JP2002227383A - タイル敷設用シート、敷設構造及び敷設方法 - Google Patents

タイル敷設用シート、敷設構造及び敷設方法

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JP2002227383A
JP2002227383A JP2001025797A JP2001025797A JP2002227383A JP 2002227383 A JP2002227383 A JP 2002227383A JP 2001025797 A JP2001025797 A JP 2001025797A JP 2001025797 A JP2001025797 A JP 2001025797A JP 2002227383 A JP2002227383 A JP 2002227383A
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space
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Hiroko Matsuoka
広子 松岡
Tomohiro Yamamori
智広 山盛
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 縦横の目地通りがいずれも良好なタイル張り
を容易に行うことができるタイル敷設用シート、構造及
び方法を提供する。 【解決手段】 タイル敷設用シート1は、発泡ゴム又は
発泡合成樹脂製のシート本体2と、このシート本体2の
上面に接合された発泡ゴム又は発泡合成樹脂製の目地枠
3とを有する。目地枠3は1枚のタイル4の大きさの正
方形スペースSと、このスペースSを半分にした長方形
状のスペースHと、スペースSを4等分した大きさのス
ペースQとを有する。複数枚の該シート1を床面上に敷
設し、スペースSと、スペースH,Hが合わさって生じ
たスペースS’と、4個のスペースQが合わさって生じ
たスペースS”にそれぞれタイル4を嵌め込む。その他
のスペースH,Qには目地枠3と同材料、同厚さの板状
体,を嵌め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面にタイルを敷
設する場合に用いられるタイル敷設用シートと、このシ
ートを用いたタイル敷設構造及びタイル敷設方法に関す
るものである。本発明は、詳しくは、素人でも比較的容
易に目地通りの良い施工を行うことができるタイル敷設
用シート、構造及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイルの簡易な施工法として、目地棒を
用いた方法がある。この方法では、テラス、バルコニ
ー、玄関、廊下などのコンクリート引きの床面等のタイ
ル施工対象面に接着剤を塗り、長い目地棒を置き、この
目地棒に沿ってタイルの一辺を当てながら所要枚数のタ
イルを敷き並べ、且つ隣接するタイル間にはタイル1辺
の長さに切った目地棒を介在させる。長い目地棒に沿っ
てタイルを敷き並べた後、このタイルの前記目地棒に沿
う辺と反対側の辺に沿って長い目地棒を配置する。そし
て、この新たに配置された長い目地棒に沿って上記と同
様にしてタイルを敷き並べる。この工程を繰り返すこと
により、床面にタイルを敷設することができる(株式会
社イナックス、総合カタログ’00−’01、第169
頁)。この乾式目地棒工法によると、目地棒によって目
地が形成されるので、モルタルによる目地詰めが不要で
あり、熟練作業者でなくてもタイルを敷設することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の乾式目地棒
工法によってタイルを敷設した場合、前記長い目地棒に
沿う目地は一直線状の目地通りの良いものとなるが、目
地棒をタイル1枚分の長さに切断して配置して形成した
目地は、タイルの寸法誤差や施工時のタイル配置誤差の
ために、目地が一直線状に揃いにくく、目地通りの悪い
ものとなることがある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決し、縦
横の目地通りがいずれも良好なタイル張りを容易に行う
ことができるタイル敷設用シート、構造及び方法を提供
することを第1の目的とする。
【0005】また、上記の乾式目地棒工法によってタイ
ルをコンクリート引き床面に敷設した場合、仕上り面が
硬い歩行感のものとなる。
【0006】本発明は、柔い歩行感を有したタイル施工
面を得ることができるタイル敷設用シート、構造及び方
法を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)のタ
イル敷設用シートは、ゴム又は樹脂よりなり、床面に敷
