JP2003027710A - 下見板張用の外壁板及び下見板張構造 - Google Patents

下見板張用の外壁板及び下見板張構造

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JP2003027710A
JP2003027710A JP2001220290A JP2001220290A JP2003027710A JP 2003027710 A JP2003027710 A JP 2003027710A JP 2001220290 A JP2001220290 A JP 2001220290A JP 2001220290 A JP2001220290 A JP 2001220290A JP 2003027710 A JP2003027710 A JP 2003027710A
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    • E04F13/07Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
    • E04F13/08Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外観意匠性,耐候性,耐久性に優れた下見板
張構造を容易に施工することができる,製造容易な下見
板張用の外壁板,及びその製造方法,並びにこれにより
得られる下見板張構造を提供する。 【解決手段】 上側の外壁板1の下辺部11を下側の外
壁板1の上辺部12の前方に重ね合わせて複数の外壁板
1を建築物の構造躯体に留め付けてなる下見板張構造に
用いられる,下見板張用の外壁板1。外壁板1は,意匠
面13に縦目地溝14を形成した,窯業系の外壁板であ
る。外壁板1の下辺部11における下縁111は,縦目
地溝14を境にして異なる高さに形成されている。下辺
部11には,裏面側から切り欠かれた裏面段部15が形
成されている。裏面段部15の上端面151は,左右に
わたって略一直線状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,上側の外壁板の下辺部を下側の
外壁板の上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板を建
築物の構造躯体に留め付けてなる下見板張構造,これに
用いられる下見板張用の外壁板およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来技術】建築物の外壁構造として,図13に示すご
とく,上側の外壁板8の下辺部81を下側の外壁板8の
上辺部82の前方に重ね合わせて複数の外壁板8を構造
躯体3に留め付けてなる下見板張構造9がある。該下見
板張構造9は,横長形状の木製の外壁板8を上下方向に
多数,構造躯体3に張り付け,釘49により固定してな
る。そして,下側の外壁板8の上端部82に,上側の外
壁板8の下端部81を前方から重ね合わせるようにして
施工される。
【0003】ところが,上記下見板張構造9において
は,横長形状の外壁板8を用いており,左右方向に関し
ては外観が単調になるという問題がある。かかる観点か
ら,図14〜図16に示すごとく,横長形状の下地板8
9に複数の木製のシングル板88を,横方向に並べて張
り付けてなる外壁板80を用いて,上記下見板張構造9
と同様の方法(即ち,複数の外壁板80を部分的に重ね
合わせつつ上下方向に並べて,釘49により構造躯体3
に固定する方法)で施工する下見板張構造90が提案さ
れている。上記シングル板88は,図14,図15に示
すごとく,縦方向の寸法は上記下地板89よりも大き
く,横方向の寸法は,上記下地材89に比べて充分に小
さい。そして,各シングル板88の寸法は,それぞれ異
なっている。
【0004】これにより,異なる形状のシングル板88
を個別に張り合わせたような外観を有する下見板張構造
90を得ることができる。即ち,1枚1枚のシングル板
88が,異なる模様や形状を表出し,趣のある意匠性に
優れた外壁の外観を得ることができる。しかも,横長形
状の外壁板80を用いることになるため,施工も容易で
