JP2002367369A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
流を有効に低減することができる半導体記憶装置を提供
すること。 【解決手段】 制御信号回路2は、リフレッシュ動作の
インターバル期間において内部チップセレクト信号CS
Iにより、リフレッシュに関与する回路系(内部降圧回
路3およびブースト回路4)とグランドとの間に接続さ
れたNchトランジスタ3C,4Bをオフ状態に制御す
る。これにより、リフレッシュ動作に関与する回路系の
リーク経路を遮断し、このリーク電流を低減する。ま
た、タイマーをトリガーとしてリフレッシュが起動され
るべきタイミングが到来すると、内部チップセレクト信
号CSIをHレベルとし、内部降圧回路3およびブース
ト回路4にグランドを供給する。
Description
フレッシュ動作を必要とする半導体記憶装置に関し、特
にリフレッシュ動作に関与する回路系における消費電流
を低減するための技術に関する。
mic Random Access Memory)の持つ利点と、タイミング
設計が容易なSRAM(Static Random Access Memor
y)の持つ利点とを兼ね備えた疑似SRAMが携帯機器
等に利用されている。この種の分野では、年々、機器の
小型化と共にバッテリーの長寿命化に対する要求が高ま
っている。しかしながら、疑似SRAMの場合、DRA
Mを母体として構成されているため、本来のSRAMに
比較して必ずしも消費電力が小さいとは言えず、疑似S
RAMに対する一層の低消費電力化が望まれている。
する従来技術の一例を説明する。図11に、消費電流を
低減するための従来技術が適用された回路例を示す。こ
の例は、スタンバイ時の動作回路501の消費電流を抑
えることを目的として構成されたものであって、動作回
路501とグランドとの間に、スタンバイ時にオフ状態
に制御されるnチャネル型MOSトランジスタ(以下、
Nchトランジスタと称す)502を介挿したものであ
る。一方、電源VDDは動作回路501に直接供給さ
れ、動作電流を抑えるために低電圧化されている。な
お、Nchトランジスタ502のゲートに与えられるチ
ップセレクト信号CSは、スタンバイモードとアクティ
ブモードとを切り替えるための制御信号であって、この
信号がLレベルのとき、動作回路501を内蔵する半導
体記憶装置がスタンバイ状態とされる。
OS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)構成
されたインバータや否定的論理積ゲートなどの基本ゲー
ト回路であって、この基本ゲート回路を構成するNch
トランジスタ及びpチャネル型MOSトランジスタ(以
下、Pchトランジスタと称す)のゲート閾値電圧は、
電源VDDの低電圧化に応じて比較的低く設定される。
これに対し、Nchトランジスタ502のゲート閾値電
圧は、リーク電流を形成するサブスレッショルド電流を
考慮して比較的高く設定される。
ップセレクト信号CSがHレベルとなって、Nchトラ
ンジスタ502がオン状態に固定される結果、このトラ
ンジスタ502を介して動作回路501にグランドが供
給され、この動作回路501が動作可能な状態とされ
る。ここで、動作回路501を構成するNchトランジ
スタ及びPchトランジスタのゲート閾値電圧が低く設
定されているので、電源電圧VDDが低電圧化されてい
ても、動作回路501は高速にスイッチング動作するこ
とが可能となる。
レクト信号CSがLレベルとなるので、Nchトランジ
スタ502がオフ状態に固定される。ここで、Nchト
ランジスタ502のゲート閾値電圧は高く設定されてい
るので、このNchトランジスタ502のサブスレッシ
ョルド電流が有効に抑制され、従ってスタンバイ時に動
作回路501を流れるリーク電流を有効に抑制すること
