JPH1053564A - アリールカーボネートの連続的製造方法 - Google Patents

アリールカーボネートの連続的製造方法

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JPH1053564A
JPH1053564A JP9131647A JP13164797A JPH1053564A JP H1053564 A JPH1053564 A JP H1053564A JP 9131647 A JP9131647 A JP 9131647A JP 13164797 A JP13164797 A JP 13164797A JP H1053564 A JPH1053564 A JP H1053564A
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シユテフエン・キユーリング
Gottfried Dipl Chem Dr Zaby
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジアリルカーボネートの連続的な工業的製造
方法を提供する。 【解決手段】 図1に記載のような構成に従って、不均
一系触媒の存在下に気相で芳香族ヒドロキシ化合物をホ
スゲン化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不均一系触媒の存在下
に気相で、芳香族ヒドロキシ化合物をホスゲンと反応さ
せることによる、芳香族エステル基を有するカーボネー
トの連続的製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】芳香族
ヒドロキシ化合物の相界面ホスゲン化(ショッテン−バ
ウマン反応(Shotten-Baumann reaction))によりアリー
ルカーボネートを得ることができることは知られてい
る。この反応では、溶媒と水酸化ナトリウム溶液を使用
するが、この水性アルカリ溶液はホスゲン又はクロルギ
酸エステルの部分的けん化を引き起こすことがあるの
で、不利な効果を有し、大量の食塩が副生物として生成
されそして溶媒を回収しなければならない。
【0003】例えば、米国特許第2837555号、第
3234263号及び第2362865号には、溶媒を
使用しない方法が提案されている。しかしながら、可溶
性触媒を使用しており、生成物からのその分離が面倒で
ある。
【0004】従って、反応混合物の処理を実質的に容易
にする不均一な不溶性触媒を使用するのが都合がよいよ
うに見える。これに関しても提案がなされた。かくし
て、ヨーロッパ特許出願公開公報第516355号(E
P−A−516355)は、主として、随時アルミノケ
イ酸塩のような担体上に適用されていてもよい三フッ化
アルミニウムを推奨している。しかしながら、フッ素又
はフッ化水素酸の取り扱いはフッ化アルミニウムの合成
を非常に複雑且つ高価なものとする。国際出願公開WO
91/06526は、気相及び液相でフェノールを完全
に連続的にホスゲン化するための触媒として多孔性支持
体上の金属塩を記述している。ジフェニルカーボネート
の部分的縮合は、支持体から活性な触媒成分を浸出する
危険を伴い、従って不活性化の危険がある。
【0005】更なる欠点としては、大過剰のフェノール
又はホスゲンの存在下ですら不満足な転化率が挙げら
れ、しかも、過剰のホスゲンの場合には、相当な分率の
望まないクロルギ酸フェニルエステルが得られ、そのた
め処理が複雑になる。
【0006】均一な(uniform)、不均一系触媒(heterog
enous catalysts)の存在下に気相で芳香族ヒドロキシ化
合物をホスゲン化することによるジアリールカーボネー
トの連続的な工業的製造方法はこれまで提唱されたこと
はない。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような方法が今回見
出された。この方法は、 1)一方では、随時不活性ガス又は不活性溶媒の蒸気で
希釈されていてもよい芳香族ヒドロキシ化合物と場合に
よりそのクロルギ酸エステルの180℃〜500℃に加
熱されたガス状混合物と、他方では、20℃〜500℃
に加熱されたホスゲンとを、不均一系触媒を充填され且
つ180℃〜500℃に加熱された、可動部品を持たな
い円筒形反応室に導入し、そして該反応室内で反応さ
せ、その際反応温度は反応混合物の入り口温度より多く
て150℃上昇し、 2)反応器を去るガス混合物を一部凝縮させ、廃ガス
を、随時いくらかのクロルギ酸エステルを含有している
芳香族ヒドロキシ化合物のガス状流又は溶融流と共に、
不均一系触媒を充填された追加の廃ガス反応器に導入
し、そして該廃ガス反応器において、ホスゲン及び随時
クロルギ酸エステルが出口ガス流から除去されるような
方式で反応させ、 3)反応器を去る凝縮されそして脱ガスされた反応生成
物を、直接処理のために送るか又は第2反応器に導入
し、第2反応器において、残存しているクロルギ酸エス
