプ5と接着パッド2の導通を
図る際に、導電性粒子6Cや導電性粒子6Dが変質層7
を破って貫通して、ICチップ4のバンプ5と基材1の
接着パッド2との導通をよくすることができる。それに
より高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向上し、信頼
性の高い製品を容易に提供できる。
【0021】本発明において用いられる基材としては、
ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリア
ミド繊維などの無機または有機繊維からなる織布、不織
布、マット、紙あるいはこれらを組み合わせたもの、あ
るいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基
材、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、
ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エ
チレン・ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルア
ルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ
塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、
ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジ
エンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン
系樹脂基材などのプラスチック基材、あるいはこれらに
マット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照
射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理および
オゾン処理、あるいは各種易接着処理などの表面処理を
施したもの、などの公知のものから選択して用いること
ができる。
ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリア
ミド繊維などの無機または有機繊維からなる織布、不織
布、マット、紙あるいはこれらを組み合わせたもの、あ
るいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基
材、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、
ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エ
チレン・ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルア
ルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ
塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、
ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジ
エンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン
系樹脂基材などのプラスチック基材、あるいはこれらに
マット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照
射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理および
オゾン処理、あるいは各種易接着処理などの表面処理を
施したもの、などの公知のものから選択して用いること
ができる。
【0022】基材上への回路およびICチップが実装さ
れる接着パッドの形成は公知の方法で行うことができ
る。例えば、導電ペーストのスクリーン印刷、被覆ある
いは非被覆金属線の貼り付け、エッチング、金属箔貼り
付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写などが挙げら
れ、またこれらを多重に複合させてもよい。本発明にお
いては、特にアルミニウムエッチング接着パッド、導電
ペーストを印刷した接着パッドに対して良好な結果が得
られる。
れる接着パッドの形成は公知の方法で行うことができ
る。例えば、導電ペーストのスクリーン印刷、被覆ある
いは非被覆金属線の貼り付け、エッチング、金属箔貼り
付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写などが挙げら
れ、またこれらを多重に複合させてもよい。本発明にお
いては、特にアルミニウムエッチング接着パッド、導電
ペーストを印刷した接着パッドに対して良好な結果が得
られる。
【0023】ICチップの接続端子部は、金属メッキバ
ンプ、スタッドバンプ、無電解メッキバンプ、導電性樹
脂バンプなどを公知の方法により形成しておいてもよ
い。
ンプ、スタッドバンプ、無電解メッキバンプ、導電性樹
脂バンプなどを公知の方法により形成しておいてもよ
い。
【0024】本発明において、ICチップの実装は適当
な装置を用いて、基材上に形成した回路上パッドにIC
チップを圧着して行う。導電性接着剤[ACF(Anisot
ropic Conductive Film 、異方性導電フィルム)あるい
はACP(Anisotropic Conductive Paste 、異方性導
電ペースト)]には本発明で用いる多数の樹枝状突起を
有する導電性粒子を必須成分として含有させることが肝
要であり、公知の樹脂をバインダを用いて導電性接着剤
とすることができる。
な装置を用いて、基材上に形成した回路上パッドにIC
チップを圧着して行う。導電性接着剤[ACF(Anisot
ropic Conductive Film 、異方性導電フィルム)あるい
はACP(Anisotropic Conductive Paste 、異方性導
電ペースト)]には本発明で用いる多数の樹枝状突起を
有する導電性粒子を必須成分として含有させることが肝
要であり、公知の樹脂をバインダを用いて導電性接着剤
とすることができる。
