JP2002531594A - セルロースエーテルの製造方法および製造装置 - Google Patents
セルロースエーテルの製造方法および製造装置Info
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Abstract
Description
方法及び製造装置に関する。
の汚染は茶色もしくは黒色の炭素質タールを形成する。このタールは粉末セルロ
ースエーテル製品中に黒い粒子を形成する。この黒い粒子の存在は、セルロース
エーテル製品を外観が重要な用途、例えば医薬品の錠剤コーティングに用いる場
合には問題である。錠剤コーティングにおける粒子混入は消費者及び製造者に許
容されない。
ルの解重合の間に過度の分解の結果として形成する。解重合は通常、強酸、すな
わち塩化水素を高分子量セルロースエーテルに添加し、エーテル結合の部分を開
裂させることにより行われる。
不均一水分分布、解重合反応器の内面とセルロースエーテルの間の静的絡み合い
、強酸の不均一吸着、及び触媒活性な表面もしくは物質との接触による解重合反
応の触媒化。
水が蒸発し、解重合反応器の内面に凝縮する場合に起こる。乾燥セルロースエー
テル粉末は凝縮した水を吸収し、内面に付着する。強酸、すなわち塩化水素も水
分を吸着し、内面において高酸含有量となる。この高酸含有量は解分解速度をセ
ルロースエーテル粉末の数倍に高める。この高い反応速度は解重合反応器の内面
においてタール粒子の形成を引き起こす。
合反応器の内面の停滞領域に絡み合った場合に起こる。反応器を空にした場合、
粉末フィルムは表面に絡み合い、その後のバッチ反応まで過剰に反応する。この
過剰の反応は解重合反応器の内面にタール粒子を形成させる。
、この解重合酸の不均一吸着により起こる。この不均一吸着はセルロースエーテ
ル粉末の部位において酸含有量を高める。この高い酸含有量は解重合速度をセル
ロースエーテル粉末の数倍に高める。この高い反応速度はセルロースエーテル粉
末中にタール粒子を形成する。
化によって起こる。反応器の内面が触媒活性である場合、高い反応速度はその表
面においてタール粒子を形成する。
る方法及び装置が望ましい。
a)セルロースパルプをアルカリ性にし、b)アルカリ性にされたセルロースパルプ
をエーテル化してセルロースエーテルを形成し、c)このセルロースエーテルを洗
浄し、d)このセルロースエーテルを乾燥して水分含有量を低下させ、e)セルロー
スエーテルを粉砕して粒状形態にし、f)粒状セルロースエーテルの温度を50〜13
0℃に調整し、g)この粒状セルロースエーテルをタンブリングし、同時に酸と接
触させて、その2パーセント水溶液が20℃において200センチポアズ(cP)以下の
粘度を有するように部分的に解重合させ、そしてh)塩基性化合物と接触させるこ
とにより部分的にもしくは実質的に中和することを含む。セルロースパルプは好
ましくは、水酸化ナトリウムと接触されることによりアルカリ性にされる。アル
カリ性にされたセルロースパルプは好ましくは、塩化メチル又は塩化メチルとプ
ロピレンオキシドの混合物と接触されることによりエーテル化される。セルロー
スエーテルは好ましくは、水と接触されることにより洗浄される。セルロースエ
ーテルは好ましくは、加熱することにより乾燥される。セルロースエーテルは好
ましくは、すりつぶすことにより又は衝撃を加えることにより粉砕される。好ま
しくは、セルロースエーテルは解重合の間、鉄を含む表面と接触されない。本発
明の方法により、目に見えるタールを実質的に形成させることなく低分子量セル
ロースエーテルを製造することができる。
装置は、a)セルロースパルプをアルカリ性にしかつエーテル化してセルロースエ
ーテルを形成するための第一の反応器、b)セルロースエーテルを洗浄するための
洗浄器、c)セルロースエーテルを乾燥して水分含有量を低下させるための乾燥器
、d)セルロースエーテルを粉砕して粒状にするためのミル、e)粒状セルロースエ
ーテルを酸と、次いで塩基性化合物と接触させながら連続的にタンブリングする
第二の反応器、を含む。好ましくは、アルカリ性にすること及びエーテル化する
ことは1つの反応器内で行われる。好ましくは、粒状セルロースエーテルと実質
的に無水の酸との接触が行われる反応器の内面は鉄を実質的に含まない。
題を解決する。最も広い態様において、本発明は、解重合の間にタンブリング反
応器を用いる。このタンブリング反応器は反応器の内容物の位置を変え、反応器
の内面における絡み合いを防ぎ、セルロースエーテル体の内部の実質的に均一な
反応温度及び解重合酸分布を保つ。本発明の他の態様において、解重合酸は、高
度の分散及びセルロースエーテル体との接触を達成し、かつ追加水の導入を避け
るために、実質的に無水の気体の形態で反応器に導入される。本発明の他の態様
