JP2002516962A - 自動車用デッキリッドバンパー - Google Patents

自動車用デッキリッドバンパー

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JP2002516962A JP2000551109A JP2000551109A JP2002516962A JP 2002516962 A JP2002516962 A JP 2002516962A JP 2000551109 A JP2000551109 A JP 2000551109A JP 2000551109 A JP2000551109 A JP 2000551109A JP 2002516962 A JP2002516962 A JP 2002516962A
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エル． アントナッチ，ジェフリー
ヨット． ボイテン，トーマス
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サウスコ，インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 デッキリッドバンパーが、頭部及び軸部を備えるスタッドを有しており、その頭部が、バンパーに対してデッキを閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されており、レセプタクルが、スタッドの軸部を受容するように適用されており、レセプタクルがフレーム内にレセプタクルを固定するための手段を有する。レセプタクル内の所定の位置にスタッドを支持するために十分である摩擦面が、スタッドの該軸部及び該レセプタクルの間に形成されており、スタッドの頭部をレセプタクルに対して回転することにより、スタッドの軸部を該レセプタクルに固定するために、ロックが具備される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明の背景 本発明は、自動車のデッキリッドを自動車のフレームに取付ける際に、自動車
のパネルに対してデッキリッドをうまく整列する手段と方法に関する。更に詳し
くは、本発明は、ロックされる位置まで押し下げられると、デッキリッドが周囲
の自動車のボディパネルと組み合って平らになるように、自動車のデッキリッド
に調整可能に係合する自動車のデッキリッドバンパーアセンブリに関する。代表
的なものとしては、少なくとも二つのデッキリッドバンパーが、ドア、トランク
、ハッチ、エンジンルームの蓋等の両側に設けられており、例えばエンジンルー
ムの蓋をその隣接する自動車フェンダーに整列するために、前記リッドを隣接す
るボディパネルに整列させる。
【０００２】 トランクの蓋、フードの蓋、ドア、ハッチ等を含む自動車のデッキリッドを取
付ける場合、デッキリッドが周囲のボディパネルと平らになり且つデッキリッド
のラッチがうまく係合するように、正しい高さ位置に調節するために、従来のね
じで取付けられるバンパーを、調整することは難しく且つ時間がかかる作業であ
った。本発明以前には、正しく整列するためには、バンパーを装着し、フードを
閉じる必要があり、更にデッキリッドがどの程度ずれているかを読み、フードを
開き、バンパーを調節し、そしてフードを再び閉じて二度目のチェックを行う必
要があった。このプロセスを数回繰り返して、デッキリッドを別の自動車のパネ
ルに対して正しく整列させる必要がある場合もある。
【０００３】 このようなバンパーのための従来技術の一つの形式においては、デッキリッド
の下の自動車のフレームに孔が形成され、これに螺旋状のねじ山が設けられてい
る。スタッド部分とヘッド部分とを有するゴム製のこのバンパーも、バンパーの
シャフト部分の周囲にこれと組み合う螺旋状のねじ山を具備する。バンパーは充
分な回数だけ回されて前記孔の中にねじ込まれ、バンパーの頭部を所望の整列位
置まで下降（又は上昇）させるので、デッキリッドがそれの隣接するボディパネ
ルと平らになる。この特定の構成の主たる欠点は、何回もフードを開閉すると、
ゴム製のねじ山が恒久的に或いは一時的に伸びることに起因して、熱、振動やシ
ョック等のためにバンパーのねじ山付き軸部が緩んで、パネルの整列が崩れるこ
とである。このタイプの装置は、米国特許第4,653,968号の先行技術に概略が示
されている。回転を防ぐために多くの手段が考案されており、例えば、前述の特
許に述べられている回り止め手段やねじ山を変形させるもの等がある。前述のよ
うに、これらの一般的なタイプの装置は調節が非常に難しい。
【０００４】 米国特許第4,924,549号には、従来技術のこれとは別の装置が開示されている
。これの主要実施の形態では、自動車のフード又はトランクの蓋は所定の位置ま
で下げられる。フードが持ち上げられ、そのスタッドのヘッドの凹部に工具が挿
入され、９０度回される。クランプロッドがカム作用によって、スタッドを所定
位置に保持している内部部材を偏らせる。
【０００５】 前述の整列の困難性を解決する一助として使用されているこれとは別の装置が
、スタッドが該スタッドの溝によってレセプタクル内の所定位置に摩擦的に保持
