JP2002502118A - 小さな抗磁力、高い透過性および改善された耐蝕性を有する軟磁性材料 - Google Patents

小さな抗磁力、高い透過性および改善された耐蝕性を有する軟磁性材料

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Abstract

(57)【要約】 35〜65質量%のニッケル含量および希土類のセリウム、ランタン、プラセオジムもしくはネオジムの中の1つまたはそれ以上ならびに溶融に不可避の不純物を有し、この場合希土類の総和は、0.003〜0.05質量%である軟磁性鉄ニッケル合金が提案される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、軟磁性ニッケル鉄合金に関する。
【0002】 Carl Heckの書物”Magnetische Werkstoffe und ihre technische Anwendung ”, Huetig Verlag, Heidelberg 1975, 第349頁以降の記載から、継電器の場
合にアンカーおよびヨークの材料のために軟磁性材料を使用することは、公知で
ある。
【0003】 材料の主要な要件は、僅かなエネルギーで大きな磁気的保持力を達成するため
の高い飽和電流密度、高い透過性、ひいては磁界の僅かな強さであり、即ち僅か
な励起電流ならびに高い電流密度が空気間隙中で発生することができ、こうして
大きな引力がアンカー上に作用する。僅かな保磁力は、励磁電流のバックスイン
グの際に継電器の僅かな開きを可能にする。
【0004】 磁気的要件とともに、継電器材料には、なお交互耐候試験において耐蝕性が必
要とされる。それというのも、全ての天候状態の際に継電器の正確な機能が要求
されているからである。この要件は、耐蝕性が十分でない材料の場合には、完成
部材を耐蝕性層で付加的に被覆させることによってのみ達成させることができる
【0005】 アンカーとヨークの接触面は、ヨークとアンカーからなる磁気回路の高い透過
性を達成させるために、できるだけ僅かな間隙を有しなければならない。この接
触面は、継電器の開閉によって損なわれてはならない。それというのも、この場
合には、継電器のトリガ電流が変化するからである。
【0006】 また、類似の要件は、軟磁性材料からなる別の成形部材および打抜金属部材に
も当てはまる。
【0007】 継電器材料についての磁気的要件は、DIN 17405”直流継電器のため
の軟磁性材料(Weichmagnetische Werkstoffe fuer Gleichstromrelais)”に記
載されている。次の第1表は、DIN 17405からの抜粋を示す。
【0008】
【表1】
【0009】 DIN 17745”ニッケルと鉄からなる錬合金(Knetlegierungen aus Ni
ckel und Eisen)”には、種類RNi 12およびRNi 8のための出発材料
としての合金Ni48(材料の番号1.3926および1.3927)が記載さ
れている(第2表参照)。合金Ni36(材料の番号1.3911)は、種類R
Ni24のための出発材料である。
【0010】
【表2】
【0011】 ニッケル鉄合金を溶融する場合には、望ましい合金元素とともになお脱酸元素
および/または脱硫元素、例えばマンガン、珪素およびアルミニウムが必要とさ
れる。更に、前記合金を有利な費用のために通常の製鋼技術を用いて製造する場
合には、酸素、硫黄、燐、炭素、カルシウム、マグネシウム、クロム、モリブデ
ン、銅およびコバルトの或る程度の最小の混加物は回避させることができる。こ
の場合、通常の製鋼技術とは、開いたアーク炉中での溶融、ならびに引続く脱酸
、脱硫および脱ガス化のための取鍋冶金および/またはVOD処理であることが
理解される。その後に、ブロックもしくはストランド鋳造板用扁平鋼片は、1ま
たは2工程で約4mmの厚さになるまで熱間変形され、引続き場合によっては中