テルを、不均一系触媒の上で、まだ存在しているか又は
導入された芳香族ヒドロキシ化合物と更に反応させて、
ジアリールカーボネートを生成させ、 4)第2反応器を去る生成物を再び脱ガスし、そしてこ
の廃ガスを、溶融した又はガス状の芳香族ヒドロキシ化
合物と一緒に、2)で述べた廃ガス反応器に導入し、 5)第2反応器からの脱ガスされた生成物を蒸留塔に導
入し、芳香族ヒドロキシ化合物及び随時まだ存在してい
る痕跡量のクロルギ酸エステルを、頂部生成物(top pr
oduct)として留去しそして廃ガス反応器又は第1反応器
に再導入し、 6)この第1蒸留塔の底部生成物を第2蒸留塔に導入
し、第2蒸留塔において随時まだ存在している痕跡量の
低沸点成分を、頂部生成物としてジアリールカーボネー
トから除去して第1塔の上部に戻し、 7)純粋なジアリールカーボネートを、随時痕跡量の低
沸点成分と共に、第2塔のガス空間から排出させ、 8)この生成物を第3塔に導入し、そして残存量の高沸
点成分を底部生成物として分離することにより、純粋な
ジアリールカーボネートを塔頂生成物(overhead produ
ct)として得、 9)第2塔と第3塔からの一緒になった底部生成物を第
4蒸留装置に送り、ジアリールカーボネートを頂部生成
物として留去して第2塔に戻し、そして高沸点成分を第
4蒸留装置の底部から取り出す、ことを特徴とする。
【0008】本発明に従う方法のための芳香族ヒドロキ
シ化合物は、式 ArOH 式中、Arは、フェニル、ナフチル、アントリル、フェ
ナントリル、インダニル、テトラヒドロナフチル、又
は、N、O及びSから成る群より選ばれた1個又は2個
のヘテロ原子を有する5員又は6員の芳香族複素環の残
基を意味し、ここで、これらの同素環残基及び複素環残
基は線状又は分岐状C1ーC4アルキル、C1ーC4アルケ
ニル、C1ーC4アルコキシ基、フェニル残基又はニトリ
ル及びハロゲン基のような1個又はそれより多くの置換
基により置換されていてもよく、そして複素環残基は更
にベンゼン環と縮合していてもよい、の芳香族ヒドロキ
シ化合物である。
【0009】本発明に従う芳香族ヒドロキシ化合物の例
は、フェノール、o−、m−及びp−クレゾール、o
−、m−及びp−イソプロピルフェノール、対応するハ
ロフェノール又はアルコキシフェノール、例えば、p−
クロロフェノール又はp−メトキシフェノール、更に、
ナフタレン、アントラセン及びフェナントレンのモノヒ
ドロキシ化合物及びヒドロキシピリジン及びヒドロキシ
キノリンである。好ましくは置換されたフェノールが使
用され、特に好ましくはフェノールそれ自体が使用され
る。
【0010】芳香族ヒドロキシ化合物及びそのクロルギ
酸エステルを、本発明に従う方法を行う前に蒸発させ、
そして180〜500℃、好ましくは200〜400
℃、特に好ましくは、220〜350℃の範囲内の温度
に連続的に加熱する。予め加熱された芳香族ヒドロキシ
化合物は、本発明に従う方法においてそのままで又は不
活性ガス又は不活性溶媒の蒸気で希釈して使用すること
ができる。芳香族ヒドロキシ化合物の蒸気と不活性ガス
との完全な混合は、例えば、不活性ガス又は不活性溶媒
の蒸気の流れの中で芳香族ヒドロキシ化合物を蒸発させ
ることにより達成することができる。好ましい不活性ガ
スは窒素である。芳香族ヒドロキシ化合物を希釈するの
にその蒸気を使用することもできる好適な不活性溶媒
は、例えば、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、
キシレン、クロロナフタレン、デカヒドロナフタレン又
はその混合物である。
【0011】希釈剤として随時使用される不活性ガス又
は不活性溶媒蒸気の量は決定的に重要ではない。
【0012】本発明に従う方法の好適な触媒は、例え
ば、ヨーロッパ特許出願公開公報第483632号(E
P−A 483632)、同第635476号(EP−
A 635476)、米国特許第5478961号、ヨ
ーロッパ特許出願公開公報第635477号(EP−A
635477)、米国特許第5473094号、ヨー
ロッパ特許出願公開公報第645364号(EP−A
645364)、米国特許第5524942号、ヨーロ
ッパ特許出願公開公報第691362号(EP−A 6
91362)、同722930号(EP−A 7229
30)、同516355号(EP−A 51635
5)、米国特許第5239105号及び同第51360
77号から知られる。
【0013】分離物(educt)ホスゲン及びヒドロキシ化
合物は、1:0.5〜1:8、好ましくは1:1.5〜
1:5、特に好ましくは1:2〜1:4のモル比で使用
される。この場合に、化学量論的比は1:2である。
【0014】触媒は、粒状材料、ペレット、押出物、ロ
ッド、球状物、高表面積成形物、例えば、ラシヒリング
の形態にある中空押出物、中空シリンダー、星状物(sta
rs)、貨車車輪状物(wagon wheels)又は破断片(broken
pieces)である。これらの粒子の直径及び長さは、0.
