JP2002543212A - 3−オキソ−デスマイコシン系の新規化合物及びその製造方法 - Google Patents

3−オキソ−デスマイコシン系の新規化合物及びその製造方法

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JP2002543212A
JP2002543212A JP2000615631A JP2000615631A JP2002543212A JP 2002543212 A JP2002543212 A JP 2002543212A JP 2000615631 A JP2000615631 A JP 2000615631A JP 2000615631 A JP2000615631 A JP 2000615631A JP 2002543212 A JP2002543212 A JP 2002543212A
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ナランデイア,アマリヤ
ロポタル,ネヴエンカ
デイエレック,マルコ
パフロヴイック,トラツエン
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プリバ フアルマセウトスカ インダストリヤ デイオニツコ ドルストヴオ
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H1/00Processes for the preparation of sugar derivatives

Abstract

(57)【要約】 本発明は三重に保護された(triply protected)デスマイコシンから出発し、最初の工程でC-3位での酸化を行い、ついで場合により二重結合の水素添加とエポキシ化を行い、ついでオキシラン環の還元的開環を行う、式Iの3-デオキシ-デスマイコシン誘導体に関する。本発明は、更に、最初の工程でトリアセチル-デスマイコシンを水素添加し、ついで、中間体のメシレートを経て、これを2,3-ジデヒドロ誘導体に転化するか;又は、2,3-ジデヒドロ-デスマイコシンをエポキシ化反応にかけついでオキシラン環の還元的開環を行う、式IIの3-デオキシ-デスマイコシン誘導体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術的問題 本発明は新規なチロシン(tylosin)誘導体、抗微生物活性を有するマクロライ
ド系の新規な合成製品に関する。特に、本発明は、式I (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はH又はアセチルを表し、 R3はH又はOHを表し、R4はN(CH3)2又はN-O(CH3)2を表し、線---は一重結合又
は二重結合を表し、線……はエポキシ環 又は二重結合又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシ
ン(desmycosin)誘導体、及び、式II (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1はH又はOHを表し、R2はN(CH3)2
はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合又は一重結合を表し、線……はエポキシ環 又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ-デスマ
イコシン誘導体及びその製造方法に関する。
【0002】 従来の技術 チロシンの13−ヒドロキシ誘導体がオキシラン環の還元的開環により得られる
ことは公知である(A.Narandja, SI 9700281)。チロシンの10,11,12,13-テトラヒ
ドロ誘導体がチロシンの接触的水素添加により得られることも公知である (A.Narandja, EP 287082 B3)。チロシンの3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ誘導体
(S.Kageyama, Bull.Chem.Jpn.65,3405,1992)並びに6-O-メチルエリスロマイシン
の3-デオキシ-3-オキソ誘導体(A.Agouridas, J.Med.Chem.41,4080,1998)の調製
も公知である。
【0003】 しかしながら、公知の文献には、C-10〜C-13位において分子の右側が交換され
ているちチロシンの3-デオキシ-3-オキソ誘導体及び3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ
誘導体及びその調製は記載されていない。
【0004】 技術的解決 式I (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はH又はアセチルを表し、
3はH又はOHを表し、R4はN(CH3)2又はN-O(CH3)2を表し、線---は一重結合又
は二重結合を表し、線……はエポキシ環 又は二重結合又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシ
ン(desmycosin)誘導体、及び、式II (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1はH又はOHを表し、R2はN(CH3)2
はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合又は一重結合を表し、線……はエポキシ環 又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ-誘導体
を、式III (式中、RはH又はSO2CH3を表し、線---は二重結合又は一重結合を表す)の化合
物から出発して調製し得ることが認められた。
【0005】 本発明によれば、式III(式中、RはHを表し、線---は二重結合を表す)の化合
物を、 A/ 塩化メチレンの溶液中で、15-28当量のDMSO、8-14当量のN-(3-ジメチルアミ
ノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩及び8-14当量のピリジン トリフ
ルオロアセテートの存在下、2〜6時間、10−25℃の温度で酸化反応にかけ、つ
いで、得られた式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチ
ルを表し、R3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表
し、前記波線は一重結合を表す)を、場合により、 B/ 還流温度で、4−6時間、メタノリシスにかけ、ついで得られた式Iの化合
