JP2002141722A - Icチップブリッジ型アンテナ - Google Patents
Icチップブリッジ型アンテナInfo
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- JP2002141722A JP2002141722A JP2000333775A JP2000333775A JP2002141722A JP 2002141722 A JP2002141722 A JP 2002141722A JP 2000333775 A JP2000333775 A JP 2000333775A JP 2000333775 A JP2000333775 A JP 2000333775A JP 2002141722 A JP2002141722 A JP 2002141722A
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- chip
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- resin
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73201—Location after the connecting process on the same surface
- H01L2224/73203—Bump and layer connectors
- H01L2224/73204—Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector
-
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L2224/80—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
- H01L2224/83—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector
- H01L2224/8319—Arrangement of the layer connectors prior to mounting
- H01L2224/83192—Arrangement of the layer connectors prior to mounting wherein the layer connectors are disposed only on another item or body to be connected to the semiconductor or solid-state body
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】樹脂層を形成するための接着樹脂が供給の時点
で広がり易くし、泡の抱え込みを抑えてICチップの固
定に対する信頼性を向上させる。 【解決手段】ICチップ取付領域4内におけるループ部
5のアンテナ線間隔7を小さくするとともに、アンテナ
線間隔7よりループ部5とアンテナ線末端部6の間隔8
を大きくして、アンテナ線末端部6それぞれの周りにル
ープ部非存在領域9を設けた。
で広がり易くし、泡の抱え込みを抑えてICチップの固
定に対する信頼性を向上させる。 【解決手段】ICチップ取付領域4内におけるループ部
5のアンテナ線間隔7を小さくするとともに、アンテナ
線間隔7よりループ部5とアンテナ線末端部6の間隔8
を大きくして、アンテナ線末端部6それぞれの周りにル
ープ部非存在領域9を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型データ送
受信体などに用いるループ状のアンテナであって、ルー
ブ部を跨ぐようにしてICチップが実装されるようにし
たICチップブリッジ型アンテナに関するものである。
受信体などに用いるループ状のアンテナであって、ルー
ブ部を跨ぐようにしてICチップが実装されるようにし
たICチップブリッジ型アンテナに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、非接触型ICタ
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア(R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification))の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、基材上にループ状としたアンテナを配
置し、そのアンテナにICチップを実装した構造を有し
ている。そして、上記アンテナにあっては、基材上でル
ープ状としたアンテナ線のアンテナ線末端部それぞれ
を、ICチップ取付領域内でループ部を間にして対向配
置させており、ルーブ部を跨ぐようにしてICチップを
実装している。このようなアンテナはICチップブリッ
ジ型アンテナと称されている。
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア(R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification))の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、基材上にループ状としたアンテナを配
置し、そのアンテナにICチップを実装した構造を有し
ている。そして、上記アンテナにあっては、基材上でル
ープ状としたアンテナ線のアンテナ線末端部それぞれ
を、ICチップ取付領域内でループ部を間にして対向配
置させており、ルーブ部を跨ぐようにしてICチップを
実装している。このようなアンテナはICチップブリッ
ジ型アンテナと称されている。
【0003】そして、上記ICチップブリッジ型アンテ
ナのアンテナ線末端部がループ部を間に対向位置してな
る上記ICチップ取付領域にはICチップの接続端子部
