JP2002533310A - ジアリールカーボネートの製造方法 - Google Patents

ジアリールカーボネートの製造方法

Info

Publication number
JP2002533310A
JP2002533310A JP2000589485A JP2000589485A JP2002533310A JP 2002533310 A JP2002533310 A JP 2002533310A JP 2000589485 A JP2000589485 A JP 2000589485A JP 2000589485 A JP2000589485 A JP 2000589485A JP 2002533310 A JP2002533310 A JP 2002533310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
azeotrope
inert organic
organic solvent
reaction mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000589485A
Other languages
English (en)
Inventor
クラウス−ペーター・ライジンガー
ウルズラ・ヤンゼン
ヨハン・レヒナー
ロプ・エーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JP2002533310A publication Critical patent/JP2002533310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/01Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from carbon monoxide and oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、白金金属触媒、助触媒、塩基および任意に第四級塩ならびに不活性有機溶媒の存在下に、一酸化炭素および酸素を使用して芳香族ヒドロキシ化合物を酸化カルボニル化することによって、芳香族カーボネートを製造する方法に関する。反応条件下に、不活性有機溶媒が、反応の間に生成される水と共沸混合物を形成し、この共沸混合物を反応混合物から除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 貴金属触媒の存在下に芳香族ヒドロキシ化合物と一酸化炭素とを酸化反応させ
ることによって、有機カーボネートを製造することが既知である(DE-OS 273843
7)。パラジウムを貴金属として使用するのが好ましい。助触媒(例えば、マン
ガンまたはコバルト塩)、塩基、第四級塩、種々のキノンまたはヒドロキノンお
よび乾燥剤を付加的に使用することができる。この方法は、溶媒、好ましくは塩
化メチレン中で行うことができる。
【0002】 (背景技術) 芳香族ジヒドロキシ化合物と一酸化炭素および酸素とを反応させた場合、生成
されるカーボネート単位1モルについて水1モルが遊離する。この水が反応系に
残留する場合、生成された有機カーボネートが加水分解され、それによって、有
効な水の分離を行わずに達成される空間−時間収率が低くなり、さらに、触媒系
が水によって失活される。失活触媒の再活性化は、かなりの技術的努力を必要と
する。脱活触媒を新しい触媒に置き換えることは、高いコストを要する。従って
、水の効果的な除去が、この方法を低コストで使用するのに不可欠である。
【0003】 DE-OS 2738437は、水の分離に分子篩を使用することを提案している。しかし
、液体相からの水の有効な分離には、技術的に難しい方法で再生しなければなら
ない分子篩の多量の(100〜500%過剰)使用が必要となるので、分子篩の
使用はこの方法の工業的使用を魅力のないものにする。
【0004】 US 5498724は、反応の間に生成される水を、過剰の反応ガスでストリッピング
することによって除去する方法を開示している。反応ガスは、水と共沸混合物を
形成する不活性ガスを0〜30容量%で含有する。しかし、この方法において、
水を完全に除去するために多量のガスを使用しなければならない(達成しうる最
少の含水量は500ppmより多い)。水を除去する際に、比較的多量の芳香族ヒ
ドロキシ化合物も排出され、これをガス流から分離しなければならない。
【0005】 (発明の開示) 驚くべきことに、反応条件下に水と共沸混合物を形成する不活性有機溶媒を、
反応混合物に添加し、この共沸混合物を反応混合物から除去することによって、
反応混合物の含水量を、明らかに500ppmより少なく、好ましくは250ppmよ
り少なくなるように調節しうることが見い出された。反応ガスで純粋ストリッピ
ングを行う(DE-OS 4403075)場合より、かなり少ない量の反応ガスが付加的に
使用され得る。従って、この方法を工業的大規模で行う場合に、かなりのコスト
削減がなされる。
【0006】 従って、本発明は、式: R−O−CO−O−R (I) [式中、Rは、置換または非置換C〜C12アリール、好ましくは置換または
非置換フェニル、特に好ましくは非置換フェニルである。] で示される芳香族カーボネートの製造方法であって、式: R−O−H (II) [式中、Rは前記と同意義である。] で示される芳香族ヒドロキシ化合物を、白金族金属触媒、助触媒、塩基および任