物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はアセチルを表し
、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波線は一重結合
を表す)を、場合により、 B1/ メタノールと25%NH4OHとの混合物(2:1)中で、5℃で、48−60時間、アル
カリ性メタノリシスにかけ、ついで、得られた一般式Iの化合物(式中、Rは
CH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及
び……は二重結合を表し、前記波線は一重結合を表す)を、場合により、 B2/ アセトニトリルと1%トリフルオロ酢酸との混合物(2:3)中で、2時間、
室温で加水分解にかけて、式Iの化合物(式中、RはCHOを表し、R1、R2及び
3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波
線は一重結合を表す)を得るか、又は、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチルを表し、
3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波
線は一重結合を表す)を、 C/ 2−5%Pd/C(w/w)の存在下、室温で、5−8時間、0.3−0.5MPaの水素圧下
で接触水素添加反応にかけ、ついで、得られた式Iの化合物(式中、Rは CH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチルを表し、R3はHを表し、R4はN(CH3)2 を表し、線---、……及び前記波線は二重結合を表す)を、場合により、 B又はB1で述べたと同様の方法でメタノリシス又はアルカリ性メタノリシスに
かけるか、又は、場合により、 D/ 塩化メチレン溶液中、3−6当量のm-クロロ過安息香酸の存在下、6−10時
間、室温で酸化反応にかけて、式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1
及びR2はアセチルを表し、R3はHを表し、R4はN-O(CH3)2を表し、線---は二
重結合を表し、線……は前記エポキシ環を表し、前記波線は一重結合を表す)を
得るか、又は、場合により、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はア
セチルを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波
線は一重結合を表す)を、Dで述べた方法と同様の方法で酸化反応にかけ、つい
で、得られた式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し
、R2はアセチルを表し、R4はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合を表し、線…
…は前記エポキシ環を表し、前記波線は一重結合を表す)を、場合により、 Cで述べた方法と同様の方法で接触水素添加反応にかけて、式Iの化合物(式中
、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はアセチルを表し、R4
N(CH3)2を表し、線---は一重結合を表し、線……は前記エポキシ環を表し、前記
波線は一重結合を表す)を得るか、又は、場合により、 E/ EtOHと10%NH4OH水溶液とからなる溶液(1:2)中で、5.0−5.5のpH値を保持し
ながら、Zn粉末を使用して還元して、式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し
、R1はHを表し、R2はアセチルを表し、R3はOHを表し、R4
N(CH3)2を表し、線---及び……は一重結合を表し、前記波線は二重結合を表す)
を得るか、又は、場合により、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4 はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波線は一重結合を表す
)を、Dで述べた方法と同様の方法で酸化反応にかけ、ついで、得られた式Iの
化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4
N-0(CH3)2を表し、線---は二重結合を表し、線……は前記エポキシ環を表し、前
記波線は一重結合を表す)を、場合により、 Cで述べたと同様の方法で接触水素添加反応にかけて、式Iの化合物(式中、R
はCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---
は二重結合を表し、線……は前記エポキシ環を表し、前記波線は一重結合を表す
)を得る、か又は、場合により、 Eで述べたと同様の方法でZn粉末を使用する還元反応にかけて、式Iの化合物
(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はHを表し、R3はOHを表し、R4
N(CH3)2を表し、線---及び……は一重結合を表し、前記波線は二重結合を表す)
を得るか;又は、 式IIIの化合物(式中、RはHを表し、線---は二重結合を表す)を工程Cに従
って接触水素添加反応にかけ、ついで、得られた式IIIの化合物(式中、RはH
を表し、線---は一重結合を表す)を、場合により、 F/ ピリジン溶液中で、3−5当量のメタンスルホクロライドを添加して、10℃
で3−5時間、メシル化反応にかけ、ついで、得られた式IIIの化合物(式中、
RはSO2CH3を表し、線---は一重結合を表す)を、 G/ メタノールと25%NH4OHとの混合物(2:1)中で、室温で5時間、メシレートの
除去反応にかけ、ついで、B1に記載の方法と同様の方法でメタノリシスにかけ
、ついで得られた式IIの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はHを表し、
2はN(CH3)2を表し、線---、……及び前記波線は一重結合を表す)をのB2に記
載の方法と同様の方法で、加水分解反応にかけるか、又は、場合により、 式IIの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はHを表し、R2はN(CH3)2
表し、線---及び……は二重結合を表し、前記波線は一重結合を表す)を、Dに
記載の方法と同様の方法で酸化反応にかけ、ついで、得られた式IIの化合物(式