を前記アンテナ線末端部を対応させるようにして配置し
てこのICチップを実装しており、この実装によってI
Cチップとアンテナとの電気的接続が行われている。そ
して、ICチップ取付領域での電気的接続状態を維持さ
せるようにするために、ICチップ取付領域に予め接着
樹脂を供給するようにしており、ICチップ下に形成さ
れる接着層によってICチップがICチップ取付領域に
固定されるようにしている。このような接着層を形成す
る目的は、ICチップブリッジ型アンテナを有する非接
触型データ送受信体が比較的薄形であり、その取り扱い
によって曲がったりしてICチップ実装部分に応力が集
中し易くなっていて、そのような応力が加わってもIC
チップとアンテナとの電気的接続が断たれないようにす
るためである。
ナのアンテナ線末端部がループ部を間に対向位置してな
る上記ICチップ取付領域にはICチップの接続端子部
を前記アンテナ線末端部を対応させるようにして配置し
てこのICチップを実装しており、この実装によってI
Cチップとアンテナとの電気的接続が行われている。そ
して、ICチップ取付領域での電気的接続状態を維持さ
せるようにするために、ICチップ取付領域に予め接着
樹脂を供給するようにしており、ICチップ下に形成さ
れる接着層によってICチップがICチップ取付領域に
固定されるようにしている。このような接着層を形成す
る目的は、ICチップブリッジ型アンテナを有する非接
触型データ送受信体が比較的薄形であり、その取り扱い
によって曲がったりしてICチップ実装部分に応力が集
中し易くなっていて、そのような応力が加わってもIC
チップとアンテナとの電気的接続が断たれないようにす
るためである。
【0004】しかしながら、複数のアンテナ線と基材と
の間で段差を有しているために接着樹脂の流れが制約さ
れ、接着樹脂の盛りが十分にある部分とない部分とが生
じてしまい、ICチップを乗せ置いてその接着樹脂が押
し広げられたときにICチップ下に泡を抱え込んで泡の
抜けができない状態となってしまう。そして、泡を抱え
込んだ接着層では実質的な接着強度が低くなり、結果的
にICチップの固定に対する信頼性が落ちるという問題
がある。そこで、本発明は上記事情に鑑み、樹脂層を形
成するための接着樹脂が供給の時点で広がり易くなるよ
うにすることを課題とし、泡の抱え込みを抑えてICチ
ップの固定に対する信頼性を向上させることを目的とす
るものである。
の間で段差を有しているために接着樹脂の流れが制約さ
れ、接着樹脂の盛りが十分にある部分とない部分とが生
じてしまい、ICチップを乗せ置いてその接着樹脂が押
し広げられたときにICチップ下に泡を抱え込んで泡の
抜けができない状態となってしまう。そして、泡を抱え
込んだ接着層では実質的な接着強度が低くなり、結果的
にICチップの固定に対する信頼性が落ちるという問題
がある。そこで、本発明は上記事情に鑑み、樹脂層を形
成するための接着樹脂が供給の時点で広がり易くなるよ
うにすることを課題とし、泡の抱え込みを抑えてICチ
ップの固定に対する信頼性を向上させることを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、基材上にアンテナ線をループ状に
して形成したアンテナであって、ICチップ取付領域内
でループ部を間にしてアンテナ線末端部が対向配置され
ているICチップブリッジ型アンテナにおいて、前記I
Cチップ取付領域内におけるループ部のアンテナ線間隔
を小さくするとともに、該アンテナ線間隔よりループ部
とアンテナ線末端部の間隔を大きくして、前記アンテナ
線末端部それぞれの周りにループ部非存在領域を設けた
ことを特徴とするICチップブリッジ型アンテナを提供
して、上記課題を解消するものである。
してなされたもので、基材上にアンテナ線をループ状に
して形成したアンテナであって、ICチップ取付領域内
でループ部を間にしてアンテナ線末端部が対向配置され
ているICチップブリッジ型アンテナにおいて、前記I
Cチップ取付領域内におけるループ部のアンテナ線間隔
を小さくするとともに、該アンテナ線間隔よりループ部
とアンテナ線末端部の間隔を大きくして、前記アンテナ
線末端部それぞれの周りにループ部非存在領域を設けた
ことを特徴とするICチップブリッジ型アンテナを提供
して、上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図5に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は基材
2上にアンテナ線3をループ状にして形成したICチッ
プブリッジ型アンテナで(図5参照)、該アンテナ1に
あっては、図1に示されるようにICチップ取付領域4
内においてアンテナ線3が周るループ部5を間にして二
つのアンテナ線末端部6が対向配置されている点は従来
と同じである。そして、本発明では、ICチップ取付領
域4におけるループ部5のアンテナ線間隔7よりループ
部5とアンテナ線末端部6の間隔8を大きくしている。
そして前記アンテナ線末端部6それぞれの周りにループ
部非存在領域9を設けており、図2に示すようにICチ
ップ取付領域に供給された接着樹脂10がその供給され
た時点で広がり易くし、特にアンテナ線末端部6とルー
ブ部5との間にも接着樹脂供給の時点でその接着樹脂1
0が広がり易くしている。このように接着樹脂10が広
い範囲に広がるようになるため、図3に示すようにIC
チップ11の接続端子部12をアンテナ線末端部6に対
応させるようにしてICチップ11をICチップ取付領
域4に配置して実装すれば、ICチップ下の空気が関単
に逃げて前記樹脂10がICチップ11の下に充分に広
がり、泡の抱え込みを抑えた接着層13が形成される。
よって、ICチップ11の固定が確実に維持されるもの
となる。なお、図示した樹脂樹脂10は異方性の導電ペ
ースであり、これから形成された接着層13にあって
は、ICチップ11の接続端子部12とアンテナ線末端
部6との間で、圧力が加えられた方向にのみ導電性が生
