JP2003021701A - 光学ガラス及びその使用 - Google Patents

光学ガラス及びその使用

Info

Publication number
JP2003021701A
JP2003021701A JP2002133068A JP2002133068A JP2003021701A JP 2003021701 A JP2003021701 A JP 2003021701A JP 2002133068 A JP2002133068 A JP 2002133068A JP 2002133068 A JP2002133068 A JP 2002133068A JP 2003021701 A JP2003021701 A JP 2003021701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
mass
optical
sro
bao
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002133068A
Other languages
English (en)
Inventor
Silke Wolff
ヴォルフ ジルケ
Ute Woelfel
ヴェルフェル ウテ
Ulrich Siepe
ジーペ ウルリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carl Zeiss SMT GmbH, Carl Zeiss AG filed Critical Carl Zeiss SMT GmbH
Publication of JP2003021701A publication Critical patent/JP2003021701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/12Silica-free oxide glass compositions
    • C03C3/14Silica-free oxide glass compositions containing boron
    • C03C3/15Silica-free oxide glass compositions containing boron containing rare earths
    • C03C3/155Silica-free oxide glass compositions containing boron containing rare earths containing zirconium, titanium, tantalum or niobium

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折率及びアッベ数が大きく、密度が小さ
く、特に読出し/書込みシステムの応用分野領域におけ
る要求を満たすことができる光学ガラス及びそれから作
製した光学素子を提供する。 【解決手段】 屈折率がnd≧1.70、アッベ数がνd
≧35、及び密度がρ≦4.5g/cm3のガラス、及
び該ガラスからなる、光学データ伝達装置用の光学素子
が提供される。このような光学ガラスは、例えば機械的
に可動の書込み/読出しヘッドを有する読出し/書込み
装置などの光学素子、好ましくは読出し/書込み技術用
のピックアップレンズとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屈折率がnd
1.70、アッベ数がνd≧35、及び密度がρ≦4.
5g/cm3の光学ガラス及びその使用、並びにこのよ
うな特性を有する光学素子に関する。さらに本発明は、
このような特性を達成できるガラス組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】「光学的データ伝達/写像/電気通信」
の分野においては、ますますより小さな装置レイアウト
とより高いデータ伝達率に向かう傾向にある。それに加
えて、これらの応用分野の全体的な領域において、従来
の「読出し専用技術」は「読出し・書込み技術」により
ますます駆逐されることになるであろう。それによっ
て、光学システム及びそれと同時に光学材料も変わるこ
とが要求されている。
【0003】読出し専用技術では、時間的にも空間的に
も互いに厳密に分離した作業種(書くこと又は読むこ
と)は、まさにモノクロマティックなモードでこれらの
分離を行なうことができるということに基づいており、
それ故に、等しい波長の光で行なわれる書込みプロセス
は、読出しプロセスがより遅い作動において専ら起こる
ようにして行なうことができるけれども、これは読出し
・書込み技術では不可能である。この点で、高エネルギ
ーの書込み光線の波長は低エネルギーの読出し光線の波
長よりも、現在のところ少なくともほぼ2〜5nm小さ
い波長にずれていなければならない。さもないと、装置
において同一の光学ヘッドで両モードを作動することは
できないため、そのような装置のシステム的な費用及び
それと同時にその大きさ及びコストは受け入れがたいほ
ど大きくなるからである。
【0004】これらの波長差別化は、光学システムにお
いて読出し光線及び書込み光線を互いにきれいに分離す
ることができるようにし、干渉作用と残余作用による不
利な写像欠陥を排除するための必要性から生ずる。完全
な分離を得るために両波長間の差を小さくできればでき
るほど、そのような光学システムを簡素に実現すること
ができる。ここで概念「簡素」は、必要な光学構成部材
の容量に関係し、それと同時にモジュールの最小の構造
的大きさ並びにコスト枠とも関係する。
【0005】完全な分離に必要な最小の波長差は、それ
でも光学システムにおけるガラス部材の分散に依存して
いる。分散が高くなればなるほど、即ちアッベ数が小さ
くなればなるほど、両方の決して理想的なモノクロマテ
ィックでない光線を最終的にそれらが重なるまで立体的
にさらに重ねることになり、これは所望の分離と矛盾す
ることになる。これらの意味する逆の推論によれば、ガ
ラスによっては、それらの分散が小さければ小さいほど
それだけ小さな波長差に変えることができることにな
る。より小さな分散からは、さらに以下の利点が生ず
る。すなわち、明らかにより小さな波長により同等のよ
り永続的な波長差を作ることができることである。一般