中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はHを表し、R2はN-O(CH3)2を表し、線---は二
重結合を表し、線……は前記エポキシ環を表し、前記波線は、一重結合を表す)
を、場合により、Eに記載と同様の方法で還元反応にかけて、式IIの化合物(式
中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はOHを表し、R2はN(CH3)2を表し、線---及び…
…は一重結合を表し、前記波線は二重結合を表す)を得る。
【0006】 本発明によれば、生成物の単離は、塩化メチレン、クロロホルム又はテトラク
ロロメタンのごときハロゲン化炭化水素を使用することにより、アルカリ性水溶
液からの慣用の抽出プロセスを行い、ついで蒸発させて乾燥残渣を得ることによ
り行われる。
【0007】 反応を行った後、シリカゲル(Merck 60 F254)の薄層上でのクロマトグラフィ
ーを溶剤系、塩化メチレン-メタノール-25%水酸化アンモニウム(90:9:1.5, 溶
剤系A),(90:9:0.5,溶剤系A1)塩化メチレン-アセトン(8:2, 溶剤系B),(7:3,
溶剤系C)を使用して行う。適当な場合には、反応生成物の分離と特殊な分析の
ための生成物の精製を、シリカゲルカラム(Merck 60,230-400メッシュ/ASTM,又
は60-230メッシュ/ASTM、溶剤系A、B又はC中)上で行う。新規生成物の同定はUV
及びNMRスペクトル分析及び質量分析により行う。
【0008】 新規物質は抗微生物活性を示すが、これらは新規誘導体の製造のための中間体
としても使用し得る。
【0009】 以下に本発明の実施例を示すが、これらの実施例は本発明を限定するものでは
ない。
【0010】 2’,4’-ジアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタールの調製 デスマイコシン20-ジメチルアセタール(20g,24.4ミリモル)を塩化メチレン (100ml)に溶解し、これに無水酢酸(acetanhydride)(7.2ml,76.2ミリモル)を添加
し、混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を400mlの水に注入し、pH値8.5
のアルカリ性にし、ついで、有機層を除去した後、塩化メチレンで再度、抽出し
た。抽出物を混合し、飽和NaHCO3溶液で洗浄し、乾燥しついで蒸発させて乾燥残
渣を得た。 収量:19.6g,89.0%;Rf(A) 0.68;Rf(B) 0.45;MH+ 902。
【0011】 2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタールの調製 2’,4’-ジアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(19.6g,21.7ミリ
モル)を塩化メチレン(700ml)に溶解し、得られた溶液に4-(ジメチルアミノ)ピ
リジン(0.54g,3.7ミリモル)、トリエチルアミン(27ml)及び無水酢酸(2.7ml,
28.5ミリモル)を添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、1000mlの水に注
入し、ついで、有機層を除去した後、塩化メチレンで再度、抽出した。抽出物を
混合し、乾燥しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:19.5g,95.1%;Rf(A) 0.90;Rf(B) 0.60;MH+ 944。
【0012】 3-メタンスルホニル-2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルア
セタールの調製 2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(3g,3.18ミ
リモル)をピリジン(9.5ml)に溶解し、溶液を10℃に冷却しついでメタンスルホニ
ルクロライド(1.57ml,12.4ミリモル)を徐々に添加した。反応溶液を10℃で3時
間撹拌し、ついで、溶液を250mlの水に注入し、pH値9.2のアルカリ性にした後、
30分間撹拌した。濃厚な白色沈殿を濾過により分離し、湿潤している沈殿をクロ
ロホルム(60ml)に溶解し、飽和NaCl溶液(120ml)で洗浄した。抽出物を乾燥し、
蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:3.05g,94.1%;Rf(A) 0.95;Rf(B) 0.70;MH+ 1022。
【0013】 2,3-アンヒドロ-デスマイコシン20-ジメチルアセタールの調製 3-メタンスルホニル-2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチル
アセタール(3g,2.9ミリモル)をメタノール(60ml)に溶解し、溶液に25%NH4OH(30
ml)を添加しついで室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下、その容量の1/3
になるまで蒸発させついでクロロホルムで抽出し、乾燥しついで蒸発させて乾燥
残渣を得た。粗生成物をメタノール(160ml)に溶解し、還流温度で6時間加熱し
ついでメタノールを蒸発させ、得られた生成物をクロロホルム(150ml)に溶解し
、飽和NaHCO3溶液で洗浄しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:2.22g,94.4%;Rf(A) 0.50; MH+ 800。
【0014】 実施例1 3-デオキシ-3-オキソ-2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルア
セタール(1) 2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(10g,0.01
ミリモル)を塩化メチレン(230ml)に溶解し、この溶液にジメチルスルホキシド
(16ml,0.22モル)及びついでN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチル カルボ
ジイミド塩酸塩(20g,0.1モル)を添加しついで反応混合物を10℃に冷却した。塩
化メチレン(115ml)中にピリジン トリフルオロアセテート(20.2g,0.1モル)を溶
解させた溶液を30分間で添加した。室温で4時間撹拌した後、反応溶液を850ml
の水に注入し、有機層を分離しついで塩化メチレンで再度抽出した。抽出物を混