【0025】ICチップ実装の際に、材料に応じて、
熱、光、高周波などの電磁波、超音波、電子線などのエ
ネルギーを併用してもよい。
熱、光、高周波などの電磁波、超音波、電子線などのエ
ネルギーを併用してもよい。
【0026】IC実装部を物理的あるいは化学的な衝撃
から守るために、実装部全体あるいは一部をグローブト
ップ材やアンダーフィル材などで、被覆保護してもよ
い。
から守るために、実装部全体あるいは一部をグローブト
ップ材やアンダーフィル材などで、被覆保護してもよ
い。
【0027】なお、上記実施形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本
発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本
発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【0028】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこの実施
例に限定されるものではない。 (実施例1)図2(ロ)に示すような、金属粒子6Bの
表面をメッキ処理してデンドライト組織61を形成させ
た導電性粒子6Cの上にさらにデンドライト成長62さ
せた導電性粒子6D(粒径0.5〜5μm)をエポキシ
樹脂からなるビヒクル中に導電性接着剤全体に対して
0.5〜20質量%添加分散させて本発明のACPを作
った。このACP(3A)を、アルミニウム薄膜をエッ
チングして形成された、表面が酸化されて酸化皮膜から
なる変質層7が発生した接着パッド2上に塗布後、IC
チップ4を加熱加圧してバンプ5と接着パッド2の導通
を図り、図1に示すようにICチップ4を実装した。I
Cチップ4を加熱加圧した時、図1に示すように接着パ
ッド2の酸化皮膜からなる変質層7が導電性粒子6Dに
より破壊され、導電性粒子6Dと接着パッド2のアルミ
ニウムがよく接触して、良好な導通を行うことができ
た。
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこの実施
例に限定されるものではない。 (実施例1)図2(ロ)に示すような、金属粒子6Bの
表面をメッキ処理してデンドライト組織61を形成させ
た導電性粒子6Cの上にさらにデンドライト成長62さ
せた導電性粒子6D(粒径0.5〜5μm)をエポキシ
樹脂からなるビヒクル中に導電性接着剤全体に対して
0.5〜20質量%添加分散させて本発明のACPを作
った。このACP(3A)を、アルミニウム薄膜をエッ
チングして形成された、表面が酸化されて酸化皮膜から
なる変質層7が発生した接着パッド2上に塗布後、IC
チップ4を加熱加圧してバンプ5と接着パッド2の導通
を図り、図1に示すようにICチップ4を実装した。I
Cチップ4を加熱加圧した時、図1に示すように接着パ
ッド2の酸化皮膜からなる変質層7が導電性粒子6Dに
より破壊され、導電性粒子6Dと接着パッド2のアルミ
ニウムがよく接触して、良好な導通を行うことができ
た。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1の導電性接着剤は、ガ
ラス樹脂基板、ガラス基板、アラミド基板などのプリン
ト配線基板やフレキシブル部材からなるプリント配線フ
ィルム基板へのICチップの実装に使用でき、特にIC
チップの実装に使用して信頼性の高い情報記録メディア
(RF−ID)を提供できる導電性接着剤であって、多
数の樹枝状突起を有する導電性粒子を含有するので、表
面積が大きく、例えばICチップのバンプと基材の接着
パッドとの接続を良好にでき、接続抵抗を低く維持で
き、信頼性の高い製品を提供できるという顕著な効果を
奏する。
ラス樹脂基板、ガラス基板、アラミド基板などのプリン
ト配線基板やフレキシブル部材からなるプリント配線フ
ィルム基板へのICチップの実装に使用でき、特にIC
チップの実装に使用して信頼性の高い情報記録メディア
(RF−ID)を提供できる導電性接着剤であって、多
数の樹枝状突起を有する導電性粒子を含有するので、表
面積が大きく、例えばICチップのバンプと基材の接着
パッドとの接続を良好にでき、接続抵抗を低く維持で
き、信頼性の高い製品を提供できるという顕著な効果を
奏する。
【0030】本発明の請求項2の導電性接着剤は、請求
項1記載の導電性接着剤において、前記導電性粒子が、
金属からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織
を形成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させ
た導電性粒子であるので、表面積が大きい上、前記変質
層より剛性、硬度などが高いので、例えばICチップの
バンプと基材の接着パッドとの接続を良好にでき、接続
抵抗を低く維持でき、例え変質層が発生しても、導電性
粒子が変質層を破って貫通させてICチップのバンプと
基材の接着パッドとの導通をよくすることができるの
で、それにより高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向
上し、信頼性の高い製品を容易に提供できるというさら
なる顕著な効果を奏する。
項1記載の導電性接着剤において、前記導電性粒子が、
金属からなり、表面をメッキ処理してデンドライト組織
を形成させるか、あるいはさらにデンドライト成長させ
た導電性粒子であるので、表面積が大きい上、前記変質
層より剛性、硬度などが高いので、例えばICチップの
バンプと基材の接着パッドとの接続を良好にでき、接続
抵抗を低く維持でき、例え変質層が発生しても、導電性
粒子が変質層を破って貫通させてICチップのバンプと
基材の接着パッドとの導通をよくすることができるの
で、それにより高温多湿耐性や物理的衝撃耐性などが向
上し、信頼性の高い製品を容易に提供できるというさら
なる顕著な効果を奏する。
【0031】本発明の請求項3は、請求項1あるいは請
求項2記載の導電性接着剤を用いて、基材の接着パッド
にICチップを定着させるので、ガラス樹脂基板、ガラ
ス基板、アラミド基板などのプリント配線基板やフレキ
シブル部材からなるプリント配線フィルム基板へICチ
ップを容易に実装でき、特に、ICチップのバンプと基
材の接着パッドとの接続を良好にでき、高温多湿耐性や