に、より小さな波長の光線には分散がより強く現われ
る。従来の高い分散を有するガラスによれば、それ故
に、非常に小さい波長差を生ずると共に、なお、小さい
分散ガラス系と比較してできるだけ小さい波長とするこ
とができる。より小さな波長による作動領域は、公知の
応用分野にとって好ましく、なぜならば、作動波長が小
さくなればなるほど、データ担体材料の単位面積あたり
の積載情報を密にすることができるからである。そこ
で、最大化された情報密度と共に、より短い経路で占有
時間は最小になる。
【0006】さらに、光学システムの有用性にとって重
要なのは屈折率である。すなわち、実際のピックアップ
レンズは、それらの屈折率によって、書込み/読出し光
線の絶対波長と共に、決定的なシステムの焦点距離を決
定する。そのようなシステムの焦点距離が小さければ小
さいほど、それらの幾何学的大きさ及びそれと同時に機
構の大きさ並びに重量及びコストは小さくなる。各々の
応用のために決定的な波長領域において屈折率が高いこ
ともまた重大である。より高い屈折率のさらなる利点
は、ピックアップレンズを比較的に薄く非球状積層でき
ることにある。ガラスの屈折率が小さいと、所望の効果
を得るためには大きな層厚を必要とする。必要な層厚の
ためにはさらにまた、積層のために必要なプロセス段数
やそれに伴なう費用及びコストなど、パラメータに直接
影響がある。さらにシステムの作動波長領域における高
い伝送が重要である。作動波長でのガラスの伝達率が小
さくなればなるほど、システムの光利得は悪くなる。そ
の場合、しかしながら光の強さは書込み/読出し品質に
直接関係するので、より高い出力の光源及びそれと組み
合わされた追加の冷却装置が必要となり、それによって
さらにまたコスト及び費用が高くなる。
【0007】これらの応用のためにはまた、前記光学的
特性と共に、さらにガラスの物理的及び化学的特性が重
要である。これは特に小さな密度と良好な積層(成膜)
可能性、特に有機材料による積層(成膜)可能性であ
る。これらのシステムの光学材料の密度は極めて重要で
ある。書込み/読出しヘッドの要素部材としてのピック
アップレンズは、このシステムの可動要素である。ヘッ
ドはそれ自体、本来のデータ伝達のためにデータ担体上
を移動する。それに関して占有時間と軌跡密度は、ヘッ
ドの速くて正確なポジショニングの可能性に依存する。
そのときガラス構造部分の密度が高ければ高いほど、可
動単位の重量は大きくなり、それによってポジショニン
グが鈍重で遅くなる。それ故に、本発明に係るガラスの
密度は、従来の光学ガラスの密度よりも小さいことが重
要である。
【0008】レンズの非球状積層は、通例有機材料によ
り行なわれる。ベースガラスに対する充分に良好な光学
層の付着が得られるためには、材料は有機結合性の又は
強力な接着能を有する成分を多量に含有せねばならな
い。特許文献では、既に幾つかの公報に公知の又はそれ
に近い範囲の光学値を有するガラスが記載されている。
しかしながら、これらのガラスは種々の欠点を有する。
【0009】ドイツ特許明細書(DE−AS)1061
976には、三成分系B23−SiO2−La23から
なるガラスが記載されている。これらのガラスは、基礎
ガラスと組成内で非常にバリエーションに富む多数の付
加成分からなる。それらは、それでもGeO2とYb2
3を含有しておらず、良好な書込み性を有していない。
同様のことは、ドイツ特許出願公開公報DE31026
90A1に記載のガラス、ドイツ特許明細書(DE−A
S)2652747に記載のB23−La23−Y23
−TiO2系からなるガラス、及びドイツ特許公報DE
2265703C2に記載のB23−Gd23−La2
3系からなるガラスについても当てはまる。
【0010】それに反して、特開昭53−25323号
に記載のガラスは、40質量%までの高いYb23含有
量を教示しており、またその実施例によれば高いTa2
5含有量又は高いアルカリ土類酸化物成分量を教示し
ている。極めて高いYb23含有量のために、これらの
ガラスは高い結晶化傾向を示す。米国特許第4,16
6,746号及び特開昭59−1955523号に記載
のガラスは、小さな分散及び高い屈折率と同時に小さな
密度の有利な組合せを教示していない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、特に読出し/書込みシステムの応用分野領域におい
て前記した要求を満たすことができる光学ガラス及びそ
れから作製した光学素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明の特
許請求の範囲に記載の態様により達成される。特に本発
明によれば、屈折率がnd≧1.70、アッベ数がνd
35、及び密度がρ≦4.5g/cm3のガラス、及び
該ガラスからなる、光学データ伝達装置用の光学素子が
提供される。なかんずく、ガラスの密度は、ρ≦4.5
g/cm3、より好ましくはρ≦4.3g/cm3、さら
に好ましくはρ≦4.2g/cm3であることが好まし
い。なかんずく、ガラスの屈折率はnd≧1.71、よ
り好ましくはnd≧1.73、さらに好ましくはnd
1.75であることが好ましい。とりわけ、ガラスのア
ッベ数は、νd≧40、より好ましくはνd≧45である
ことが好ましい。しかしながら、それと共に配慮すべき
ことは、ガラスが特に小さな密度、例えばρ≦4.0g
/cm3を有する場合でも、例えばアッベ数がνd≧35
であれば充分に使用可能であることである。そのような
実施態様ばかりでなく、さらに有利な組合せも好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】光学素子は、例えば球状もしくは
非球状レンズ、球レンズもしくは半球レンズなどのレン
ズばかりでなく、種々の形状寸法のプリズム並びに所謂
コンパクト装置部材であり得る。コンパクト装置部材
は、装置部材だけでなく、そのようなレンズ状及び/又
はプリズム状の形態を含む。このような部材に加工する
ことができると共に、屈折率、アッベ数及び密度に関し
て必要な特性を示す特に以下に詳細に説明する4つのク
ラスの光学ガラスは、本発明に適することが確認され、
それ故に本発明に係る光学素子の作製に適することが確
認された。
【0014】それ故に、本発明はまた、屈折率がnd