において、解重合反応器の内面を、水に不溶性となる前に比較的低い硬化状態に
おいてタール粒子を除去するため十分に洗浄する。
セルロースパルプは通常木材又はコットンより得られる。このパルプは好ましく
は粉末形態又は粒子として提供される。錠剤コーティング用のセルロースエーテ
ルを製造するため、白色度の高いセルロースパルプを用いることが好ましい。
ナトリウムによりアルカリ性にされる。パルプは、乾燥パルプに直接水酸化物水
溶液をスプレーするか又は水酸化物水溶液を含む槽もしくは攪拌タンク内に浸す
ことによるような、当該分野において公知のあらゆる方法を用いてアルカリ性に
してよい。反応時間は水酸化物濃度、温度及び保持時間によって異なる。水酸化
物水溶液は好ましくは、水の質量を基準として30〜70wt%のアルカリ性水酸化物
含有量で用いられる。保持時間は好ましくは5〜90分である。アルカリ性にする
温度は好ましくは30〜60℃である。パルプ中の均一な湿潤及びアルカリ分布は混
合及び攪拌により制御される。アルカリ性化反応器の上部空間は、セルロースエ
ーテル製品の解重合を制御するため、排気するか、又は窒素のような不活性ガス
で一部もしくはすべてを満たす。未反応アルカリ性水酸化物は塩酸、硝酸、もし
くは酢酸のような酸によって中和され、又はわずかに過剰のエーテル化剤により
中和してもよい。
ルロースエーテルを形成する。高分子量セルロースエーテルは、20℃において2
パーセント水溶液で200cP以上、好ましくは4000cP〜100,000cPの粘度を有するよ
うな分子量を有するセルロースエーテルである。
条件(689〜2070kPa)で反応器中で行われる。通常のエーテル化剤は、低級アル
キルハロゲン化物及びエポキシド、例えば塩化メチル、塩化エチル、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、及びこれらの混合物を含む。
例えば、塩化メチルはメチルセルロースを製造するために用いることができ、塩
化メチルとプロピレンオキシドの混合物はヒドロキシプロピルメチルセルロース
を製造するために用いることができる。塩化メチルの使用は、副生成物として塩
化ナトリウムを形成する。好ましくは、わずかに過剰のエーテル化剤を加えて、
アルカリ性化の後に残っている未反応アルカリ性水酸化物と反応させる。
生成物が除去される。塩が溶解するあらゆる溶媒を用いることができるが、水は
入手容易であり、環境上問題がないため最も好ましい。セルロースエーテルはエ
ーテル化反応器中で洗浄してよいが、好ましくはこの反応器の下流に配置された
別の洗浄器内で洗浄する。洗浄前又は洗浄後に、残留有機含有量を低減させるた
め、セルロースエーテルを流体に晒してもよい。
〜5.0wt%、好ましくは0.8〜3.0wt%の水分含有量まで乾燥される。この低い水
分含有量はセルロースエーテルを粒状形態に粉砕し、解重合することを可能にす
る。セルロースエーテルは好ましくは40〜80℃の温度において乾燥される。有効
な乾燥器は、トレー乾燥器、流動層乾燥器、フラッシュ乾燥器、攪拌乾燥器、及
びチューブ乾燥器を含む。
粉砕はボールミル又は衝撃粉砕器のような当該分野において公知のあらゆる手段
により行うことができる。ボールミルもしくは衝撃粉砕器中の通常の保持移管は
20〜120分である。有効な粒度範囲は25〜1000μmである。好ましい粒度は40〜25
0μmである。
ることが望ましい。金属粒子は磁石によって除去することができる。
の温度に加熱する。この加熱は解重合反応器内で又はこの反応器の上流の別の加
熱器において行われる。必要により、解重合反応器又はこの反応器の上流の別の
加熱器内でこの粒子を水と混合することにより、解重合する前に粒子の水分含有
量を高いレベルにまで戻してもよい。
ースエーテルを形成する。低分子量セルロースエーテルは、その2パーセント水
溶液が20℃において200cP以下、好ましくは1〜100cP、最も好ましくは3〜100c
Pの粘度を有するような分子量を有するセルロースエーテルである。
応器内で強酸と接触されることにより解重合される。タンブリングは反応器内で
流れず停滞した内面が発生することを防ぎ、また比較的簡単な機械的手段のみが
必要であるため望ましい。タンブリング速度は好ましくは1〜60rpm、最も好ま
しくは1〜10rpmである。タンブリング速度は反応器の容量及び反応器中のセル
ロースエーテルの量によって変わる。反応器は180°回転させることによって又
は軸の周りに回転させることによってタンブリングされる。180°回転させるこ
とが好ましい。
水酸が、水を含まないため好ましい。塩化水素が最も好ましい無水酸である。
。実質的に無水気体の形態で加えることは、a)高度の分散及び接触が可能であり
