JP2002540246A - ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物 - Google Patents

ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物

Info

Publication number
JP2002540246A
JP2002540246A JP2000606693A JP2000606693A JP2002540246A JP 2002540246 A JP2002540246 A JP 2002540246A JP 2000606693 A JP2000606693 A JP 2000606693A JP 2000606693 A JP2000606693 A JP 2000606693A JP 2002540246 A JP2002540246 A JP 2002540246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
hfc
butane
isobutane
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000606693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5084986B2 (ja
Inventor
バーナード ビベンズ ドナルド
ハビランド マイナー バーバラ
ヨコゼキ アキミチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EI Du Pont de Nemours and Co
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22420053&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002540246(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2002540246A publication Critical patent/JP2002540246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5084986B2 publication Critical patent/JP5084986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C19/00Acyclic saturated compounds containing halogen atoms
    • C07C19/08Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K5/00Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
    • C09K5/02Materials undergoing a change of physical state when used
    • C09K5/04Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa
    • C09K5/041Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems
    • C09K5/044Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems comprising halogenated compounds
    • C09K5/045Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems comprising halogenated compounds containing only fluorine as halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K2205/00Aspects relating to compounds used in compression type refrigeration systems
    • C09K2205/10Components
    • C09K2205/12Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K2205/00Aspects relating to compounds used in compression type refrigeration systems
    • C09K2205/32The mixture being azeotropic

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、本質的にジフルオロメタン(HFC−32)、ペンタフルオロエタン(HFC−125)、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、およびn−ブタン、イソブタン、n−ブタンと2−メチルブタン、n−ブタンとn−ペンタン、イソブタンと2−メチルブタン、イソブタンとn−ペンタンからなる群から選択される炭化水素0.5〜5質量パーセントからなる共沸様圧縮冷媒組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、本質的にジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,
2−テトラフルオロエタン、およびn−ブタン、イソブタン、n−ブタンと2−
メチルブタン、n−ブタンとn−ペンタン、イソブタンと2−メチルブタン、イ
ソブタンとn−ペンタンからなる群から選択される炭化水素からなる共沸様組成
物に関する。
【0002】 (背景) 近年、大気中に放出されるある種のフッ素化炭化水素冷媒が成層圏オゾン層に
悪影響を及ぼすことが指摘されている。この説はまだ十分に確証されていないが
、国際的な協定のもとに特定のクロロフルオルカーボン(CFC)およびハイド
ロクロロフルオロカーボン(HCFC)の使用および製造を管理しようとする動