合し、飽和NaCl溶液で洗浄しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:9.73g,97.6%;Rf(A) 0.95;Rf(C) 0.65;MH+ 942; UVλmax 232nm,ε18900。
【0015】 溶剤系Cを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、その
エノール型との均衡のとれた生成物(特定シグナルの強度に従って測定して、 1:1の比率)を示す下記の特性を有する生成物を得た。
【0016】
【0017】 実施例2 3-デオキシ-3-オキソ-4”-アセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(2) 化合物1(9g,9.6ミリモル)をメタノール(180ml)に溶解し、還流温度で4時間
加熱しついで反応溶液を蒸発乾固させた。生成物をクロロホルム(90ml)中に溶解
し、飽和NaHC03溶液で洗浄した。抽出物を乾燥しついで蒸発させて乾燥残渣を得
た。 収量:8.1g,98%;Rf(A) 0.45; MH+ 858。
【0018】 アルカリ性溶剤系Cを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーに
おいて、ケト−エノールの比率はケト型が大きかった(3:1)。
【0019】
【0020】 実施例3 3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(3) 化合物2(3.2g,3.72ミリモル)をメタノール(64ml)に溶解し、25%NH4OH溶液
(32ml)を添加しついで混合物を5℃で60時間放置した。反応溶液を蒸発させて油
状生成物を取得し、これをクロロホルム(60ml)に溶解し、飽和NaHCO3溶液で洗浄
しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:2.25g,74.0%;Rf(A) 0.38; MH+ 816。
【0021】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物を得た。
【0022】
【0023】 実施例4 3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシン(4) 化合物(3)(1g,1.22ミリモル)をアセトニトリル(10ml)と1%トリフルオロ酢酸
(12ml)に溶解し、室温で2時間撹拌し、得られた溶液にクロロホルム(7ml)を添
加しついでpH値8.5のアルカリ性にした。有機層を分離し、クロロホルムで再度
、抽出した。抽出物を混合し、乾燥しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:0.79g,84.0%;Rf(A) 0.32; MH+ 770。
【0024】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、ケト
型の特性を有する生成物が得られた。
【0025】
【0026】 実施例5 2’,4’,4”-トリアセチル-10,11,12,13-テトラヒドロ-デスマイコシン20-ジメ
チルアセタール(5) 2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシン20-ジメチルアセタール(6g,6.3ミ
リモル)をエタノール(250ml)に溶解し、この溶液に3gの10%Pd/C(w/w)を添加し
ついで0.5MPaの水素圧下、室温で7時間水素添加を行った。反応終了後、触媒を
濾過により除去し、エタノールを減圧下で蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:5.8g,96.3%;Rf(A) 0.88;Rf(B) 0.45;MH+ 948(UVスペクトルにおいて
吸収しなかった)。
【0027】 溶剤系Bを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物が得られた。
【0028】
【0029】 実施例6 3-デオキシ-3-オキソ-2’,4’,4”-トリアセチル-10,11,12,13-テトラヒドロ-デ
スマイコシン20-ジメチルアセタール(6) 方法A 化合物5(5g,5.3ミリモル)を塩化メチレン(120ml)に溶解し、この溶液にジメ
チルスルホキシド(8ml,0.11モル) 及び ついでN-(3-ジメチルアミノプロピル)-
N’-エチル カルボジイミド塩酸塩(10g,50ミリモル)を添加しついで反応混合物
を10℃に冷却した。塩化メチレン(60ml)中にピリジントリフルオロ
アセテート(10.2g,50ミリモル)を溶解させた溶液を30分間で添加した。室温で4
時間撹拌した後、反応溶液を430mlの水に注入し、有機層を分離しついで塩化メ
チレンで再度抽出した。抽出物を混合し、飽和NaCl溶液で洗浄しついで蒸発させ
て乾燥残渣を得た。 収量:4.75g,95.2%;Rf(A) 0.93,Rf(B) 0.60;MH+ 946;(UVスペクトルにおい
て吸収しなかった)。
【0030】 溶剤系Bを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比3:1、ケト型が多い)が得られた。
【0031】
【0032】 実施例7 3-デオキシ-3-オキソ-4”-アセチル-10,11,12,13-テトラヒドロ-デスマイコシン
20-ジメチルアセタール(7) 方法A 化合物6(9g,9.5ミリモル)をメタノール(180ml)に溶解し、還流温度で4時間
加熱しついで反応溶液を蒸発乾固させた。生成物をクロロホルム(90ml)に溶解し
、飽和NaHC03溶液で洗浄した。抽出物を乾燥し、ついで蒸発させて乾燥残渣を得
た。 収量:7.7g,93.9%;Rf(A) 0.42; MH+ 862;(UVスペクトルにおいて吸収しなか
った)。
【0033】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比3:1、ケト型が多い)が得られた。
【0034】
【0035】 方法B 化合物2(6.2g,6.97ミリモル)をエタノール(250ml)に溶解し、この溶液に3g
の10%Pd/C(w/w)を添加しついで0.5MPaの水素圧下、室温で6時間水素添加を行
った。反応終了後、触媒を濾過により除去し、エタノールを減圧下で蒸発させて
乾燥残渣を得た。 収量:5.7g,95.0%。
【0036】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、方法
Aで得られた生成物と同一の特性を有する生成物が得られた。