、タール形成を引き起こす局部的濃縮を避ける、b)通常液体酸に存在する追加水
の存在が反応器中において避けることができ、低分子量セルロースエーテル製品
への追加水の吸着及び水凝縮の問題を避ける、といった多くの理由のために好ま
しい。無水気体は反応器の上部空間又はセルロスエーテル粉末に直接加えてよい
。上部空間に加えることが好ましい。反応器の上部空間は粉末の燃焼もしくは発
火を防ぐために不活性ガスでパージすることが好ましい。
の間のセルロースエーテルの温度は好ましくは実質的に一定に又は等温レベルに
保たれる。反応器又は反応器の上部空間(空気)の内面の温度は好ましくは反応
の間のセルロースエーテルの所望の温度と同じである。反応器の温度は加熱/冷
却ジャケット、断熱ブランケット、又はオーブン、温度制御チャンバーもしくは
断熱シールドもしくは容器のような温度を制御する環境に入れることによって調
節される。
的に中和するため、塩基性化合物、好ましくは実質的に無水の塩基性化合物と接
触される。無水の粉末化合物が好ましい。それは、粒状セルロースエーテルに再
び水を導入しないからである。好ましい塩基性化合物は、無水炭酸水素ナトリウ
ムである。この塩基性化合物は解重合反応器の上部空間もしくは内部に、又は解
重合された粒状セルロースエーテルが移される他の反応器に導入される。塩基性
化合物は、液体注入、エーロゾルもしくは蒸気の噴霧、及び粉末の吹き込みによ
るような当該分野において公知のあらゆる手段によって反応器に導入することが
できる。塩基性化合物を反応器に導入する好ましい手段は、圧縮空気もしくは強
制空気又は他の機械的圧力による乾燥粉末の吹き込みによる。塩基性化合物は上
部空間に存在する酸によって中和され、セルロースエーテルに存在するほとんど
の酸は除去される。反応器は好ましくは中和反応の際にタンブリングされる。中
和は、解重合酸及び中和する塩基性化合物の化学特性に応じて広範な温度におい
て行われる。通常、中和は解重合と同じ温度条件で行われる。それは、同じ反応
器内で両方の反応を行うことが都合がよいからである。塩化水素と炭酸水素ナト
リウムの間の中和反応は高い解重合温度又は周囲温度もしくはそれ以下において
行われる。
反応器10は反応容器14を含み、これはセルロールエーテル粉末(図示せず)
と塩化水素のような強酸(図示せず)を受け入れ、反応させる反応チャンバー1
8を構成する。容器14はバルブ20を有し、これは開かれるとセルロースエー
テル粉末を供給し又はチャンバー18から除去する開口部20が現れる。容器1
4はシャフト26及び30を有し、これは容器から突き出ており、ベアリング3
4及び38の内部で回転し、容器14を180°タンブリングさせる。容器14は
手動による又はシャフト26に接続した機械的手段(例えば電気モーター(図示
せず))によるような当該分野において公知の手段によってタンブリングするこ
とができる。通路42はシャフト30の中心を通り、容器14の内部の開口部4
6に通じている。タンブリング反応器10はチャンバー18と通じているショッ
トチャンバー50も有している。ショットチャンバー50は、強酸を中和するこ
とができる炭酸水素ナトリウムのような実質的に無水の塩基性化合物(図示せず
)を含むようにされている。塩基性化合物はショットチャンバー50からチャン
バー18に圧縮空気又は不活性ガス(図示せず)によって放出される。塩基性化
合物はショットチャンバーに充填され、圧縮空気がバルブ52を介してこのチャ
ンバーに供給される。塩基性化合物はショットチャンバー50からバルブ54を
介してチャンバー18に放出される。容器14の温度はその周囲に加熱/冷却ジ
ャケット(図示せず)を設けることにより又は容器14を、オーブン又は温度制
御チャンバー、部屋、容器(図示せず)のような制御された一定温度を与える環
境に入れることによって調節される。
。鉄は高分子量セルロースエーテルから低分子量セルロースエーテルへの解重合
反応を触媒することが見出された。この触媒作用は反応器内における解重合速度
を不均一にし、高い解重合速度による炭素質タールの形成を高めるであろう。反
応器を含むこの方法の装置の接触表面を構成する好適な非鉄金属は、チタン、ニ
ッケル及びクロムを含む。又は、鉄含有接触表面をシリコーン又はフルオロポリ
マーのようなポリマーでコートするか、又は耐熱性プラスチックでライニングし
てもよい。
反応器の内部もしくは接触表面を洗浄することである。この粒子は水のような極
性溶媒への溶解性が著しく低く、分解することになる。不溶性粒子は洗浄によっ
て除去することが困難である。接触表面を頻繁に洗浄することは、粒子が水溶性
である限り粒子の除去を可能にする。好ましくは、接触表面は20製品バッチ以下
で洗浄される。
合にタール粒子を実質的に含まない。