が可能となる。なお、Nchトランジスタ502のゲー
ト閾値電圧は高く設定されているので、このNchトラ
ンジスタ502自体のスイッチング動作は遅くなる。し
かし、アクティブ時にはNchトランジスタ502はオ
ン状態に固定されるので、このトランジスタNch50
2が動作回路501のスイッチング動作を阻害すること
はない。
を低電圧化し、この動作回路501を構成するトランジ
スタのゲート閾値電圧を低く設定することにより、アク
ティブモードにおいて動作電流の低減と動作の高速化と
を両立させている。また、高いゲート閾値電圧を有する
Nchトランジスタ502を介して動作回路501にグ
ランドを供給することにより、スタンバイモードでの動
作回路501のリーク電流を低減させている。
似SRAMでは、メモリセルがDRAMと同じ構成のた
め、動作モードを問わず、メモリセルに記憶されたデー
タを定期的にリフレッシュしなければならない。このた
め、疑似SRAMでは、動作モードを問わずリフレッシ
ュ動作に関与する回路系が常時活性化されており、この
ことが疑似SRAMの消費電力を増大させる一因となっ
ている。特に、定期的に行なわれるリフレッシュ動作そ
のものに要する時間よりもはるかにながいインターバル
期間(リフレッシュ動作とリフレッシュ動作との間の期
間)でのリーク電流が無駄な消費電力となって顕在化す
るという問題があった。
ドにおいて非活性状態となる回路系に適用することはで
きるが、疑似SRAMのリフレッシュに関与する回路系
のように、スタンバイモードにおいて活性状態になり得
る回路系に対して適用することはできず、従ってスタン
バイ電流を有効に削減することができないという問題が
ある。
ので、リフレッシュ動作に関与する回路系の消費電流を
有効に低減することができる半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。
題を解決するため、以下の構成を有する。即ち、この発
明による半導体記憶装置は、複数の動作モードにわたっ
てタイミング上の整合性を保ちながらメモリセルの記憶
データを自発的にリフレッシュすると共に、外部から非
同期でアクセス可能に構成された半導体記憶装置であっ
て、リフレッシュ動作のインターバル期間において該リ
フレッシュ動作に関与する回路系と電源またはグランド
との間のリーク経路を遮断するリーク遮断手段を備えた
ことを特徴とする。
行われるリフレッシュ動作のインターバル期間におい
て、リフレッシュ動作に関与する回路系のリーク経路を
遮断するので、この回路系の消費電流は、実際にリフレ
ッシュ動作が行われている期間で発生する消費電流に限
定される。リフレッシュ動作そのものの時間は、リフレ
ッシュ動作のインターバル期間やリフレッシュサイクル
タイムに比べて充分に短いので、全体としてリフレッシ
ュ動作に関与する回路系の消費電流を有効に低減でき
る。なお、このリーク遮断手段に加えて、スタンバイモ
ードにおいて、非活性状態に固定される回路系に対し定
常的にリーク電流を遮断する手段を併用すれば、消費電
流を一層低減することが可能になる。
記憶装置において、例えば、前記リーク経路に介挿され
たスイッチ回路と、前記インターバル期間において前記
スイッチ回路をオフ状態に制御する制御回路と、を備え
たことを特徴とする。この構成によれば、制御回路がイ
ンターバル期間においてスイッチ回路をオフ状態に制御
するので、このスイッチ回路が介挿されたリーク経路が
遮断される。従って、リフレッシュ動作のインターバル
期間においてリフレッシュ動作に関与する回路系のリー
ク電流が低減される。
記憶装置において、例えば、前記リフレッシュ動作に関
与する回路系を構成するトランジスタよりも高いゲート
閾値電圧を有するMOSトランジスタから構成されたこ
とを特徴とする。この構成によれば、リーク経路に介挿
されたスイッチ回路を構成するMOSトランジスタが高