意に第四級塩ならびに不活性有機溶媒の存在下に、一酸化炭素および酸素と反応
させ、反応条件下に、不活性有機溶媒が反応の間に生成される水と共沸混合物を
形成し、この共沸混合物を反応混合物から除去する製造方法を提供する。
【0007】 好ましい実施態様において、溶媒との共弗混合物としての水の、反応混合物か
らの除去が、過剰反応ガスでのストリッピングによって促進される。この方法に
おいて、5容量%より多い溶媒が、共沸混合物として反応混合物から除去される
ことが非常に重要である。好ましい実施態様において、反応混合物からの共沸混
合物の除去が、過剰の反応ガスによって促進される。純粋ストリッピング条件下
では、即ち、不活性有機溶媒との共沸混合物の形成、および反応混合物からの共
沸混合物の同時除去を行わない場合は、明らかに低い転化率にしかならない(DE
-OS 4403075)。
【0008】 本発明のカーボネートの製造方法は、30〜200℃、好ましくは50〜15
0℃、特に好ましくは60〜130℃の反応温度、および、1〜100バール、
好ましくは1〜50バール、特に好ましくは1〜10バールの反応圧力で行われ
る。温度および全圧力は、共沸混合物が反応条件下に形成され、反応混合物から
部分的に除去されるように選択しなければならない。
【0009】 適当な温度で沸騰し、水と共沸混合物を形成するハロゲン化炭化水素および芳
香族溶媒、例えば、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、フルオロベンゼン、ベ
ンゼン、アニソール、塩化メチレンまたは1,2−ジクロロエタン、場合により
それらの混合物が、不活性有機溶媒として使用される。クロロベンゼンを使用す
るのが特に好ましい。不活性溶媒は、1〜99%、好ましくは20〜98%、特
に好ましくは40〜98%の割合で反応混合物に存在する。
【0010】 共沸混合物を含有する排気ガス流中に位置する分離ユニット、例えば、デフレ
グメーター、プレートまたはパッキン付き蒸留カラムおよび当業者に既知の他の
装置によって、脱水の間に同伴した溶媒の大部分が、水から分離され、戻り流を
通って反応器に送られる。分離された共沸混合物の分離または分解は、先行技術
によって、例えば、抽出、凍結または蒸留によって行われる。
【0011】 好ましい実施態様において、共沸混合物と一緒に除去された溶解ガスの一部を
、分離した後すぐに、循環反応器ガスに戻す。分離前に先行技術法を使用して、
例えば、吸着、吸収、好ましくは凝縮によって、所望により圧縮されたガス混合
物から、同伴排出物(例えばフェノール)、溶媒、生成物および水を分離して循
環させる。一酸化炭素、酸素および不活性ガスから成る反応に必要とされる反応
ガスは、この目的のために、反応溶液1リットルにつき1〜10000NL、好
ましくは反応溶液1リットルにつき5〜5000NL、特に好ましくは反応溶液
1リットルにつき10〜1000NLの量で導入される。脱水から生じる循環さ
れるガス混合物は、COおよびO含有量について所定の容量で含有される。
【0012】 反応ガスの一酸化炭素および酸素の配合は、広い濃度限界内で変化するが、C
O:Oのモル比(COに対して標準化)1:(0.001〜1.0)、好まし
くは1:(0.01〜0.5)、特に好ましくは1:(0.02〜0.3)に設定す
るのが有利である。これらのモル比において、酸素分圧は、高い空間−時間収率
を得るのに充分に高く、一方、爆発性の一酸化炭素/酸素混合物を防止する。
【0013】 全ての出発化合物が、それらの製造および保存からの不純物で汚染されている
こともあるが、最終生成物の純度のためには、できるだけ清浄な化学物質を使用
するのが好ましい。反応ガスに対しても、特定の純度条件が適用されない。従っ
て、合成ガスをCO源として、空気をO媒体として使用することができるが、
硫黄またはその化合物のような触媒毒が導入されないように注意しなければなら
ない。純粋COおよび純粋酸素が、本発明の方法の好ましい実施態様に使用され
る。
【0014】 本発明によって反応される芳香族ヒドロキシ化合物は、例えば、フェノール、
o−、m−またはp−クレゾール、o−、m−またはp−クロロフェノール、o
−、m−またはp−エチルフェノール、o−、m−またはp−プロピルフェノー
ル、o−、m−またはp−メトキシフェノール、2,6−ジメチルフェノール、
2,4−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノール、1−ナフトール、2
−ナフトールおよびビスフェノールAを包含し、フェノールが好ましい。一般に
、芳香族ヒドロキシ化合物の置換は、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキ
シ、フッ素、塩素または臭素からの1個または2個の置換基を有する。
【0015】 本発明の方法に使用できる塩基は、アルカリ金属水酸化物、弱酸のアルカリ金
属塩または第四級塩、例えば、アルカリ金属tert−ブチラート、またはRが前記
の意味を有する式(II)の芳香族ヒドロキシ化合物のアルカリ金属塩または第四
級塩である。有機カーボネートを生成する反応にも使用される式(II)の芳香族
ヒドロキシ化合物のアルカリ金属塩または第四級塩、例えばテトラブチルアンモ
ニウムフェノラートを使用するのが特に好ましい。これらのアルカリ金属塩は、
リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウムまたはセシウム塩であってもよい
。リチウム、ナトリウムおよびカリウムフェノラートを使用するのが好ましく、
カリウムフェノラートが特に好ましい。
【0016】 塩基は、触媒量で添加される。白金族金属、例えばパラジム対塩基の比率は、
白金族金属、例えばパラジウム1g原子につき、0.1〜500、好ましくは0.
3〜200、特に好ましくは0.9〜130当量の塩基が使用されるように選択
するのが好ましい。
【0017】 本発明の方法に好適な白金族金属触媒は、少なくとも1種のVIII族貴金属、好
ましくはパラジウムから成る。それは、種々の形態で本発明の方法に添加するこ
とができる。パラジウムは、金属形態、好ましくは酸化数0および+2のパラジ
ウム化合物、例えば、パラジウム(II)アセチルアセトナート、ハロゲン化物、
〜C18カルボン酸のカルボン酸塩、硝酸塩、酸化物、または、例えば、オ
レフィン、アミン、燐化合物およびハロゲン化物を含有するパラジウム錯体の形
態で使用することができる。臭化パラジウムおよびパラジウムアセチルアセトナ
ートが特に好ましい。
【0018】 本発明の方法において、白金族金属触媒の量は限定されない。触媒は、反応混
合物における金属濃度が1〜3000ppmであるような量で添加するのが好まし
く、5〜500ppmの濃度が特に好ましい。
【0019】 (メンデレーエフ)元素周期律表のIIIA、IIIB、IVA、IVB、VB、IB、IIB、VI
B、VIIB族、稀土類金属(原子番号58〜71)または鉄族からの金属、場合に
よりそれらの混合物が、本発明の方法の助触媒として使用され、金属は種々の酸
化状態で使用されてよい。Mn、Cu、Co、V、Zn、CeおよびMoを使用
するのが好ましい。本発明の方法を限定するものではないが、マンガン(II)、
マンガン(III)、銅(I)、銅(II)、コバルト(II)、コバルト(III)、バ
ナジウム(III)およびバナジウム(IV)を使用することができる。金属は、例
えば、ハロゲン化物、酸化物、C〜Cカルボン酸のカルボン酸塩、ジケトン
酸塩または硝酸塩として、および、例えば、一酸化炭素、オレフィン、アミン、
燐化合物およびハロゲン化物を含有する錯化合物として、使用することができる
。Mn、Cu、MoおよびCeを使用するのが特に好ましい。マンガン化合物は
、本発明に使用するのに特に好ましく、マンガン(II)およびマンガン(III)
錯体が特に好ましく、マンガン(II)アセチルアセトナートまたはマンガン(II
I)アセチルアセトナートがとりわけ好ましい。
【0020】 系中で生成される場合もある助触媒は、その濃度が反応混合物の0.0001
〜20重量%、好ましくは0.005〜5重量%、特に好ましくは0.01〜2重
量%であるような量で添加される。
【0021】 本発明の目的に使用される第四級塩は、例えば、有機残基で置換されたアンモ
ニウム、グアニジニウム、ホスホニウムまたはスルホニウム塩、場合によりそれ
らの混合物である。C〜C10アリール、C〜C12アラルキルおよび/ま
たはC〜C20アルキル残基を有機残基として有し、ハロゲン化物、テトラフ
ルオロボレートまたはヘキサフルオロホスフェートをアニオンとして有するアン
モニウム、グアニジニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム塩が本発明の方法
に使用するのに好適である。本発明の方法に使用するのに好ましいアンモニウム
塩は、C〜C10アリール、C〜C12アラルキルおよび/またはC〜C 20 アルキル残基を有機残基として有し、ハロゲン化物をアニオンとして有する
アンモニウム塩であり、テトラブチルアンモニウムブロミドおよびテトラブチル
ホスホニウムブロミドが特に好ましい。そのような第四級塩の量は、例えば、反
応混合物の重量に対して0.1〜20重量%である。この量は、好ましくは0.5
〜15重量%、特に好ましくは1〜5重量%である。
【0022】 第四級カチオンを有するテトラブチルアンモニウムフェノレートのような塩基
が使用される場合、テトラブチルアンモニウムブロミドのような添加される第四
級塩の量がそれによって減少される。添加される第四級塩のアニオンの合計量も
、臭化カリウムのようなこのアニオンの他の塩によって任意に減少される。
【0023】 他の実施態様において、白金族金属、または白金族金属および助触媒が不均質
担体に適用された不均質触媒が、粉末または成形物として、均質触媒系に代えて
使用される。触媒系の残りの成分、例えば、塩基、第四級化合物および任意に助
触媒は、反応溶液中に均質に溶解される。不均質触媒の合計重量における白金族
金属の量は、白金族金属として計算して0.01〜15重量%、好ましくは0.0
5〜10重量%である。
【0024】 前記の種類の少なくとも1種の金属化合物が、触媒担体上の助触媒として使用
される。
【0025】 不均質触媒の合計重量における助触媒の量は、金属として計算して0.01〜
15重量%、好ましくは0.05〜10重量%である。
【0026】 適当な触媒担体は、化学的に均一な純粋物質および混合物の両方としてのV、
Mn、Ti、Cu、Zr、La、稀土類金属(原子番号58〜71)の群からの
1種またはそれ以上の金属酸化物、ならびに、鉄およびコバルトの酸化物、ニッ
ケル、アルミニウム、シリコンおよびマグネシウムの酸化物、ゼオライトおよび