5〜10mmの範囲にある。それらは、簡単な充填の形
態で反応器内に配列される。
【0015】本発明に従う方法を行う前に、ホスゲンの
流れを20〜500℃、好ましくは100〜400℃、
特に好ましくは220〜350℃の範囲内の温度に加熱
する。
【0016】本発明に従う反応を行うために、一方で
は、芳香族ヒドロキシ化合物又は芳香族ヒドロキシ化合
物と不活性ガスもしくは不活性溶媒の蒸気との混合物の
予熱された流れと、他方では、ホスゲンの予熱された流
れとを、円筒形反応室に連続的に導入し、そしてその中
で一緒に混合する。
【0017】本発明に従う方法に好適な反応器は、当業
者には知られている。例は、随意に冷却又は加熱ジャケ
ットを有し、充填物として触媒を入れた、反応器内に可
動部品のない管状反応器であるか、又は、触媒が2つ又
はそれより多くの重ねられたトレー上に均一な層として
分配されている棚型反応器(rack reactors)である。
【0018】管状反応器は、一般に、鋼、ガラス、合金
又はエナメル被覆鋼(enameled steel)から成り、そして
操作条件下に芳香族ヒドロキシ化合物とホスゲンとの実
質的に完全な反応を確実にするのに十分な長さを有す
る。ガス流は、一般に、管状反応器の一端に導入され、
この導入は、例えば、管状反応器の一端に収容されたノ
ズルを通して、又はノズルと、該ノズルと混合管との間
の環状ギャップとの組み合わせを通して、又は分配板を
通して行うことができる。
【0019】ホスゲンと芳香族ヒドロキシ化合物との反
応は、約180〜500℃、好ましくは200〜400
℃、特に好ましくは220〜350℃の温度で行われ
る。
【0020】圧力は、0.1〜10バール、好ましくは
0.2〜7バール、特に好ましくは0.3〜6バールの
範囲にある。
【0021】反応器を通る流れは、一方では反応室への
製品供給配管と、他方では反応室からの出口との間の適
当な圧力差を形成させることにより確実にすることがで
きる。一般に、反応室への供給配管内の圧力は、200
〜3000ミリバールであり、そして反応室からの出口
では150〜2000ミリバールである。これに関して
必須の点は、反応室を通る流れを確実にするために単に
圧力差を維持することである。反応室を去るガス状混合
物は、一般に冷却されそして処理のために送られるか又
は部分的に凝縮されそして第2反応器に導入される。
【0022】部分的凝縮は、随時不活性溶媒を使用して
行うことができ、その温度は、ジアリールカーボネート
及び希釈剤として随時使用される溶媒が凝縮するか又は
不活性溶媒に溶解するように、一方、過剰のホスゲン、
塩化水素及び随時希釈剤として使用される不活性ガス
は、凝縮段階又は不活性溶媒をガス状で通過するように
選ばれる。選択的凝縮の例は、ガス混合物を不活性溶媒
に通すことであるか又はガス流中に溶媒を噴霧すること
(微粉砕された溶媒)である。
【0023】選択的凝縮のために使用することができる
好適な溶媒は、例えば、クロロベンゼン、o−ジクロロ
ベンゼン、キシレン、クロロナフタレン、デカヒドロナ
フタレン、又はその混合物、好ましくは、ジクロロベン
ゼン、特に好ましくは芳香族ヒドロキシ化合物それ自体
である。
【0024】しかしながら、冷却又は部分的凝縮は、一
般に熱交換器で行うこともできる。部分的凝縮後に残っ
ている廃ガスを、<50重量%、好ましくは<30重量