1.70、アッベ数がνd≧35、及び密度がρ≦4.
5g/cm3の光学ガラスの光学的データ伝達のための
使用、特に例えば機械的に可動の書込み/読出しヘッド
を有する読出し/書込み装置などの読出し/書込み用途
のための使用に関する。驚くべきことに、以下に詳細に
説明するようなガラスを含む光学素子は、例えば405
nmなどの青紫色スペクトル領域における高エネルギー
放射のためにも適していることが見出された。
【0015】特に下記の4つのクラスのガラスは、本発
明に係る光学素子用の光学ガラスとして有用である。従
って、本発明はさらに、以下に詳細に説明する光学ガラ
スの、光学的データ伝達分野において、特に読出し専用
技術用もしくは書込み専用技術用、好ましくは読出し/
書込み技術用のピックアップレンズ用としての使用に関
する。最初の2つのクラスのガラスは、先に述べた特性
を示し、かつ本発明に係る光学素子として乃至本発明に
係る使用に特に有用な新規なガラスに関する。それ故
に、本発明は以下に述べる最初の2つのクラスのガラス
にも関する。
【0016】最初の2つのクラスのガラスは、ランタン
ホウ酸塩ガラス系に由来する。La 23成分は30〜5
5質量%であり、B23成分は20〜40質量%であ
る。溶解媒体としてランタン酸化物と共にホウ素酸化物
を用いることにより、高いアッベ数と同時に高い屈折率
が達成される。充分なB23を供給するためには、好適
な態様においては質量比La23/B23は最高で1.
5であり、特に好適な態様においては質量比La23
23は最高で1.4である。SiO2に富むガラスの
場合には特に、凝離作用及び結晶化現象を生ずるほど高
いLa23/B23比に近い値にすることができる。特
に低いLa23含有量と組み合わされている場合には、
23含有量が高すぎると耐薬品性が悪くなり、製造の
際に激しい揮発現象を生ずるようになる。また、同じ温
度の場合には粘度が低くなり、成分の高い移行速度によ
り結晶化傾向が高くなる。そのため、質量比La23
23は好ましくは少なくとも1.0である。但し、あ
まりに低いLa23含有量では所望の光学状態が得られ
なくなる。
【0017】結晶化安定性を改善するために、ガラスは
さらにガラス形成剤Al23を5質量%まで含有するこ
とができる。これよりもAl23含有量が高いと、アッ
ベ数が低下し、ガラスの溶融性が悪くなる。それに加え
て、ガラスは、結晶化安定性を改善するために、ZnO
を10質量%まで、好ましくは8質量%まで含有するこ
とができる。ZnO含有量がこれよりも高いと屈折率が
非常に低下する。ZnO含有量は、好ましくは少なくと
も2質量%、さらに好ましくは少なくとも3質量%であ
る。
【0018】ガラスはNb25を0〜10質量%、Y2
3を0〜11質量%、及び/又はZrO2を0〜10質
量%含有する。これら3成分は全て、高い屈折率と同時
に低い分散、即ち高いアッベ数を得るために有効であ
る。Y23含有量及びNb25含有量がこれよりも高く
なると、混合物がかなりコスト高となる。また、Y23
含有量がこれよりも高くなると黄味を帯びるようにな
る。ZrO2含有量及びNb25含有量がこれよりも高
くなると、これらの成分は芽形成剤として機能するの
で、これら高いランタン酸化物含有ガラス組成物におい
て結晶化傾向が非常に高くなる。全ての3成分が同時に
存在すると、反対の作用によって上記不利益が最小とな
る。好ましくは、Nb25、Y23、及びZrO2の合
計量は少なくとも2質量%、さらに好ましくは少なくと
も5質量%である。
【0019】ガラスはSiO2を0〜8質量%、GeO2
を0〜15質量%、及びPbOを0〜5質量%含有する
ことができる。これらの成分により、ガラスの有機層を
吸着する能力が高くなる。さらにPbOは屈折率を上昇
させる。好ましくは、SiO2、GeO2、及びPbOの
合計量は少なくとも2質量%である。PbO成分は、ア
ッベ数を非常に下げ、また密度を高くするので、上記最
高値に制限される。SiO2は、その含有量が高くなる
とランタンホウ酸塩ガラスの凝離を促進し、屈折率を非
常に下げる。同様のことは、ただ単に和らげた程度では
あるがGeO2についても言える。そのため、SiO2
比べてGeO2が存在する方が好ましい。しかしなが
ら、0.5質量%程度の少量のGeO2でもガラス中の
構造変化を生じさせるので、SiO2含有量を高くする
ことができる。このようにして高くしたガラス形成剤成
分により、多量にNb25を付加することが可能になる
が、これ以外の方法ではガラスの結晶化を招来する。
【0020】さらにガラスはYb23を5質量%まで含
有することができる。同様にYb23は屈折率を高くす
る。具体的なガラス組成物において、これに関して逆に
作用する2つの成分、GeO2及びYb23のおかげで
所望の値を変えることができる。そのため、GeO2
びYb23の合計量は少なくとも0.1質量%、好まし
くは少なくとも0.5質量%である。ランタン酸化物の
最高添加は、ホウ酸塩ガラス母材中へのそれらの限られ
た溶解性のために制限される。Yb23は比肩し得る特
性を有し、そのため補充的に入れられる。
【0021】さらに任意の成分TiO2(0〜5質量
%)、MgO(0〜8質量%)、CaO(0〜8質量
%)、BaO(0〜8質量%)、SrO(0〜8質量
%)、Gd 23(0〜5質量%)は、光学状態の微調整
のために有用であり、MgO、CaO及びSrOはアッ
ベ数が高くし、BaOは屈折率を高くし、TiO2は屈
折率を高くするがアッベ数を低くする。それに加えて、
MgO、CaO及びSrOは所望の低い密度を得るため
にはプラスである。MgO、CaO、SrO及びBaO
の合計量は、好ましくは最高10質量%、特に8質量%
に制限される。
【0022】さらにガラスは、Li2O、Na2O、K2
O、Rb2O、Cs2Oなどのアルカリ酸化物を10質量
%まで含有することができる。それによって屈折率を調
和させることができ、特に高溶融性ガラス、なかんずく
高いランタン酸化物及びガラス形成剤含有ガラスのため
に重要である溶融性を改善することができる。上記アル
カリ含有量0〜10質量%は、酸化物Li2O及び/又
はNa2O及び/又はK 2Oで実現されることが好まし
い。Li2O+Na2O+K2Oの含有量は0〜8質量%
であることが特に好ましい。
【0023】以下、最初の2つのクラスのガラスについ