されるバンパーに具備されており、これらの溝は前記レセプタクルの溝と対にな
っている。前記レセプタクルは、デッキが取付けられるフレームに装着される。
このデッキはスタッドの上に下降し、デッキがフレームに対して適正な高さにな
るまでスタッドはレセプタクル内に引き込まれる。次にデッキはバンパーから離
れて上昇し、スタッドのねじが回されて、スタッドが外側に伸長し、レセプタク
ル内でのスタッドの摩擦を増大させ、スタッドを確実に所定位置に保持する。こ
こでの問題は、工具がスタッドをレセプタクル内の所定位置に固定する必要があ
ることと、スタッドが所定位置にロックされているかどうかを可視的に容易に観
察できる「ロック位置」が判然としないことである。
【０００６】 本発明は、平滑な一体化された外観を得ると共に、すべてのラッチを効果的に
作動させるように、隣接するボディパネルに対するデッキリッドの精密な間隔を
迅速且つ正確に形成する調節可能なバンパーを提供する新規な改善された手段と
方法を提供するものである。
【０００７】 発明の概要 本発明は、バンパーのスタッドが伸長した位置で既にレセプタクル内にある状
態で、自動車のフレームに設置されたかみ合い（ｓｎａｐ）式レセプタクルを有
する自動車用デッキリッドバンパーを目的としている。フードをアセンブリに対
してゆっくりと或いは穏やかにばたんと閉めることによって、フードが閉まる時
にフードはラチェット作用を伴いながらバンパーのスタッドをそのレセプタクル
に押し込む。次いでフードが開かれ、バンパーシャフトは約９０度（１／４回転
）捩じられ、それを固定位置にロックする。
【０００８】 本発明の自動車用デッキリッドバンパーは、頭と軸を有するスタッドとレセプ
タクルとを具え、頭はデッキをバンパーに対して閉める際にデッキに衝突する（
ｂｕｍｐ）ように適応され、レセプタクルはスタッドの軸を収容するように適応
され更に、フレームにレセプタクルを固定する手段を有している。スタッドの軸
とレセプタクルとの間には、レセプタクル内の所望の位置にスタッドを支持する
のに充分な摩擦表面が設けられ、レセプタクルに対してスタッドのヘッドを一完
全回転よりも少なく回転させることによって、スタッドの軸部をレセプタクル内
に固定するためのロックが設けられている。
【０００９】 したがって、本発明の一つの目的は、新規で改善された自動車用デッキリッド
バンパーを提供することである。 本発明の別の目的は、簡単で容易に調節可能な新規な改善された自動車用デッ
キリッドバンパーを提供することである。
【００１０】 本発明の別の目的は、工具を用いなくても、手で押すだけで自動車のフレーム
等のフレーム上の所定位置にかみ合わせることができる新規な改善された自動車
用デッキリッドバンパーを提供することにある。
【００１１】 本発明の更に別の目的は、一度調節されれば、隣接するパネルに対してデッキ
リッドが間違って調節されることがないように所定の位置にロックされる、簡単
で容易に調節可能な新規な改善された自動車用デッキリッドバンパーを提供する
ことにある。
【００１２】 本発明の更に別の目的は、一度調節されれば、隣接するパネルに対してデッキ
リッドが間違って調節されることがないように所定の位置にロックされ、スリッ
プが生じないようにバンパーを所定位置にしっかりと固定するロックイン手段を
有する、簡単で容易に調節可能な新規な改善された自動車用デッキリッドバンパ
ーを提供することにある。
【００１３】 本発明の更に別の目的は、一度調節されれば、隣接するパネルに対してデッキ
リッドが間違って調節されることがないように所定の位置にロックされ、スリッ
プが生じないようにバンパーを所定位置にしっかりと固定する選択可能なロック
イン手段を有し、且つスタッドがレセプタクルの所定位置に正しくロックされる
と可聴信号を発生する、簡単で容易に調節可能な新規な改善された自動車用デッ
キリッドバンパーを提供することにある。
【００１４】 本発明の更に他の目的は、一度調節されれば、隣接するパネルに対してデッキ
リッドが間違って調節されることがないように所定の位置にロックされ、構造が
簡単で最少の部品点数で構成された、簡単で容易に調節可能な新規な改善された
自動車用デッキリッドバンパーを提供することにある。
【００１５】 本発明のこれとは別の目的は、一度調節されれば、隣接するパネルに対してデ
ッキリッドが間違って調節されることがないように所定の位置にロックされ、構
造が簡単で最少の部品点数で構成され、すべての部品は安価に製造できる、簡単
で容易に調節可能な新規な改善された自動車用デッキリッドバンパーを提供する
ことにある。
【００１６】 本発明の他の目的並びに利点は、添付の図面を参照して以下に述べる説明によ
って明らかになるであろう。
【００１７】 好適な実施の形態の説明 ここで図面を詳細に参照すると、同じ参照番号は幾つかの図面を通して同じ要
素を指示しており、本発明の一つの好適な実施の形態による自動車用デッキリッ
ドバンパー１０が、図１と２に示されている。図示される装置のこの第１の好適
な実施の形態は、スタッド２０及びレセプタクル５０を一般的に具備するように
図示される。
【００１８】 レセプタクル５０は、デッキリッドバンパー１０を自動車のフレーム又はパネ