%、特に好ましくは<10重量%の量でクロルギ酸エス
テルを含有していてもよいヒドロキシ化合物の溶融流又
はガス状流と一緒に、不均一系触媒を充填された反応器
を並流又は向流で通過させ、そして残りのホスゲン及び
随時まだ同伴されている相対的に少量のクロルギ酸エス
テルを廃ガス流から除去する。廃ガス後反応器を去る溶
融混合物を、随時更にヒドロキシ化合物を添加すること
により所望のモル比に調節し、蒸発させ、所望の温度に
加熱させそして反応器に導入させる。
【0025】反応混合物が脱ガスされた後、廃ガス後反
応器の頂部を去るガス流は、実質的に塩化水素から成
る。場合によりまだ存在しているホスゲンは、活性炭塔
で公知の方法を用いて少量の水で加水分解することがで
きる。塩化水素流中にまだ存在しているヒドロキシ化合
物の量(この量は脱ガス装置中に行きわたっている温度
における化合物の蒸気圧により決定される)を、冷トラ
ップで凝固させることにより除去しそして反応器に戻す
ことができる。ありうる残留量は、水中への塩化水素の
その後の断熱吸収において水性混合物として共沸蒸留に
より追い出され(drived off)、そして回収の後反応器
に導入するか又はフェノール樹脂の製造のような他の目
的に使用することができる。
【0026】塩化水素中にまだ存在するホスゲンの残留
量は、水による断熱吸収(その際それらはヒドロキシ化
合物と水の共沸混合物と共に追い出される)の後、分離
物(educt)流由来の痕跡量の不活性ガスと共に活性炭
塔に有利に導入しそしてそこで加水分解することもでき
る。
【0027】反応混合物が部分的に凝縮された後、初期
粗生成物が得られ、このものは一般に主としてジアリル
カーボネートと芳香族ヒドロキシ化合物から成り、そし
てまだ或る量のクロルギ酸エステルを含有しており、そ
の量は<50重量%、好ましくは<30重量%、特に好
ましくは<15重量%である。
【0028】この混合物は、蒸留による処理に直接送る
ことができ、そしてクロルギ酸エステル及びヒドロキシ
化合物、ジアリルカーボネート及び少量の高沸点成分か
ら成る流れに分割することができる。しかしながら、簡
単のため及び蒸留をより経済的に行うことを確実にする
ために、より好適な反応混合物は、クロルギ酸エステル
を含まないか又は少量のクロルギ酸エステルしか含有し
ない。
【0029】部分的凝縮の後得られた初期の溶融した粗
生成物を、かくして、不均一系触媒の入っている第2反
応器に有利に送り、そしてまだ存在しているクロルギ酸
エステルを、第2反応器において、混合物中にまだ存在
しているか又は混合物に添加されたヒドロキシ化合物と
液相で反応させる。圧力は、ここでは0.1〜6バー
ル、好ましくは0.2〜4バールの比較的狭い範囲に維
持することができる。温度は、120〜250℃、好ま
しくは140〜250℃、特に好ましくは160〜23
0℃である。
【0030】時間当たり触媒容量リットル当たりの分離
物(educt)混合物kgで測定した反応器負荷(reactor l
oading)は、反応温度、触媒の活性及び所望の転化率に
依存している。負荷は、0.01〜20、好ましくは
0.02〜10、特に好ましくは0.03〜4、最も好
ましくは0.04〜3kg/l/hである。
【0031】第2反応器を去る混合物は脱ガスされ、そ
して廃ガス流は、やはり廃ガス第2反応器に送られる。