きがある。このような動きに応じて、冷却用途で許容できる性能を達成し、従来
のCFCおよびHCFC系冷媒よりオゾンを枯渇させる可能性の少ない冷媒の開
発が求められている。ハイドロフルオロカーボン(HFC)は塩素を含まず、全
くオゾンを枯渇させる可能性がないので、HFCはCFCおよびHCFCの代替
として受け入れられつつある。
【0003】 従来鉱油およびアルキルベンゼンがCFC系冷却システムで潤滑剤として用い
られてきた。しかし、これらの潤滑剤はHFC系冷媒に溶解性がなくHFC系冷
却システムに用いることができず、替わりの潤滑剤を開発して使用する必要があ
り、ポリアルキレングリコール(PAG)およびポリオールエステル(POE)
が利用されている。HFC混合物をCFC系冷媒に替えて使用する場合、鉱油ま
たはアルキルベンゼンからPOEまたはPAGに潤滑剤を変更する必要がある(
これは冷却産業の支出を増大させる)。PAGおよびPOEはHFC系冷却シス
テムに適した潤滑剤であるが、それらは極端に吸湿性であり、湿った空気に曝さ
れると数千ppm(parts per million)の水を吸収しうる。
冷却システムにおいてこの吸収された湿気は、冷却システムの腐食を引き起こす
酸の生成および処理しにくいスラッジ生成などの問題につながる。対照的に、鉱
油およびアルキルベンゼンは吸湿性がずっと低く、水に対する溶解性は小さく1
00ppm以下である。さらにPAGおよびPOE潤滑剤は炭化水素潤滑剤より
かなり高価で、通常約3から6倍より高価である。従って冷却産業がHFC系冷
媒に鉱油およびアルキルベンゼン潤滑剤を利用できるようにこの溶解性の問題を
解決することが求められており、またその好機である。
【0004】 冷却装置において、冷媒は軸封、ホース接続部、はんだ継手および壊れた配管
のリークを通して運転中に失われることがある。また冷媒は冷却装置の保守作業
中に大気に放出されることがある。冷媒が純粋成分や共沸または共沸様組成物で
ない場合、冷却装置から大気中に漏れたかまたは放出されたとき冷媒の組成は変
わり、装置に残っている冷媒が引火性になるかまたは許容できない冷却性能を示
すようになることがある。このために、冷却装置からの漏れに際して無視できる
程度に分別する単一のフッ素化炭化水素または共沸もしくは共沸様組成物を冷媒
として用いることが望ましい。
【0005】 火災または火災の毒性副生成物の可能性について配慮しなけければならない冷
却の用途では、冷媒組成物は、新しい冷媒をシステムに入れるとき、または冷媒
がシステムから漏れた後、液体および気体の相のいずれにおいても非引火性であ
ることが望ましい。
【0006】 冷媒産業ではこれらの問題のいくつかを解決しようと努力しており、次の開示
はこのような意図の証拠である。
【0007】 oPowell他は、世界知的所有権機関国際公開WO9603473A1に
おいて、熱交換装置に用いるための、(A)ジフルオロメタンおよび1,1,1
−トリフルオロエタンから選択される少なくとも1種のハイドロフルオロカーボ
ン、(B)ペンタフルオロエタン、(C)少なくとも1種の炭化水素、および任
意選択で(D)1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび1,1,2,2−
テトラフルオロエタンから選択される少なくとも1種のハイドロフルオロカーボ
ンの組成物を開示している。
【0008】 oPearsonは、米国特許第5688432号において、ペンタフルオロ
エタンと、テトラフルオロエタンと、イソブタンおよびプロパンから選択される
炭化水素と、任意選択でオクタフルオロプロパンとを含む冷媒組成物を開示して
いる。
【0009】 oHisanori他は、特開平9−25480号において、ジフルオロメタ
ン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、ペンタフルオロエタンおよびイソ
ブタンの冷媒組成物を開示している。
【0010】 oKasuoは、欧州特許出願公開EP0659862A1において、ジフル
オロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンお
よびn−ペンタンの冷媒組成物を開示している。
【0011】 oKazuoは、特開平6−220430号において、ジフルオロメタン、ペ
ンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよびn−ペンタ
ンの冷媒組成物を開示している。
【0012】 oShiflettは、US5185094号において、ペンタフルオロエタ
ン、ジフルオロメタンおよびテトラフルオロエタンの冷媒組成物を開示している
【0013】 oKinne他は、DE4226431号において、10〜20体積パーセン
トの炭化水素を含む1,1,1,2−テトラフルオロエタンの冷媒組成物を開示
している。
【0014】 oBivens他は、US5616276号において、クロロジフルオロエタ
ン、ペンタフルオロエタン、およびプロパンの冷媒組成物を開示している。
【0015】 oHan他は、WO9715637号において、不燃性ハロゲン化化合物およ
び本質的に炭化水素である可燃性化合物の冷媒組成物を開示している。
【0016】 従って、オゾンを枯渇させず、非引火性で本質的に非分別性の共沸様組成物で
ある組成物が冷却産業において求められている。さらに、冷却産業において、す
ぐれた冷却性能だけでなく、従来の冷却潤滑油が圧縮冷却装置の非圧縮機ゾーン
から圧縮機ゾーンへよりよく戻ることを可能にする組成物が求められている。
【0017】 (概要) 本発明の組成物は、前記の冷却産業が直面する必要を満たす。本組成物は冷媒
として、特にHCFC−22の代替品として有用である。プロパンおよびペンタ
ンを含む組成物と違い、本発明の組成物は、最初に配合されたときおよび漏れて
いる間、液体および気体のいずれの相でも非引火性である。本発明は、本質的に
、ジフルオロメタン(HFC−32)1〜19質量パーセント、ペンタフルオロ
エタン(HFC−125)25〜60質量パーセント、1,1,1,2−テトラ
フルオロエタン(HFC−134a)24〜60質量パーセントおよび炭化水素
0.5〜5質量パーセントからなる共沸様組成物に関し、前記炭化水素は、n−