て個々に説明する。最初の2つのクラスのガラスは、有
機層が特に信頼性良く吸着することにより特徴付けられ
る。第一のクラスのガラスは、当該組成範囲が酸化物基
準の質量%表示で以下のPbO含有ガラスと規定され
る:La23 30〜45%、特に好ましくは32〜4
2%、B23 30〜40%、PbO 0.1〜5%、
特に好ましくは0.5〜4%、MgO 0〜8%、Ca
O 0〜8%、SrO 0〜8%、BaO 0〜8%、
ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%、より
特に好ましくは0〜8%、ZnO 1〜10%、特に好
ましくは2〜8%、TiO2 0〜5%、特に好ましく
は0〜2%、ZrO2 1〜10%、特に好ましくは3
〜10%、Y23 1〜8%、特に好ましくは1〜5
%、Yb23 0.1〜5%、特に好ましくは0.5〜
2%、Gd23 0.1〜5%、好ましくは0.1〜3
%、Nb25 0.1〜10%、好ましくは2〜10
%、特に好ましくは4〜10%。これらのガラスは、屈
折率nd≧1.74、アッベ数νd≧40、及び密度ρ≦
4.5g/cm3を有する。特に好ましい前記範囲のガ
ラスは、屈折率nd≧1.76、アッベ数νd≧42、及
び密度ρ≦4.2g/cm3を有する。鉛含有ホウ酸塩
ガラス母材中のランタン酸化物の溶解性は無鉛のものと
比べて小さいので、これらの鉛含有ガラスではYb23
は常に存在する成分である。
【0024】これら第一のクラスのガラスの例として
は、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げられ
る。 La23 30〜45%、 B23 30〜40%、 PbO 0.1〜5%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 1〜10%、 TiO2 0〜5%、 ZrO2 1〜10%、 Y23 1〜8%、 Yb23 0.1〜5%、 Gd23 0.1〜5%、 Nb25 0.1〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。
【0025】これら第一のクラスのガラスの好ましい例
としては、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げ
られる。 La23 30〜45%、 B23 30〜40%、 PbO 0.1〜5%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 1〜10%、 TiO2 0〜5%、 ZrO2 1〜10%、 Y23 1〜8%、 Yb23 0.1〜5%、 Gd23 0.1〜3%、 Nb25 2〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。
【0026】これら第一のクラスのガラスのさらに好ま
しい例は、酸化物基準の質量%表示で以下の組成であ
る。 La23 32〜42%、 B23 30〜40%、 PbO 0.5〜4%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 2〜8%、 TiO2 0〜2%、 ZrO2 3〜10%、 Y23 1〜5%、 Yb23 0.5〜2%、 Gd23 0.1〜3%、 Nb25 4〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。 第一のクラスのガラスは、特に結晶化安定性及びコスト
面で有利なガラスである。
【0027】第二のクラスのガラスは、酸化物基準の質
量%表示で以下の組成範囲のGeO 2含有ガラスに関す
る:La23 35〜50%、好ましくは38〜48
%、B23 30〜40%、SiO2 0〜8%、好ま
しくは0〜5%、GeO2 0.1〜15%、好ましく
は0.5〜13%、好ましくはΣSiO2+GeO2
〜13%、MgO 0〜5%、好ましくは0〜2%、C
aO 0.1〜7%、好ましくは0.1〜5%、SrO
0〜2%、BaO 0.1〜7%、好ましくは0.1
〜5%、ZnO 0〜5%、好ましくは0〜3%、Zr
2 0.1〜8%、好ましくは0.5〜6%、Y23
0.1〜6%、好ましくは0.1〜4%、Gd23
0〜5%、好ましくはGd23無含有、Nb25 1〜
10%、好ましくは3〜7%。これらのガラスは、屈折
率nd≧1.70、アッベ数νd≧45、及び密度ρ≦
4.4g/cm3を有する。前記好ましい組成範囲のも
のは、屈折率nd≧1.72、アッベ数νd≧47、及び
密度ρ≦4.1g/cm3を有する。これらのガラス
は、好ましくはアルカリ土類酸化物を最高10質量%、
特に最高8質量%、特に好ましくは最高6質量%含有す
る。
【0028】これら第二のクラスのガラスの例として
は、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げられ
る。 La23 35〜50%、 B23 30〜40%、 SiO2 0〜8%、 GeO2 0.1〜15%、 MgO 0〜5%、 CaO 0.1〜7%、 SrO 0〜2%、 BaO 0.1〜7%、 ZnO 0〜5%、 ZrO2 0.1〜8%、 Y23 0.1〜6%、 Gd23 0〜5%、 Nb25 1〜10%。
【0029】これら第一のクラスのガラスの好ましい例
としては、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げ
られる。 La23 38〜48%、 B23 30〜40%、 SiO2 0〜5%、 GeO2 0.5〜13%、 ΣSiO2+GeO2 5〜13% MgO 0〜2%、 CaO 0.1〜5%、 SrO 0〜2%、 BaO 0.1〜5%、 ZnO 0〜3%、 ZrO2 0.5〜6%、 Y23 0.1〜4%、 Nb25 3〜7%。 これら第二のクラスのガラスは、特性、密度、屈折率及
び分散の特に有利な組合せを提示する。
【0030】第三のクラスのガラスとしては、酸化物基
準の質量%表示で以下の組成が挙げられる。 La23 40〜55%、 B23 22〜32%、 SiO2 1〜8%、 Al23 0〜5%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜2%、 ZnO 0.5〜6%、 TiO2 0〜3%、 ZrO2 2〜10%、 Y23 3〜11%、 M2O(M=Li,Na,K,Rb及び/又はCs) 0〜8%。