間灼熱しながら最終厚さに冷間変形される。磁気的性質は、例えばドイツ連邦共
和国特許出願公開第19612556号明細書A1の記載のように、炭素、窒素
、酸素、硫黄および非金属介在物の混加物によって劣化される。非金属不純物は
、溶融液の必要とされる脱酸処理および/または脱硫処理のために鋳造までに生
じる。脱酸剤および/または脱硫剤に応じて、例えばカルシウム、マグネシウム
またはアルミニウムの酸化物が存在する。
【0012】 従って、前記困難を回避するために、これまでの公知技術水準による最高の要
件をもつ軟磁性材料は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3910147号明細
書およびドイツ連邦共和国特許第1259367号明細書に明らかに記載されて
いるように、選択された清浄の使用材料を用いて真空技術により製造される。刊
行物から公知の別の方法は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4105507号
明細書に記載された、真空下または保護ガス下で先に溶融されたブロックの真空
下または保護ガス下での極めて費用の掛かる高価な電気スラッジ再溶融法である
【0013】 本発明の基礎となる課題は、磁気的性質、耐蝕性および耐摩耗性に対して記載
された要件を満たしかつ軟磁性構成部材の場合の一連の好ましい用途に使用され
る軟磁性鉄ニッケル合金を溶融することである。
【0014】 この課題は、35〜65質量%のニッケル含量および希土類のセリウム、ラン
タン、プラセオジムもしくはネオジムの中の1つまたはそれ以上ならびに溶融に
不可避の不純物を有し、この場合希土類の総和は、0.003〜0.05質量%
であり、質量%での希土類含量の総和の割合が質量%での硫黄含量よりも少なく
とも4.4倍大きい軟磁性鉄ニッケル合金によって解決される。
【0015】 本発明の対象の好ましい他の実施態様は、属する従属請求項から確認すること
ができる。
【0016】 本発明による合金は、有利に製鋼技術、即ち開いたアーク炉中での溶融、なら
びに引続く脱酸、脱硫および脱ガス化のための取鍋冶金および/またはVOD処
理によって製造される。その後に、ブロックもしくはストランド鋳造板用扁平鋼
片は、この帯状物からの部材の製造に必要とされる硬度に調節するために、1ま
たは2工程で約4mmの厚さになるまで熱間変形され、引続き場合によっては中
間灼熱しながら最終厚さに冷間変形される。
【0017】 前記合金からの部材の製造および800〜1150℃の温度での前記部材の灼
熱に引き続いて、前記部材を用いて8A/m未満の保磁力を達成することができ
る。
【0018】 本発明による合金の有利な場合の使用は、なかんずく継電器部材、例えばヨー
クとアンカーである。
【0019】 更に、本発明による鉄ニッケル合金は、なおさらに次の場合の使用に有利に使
用することができる: − 電磁弁の弁蓋および弁上部、 − ヨークもしくは極部分もしくは極片もしくは極薄板ならびに据付磁石および
電磁石のアンカー、 − スプールコア、ステップバイステップ式モータの固定子ならびに電動機の回
転子および固定子、 − センサーの成形部材および打抜金属部材、位置セルシンおよび位置レシーバ
ー、 − 磁気ヘッドおよび磁気ヘッド遮蔽、 − 遮蔽、例えば電動機遮蔽、表示機器のための遮蔽容器および陰極管のための
遮蔽。
【0020】 製鋼技術で製造された厚さ1.2mmの帯状体から、平らな試験体は、打ち抜
きされ、清浄化され、水素雰囲気下で1080℃/4時間灼熱処理され、その後
に炉中で300℃までに冷却された。この試験体について、DIN 50017
に記載の耐候試験を55℃/90〜96%の空気湿度で8時間および25℃およ
び95〜99%の空気湿度で16時間の28回の作業周期で実施した。36質量
%〜81質量%のニッケル含量および部分的に添加剤、例えばクロム、銅および
/またはモリブデンを有する合金について試験した(第3表参照)。55質量%
以下のニッケル含量を有する合金は、前記の交互耐候試験の終結後に、75%を