【0037】 実施例8 3-デオキシ-3-オキソ-10,11,12,13-テトラヒドロ-デスマイコシン20-ジメチルア
セタール(8) 方法A 化合物7(3.0g,3.48ミリモル)をメタノール(60ml)に溶解し、25%NH4OH溶液
(30ml)を添加しついで混合物を5℃で60時間放置した。反応溶液を蒸発乾固させ
ついで実施例3で述べたものと同様の方法で処理した。 収量:2.08g,73.0%;Rf(A) 0.35; MH+ 820。
【0038】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物を得た。
【0039】
【0040】 方法B 化合物3(6g,7.35ミリモル)をエタノール(250ml)に溶解し、この溶液に3gの
10%Pd/C(w/w)を添加しついで0.5MPaの水素圧下、室温で7時間水素添加を行っ
た。反応終了後、触媒を濾過により除去し、エタノールを減圧下で蒸発させて乾
燥残渣を得た。 収量:5.8g,96.2%。
【0041】 溶剤系A1を使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、方
法Aで得られた生成物と同一の特性を有する生成物が得られた。
【0042】 実施例9 12,13-エポキシ-3-デオキシ-3-オキソ-2’,4’,4”-トリアセチル-デスマイコシ
ン (3’N-オキシド) 20-ジメチルアセタール(9) 化合物1(2g,2.12ミリモル)を塩化メチレン(40ml)に溶解し、71% m-クロロ
過安息香酸(2.05g,8.4ミリモル)を添加し、この溶液を室温で8時間撹拌した。
反応混合物を80mlの水に注入し、pH値8.6までアルカリ性にし、30分間撹拌しつ
いで有機層を分離した。ついで有機層を塩化メチレンで再度、抽出した。抽出物
を混合し、蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:1.91g,94.0%;Rf(A) 0.23; MH+ 974; UVλmax 238nm,ε14597。
【0043】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比3:1、ケト型が多い)が得られた。
【0044】
【0045】 実施例10 12,13-エポキシ-3-デオキシ-3-オキソ-4”-アセチル-デスマイコシン(3’N-オキ
シド) 20-ジメチルアセタール(10) 化合物2(3g,3.5ミリモル)を塩化メチレン(60ml)に溶解し、71% m-クロロ過
安息香酸(3.35g,14.0ミリモル)を添加し、この溶液を室温で8時間撹拌した。
生成物を実施例9で述べたと同様の方法で反応混合物から分離した。 収量:2.64g,85%;Rf(A) 0.22; MH+ 890; UVλmax 238nm,ε15297。
【0046】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比3:1、ケト型が多い)が得られた。
【0047】
【0048】 実施例11 12,13-エポキシ-3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシン(3’N-オキシド) 20-ジメ
チルアセタール(11) 化合物3(3g,2.45ミリモル)を塩化メチレン(40ml)に溶解し、71% m-クロロ
過安息香酸(2.37g,9.8ミリモル)を添加し、ついで実施例9で述べたと同様の
方法で反応と分離を行った。 収量:1.64g,79%;Rf(A) 0.22; MH+ 848。
【0049】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比3:1、ケト型が多い)が得られた。
【0050】
【0051】 実施例12 10,11-ジヒドロ-12,13-エポキシ-3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシン 20-ジメ
チルアセタール(12) 化合物11(1g,1.18ミリモル)をエタノール(50ml)に溶解し、この溶液に0.33g
の10%Pd/C(w/w)を添加しついで実施例5で述べたと同様の方法で水素転化を行
った。 収量:0.95g,96.9%;Rf(A) 0.50; MH+ 834(UVスペクトルにおいて吸収しなか
った)。
【0052】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物が得られた。
【0053】
【0054】 実施例13 10,13-ジヒドロ-13-ヒドロキシ-3-デオキシ-3-オキソ-4”-アセチル-デスマイコ
シン 20-ジメチルアセタール(13) 化合物10(1g,1.12ミリモル)をエタノール(20ml)に溶解し、溶液に10%NH4Cl
水溶液(40ml)及び徐々にZn粉末(2g)を添加した。反応溶液を6時間、室温で攪
拌し、ついで、Znを濾過により除去し、反応溶液をその容量が1/2になるまで蒸
発させ、クロロホルム(20ml)を添加しついでpH値が8.5になるまでアルカリ性に
した。有機層を分離し、クロロホルムを用いて更に抽出を行った。抽出物を混合
し、乾燥しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:0.64g,65%;Rf(A) 0.45;;MH+ 876。
【0055】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有するケト−エノール生成物(比1:1)が得られた。
【0056】
【0057】 実施例14 2,3-アンヒドロ-12,13-エポキシ-デスマイコシン(3’N-オキシド) 20-ジメチル
アセタール(14) 2,3-アンヒドロ-デスマイコシン 20-ジメチルアセタール(4g、5.00ミリモル)
を塩化メチレン(80ml)に溶解し、71% m-クロロ過安息香酸(4.84g,0.02モル)
を添加しついで実施例9述べた方法と同様の方法で酸化を行った。 収量:2.83g,68%;Rf(A) 0.20; MH+ 832; UVλmax 238nm,ε12247。
【0058】 溶剤系Aを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物が得られた。
【0059】
【0060】 実施例15 2,3-アンヒドロ-10,13-ジヒドロ-13-ヒドロキシ-デスマイコシン 20-ジメチルア
セタール(15) 化合物14(1g,1.20ミリモル)をエタノール(12ml)に溶解し、溶液に10%NH4OH
水溶液(24ml)及び徐々にZn粉末(2.5g)を添加した。室温で8時間、攪拌した後、