ある。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記下見板張
構造90は,上記下地板89にシングル板88を張り付
けてなる外壁板80を用いるため,外壁板80の製造に
工数がかかる。また,該外壁板80が木製であるため,
上記下見板張構造90は,耐候性,耐久性が不充分とな
る場合もある。
【0006】そこで,窯業系の外壁板を用いて,上記下
見板張構造90と同様に,異なる形状のシングル板を張
り合わせたような外観を有する下見板張構造を得ること
が考えられる。即ち,意匠面に縦目地を設けると共に,
下辺部の下縁の位置を異ならせた外壁板をセメントによ
り成形する。
【0007】この場合,意匠面の縦目地は原板製造時
に,エンボス加工によって形成する。また,下辺部の下
縁を異なる位置に形成するには,その外形が複雑である
ため,切削加工は困難である。そこで,成形途中におい
て,セメント硬化前の状態である半製品を打ち抜き加工
する必要がある。それ故,1枚の外壁板の大きさを大き
くすると,変形のおそれがあるため,長尺の外壁板を得
ることは困難である。また,その結果,下見板張構造を
施工するに当っては,小さい外壁板を多数枚,水平方向
に並べて施工しなければならないこととなり,施工が困
難となる。
【0008】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,外観意匠性,耐候性,耐久性に優れた下
見板張構造を容易に施工することができる,製造容易な
下見板張用の外壁板,及びその製造方法,並びにこれに
より得られる下見板張構造を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題の解決手段】第1の発明は,上側の外壁板の下辺
部を下側の外壁板の上辺部の前方に重ね合わせて複数の
外壁板を建築物の構造躯体に留め付けてなる下見板張構
造に用いられる,下見板張用の外壁板において,該外壁
板は,意匠面に縦目地溝を形成した,窯業系の外壁板で
あって,上記外壁板の下辺部における下縁は,上記縦目
地溝を境にして異なる高さに形成されており,また,上
記下辺部には,裏面側から切り欠かれた裏面段部が形成
されており,該裏面段部の上端面は,左右にわたって略
一直線状に形成されていることを特徴とする下見板張用
の外壁板にある(請求項1)。
【0010】上記外壁板は,意匠面に縦目地溝を形成し
ており,下辺部における下縁が,上記縦目地溝を境にし
て異なる高さに形成されている。そのため,上記外壁板
は,上記縦目地溝によって意匠面が分割される。また,
分割されたそれぞれの意匠面の下端が異なる位置に配置
される。そして,上記外壁板は,下見板張構造の施工に
用いられ,施工状態においては,その下縁が露出する。
それ故,施工状態において,複数の異なる寸法のシング
ル板を張り付けたような外観を表出し,趣のある変化に
富んだ,外観意匠性に優れた下見板張構造を得ることが
できる。
【0011】また,上記外壁板は,複数のシングル板を
一体化したような形状を有し,長尺の外壁板とすること
ができるため,施工が容易である。また,上記外壁板
は,窯業系の外壁板であるため,耐候性,耐久性に優れ
ている。また,意匠面に種々の凹凸模様を容易に形成す
ることができ,バリエーションに富んだ外観意匠性を得
ることができる。
【0012】また,上記外壁板は,上記下辺部に,裏面
側から切り欠かれた裏面段部を形成してなる。そのた
め,上側の外壁板の裏面段部を下側の外壁板の上端部に
重ねることにより,容易かつ確実に下見板張構造を施工
することができる。また,該裏面段部の上端面は,左右
にわたって略一直線状に形成されているため,切削加工
等により容易に上記裏面段部を形成することができ,外
壁板を容易に製造することができる。
【0013】以上のごとく,本発明によれば,外観意匠
性,耐候性,耐久性に優れた下見板張構造を容易に施工
することができる,製造容易な下見板張用の外壁板を提
供することができる。
【0014】第2の発明は,上側の外壁板の下辺部を下
側の外壁板の上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板
を建築物の構造躯体に留め付けてなる下見板張構造に用