設される方形のシート本体と、該シート本体の上面に格
子状に設けられたゴム又は樹脂よりなる目地枠とを有
し、目地枠によって形成されるスペースにタイルが嵌め
込まれて敷設されるタイル敷設用シートであって、該シ
ート本体の4個の隅部にあっては、1枚のタイルの1/
4の大きさであり、該シート本体の2辺に向って開放す
るスペースが設けられ、該シート本体の該隅部を除く4
辺の辺部には、1枚のタイルの1/2の大きさであり、
該辺に向って開放するスペースが設けられ、これらの隅
部及び辺部で囲まれた中央部には、タイル1枚分の大き
さのスペースが設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明(請求項6)のタイル敷設構造は、
かかる本発明のタイル敷設用シート(以下、単にシート
ということがある。)が複数枚辺部を突き合わせて床面
上に敷設され、各スペースにタイルが嵌め込まれたタイ
ル敷設構造であって、隣接する該シートの前記1/2の
大きさのスペース同士が連なることによってタイル1枚
分の大きさのスペースが形成され、このスペースにもタ
イルが嵌め込まれていることを特徴とするものである。
【0009】本発明(請求項9)のタイル敷設方法は、
本発明のタイル敷設用シートを床面上に複数枚、隣接す
る該シートの辺部を突き合わせるようにして敷設し、各
シートのタイル1枚分の大きさのスペースにタイルを嵌
め込むタイル敷設方法であって、隣接する該シートの前
記1/2の大きさのスペース同士を連続させることによ
ってタイル1枚分の大きさのスペースを形成し、このス
ペースにもタイルを嵌め込むことを特徴とするものであ
る。
【0010】かかる本発明によって提供されるタイル施
工面は、隣接するシートのタイル1/2の大きさのスペ
ースが連続することによって生じたタイル1枚分の大き
さのスペースにタイルを嵌め込むことにより、隣接する
シートの目地が一直線状に通ったものとなる。即ち、2
枚のシートにまたがってタイルが嵌め込まれることによ
り、隣接するシートのズレの発生が防止され、目地が通
る。
【0011】なお、シートの4隅のタイル1/4の大き
さのスペースが4個組み合わされることによりタイル1
枚分のスペースが形成されるときには、このスペースに
もタイルを嵌め込むのが好ましい。
【0012】このタイル敷設用シートは、全体としてゴ
ム又は樹脂よりなるものであるため、床面の大きさや形
状に合わせてカッターや鋏などにより容易に切断して敷
設することができる。
【0013】敷設されたタイル敷設用シートの辺部に沿
って、タイル1枚分よりも小さいスペース(以下、端切
れスペースということがある。)が生じたときには、目
地枠と同一材料で同一厚みの板状体を切断して嵌め込む
ことが好ましい。これにより、この嵌め込まれた板状体
と目地枠との境目が全くなく目立たない外観となる。
【0014】この敷設用シートの目地枠は、ゴム又は樹
脂製であるから、タイルが寸法誤差によりスペースの大
きさよりも若干大きいものとなっている場合でも、目地
枠を幅(厚み)を小さくするように押し縮めてタイルを
嵌め込むことができる。目地枠が発泡ゴム又は発泡樹脂
製であれば、弾性に富み、押し縮め易い。
【0015】このタイル敷設用シートのシート本体の上
面に粘着剤層が設けられ、この粘着剤層が剥離紙で覆わ
れている構成とした場合には、この剥離紙を剥してタイ
ルを極めて簡単に粘着させることができる。ただし、本
発明では、このような粘着剤層を形成せず、両面接着テ
ープ等によってタイルをシートに接合してもよい。
【0016】このシートを用いてタイルを敷設施工した
場合、タイルとコンクリート等の床面との間に、ゴム又
は樹脂よりなるシート本体が介在するため、柔い歩行感
のものとなる。特に、シート本体が発泡ゴム又は発泡樹
脂製であるときには、著しく柔い歩行感を得ることがで
きる。
【0017】このタイル敷設用シートを製造するには、
ゴム又は樹脂製のシート状母板を打ち抜くことにより前
記格子状の目地枠を製造し、この目地枠をシート本体に
接合するのが好ましい。
【0018】この目地枠は、軟質であるため、規定通り
の方形格子形状に保形したままシート本体に接合するこ
とが容易ではない。そこで、シート状母板の一方の面に
粘着剤層が設けられると共に、この粘着剤層が剥離紙に
よって覆われており、該剥離紙を含めて該板状母板を格
子状に打ち抜き、且つ目地枠の間の打ち抜き残片は該目
地枠に保持されている打抜体とし、この打抜体の目地枠
部分のみから剥離紙を剥離させて粘着剤層を露出させ、
この粘着剤層を用いて該打抜体をシート本体に接合し、
その後、該打ち抜き残片を取り除くことが好ましい。
【0019】このように、打抜体に打ち抜き残片を残置
しておくと、打抜体の目地枠部分を規定の方形格子形状