ブタン、イソブタン、n−ブタンと2−メチルブタン、n−ブタンとn−ペンタ
ン、イソブタンと2−メチルブタン、およびイソブタンとn−ペンタンからなる
群から選択される。
【0018】 (詳細な説明) 本発明の共沸様組成物は本質的に、ジフルオロメタン(HFC−32、CH2
2、標準沸点−51.7℃)、ペンタフルオロエタン(HFC−125、CF3 CHF2、標準沸点−48.5℃)、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(
HFC−134a、CF3CH2F、標準沸点−26.1℃)、並びに、n−ブタ
ン(CH3CH2CH2CH3、標準沸点−0.5℃)、イソブタン(CH(CH3
3、標準沸点−11.8℃)、n−ブタンと2−メチルブタン(CH3CH2
H(CH32、標準沸点27.9℃)、n−ブタンとn−ペンタン(CH3CH2 CH2CH2CH3、標準沸点35.9℃)、イソブタンと2−メチルブタン、お
よび、イソブタンとn−ペンタンからなる群から選択される炭化水素からなる。
【0019】 本発明の共沸様組成物は、本質的に、ジフルオロメタン1〜19質量パーセン
トと、ペンタフルオロエタン25〜60質量パーセントと、1,1,1,2−テ
トラフルオロエタン24〜60質量パーセントと、n−ブタン、イソブタン、n
−ブタンと2−メチルブタン、n−ブタンとn−ペンタン、イソブタンと2−メ
チルブタン、およびイソブタンとn−ペンタンからなる群から選択される炭化水
素0.5〜5質量パーセントとからなる。好ましい本発明の共沸様組成物は、本
質的に、ジフルオロメタン1〜15質量パーセント、ペンタフルオロエタン30
〜50質量パーセント、1,1,1,2−テトラフルオロエタン30〜50質量
パーセントおよび前記炭化水素1〜4質量パーセントからなる。最も好ましい本
発明の共沸様組成物は、本質的に、ジフルオロメタン(HFC−32)1〜9質
量パーセント、ペンタフルオロエタン(HFC−125)30〜50質量パーセ
ント、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)30〜50
質量パーセントおよび前記炭化水素1〜4質量パーセントからなる。
【0020】 共沸様組成物とは、単一物質としてふるまう一定沸点、または実質的に一定沸
点の2種以上の物質の液体混合物を意味する。共沸様組成物の特徴を表す1つの
方法は、液体の部分蒸発または蒸留によって生成した蒸気が、そこからその蒸気
が蒸発または蒸留された液体と実質的に同じ組成をもつということである。本質
的に、その混合物は実質的な組成の変化なしに蒸留され/還流する。共沸様組成
物の特徴を表す別の方法は、特定の温度での組成物の泡立ち点蒸気圧および結露
点蒸気圧が実質的に同じであるということである。ここでは、組成物の50質量
パーセントが蒸留または沸騰などによって取り除かれた後、元の組成物およびそ
の元の組成物の50質量パーセントが取り除かれた後の残りの組成物との間の蒸
気圧の違いが10パーセントより小さければ、組成物は共沸様組成物である。
【0021】 有効量とは、一緒にされたとき結果として共沸様組成物を生成する本発明の組
成物の各成分の量を意味する。この定義は各成分の量を含み、その量は共沸様組
成物が、可能な異なる沸点を有してだが、異なる圧力で存在し続ける限りは組成
物に加えられる圧力に依存して変化してもよい。従って有効量は、本明細書に記
載されるようなもの以外の温度および圧力で共沸様組成物を生成する本発明の組
成物の各成分の、例えば質量パーセントで表されるような量を含む。
【0022】 本発明の共沸様組成物は、有効量の成分を混合することまたは合わせることを
含むどのような適切な方法によっても調製できる。好ましい方法は所望の成分量
を計量しそれからそれらを適当な容器で合わせることである。
【0023】 驚くべき結果、および本組成物の重要な特徴は、容器から組成物が漏れる前お
よび後で、蒸気および液体の相のいずれにおいてもそれらが非引火性のままであ
ることである。100℃での標準の引火性(flammability)試験法
ASTM681に基づいて、以下の引火限界(flammability li
mit)を測定した。
【0024】 組成 引火限界(質量%) HFC−125/HFC−32 57%HFC−32 HFC−134a/HFC−32 33%HFC−32 HFC−125/n−ブタン 6%n−ブタン HFC−134a/n−ブタン 3%n−ブタン
【0025】 データは、より多量のHFC−125を含む組成がより多くの炭化水素を許容
することができ、なお非引火性でありうることを示している。また、HFC−3
2は炭化水素より約10倍引火性が小さい。混合物の引火性の指標を与えるため
に、HFC−32と炭化水素の両方を含む混合物中に存在する「全炭化水素当量
(TEH)」の近似値を以下の式で表す。TEH=HC+R32/10、ここで
TEH=質量パーセントで表した全炭化水素当量、HC=混合物中の炭化水素の
質量パーセント、R32=混合物中のHFC−32の質量パーセントである。H
FC−125にはある程度の燃焼抑制作用があるので、本発明の組成物に対して
、混合物中のHFC−125の量を引火性に関連づけることは有益である。表1
はHFC−125の組成およびTEHに基づくHFC−32および炭化水素の両
方を含む混合物の引火限界を示す。
【0026】
【表1】
【0027】 所期の用途の本発明の組成物に不都合な影響を及ぼさず、特許請求の範囲に記
載された本発明の基本的で新規な特性を変えなければ、潤滑剤、腐食防止剤、界
面活性剤、安定剤、消泡剤、染料および他の適当な材料など、冷媒の分野におい
て公知の添加剤は様々な用途の本発明の組成物に加えてもよくまたその存在下に
用いてもよい。
【0028】 本明細書は圧縮冷媒としての本発明の共沸様組成物の利用を対象とするが、本
組成物は、洗浄剤、ポリオレフィンおよびポリウレタンの膨張剤(ポリマー発泡
体発泡剤)、エアロゾル噴霧体、熱交換媒体、気体誘電体、出力サイクル作動流
体、重合媒体、粒子除去流体、キャリア流体、バフ研磨剤、置換乾燥剤として有
用であることが見いだされ得る。
【0029】 実施例 本発明を例示する具体的実施例を以下に記載する。特に言及がなければ、すべ
てのパーセンテージは質量パーセントである。