いられる,下見板張用の外壁板を製造する方法におい
て,セメント硬化前のグリーンシートにエンボス成形す
ることにより,上記外壁板の縦目地溝とすべき部分に目
地凹部を形成するとともに,上記外壁板の下縁となる部
分の下側に下方凹部を形成し,該下方凹部は,上記目地
凹部を境にして上下幅を異ならせて形成し,セメント硬
化後のエンボス成形板の下辺部に,裏面側から上記下方
凹部の底面に達するまで上記エンボス成形板の左右にわ
たって切削加工して,裏面段部を形成すると共に,上記
縦目地溝を境にして異なる高さに下縁を有する下辺部を
形成することを特徴とする下見板張用の外壁板の製造方
法にある(請求項3)。
【0015】上記外壁板の製造方法においては,エンボ
ス成形により,縦目地溝を形成するため,容易かつ確実
に上記縦目地溝を形成することができる。また,エンボ
ス成形により上記下方凹部を形成し,セメント硬化後
に,上述のごとく切削加工することにより,上記縦目地
溝を境にして異なる高さに外壁板の下縁を形成すること
ができる。そのため,上記外壁板を変形させることな
く,異なる高さに上記下縁を容易に形成することができ
る。特に,長尺の外壁板を製造するに際し,外壁板の変
形を招くおそれがない。
【0016】また,上記下方凹部は,上記目地凹部を境
にして上下幅を異ならせて形成するため,上記下縁を,
上記縦目地溝を境にして異なる高さに形成することがで
きる。これにより,得られた外壁板を用いて下見板張構
造を施工した状態において,複数の異なる寸法のシング
ル板を張り付けたような外観を表出し,趣のある変化に
富んだ,外観意匠性を得ることができる。
【0017】また,上記外壁板は,複数のシングル板を
一体化したような形状を有し,長尺の外壁板とすること
ができるため,施工が容易である。また,上記外壁板
は,窯業系の外壁板であるため,耐候性,耐久性に優れ
ている。また,意匠面に種々の凹凸模様を容易に形成す
ることができ,バリエーションに富んだ外観意匠性を得
ることができる。
【0018】以上のごとく,本発明によれば,外観意匠
性,耐候性,耐久性に優れた下見板張構造を容易に施工
することができる,製造容易な下見板張用の外壁板の製
造方法を提供することができる。
【0019】第3の発明は,上側の外壁板の下辺部を下
側の外壁板の上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板
を建築物の構造躯体に留め付けてなる下見板張構造にお
いて,上記外壁板は,意匠面に縦目地溝を形成した,窯
業系の外壁板であって,上記外壁板の下辺部における下
縁は,上記縦目地溝を境にして異なる高さに形成されて
おり,上記下辺部には,裏面側から切り欠かれた裏面段
部を有し,該裏面段部の上端面は,左右にわたって略一
直線状に形成されており,上側の外壁板の下辺部に形成
した上記裏面段部に,下側の外壁板の上辺部が配置して
いることを特徴とする下見板張構造にある(請求項
6)。
【0020】上記外壁板は,意匠面に縦目地溝を形成し
ており,下辺部における下縁が,上記縦目地溝を境にし
て異なる高さに形成されている。そのため,上記外壁板
は,上記縦目地溝によって意匠面が分割される。また,
分割されたそれぞれの意匠面の下端が異なる位置に配置
される。そして,下見板張構造であるため,上記外壁板
の下縁が露出する。それ故,複数の異なる寸法のシング
ル板を張り付けたような外観を表出し,趣のある変化に
富んだ,外観意匠性に優れた下見板張構造を得ることが
できる。
【0021】また,上記外壁板は,複数のシングル板を
一体化したような形状を有し,長尺の外壁板とすること
ができるため,施工が容易である。また,上記外壁板
は,窯業系の外壁板であるため,耐候性,耐久性に優れ
た下見板張構造とすることができる。また,意匠面に種
々の凹凸模様を容易に形成することができ,バリエーシ
ョンに富んだ外観意匠性を得ることができる。
【0022】また,上側の外壁板の下辺部に形成した上
記裏面段部に,下側の外壁板の上辺部が配置しているた
め,容易かつ確実に下見板張構造を施工することができ
る。また,該裏面段部の上端面は,左右にわたって略一
直線状に形成されているため,切削加工等により容易に
裏面段部を形成することができ,外壁板を容易に製造す