【0031】第三のクラスのガラスの好ましい例として
は、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げられ
る。 La23 45〜50%、 B23 26〜29%、 SiO2 4〜7%、 BaO 0〜2%、 ZnO 2〜5%、 TiO2 0〜3%、 ZrO2 6〜9%、 Y23 7〜10%。
【0032】第四のクラスのガラスとしては、酸化物基
準の質量%表示で以下の組成が挙げられる。 La23 10〜16%、 B23 1〜8%、 SiO2 20〜30%、 Al23 0〜3%、 MgO 0〜8%、 CaO 20〜30%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 1〜8%、 TiO2 3〜11%、 ZrO2 0.5〜6%、 Nd25 10〜18%、 M2O(M=Li,Na,K,Rb及び/又はCs) 0〜8%。
【0033】第四のクラスのガラスの好ましい例として
は、酸化物基準の質量%表示で以下の組成が挙げられ
る。 La23 12〜16%、 B23 3〜7%、 SiO2 22〜28%、 Al23 0〜1.5%、 CaO 20〜27%、 ZnO 3〜8%、 TiO2 6〜11%、 ZrO2 2〜6%、 Nd25 12〜16%、 Li2O 0〜1.5%。
【0034】ガラス品質の改良のために、ガラス混合物
に1種又はそれ以上の公知の清澄剤を慣用量添加するこ
とができる。ガラス品質に特に関連あるものとして、ガ
ラスの気泡及び縞を無くすることが挙げられる。特に、
ガラスは、Sb23 0〜1.5質量%、As23
〜1.5質量%、SnO2 0〜1.5質量%、CeO2
0〜1.5質量%、Cl- 0〜1.5質量%、SO4
2- 0〜1.5質量%含有することができ、その際これ
らの2種以上を使用する場合には、As23、Sb
23、、SnO2、CeO2、Cl-、SO4 2-の合計量も
0〜1.5質量%とすべきである。
【0035】
【実施例】以下、実施例を示して本発明についてさらに
具体的に説明するが、本発明の範囲が下記実施例により
限定されるものでないことはもとよりである。
【0036】実施例1〜9 本発明の9つの実施例のガラスを慣用の原料から製造し
た。本発明のガラスは以下のようにして製造した。すな
わち、酸化物乃至酸化物用の原料、好ましくは炭酸塩、
硝酸塩及び/又は弗化物を秤量し、充分に混合した。こ
のガラス混合物を連続溶解装置内で約1350℃で溶解
し、次いで約1380℃で清澄化し、均質化した。注型
温度約1140℃でガラスを加工し、例えばプレス又は
圧延し、最終的に冷却し、所望の大きさにさらに加工し
た。表1に、100kgで計算されたガラスについての
溶融例の一つを示す。
【表1】 このようにして製造されたガラスの特性は、表2の実施
例4に示されている。
【0037】表2に、製造された各実施例のガラスのそ
れぞれの組成(酸化物基準の質量%表示)、屈折率
d、アッベ数νd、スペクトルの青色領域における部分
分散Pg, F及びこの部分分散の標準直線からの偏差であ
る異常部分分散ΔPg,F[10-4]、熱膨張率α20/300
[10-6/K]、転移温度Tg[℃]、密度ρ[g/c
3]、及びヌープ硬度[HK]を示す。また、波長λ
380nm、400nm及び420nmに対しての試験
厚さd=25mmでのスペクトル透過率τi[%](τi
(25mm))も併せて示す。
【表2】
【0038】実施例10〜19 前記各実施例と同様にして製造した実施例10〜19の
ガラスのそれぞれの組成(酸化物基準の質量%表示)、
光学特性及び物性を表3に示す。
【表3】
【0039】
【発明の効果】本発明に係るガラスは、前記のような高
いアッベ数、高い屈折率及びこれらの光学状態から見れ
ば小さい密度ρ≦4.5g/cm3を有することによ
り、ランタンクラウンガラス、ランタンフリントガラス
及びランタン重フリントガラスのガラス性質を有する。
特にまたこれらは、このような光学状態の公知のガラス
に比べて非常に良好な青色領域及び紫外線透過率を有す
る。また、ガラスはそれらの層接着性成分により良好な
有機材料成膜能を有し、被覆される層を非常に良好にガ
ラスに密着することができる。本発明に係るガラスは容
易に溶融し、加工することができる。それらの結晶化安
定性、溶融性及び粘度特性曲線は連続装置による製造を
可能とする。さらにまた、それらの特性プロファイルに
より、光学的データ伝達システムにおける構成部材ガラ
スとしての使用、特にピックアップレンズ用のベースガ
ラスとして著しく適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウテ ヴェルフェル ドイツ連邦共和国、55130 マインツ、リ ュッセルシャイメル アレー 88 (72)発明者 ウルリッヒ ジーペ ドイツ連邦共和国、65197 ウィースバー デン、リューデシャイメル シュトラーセ 15 Fターム(参考) 4G062 AA04 BB08 DA01 DA02 DA03 DB01 DB02 DB03 DC05 DD01 DE01 DE02 DE03 DF01 DF02 DF03 EA01 EA02 EA03 EA10 EB01 EB02 EB03 EC01 EC02 EC03 ED01 ED02 ED03 EE01 EE02 EE03 EF01 EF02 EF03 EG01 EG02 EG03 FA01 FB01 FB02 FB03 FC03 FD01 FD02 FD03 FD04 FE01 FE02 FE03 FF01 FG02 FG03 FH01 FJ02 FJ03 FK05 FL01 FL02 FL03 GA01 GA10 GB01 GB02 GB03 GC01 GD01 GE01 GE02 GE03 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ04 JJ05 JJ06 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK04 KK05 KK07 KK08 KK10 MM02 NN01 NN02 NN16