ル６０の開口に保持するためのバンパー保持手段を具備する。この保持手段は、
図１および２に示すように（２つの異なる形式が図示される）レセプタクルフラ
ンジ５４との組み合わせで、１つ以上の弾性のあるスナップアーム５２を具備し
ても良いので、デッキリッドバンパー１０がパネル６０の開口に圧入される際に
、弾性のあるスナップアーム５２は、肩部５３が達するまで内側に動く。肩部５
３がパネル６０を通過する時に、弾性のあるスナップアーム５２は所定の位置で
外方向に噛み合い（ｓｎａｐ）、それによりレセプタクル５０を所定の位置に保
持する。
【００１９】 スタッド２０は、頭部２２と軸部２４を有する。頭部２２は、一般的に円く滑
らかな上部面を有することが好ましく、その上部面は選択可能なゴム製のキャッ
プ又は別の比較的柔らかい弾性材料を有しており、デッキリッドの衝撃の吸収を
補助する。スタッド２０の軸部２４は、軸２４の外面を軸方向下方に伸長する二
式のリブを有する。 まず、軸の向き合う側に一式の小さいリブ２６が、向き合う一対のレセプタク
ルリブ５４に対してラチェット作用（即ち摩擦）を形成して、スタッドが調整中
にレセプタクル５０内に軸方向に下げられる（又は上昇されても良い）際に、ス
タッド２０を所定の位置に保持する。 二番目に、一旦レセプタクル５０内のスタッド２０の軸方向位置が設定される
と、軸部２４上の一式の大きいリブ２８が、レセプタクルリブ５４に係合して、
スタッド２０を所定の位置に能動的に固定するので、レセプタクル５０に対して
スタッド２０の垂直な動きが実質的に生じないようにスタッド２０は回される。
このデッキリッドバンパー１０が稼動する方法は、以下でより詳細に記述される
。
【００２０】 図１から３、５と６は、スタッド２０が所定の位置で初期の噛み合い（ｓｎａ
ｐ）状態でレセプタクル５０と組み立てられる、デッキリッドバンパー１０を示
す。ここでデッキリッドバンパー１０のレセプタクル５０は、自動車のフレーム
６０（図２）に取り付けられることが好ましく、スタッド２０は一杯に伸長した
位置にある。自動車のデッキリッドはその後、デッキリッドが周囲のボディーパ
ネルと組み合い（ｍａｔｅ）平らになるような適当な位置の高さまで下げられる
。このデッキリッドは、スタッド２０の頭部２２を打ち、スタッドをレセプタク
ル５０内のその適当な垂直方向の位置に下げる。この点においてスタッド２０を
その適当な垂直方向の位置に保持する摩擦が、スタッド２０の軸部上の一式の小
さいリブ２６のラチェット作用により形成される。これらのリブは、著しくより
大きいレセプタクルリブ５４に接しており、それにより所定量の摩擦を形成する
設計されたラチェット作用を形成する。即ちラチェット作用は、例えば０．８ｍ
ｍで増加する、非常に小さい増加手順を具備しており、それによりスタッド２０
はレセプタクル５０内に下げられても良い（又は上昇されても良い）。図７のレ
セプタクルの頂面図を参照する。スタッド軸部２４の横断面形状は、細長く、レ
セプタクルオリフィス５６に組み合う（ｍａｔｅ）ので、一式の小さいリブ２６
がレセプタクルリブ５４と組み合う場合に、スタッド２０はその初期の位置でレ
セプタクルオリフィスに適合しなければならない。この位置はまた図１０と１１
において示されている。図１０は、切断図により、レセプタクル５０に対するス
タッド２０のこの初期の関係を図示する。図１１はデッキリッドバンパー１０の
部分的な切断平面図を図示しており、そこではスタッド２０の一式の小さいリブ
２６の一部分が、レセプタクルリブ５４の一部分に当接するので、十分なラチェ
ットタイプの摩擦が形成されて、スタッド２０をレセプタクル内の所定の位置に
適切に保持する。
【００２１】 スタッド２０はその後、レセプタクル５０に対して１／４回転（好適には約６
５度）より少ないことが好ましい回転で時計方向に回されて、スタッド２０をレ
セプタクル５０内の軸方向に所定の位置で固定する。スタッド２０を９０度回す
ことにより、一式の小さいリブ２６はレセプタクルリブ５４の間隔（ｃｌｅａｒ
）に動くが、一式の大きなリブ２８はここでは、レセプタクルリブ５４に堅固に
組み合うように所定の位置に移動する。図４、８と９を参照する。一式の大きな
リブ２８は、レセプタクルリブ５４と実質的に同じピッチで同じ形状であるので
、レセプタクル５０に対してスタッド２０は実質的に垂直方向に動くことが出来
ない。
【００２２】 選択的に、スタッド２０が回されて、レセプタクル５０内の所定の位置に最終
的に固定される場合に、スタッド２０とレセプタクル５０の間の接続は、可聴な
指示及び能動的な固定を形成する状態の「クリックイン」又はスナップを具備す
る。図８と９で示されるように、スタッドが回される前の初期の位置にある時に
、一式の小さいリブ２６はレセプタクルリブ５４と最小限で接触し、詳細に前記
したように、ラチェットタイプの摩擦を単に形成する。スタッド２０が、図１２
に図示されるように、例えば約３０度回される場合に、一式の小さなリブ２６は
、レセプタクル５０の内面上の滑らかな部分Ａと明確に干渉する。従って小さな
リブが点Ａ（図１２）を通過する際に、スタッド２０のトルクの増加が必要であ
る。最終的に小さなリブ２６は、これらのリブ２６の隙間（図１３の点Ｂ）を形