少量の(<3、好ましくは<2、特に好ましくは<1重
量%)のクロルギ酸エステルしか含有しない脱ガスされ
た混合物は、第1蒸留塔で、過剰のヒドロキシ化合物及
びクロルギ酸エステル又は随時使用される溶媒を除去さ
れ、これらを頂部生成物として排出し、そして必要に応
じて反応器、第2反応器又は廃ガス反応器に送りそして
更に反応させる。
【0032】この塔の底部から排出される混合物は、第
2塔において、残留低沸点成分(これは第1塔の上部に
戻される)、純粋なジアリルカーボネート(これはこの
第2塔の蒸気流から横に排出される)及びジアリルカー
ボネートと高沸点成分の混合物(これは底部生成物とし
て塔を去る)に分離される。
【0033】第3塔に導入されることにより、ジアリル
カーボネート(これはこの第3塔から頂部生成物として
排出される)は、痕跡量の高沸点成分(底部生成物)か
ら分離される。
【0034】第2塔及び第3塔からの一緒になった底部
生成物は、連続的又は非連続的に操作される4蒸留塔
で、高沸点成分を含有する底部生成物とジアリルカーボ
ネートに分離され、このジアリルカーボネートは第2塔
の下部に送られ、そしてそこで更に精製される。
【0035】反応生成物の<3%、好ましくは<2%、
特に好ましくは<1%の比較的少量の底部生成物は焼却
するか又はフェノール系樹脂の製造に使用するのが便利
である。
【0036】
【実施例】
γ−酸化アルミニウムの存在下でのフェノールの気相ホ
スゲン化によるジフェニルカーボネートの連続的製造 本発明に従う方法を行うのに使用される装置及び生じる
物質流は図1に線図で示される。
【0037】蒸留塔Xの頂部から排出されたフェノール
14及び冷トラップXVIから戻されたフェノール18
と共に、54.0重量部/時間のフェノール12を、加
熱式タンクIから標準圧力下に熱交換器III(170
℃)を経由して、170℃に加熱されそして45容量部
のγ−酸化アルミニウムを充填された廃ガス後反応器V
IIの頂部に供給する。凝縮装置VI及び脱ガス装置I
Xに由来する廃ガス流15(フェノール/ホスゲン/塩
化水素/二酸化炭素の重量比1.7/52.9/44.
8/0.6)を、フェノールと並流で反応器VIIに導
入する。
【0038】フェノール、クロルギ酸エステル、ジフェ
ニルカーボネート及び副生物を82.0/1.35/1
6.6/0.05の割合で含有する、反応器の底部を去
る生成物11′は、脱ガス器XVによって、廃ガス16
(フェノール、ホスゲン、塩化水素及び二酸化炭素の重
量比4.0/66.3/29.5/0.2)と、底部生
成物11(フェノール、クロルギ酸フェニルエステル、
ジフェニルカーボネート及び副生物の重量比81.9/
1.4/16.7/0.05)に分離される。
【0039】熱交換器IV(280℃)により予熱され
た40.6重量部/時間のホスゲン3を、280℃に予
熱された11と並流で、280℃に加熱されそして45
容量部のγ−酸化アルミニウムを充填された反応器Vに
導入する。
【0040】フェノール、クロルギ酸フェニルエステ
ル、ジフェニルカーボネート及び副生物を34.1/
4.3/61.3/0.3の割合で含有する、反応器の
底部を去る生成物5は、凝縮装置VIによって、廃ガス
6(フェノール、ホスゲン、塩化水素及び二酸化炭素の
重量比0.9/54.8/43.7/0.6)と、底部
生成物7(フェノール、クロルギ酸フェニルエステル、