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈折率がnd≧1.70、アッベ数がνd
    ≧35、及び密度がρ≦4.5g/cm3のガラスから
    なる、光学データ伝達装置用の光学素子。
  2. 【請求項2】 アッベ数がνd≧40である請求項1に
    記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 密度がρ≦4.3g/cm3である請求
    項1又は2に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 屈折率がnd≧1.70、アッベ数がνd
    ≧35、及び密度がρ≦4.5g/cm3の光学ガラス
    の光学データ伝達のための使用。
  5. 【請求項5】 読出し/書込み応用のための請求項4に
    記載の使用。
  6. 【請求項6】 機械的に可動の読出し/書込みヘッドを
    備える読出し/書込み装置用の請求項4又は5に記載の
    使用。
  7. 【請求項7】 酸化物基準の質量%表示で以下の組成を
    有し、屈折率nd≧1.71、アッベ数νd≧39、及び
    密度ρ≦4.7g/cm3を有する光学ガラス。 La23 30〜45%、 B23 30〜40%、 PbO 0.1〜5%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 1〜10%、 TiO2 0〜5%、 ZrO2 1〜10%、 Y23 1〜8%、 Yb23 0.1〜5%、 Gd23 0.1〜5%、 Nb25 0.1〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。
  8. 【請求項8】 酸化物基準の質量%表示で以下の組成を
    有する請求項7に記載の光学ガラス。 La23 30〜45%、 B23 30〜40%、 PbO 0.1〜5%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 1〜10%、 TiO2 0〜5%、 ZrO2 1〜10%、 Y23 1〜8%、 Yb23 0.1〜5%、 Gd23 0.1〜3%、 Nb25 2〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。
  9. 【請求項9】 酸化物基準の質量%表示で以下の組成を
    有する請求項7又は8に記載の光学ガラス。 La23 32〜42%、 B23 30〜40%、 PbO 0.5〜4%、 MgO 0〜8%、 CaO 0〜8%、 SrO 0〜8%、 BaO 0〜8%、 ZnO 2〜8%、 TiO2 0〜2%、 ZrO2 3〜10%、 Y23 1〜5%、 Yb23 0.5〜2%、 Gd23 0.1〜3%、 Nb25 4〜10%、 ΣMgO+CaO+SrO+BaO 0〜10%。
  10. 【請求項10】 酸化物基準の質量%表示で以下の組成
    を有し、屈折率nd≧1.71、アッベ数νd≧39、及
    び密度ρ≦4.7g/cm3を有する光学ガラス。 La23 35〜50%、 B23 30〜40%、 SiO2 0〜8%、 GeO2 0.1〜15%、 MgO 0〜5%、 CaO 0.1〜7%、 SrO 0〜2%、 BaO 0.1〜7%、 ZnO 0〜5%、 ZrO2 0.1〜8%、 Y23 0.1〜6%、 Gd23 0〜5%、 Nb25 1〜10%。
  11. 【請求項11】 酸化物基準の質量%表示で以下の組成
    を有する請求項10に記載の光学ガラス。 La23 38〜48%、 B23 30〜40%、 SiO2 0〜5%、 GeO2 0.5〜13%、 ΣSiO2+GeO2 5〜13% MgO 0〜2%、 CaO 0.1〜5%、 SrO 0〜2%、 BaO 0.1〜5%、 ZnO 0〜3%、 ZrO2 0.5〜6%、 Y23 0.1〜4%、 Nb25 3〜7%。
  12. 【請求項12】 さらに酸化物基準の質量%表示で以下
    の成分:Al230〜5%、ΣLi2O+Na2O+K2
    O+Rb2O+Cs2O 0〜10%を含有する請求項8
    乃至11のいずれか一項に記載の光学ガラス。
  13. 【請求項13】 ΣLi2O+Na2O+K2Oを0〜1
    0質量%、特に0〜8質量%含有する請求項8乃至12
    のいずれか一項に記載の光学ガラス。
  14. 【請求項14】 さらに酸化物基準の質量%表示で以下
    の成分を含有する請求項8乃至13のいずれか一項に記
    載の光学ガラス。 As23 0〜1.5%、 Sb23 0〜1.5%、 SnO2 0〜1.5%、 CeO2 0〜1.5%、 Cl- 0〜1.5%、 F- 0〜1.5%、 SO4 2- 0〜1.5%、 ΣSb23+As23+SnO2+CeO2+Cl-+F-+SO4 2- 0〜1.5 %。
JP2002133068A 2001-05-08 2002-05-08 光学ガラス及びその使用 Pending JP2003021701A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10122263A DE10122263C2 (de) 2001-05-08 2001-05-08 Optische Gläser und ihre Verwendung
DE10122263:7 2001-05-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003021701A true JP2003021701A (ja) 2003-01-24