成するレセプタクルの内面の区域まで通過する。図１３を参照する。スタッドの
点Ａから点Ｂまでの移行は、スタッド２０がレセプタクル内の所定の位置に適切
に固定されたことを示す可聴な「クリック」を生じる。スタッド２０は、上記の
反対手順で外すことが出来る。即ち小さなリブは、点Ｂから点Ａを通り小さなリ
ブ２６が単独で一式の大きなリブ２８に当接するまで通過する。
【００２３】 この実施の形態は、固定するために１／４回転させる二式の２つのリブを図示
する。例えば１８０度で固定する方式の一式の各タイプのリブ又は固定するため
により少ない回転方式の三式以上のリブもまた、適切に稼動し、本発明の範囲内
にあることがまた予想できる。しかし使用方法を単純にするために、一回転より
少ない回転が好ましい。
【００２４】 スタッドが、レセプタクル５０に対して斜めになる（ｃｏｃｋｉｎｇ）ことを
回避するために、スタッド２０が所定位置の初期のスナップにある場合に、２つ
の突起２５をレセプタクルに付加しても良い。図１１を参照する。
【００２５】 図１４と１５は、自動車用デッキリッドバンパーの第２の実施の形態１１を図
示する。この実施の形態１１はまた、第１の実施の形態の２つの主要な要素であ
る、スタッド７０とレセプタクル９０を具備する。この実施の形態は、本発明の
幾分より単純な表現であり、そこでは一式のリブ７６だけが、第１の実施の形態
の大きなリブ及び小さなリブよりむしろスタッド７０の軸７２上で使用される。
ここでは適切なラチェットタイプの摩擦が、スタッド上のリブと組み合うレセプ
タクル９０の開口９４から伸長する二対のリブにより少しだけ干渉して適合する
ことにより形成される。図２２を参照する。やはりここでは、スタッド７０は、
レセプタクル９０内の適切な軸方向の位置に設置されて、ラチェットタイプの摩
擦により所定の位置に保持される。スタッド７０はその後９０度回されて、第１
の実施の形態に関して説明されたものと同様の方法で、レセプタクルリブ９２に
スタッドリブ７６を固定する。図２１はこの第２の実施の形態のレセプタクル９
０の外側を図示する。
【００２６】 図１６と１７は、本明細書の任意の実施の形態で選択的に使用可能であって、
例えばより柔らかいゴム製のバンパーヘッド及びより硬い、例えば補強された成
形プラスチック製のスタッド及びレセプタクルを提供する。スタッド７０の別個
の頭部７８を図示する。図１８から２０は、図示される選択可能な別個の頭部７
８を有するスタッド７０の種々の図面を図示する。図２１はレセプタクル９０を
単体で図示する。
【００２７】 図２３から３２は、本設計の自動車用デッキリッドバンパーの第３の実施の形
態１２を図示する。ここでは図２３から２６及び３２は、所定位置の初期の噛み
合い状態のスタッド８０を図示する。ここでは前記実施の形態と同様に、ねじ８
２が使用されるが、スタッド８０がねじ８２及びレセプタクル９０内の内部ねじ
（図示されない）の間の摩擦により、所定位置に保持される。即ちスタッド８０
は、回転しないでレセプタクル９０内で軸方向下方に動くことが出来る。ここで
はやはり、ラチェットタイプの摩擦が生じる。レセプタクル９０は適切なポリマ
ー等の弾性のある弾性材料から製作されているので、材料が少し撓むことが出来
る。図２３に示されるように、開いたスロット９３がレセプタクル９０内に形成
される。この実施の形態の固定の形態は、図３１に示すようにこのダンパー１２
が設置されるフレーム又はパネル１０２内の四角形の孔１００を使用する。バン
パー１２がパネル１０２内の所定の場所に最初に噛み合う時に、四角形の開口の
長手側は、レセプタクルの開いたスロット９３に近接して設置される。スタッド
８０は、レセプタクル９０上のウィング９４を使用して、９０度アセンブリ１２
全体を回すことにより所定の位置で固定される。これにより、スロット９３がス
タッドのねじ８２に対して密着して（ｔｉｇｈｔ）はさむ（ｃｒｉｍｐ）四角形
の孔１００の短手側に、開いたスロット９３を動かすので、従ってレセプタクル
９０に対して軸方向で所定の場所にスタッド８０を固定する。この固定された位
置は、図２７から３０に明確に図示される。
【００２８】 図３３から４２は本設計の自動車用デッキリッドバンパーの第４の実施の形態
１３を図示する。この実施の形態は、機能的に同一な最も多い形態を有していて
図１から１３に図示される様な実施の形態の修正形である。しかし、スタッドが
調整においてレセプタクル５０内で軸方向に下げられる（又は上昇してもよい）
際に、一式の向き合うレセプタクルリブ５４に対してラチェット作用（即ち摩擦
）を形成して、スタッド２０を所定の位置に保持する軸の向き合う側上の一式の
小さなリブ２６よりむしろ、一対の歯２６’が実質的に同じ機能で使用される。
例えば図４１を参照する。但し特定の改善がこの異なる構造を使用することによ
り実現できる。図３３及び３５から４２で分かるように、歯２６’はカンチレバ
ー（片持ち梁）ビーム２７の底部に各々設置される。カンチレバービーム２７は
、この実施の形態のスタッド２０’の軸部２４’と一体である。カンチレバービ
ーム２７は、レセプタクルリブ５４’に対して歯２６の繰り返しの撓みを許容す
る。この構造により、特定の環境において図１から１３の実施の形態において問