いゲート閾値電圧を有しているので、このMOSトラン
ジスタの例えばサブスレッショルド電流が抑制される。
従って、このMOSトランジスタがインターバル期間に
おいてオフ状態になると、上記リーク経路が有効に遮断
される。
する回路系は、前記半導体記憶装置において、例えば、
電源電圧が低電圧化されたことを特徴とする。この構成
によれば、電源電圧を低電圧化することにより、リフレ
ッシュ動作に関与する回路系の動作電流やリーク電流が
一層低減される。
する回路系は、前記半導体記憶装置において、例えば、
前記低電圧化された電源電圧に応じた低いゲート閾値電
圧を有するMOSトランジスタから構成されたことを特
徴とする。この構成によれば、電源電圧を低電圧化して
もリフレッシュ動作に関与する回路系の動作速度を維持
することができる。従って、動作速度を犠牲にすること
なく、電源電圧の低電圧化により一層の低消費電力化を
図ることが可能となる。
する回路系は、前記半導体記憶装置において、例えば、
クリティカルパスを構成するトランジスタとして、非ク
リティカルパスを構成するトランジスタよりも高いゲー
ト閾値電圧を有するトランジスタを備えたことを特徴と
する。この構成によれば、クリティカルパスとなる回路
の動作速度が低下することなく、クリティカルパスとな
らない回路の消費電流が低減される。従って、見かけ
上、動作速度の低下を招くことなく、消費電流を有効に
低減することができる。
半導体記憶装置において、スタンバイモードとアクティ
ブモードとを切り替えるためのチップセレクト信号が活
性状態から非活性状態に切り替わる際に、このチップセ
レクト信号を遅延させて内部チップセレクト信号を生成
し、この内部チップセレクト信号に基づき前記リーク経
路を遮断するように構成されたことを特徴とする。この
構成によれば、チップセレクト信号は短期間でトグリン
グしても、内部チップセレクト信号が活性状態に維持さ
れる。従って、この内部チップセレクト信号により制御
される回路系が無駄な動作をすることがなくなり、無駄
な動作電流の発生を防止することができる。
明する。 <実施の形態1>この実施の形態1に係る半導体記憶装
置は、DRAMを母体として外部から非同期でアクセス
可能に構成された疑似SRAMであって、複数の動作モ
ードにわたってタイミング上の整合性を保ちながらメモ
リセルの記憶データを自発的にリフレッシュするための
リフレッシュ回路系を具備している。また、この半導体
記憶装置は、リフレッシュ動作のインターバル期間にお
いて上記リフレッシュ回路系と電源またはグランドとの
間のリーク経路を遮断するリーク遮断手段を備え、これ
により、消費電流の低減を図る。
着目した基本的な構成と動作を述べ、その後、この実施
の形態の特徴であるところのリフレッシュ動作に関与す
る回路系のリーク電流を低減させるための特徴的な構成
と動作を述べることとする。 (1)リフレッシュ動作に着目した基本的な構成と動作 図1に、この実施の形態に係る半導体記憶装置の全体構
成を概略的に示す。なお、図1は、基本的なリフレッシ
ュ動作に着目した構成を示すもので、この実施の形態の
特徴的な構成であるところのリフレッシュに関与する回
路系の消費電流を低減させるための構成は表現されてい
ない。
ら与えられる信号であって、後述するメモリセルアレイ
の行を指定するための行アドレスと、列を指定するため
の列アドレスを含んでいる。チップセレクト信号/CS
(「/」は負論理を表す)は、この半導体記憶装置の最
上位の制御信号であり、スタンバイモードとアクティブ
モードを切り替えるための信号である。アウトプットイ
ネーブル信号/OEは、外部に対するデータの出力を許
可する制御信号であり、主に最終段のデータアウトバッ
ファの活性状態を制御するための信号である。ライトイ
ネーブル信号/WEは、アクティブモードにおいてライ
トモードとリードモードを切り替えるための制御信号で