じるようにしている。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は基材
2上にアンテナ線3をループ状にして形成したICチッ
プブリッジ型アンテナで(図5参照)、該アンテナ1に
あっては、図1に示されるようにICチップ取付領域4
内においてアンテナ線3が周るループ部5を間にして二
つのアンテナ線末端部6が対向配置されている点は従来
と同じである。そして、本発明では、ICチップ取付領
域4におけるループ部5のアンテナ線間隔7よりループ
部5とアンテナ線末端部6の間隔8を大きくしている。
そして前記アンテナ線末端部6それぞれの周りにループ
部非存在領域9を設けており、図2に示すようにICチ
ップ取付領域に供給された接着樹脂10がその供給され
た時点で広がり易くし、特にアンテナ線末端部6とルー
ブ部5との間にも接着樹脂供給の時点でその接着樹脂1
0が広がり易くしている。このように接着樹脂10が広
い範囲に広がるようになるため、図3に示すようにIC
チップ11の接続端子部12をアンテナ線末端部6に対
応させるようにしてICチップ11をICチップ取付領
域4に配置して実装すれば、ICチップ下の空気が関単
に逃げて前記樹脂10がICチップ11の下に充分に広
がり、泡の抱え込みを抑えた接着層13が形成される。
よって、ICチップ11の固定が確実に維持されるもの
となる。なお、図示した樹脂樹脂10は異方性の導電ペ
ースであり、これから形成された接着層13にあって
は、ICチップ11の接続端子部12とアンテナ線末端
部6との間で、圧力が加えられた方向にのみ導電性が生
じるようにしている。
【0007】図示するようにICチップ取付領域4にお
けるアンテナ線末端部6の位置は、そのICチップ取付
領域4に配置されるICチップ11の接続端子部12の
位置に応じて設けられるものである。そのため、図1に
示すように、アンテナ線末端部6がループ部5の基本方
向14に対して直交する方向に対向配置されるものであ
る場合には、ICチップ取付領域4内でのアンテナ線3
をICチップ取付部中央の一ヶ所に寄せるようにするこ
とで、このICチップ取付領域4内でのアンテナ線間隔
7を小さくし、これによって、上記間隔8を大きくし、
アンテナ線末端部6の周りにループ部非存在領域9を形
成している。
けるアンテナ線末端部6の位置は、そのICチップ取付
領域4に配置されるICチップ11の接続端子部12の
位置に応じて設けられるものである。そのため、図1に
示すように、アンテナ線末端部6がループ部5の基本方
向14に対して直交する方向に対向配置されるものであ
る場合には、ICチップ取付領域4内でのアンテナ線3
をICチップ取付部中央の一ヶ所に寄せるようにするこ
とで、このICチップ取付領域4内でのアンテナ線間隔
7を小さくし、これによって、上記間隔8を大きくし、
アンテナ線末端部6の周りにループ部非存在領域9を形
成している。
【0008】また、図4に示すものでは、ICチップ1
1の接続端子部12の位置に応じてアンテナ線末端部6
の位置が、ループ部の基本方向14に沿ってそれぞれ逆
方向に寄り、さらに一方のアンテナ線末端部6がICチ
ップ取付領域4の中心側に寄っている。このような場合
にはICチップ取付領域4を通るアンテナ線3のアンテ
ナ線間隔7を小さくしながら、アンテナ線3それぞれを
共に基本方向14に対して屈曲するパターンにする。こ
のようにすることで、図1に示す実施の例と同じように
アンテナ線末端部6の周りにループ部非存在領域9を形
成している。なお、アンテナ線3は均一な線幅の導電路
として形成されているが、IC実装後の性能を損なわな
い限りにおいて、必要に応じて一部線幅が異なっても構
わない。
1の接続端子部12の位置に応じてアンテナ線末端部6
の位置が、ループ部の基本方向14に沿ってそれぞれ逆
方向に寄り、さらに一方のアンテナ線末端部6がICチ
ップ取付領域4の中心側に寄っている。このような場合
にはICチップ取付領域4を通るアンテナ線3のアンテ
ナ線間隔7を小さくしながら、アンテナ線3それぞれを
共に基本方向14に対して屈曲するパターンにする。こ
のようにすることで、図1に示す実施の例と同じように
アンテナ線末端部6の周りにループ部非存在領域9を形
成している。なお、アンテナ線3は均一な線幅の導電路
として形成されているが、IC実装後の性能を損なわな
い限りにおいて、必要に応じて一部線幅が異なっても構
わない。
【0009】以上の構成としたことにより、接着層によ
る接着力およびICチップ固定の信頼性は、接着層が有
する泡量に反比例し、厚みについてほぼ比例しているこ
とが確認できた。
る接着力およびICチップ固定の信頼性は、接着層が有
する泡量に反比例し、厚みについてほぼ比例しているこ
とが確認できた。
【0010】用いられる基材としては、ガラス繊維、ア
ルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの
無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙
あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに
樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材、ポリアミド
系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン
系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン・ビニル
アルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂
基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネー
ト系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材など