Family

ID=7683981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133068A Pending JP2003021701A (ja) 2001-05-08 2002-05-08 光学ガラス及びその使用

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6753278B2 (ja)
EP (1) EP1256555A3 (ja)
JP (1) JP2003021701A (ja)
DE (1) DE10122263C2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239544A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Schott Ag 無鉛無砒素光学ランタンフリントガラス
JP2006219365A (ja) * 2005-01-17 2006-08-24 Ohara Inc ガラス
WO2008111681A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Ohara Inc. 光学ガラスおよびその製造方法
JP2013047168A (ja) * 2010-10-29 2013-03-07 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2013063887A (ja) * 2010-12-13 2013-04-11 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2014133699A (ja) * 2011-10-28 2014-07-24 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2015044725A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP2015157716A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP2016088839A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2017504556A (ja) * 2014-03-13 2017-02-09 成都光明光▲電▼股▲分▼有限公司 ネガティブ異常分散を有する光学ガラス及び光学素子
JP2017171578A (ja) * 2017-06-23 2017-09-28 株式会社オハラ 光学ガラス及び光学素子
JP2022510707A (ja) * 2018-12-07 2022-01-27 シーディージーエム グラス カンパニー リミテッド 重ランタンフリントガラス、そのプリフォーム、光学素子、及び光学機器
WO2022230535A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 株式会社 オハラ ガラス、光学ガラス及び光学素子

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4218804B2 (ja) * 2004-03-19 2009-02-04 Hoya株式会社 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームとその製造方法および光学素子とその製造方法
JP2007145627A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Konica Minolta Opto Inc 液滴状ガラスに適したガラス
JP4746995B2 (ja) * 2006-02-02 2011-08-10 株式会社オハラ 光学ガラス
JPWO2007097344A1 (ja) * 2006-02-21 2009-07-16 旭硝子株式会社 光学ガラス
US20080179294A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-31 Hayden Joseph S Glass compositions useful for rie structuring
EP2364957A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-14 Corning Incorporated Glass ceramics with bulk scattering properties and methods of making them
KR101931391B1 (ko) 2010-10-18 2018-12-20 오씨브이 인텔렉츄얼 캐피탈 엘엘씨 고 굴절율 유리 조성물
RU2498950C1 (ru) * 2012-06-06 2013-11-20 Открытое акционерное общество "Лыткаринский завод оптического стекла" Оптическое стекло типа курц-флинт
TWI742161B (zh) * 2016-09-27 2021-10-11 日商小原股份有限公司 光學玻璃、預成形體以及光學元件
JP7089933B2 (ja) * 2018-04-26 2022-06-23 Hoya株式会社 光学ガラスおよび光学素子
MX2021005663A (es) 2018-11-26 2021-07-07 Owens Corning Intellectual Capital Llc Composicion de fibra de vidrio de alto rendimiento con modulo especifico mejorado.
DK3887329T3 (da) 2018-11-26 2024-04-29 Owens Corning Intellectual Capital Llc Højydelsesglasfibersammensætning med forbedret elasticitetskoefficient
US11976004B2 (en) 2020-09-10 2024-05-07 Corning Incorporated Silicoborate and borosilicate glasses having high refractive index and high transmittance to blue light
US11802073B2 (en) 2020-09-10 2023-10-31 Corning Incorporated Silicoborate and borosilicate glasses with high refractive index and low density

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534023A (en) * 1976-07-02 1978-01-14 Obara Optical Glass Optical glass
JPS55121925A (en) * 1979-03-14 1980-09-19 Ohara Inc Optical glass
JPS5734044A (en) * 1980-08-07 1982-02-24 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Optical glass
JPS5756344A (en) * 1980-09-18 1982-04-03 Ohara Inc Optical glass
JPS61219738A (ja) * 1985-01-10 1986-09-30 カ−ル ツアイス ステイフツンク トレ−デイング アズ シヨツト グラスヴエルケ 1.73〜1.80の屈折率と49以上のアツベ数を有する光学ガラス
JPH1171129A (ja) * 1997-06-24 1999-03-16 Ohara Inc 光学ガラス
JP2000016830A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Hoya Corp 光学ガラスおよび光学製品
JP2001072432A (ja) * 1999-07-06 2001-03-21 Minolta Co Ltd 光学ガラス