題を生じる可能性のある歯２６に対する損傷は防止される。図１から１３の実施
の形態において、特定の環境において、図１から１３の一式の小さなリブが、数
回のサイクルの後で摩耗し、更に適合するレセプタクルリブ５４’を損傷する可
能性があることが分かっている。歯２６’がレセプタクルリブ５４’とより正確
に整列して、固定された位置において半径方向の隙間を防止するので、この実施
の形態はまた、レセプタクル５０’に対してスタッド２０’の半径方向の保持を
改善する。
【００２９】 この実施の形態のレセプタクル５０’はまた、突起２５’の部材の量を増加す
ることにより、スタッド２０’の半径方向の保持を改善する。機能はやはり、第
１の実施の形態に関して上記したものと実質的に同じである。但しカンチレバー
ビーム２７’は、より大きな寸法の突起２５’により半径方向の保持を改善可能
にする。 この実施の形態はまた、低コストで設置するための開口内に一体で成形される
方式の設計を図示する。
【００３０】 全ての上記の実施の形態は、必要であれば、第２の実施の形態に関して図１７
から１９で図示されたように、別個のゴム製のキャップを使用してもよい。
【００３１】 上記のものは、自動車用デッキリッドバンパーを目的とするが、本発明は任意
のタイプの扉又はパネルが隣接するパネルに組み合わされるような任意のケース
に使用するために容易に適応可能であり、その場合には製作公差又は別の要素に
より、扉がその隣接するパネルと不適切に組み合うことが予想される。
【００３２】 上記の発明の全ての実施の形態は、多くの種類のプラスティックを使用して製
作できることがまた予想される。例えばレセプタクルは、アセタール（Ａｃｅｔ
ａｌ）から成形可能である一方で、スタッドは、例えばゴム製キャップを有して
いて、ガラスを充填したナイロン（ｇｌａｓｓ ｆｉｌｌｅｄ ｎｙｌｏｎ）に
より成形できる。本明細書で示すような用途に関して適切な弾性を提供する矛盾
のない関係を形成することを前提として、数多くの材料が本用途に適切であるこ
とが予想される。上記の様にスタッドとレセプタクル各々は、単一の一体式ピー
スとして成形可能である。
【００３３】 詳細に記述した実施の形態に関して、デッキリッドバンパーは固定された位置
又は調整可能な位置の何れかにおいて、選択的に設置されてもよい。
【００３４】 変化が、本発明の上記の実施の形態において、それの広範な発明的な思想から
逸脱しないで、実施してもよいことが当業者には認識できる。従って本発明は、
開示された特定の実施の形態に限定されず、記載された請求項により定義される
ような本発明の範囲と精神の範囲にある全ての修正を網羅することを意図するこ
とが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、スタッドがレセプタクル内の所定位置に最初にかみ合う状態で組み立
てられた状態の、本発明の一実施例による自動車用デッキリッドバンパーを底か
ら見た斜視図である。
【図２】 図２は、スタッドがレセプタクル内の所定位置に最初にかみ合う状態で組み立
てられた状態の、パネル上に装着された図１の自動車用デッキリッドバンパーを
一定の角度で見下ろした斜視図である。
【図３】 図３は、スタッドがレセプタクル内の所定位置に最初にかみ合う状態の、図１
の自動車用デッキリッドバンパーの部分断面斜視図である。
【図４】 図４は、スタッドがレセプタクル内のロック位置にある図１の自動車用デッキ
リッドバンパーの部分断面斜視図である。
【図５】 図５は、スタッドがレセプタクル内の所定位置に最初にかみ合う状態の、図１
の自動車用デッキリッドバンパーを見上げた部分断面斜視図である。
【図６】 図６は、スタッドが一時的なプリセット位置にある図１の自動車用デッキリッ
ドバンパーの一部切除底面図である。
【図７】 図７は、図１の自動車用デッキリッドバンパーのレセプタクルの頂部平面図で
ある。
【図８】 図８は、スタッドがレセプタクル内の恒久的なロック位置にある図１の自動車
用デッキリッドバンパーの一部切除斜視図である。
【図９】 図９は、スタッドが恒久的なロック位置にある図１の自動車用デッキリッドバ
ンパーの一部切除頂部平面図である。
【図１０】 図１０は、レセプタクル内のスタッドが所定位置で最初にかみ合う状態の図１
の自動車用デッキリッドバンパーの部分断面斜視図である。
【図１１】 図１１は、スタッドがレセプタクル内の所定位置に最初にかみ合う状態の図１
の自動車用デッキリッドバンパーの部分切除頂部平面図である。
【図１２】 図１２は、レセプタクル内のスタッドが約３５度だけ部分的に回転した状態の
図１の自動車用デッキリッドバンパーの部分切除頂部平面図である。
【図１３】 図１３は、レセプタクル内のスタッドがその着座位置（ロック位置）まで約６
５度だけ回転した状態の図１の自動車デッキリッドバンパーの頂部平面図である
。
【図１４】 図１４は、最初にかみ合う所定位置にある状態の自動車用デッキリッドバンパ
ーの第２実施例の斜視図である。
【図１５】 図１５は、パネルに装着された図１４の自動車用デッキリッドバンパーの斜視
図であり、スタッドが最初にかみ合って所定位置にあるバンパーの底部を図示す
る。