のプラスチック基材、あるいはこれらにマット処理、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線
照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理、あ
るいは各種易接着処理などの表面処理を施したもの、な
どの公知のものから選択して用いることができる。
ルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの
無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙
あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに
樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材、ポリアミド
系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン
系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン・ビニル
アルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂
基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネー
ト系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材など
のプラスチック基材、あるいはこれらにマット処理、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線
照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理、あ
るいは各種易接着処理などの表面処理を施したもの、な
どの公知のものから選択して用いることができる。
【0011】基材上へのアンテナ形成は公知の方法で行
うことができる。例えば、導電ペーストのスクリーン印
刷、被覆あるいは非被覆金属線の貼り付け、エッチン
グ、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写
などが挙げられる、またこれらを多重に複合させたアン
テナでもよい。
うことができる。例えば、導電ペーストのスクリーン印
刷、被覆あるいは非被覆金属線の貼り付け、エッチン
グ、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写
などが挙げられる、またこれらを多重に複合させたアン
テナでもよい。
【0012】ICチップとアンテナの接続を確立し、固
定化するための接着層としては、公知の異方導電性フィ
ルム(ACF(Anisotropic Conduc
tive Film))、上述の異方導電性ペースト
(ACP(Anisotropic Conducti
ve Paste))、絶縁樹脂(NCP(Non−C
onductive Paste))、両面接着テープ
などを用いて形成でき、塗布法は、ディスペンス方、印
刷法、スプレー法などの公知の方法で行なえるが、これ
らの中でも、異方導電性ペーストあるいは絶縁樹脂を用
いて、ディスペンス法あるいは印刷法で行なうことが望
ましい。
定化するための接着層としては、公知の異方導電性フィ
ルム(ACF(Anisotropic Conduc
tive Film))、上述の異方導電性ペースト
(ACP(Anisotropic Conducti
ve Paste))、絶縁樹脂(NCP(Non−C
onductive Paste))、両面接着テープ
などを用いて形成でき、塗布法は、ディスペンス方、印
刷法、スプレー法などの公知の方法で行なえるが、これ
らの中でも、異方導電性ペーストあるいは絶縁樹脂を用
いて、ディスペンス法あるいは印刷法で行なうことが望
ましい。
【0013】ICチップの接続端子部には、通常、金属
電解メッキ、スタッド、無電解金属メッキ、導電性樹脂
の固定化などによるバンプ15を形成するが、実装の際
に、必要な圧力および接着層形成材料に応じて、熱、
光、高周波などの電磁波、超音波などのエネルギーを与
えても構わない。実装の後、さらに固定化を十分にする
ために、後硬化を行なってもよい。実装後に、IC実装
部を物理的或いは化学的な衝撃から守るために、本発明
の実装後に、実装部全体あるいは一部をグローブトップ
材のアンダーフィル材などで、被覆保護してもよい。
電解メッキ、スタッド、無電解金属メッキ、導電性樹脂
の固定化などによるバンプ15を形成するが、実装の際
に、必要な圧力および接着層形成材料に応じて、熱、
光、高周波などの電磁波、超音波などのエネルギーを与
えても構わない。実装の後、さらに固定化を十分にする
ために、後硬化を行なってもよい。実装後に、IC実装
部を物理的或いは化学的な衝撃から守るために、本発明
の実装後に、実装部全体あるいは一部をグローブトップ
材のアンダーフィル材などで、被覆保護してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICチッ
プブリッジ型アンテナによれば、基材上にアンテナ線を
ループ状にして形成したアンテナであって、ICチップ
取付領域内でループ部を間にしてアンテナ線末端部が対
向配置されているICチップブリッジ型アンテナにおい
て、前記ICチップ取付領域内におけるループ部のアン
テナ線間隔を小さくするとともに、該アンテナ線間隔よ
りループ部とアンテナ線末端部の間隔を大きくして、前
記アンテナ線末端部それぞれの周りにループ部非存在領
域を設けたことを特徴とするものである。これによって
接着樹脂を供給したときにその接着樹脂が広く広がるよ
うになって、アンテナ線末端部近傍にも充分な接着樹脂
の盛量でき、ICチップを実装するときに泡の抱え込み
を抑えて適正な接着層をICチップ下に形成できるよう