【0030】 実施例1:25℃で蒸気の漏れが、HFC−32、HFC−125、HFC−
134a、n−ブタン、および任意選択で2−メチルブタンまたはn−ペンタン
の組成物の組成変化に及ぼす影響 25℃で容器にHFC−32、HFC−125、HFC−134a、n−ブタ
ン、および任意選択で2−メチルブタンまたはn−ペンタンの初期の組成物を9
0体積%まで十分に入れる。この初期の液体および蒸気の組成をガスクロマトグ
ラフィで測定する。温度を25℃で一定に保ち、初期組成物の50質量パーセン
トが漏れてしまうまで組成物を容器から漏らし、その時点で容器に残っている液
体および蒸気の組成を再び測定する。次いで液体がなくなるまで容器を漏れるま
まにする。すべてのケースで、約97wt%が漏れてしまった後、液体は消滅し
た。結果を下の表2にまとめる。全ての組成を質量%で表す。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】 この実施例のTEHの値を表1と比較すると、結果は本発明の組成物が、初期
および内容物が完全に容器から漏れたとき、本質的に非引火性であることを示し
ている。データはまた、2−メチルブタンなどのより沸点の高い炭化水素を加え
ると、n−ブタンのみを用いる場合に比べて初期蒸気相の引火性が低下すること
を示している。プロパンを含む組成物は、初期に蒸気相で引火性であり、n−ペ
ンタンを含む組成物は液体が漏れたとき液体および/または蒸気の相において引
火性になる。
【0034】 実施例2:25℃で蒸気の漏れが、HFC−32、HFC−125、HFC−
134a、イソブタン、および任意選択で2−メチルブタンまたはn−ペンタン
の組成物の組成変化に及ぼす影響 25℃で容器にHFC−32、HFC−125、HFC−134a、イソブタ
ン、および任意選択で2−メチルブタンまたはn−ペンタンの初期組成物を90
体積%まで十分に入れる。この初期の液体および蒸気の組成をガスクロマトグラ
フィで測定する。温度を25℃で一定に保ち,50質量%の初期組成物が漏れて
しまうまで組成物を容器から漏らし、その時点で容器に残っている液体および蒸
気の組成を再び測定する。次いで液体がなくなるまで容器を漏れるままにする。
すべてのケースで、約97質量%が漏れてしまった後、液体は消滅した。結果を
下の表3にまとめる。全ての組成を質量%で表す。
【0035】
【表4】
【0036】 この実施例のTEHの値を表1と比較すると、結果は、組成物が、初期および
内容物が完全に容器から漏れたとき、本質的に非引火性であることを示している
。データはまた、n−ペンタンなどのより高い沸点の炭化水素を加えると、イソ
ブタンのみを用いる場合に比べて初期蒸気相の引火性が低下することを示してい
る。
【0037】 実施例3:25℃で、蒸気の漏れが蒸気圧に及ぼす影響 25℃で容器に初期組成物を入れ、組成物の初期蒸気圧を測定する。温度を2
5℃で一定に保ち,50質量パーセントの初期組成物が漏れてしまうまで組成物
を容器から漏らし、その時点で容器に残っている組成物の蒸気圧を測定する。結
果を下の表4にまとめる。
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】 この実施例の結果は、25℃で元の組成物の50質量%が漏れてしまった後、
本発明の共沸様組成物が存在し、残っている組成物の蒸気圧変化は元の組成物蒸
気圧の約10%より少ないということを示す。組成物中のHFC−32の量を減
らすと結果としてより共沸様混合物となる。プロパンを含む組成物は共沸様組成
物ではない。
【0041】 実施例4:炭化水素の添加が分別に及ぼす効果 25℃で、容器に初期組成物を90体積%まで十分に入れ、この組成物の初期
の蒸気圧を測定する。温度を25℃で一定に保ち、50質量パーセントの初期組
成物が漏れてしまうまで組成物を容器から漏らし、その時点で容器に残っている
組成物の蒸気圧を測定する。結果を下の表5にまとめる。
【0042】
【表7】
【0043】 この実施例の結果は、分別の程度が減少していることを示している。すなわち
組成物は、HFC−32が本発明の炭化水素で置き換えられるとより共沸様組成
物になる。本発明の組成物は冷媒組成物R407Cより分別も少ない。
【0044】 実施例5:冷媒性能 以下の表は本発明の組成物の性能を示す。データは以下の条件に基づく。
【0045】 蒸発器温度 8.9℃ 凝縮器温度 46.1℃ サブクール温度 39.4℃ 戻り気体温度 18.3℃ コンプレッサクリアランス体積は4%である。 コンプレッサ等エントロピー効率は75%である。
【0046】 容量とは、循環冷媒1ポンド(0.454kg)当りの蒸発器内冷媒のエンタ
ルピー変化、すなわち時間当たりに蒸発器内で冷媒によって奪われる熱を意味す
るとされる。成績係数(COP)とは容量と圧縮仕事の比であり、冷媒のエネル
ギー効率の尺度であるとされる。結果を下の表6に示す。
【0047】
【表8】
【0048】 本発明の組成物がHFC−32を含まない組成物に比べてより高い容量、効率
のいずれかまたは両方を示すということを、この実施例の結果は示している。
【0049】 実施例6:本組成物でのオイル戻り試験 オイルの戻りをオイル戻り装置で以下のようにして試験した。液体冷媒を加圧
シリンダから銅管を通してヒータへ導入しそれを気化させた。次に冷媒蒸気を圧
力調整器と計量バルブに通し、1分間1000〜1100ccの一定の流量およ
び1気圧に制御した。その冷媒蒸気を、恒温槽中に設置され、U字型に成形され
た長さ180cmで外径0.635cmのもう1つの銅管に導入した。そのU字
型管(U字管)はまず37cmのまっすぐな垂直部分で始まり、次に恒温槽の底
部で27cmの水平部分をなすように曲がっていた。次にその管は23cmの4
つの部分でジグザグ状に垂直に上昇し、その後に23cmの垂直でまっすぐな部
分になっていた。そのU字管を任意選択でオイル戻し剤およびオイル戻し剤キャ
リアを含む10gのオイルで満たし、オイルは37cmの垂直部分からU字管に
加えた。冷媒蒸気をU字管内のオイルを通してゆっくり流した。U字管から出て
きた冷媒とオイルを受器に集め、冷媒は蒸発させた。冷媒によってどれだけU字
管からオイルが運ばれたかを測定するためにオイルを秤量した。
【0050】 冷媒R407C(23質量%HFC−32、25質量%HFC−125、52