実施例14で述べた方法と同様の方法で分離を行った。
【0061】 収量:0.95g,96.9%;Rf(A) 0.48;;MH+ 818(UVスペクトルにおいて吸収しな
かった)。
【0062】
【0063】 実施例16 3-メタンスルホニル-2’,4’,4”-トリアセチル-10,11,12,13-テトラヒドロ-デ
スマイコシン20-ジメチルアセタール(16) 化合物5(3g,3.16ミリモル)をピリジン(9.15ml)に溶解し、10℃に冷却しつい
でメタンスルホクロライド(1.57ml,12.4ミリモル)を徐々に添加した。反応溶液
を10℃で3時間攪拌し、250mlの水に注入し、9.2のpH値になるまでアルカリ性に
しついで30分間攪拌した。濃厚な白色沈殿を濾過により分離し、湿潤している沈
殿をクロロホルム(60ml)に溶解しついで飽和NaCl溶液(120ml)で洗浄した。抽出
物を乾燥しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:2.95g,86.5%;Rf(C) 0.70;;MH+ 1026;(UVスペクトルにおいて吸収し
なかった)。
【0064】 溶剤系Cを使用するシリカゲルカラム上でのクロマトグラフィーにより、下記
の特性を有する生成物が得られた。
【0065】
【0066】 実施例17 2,3-アンヒドロ-10,11,12,13-テトラヒドロ-デスマイコシン20-ジメチルアセタ
ール(17) 化合物16(2g,1.95ミリモル)をメタノール(40ml)に溶解し、この溶液に25%
NH4OH溶液(20ml)を添加しついで反応溶液を室温で3時間攪拌した。反応溶液を
その容量の1/3になるまで蒸発させ、クロロホルムで抽出し、乾燥しついで蒸発
させて乾燥残渣を得た。粗生成物をメタノール(80ml)に溶解し、溶液を還流温度
で6時間加熱した。ついでメタノールを蒸発させ、生成物をクロロホルム(40ml)
に溶解し、飽和NaHCO3溶液で洗浄しついで蒸発させて乾燥残渣を得た。 収量:1.39g,89.0%;Rf(A) 0.45;;MH+ 804。
【0067】
【0068】 実施例18 2,3-アンヒドロ-10,11,12,13-テトラヒドロ-デスマイコシン(18) 化合物17(1g,1.2ミリモル)をアセトニトリル(10ml)及び1%トリフルオロ酢
酸(13ml)中に溶解させた。反応溶液を室温で2時間攪拌しついで実施例4で述べ
た方法と同様の方法で分離を行った。 収量:0.80g,85.0%;Rf(A) 0.35;;MH+ 758。
【0069】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月11日(2001.4.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デイエレック,マルコ クロアチア共和国 10000 ザグレブ,バ ルツラ カシカ 4 (72)発明者 パフロヴイック,トラツエン クロアチア共和国 10000 ザグレブ,イ ヴアナ ヴイシナ 1 Fターム(参考) 4C057 AA30 DD01 KK22 4C086 AA03 AA04 EA14 MA01 MA04 ZB32

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はH又はアセチルを表し、 R3はH又はOHを表し、R4はN(CH3)2又はN-O(CH3)2を表し、線---は一重結合又
    は二重結合を表し、線……はエポキシ環 又は二重結合又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシ
    ン誘導体、及び、式II (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1はH又はOHを表し、R2はN(CH3)2
    はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合又は一重結合を表し、線……はエポキシ環 又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ-デスマ
    イコシン誘導体。
  2. 【請求項2】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR2がアセチルを表し、R3がH
    を表し、R4がN(CH3)2を表し、線---及び……が二重結合を表し、前記波線が一
    重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR3がHを表し、R2がアセチル
    を表し、R4がN(CH3)2を表し、線---及び……が二重結合を表し、前記波線が一
    重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 RがCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3がHを表し、R4が N(CH3)2を表し、線---及び……が二重結合を表し、前記波線が一重結合を表す、
    式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 RがCHOを表し、R1、R2及びR3がHを表し、R4がN(CH3)2
    表し、線---及び……が二重結合を表し、前記波線が一重結合を表す、式Iで表さ
    れる請求項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR2がアセチルを表し、R3がH
    を表し、R4がN(CH3)2を表し、線---、……及び前記波線が一重結合を表す、式I
    で表される請求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR3がHを表し、R2がアセチル
    を表し、R4がN(CH3)2を表し、線---、……及び前記波線が一重結合を表す、式I
    で表される請求項1に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 RがCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3がHを表し、R4が N(CH3)2を表し、線---、……及び前記波線が一重結合を表す、式Iで表される請
    求項1に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR2がアセチルを表し、R3がH
    を表し、R4がN-O(CH3)2を表し、線---が二重結合を表し、線……が前記エポキ