になる。よって、ICチップ実装部分に物理的衝撃、熱
的衝撃、化学的衝撃が加わってもICチップの固定状態
を確実に維持できるようになるなど、実用性に優れた効
果を奏するものである。
プブリッジ型アンテナによれば、基材上にアンテナ線を
ループ状にして形成したアンテナであって、ICチップ
取付領域内でループ部を間にしてアンテナ線末端部が対
向配置されているICチップブリッジ型アンテナにおい
て、前記ICチップ取付領域内におけるループ部のアン
テナ線間隔を小さくするとともに、該アンテナ線間隔よ
りループ部とアンテナ線末端部の間隔を大きくして、前
記アンテナ線末端部それぞれの周りにループ部非存在領
域を設けたことを特徴とするものである。これによって
接着樹脂を供給したときにその接着樹脂が広く広がるよ
うになって、アンテナ線末端部近傍にも充分な接着樹脂
の盛量でき、ICチップを実装するときに泡の抱え込み
を抑えて適正な接着層をICチップ下に形成できるよう
になる。よって、ICチップ実装部分に物理的衝撃、熱
的衝撃、化学的衝撃が加わってもICチップの固定状態
を確実に維持できるようになるなど、実用性に優れた効
果を奏するものである。
【図1】本発明に係るICチップブリッジ型アンテナの
一例における要部を示す説明図である。
一例における要部を示す説明図である。
【図2】ICチップ取付領域に接着樹脂を供給した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】ICチップを実装した状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】他の例を示す説明図である。
【図5】ICチップを実装したICチップブリッジ型ア
ンテナを示す説明図である。
ンテナを示す説明図である。
1…ICチップブリッジ型アンテナ 3…アンテナ線 4…ICチップ取付領域 5…ループ部 6…アンテナ線末端部 7…アンテナ線間隔 8…間隔 9…ルーブ部非存在領域 10…接着樹脂 13…接着層 15…バンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 7/00 G06K 19/00 K // H05K 1/18 H (72)発明者 遠藤 康博 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地ト ッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA07 BA05 BB09 CA08 CA23 5E336 AA04 BB01 CC32 CC58 GG11 5J046 AA05 AA14 AB11 PA01 5J047 AA05 AA14 AB11 FC06
Claims (1)
- 【請求項1】基材上にアンテナ線をループ状にして形成
したアンテナであって、ICチップ取付領域内でループ
部を間にしてアンテナ線末端部が対向配置されているI
Cチップブリッジ型アンテナにおいて、 前記ICチップ取付領域内におけるループ部のアンテナ
線間隔を小さくするとともに、該アンテナ線間隔よりル
ープ部とアンテナ線末端部の間隔を大きくして、前記ア
ンテナ線末端部それぞれの周りにループ部非存在領域を
設けたことを特徴とするICチップブリッジ型アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000333775A JP2002141722A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Icチップブリッジ型アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000333775A JP2002141722A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Icチップブリッジ型アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002141722A true JP2002141722A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18809804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000333775A Pending JP2002141722A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Icチップブリッジ型アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002141722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7295161B2 (en) * | 2004-08-06 | 2007-11-13 | International Business Machines Corporation | Apparatus and methods for constructing antennas using wire bonds as radiating elements |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000251047A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-14 | Shinko Electric Ind Co Ltd | Icカード用アンテナフレーム及びicカードの製造方法 |
-
2000
- 2000-10-31 JP JP2000333775A patent/JP2002141722A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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