ることができる。
【0023】以上のごとく,本発明によれば,外観意匠
性,耐候性,耐久性に優れた,かつ施工容易な下見板張
構造を提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】上記第1の発明(請求項1)にお
いて,上記下縁の「高さ」とは,上記外壁板を構造躯体
に留め付けた状態における,鉛直方向の高さをいう。ま
た,上記外壁板は,例えば留め付け金具によって,構造
躯体に留め付けることができる。
【0025】また,上記裏面段部の上端面には,上方に
切込まれた係止溝が形成され,一方上記上辺部には,意
匠面側を切り欠いた係止切欠が形成されており,上記係
止溝には,上記外壁板を上記構造躯体に留め付けるため
の留め付け金具における,上板係止部を係止し,上記係
止切欠には,上記留め付け金具の下板係止部を係止でき
るよう構成してあることが好ましい(請求項2)。
【0026】この場合には,一層容易かつ確実に,構造
躯体に留め付けることができる外壁板を得ることができ
る。上記留め付け金具は,例えば,上記構造躯体に固定
される基板部と,該基板部から前方へ立設した支承部
と,該支承部の前端から上方へ屈曲した上板係止部及び
下方へ屈曲した下板係止部とを有するものとすることが
できる。
【0027】次に,上記第2の発明(請求項3)におい
て,上記グリーンシートとは,セメント板を抄造する場
合に使用されるセメントスラリーをシート状に形成した
ものをいう。
【0028】また,上記エンボス成形板には,上記裏面
段部の上端面から上方に切込まれた係止溝を切削加工に
より形成し,一方上記上辺部に,意匠面側を切り欠いた
係止切欠を切削加工により形成することが好ましい(請
求項4)。この場合には,上記係止溝に,上記外壁板を
上記構造躯体に留め付けるための留め付け金具におけ
る,上板係止部を係止し,上記係止切欠に,上記留め付
け金具の下板係止部を係止することができる。これによ
り,一層容易かつ確実に,構造躯体に留め付けることが
できる外壁板を得ることができる。
【0029】また,上記エンボス成形は,外壁板複数枚
分を形成可能な幅広のグリーンシートに対して行ない,
セメント硬化後,エンボス成形板を複数枚に分割するこ
とが好ましい(請求項5)。この場合には,生産効率に
優れた外壁板の製造方法を得ることができる。
【0030】次に,上記第3の発明(請求項6)におい
て,上記外壁板は,建築物の構造躯体に対して留め付け
金具により留め付けられており,上記外壁板における裏
面段部の上端面には,上方に切込まれた係止溝が形成さ
れ,一方上記上辺部には,意匠面側を切り欠いた係止切
欠が形成されており,上記留め付け金具は,上記構造躯
体に固定される基板部と,該基板部から前方へ立設した
支承部と,該支承部の前端から上方へ屈曲した上板係止
部及び下方へ屈曲した下板係止部とを有し,上側の外壁
板の上記係止溝に上記上板係止部を係止し,下側の外壁
板の上記係止切欠に上記下板係止部を係止していること
が好ましい(請求項7)。この場合には,一層容易かつ
確実に,外壁板を構造躯体に留め付けることができる。
従って,一層施工容易な下見板張構造を得ることができ
る。
【0031】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例にかかる下見板
張用の外壁板及び下見板張構造につき,図1〜図10を
用いて説明する。本例の外壁板1は,図4,図5に示す
ごとく,上側の外壁板1の下辺部11を下側の外壁板1
の上辺部12の前方に重ね合わせて,複数の外壁板1を
建築物における柱等の構造躯体3に留め付けてなる下見
板張構造2に用いられる,下見板張用の外壁板である。
【0032】該外壁板1は,図1,図2に示すごとく,
意匠面13に縦目地溝14を形成した,窯業系の外壁板
である。上記外壁板1の下辺部11における下縁111
は,上記縦目地溝14を境にして異なる高さに形成され
ている。また,図2,図3に示すごとく,上記下辺部1
1には,裏面18側から切り欠かれた裏面段部15が形
成されており,該裏面段部15の上端面151は,左右
にわたって略一直線状に形成されている。
【0033】また,上記裏面段部15の上端面151に