    シ環を表し、前記波線が一重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合
    物。
  10. 【請求項10】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR3がHを表し、R2がアセチ
    ルを表し、R4がN-O(CH3)2を表し、線---が二重結合を表し、線……が前記エポ
    キシ環を表し、前記波線が一重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化
    合物。
  11. 【請求項11】 RがCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3がHを表し、R4
    N-O(CH3)2を表し、線---が二重結合を表し、線……が前記エポキシ環を表し、前
    記波線が一重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 RがCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3がHを表し、R4
    N(CH3)2を表し、線---が一重結合を表し、線……が前記エポキシ環を表し、前記
    波線が一重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR3がHを表し、R2がアセチ
    ルを表し、R4がN(CH3)2を表し、線---が一重結合を表し、線……が前記エポキ
    シ環を表し、前記波線が一重結合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合
    物。
  14. 【請求項14】 RがCH(OCH3)2を表し、R1及びR2がHを表し、R3がOHを表
    し、R4がN(CH3)2を表し、線---及び……が一重結合を表し、前記波線が二重結
    合を表す、式Iで表される請求項1に記載の化合物。
  15. 【請求項15】 RがCH(OCH3)2を表し、R1がHを表し、R2がN-O(CH3)2を表
    し、線---が二重結合を表し、線……が前記エポキシ環を表し、前記波線が一重
    結合を表す、式IIで表される請求項1に記載の化合物。
  16. 【請求項16】 RがCH(OCH3)2を表し、R1がOHを表し、R2がN(CH3)2を表し
    、線---及び……が一重結合を表し、前記波線が二重結合を表す、式Iで表される
    請求項1に記載の化合物。
  17. 【請求項17】 RがCH(OCH3)2を表し、R1がHを表し、R2がN(CH3)2を表し
    、線---、……及び前記波線が一重結合を表す、式IIで表される請求項1に記載
    の化合物。
  18. 【請求項18】 RがCHOを表し、R1がHを表し、R2がN(CH3)2を表し、線 ---、……及び前記波線が一重結合を表す、式IIで表される請求項1に記載の化
    合物。
  19. 【請求項19】 RがOHを表し、線---が一重結合を表すことを特徴とする、
    式IIIの化合物。
  20. 【請求項20】 RがSO2CH3を表し、線---が一重結合を表すことを特徴とす
    る、式IIIの化合物。
  21. 【請求項21】 式III (式中、RはH又はSO2CH3を表し、線---は二重結合を表す)の化合物を、 A/ 塩化メチレンの溶液中で、15-28当量のDMSO、8-14当量のN-(3-ジメチルアミ
    ノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩及び8-14当量のピリジン トリフ
    ルオロアセテートの存在下、2〜6時間、10−25℃の温度で酸化反応にかけ、つ
    いで、得られた式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチ
    ルを表し、R3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表
    し、後記波線は一重結合を表す)を、場合により、 B/ 還流温度で、4−6時間、メタノリシスにかけ、ついで得られた式Iの化合
    物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はアセチルを表し
    、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、後記波線は一重結合
    を表す)を、場合により、 B1/ メタノールと25%NH4OHとの混合物(2:1)中で、5℃で、48−60時間、アル
    カリ性メタノリシスにかけ、ついで、得られた一般式Iの化合物(式中、Rは CH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及
    び……は二重結合を表し、後記波線は一重結合を表す)を、場合により、 B2/ アセトニトリルと1%トリフルオロ酢酸との混合物(2:3)中で、2時間、
    室温で加水分解にかけて、式Iの化合物(式中、RはCHOを表し、R1、R2及び R3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、後記波
    線は一重結合を表す)を得るか、又は、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチルを表し、 R3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、後記波
    線は一重結合を表す)を、 C/ 2−5%Pd/C(w/w)の存在下、室温で、5−8時間、0.3−0.5MPaの水素圧下
    で接触水素添加反応にかけ、ついで、得られた式Iの化合物(式中、Rは CH(OCH3)2を表し、R1及びR2はアセチルを表し、R3はHを表し、R4はN(CH3)2 を表し、線---、……及び後記波線は二重結合を表す)を、場合により、 B又はB1で述べたと同様の方法でメタノリシス又はアルカリ性メタノリシスに
    かけるか、又は、場合により、 D/ 塩化メチレン溶液中、3−6当量のm-クロロ過安息香酸の存在下、6−10時
    間、室温で酸化反応にかけて、式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1
    及びR2はアセチルを表し、R3はHを表し、R4はN-O(CH3)2を表し、線---は二
    重結合を表し、線……は後記エポキシ環を表し、後記波線は一重結合を表す)を