活性炭を包含する。反応成分の混合を確実にするために、担持触媒を粉末として
使用する場合、使用される攪拌容器にこの目的に好適な攪拌機を取り付けるかま
たはバブルカラム反応器として組み立てる。
【0027】 攪拌容器またはバブルカラムにおける懸濁液として担持触媒粉末を使用する場
合、担持触媒粉末は、使用される芳香族ヒドロキシ化合物の量に対して、0.0
01〜50重量%、好ましくは0.01〜20重量%、特に好ましくは0.1〜1
0重量%の量で使用される。
【0028】 好ましい実施態様において、攪拌容器、バブルカラム、細流床反応器またはこ
れらの反応器のカスケードにおいて、不均質担持触媒が固定形態で使用される。
次に、担持触媒の分離によって、充分に分散させることができる。
【0029】 均質または不均質触媒を使用する本発明の方法に適した反応器は、攪拌タンク
反応器、オートクレーブおよびバブルカラムであり、これらの反応器は個々に、
またはカスケードとして使用することができる。カスケードは、直列に連結した
2〜15個、好ましくは2〜10個、特に好ましくは2〜5個の反応器を有して
成る。
【0030】 本発明に使用される攪拌容器には、反応成分を混合するための適当な攪拌機が
取り付けられる。そのような攪拌機は、当業者に既知である。その例は下記のも
のである:円板、羽根車、プロペラ、タービン、MIGおよびIntermig攪拌機、
管状攪拌機および種々のタイプの中空攪拌機。好ましい攪拌機は、気体と液体の
効果的な混合を可能にする攪拌機、例えば、中空管スパージング攪拌機、プロペ
ラ攪拌機などである。
【0031】 下記のタイプのバブルカラムを、本発明の方法に使用することができる:単純
バブルカラム、内部フィッティング付きバブルカラム、例えば、平行室付きバブ
ルカラム、ふるい板または単一孔板付きカスケードバブルカラム、パッキン付き
バブルカラム、静止ミキサー付きバブルカラム、パルス流れふるい板バブルカラ
ム、ループ反応器、例えばエアリフトループ反応器、順流ループ反応器、ジェッ
トループ反応器、開放ジェット反応器、ジェットノズル反応器、浸漬流体ノズル
付きバブルカラム、順流/逆流バブルカラム、および当業者に既知の他のバブル
カラム反応器(Chem. Ing. Tech. 51(1979), No.3, p.108-216; W.-D. Deckwer,
Reaktionstechnik in Blasensauulen, Otto Salle Verlag 1985)。
【0032】 好ましい実施態様において、カスケードバブルカラムおよびループ反応器のよ
うな、気体と液体との効果的な混合を可能にするバブルカラム反応器およびバブ
ルカラムカスケードが使用される。液体と反応ガスとの効果的な混合を維持する
ために、バブルカラム反応器の長手軸に沿って、分散および再分散要素を配置す
ることができる。単一孔板、多孔板、ふるい板、および当業者に既知の他の内部
フィッティングが、固定された再分散要素として使用される。供給の際の液体相
における反応ガスの初期分散は、従来のデバイス、例えば、多孔質焼結板、多孔
板、ふるい板、浸水管、ノズル、環状スパージャー、および当業者に既知の他の
分散デバイスを使用して行うことができる。
【0033】 本発明の方法を、種々の実施態様において行うことができる。1つの選択肢は
、不連続操作である。この場合、攪拌タンク反応器の場合のようにスパージング
攪拌機によるかまたは他の既知のガス分散要素によって、COおよび酸素を反応
混合物に通す。最適転化率が得られたらすぐに、反応混合物を反応器から除去す
るかまたは任意に反応器内で処理を行う。微粉担持触媒を使用した場合、濾過、
沈降または遠心処理によって、これらを反応混合物から分離することができる。
【0034】 同じ出発物質の場合は、場合により精製せずに、不連続操作において使用した
担持触媒を繰り返して再使用することができる。連続操作の場合は、使用した担
持触媒を、長時間にわたって反応器に残留させることができ、所望により再生す
ることもできる。
【0035】 単一反応器、あるいは2つまたはそれ以上の反応器のカスケードにおける連続
操作を使用するのが好ましい。固定不均質触媒を使用した場合、それらを長時間
にわたって反応器に残留させることができ、その中で所望により再生することも
できる。
【0036】 (実施例) 実施例1 スパージング攪拌機、冷却器および順流コールドトラップを取り付けた250
mLのオートクレーブに、90mLのクロロベンゼン中の、0.3ミリモルの臭
化パラジウム、22ミリモルのテトラブチルアンモニウムブロミドおよび20g
のフェノールを先ず導入し、一酸化炭素(3L/時)を導入しながら90℃で3
0分間溶解させた。次に、2.2ミリモルのマンガン(III)アセチルアセトナー
トおよび10.4ミリモルのテトラブチルアンモニウムフェノラートを10mL
のクロロベンゼンと一緒に添加し、全圧3バール、110℃で反応を開始し、反
応の間に80NL/時の一酸化炭素と酸素のガス混合物(95:5容量%)を導
入した。1時間ごとに反応混合物からサンプルを採取し、ガスクロマトグラフィ
ーによって分析した。分析によって、1時間後に11.4%のジフェニルカーボ
ネートが反応混合物中に存在し、2時間後に合計14.6%が存在することが分
かった。12gのクロロベンゼン/水懸濁液をコールドストラップで凝縮した。
試験の終了後に、反応混合物は250ppm未満の残留水分を有していた。