上廻るニッケル含量を有する合金よりも表面上の耐蝕減少が明らかに強いことを
示し(B. Gehrmann, H. Hattendorf, A. Kolb-Telieps, W. Kramer, W. Moettge
n, Material and Corrosion 48, 535-541 (1997))、したがって、耐蝕性を改善
する付加的な手段なしには、耐蝕性についての継電器材料のための上記の要件は
満たされない。これに対して、DIN 17405によって要求される性質は、
第3表に例示的に記載された保磁力Hcが示す(公知技術水準)ように満たされ
た。
【0021】
【表3】
【0022】 前記の試験体の腐食された位置で、REM/EDXによる交互耐候試験の終結
後に硫黄が実測された。
【0023】 腐食挙動の本発明による改善は、意外なことに、35質量%〜65質量%のニ
ッケル含量を有する腐食に敏感なニッケル鉄合金をCerで脱硫することによっ
て達成される。この場合、これは、有利に化学的挙動で極めて類似した希土類の
セリウムおよび/またはランタンおよび/またはプラセオジムおよび/またはネ
オジムからの混合金属を用いて実施される。全体的に硫黄を確実に結合させるた
めに、十分に希土類原子が存在していなければならない。これは、例えば、大部
分のセリウム含量を有する硫化スルフィドCeSの形成から出発する場合、即ち
硫黄原子よりも多数のセリウム原子が合金中に存在する場合のことである。
【0024】 その後に、質量%でのセリウム含量は、セリウムによる硫黄の完全な結合を達
成させるために、質量%での硫黄含量よりも少なくとも4.4倍大きくなければ
ならない。相応することは、別の希土類のランタン、プラセオジムおよび/また
はネオジムおよび希土類の全含量にも云えることである。
【0025】 先に既に述べたように、こうして強い脱酸剤および脱硫剤、例えばセリウムの
添加は、材料中に残留する反応生成物によって磁気的性質を損ないうる(A. Hof
fmann, Ueber den Einfluss von verschiedenen Desoxidationselementen auf d
ie Verformung und die Anfangspermeabilitaet von Ni-Fe-Legierungen, Z. an
gew. Physik 32, 第236〜241頁)。意外なことに、希土類の添加は、透過
性および保磁力の磁性値が公知技術水準により溶融された装入物の通常の変動幅
の範囲内にあるように配量することができる。
【0026】 脱酸残留物は継電器の接触面から突出し、この接触面間に存在したままであり
、継電器を後開閉する際に例えば酸化物残留物の場合の高い硬度によって、微細
に研磨された接触面は、破壊されうることは、公知である。従って、継電器材料
は、DIN 50602(方法M)による非金属介在物の極めて僅かな含量のみ
を有していてよい。それ故に、セリウムを用いるかまたは希土類のセリウム、ラ
ンタン、プラセオジム、ネオジムからの混合金属を用いての脱酸の場合にも、条
痕形の硫化物介在物SSの最大寸法の値は、0.1未満もしくは1.1未満でな
ければならず、溶解された形での酸化物介在物OA(酸化アルミニウム)の最大
寸法の値は、2.2未満もしくは3.2未満もしくは4.2未満でなければなら
ず、条痕形の酸化物介在物OS(珪酸塩)の最大寸法の値は、5.2未満もしく
は6.2未満もしくは7.2未満でなければならず、かつ粒状形の酸化物介在物
OGの最大寸法の値が8.2未満もしくは9.2未満でなければならない。
【0027】 例として、30tのアーク炉中での製鋼技術を用いてニッケル約48%および
僅かな添加量のマンガンおよび珪素を有するニッケル鉄合金が溶融され(装入物
E5407およびE0545)、極めて類似した組成であるが、公知技術水準に
相当する希土類の添加剤なしの装入物(装入物T4392、T5405およびT
5406)と比較された。正確な組成は、第4表に示されている。