は,上方に切込まれた係止溝152が形成され,一方上
記上辺部12には,意匠面13側を切り欠いた係止切欠
121が形成されている。図5に示すごとく,上記係止
溝152には,後述する留め付け金具4における,上板
係止部43を係止することができる。また,上記係止切
欠121には,上記留め付け金具4の下板係止部44を
係止することができる。
【0034】また,上記外壁板1は,例えば,左右長さ
が2400mm,厚みが12mm,上下幅が,最大で2
50mm,最小で150mmである。なお,本例におい
ては,上記縦目地溝14を,1〜2mm程度の深さの浅
い溝として形成している。これにより,暴風雨時におけ
る漏水を一層確実に防止することができる。
【0035】次に,上記外壁板1を用いた下見板張構造
2につき,説明する。該下見板張構造2は,図4,図5
に示すごとく,上側の外壁板1の下辺部11を下側の外
壁板1の上辺部12の前方に重ね合わせて複数の外壁板
1を建築物の構造躯体3に留め付けてなる。そして,上
側の外壁板1の下辺部11に形成した上記裏面段部15
に,下側の外壁板1の上辺部12が配置している。
【0036】また,図5に示すごとく,上記外壁板1
は,建築物の構造躯体3に対して留め付け金具4により
留め付けられている。該留め付け金具4は,上記構造躯
体3に固定される基板部41と,該基板部41から前方
へ立設した支承部42と,該支承部42の前端から上方
へ屈曲した上板係止部43及び下方へ屈曲した下板係止
部44とを有する。そして,上側の外壁板1の上記係止
溝152に上記上板係止部43を係止し,下側の外壁板
1の上記係止切欠121に上記下板係止部44を係止し
ている。
【0037】また,上記留め付け金具4の基板部41
は,下側の外壁板1の裏面18に当接する当接部411
と,該当接部411の上方において構造躯体3に当接す
る上方脚部412と,上記当接部411の下方において
構造躯体3に当接する下方脚部413とを有する。上記
当接部411は,上記留め付け金具4を構造躯体3に固
定した状態において,その下端部が上端部よりも前方に
配置されるように傾斜している。また上記留め付け金具
4は,上記基板部41の上方脚部412において釘49
によって,胴縁等の下地材32及び防水紙33を介し
て,構造躯体3に固定されている。なお,釘49の代り
に,ビス等を用いることもできる。
【0038】また,図6(A),(B)に示すごとく,
上記外壁板1は,右辺部16に横下実161を,左辺部
17に横上実171をそれぞれ形成してなる。そして,
図6(C)に示すごとく,左側の外壁板1の横下実16
1に右側の外壁板1の横上実171を重ね合わせて,左
右合決り接合してある。
【0039】また,左右の外壁板1の接合部には,図7
(B)に示すごとく,目地部材6が配設されている。該
目地部材6は,図7(A)に示すごとく,断面L字状の
鋼板61とその両面に配設された接着剤62と,上記鋼
板61の一端に接合された断面U字状の弾性ゴム63と
からなる。また,上記目地部材6を上記外壁板1に配設
する前においては,上記接着剤62の表面に,離型紙6
4が貼着してある。そして,上記目地部材6を外壁板1
に配設する直前に,上記離型紙64を剥す。
【0040】図7(B)に示すごとく,上記目地部材6
における上記鋼板61は,上記外壁板1の横下実161
及び横上実171に,接着剤62を介して密着させ,上
記弾性ゴム63は,左右の外壁板1の間の接合目地部2
1に配置する。また,図4に示すごとく,上記接合目地
部21は,上下の外壁板1の間で左右にずれて配置され
ている。そして,これに伴い,上記外壁板1の縦目地溝
14は,上下の外壁板1の間で左右にずれて配置され,
上下に連続していない。
【0041】次に,上記外壁板1の製造方法につき,説
明する。まず,図8に示すごとく,セメント硬化前のグ
リーンシート5にエンボス成形することにより,上記外
壁板1の縦目地溝14とすべき部分に目地凹部54を形
成するとともに,上記外壁板1の下縁111となる部分
の下側に下方凹部51を形成する。該下方凹部51は,
上記目地凹部54を境にして上下幅を異ならせて形成す
る。
【0042】上記エンボス成形は,図8に示すごとく,
外壁板1の4枚分を形成可能なグリーンシート5に対し