【図１６】 図１６は、図１５の自動車用デッキリッドバンパーに使用するためのゴム製の
スタッドキャップの斜視図であり、キャップの底を示している。
【図１７】 図１７は、図１６のゴム製スタッドの斜視図であり、キャップの頂部を示して
いる。
【図１８】 図１８は、図１５の自動車デッキリッドバンパーに使用されるスタッドの斜視
図であり、ゴム製のスタッドキャップも示され、アセンブリの底部を示している
。
【図１９】 図１９は、図１８のスタッドとスタッドキャップの横断面図である。
【図２０】 図２０は、図１８のスタッドとゴム製のスタッドキャップの斜視図であり、ア
センブリの上面を示している。
【図２１】 図２１は、図１４の自動車用デッキリッドバンパーのレセプタクルである。
【図２２】 図２２は、図２１のレセプタクルの横断面斜視図である。
【図２３】 図２３は、スタッドが最初にかみ合って所定位置にある状態の本発明の自動車
用デッキリッドバンパーの第３実施例の斜視図である。
【図２４】 図２４は、スタッドが最初にかみ合って所定位置にある状態の図２３の自動車
用デッキリッドバンパーの正面図である。
【図２５】 図２５は、スタッドが最初にかみ合って所定位置にある状態の図２３の自動車
用デッキリッドバンパーの側面図である。
【図２６】 図２６は、スタッドが最初にかみ合って所定位置にある状態の図２３の自動車
用デッキリッドバンパーの頂部平面図である。
【図２７】 図２７は、スタッドがロック位置にある状態の図２３の自動車用デッキリッド
バンパーの斜視図である。
【図２８】 図２８は、スタッドがロック位置にある状態の図２３の自動車用デッキリッド
バンパーの正面図である。
【図２９】 図２９は、スタッドがロック位置にある状態の図２３の自動車用デッキリッド
バンパーの側面図である。
【図３０】 図３０は、スタッドがロック位置にある状態の図２３の自動車用デッキリッド
バンパーの頂部平面図である。
【図３１】 図３１は、スタッドが最初にかみ合う位置にある状態の図２３の自動車用デッ
キリッドバンパーの底部斜視図である。
【図３２】 図３２は、スタッドが最初にかみ合う所定位置にある状態の図２３の自動車用
デッキリッドバンパーの頂部斜視図である。
【図３３】 図３３は、スタッドがレセプタクル内の所定（非ロック）位置に最初にかみ合
う状態で組み立てられた状態の、本発明の第４実施例による自動車用デッキリッ
ドバンパーを一定の角度で見下ろした斜視図である。
【図３４】 図３４は、スタッドがレセプタクル内のロック位置にあって組み立てられた状
態の、図３３の自動車用デッキリッドバンパーを一定の角度で見下ろした斜視図
である。
【図３５】 図３５は、スタッドがレセプタクル内の所定（非ロック）位置に最初にかみ合
った状態の、図３３の自動車用デッキリッドバンパーの横断面図である。
【図３６】 図３６は、スタッドがレセプタクル内のロック位置にある状態の、図３３の自
動車用デッキリッドバンパーの横断面図である。
【図３７】 図３７は、スタッドがレセプタクル内の所定（非ロック）位置に最初にかみ合
った状態の、図３３の自動車用デッキリッドバンパーの部分切除頂部平面図であ
る。
【図３８】 図３８は、スタッドがレセプタクル内で部分的に回転してロック位置と非ロッ
ク位置との間にある状態の、図３３の自動車用デッキリッドバンパーの部分切除
頂部平面図である。
【図３９】 図３９は、スタッドがレセプタクル内のロック位置にある状態の、図３３の自
動車用デッキリッドバンパーの部分切除頂部平面図である。
【図４０】 図４０は、図３３のスタッドの底面図である。
【図４１】 図４１は、スタッドが非ロック位置にある状態の、図３３のスタッドとレセプ
タクルの単純化された横断面図である。
【図４２】 図４２は、図３３のスタッドの断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年４月２５日（２０００．４．２５）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＴ，ＡＵ，Ｂ Ｒ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＪＰ，ＫＲ，ＬＵ， ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＵ，ＳＥ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＴＲ，ＵＡ Ｆターム(参考） 3J037 AA04 FA02 FA03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突する（ｂｕｍｐ）ように適用されるスタッド
    と、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該レセプタクル内の所定の位置に該スタッドを支持するために十分である、該
    スタッドの該軸部及び該レセプタクルの間の摩擦を形成する摩擦手段と、 該スタッドの該頭部を該レセプタクルに対して、一回転以下で軸の周りで回転
    することにより、該スタッドの該軸部を該レセプタクルに固定する固定手段と、 を具備するデッキリッドバンパー。