【0028】
【表4】
【0029】 微少量の硼素は、打ち抜き可能性の改善のために、装入物T4392、T54
05、T5406およびE5407の場合に行なわれたように、添加されてよい
。本発明による装入物E5407およびE0545中の質量%でのセリウム含量
は、質量%での硫黄含量よりも4.4倍を上廻る程度の大きさである。
【0030】 溶融後に、ブロック圧延および引続く熱ストリップ圧延は、約4mmで行なわ
れ、引続き1.0mmの最終厚さまでの冷間再変形が行なわれた。
【0031】 これから、25.5mmの直径を有する円形の試験体が打ち抜かれた。これは
、E0545までの全ての装入物に当てはまる。この場合には、表面が微細に研
磨された、鋳造試験体からの約15mm×15mm×5mmの断片が使用された
。全ての試験体が清浄化され、試験体の一部が水素雰囲気下で970℃/6時間
灼熱処理され、その後に炉中で300℃を下廻るまで冷却された。試験体の第2
の部分は、水素雰囲気下で1030℃/2時間灼熱処理され、その後に炉中で3
00℃を下廻るまで冷却された。全ての試験体には、25℃および55%の空気
湿分から55℃および98%の空気湿分への3時間の周期性で温度/湿分交換を
もって2日間の短縮された耐候試験が行なわれた。この場合、試験体は、個別的
にガラス皿中に平らに置かれ、したがって下側には、なお間隙腐蝕の鮮鋭な条件
が支配的であった。結果は、第5表に示されている。
【0032】
【表5】
【0033】 本発明による装入物E5407およびE0545の場合には、腐蝕を全く実測
することができず、一方、2つの比較装入物T5405およびT5406の場合
には、全ての試験体で両面で腐蝕点が実測された。
【0034】 こうして強力な脱酸剤および脱硫剤、例えばセリウムの添加は、前記したよう
に材料中に残存する反応生成物によって磁気的性質を損ないうる。意外なことに
、本発明による装入物E5407およびE0545が示す透過率および保磁力の
磁性値は、第6表に示されているように、公知技術水準により溶融された装入物
の通常の変動幅の範囲内にある。
【0035】 第6表:公知技術水準による装入物(T)の磁性値と水素雰囲気下で1080℃
/4時間の灼熱後および炉中での450℃までの冷却後に厚さ1mmの試験体に
ついて測定された本発明による装入物(E)の磁性値。装入物の組成は、第4表
に示されている。
【0036】
【表6】
【0037】 ブロック圧延および熱ストリップ圧延の際に性質の点で第7表に記載された、
公知技術水準の組成を有する2つの装入物を第2の装入物と見なした。
【0038】 2つの装入物は、本質的に希土類の異なる含量によってのみ区別される。
【0039】
【表7】
【0040】 0.054%の希土類の全含量を有する装入物T0626の場合には、熱成形
の際に亀裂が形成され、その後にブロックは、金属屑であった。このように高い
希土類含量は、劣悪な熱変形挙動をまねく。これに対して、装入物T0624は
、ブロックならびに約4mmの厚さを有する熱ストリップに圧延される。希土類
は化学的に類似した挙動を有しているので、本発明によれば、熱変形の問題を回
避させるために、希土類のセリウム、ランタン、プラセオジム、ネオジムの総和
の含量は、最大で0.05質量%に制限することができる。
【0041】 第8表は、公知技術水準による種々の装入物(T)および本発明による装入物
(E)についてのDIN 50602による非金属介在物の含量の試験を示す。
【0042】
【表8】
【0043】 装入物T2536は、条痕形の酸化物の介在物の際に2.7の最大寸法を有す
る(方法M)。この値は、継電器部材のための材料として前記装入物を使用する
ためには高すぎる。この値は、継電器の接触面に対して摩滅をまねき、継電器の
機能性の損失を結果としてまねく。従って、非金属の介在物の含量は、本発明に
よれば、次のように制限される: 条痕形の硫化物介在物SSのDIN 50602による最大寸法の値は、0.