て行ない,セメント硬化後,エンボス成形板50を4枚
に切断して分割する(図9)。即ち,図8に示す,カッ
トライン591,592,593,594,595,5
96,597において,上記エンボス成形板50を切断
する。これにより,該エンボス成形板50を4枚に分割
すると共に,端部余剰部58を切除する。
【0043】続いて図10に示すごとく,分割されたエ
ンボス成形板500の下辺部501に,裏面側から上記
下方凹部51の底面に達するまで,上記エンボス成形板
500の左右にわたって切削加工する。これにより,図
2,図3に示すごとく,裏面段部15を形成すると共
に,上記縦目地溝14を境にして異なる高さに下縁11
1を有する下辺部11を形成する。なお,図10におい
て,ハッチングを施した部分が,切削加工により切除す
る部分である。
【0044】また,上記エンボス成形板500には,上
記裏面段部15の上端面151から上方に切込まれた係
止溝152を切削加工により形成する。一方上記上辺部
502に,意匠面13側を切り欠いた係止切欠121
(図2,図3)を切削加工により形成する。なお,上記
裏側段部15と上記係止溝152とは,同時に切削加工
することもできる。
【0045】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記外壁板1は,図1に示すごとく,意匠面13に縦目地
溝14を形成しており,下辺部11における下縁111
が,上記縦目地溝14を境にして異なる高さに形成され
ている。そのため,上記外壁板1は,上記縦目地溝14
によって意匠面13が分割される。また,分割されたそ
れぞれの意匠面13の下端が異なる位置に配置される。
そして,上記外壁板1は,図4に示すごとく,下見板張
構造の施工に用いられ,施工状態においては,その下縁
111が露出する。それ故,施工状態において,複数の
異なる寸法のシングル板を張り付けたような外観を表出
し,趣のある変化に富んだ,外観意匠性に優れた下見板
張構造2を得ることができる。
【0046】また,上記外壁板1は,図1に示すごと
く,複数のシングル板を一体化したような形状を有し,
長尺の外壁板とすることができるため,施工が容易であ
る。また,上記外壁板1は,窯業系の外壁板であるた
め,耐候性,耐久性に優れている。また,意匠面13に
種々の凹凸模様を容易に形成することができ,バリエー
ションに富んだ外観意匠性を得ることができる。
【0047】また,上記外壁板1は,図2,図3に示す
ごとく,上記下辺部11に,裏面18側から切り欠かれ
た裏面段部15を形成してなる。そのため,上側の外壁
板1の裏面段部15を下側の外壁板1の上端部12に重
ねることにより,容易かつ確実に下見板張構造2を施工
することができる。また,該裏面段部15の上端面15
1は,左右にわたって略一直線状に形成されているた
め,切削加工により容易に上記裏面段部15を形成する
ことができ,外壁板2を容易に製造することができる。
【0048】また,上記裏面段部15には上記係止溝1
52が形成され,上記上辺部12には上記係止切欠12
1が形成されている。そして,上記係止溝152には,
上記外壁板1を上記構造躯体3に留め付けるための留め
付け金具4における,上板係止部43を係止し,上記係
止切欠121には,上記留め付け金具4の下板係止部4
4を係止することができる。これにより,一層容易かつ
確実に,構造躯体3に留め付けることができる外壁板1
を得ることができる。
【0049】また,上記下見板張構造2においては,上
側の外壁板1の下辺部11を,下側の外壁板1の上辺部
12の前方に重ね合わせているため,雨水が上下の外壁
板1の接合部から浸入することを防ぐことができる。ま
た,左右の外壁板1の間の接合目地部21においては,
上記目地部材6によって,雨水の浸入を防ぐことができ
る。
【0050】また,上記外壁板1の製造方法において
は,エンボス成形により,縦目地溝14を形成するた
め,容易かつ確実に上記縦目地溝14を形成することが
できる。また,エンボス成形により上記下方凹部51を
形成し,セメント硬化後に,上述のごとく切削加工する
ことにより,上記縦目地溝14を境にして異なる高さに
外壁板1の下縁111を形成することができる。そのた