ジフェニルカーボネート及び副生物の重量比33.9/
4.3/61.5/0.3)に分離される。
【0041】底部生成物7中に存在するクロルギ酸フェ
ニルエステルは、γ−酸化アルミニウム(45容量部)
を充填されている第2反応器VIIIにおいて、存在す
るフェノール(場合により追加のフェノール(1′又は
14′)の添加の後)との後反応(subsequent reactio
n)により180℃でジフェニルカーボネートに転化され
る。
【0042】反応器の底部で排出された生成物8(フェ
ノール、ジフェニルカーボネート及び副生物の重量比3
1.7/68.0/0.3)は、脱ガス器IXによっ
て、廃ガス9(フェノール/塩化水素)と、底部生成物
10(フェノール、ジフェニルカーボネート及び副生物
の重量比31.5/68.2/0.3)に分離される。
廃ガス流6及び9は一緒になって15となり、そして既
に上記したフェノール(12、14及び18)と並流で
廃ガス反応器VIIに送られる。
【0043】脱ガス器XVの頂部を去る廃ガス16は、
冷トラップXVIに送られ、そこで存在するフェノール
18(0.70重量部/時間)は除去されそして廃ガス
反応器VIIに戻される。
【0044】冷トラップXVIを去る廃ガス17は、塩
化水素吸収装置XVIIに送られる。
【0045】124.4重量部/時間の18%塩酸19
を導入することにより、145.7重量部/時間の30
%塩酸20が得られ、このものは電解に供給することが
できる。電解から得られる塩素は、ホスゲンの製造に再
使用することができる。
【0046】痕跡量の同伴されたフェノールは水との共
沸混合物29として除去されうる。分解装置(水を有す
る活性炭塔)が接続されて、廃ガス30中にまだ存在し
ているホスゲンを分解する。
【0047】底部生成物10は、第1蒸留塔Xに導入さ
れ、そして約80℃/12トルで28.1重量部/時間
のフェノールと、底部生成物22(フェノール、ジフェ
ニルカーボネート及び副生物の重量比0.3/99.3
/0.4)に分離される。
【0048】底部生成物22は、第2蒸留塔XIに送ら
れ、該第2蒸留塔XIにおいて、まだ存在するフェノー
ル(0.2重量部/時間)21は頂部生成物として除去
されそして第1塔Xの上部に導入される。
【0049】61.3重量部/時間の生成物23(ジフ
ェニルカーボネート、副生物の重量比99.9/0.
1)が、第2塔XIのガス空間からの横方向排出により
得られ、生成物23は第3蒸留塔XIIにおいて頂部生
成物28(61.3重量部/時間のジフェニルカーボネ
ート)と、底部生成物27に分離され、底部生成物27
は塔XIIIに流れる。
【0050】蒸留塔XIの底部で排出された生成物25
(ジフェニルカーボネート/副生物の重量比90.6/
9.4)は、27と共に、第4蒸留塔XIIIにおいて
170℃/12トルで、頂部生成物24(ジフェニルカ
ーボネート1.8重量部/時間)と、底部生成物26
(高沸点副生物)に分離され、頂部生成物24は第2塔
XIの下部に戻される。
【0051】実施例2 反応器Vに、熱交換器IIIを経由して71.9重量部
/時間のフェノール4を導入しそして熱交換器IVによ
り予熱された37.1重量部/時間のホスゲン3を導入
して、廃ガス反応器なしで330℃で実施例1に記載の
本発明に従う方法を実施すると、一定の選択性で26.