1以下もしくは1.1以下であり、溶解された形での酸化物介在物OA(酸化ア
ルミニウム)のDIN 50602による最大寸法の値は、2.2以下もしくは
3.2以下もしくは4.2以下であり、条痕形の酸化物介在物OS(珪酸塩)の
DIN 50602による最大寸法の値は、5.2以下もしくは6.2以下もし
くは7.2以下であり、かつ粒状形の酸化物介在物OGのDIN 50602に
よる最大寸法の値は、8.2以下もしくは9.2以下である。第8表に記載され
た別の全ての装入物は、非金属の介在物の含量に対する条件を満たしている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月24日(1999.11.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 合金が0.002質量%までの硼素を含有する、請求項1か
までのいずれか1項に記載の軟磁性材料。
【請求項】 請求項1からまでのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケ
ル合金を溶融する方法において、材料合金を開いたアーク炉中で溶融し、次に脱
酸、脱硫および脱ガス化のための取鍋冶金および/またはVOD処理を行なう、
請求項1からまでのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金を溶融する方
法。
【請求項】 溶融合金中で次のパラメーター: − 条痕形の硫化物介在物の最大寸法の値が0.1未満もしくは1.1未満であ
ること、 − 溶解された形での酸化物介在物OA(酸化アルミニウム)の最大寸法の値が
2.2もしくは3.2もしくは4.2未満であること、 − 条痕形の酸化物介在物OS(珪酸塩)の最大寸法の値が5.2もしくは6.
2もしくは7.2未満であること、 − 粒状形の酸化物介在物OGの最大寸法の値が8.2もしくは9.2であるこ
と に調節される、請求項記載の方法。
【請求項】 前記合金から部材を製造しかつこの部材を800℃〜115
0℃の温度で灼熱した後に、8A/m未満の保磁力を達成させる、請求項また
記載の方法。
【請求項】 継電器部材のための材料としての請求項1からまでのいず
れか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項】 電磁弁の弁蓋および弁上部のための材料としての請求項1か
までのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項10】 ヨークもしくは極部分もしくは極片もしくは極薄板ならび
に据付磁石および電磁石のアンカーのための材料としての請求項1からまでの
いずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項11】 スプールコア、ステップバイステップ式モータの固定子な
らびに電動機の回転子および固定子のための材料としての請求項1からまでの
いずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項12】 センサーの成形部材および打抜金属部材、位置セルシンお
よび位置レシーバーのための材料としての請求項1からまでのいずれか1項に
記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項13】 磁気ヘッドおよび磁気ヘッド遮蔽のための材料としての請
求項1からまでのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【請求項14】 遮蔽のための材料としての請求項1からまでのいずれか
1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 従って、前記困難を回避するために、これまでの公知技術水準による最高の要
件をもつ軟磁性材料は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3910147号明細
書およびドイツ連邦共和国特許第1259367号明細書に明らかに記載されて
いるように、選択された清浄の使用材料を用いて真空技術により製造される。刊
行物から公知の別の方法は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4105507号
明細書に記載された、真空下または保護ガス下で先に溶融されたブロックの真空
下または保護ガス下での極めて費用の掛かる高価な電気スラッジ再溶融法である
。 特開平7−166281号公報は、Nd、PrまたはSmの添加剤と一緒にN
iおよびFeからなる磁気ヘッドのための磁性合金に関する。この場合、Niの
量は78質量%を上廻る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 この課題は、35〜65質量%のニッケル含量および希土類のセリウム、ラン
タン、プラセオジムもしくはネオジムの中の1つまたはそれ以上ならびに溶融に
不可避の不純物を有し、この場合希土類の総和は、0.003〜0.05質量%
であり、質量%での希土類のセリウム、ランタン、プラセオジムおよびネオジム
の含量の総和の割合が質量%での硫黄含量よりも少なくとも4.4倍大きい軟磁
性鉄ニッケル合金によって解決される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 本発明による合金は、有利に製鋼技術、即ち開いたアーク炉中での溶融、なら
びに引続く脱酸、脱硫および脱ガス化のための取鍋冶金および/またはVOD処