  2. 【請求項２】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項１に記載のデッキリッドバンパ
    ー。
  3. 【請求項３】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が可聴に指示する請求項１に記載のデッキリッドバンパー。
  4. 【請求項４】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されるスタッドと、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該スタッドの該軸部が、軸の外側部上に複数の半径方向の溝を有しており、そ
    の溝が、該レセプタクルの内面上の少なくとも１つの歯と弾性的に組み合って（
    ｍａｔｅ）、該レセプタクル内の実質的に所定の位置に該スタッドを支持するた
    めに十分である、該スタッドの該軸部及び該レセプタクルの間にラチェットタイ
    プの摩擦を形成する該スタッドの該軸部と、 該スタッドの該頭部を該レセプタクルに対して、一回転以下で軸の周りで回転
    することにより、該スタッドの該軸部を該レセプタクルに固定する固定手段と、 を具備するデッキリッドバンパー。
  5. 【請求項５】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項４に記載のデッキリッドバンパ
    ー。
  6. 【請求項６】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が可聴に指示する請求項４に記載のデッキリッドバンパー。
  7. 【請求項７】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されるスタッドと、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該スタッドの該軸部が、該軸の外側の周囲上で軸の周りに設置された第１の一
    式の小さな半径方向の溝と第２の一式の大きな半径方向の溝を有しており、該第
    １の一式の溝が、該レセプタクルの内面上の少なくとも１つの歯と弾性的に組み
    合って、該レセプタクル内の実質的に所定の位置に該スタッドを支持するために
    十分である、該スタッドの該軸部及び該レセプタクルの間にラチェットタイプの
    摩擦を形成するように適応される、軸の外側部上の複数の小さな半径方向の溝を
    具備しており、該第２の一式の大きな半径方向の溝が、該少なくとも１つの歯と
    堅固に組み合うように適応される歯を具備する、該スタッドの該軸部と、 を具備するデッキリッドバンパーであって、 それにより、摩擦位置と固定位置が形成されており、該第１の一式の半径方向
    の歯が、該レセプタクルの内面上の該少なくとも１つの歯に係合する時に、該ス
    タッドが該摩擦位置にあり、該スタッドが該レセプタクルに対して軸の周りで回
    されて、該第２の一式の半径方向の歯が、該レセプタクルの内面の該少なくとも
    １つの歯に係合する時に、該スタッドが該固定位置にあるデッキバンパー。
  8. 【請求項８】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項７に記載のデッキリッドバンパ
    ー。
  9. 【請求項９】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固定
    手段が可聴に指示する請求項７に記載のデッキリッドバンパー。
  10. 【請求項１０】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されるスタッドと、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該スタッドの該軸部が、第１の一式の小さな半径方向の溝と第２の一式の大き
    な半径方向の溝を有しており、該第１の一式の溝が、該レセプタクルの内面上の
    複数の半径方向の歯の少なくとも１つの歯と弾性的に組み合って、該レセプタク
    ル内の実質的に所定の位置に該スタッドを支持するために十分である、該スタッ
    ドの該軸部及び該レセプタクルの間にラチェットタイプの摩擦を形成するように
    適応される、軸の外側部上の複数の小さな半径方向の溝を具備しており、該第２
    の一式の大きな半径方向の溝が、該複数の歯と堅固に組み合うように適応される
    歯を具備する、該スタッドの該軸部と、 を具備するデッキリッドバンパーであって、 それにより、摩擦位置と固定位置が形成されており、該第１の一式の半径方向
    の歯が、該レセプタクルの内面上の該複数の歯の該少なくとも１つの歯に係合す
    る時に、該スタッドが該摩擦位置にあり、該スタッドが該レセプタクルに対して
    軸の周りで回されて、該第２の一式の半径方向の歯が、該レセプタクルの内面の
    該少なくとも１つの歯に係合する時に、該スタッドが該固定位置にあるデッキリ
    ッドバンパー。