【0037】 実施例2 スパージング攪拌機、冷却器および順流コールドトラップを取り付けた250
mLのオートクレーブに、90mLのクロロベンゼン中の、0.15ミリモルの
臭化パラジウム、11ミリモルのテトラブチルアンモニウムブロミドおよび10
gのフェノールを先ず導入し、一酸化炭素(3L/時)を導入しながら90℃で
30分間溶解させた。次に、1.1ミリモルのマンガン(III)アセチルアセトナ
ートおよび5.2ミリモルのカリウムフェノラートを10mLのクロロベンゼン
と一緒に添加し、全圧5バール、125℃で反応を開始し、反応の間に80NL
/時の一酸化炭素と酸素のガス混合物(95:5容量%)を導入した。30分ご
とに反応混合物からサンプルを採取し、ガスクロマトグラフィーによって分析し
た。分析によって、0.5時間後に5.4%のジフェニルカーボネートが反応混合
物中に存在し、1時間後に合計7.2%が存在することが分かった。10gのク
ロロベンゼン/水懸濁液をコールドストラップで凝縮した。試験の終了後に、反
応混合物は250ppm未満の残留水分を有していた。
【0038】 実施例3(比較) スパージング攪拌機、冷却器および順流コールドトラップを取り付けた250
mLのオートクレーブに、90mLのクロロベンゼン中の、0.15ミリモルの
臭化パラジウム、11ミリモルのテトラブチルアンモニウムブロミドおよび10
gのフェノールを先ず導入し、一酸化炭素(3L/時)を導入しながら90℃で
30分間溶解させた。次に、1.1ミリモルのマンガン(III)アセチルアセトナ
ートおよび5.2ミリモルのカリウムフェノラートを10mLのクロロベンゼン
と一緒に添加し、全圧10バール、125℃で反応を開始し、反応の間に80N
L/時の一酸化炭素と酸素のガス混合物(95:5容量%)を導入した。30分
ごとに反応混合物からサンプルを採取し、ガスクロマトグラフィーによって分析
した。分析によって、0.5時間後に0.9%のジフェニルカーボネートが反応混
合物中に存在し、1時間後に合計1.2%が存在することが分かった。2g未満
の水をコールドストラップで凝縮した。試験の終了後に、反応混合物は500pp
mより多い残留水分を有していた。共沸混合物が反応混合物からほとんど除去さ
れなかったので、使用した圧力および温度は、純粋ストリッピング条件に相当し
た。実施例2との直接的な比較は、共沸混合物が反応混合物から除去される効率
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 D−51368 Leverkusen,Ge rmany (72)発明者 ロプ・エーク オランダ4623イックスハー・ベルヘン・オ プ・ゾーム、ファン・デン・エルセンパッ ト9番 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC48 AD12 BA02 BA16 BA25 BA29 BA45 BA51 BA69 BB12 BJ50 KA60 4H039 CA66 CL25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: R−O−CO−O−R (I) [式中、Rは、置換または非置換C〜C12アリール、好ましくは置換または
    非置換フェニル、特に好ましくは非置換フェニルである。] で示される芳香族カーボネートの製造方法であって、式: R−O−H (II) [式中、Rは前記と同意義である。] で示される芳香族ヒドロキシ化合物を、白金族金属触媒、助触媒、塩基および任
    意に第四級塩ならびに不活性有機溶媒の存在下に、一酸化炭素および酸素と反応
    させ、反応条件下に、不活性有機溶媒が反応の間に生成される水と共沸混合物を
    形成し、この共沸混合物を反応混合物から除去する製造方法。
  2. 【請求項2】 反応混合物からの共沸混合物の除去が、過剰反応ガスによっ
    て促進される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 芳香族溶媒が不活性有機溶媒として使用される請求項1また
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 クロロベンゼンが不活性有機溶媒として使用される請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ハロゲン化炭化水素が不活性有機溶媒として使用される請求
    項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 1,2−ジクロロエタンが溶媒として使用される請求項5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 弱酸のアルカリ金属塩または第四級塩が塩基として使用され
    る請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 カリウムフェノレートが塩基として使用される請求項7に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 カリウムtert−ブチレートが塩基として使用される請求項7
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 アルカリ金属水酸化物が塩基として使用される請求項1〜
