JPH10219237A - 冷 媒 - Google Patents
冷 媒Info
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- JPH10219237A JPH10219237A JP10055491A JP5549198A JPH10219237A JP H10219237 A JPH10219237 A JP H10219237A JP 10055491 A JP10055491 A JP 10055491A JP 5549198 A JP5549198 A JP 5549198A JP H10219237 A JPH10219237 A JP H10219237A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- weight
- hfc125
- hfc32
- hfc134a
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
その危険性の極めて低い新たな冷媒を開発する。 【解決手段】 HFC32、HFC125及びHFC1
34aを必須成分として含有する冷媒であって、HFC
32が20重量%以上、HFC125が20〜40重量
%、HFC134aが40〜60重量%で、かつ不燃性
の組成からなる冷媒。
Description
関する。
動流体乃至冷媒としては、クロロフルオロ炭化水素、フ
ルオロ炭化水素、これらの共沸組成物並びにその近辺の
組成の組成物が知られている。これらのうち、現在冷凍
機用の作動流体としてはR−11(トリクロロフルオロ
メタン)、R−22(ジクロロフルオロメタン)などが
主に使用されている。しかしながら、近年、大気中に放
出された場合に水素を含まない或いは水素含有量の少な
いある種のクロロフルオロ炭化水素が成層圏のオゾン層
を破壊し、その結果、人類を含む地球の生態系に重大な
悪影響を及ぼすことが指摘されている。従って、オゾン
層破壊の可能性の高いクロロフルオロ炭化水素について
は、国際的な取り決めにより、使用及び生産が制限され
るに至っている。制限の対象となる上記の水素を含まな
いクロロフルオロ炭化水素として、上記のように汎用さ
れているR−11、R−22などがある。冷凍・空調装
置の普及に伴い、需要が毎年増大しているこれらの冷媒
の使用及び生産の制限は、居住環境をはじめとして、現
在の社会機構全般に与える影響が大きい。従って、オゾ
ン破壊問題を生じる危険性のない或いはその危険性の極
めて低い新たな冷媒の開発が緊急の課題となっている。
しての特性に優れ、且つ当然のことながら、大気中に放
出された場合にもオゾン層に及ぼす影響のない新たな冷
媒を得るべく、種々検討を重ねてきた。その結果、HF
C32、HFC125及びHFC134aを必須成分と
して含有する冷媒であって、HFC32が20重量%以
上、HFC125が20〜40重量%、HFC134a
が40〜60重量%で、かつ不燃性の組成からなる冷媒
を用いることにより、優れた結果が得られることを見出
した。
機を提供するものである。
C134aを必須成分として含有する冷媒であって、H
FC32が20重量%以上、HFC125が20〜40
重量%、HFC134aが40〜60重量%で、かつ不
燃性の組成からなる冷媒。
C125が20〜40重量%、HFC134aが40〜
60重量%で、かつ不燃性の組成からなる上記項1に記
載の冷媒(但し、HFC32/HFC125/HFC1
34aの重量%が、(26.2/13.8/60.
0)、(17.0/31.6/51.4)、(3.5/
58.7/37.8)、(5.0/43.3/51.
7)、(12.4/25.4/62.2)、(18.0
/12.8/69.2)である点の内側にある範囲の冷
媒を除く)。
いて運転される冷凍機。
て、R−22と同等の成績係数、冷凍能力を有している
ので好適である。また、本発明の冷媒は、成績係数、冷
凍能力のバランスがとれており、しかも冷媒として必要
不可欠な不燃性である。
下記の第1表に示す。
性となる組成範囲がより好ましい。
応じ、安定剤を併用することができる。すなわち、過酷
な使用条件下により高度の安定性が要求される場合に
は、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシド、
グリシドールなどのエポキシド類;ジメチルホスファイ
ト、ジイソプロピルホスファイト、ジフェニルホスファ
イトなどのホスファイト類;トリラウリルトリチオフォ
スファイトなどのチオフォスファイト類;ホウ酸、トリ
エチルボレート、トリフェニルボレート、フェニルボロ
ン酸などのホウ素化合物;2,6−ジ−tert・ブチ
ルパラクレゾールなどのフェノール類;ニトロメタン、
ニトロエタンなどのニトロアルカン類;アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エステル類;そ
の他ジオキサン、tert・ブタノール、ペンタエリス
リトール、パライソプロペニルトルエン;などの安定剤
を作動流体重量の0.01〜5%程度添加することがで
きる。
範囲で、冷媒に他の化合物を混合することができる。こ
のような化合物としては、ジメチルエーテル、ペンタフ
ルオロジメチルエーテルなどのエーテル類;パーフルオ
ロエチルアミンなどのアミン類;LPGなどが例示され
る。
オゾン層に影響を与える塩素原子及び臭素原子を含まな
いので、オゾン層の破壊問題を生じる危険性はない。
冷房能力、成績係数、吐出ガス温度などの性能におい
て、バランスがとれている。
に対する溶解性が低いので、既存の冷凍機における材料
変更などを行うことなく、そのまま使用可能である。
優れ、不燃性乃至難燃性なので、通常の冷凍機におい
て、やはりそのまま使用可能である。
ころをより一層明らかにする。
使用する1馬力の冷凍機において、凝縮器における冷媒
の蒸発温度を0℃とし、凝縮温度を50℃とし、加熱温
度を5℃とし、凝縮器過冷却度を0℃として、運転を行
った。
上段が成績係数を示し、下段が冷凍能力(kcal/m
2)を示す。
混合物組成が不燃性を呈する。
CFC22の上記と同一条件下での成績係数は、4.1
3であり、冷凍能力は716kcal/m2である。
凍能力との関係を示す三角図表である。
Claims (3)
- 【請求項1】 HFC32、HFC125及びHFC1
34aを必須成分として含有する冷媒であって、HFC
32が20重量%以上、HFC125が20〜40重量
%、HFC134aが40〜60重量%で、かつ不燃性
の組成からなる冷媒。 - 【請求項2】 HFC32が20重量%以上、HFC1
25が20〜40重量%、HFC134aが40〜60
重量%で、かつ不燃性の組成からなる請求項1に記載の
冷媒(但し、HFC32/HFC125/HFC134
aの重量%が、(26.2/13.8/60.0)、
(17.0/31.6/51.4)、(3.5/58.
7/37.8)、(5.0/43.3/51.7)、
(12.4/25.4/62.2)、(18.0/1
2.8/69.2)である点の内側にある範囲の冷媒を
除く)。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の冷媒を用いて
運転される冷凍機。
Priority Applications (1)
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JP10055491A JP2863159B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 冷 媒 |
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JP10055491A JP2863159B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 冷 媒 |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP10055491A Expired - Lifetime JP2863159B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 冷 媒 |
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-
1998
- 1998-03-06 JP JP10055491A patent/JP2863159B2/ja not_active Expired - Lifetime
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