    得るか、又は、場合により、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はア
    セチルを表し、R4はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、後記波
    線は一重結合を表す)を、Dで述べた方法と同様の方法で酸化反応にかけ、つい
    で、得られた式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し
    、R2はアセチルを表し、R4はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合を表し、線…
    …は後記エポキシ環を表し、後記波線は一重結合を表す)を、場合により、 Cで述べた方法と同様の方法で接触水素添加反応にかけて、式Iの化合物(式中
    、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR3はHを表し、R2はアセチルを表し、R4
    N(CH3)2を表し、線---は一重結合を表し、線……は後記エポキシ環を表し、後記
    波線は一重結合を表す)を得るか、又は、場合により、 E/ EtOHと10%NH4OH水溶液とからなる溶液(1:2)中で、5.0−5.5のpH値を保持し
    ながら、Zn粉末を使用して還元して、式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し
    、R1はHを表し、R2はアセチルを表し、R3はOHを表し、R4はN(CH3)2を表し
    、線---及び……は一重結合を表し、後記波線は二重結合を表す)を得るか、又
    は、場合により、 式Iの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4 はN(CH3)2を表し、線---及び……は二重結合を表し、後記波線は一重結合を表す
    )を、Dで述べた方法と同様の方法で酸化反応にかけ、ついで、得られた式Iの
    化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4
    N-0(CH3)2を表し、線---は二重結合を表し、線……は後記エポキシ環を表し、後
    記波線は一重結合を表す)を、場合により、 Cで述べたと同様の方法で接触水素添加反応にかけて、式Iの化合物(式中、R
    はCH(OCH3)2を表し、R1、R2及びR3はHを表し、R4はN(CH3)2を表し、 線---は二重結合を表し、線……は後記エポキシ環を表し、後記波線は一重結合
    を表す)を得る、か又は、場合により、 Eで述べたと同様の方法でZn粉末を使用する還元反応にかけて、式Iの化合物 (式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はHを表し、R3はOHを表し、R4
    N(CH3)2を表し、線---及び……は一重結合を表し、後記波線は二重結合を表す)
    を得ることを特徴とする、式I (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1及びR2はH又はアセチルを表し、 R3はH又はOHを表し、R4はN(CH3)2又はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合又
    は一重結合を表し、線……はエポキシ環 又は二重結合又は一重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-3-オキソ-デスマイコシ
    ン誘導体の製造方法。
  22. 【請求項22】 式IIIの化合物(式中、RはHを表し、線---は二重結合を表
    す)を請求項21、工程Cに従って接触水素添加反応にかけ、ついで、得られた
    式IIIの化合物(式中、RはHを表し、線---は一重結合を表す)を、場合により
    、F/ ピリジン溶液中で、3−5当量のメタンスルホクロライドを添加して、10
    ℃で3−5時間、メシル化反応にかけ、ついで、得られた式IIIの化合物(式中
    、RはSO2CH3を表し、線---は一重結合を表す)を、 G/ メタノールと25%NH4OHとの混合物(2:1)中で、室温で5時間、メシレートの
    除去反応にかけ、ついで、請求項21のB1に記載の方法と同様の方法でメタノ
    リシスにかけ、ついで得られた式IIの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1
    はHを表し、R2はN(CH3)2を表し、線---、……及び後記波線は一重結合を表す)
    を請求項21のB2に記載の方法と同様の方法で、加水分解反応にかけるか、又
    は、場合により、 一般式IIIの化合物(式中、RはHを表し、線---は二重結合を表す)を、Fに
    記載したものと同様のメシル化反応、Gに記載したものと同様の除去反応及びつ
    いで請求項21のBに記載のメタノリシス反応にかけ、ついで、得られた式IIの
    化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はHを表し、R2はN(CH3)2を表し、線
    ---及び……は二重結合を表し、後記波線は一重結合を表す)を、請求項21の
    Dに記載の方法と同様の方法で酸化反応にかけ、ついで、得られた式IIの化合物
    (式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はHを表し、R2はN-O(CH3)2を表し、線---
    は二重結合を表し、線……は後記エポキシ環を表し、後記波線は一重結合を表す
    )を、場合により、 請求項21のEに記載と同様の方法で亜鉛粉末を使用する還元反応にかけて、式
    IIの化合物(式中、RはCH(OCH3)2を表し、R1はOHを表し、R2はN(CH3)2を表し
    、線---及び……は一重結合を表し、後記波線は二重結合を表す)を得ることを
    特徴とする、式II (式中、RはCH0又はCH(OCH3)2を表し、R1はH又はOHを表し、R2はN(CH3)2
    はN-O(CH3)2を表し、線---は二重結合又は一重結合を表し、線……はエポキシ環 又は一重結合又は二重結合を表し、波線 は二重結合又は一重結合を表す)で表される3-デオキシ-2,3-ジデヒドロ-デスマ
    イコシン誘導体の製造方法。
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