質量%HFC−134a)を冷媒シリンダに入れた。Suniso(登録商標)
3GS鉱油を銅製U字管に入れた。ここでオイル、オイル戻し剤およびオイル戻
し剤キャリアの合計は10gであった。恒温槽の温度は0℃に保った。冷媒蒸気
を1分間1100立方cmの流量でU字管内に流し、受器内のオイルの質量を6
、10および20分の時間間隔で測定した。次に本発明の冷媒組成物をSuni
so(登録商標)3GSで試験した。データを下の表7に示す。
【0051】
【表9】
【0052】 実施例6からの結果は、あらゆる場合に本発明の組成物のオイル戻りはR40
7Cに対して改善されていることを示している。オイル戻りは炭化水素濃度の増
加につれて増加する。3GSオイルにポリマーオイル戻し剤Zonyl(登録商
標)PHSを添加するとさらにオイル戻りは改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーバラ ハビランド マイナー アメリカ合衆国 21921 メリーランド州 エルクトン グリーンヘブン ドライブ 233 (72)発明者 アキミチ ヨコゼキ アメリカ合衆国 19807 デラウエア州 ウィルミントン コングレッショナル ド ライブ 109 アパートメント シー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本質的に、ジフルオロメタン(HFC−32)1〜19質量
    パーセント、ペンタフルオロエタン(HFC−125)25〜60質量パーセン
    ト、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)24〜60質
    量パーセント、並びに、n−ブタン、イソブタン、n−ブタンと2−メチルブタ
    ン、n−ブタンとn−ペンタン、イソブタンと2−メチルブタン、およびイソブ
    タンとn−ペンタンからなる群から選択される炭化水素0.5〜5質量パーセン
    トからなることを特徴とする共沸様組成物。
  2. 【請求項2】 本質的に、ジフルオロメタン(HFC−32)1〜15質量
    パーセント、ペンタフルオロエタン(HFC−125)30〜50質量パーセン
    ト、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)30〜50質
    量パーセント、および前記炭化水素1〜4質量パーセントからなることを特徴と
    する請求項1に記載の共沸様組成物。
  3. 【請求項3】 本質的に、ジフルオロメタン(HFC−32)1〜9質量パ
    ーセント、ペンタフルオロエタン(HFC−125)30〜50質量パーセント
    、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)30〜50質量
    パーセント、および前記炭化水素1〜4質量パーセントからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の共沸様組成物。
  4. 【請求項4】 前記炭化水素が0.5〜5質量パーセントの、 a)n−ブタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度で979kPa〜134
    8kPaの蒸気圧を有するか、または b)イソブタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度で985kPa〜135
    1kPaの蒸気圧を有するか、または c)n−ブタンおよび2−メチルブタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度
    で974kPa〜1342kPaの蒸気圧を有するか、または d)n−ブタンおよびn−ペンタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度で9
    73kPa〜1341kPaの蒸気圧を有するか、または e)イソブタンおよび2−メチルブタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度
    で976kPa〜1345kPaの蒸気圧を有するか、または f)イソブタンおよびn−ペンタンで、前記共沸様組成物が25℃の温度で9
    75kPa〜1344kPaの蒸気圧を有し、 前記共沸様組成物の50質量パーセントが蒸発した後、残った組成物の蒸気圧
    は変化が10%以下であることを特徴とする請求項1に記載の共沸様組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、または4の組成物を凝縮し、その後冷却
    される物の近傍で前記組成物を蒸発させることを含むことを特徴とする冷凍を生
    じさせる方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、または4の組成物を熱せられる物の近傍
    で凝縮し、その後前記組成物を蒸発させることを含むことを特徴とする熱を生じ
    させる方法。
  7. 【請求項7】 本質的にジフルオロメタン(HFC−32)、ペンタフルオ
    ロエタン(HFC−125)および1,1,1,2−テトラフルオロエタン(H
    FC−134a)からなる冷媒組成物の蒸発の間の蒸気圧の変化を少なくする方
    法であって、全組成物質量の0.5〜5質量パーセントのn−ブタン、イソブタ
    ン、n−ブタンおよび2−メチルブタン、n−ブタンおよびn−ペンタン、イソ
    ブタンおよび2−メチルブタン、ならびにイソブタンおよびn−ペンタンからな
    る群から選択される炭化水素の存在下で前記組成物を除去することを含むことを
    特徴とする方法。
JP2000606693A 1999-03-22 2000-03-22 ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物 Expired - Lifetime JP5084986B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12551099P 1999-03-22 1999-03-22