に保ったままシート本体に接合することができる。打ち
抜き残片は、その後、除去され、これによりスペースが
形成される。
【0020】この打ち抜き残片の除去は、タイル敷設用
シートの製造工場で行われてもよく、施工現場で行われ
てもよい。
【0021】この打ち抜き残片の多くのものは、タイル
1枚分の大きさのものであるから、これを前記の端切れ
スペースの嵌め込み用の板状体として利用することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係るタイル敷
設用シートの斜視図、第2図は第1図の一部の拡大図、
第3図は複数枚のタイル敷設用シートを敷設した状態を
示す平面図、第4図は第3図においてタイルを嵌め込ん
だ施工後の平面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断
面図、第6図は柱等に応じて切欠いたタイル敷設用シー
トの平面図、第7図は第6図のタイル敷設用シートにタ
イルを嵌め込んだ施工後の平面図、第8図は第7図のVI
II−VIII線に沿う断面図、第9図はタイル敷設用シート
の製造方法の一例を示す断面図である。
【0023】第1,2図の通り、このタイル敷設用シー
ト1は、発泡ゴム又は発泡合成樹脂製のシート本体2
と、このシート本体2の上面に接合された発泡ゴム又は
発泡合成樹脂製の目地枠3とを有する。
【0024】この実施の形態では、目地枠3は正方格子
状であり、例えば100角タイル(一辺が100mmの
タイル)等の方形タイルを敷設する場合に用いられる。
この目地枠3は1枚のタイル4の大きさの正方形スペー
スSと、このスペースSを半分にした(即ち、スペース
Sの1/2の大きさの)長方形状のスペースHと、スペ
ースSを4等分した大きさのスペースQとを有する。
【0025】このスペースQは、シート本体2の4隅部
に配置されている。スペースHは、このシート本体2の
辺部であって該4隅部以外の部分に配置されている。な
お、長方形のスペースHは、その長手方向を該辺部に沿
わせている。スペースSは、これらのスペースH及びQ
によって囲まれた内側領域に辺部から離隔して配置され
ている。
【0026】目地枠3の幅方向の厚みはタイル目地幅に
相当するものであり、例えば4〜8mm程度とされる。
【0027】目地枠3の高さは、タイル4の厚さよりも
小さいものとされる。タイル4の厚さと該目地枠3の厚
さとの差が目地深さとなる。
【0028】このタイル敷設用シート1のシート本体2
は長方形状であるが、正方形であっても良い。シート本
体2は、例えば400×600mm、400×400m
mあるいは600×600mm程度の大きさとされる
が、これに限定されるものではない。なお、玄関のたた
き(三和土)の大きさは一辺1200mmを規準とする
ことが多いので、シート本体2の一辺が400mm、6
00mmなど1200mmの整数分の1の大きさは、施
工時の切断が不要であるか、少しで済み、好適である。
【0029】このタイル敷設用シート1を用いてタイル
4を敷設するには、第3図のように、複数枚のこのシー
ト1を、それらの辺部を突き合わせて床面5(第5図)
上に敷設する。この際、各シート1の目地枠3が一直線
状に揃うようにする。これにより、隣接する2枚のシー
ト1のスペースH,H同士が連なり、タイル1枚分のス
ペースS’が形成される。また、4枚のシートの隅部が
突き合わされた箇所では、4個のスペースQが連なるこ
とにより、タイル1枚分の大きさのスペースS”が形成
される。スペースS’及びS”の大きさはスペースSと
同一である。
【0030】そこで、すべてのスペースS、S’及び
S”にそれぞれタイル4を嵌め込む。
【0031】また、突き合わされることなく残ったスペ
ースH及びQには、目地枠3と同一材料よりなり且つ目
地枠3と同一厚さの板状体6,7を嵌め込む。2個のス
ペースQが連なることによって生じたスペースH’にも
板状体6を嵌め込む。
【0032】これにより、第4図の如く、タイル4が目
地通り良く敷設された敷設構造が形成される。タイル4
群の周囲は、板状体6,7が敷き詰められているが、こ
の板状体6,7と目地枠3とは同一材料、同一厚さのも
のであるため、境目が全く目立たず、一連一体のものに
視覚され、見栄えがきわめて良い。第5図の符号8は上
りかまち(框)などの立面を示す。
【0033】なお、タイル4や板状体6,7は、単に嵌
め込まれるだけでも良いが、粘着剤や両面接着テープに
よってシート本体2に接着されるのが好ましい。
【0034】なお、玄関のたたきに柱9(第8図)等が
出っ張っている場合などにあっては、シート1のうち柱
9等と干渉する部分をカッターや鋏などで切断除去す
る。第6〜8図はこの一例を示すものである。この切断