物理的衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を容易
に提供できるという顕著な効果を奏する。
求項2記載の導電性接着剤を用いて、基材の接着パッド
にICチップを定着させるので、ガラス樹脂基板、ガラ
ス基板、アラミド基板などのプリント配線基板やフレキ
シブル部材からなるプリント配線フィルム基板へICチ
ップを容易に実装でき、特に、ICチップのバンプと基
材の接着パッドとの接続を良好にでき、高温多湿耐性や
物理的衝撃耐性などが向上し、信頼性の高い製品を容易
に提供できるという顕著な効果を奏する。
【0032】本発明の請求項4は、請求項3記載のIC
チップの実装方法において、導電性粒子が、基材の接着
パッドの変質層より硬質であるので、請求項3記載のI
Cチップの実装方法と同じ効果を奏するとともに、例え
変質層が発生しても、導電性粒子が変質層を破って貫通
させてICチップのバンプと基材の接着パッドとの導通
をよくすることができるというさらなる顕著な効果を奏
する。
チップの実装方法において、導電性粒子が、基材の接着
パッドの変質層より硬質であるので、請求項3記載のI
Cチップの実装方法と同じ効果を奏するとともに、例え
変質層が発生しても、導電性粒子が変質層を破って貫通
させてICチップのバンプと基材の接着パッドとの導通
をよくすることができるというさらなる顕著な効果を奏
する。
【図1】本発明の導電性接着剤を用いてICチップを実
装した基材の断面を説明する説明図である。
装した基材の断面を説明する説明図である。
【図2】(イ)は本発明で用いる多数の樹枝状突起を有
する導電性粒子を模式的に示す説明図であり、(ロ)は
本発明で用いる多数の樹枝状突起を有する他の導電性粒
子を模式的に示す説明図である。
する導電性粒子を模式的に示す説明図であり、(ロ)は
本発明で用いる多数の樹枝状突起を有する他の導電性粒
子を模式的に示す説明図である。
【図3】従来の方法によりICチップを実装する例を示
す説明図である。
す説明図である。
1 基材 2 接着パッド 3、3A 導電性接着剤 4 ICチップ 5 バンプ 6、6A、6C、6D 導電性粒子 6B 金属粒子 7 変質層 61 デンドライト組織 62 デンドライト成長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 1/00 H01B 1/00 G H01L 21/60 311 H01L 21/60 311S H05K 3/32 H05K 3/32 B (72)発明者 山上 剛 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 トッパン・フォームズ株式会社内 (72)発明者 遠藤 康博 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 トッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 4J040 EC001 HA066 JB10 KA32 KA42 LA09 NA20 5E319 AA03 AB05 AC02 AC03 AC04 BB11 5F044 LL09 5G301 DA03 DA05 DA11 DA12 DA33 DD01
Claims (4)
- 【請求項1】 多数の樹枝状突起を有する導電性粒子を
含有することを特徴とする導電性接着剤。 - 【請求項2】 前記導電性粒子が、金属からなり、表面
をメッキ処理してデンドライト組織を形成させるか、あ
るいはさらにデンドライト成長させた導電性粒子である
ことを特徴とする請求項1記載の導電性接着剤。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2記載の導電性
接着剤を用いて、基材の接着パッドにICチップを定着
させることを特徴とするICチップの実装方法。 - 【請求項4】 導電性粒子が、基材の接着パッドの変質
層より硬質であることを特徴とする請求項3記載のIC
チップの実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129877A JP2002324427A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129877A JP2002324427A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324427A true JP2002324427A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18978346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129877A Pending JP2002324427A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 導電性接着剤およびそれを用いたicチップの実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002324427A (ja) |
Cited By (9)
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EP2230687A3 (de) * | 2009-03-18 | 2012-12-05 | Smartrac IP B.V. | Schaltungsanordnung, Verfahren zum elektrischen und/oder mechanischen Verbinden und Vorrichtung zum Aufbringen von Verbindungselementen |
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-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001129877A patent/JP2002324427A/ja active Pending
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