    6のいずれかに記載の方法。
JP2000589485A 1998-12-22 1999-12-09 ジアリールカーボネートの製造方法 Pending JP2002533310A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19859290A DE19859290A1 (de) 1998-12-22 1998-12-22 Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten
DE19859290.6 1998-12-22
PCT/EP1999/009696 WO2000037413A1 (de) 1998-12-22 1999-12-09 Verfahren zur herstellung von diarylcarbonaten

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002533310A true JP2002533310A (ja) 2002-10-08

Family

ID=7892134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000589485A Pending JP2002533310A (ja) 1998-12-22 1999-12-09 ジアリールカーボネートの製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6469191B1 (ja)
EP (1) EP1140779B1 (ja)
JP (1) JP2002533310A (ja)
KR (1) KR100656312B1 (ja)
CN (1) CN1230414C (ja)
AT (1) ATE261928T1 (ja)
AU (1) AU1974500A (ja)
BR (1) BR9916433A (ja)
DE (2) DE19859290A1 (ja)
ES (1) ES2215415T3 (ja)
WO (1) WO2000037413A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6420589B1 (en) 2000-12-14 2002-07-16 General Electric Company Process for the production of diaryl carbonates
US6521777B2 (en) 2000-12-14 2003-02-18 General Electric Company Process for the production of diaryl carbonates
US6384262B1 (en) 2000-12-14 2002-05-07 General Electric Company Process for the production of diaryl carbonates
US6441215B1 (en) 2001-06-06 2002-08-27 General Electric Company Method for reducing carbonate decomposition in reaction mixtures
US6903049B2 (en) 2002-02-25 2005-06-07 General Electric Company Method and catalyst composition for producing aromatic carbonates using activating solvents
JP6112105B2 (ja) 2012-02-14 2017-04-12 荒川化学工業株式会社 第4級塩の除去方法

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102539A (en) * 1978-12-14 1980-08-05 Gen Electric Manufacture of aromatic carbonate
JPS631945B2 (ja) * 1978-08-31 1988-01-14 Ciba Geigy
JPH04257546A (ja) * 1991-02-07 1992-09-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 芳香族カーボネートの連続的製法
JPH06211750A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Idemitsu Kosan Co Ltd 芳香族カーボネートの製造方法
JPH06298700A (ja) * 1993-03-12 1994-10-25 Bayer Ag アリールカーボネートの連続的製造方法
JPH07233138A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Tokuyama Corp N−アルコキシカルボニルアミノ酸エステルの製造方法
JPH07247243A (ja) * 1994-02-02 1995-09-26 Bayer Ag ジアリールカーボネートの連続的製造のための方法
JPH08188558A (ja) * 1994-11-09 1996-07-23 Mitsubishi Chem Corp 芳香族カーボネート類の連続的製造方法