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びヒドロキシブチルメ
チルセルロース。この方法はメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチル
セルロースの製造に特に有効である。
メチルセルロースは、建築製品、食品、及び医薬品において有用である。特に有
用な用途は医薬品の錠剤コーティングである。 以下に本発明の実施例を示す。特に示さない限り、パーセント、部、及び比率
は質量基準である。
この反応器は内部がチタンライニングされており、鉄を含む表面ト接触すること
がない。
チルセルロースは2パーセント水溶液において20℃で4000cPの公称の粘度を有し
、メトキシ含有量は28〜30パーセントであり、ヒドロキシプロピル含有量は7〜
12パーセントである。低分子量メチルセルロースに解重合するため、無水塩化水
素ガスを、METHOCEL E4Mの質量を基準として0.2wt%で反応器に加えた。反応器
を90℃にセットしたオーブンに入れ、10rpmで40分間タンブリングを行った。用
いたHClの量に対して理論量の炭酸水素ナトリウム粉末を、圧縮空気により吹き
込むことによって反応器の上部空間に加えた。5分間タンブリングを行い、反応
器の内容物を取り出した。
おいて、20℃で測定し、2.4〜5.0センチポアズの粘度を示した。いずれのバッチ
又は反応器内のライナーの内面のいずれにもタール粒子の形成は目視によって確
認されなかった。粉末は白く、きれいであった。
い限り変更可能である。
Claims (9)
- 【請求項1】 セルロースエーテルの製造方法であって、 a)セルロースパルプをアルカリ性にし、 b)アルカリ性にされたセルロースパルプをエーテル化してセルロースエーテル
を形成し、 c)このセルロースエーテルを洗浄し、 d)このセルロースエーテルを乾燥して水分含有量を低下させ、 e)セルロースエーテルを粉砕して粒状形態にし、 f)粒状セルロースエーテルの温度を50〜130℃に調整し、 g)この粒状セルロースエーテルをタンブリングし、同時に酸と接触させて、そ
の2パーセント水溶液が20℃において200cP以下の粘度を有するように部分的に
解重合させ、そして h)塩基性化合物と接触させることにより部分的にもしくは実質的に中和するこ
と を含む方法。 - 【請求項2】 前記アルカリ性にされたセルロースパルプが塩化メチル又は
塩化メチルとプロピレンオキシドの混合物と接触させることによりエーテル化さ
れる、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記解重合された粒状セルロースエーテルが、20℃において
2パーセント水溶液で3〜100cPの粘度を有する、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 前記粒状セルロースエーテルが180°回転する反応器中でタ
ンブリングされる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記セルロースパルプが水酸化ナトリウムと接触されること
によりアルカリ性にされ、アルカリ性にされたセルロースパルプが塩化メチル又
は塩化メチルとプロピレンオキシドの混合物と接触させることによりエーテル化
され、粒状セルロースエーテルが180°回転する反応器中でタンブリングされ、
粒状セルロースエーテルが塩化水素と接触させることにより解重合され、酸が無
水塩基性化合物と接触させることにより部分的にもしくは実質的に中和される、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記粒状セルロースエーテルが解重合の間、実質的に鉄と接
触されないようにされる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 セルロースエーテルの製造装置であって、 a)セルロースパルプをアルカリ性にしかつエーテル化してセルロースエーテル
を形成するための第一の反応器、 b)セルロースエーテルを洗浄するための洗浄器、 c)セルロースエーテルを乾燥して水分含有量を低下させるための乾燥器、 d)セルロースエーテルを粉砕して粒状にするためのミル、 e)粒状セルロースエーテルを酸と、次いで塩基性化合物と接触させながらタン
ブリングするための第二の反応器を含む装置。 - 【請求項8】 前記第二の反応器が180°回転してタンブリングする、請求
項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記第二の反応器の内面が実質的に鉄を含まない、請求項7
又は8記載の装置。
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