により生じた端切れスペースRに対しては、それに見合
った大きさに切断した板状体10を嵌め込む。その他の
スペースH,H’及びQに対しては第3図の場合と同様
に板状体6,7を嵌め込む。これにより、第7,8図の
通り、玄関たたき全体にタイル4を敷設し、タイル4群
の周囲に板状体を敷き詰めた美麗な仕上りのタイル敷設
構造とすることができる。
【0035】なお、上記実施の形態はいずれも本発明の
一例であり、本発明はこれらの実施の形態に限定される
ものではない。例えば、タイル敷設シートの敷設枚数
や、柱等に応じた切断除去部の形状は図示以外としうる
ことは明らかである。
【0036】このタイル敷設用シート1の製造方法の一
例について第9図を参照して説明する。
【0037】まず、第9図(1)の通り、目地枠3と同
一材料、同一厚さのシート状母板11の裏面の全面に粘
着剤を塗着して粘着剤層12を形成し、その上に剥離紙
13を張る。次に、この母板11を打抜機にセットして
目地枠3形状に打ち抜く。符号20は打ち抜き部分を示
す。この際、剥離紙13まで打ち抜く。打ち抜き刃を後
退させる際に、打ち抜き残片21,22のうち少なくと
も正方形の残部21が目地枠3から脱落しないようにす
る。
【0038】第9図(2)の通り、この母板11の裏面
のうち目地枠3に沿う部分だけから剥離紙13を剥離さ
せる。また、粘着剤層2aを上面に塗着したシート本体
2を用意しておく。母板11をシート本体2の上面に重
ね、目地枠3を粘着剤層12,2aを介してシート本体
2に貼り付ける。第9図(3)はこの状態を示す。
【0039】この後、打ち抜き残片21,22を取り除
くと、第9図(4)のようにシート本体2と目地枠3と
を有したタイル敷設用シート1が得られる。施工現場に
おいて、この第9図(4)のシート1から剥離紙13を
剥すと、粘着剤層が露出するので、タイル4や板状体
6,7又は10をこの粘着剤層を利用してシート本体2
に接着することができる。
【0040】第9図(3)の通り、打ち抜き残片21,
22を付けたまま母板11をシート本体2に接着するの
で、目地枠3が型くずれせず正確に方形格子形状を保っ
たままシート本体2に接着されたタイル敷設用シートを
製造することができる。
【0041】ただし、この第9図の製造方法は一例であ
り、本発明のタイル敷設用シートはこれ以外の方法で製
造されてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、きわめて
容易に目地通りの良いタイル敷設構造を形成することが
できる。本発明によるタイル敷設作業はきわめて容易で
あり、素人でも短時間で行うことができる。また、敷設
直後からその上を歩行することができる。さらに、タイ
ルと床面との間にシート本体が介在し、歩行感も柔いも
のとなる。なお、このタイル敷設用シートは床面に固定
しなくても良い。このため、敷設されたタイル及びタイ
ル敷設用シートを除去することも容易であり、賃貸住宅
にも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るタイル敷設用シートの斜視図
である。
【図2】第1図の一部の拡大図である。
【図3】複数枚のタイル敷設用シートを敷設した状態を
示す平面図である。
【図4】第3図においてタイルを嵌め込んだ施工後の平
面図である。
【図5】第4図のV−V線に沿う断面図である。
【図6】柱等に応じて切欠いたタイル敷設用シートの平
面図である。
【図7】第6図のタイル敷設用シートにタイルを嵌め込
んだ施工後の平面図である。
【図8】第7図のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】タイル敷設用シートの製造方法の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 タイル敷設用シート 2 シート本体 2a 粘着剤層 3 目地枠 4 タイル 5 床面 6,7,10 板状面 9 柱 11 シート状母板 12 粘着剤層 13 剥離紙 20 打ち抜き部 21,22 打ち抜き残片

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又は樹脂よりなり、床面に敷設され
    る方形のシート本体と、該シート本体の上面に格子状に
    設けられたゴム又は樹脂よりなる目地枠とを有し、目地
    枠によって形成されるスペースにタイルが嵌め込まれて
    敷設されるタイル敷設用シートであって、 該シート本体の4個の隅部にあっては、1枚のタイルの
    1/4の大きさであり、該シート本体の2辺に向って開
    放するスペースが設けられ、 該シート本体の該隅部を除く4辺の辺部には、1枚のタ