US60/125510 1999-03-22
PCT/US2000/007546 WO2000056834A1 (en) 1999-03-22 2000-03-22 Compositions of difluoromethane, pentafluoroethane, 1,1,1,2-tetrafluoroethane and hydrocarbons

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011264548A Division JP2012082430A (ja) 1999-03-22 2011-12-02 ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002540246A true JP2002540246A (ja) 2002-11-26
JP5084986B2 JP5084986B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=22420053

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000606693A Expired - Lifetime JP5084986B2 (ja) 1999-03-22 2000-03-22 ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物
JP2011264548A Pending JP2012082430A (ja) 1999-03-22 2011-12-02 ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011264548A Pending JP2012082430A (ja) 1999-03-22 2011-12-02 ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6783691B1 (ja)
EP (1) EP1163313B2 (ja)
JP (2) JP5084986B2 (ja)
DE (1) DE60014599T3 (ja)
ES (1) ES2228493T5 (ja)
WO (1) WO2000056834A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515654A (ja) * 1999-12-03 2003-05-07 ロデイア・リミテツド 冷媒組成物
JP2007505963A (ja) * 2003-09-19 2007-03-15 アルケマ フランス ヒドロフルオロカーボンを基にした組成物及びその使用
JP2008215748A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2010513671A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ペンタフルオロエタン、テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物
JP2010514851A (ja) * 2006-12-23 2010-05-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー フッ素化組成物およびかかる組成物を用いるシステム
JP2018502208A (ja) * 2014-11-19 2018-01-25 ピーエスケイ リサーチ、エルエルシー. 空調装置用の非共沸流体混合物

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK0998539T3 (da) * 1997-07-15 2002-10-28 Rhodia Ltd Kølemiddelsammensætninger
US7258813B2 (en) * 1999-07-12 2007-08-21 E.I. Du Pont De Nemours And Company Refrigerant composition
HUP0202739A2 (en) * 1999-09-30 2002-12-28 Refrigerant Products Ltd R 22 replacement refrigerant
US6526764B1 (en) * 2000-09-27 2003-03-04 Honeywell International Inc. Hydrofluorocarbon refrigerant compositions soluble in lubricating oil
GB0223724D0 (en) * 2002-10-11 2002-11-20 Rhodia Organique Fine Ltd Refrigerant compositions
US7833433B2 (en) * 2002-10-25 2010-11-16 Honeywell International Inc. Heat transfer methods using heat transfer compositions containing trifluoromonochloropropene
US7279451B2 (en) 2002-10-25 2007-10-09 Honeywell International Inc. Compositions containing fluorine substituted olefins
US20040089839A1 (en) * 2002-10-25 2004-05-13 Honeywell International, Inc. Fluorinated alkene refrigerant compositions
US8033120B2 (en) * 2002-10-25 2011-10-11 Honeywell International Inc. Compositions and methods containing fluorine substituted olefins
CA2507639C (en) * 2002-11-29 2013-08-06 Rhodia Organique Fine Limited Chiller refrigerants