1重量部/時間のジフェニルカーボネートが得られる。
【0052】分離物(educt)及び生成物の組成、触媒負
荷及び温度に依存して、上記方法に対する下記の更なる
態様を列挙することができる。
【0053】a)プロセスの最初に廃ガス反応器VII
を経由する代わりに反応器Vに直接フェノール4を供給
する。
【0054】b)比較的高い濃度のクロルギ酸フェニル
エステルが存在する場合に、後反応のための追加の反応
相手としてフェノール(1′又は14′)を添加する。
【0055】c)反応器VIIIの後反応なしで操作
し、その際まだ存在するクロルギ酸フェニルエステル
を、第1蒸留塔Xにおいてフェノールと共に低沸点成分
14として留去しそして廃ガス反応器VIIに導入する
か、又は、このプロセスが廃ガス後反応器なしで操作さ
れる場合には、第1反応器Vに戻す(13)。
【0056】D)廃ガス反応器VII及び脱ガス器XV
の代わりにホスゲンスクラビングにより操作し、その
際、廃ガス流15を向流装置の底部から溶融したフェノ
ール(1、14又は18)に対して向流で送る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う方法を実施するのに使用される装
置及び物質流を示す線図である。
【符号の説明】
I フェノール貯蔵タンク II ホスゲン貯蔵タンク III、 IV 熱交換器 V、VII、VIII 反応器 VI、IX、XV 凝縮装置/脱ガス器 X、XI、XII、XIII 蒸留塔 XIV 生成物タンク(DPC) XVI 冷トラップ XVII HCl 吸収塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリク・ビシヨフ アメリカ合衆国テキサス州77520ベイタウ ン・ウエストベイロード8500・バイエルコ ーポレーシヨン内 (72)発明者 ハンス−ヨゼフ・ブイシユ ドイツ47809クレーフエルト・ブランデン ブルガーシユトラーセ28 (72)発明者 シユテフエン・キユーリング ドイツ40670メーアブツシユ・ゴヒヤーベ ーク5 (72)発明者 ゴツトフリート・ツアビイ ドイツ51375レーフエルクーゼン・ベルギ シエラントシユトラーセ124ベー (72)発明者 ボルフガング・ヤコブ ドイツ47447メルス・アムドームアツカー 81 (72)発明者 ユルゲン・ダーマー ドイツ47800クレーフエルト・ベテルシユ トラーセ24 (72)発明者 ノルベルト・シエン ドイツ97070ビユルツブルク・テイーポロ シユトラーセ2ベー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不均一系触媒の存在下にホスゲンを芳香
    族ヒドロキシ化合物と反応させることによるジアリール
    カーボネートの連続的製造方法であって、 1)一方では、随時不活性ガス又は不活性溶媒の蒸気で
    希釈されていてもよい芳香族ヒドロキシ化合物と場合に
    よりそのクロルギ酸エステルの180℃〜500℃に加
    熱されたガス状混合物と、他方では、20℃〜500℃
    に加熱されたホスゲンとを、不均一系触媒を充填され且
    つ180℃〜500℃に加熱された、可動部品を持たな
    い円筒形反応室に導入し、そして該反応室内で反応さ
    せ、その際反応温度は反応混合物の入り口温度より多く
    ても150℃上昇し、 2)反応器を去るガス混合物を一部凝縮させ、廃ガス
    を、随時いくらかのクロルギ酸エステルを含有している
    芳香族ヒドロキシ化合物のガス状流又は溶融流と共に、
    不均一系触媒を充填された追加の廃ガス反応器に導入
    し、そして該廃ガス反応器において、ホスゲン及び随時
    クロルギ酸エステルが廃ガス流から除去されるような方
    式で反応させ、 3)反応器を去る脱ガスされた反応生成物を、処理のた
    めに直接送るか又は第2反応器に導入し、第2反応器に
    おいて、残存しているクロルギ酸エステルを、不均一系
    触媒上で、まだ存在しているか又は導入された芳香族ヒ
    ドロキシ化合物と更に反応させてジアリールカーボネー
    トを生成させ、 4)第2反応器を去る生成物を再び脱ガスし、そしてこ
    の廃ガスを、溶融した又はガス状芳香族ヒドロキシ化合
    物と一緒に、2)で述べた廃ガス反応器に導入し、 5)第2反応器からの脱ガスされた生成物を蒸留塔に導
    入し、芳香族ヒドロキシ化合物及び随時まだ存在してい
    る痕跡量のクロルギ酸エステルを、頂部生成物として留
    去し、そして廃ガス反応器又は第1反応器に再導入し、 6)この第1塔の底部生成物を第2蒸留塔に導入し、第
    2蒸留塔において、随時まだ存在している痕跡量の低沸
    点成分を、頂部生成物としてジアリールカーボネートか
    ら除去しそして第1塔の上部に戻し、 7)ジアリールカーボネートを、随時痕跡量の低沸点成
    分と共に、第2塔のガス空間から排出させ、 8)この生成物を第3塔に導入し、そして残存量の高沸
    点成分を底部生成物として分離することにより、純粋な
    ジアリールカーボネートを塔頂生成物として得、 9)第2塔と第3塔からの一緒になった底部生成物を第
    4蒸留装置に送り、ジアリールカーボネートを頂部生成
    物として留去して第2塔に戻し、そして高沸点成分を第
    4蒸留装置の底部から取り出す、ことを特徴とする方
    法。
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