JPH0620698Y2 - 内装材の盲蓋取付構造 - Google Patents

内装材の盲蓋取付構造

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JPH0620698Y2
JPH0620698Y2 JP1987033919U JP3391987U JPH0620698Y2 JP H0620698 Y2 JPH0620698 Y2 JP H0620698Y2 JP 1987033919 U JP1987033919 U JP 1987033919U JP 3391987 U JP3391987 U JP 3391987U JP H0620698 Y2 JPH0620698 Y2 JP H0620698Y2
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JP
Japan
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blind lid
engaging
mounting hole
mounting
hole
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JP1987033919U
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JPS63141053U (ja
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誠 田村谷
昌之 斉藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はビス孔等に螺合された取付けビスや取付けボ
ルトの頭を目隠しする内装材の盲蓋取付構造に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、内装材を本体ベース等に取付ける場合に取付けビ
スやボルト等の取付具によって取付けられるが、外観品
質を要求される部分には、例えば、実開昭51−555
23号公報に見られる如くボルトの頭は盲蓋によって目
隠しされるようになる。
即ち、第5図に示す如くアームレスト等の内装材101
に有底状の取付穴103が設けられ、取付穴103の底
部からインナパネル等の取付けベース105を貫通した
ボルト107のねじ部109にナット111が螺合さ
れ、ボルト107・ナット111によって内装材101
が取付けられている。一方取付穴103内のボルト10
7の頭113は盲蓋115によって目隠しされた構造と
なっている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記した如くボルト107の頭113は盲蓋115によ
って目隠しされ外観品質の確保が図られるが、盲蓋11
5には、内装材101の取付穴103側に固着された装
飾部材117の係止部119と係合し合う複数の係止爪
121が設けられ、係止爪121が係止部119と係合
し合うことで盲蓋115の係合状態が確保される。この
場合、盲蓋115の各係止爪121は、相手方の各係止
部119とそれぞれ係合し合う所から、係止位置が設定
されて盲蓋115の方向性ができてしまう。盲板115
に方向性ができると、作業空間の狭い場所では位置合せ
が面倒となり作業能率の面で望ましくなかった。
このために、例えば、第6図に示すように内装材101
に設けられた取付穴103を盲蓋115と同様に矩形状
に形成し、取付穴103の側壁123に盲蓋115の係
止爪121とそれぞれ係合し合う係合孔125を設ける
ことが考えられる。これにより、盲蓋115の方向性を
なくすことができるが、これを、例えば、第7図に示す
如く丸形の盲蓋115に適用とすると、取付穴103の
周壁123には盲蓋115の係止爪121と係合し合う
係合孔125が設けられる。この場合、第8図に示す如
く係合孔125と係合しない遊びの係止爪121ができ
るようになる。この遊びの係止爪121は永久変形して
しまい、再使用時に係合不良を起こして保持性能の低下
を招来する。
そこで、この考案は、作業性がよく、しかも、再使用時
も確実に保持性能を確保できる内装材の盲蓋取付構造を
提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案は、内装材の取付
穴と嵌合可能な頭部を有する盲蓋の挿入部に、周方向に
張り出すと共に前記取付穴の穴径より小さい係合凸部を
設ける一方、前記取付穴に、盲蓋の挿入時に該盲蓋の頭
部を支持する支持面と、前記係合凸部と係合し合うと共
に上方への動きを規制する係合面とを有し、取付穴中心
へ向けて所定量突出する係合段部を設けてある。
[作用] かかる盲蓋取付構造において、内装材の取付穴に盲蓋の
挿入部を対向させた後、係合凸部が係合段部を通過する
まで強制的に嵌挿する。これにより、盲蓋の頭部は支持
面によって支持されると共に係合凸部は盲蓋の向きに関
係なく係合段部の係合面と係合し合う嵌合状態が得られ
る。したがって、取付け時の方向性がなくなり、狭い場
所であってもワンタッチで取付けられる。一方、係合時
において、係合凸部は所定量突出した係合面と係合し合
うため一部分が周壁と当って永久変形する恐れはなく、
再使用時も保持性能の低下をきたすことがなくなる。
[実施例] 以下、第1図乃至第4図の図面を参照しながらこの考案
の一実施例を詳細に説明する。
図中1は自動車用ドア3のアームレストを示しており、
アームレスト1にはプルハンドル等の内装材5が設けら
れている。
内装材5は合成樹脂等の材質で形成され、底部7にはビ
ス孔9を有する有底状の取付穴11が設けられている。
そして、ビス孔9を貫通した取付けビス13はアームレ