JPH08231472A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Chiyoda Corp アリールカーボネートの製造方法
JPH08281114A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag 白金金属含有支持触媒およびジアリールカーボネート類の製造方法
JPH08281108A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag 白金金属含有支持触媒およびジアリールカーボネート類の製造方法
JPH08283206A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag ジアリールカーボネート類の製造方法
JPH0912513A (ja) * 1995-06-23 1997-01-14 Bayer Ag ジアリールカーボネートの製造法
JPH09221436A (ja) * 1996-02-14 1997-08-26 Asahi Chem Ind Co Ltd ジアルキルカーボネートとジオールの製造方法
JPH09328454A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Mitsubishi Chem Corp ジターシャリ−ブチルジカーボネートの製造方法
JPH1036323A (ja) * 1996-04-09 1998-02-10 Bayer Ag ジアリールカーボネートの連続製造法
JPH1053564A (ja) * 1996-05-13 1998-02-24 Bayer Ag アリールカーボネートの連続的製造方法
JPH10231271A (ja) * 1996-10-02 1998-09-02 Mitsui Chem Inc ヒドロキシ安息香酸類の製造方法
JPH10306061A (ja) * 1997-05-06 1998-11-17 Daicel Chem Ind Ltd 炭酸エステルの製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4201712A (en) 1975-07-16 1980-05-06 Boehringer Ingelheim Gmbh Process for preparation of 6-aryl-4H-s-triazolo-[3,4-c]-thieno-[2,3-e]-1,4-diazepines
US5498724A (en) 1994-06-28 1996-03-12 Aktiebolaget Astra Pyrazoleamidine compounds
DE19606384A1 (de) * 1996-02-21 1997-08-28 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten
JP2922848B2 (ja) * 1996-06-14 1999-07-26 株式会社日本触媒 芳香族炭酸エステルの製造方法
DE19816497A1 (de) * 1998-04-14 1999-10-21 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Dibenzylcarbonaten
US6093842A (en) * 1998-09-25 2000-07-25 General Electric Company Process for continuous production of carbonate esters
US6294684B1 (en) * 1999-12-08 2001-09-25 General Electric Company Method and apparatus for the continuous production of diaryl carbonates

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631945B2 (ja) * 1978-08-31 1988-01-14 Ciba Geigy
JPS55102539A (en) * 1978-12-14 1980-08-05 Gen Electric Manufacture of aromatic carbonate
JPH04257546A (ja) * 1991-02-07 1992-09-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 芳香族カーボネートの連続的製法
JPH06211750A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Idemitsu Kosan Co Ltd 芳香族カーボネートの製造方法
JPH06298700A (ja) * 1993-03-12 1994-10-25 Bayer Ag アリールカーボネートの連続的製造方法
JPH07247243A (ja) * 1994-02-02 1995-09-26 Bayer Ag ジアリールカーボネートの連続的製造のための方法
JPH07233138A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Tokuyama Corp N−アルコキシカルボニルアミノ酸エステルの製造方法