め,上記外壁板1を変形させることなく,異なる高さに
上記下縁111を容易に形成することができる。特に,
例えば左右寸法1200mm以上の長尺の外壁板1を製
造するに際し,外壁板1の変形を招くおそれがない。
【0051】また,上記下方凹部51は,上記目地凹部
54を境にして上下幅を異ならせて形成するため,上記
下縁111を,上記縦目地溝14を境にして異なる高さ
に形成することができる。これにより,得られた外壁板
1を用いて下見板張構造2を施工した状態において,複
数の異なる寸法のシングル板を張り付けたような外観を
表出し,趣のある変化に富んだ,外観意匠性を得ること
ができる。
【0052】また,図8,図9に示すごとく,上記エン
ボス成形は,外壁板1複数枚分を形成可能な幅広のグリ
ーンシート5に対して同時に行なうため,生産効率に優
れた外壁板の製造方法を得ることができる。
【0053】以上のごとく,本例によれば,外観意匠
性,耐候性,耐久性に優れた下見板張構造を容易に施工
することができる,製造容易な下見板張用の外壁板,及
びその製造方法,並びにこれにより得られる下見板張構
造を提供することができる。
【0054】(実施例2)本例は,図11,図12に示
すごとく,外壁板1の上辺部12に設けた係止切欠12
1と,下辺部11に設けた係止溝152の形状を,実施
例1に対して変更した例である。即ち,上記係止切欠1
21は,意匠面13から約1mm程度後退させて段上に
形成してある。また,上記係止溝152は,約1.2m
m程度の厚みに,上記裏面段部15の上端面151から
上方へ向かって切込みを入れた形状としている。
【0055】また,上記外壁板1を構造躯体3に留め付
ける留め付け金具4は,上板係止部43及び下板係止部
44を支承部42に対して垂直に連続して形成してあ
る。これにより,図12に示すごとく,上記上板係止部
43を上側の外壁板1の係止溝152に係止させ,上記
下板係止部44を下側の外壁板1の係止切欠121に係
止させる。その他は,実施例1と同様である。本例の場
合にも,実施例1と同様の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,下見板張用の外壁板の正面
図。
【図2】実施例1における,下見板張用の外壁板の斜視
図。
【図3】実施例1における,下見板張用の外壁板の縦断
面図。
【図4】実施例1における,下見板張構造の正面図。
【図5】実施例1における,下見板張構造の縦断面図。
【図6】実施例1における,外壁板の左右合決り接合の
説明図。
【図7】実施例1における,(A)目地部材の断面図,
(B)目地部材を用いた接合目地部の段面図。
【図8】実施例1における,グリーンシートをエンボス
加工したエンボス成形体の正面図。
【図9】実施例1における,分割後のエンボス成形体の
正面図。
【図10】実施例1における,分割後のエンボス成形体
の斜視図。
【図11】実施例2における,下見板張用の外壁板の縦
断面図。
【図12】実施例2における,下見板張構造の縦断面
図。
【図13】従来例における,下見板張構造の斜視図。
【図14】他の従来例における,下見板張用の外壁板の
正面図。
【図15】他の従来例における,下見板張構造の縦断面
図。
【図16】他の従来例における,下見板張構造の横断面
図。
【符号の説明】
1...外壁板, 11...下辺部, 12...上辺部, 13...意匠面, 14...縦目地溝, 15...裏面段部, 18...裏面, 2...下見板張構造, 3...構造躯体, 4...留め付け金具,

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側の外壁板の下辺部を下側の外壁板の
    上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板を建築物の構
    造躯体に留め付けてなる下見板張構造に用いられる,下
    見板張用の外壁板において,該外壁板は,意匠面に縦目
    地溝を形成した,窯業系の外壁板であって,上記外壁板
    の下辺部における下縁は,上記縦目地溝を境にして異な
    る高さに形成されており,また,上記下辺部には,裏面