スト1内の取付けベース15と螺合しており、取付けビ
ス13の頭13aは前記取付穴11内に嵌挿された盲蓋
15によって目隠しされている。
盲蓋15はPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂製で円
板状の頭部17と、中空状の挿入部19とから成り、挿
入部19の周面には係合凸部21が設けられている。
盲蓋15の頭部17の外形はd前記取付孔11の内径D
とほぼ同一に設定され、頭部17の外周縁には工具を挿
入して頭部17を持ち上げるための切欠溝21が設けら
れている。また、盲蓋15の挿入部19には軸心方向に
沿ってスリット23が設けられ、このスリット23によ
って挿入部19の拡縮が可能となっている。
一方、取付穴11には、盲蓋15の挿入時に前記頭部1
7を支持する支持面25と、係合凸部21と係合し合う
と共に上方へ動きを規制する係合孔27とを備えた周方
向の係合段部29が設けられている。
係合段部29の支持面25から内装材5の底部7上面ま
での寸法aは盲蓋15の頭部17の厚みbとほぼ同一に
設定されている。また、頭部17から係合凸部21の基
部までの寸法tと係合段部29の厚みTとほぼ同一に設
定されている。さらに、係合段部29の内径Cより係合
凸部21の外形dが大きく形成され、係合凸部21の先
端pが係合段部29を超えると元に拡径して支持面27
の縁との係合が可能となっている。
係合段部29は周壁31から所定量取付穴11の中心へ
向けて突出すると共に係合段部29の係合面27から取
付穴11の底部33上面までの周壁は一対の支持壁35
・35を残して開口37・37されている。
支持壁35の下端は前記取付穴11の底部33と、上端
は係合段部29とそれぞれ一体に連続した形状となって
いる。この支持壁35は周壁31より中心寄りで、か
つ、係合段部29の周端から所定量周壁31側へ後退し
た位置に設けられ、係合凸部21の先端pとの干渉をな
くして係合時の永久変形が起きないようになっている。
なお、第4図において、39はドアポケットを示してい
る。
このように構成された盲蓋取付構造において、内装材5
を取付けるには、取付穴11のビス孔9から取付けベー
ス15側へ取付けビス13を螺合し固着する。次に、盲
蓋15の挿入部19を取付穴11に合わせて頭部17が
支持面25に当るまで強制的に嵌挿する。これにより、
頭部17は支持面25に支持されると共に係合凸部21
は盲蓋15の向きに関係なく係合面27と係合し、取付
けビス13の頭13aは目隠しされ外観品質が確保され
る。
一方、盲蓋15の挿入時において、方向性がないため、
プルハンドルの如く作業空間が狭い個所であってもワン
タッチで取付けられるようになると共に、係合凸部21
は支持壁35と当接することがないため永久変形を起こ
すことはない。このため、係合凸部21は、再使用時に
あっても確実な保持性能が得られるようになる。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案の盲蓋取付構造によれ
ば、取付け時の方向性がなくなるため、取付け作業が容
易となり、作業能率の向上が図れる。
また、係合凸部は永久変形を起こすことがないため、再
使用時にあっても、確実な保持性能が得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の盲蓋を取付穴から取外した分解斜視
図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1図
のIII−III線断面図、第4図はこの考案を実施したドア
の斜視図、第5図は従来の盲蓋の取付例を示した切断面
図、第6図と第7図は従来例を示した第1図と同様の斜
視図、第8図は第7図のVIII−VIII線断面図である。 主要な図面符号の説明 5…内装材 11…取付穴 15…盲蓋 17…頭部 19…挿入部 21…係合凸部 25…支持面 27…係合面 29…係合段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内装材の取付穴と嵌合可能な頭部を有する
    盲蓋の挿入部に、周方向に張り出すと共に前記取付穴の
    穴径より小さい係合凸部を設ける一方、前記取付穴に、
    盲蓋の挿入時に該盲蓋の頭部を支持する支持面と、前記
    係合凸部と係合し合うと共に上方への動きを規制する係
    合面とを有し、取付穴中心へ向けて所定量突出する係合
    段部を設けたことを特徴とする内装材の盲蓋取付構造。
JP1987033919U 1987-03-10 1987-03-10 内装材の盲蓋取付構造 Expired - Lifetime JPH0620698Y2 (ja)

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JPS63141053U JPS63141053U (ja) 1988-09-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5009103B2 (ja) * 2007-09-10 2012-08-22 本田技研工業株式会社 車両用ドアのドアライニング
WO2020065911A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 河西工業株式会社 車両用内装部品

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JPS6134170Y2 (ja) * 1981-05-25 1986-10-06

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