    イルの1/2の大きさであり、該辺に向って開放するス
    ペースが設けられ、 これらの隅部及び辺部で囲まれた中央部には、タイル1
    枚分の大きさのスペースが設けられていることを特徴と
    するタイル敷設用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記シート本体及び
    目地枠は発泡ゴム又は発泡樹脂によって構成されている
    ことを特徴とするタイル敷設用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記シート本
    体の上面に粘着剤の層が設けられ、該粘着剤層が剥離紙
    で覆われていることを特徴とするタイル敷設用シート。
  4. 【請求項4】 請求項1のタイル敷設用シートの製造方
    法であって、 シート状のゴム又は樹脂製の母板を打ち抜くことにより
    前記格子状の目地枠を製造し、この目地枠をシート本体
    に接合することを特徴とするタイル敷設用シートの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記シート状母板の
    一方の面に粘着剤層が設けられると共に、この粘着剤層
    が剥離紙によって覆われており、 該剥離紙を含めて該シート状母板を格子状に打ち抜き、
    且つ目地枠の間の打ち抜き残片は該目地枠に保持されて
    いる打抜体とし、 この打抜体の目地枠部分のみから剥離紙を剥離させて粘
    着剤層を露出させ、この粘着剤層を用いて該打抜体をシ
    ート本体に接合し、その後、該打ち抜き残片を取り除く
    ことを特徴とするタイル敷設用シートの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1項のタイ
    ル敷設用シートが複数枚、辺部を突き合わせて床面上に
    敷設され、各スペースにタイルが嵌め込まれたタイル敷
    設構造であって、 隣接する該タイル敷設用シートの前記1/2の大きさの
    スペース同士が連なることによってタイル1枚分の大き
    さのスペースが形成され、このスペースにもタイルが嵌
    め込まれていることを特徴とするタイル敷設構造。
  7. 【請求項7】 請求項6において、4枚の該タイル敷設
    用シートの角縁が突き合わさることにより、前記1/4
    の大きさのスペース同士が連なってタイル1枚分の大き
    さのスペースが形成され、このスペースにもタイルが嵌
    め込まれていることを特徴とするタイル敷設構造。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、タイル1枚分
    よりも小さい大きさのスペースに対し、前記目地枠と同
    材料よりなり、且つ該目地枠の高さと等しい厚みを有し
    た板状体が嵌め込まれていることを特徴とするタイル敷
    設構造。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし3のいずれか1項のタイ
    ル敷設用シートを床面上に複数枚、隣接する該タイル敷
    設用シートの辺部を突き合わせるようにして敷設し、各
    タイル敷設用シートのタイル1枚分の大きさのスペース
    にタイルを嵌め込むタイル敷設方法であって、 隣接する該タイル敷設用シートの前記1/2の大きさの
    スペース同士を連続させることによってタイル1枚分の
    大きさのスペースを形成し、このスペースにもタイルを
    嵌め込むことを特徴とするタイル敷設方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、4枚の該タイル敷
    設用シートの角縁を突き合わせることによって前記1/
    4の大きさのスペース同士が連なってなるタイル1枚分
    の大きさのスペースを形成し、このスペースにもタイル
    を嵌め込むことを特徴とするタイル敷設方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10において、前記床面
    の形状又は大きさに合わせて少なくとも一部の前記シー
    トを切断することを特徴とするタイル敷設方法。
  12. 【請求項12】 請求項9ないし11のいずれか1項に
    おいて、タイル1枚分よりも小さい大きさのスペースに
    対し、前記目地枠と同材料よりなり、且つ該目地枠の高
    さと等しい厚みを有した板状体を、このスペースの大き
    さに切断して嵌め込むことを特徴とするタイル敷設方
    法。
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