    側から切り欠かれた裏面段部が形成されており,該裏面
    段部の上端面は,左右にわたって略一直線状に形成され
    ていることを特徴とする下見板張用の外壁板。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記裏面段部の上端
    面には,上方に切込まれた係止溝が形成され,一方上記
    上辺部には,意匠面側を切り欠いた係止切欠が形成され
    ており,上記係止溝には,上記外壁板を上記構造躯体に
    留め付けるための留め付け金具における,上板係止部を
    係止し,上記係止切欠には,上記留め付け金具の下板係
    止部を係止できるよう構成してあることを特徴とする下
    見板張用の外壁板。
  3. 【請求項3】 上側の外壁板の下辺部を下側の外壁板の
    上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板を建築物の構
    造躯体に留め付けてなる下見板張構造に用いられる,下
    見板張用の外壁板を製造する方法において,セメント硬
    化前のグリーンシートにエンボス成形することにより,
    上記外壁板の縦目地溝とすべき部分に目地凹部を形成す
    るとともに,上記外壁板の下縁となる部分の下側に下方
    凹部を形成し,該下方凹部は,上記目地凹部を境にして
    上下幅を異ならせて形成し,セメント硬化後のエンボス
    成形板の下辺部に,裏面側から上記下方凹部の底面に達
    するまで上記エンボス成形板の左右にわたって切削加工
    して,裏面段部を形成すると共に,上記縦目地溝を境に
    して異なる高さに下縁を有する下辺部を形成することを
    特徴とする下見板張用の外壁板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記エンボス成形板
    には,上記裏面段部の上端面から上方に切込まれた係止
    溝を切削加工により形成し,一方上記上辺部に,意匠面
    側を切り欠いた係止切欠を切削加工により形成すること
    を特徴とする下見板張用の外壁板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において,上記エンボス
    成形は,外壁板複数枚分を形成可能な幅広のグリーンシ
    ートに対して行ない,セメント硬化後,エンボス成形板
    を複数枚に分割することを特徴とする下見板張用の外壁
    板の製造方法。
  6. 【請求項6】 上側の外壁板の下辺部を下側の外壁板の
    上辺部の前方に重ね合わせて複数の外壁板を建築物の構
    造躯体に留め付けてなる下見板張構造において,上記外
    壁板は,意匠面に縦目地溝を形成した,窯業系の外壁板
    であって,上記外壁板の下辺部における下縁は,上記縦
    目地溝を境にして異なる高さに形成されており,上記下
    辺部には,裏面側から切り欠かれた裏面段部を有し,該
    裏面段部の上端面は,左右にわたって略一直線状に形成
    されており,上側の外壁板の下辺部に形成した上記裏面
    段部に,下側の外壁板の上辺部が配置していることを特
    徴とする下見板張構造。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記外壁板は,建築
    物の構造躯体に対して留め付け金具により留め付けられ
    ており,上記外壁板における裏面段部の上端面には,上
    方に切込まれた係止溝が形成され,一方上記上辺部に
    は,意匠面側を切り欠いた係止切欠が形成されており,
    上記留め付け金具は,上記構造躯体に固定される基板部
    と,該基板部から前方へ立設した支承部と,該支承部の
    前端から上方へ屈曲した上板係止部及び下方へ屈曲した
    下板係止部とを有し,上側の外壁板の上記係止溝に上記
    上板係止部を係止し,下側の外壁板の上記係止切欠に上
    記下板係止部を係止していることを特徴とする下見板張
    構造。
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