ある。
をラッチして内部アドレスLADDとして出力するもの
である。アドレス遷移検出回路(ATD)102は、内
部アドレスLADDの変化を検出してワンショットパル
ス信号OSPを出力するものである。アドレスマルチプ
レクサ(MUX)103は、内部アドレスLADDに含
まれる行アドレスまたは後述のリフレッシュアドレスR
ADDの何れかを選択してアドレスMADDとして出力
するものである。
をデコードしてメモリセルアレイ107の行を選択する
ものである。メモリセルアレイ107は、汎用のDRA
Mと同様のメモリセルを行列状に配列して構成される。
センスアンプ171は、リード動作時にビット線上のデ
ータ信号を増幅するものである。カラムデコーダ172
は、メモリセルアレイ107の列を選択するものであ
る。特に図示していないが、カラムデコーダ172に
は、上述のアドレス入力系101から出力される内部ア
ドレスLADDの列アドレス成分をデコードして得られ
る信号が供給される。なお、センスアンプ171に付随
するようにして、ビット線のプリチャージ回路(図示な
し)が配置されている。
フレッシュの時間間隔を計時するものである。リフレッ
シュコントロール回路108Hは、一連のリフレッシュ
動作を制御するものであり、外部からのアクセスに付随
してリフレッシュ動作のタイミングを制御するためのリ
フレッシュ制御信号REFAと、セルフリフレッシュ動
作のタイミングを制御するために使用されるリフレッシ
ュ制御信号REFBとを生成する。
は、リフレッシュ動作で使用されるアドレス(以下、
「リフレッシュアドレス」と称す)RADDを生成する
ものである。内部パルス発生回路109は、ロウイネー
ブル信号RE、センスアンプイネーブル信号SE、プリ
チャージイネーブル信号PE、およびカラムイネーブル
信号CE等を生成するものである。なお、上述の回路以
外に、リード動作やライト動作を制御するための回路
系、メモリセルアレイの基板電位を発生するための回路
系、メモリセルアレイに対してデータのリード・ライト
を行うための回路系等が設けられている。
照しながら、図1に示す半導体記憶装置の基本的な動作
として、リード・ライト動作とリフレッシュ動作とを順
に説明する。 A.リード・ライト動作 アドレスアクセスによるリード動作を例として説明す
る。この場合、チップセレクト信号/CSおよびアウト
プットイネーブル信号/OEはLレベルに設定され、ラ
イトイネーブル信号/WEはHレベルに設定された状態
で、アドレスADDが仕様に従って外部から印加され
る。
して内部アドレスLADDとして取り込まれる。この内
部アドレスLADDは、リフレッシュ時以外はアドレス
マルチプレクサ103を介してロウデコーダ106にア
ドレスMADDとして供給され、ロウイネーブル信号R
Eで規定されるタイミングでロウデコーダ106により
メモリセルアレイ107内の1本のワード線が選択され
る。ワード線が選択されると、このワード線に接続され
る1行分のメモリセルから各ビット線にデータが読み出
される。そして、このデータは、センスアンプイネーブ
ル信号SEで規定されるタイミングでセンスアンプ17
1により増幅される。
ス(図示省略)に基づき、カラムイネーブル信号CEで
規定されるタイミングでカラムデコーダ172によりメ
モリセルアレイ107内のビット線が選択され、このビ
ット線上に読み出されたデータが図示しないデータ出力
系の回路を介して外部に送出される。なお、メモリセル
からのデータの読み出しに先だって、プリチャージイネ
ーブル信号PEに基づきビット線等のプリチャージが行
われる。
内部アドレスLADDが変化すると、アドレス遷移検出
回路(ATD)102は、この内部アドレスLADDの
変化を検出してワンショットパルス信号OSPを出力す
る。このワンショットパルス信号OSPをトリガーとし
て、内部パルス発生回路109が上述のロウイネーブル