US7524805B2 (en) 2004-04-29 2009-04-28 Honeywell International Inc. Azeotrope-like compositions of tetrafluoropropene and hydrofluorocarbons
US7655610B2 (en) * 2004-04-29 2010-02-02 Honeywell International Inc. Blowing agent compositions comprising fluorinated olefins and carbon dioxide
GB0404343D0 (en) * 2004-02-27 2004-03-31 Rpl Holdings Ltd Refrigerant composition
US20220389297A1 (en) 2005-03-04 2022-12-08 The Chemours Company Fc, Llc Compositions comprising a fluoroolefin
US7569170B2 (en) * 2005-03-04 2009-08-04 E.I. Du Pont De Nemours And Company Compositions comprising a fluoroolefin
JP5436865B2 (ja) * 2006-03-03 2014-03-05 アールピーエル ホールディングス リミテッド 冷媒組成物
AU2007220309B2 (en) * 2006-03-03 2011-04-28 Rpl Holdings Limited Refrigerant composition
US8974688B2 (en) * 2009-07-29 2015-03-10 Honeywell International Inc. Compositions and methods for refrigeration
GB0622562D0 (en) * 2006-11-11 2006-12-20 Rpl Holdings Ltd Non ozone depleting refrigerant composition for replacing hcfc 22
TW200930801A (en) 2007-10-31 2009-07-16 Du Pont Compositions comprising iodotrifluoromethane and uses thereof
BRPI0906343A2 (pt) * 2008-04-15 2017-05-23 Du Pont composições de pentafluoretano, tetraflueoretano e n-butano.
US8820079B2 (en) * 2008-12-05 2014-09-02 Honeywell International Inc. Chloro- and bromo-fluoro olefin compounds useful as organic rankine cycle working fluids
US8444873B2 (en) 2009-06-12 2013-05-21 Solvay Fluor Gmbh Refrigerant composition
KR20120104176A (ko) * 2009-09-04 2012-09-20 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 플러싱 없이 cfc 및 hcfc 냉매를 대체하기 위한 냉매 및 윤활제를 포함하는 조성물 및 방법
GB0922288D0 (en) 2009-12-21 2010-02-03 Rpl Holdings Ltd Non ozone depleting and low global warming potential refrigerants for refrigeration
CN102775962A (zh) * 2011-05-12 2012-11-14 澳宏(天津)化学品有限公司 一种环保型空调制冷剂
JP5941056B2 (ja) * 2011-10-26 2016-06-29 Jxエネルギー株式会社 冷凍機用作動流体組成物及び冷凍機油
KR101909545B1 (ko) 2012-03-27 2018-10-19 제이엑스티지 에네루기 가부시키가이샤 냉동기용 작동 유체 조성물
ES2664051T3 (es) * 2012-05-11 2018-04-18 Eco D'gas As Composición de gas refrigerante
US8999191B2 (en) * 2013-03-15 2015-04-07 National Refrigerants, Inc. R22 replacement refrigerant
US10330364B2 (en) 2014-06-26 2019-06-25 Hudson Technologies, Inc. System and method for retrofitting a refrigeration system from HCFC to HFC refrigerant
MY182105A (en) * 2015-02-19 2021-01-18 Daikin Ind Ltd Composition containing mixture of fluorinated hydrocarbons, and method for producing same
GB201505230D0 (en) 2015-03-27 2015-05-13 Rpl Holdings Ltd Non ozone depleting and low global warming refrigerant blends
CN106479442B (zh) 2016-09-27 2019-08-23 宁波艾科制冷工程有限公司 一种制冷剂组合物及制备方法
CN111492030A (zh) 2017-11-27 2020-08-04 Rpl控股有限公司 低gwp之冷冻剂共混物
MX2023004622A (es) 2020-10-22 2023-05-12 Rpl Holdings Ltd Refrigerantes de bomba termica.