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1061976B (de) * 1958-02-19 1959-07-23 Leitz Ernst Gmbh Borosilikatglas
DE2265703C2 (de) * 1971-07-30 1985-06-20 Hoya Glass Works, Ltd, Tokio/Tokyo Thoriumoxidfreies optisches Glas auf der Basis B&darr;2&darr;0&darr;3&darr;-Gd&darr;2&darr;0&darr;3&darr;-La&darr;2&darr;0&darr;3&darr;
JPS5215510A (en) * 1975-07-28 1977-02-05 Nippon Chemical Ind Optical glass
JPS5263211A (en) * 1975-11-20 1977-05-25 Nippon Chemical Ind Optical glass
JPS5325323A (en) 1976-08-23 1978-03-09 Hitachi Ltd Pre-sense amplifier
US4166746A (en) * 1976-11-16 1979-09-04 Nippon Kogaku K.K. Optical glass
US4166748A (en) * 1977-08-25 1979-09-04 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Plastic chrome ore
JPS553329A (en) * 1978-06-21 1980-01-11 Ohara Inc Optical glass
DE3102690C2 (de) * 1981-01-28 1984-02-23 Schott Glaswerke, 6500 Mainz CdO- und ThO&darr;2&darr;-freies optisches Glas mit einem Brechwert von 1,75 - 1,82 und einem Abbe-Wert von 37 - 48 im System B&darr;2&darr;O&darr;3&darr; - La&darr;2&darr;O&darr;3&darr; - Y&darr;2&darr;O&darr;3&darr; - Nb&darr;2&darr;O&darr;5&darr; - ZnO - ZrO&darr;2&darr;
JPS59195553A (ja) * 1983-04-19 1984-11-06 Ohara Inc 光学ガラス
JPS59195523A (ja) 1983-04-20 1984-11-06 Onoda Kagaku Kogyo Kk ゼオライトの製造方法
JPS61163138A (ja) * 1985-01-12 1986-07-23 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 高屈折率低分散の光学ガラス
JPS61197443A (ja) * 1985-02-22 1986-09-01 Hoya Corp 光学ガラス
JPH05325323A (ja) 1992-05-27 1993-12-10 Funai Electric Co Ltd 磁気記録再生装置
US6413894B1 (en) * 1998-04-30 2002-07-02 Hoya Corporation Optical glass and optical product
JP4017832B2 (ja) * 2001-03-27 2007-12-05 Hoya株式会社 光学ガラスおよび光学部品

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534023A (en) * 1976-07-02 1978-01-14 Obara Optical Glass Optical glass
JPS55121925A (en) * 1979-03-14 1980-09-19 Ohara Inc Optical glass
JPS5734044A (en) * 1980-08-07 1982-02-24 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Optical glass
JPS5756344A (en) * 1980-09-18 1982-04-03 Ohara Inc Optical glass
JPS61219738A (ja) * 1985-01-10 1986-09-30 カ−ル ツアイス ステイフツンク トレ−デイング アズ シヨツト グラスヴエルケ 1.73〜1.80の屈折率と49以上のアツベ数を有する光学ガラス
JPH1171129A (ja) * 1997-06-24 1999-03-16 Ohara Inc 光学ガラス
JP2000016830A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Hoya Corp 光学ガラスおよび光学製品
JP2001072432A (ja) * 1999-07-06 2001-03-21 Minolta Co Ltd 光学ガラス

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239544A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Schott Ag 無鉛無砒素光学ランタンフリントガラス
JP2006219365A (ja) * 2005-01-17 2006-08-24 Ohara Inc ガラス
JP4668797B2 (ja) * 2005-01-17 2011-04-13 株式会社オハラ ガラス
WO2008111681A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Ohara Inc. 光学ガラスおよびその製造方法
JP2013047168A (ja) * 2010-10-29 2013-03-07 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2013063887A (ja) * 2010-12-13 2013-04-11 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2014133699A (ja) * 2011-10-28 2014-07-24 Ohara Inc 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2015044725A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP2015157716A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP2017504556A (ja) * 2014-03-13 2017-02-09 成都光明光▲電▼股▲分▼有限公司 ネガティブ異常分散を有する光学ガラス及び光学素子
JP2016088839A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 株式会社オハラ 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JP2017171578A (ja) * 2017-06-23 2017-09-28 株式会社オハラ 光学ガラス及び光学素子
JP2022510707A (ja) * 2018-12-07 2022-01-27 シーディージーエム グラス カンパニー リミテッド 重ランタンフリントガラス、そのプリフォーム、光学素子、及び光学機器
WO2022230535A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 株式会社 オハラ ガラス、光学ガラス及び光学素子

Also Published As

Publication number Publication date
US20040180774A1 (en) 2004-09-16
DE10122263A1 (de) 2002-11-28
US7605099B2 (en) 2009-10-20
US20030104919A1 (en) 2003-06-05
DE10122263C2 (de) 2003-04-03
EP1256555A3 (de) 2004-04-21
US6753278B2 (en) 2004-06-22
EP1256555A2 (de) 2002-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003021701A (ja) 光学ガラス及びその使用
CN1990405B (zh) 光学玻璃
JP5078272B2 (ja) 光学ガラス
JP3347106B2 (ja) 無鉛光学ガラス
WO2001072650A1 (fr) Verre optique et element optique
WO2013094619A1 (ja) 光学ガラス及び光学素子
JP2012229148A (ja) 光学ガラス及び光学素子
JP6429567B2 (ja) 光学ガラス、及び光学要素
JPS5860640A (ja) 光学ガラス
JP6188553B2 (ja) 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JPS6033229A (ja) 高屈折率光学ガラス
JP2013139372A (ja) 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子
JPS6114090B2 (ja)
JP3190212B2 (ja) 光学ガラス
JP6363141B2 (ja) 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP5875572B2 (ja) 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP2000128570A (ja) 光学ガラス
JP3910012B2 (ja) 亜鉛含有光学ガラス
JP2000159537A (ja) 光学ガラス
JP2014015384A (ja) 光学ガラス、プリフォーム、及び光学素子
JP5713024B2 (ja) 光学ガラス及びこれから作製される光学素子
JP2011230992A (ja) 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子
JP5770973B2 (ja) 光学ガラスおよび光学素子
JP2000169176A (ja) 眼鏡用および光学用ガラス
CN113788614A (zh) 光学玻璃、预成型材料及光学元件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050228

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050831

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050922

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090304

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090401

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100216

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110831

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110901

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110905

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110906

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111024

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111027