信号RE、センスアンプイネーブル信号SE、プリチャ
ージイネーブル信号PE、およびカラムイネーブル信号
CEを適切なタイミングで出力する。
がら、リードモードでのリフレッシュ動作を説明する。
この半導体記憶装置は、リードモードにおいては、その
仕様上、同一サイクル内でリフレッシュ動作とリード動
作とを順に行う。即ち、アドレス入力系101がアドレ
スADDとして外部から与えられるアドレスA0をラッ
チして内部アドレスLADDを出力すると、アドレス遷
移検出回路102は、この内部アドレスLADDの変化
を検出してワンショットパルス信号OSPを出力する。
は、ワンショットパルス信号OSPを受けて、リフレッ
シュ動作を起動する。リフレッシュ動作が起動される
と、リフレッシュアドレス発生回路108Jは、リフレ
ッシュアドレスRADDとしてリフレッシュ行アドレス
R0を生成して出力する。アドレスマルチプレクサ10
3は、リフレッシュコントロール回路108Hの制御の
下、リフレッシュアドレスRADD(即ちリフレッシュ
行アドレスR0)をアドレスMADDとしてロウデコー
ダ106に出力する。
レッシュコントロール回路108Hからリフレッシュ制
御信号REFBを入力し、ロウイネーブル信号RE、セ
ンスアンプイネーブル信号SEを出力する。ロウデコー
ダ106は、アドレスMADDとロウイネーブル信号R
Eとを入力し、リフレッシュアドレスR0で特定される
ワード線をロウイネーブル信号REで規定される所定の
期間にわたって選択する。選択されたワード線に接続さ
れるメモリセルのデータ信号はセンスアンプ171によ
り増幅された後に書き戻される。これにより、リフレッ
シュ行アドレスR0で特定される1行分のメモリセルの
データがリフレッシュされる。
される行についてリフレッシュ動作が終了すると、続い
てリード動作が同一のサイクル内で行われる。具体的に
は、アドレスマルチプレクサ103は、アドレス入力系
101から出力される内部アドレスLADDをアドレス
MADDとしてロウデコーダ106に出力する。ロウデ
コーダ106は、アドレスMADDとして入力した行ア
ドレスX0で特定されるワード線を選択する。この後、
センスアンプ171は、メモリセルアレイ107内のビ
ット線上に現れたデータ信号を増幅し、メモリセルに記
憶されたデータが外部に読み出される。
時) 次に、図2(b)に示すタイミングチャートを参照しな
がら、スタンバイモードでのリフレッシュ動作を説明す
る。スタンバイモードでは、リフレッシュコントロール
回路108Hは、外部から最後にアクセス要求があった
時からの経過時間を計時し、それが所定のリフレッシュ
時間を越えた場合にリフレッシュ制御信号REFBを出
力し、セルフリフレッシュ動作を起動させる。
リフレッシュタイマー回路108Gは、セルフリフレッ
シュ動作を行うべき時間間隔を計時する。リフレッシュ
コントロール回路108Hは、リフレッシュタイマー回
路108Gにより計時して得られるタイミングで、リフ
レッシュアドレスRADDとしてリフレッシュ行アドレ
スR0をリフレッシュアドレス発生回路108Jに生成
させる。アドレスマルチプレクサ103は、リフレッシ
ュアドレスRADDとしてリフレッシュ行アドレスR0
を入力し、これをアドレスMADDとしてロウデコーダ
106に出力する。
8Hは、リフレッシュ制御信号REFBを出力し、適切
なタイミングで内部パルス発生回路109にロウイネー
ブル信号REを発生させる。ロウデコーダ106は、ア
ドレスマルチプレクサ103からアドレスMADDとし
てリフレッシュ行アドレスR0を入力すると共に、ロウ
イネーブル信号REで規定されるタイミングで、リフレ
ッシュ行アドレスR0により特定されるワード線を所定
の期間にわたって選択する。この後、選択されたワード
線に接続されるメモリセルのデータが、上述のリードモ
ードと同様にセンスアンプ171により増幅されて元の