理(真空酸化脱炭(Vacuum-Oxidation-Decarburization))によって製造される
。その後に、ブロックもしくはストランド鋳造板用扁平鋼片は、この帯状物から
の部材の製造に必要とされる硬度に調節するために、1または2工程で約4mm
の厚さになるまで熱間変形され、引続き場合によっては中間灼熱しながら最終厚
さに冷間変形される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Plettenberger Stras se 2、D−58791 Fターム(参考) 4K013 AA01 AA04 AA09 BA05 BA08 CA02 CA04 CD02 CE04 CE05 CF13 DA03 DA06 DA09 DA12 EA19 EA20 EA24 EA25 EA26 EA28 FA02 5E041 AA07 CA04 CA05 CA06 HB11 HB19 NN01 NN12 NN18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35〜65質量%のニッケル含量および希土類のセリウム、
    ランタン、プラセオジム、ネオジムの中の1つまたはそれ以上ならびに溶融に不
    可避の不純物を有し、この場合希土類の総和は、0.003〜0.05質量%で
    ある軟磁性材料。
  2. 【請求項2】 合金が最大で0.05質量%のセリウム含量を有する、請求
    項1記載の軟磁性材料。
  3. 【請求項3】 合金が脱酸添加剤および/または脱硫添加剤としてマンガン
    最大で0.5質量%、珪素最大で0.5質量%およびマグネシウム最大で0.0
    02質量%とカルシウム最大で0.002質量%とアルミニウム最大で0.01
    0質量%と硫黄最大で0.004質量%と酸素最大で0.004質量%との混加
    物ならびに溶融に不可避の微少量の他の混加物を含有する、請求項1または2記
    載の軟磁性材料。
  4. 【請求項4】 質量%での希土類含量の総和の割合が質量%での硫黄含量よ
    りも少なくとも4.4倍大きい、請求項1から3までのいずれか1項に記載の軟
    磁性材料。
  5. 【請求項5】 合金が0.002質量%までの硼素を含有する、請求項1か
    ら4までのいずれか1項に記載の軟磁性材料。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケ
    ル合金を溶融する方法において、材料合金を開いたアーク炉中で溶融し、次に脱
    酸、脱硫および脱ガス化のための取鍋冶金および/またはVOD処理を行なう、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金を溶融する方
    法。
  7. 【請求項7】 溶融合金中で次のパラメーター: − 条痕形の硫化物介在物の最大寸法の値が0.1未満もしくは1.1未満であ
    ること、 − 溶解された形での酸化物介在物OA(酸化アルミニウム)の最大寸法の値が
    2.2もしくは3.2もしくは4.2未満であること、 − 条痕形の酸化物介在物OS(珪酸塩)の最大寸法の値が5.2もしくは6.
    2もしくは7.2未満であること、 − 粒状形の酸化物介在物OGの最大寸法の値が8.2もしくは9.2であるこ
    と に調節される、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記合金から部材を製造しかつこの部材を800℃〜115
    0℃の温度で灼熱した後に、8A/m未満の保磁力を達成させる、請求項6また
    は7記載の方法。
  9. 【請求項9】 継電器部材のための材料としての請求項1から8までのいず
    れか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  10. 【請求項10】 電磁弁の弁蓋および弁上部のための材料としての請求項1
    から8までのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  11. 【請求項11】 ヨークもしくは極部分もしくは極片もしくは極薄板ならび
    に据付磁石および電磁石のアンカーのための材料としての請求項1から8までの
    いずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  12. 【請求項12】 スプールコア、ステップバイステップ式モータの固定子な
    らびに電動機の回転子および固定子のための材料としての請求項1から8までの
    いずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  13. 【請求項13】 センサーの成形部材および打抜金属部材、位置セルシンお
    よび位置レシーバーのための材料としての請求項1から8までのいずれか1項に
    記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  14. 【請求項14】 磁気ヘッドおよび磁気ヘッド遮蔽のための材料としての請
    求項1から8までのいずれか1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
  15. 【請求項15】 遮蔽のための材料としての請求項1から8までのいずれか
    1項に記載の軟磁性鉄ニッケル合金の使用。
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