JPH08188558A (ja) * 1994-11-09 1996-07-23 Mitsubishi Chem Corp 芳香族カーボネート類の連続的製造方法
JPH08231472A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Chiyoda Corp アリールカーボネートの製造方法
JPH08281114A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag 白金金属含有支持触媒およびジアリールカーボネート類の製造方法
JPH08281108A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag 白金金属含有支持触媒およびジアリールカーボネート類の製造方法
JPH08283206A (ja) * 1995-04-05 1996-10-29 Bayer Ag ジアリールカーボネート類の製造方法
JPH0912513A (ja) * 1995-06-23 1997-01-14 Bayer Ag ジアリールカーボネートの製造法
JPH09221436A (ja) * 1996-02-14 1997-08-26 Asahi Chem Ind Co Ltd ジアルキルカーボネートとジオールの製造方法
JPH1036323A (ja) * 1996-04-09 1998-02-10 Bayer Ag ジアリールカーボネートの連続製造法
JPH1053564A (ja) * 1996-05-13 1998-02-24 Bayer Ag アリールカーボネートの連続的製造方法
JPH09328454A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Mitsubishi Chem Corp ジターシャリ−ブチルジカーボネートの製造方法
JPH10231271A (ja) * 1996-10-02 1998-09-02 Mitsui Chem Inc ヒドロキシ安息香酸類の製造方法
JPH10306061A (ja) * 1997-05-06 1998-11-17 Daicel Chem Ind Ltd 炭酸エステルの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1230414C (zh) 2005-12-07
KR100656312B1 (ko) 2006-12-12
CN1331670A (zh) 2002-01-16
AU1974500A (en) 2000-07-12
US6469191B1 (en) 2002-10-22
DE19859290A1 (de) 2000-06-29
KR20010099876A (ko) 2001-11-09
ES2215415T3 (es) 2004-10-01
BR9916433A (pt) 2001-09-11
EP1140779A1 (de) 2001-10-10
ATE261928T1 (de) 2004-04-15
WO2000037413A1 (de) 2000-06-29
EP1140779B1 (de) 2004-03-17
DE59908915D1 (de) 2004-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5856554A (en) Process for producing diaryl carbonates
US5821377A (en) Process for the continuous production of diaryl carbonates
JP4020440B2 (ja) ジアリールカーボネートの連続的製造のための方法
US5625091A (en) Process for the production of diaryl carbonates
JP2002533310A (ja) ジアリールカーボネートの製造方法
JP2002533315A (ja) 炭酸ジアリール含有反応混合物の再生方法
JP2613251B2 (ja) オクタ―2,7―ジエン―1―オールの連続的製造法
RU2181355C2 (ru) Способ получения уксусной кислоты и/или метилацетата посредством изомеризации и карбонилирования
US6852872B2 (en) Process for producing diaryl carbonates
US6160156A (en) Process for the preparation of oligocarbonates
JP2004525105A (ja) ジアリールカーボネートの製造方法
JP2002533314A (ja) 炭酸ジアリール含有反応混合物の再生方法
KR20040029001A (ko) 디아릴카르보네이트의 제조 방법
JP2002338523A (ja) ジアリールカーボネートの製造方法
JP2002302468A (ja) ジアリールカーボネート含有反応混合溶液からの触媒回収方法
JP2004269530A (ja) ジアリールカーボネートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100316