メモリセルに書き戻される。以後、スタンバイモードに
おいて、リフレッシュタイマー回路108Gが発生する
タイミングに従い、リフレッシュアドレス発生回路10
8Jが順次発生するリフレッシュアドレスで特定される
行についてリフレッシュが行われる。
モードとにわたってタイミング上の整合性を保ちながら
自発的なリフレッシュ(即ちセルフリフレッシュ)が行
われる。上述の例では、リードモードについて説明した
が、ライトモードでも同様にリフレッシュが自発的に行
われ、ライトモードとスタンバイモードとの間でのリフ
レッシュに関するタイミング上の整合が保たれている。
また、リードモードとライトモードとの間でも同様にリ
フレッシュに関するタイミング上の整合性が保たれてお
り、動作モードを問わずにリフレッシュが行われる。こ
のように、複数の動作モードにわたってリフレッシュに
関するタイミング上の整合性を保つことにより、外部か
らリフレッシュを一切意識することなく、この半導体記
憶装置を非同期でアクセスすることが可能となる。
な構成と動作 次に、この実施の形態の特徴であるところの消費電流を
低減させるための構成と動作を説明する。前述したよう
に、この半導体記憶装置は、アクティブモードおよびス
タンバイモードを問わずにセルフリフレッシュを行うよ
うに構成されているため、セルフリフレッシュ動作に着
目する限り、何れの動作モードにおいてもリフレッシュ
のインターバル期間が存在し、このインターバル期間に
おいてリーク電流が発生し得る。しかし、仕様上、この
種のリーク電流が顕在化する動作モードはスタンバイモ
ードであって、従ってこの実施の形態1では、スタンバ
イモードにおけるセルフリフレッシュのインターバル期
間でのリーク電流を有効に抑制する場合を例として説明
する。
消費電流を低減させる機能に着目して、この実施の形態
に係る半導体記憶装置の構成を概略的に示す。同図にお
いて、符号1は、複数のメモリセルがマトリックス状に
配列されたセルアレイブロックであり、図1に示すメモ
リセルアレイ107に相当する。このセルアレイブロッ
ク1は、ブロック(Block)1からブロックn(n;2
以上の自然数)までのn個のブロックに分割されてい
る。なお、この例では、セルアレイブロックを複数のブ
ロックに分割するものとしたが、これに限定されない。
アドレスAdd(図1に示すアドレスADDに相当する
信号)やチップセレクト信号/CSを入力して、内部ア
ドレス信号M−Add、センスアンプイネーブル信号S
E、プリチャージ信号PC、および後述の内部チップセ
レクト信号CSIを生成する。この制御信号回路2は、
図1に示すアドレス入力系101、アドレス遷移検出回
路102、マルチプレクサ103、リフレッシュタイマ
ー回路108G、リフレッシュコントロール回路108
H、リフレッシュアドレス発生回路108J、内部パル
ス発生回路109の各機能に加えて、内部チップセレク
ト信号CSIを生成する機能を有するものとして構成さ
れる。この制御信号回路2の詳細な構成については後述
する。
上述の図1に示すアドレスMADDおよびリフレッシュ
アドレスRADDと、ブロック選択信号とを含んでい
る。プリチャージ信号PCは、同図に示すプリチャージ
イネーブル信号PEに相当し、セルアレイブロック内の
ビット線やデータ線をプリチャージするための制御信号
である。また、内部チップセレクト信号CSIは、スタ
ンバイモードにおけるリフレッシュのインターバル期間
でLレベルとなる信号であって、このインターバル期間
でのリーク経路を遮断するための制御信号である。後述
するように、この内部チップセレクト信号CSIは、外
部から供給されるチップセレクト信号/CSから生成さ
れる信号であり、基本的にはチップセレクト信号/CS
の逆論理を有する信号であるが、リフレッシュ動作時に
は強制的にHレベルとされる。