  11. 【請求項１１】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項１０に記載のデッキリッドバ
    ンパー。
  12. 【請求項１２】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が可聴に指示する請求項１０に記載のデッキリッドバンパー。
  13. 【請求項１３】 自動車用デッキリッドバンパーを使用する方法において、 バンパーが、軸及び頭を有するスタッド及びレセプタクルを具備しており、該
    軸が該レセプタクル内に摩擦的に保持されるので、該スタッドが複数の軸方向の
    位置の任意の一つに保持されるバンパーを提供することと、 手の圧力を使用して、自動車のボディーパネルにレセプタクルを圧入すること
    によりレセプタクルを設置することと、 デッキリッドがスタッドを所定のレベルに押し下げるまで、バンパー上でデッ
    キリッドを下げることと、 バンパーを暴露するようにデッキリッドを持ち上げることと、 スタッドをバンパーに対して手動で回して、スタッドをレセプタクル内の軸方
    向で所定の位置に固定することと、 から構成される手順を具備する 自動車用デッキリッドバンパーを使用する方法。
  14. 【請求項１４】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されるスタッドと、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該スタッドの該軸部が、該軸の外側の周囲上で軸の周りに設置された少なくと
    も１つの半径方向の歯と一式の大きな半径方向の溝を有しており、該スタッドの
    該軸部上の該少なくとも１つの半径方向の歯が、該レセプタクルの内面上の少な
    くとも１つの歯と弾性的に組み合って、該レセプタクル内の実質的に所定の位置
    に該スタッドを支持するために十分である、該スタッドの該軸部及び該レセプタ
    クルの間にラチェットタイプの摩擦を形成するように適応されており、該スタッ
    ドの該軸部の該大きな半径方向の溝が、該少なくとも１つの歯と堅固に組み合う
    ように適応される歯を具備する、該スタッドの該軸部と、 を具備するデッキリッドバンパーであって、 それにより、摩擦位置と固定位置が形成されており、該一対の半径方向の歯が
    、該レセプタクルの内面上の該少なくとも１つの歯に係合する時に、該スタッド
    が該摩擦位置にあり、該スタッドが該レセプタクルに対して軸の周りで回されて
    、該軸上の該半径方向の溝が、該レセプタクルの内面の該少なくとも１つの歯に
    係合する時に、該スタッドが該固定位置にあるデッキリッドバンパー。
  15. 【請求項１５】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項１４に記載のデッキリッドバ
    ンパー。
  16. 【請求項１６】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が可聴に指示する請求項１４に記載のデッキリッドバンパー。
  17. 【請求項１７】 デッキリッドバンパーが、 スタッドが頭部及び軸部を有しており、該頭部が、バンパーに対して該デッキ
    を閉じる際に該デッキに対して衝突するように適用されるスタッドと、 レセプタクルが、該スタッドの該軸部を受容するように適用されており、フレ
    ーム内に該レセプタクルを固定するための手段を有する該レセプタクルと、 該スタッドの該軸部が、一対の半径方向の歯と一式の大きな半径方向の溝を有
    しており、該スタッドの該軸上において、該レセプタクルの内面上の少なくとも
    １つの歯と弾性的に組み合って、該レセプタクル内の実質的に所定の位置に該ス
    タッドを支持するために十分である、該スタッドの該軸部及び該レセプタクルの
    間にラチェットタイプの摩擦を形成するように適応されており、該一式の大きな
    半径方向の溝が、該複数の歯と堅固に組み合うように適応される歯を具備する、
    該スタッドの該軸部と、 を具備するデッキリッドバンパーであって、 それにより、摩擦位置と固定位置が形成されており、該スタッドの該軸部上の
    該一対の半径方向の歯が、該レセプタクルの内面上の該複数の歯の該少なくとも
    １つの歯に係合する時に、該スタッドが該摩擦位置にあり、該スタッドが該レセ
    プタクルに対して軸の周りで回されて、該一式の大きな半径方向の溝が、該レセ
    プタクルの内面の該少なくとも１つの歯に係合する時に、該スタッドが該固定位
    置にあるデッキリッドバンパー。
  18. 【請求項１８】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が所定の位置に噛み合う（ｓｎａｐ）請求項１７に記載のデッキリッドバ
    ンパー。
  19. 【請求項１９】 スタッドが固定される位置まで十分に回される場合に、固
    定手段が可聴に指示する請求項１７に記載のデッキリッドバンパー。
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