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06220430A (ja) * 1993-01-21 1994-08-09 Sanyo Electric Co Ltd 冷媒組成物
JPH0925480A (ja) * 1995-07-13 1997-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 作動流体
JPH10219237A (ja) * 1998-03-06 1998-08-18 Daikin Ind Ltd 冷 媒

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0568115B1 (en) 1990-07-26 1996-03-20 E.I. Du Pont De Nemours & Company Incorporated Near-azeotropic blends for use as refrigerants
US5185094A (en) 1990-12-17 1993-02-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Constant boiling compositions of pentafluoroethane, difluoromethane, and tetrafluoroethane
DE4210700A1 (de) 1992-04-01 1993-10-07 Solvay Fluor & Derivate Zusammensetzungen mit 1-Chlor-2,2,2-trifluorethyldifluormethylether
DE4226431A1 (de) 1992-08-10 1994-02-17 Privates Inst Fuer Luft Und Ka Kältemittelgemisch
JP3867996B2 (ja) 1993-02-05 2007-01-17 イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー ヒドロフルオロカーボンおよび炭化水素の組成物
GB9319540D0 (en) 1993-09-22 1993-11-10 Star Refrigeration Replacement refrigerant composition
JPH07173460A (ja) 1993-12-20 1995-07-11 Sanyo Electric Co Ltd 冷媒組成物および冷凍装置
DE4425066A1 (de) 1994-07-15 1996-01-18 Solvay Fluor & Derivate Anwendungen und Zusammensetzungen mit Difluormethoxy-2,2,2-trifluorethan
GB9415140D0 (en) 1994-07-27 1994-09-14 Ici Plc Refrigerant compositions
WO1997015637A1 (fr) 1995-10-20 1997-05-01 Tsinghua University Refrigerant
JPH09208940A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
WO1999003947A1 (en) 1997-07-15 1999-01-28 Rhodia Limited Refrigerant compositions

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06220430A (ja) * 1993-01-21 1994-08-09 Sanyo Electric Co Ltd 冷媒組成物
JPH0925480A (ja) * 1995-07-13 1997-01-28 Sanyo Electric Co Ltd 作動流体
JPH10219237A (ja) * 1998-03-06 1998-08-18 Daikin Ind Ltd 冷 媒

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515654A (ja) * 1999-12-03 2003-05-07 ロデイア・リミテツド 冷媒組成物
JP5010083B2 (ja) * 1999-12-03 2012-08-29 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 冷媒組成物
JP2007505963A (ja) * 2003-09-19 2007-03-15 アルケマ フランス ヒドロフルオロカーボンを基にした組成物及びその使用
JP4855256B2 (ja) * 2003-09-19 2012-01-18 アルケマ フランス ヒドロフルオロカーボンを基にした組成物及びその使用
JP2010513671A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ペンタフルオロエタン、テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物
JP2010514851A (ja) * 2006-12-23 2010-05-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー フッ素化組成物およびかかる組成物を用いるシステム
JP2008215748A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2018502208A (ja) * 2014-11-19 2018-01-25 ピーエスケイ リサーチ、エルエルシー. 空調装置用の非共沸流体混合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012082430A (ja) 2012-04-26
ES2228493T5 (es) 2010-04-27
EP1163313B1 (en) 2004-10-06
ES2228493T3 (es) 2005-04-16
DE60014599T2 (de) 2005-11-17
EP1163313B2 (en) 2009-11-04
DE60014599D1 (de) 2004-11-11
US6783691B1 (en) 2004-08-31
WO2000056834A1 (en) 2000-09-28
DE60014599T3 (de) 2010-05-12
JP5084986B2 (ja) 2012-11-28
EP1163313A1 (en) 2001-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5084986B2 (ja) ジフルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタンおよび炭化水素の組成物
US10035938B2 (en) Heat transfer fluid replacing R-134a
KR100190185B1 (ko) 디플루오로메탄; 1,1,1-트리플루오로에탄; 또는 프로판을 함유하는 비공비성 냉매 조성물들
JP3916250B2 (ja) 冷媒組成物
ES2775880T3 (es) Composiciones que comprenden una fluoroolefina
JP2732545B2 (ja) R−502の代替品として使用するための冷媒
KR102331678B1 (ko) 디플루오로메탄, 펜타플루오로에탄, 테트라플루오로프로펜 및 임의로 프로판을 포함하는 열전달 유체
MX2010013553A (es) Composiciones de transferencia de calor.
US5403504A (en) Process for heating and cooling using substantially constant boiling compositions of fluorinated hydrocarbons
US6843930B2 (en) Composition of refrigerant mixtures for high back pressure condition
KR20000035927A (ko) 냉매 조성물
KR20140143770A (ko) 2,3,3,4,4,4-헥사플루오로부트-1-엔에 기초하는 조성물
TW202037585A (zh) 含有反式-1,2-二氟乙烯之組成物
US20210403777A1 (en) Compositions
JP2003013051A (ja) ジフルオロメタンとテトラフルオロエタンの組成物
JPH0681834B2 (ja) ペンタフルオロエタン;1,1,1―トリフルオロエタン;およびクロロジフルオロメタンの共沸混合物様組成物
US20140166923A1 (en) Compositions containing difluoromethane and fluorine substituted olefins
JPH0585970A (ja) 冷 媒
US20190153281A1 (en) Compositions containing difluoromethane and fluorine substituted olefins
JP2002511515A (ja) アンモニア、ペンタフルオロエタンおよびジフルオロメタンの3成分組成物
KR20000059744A (ko) 탄화수소계 비가연성 냉매 조성물 및 그 제조방법
JPH0570769A (ja) フルオロアルカン混合物
JP2022502551A (ja) 2,3,3,3−テトラフルオロプロペンを含む組成物
JPH0585967A (ja) フルオロアルカン混合物
JP2001072966A (ja) 混合冷媒とそれを用いた冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070131

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20111205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111205

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5084986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term