スアンプイネーブル信号SE、プリチャージ信号PC
は、内部アドレスLADDに含まれるY系アドレス(列
アドレス)と共にセルアレイブロック1に供給される。
このY系アドレスの一部は、セルアレイブロック1を構
成する各ブロックの列を選択するための信号として使用
され、残りはブロック1〜nを選択するための信号とし
て使用される。この例では、Y系アドレスは、制御信号
回路2とは別の回路系で生成されるが、これを制御信号
回路2で生成するものとしてもよい。
発生する内部降圧回路であり、外部の電源電圧よりも低
い基準電圧Vref1と内部電圧VINTとを比較器3Aで
比較し、その差分に応じてPchトランジスタ3Bを介
して供給される電流量を制御することにより、外部の電
源電圧を降圧して内部電圧VINTを発生する。Nch
トランジスタ3Cは、比較器3Aにグランドを供給する
ものであり、この比較器3Aとグランドとの間のリーク
経路を遮断するためのスイッチ回路として機能する。
ト電圧VBBとセルアレイブロック1内の基板電圧BB
Gを発生するブースト回路であり、比較器4AとNch
トランジスタ4Bとリングオシレータ4Cとチャージポ
ンプ4Dとから構成される。Nchトランジスタ4B
は、比較器4Aにグランドを供給するものであり、この
比較器4Aとグランドとの間のリーク経路を遮断するた
めのスイッチ回路として機能する。このブースト回路4
によれば、比較器4Aが基板電圧BBGと基準電圧Vre
f2とを比較してこの基準電圧に等しい基板電圧BBGを
発生する。シングオシレータ4Cは比較器4Aの出力を
電源として所定の周波数で発振し、この発振出力に基づ
き昇圧されたブースト電圧VBBがチャージポンプ4D
から出力される。
4がそれぞれ備える比較器は、スタンバイモードでは、
機能する必要のない回路であって、非活性状態に固定さ
れる。ただし、スタンバイモードであっても、Pchト
ランジスタ3B、チャージポンプ4D、およびリングオ
シレータ4Cは、活性状態に制御され、ブースト電圧V
BBおよび基板電圧BBGの供給は継続される。
す。同図において、符号201はアドレスAddを入力
する入力バッファであり、図1に示すアドレス入力系1
01に相当する。符号202は、チップセレクト信号/
CSを入力する入力バッファである。符号203は、ア
ドレス遷移検出回路であり、同図に示すアドレス遷移検
出回路102に相当する。符号204はインバータ、符
号205は否定的論理積ゲートであり、これらはスタン
バイ時のアドレス遷移検出回路203の出力信号(ワン
ショットパルス)を非活性化するためのゲート回路とし
て機能する。論理積ゲート205は、アドレス遷移検出
回路203の出力信号(ワンショットパルス)とチップ
セレクト信号/CSとの論理積を演算してワンショット
パルス信号AOを出力する。
あり、図1に示すアドレスマルチプレクサ103に相当
する。符号207はタイマー回路、符号208はタイミ
ング信号発生回路であり、これらは図1に示すリフレッ
シュタイマー回路108Gに相当する。タイミング信号
発生回路208は、タイマー信号TM2の周期でワンシ
ョットパルス信号ROを出力する。符号209は、リフ
レッシュアドレスカウンタであり、同図に示すリフレッ
シュアドレス発生回路108Jに相当する。
述の内部チップセレクト信号CSIを生成する。符号2
11は、制御信号発生回路であり、図1に示すリフレッ
シュコントロール回路108Hおよび内部パルス発生回
路109に相当する。この制御信号発生回路211はワ
ンショットパルス信号AO,RO、内部チップセレクト
信号CSIから、センスアンプイネーブル信号SEやプ
リチャージ信号PCを生成して出力する。
ングオシレータ207A、インバータ列207B、否定
的論理和ゲート207Cから構成される。リングオシレ
ータ207Aは所定のクロック周期を有するタイマー信
号TM1を生成するものである。インバータ列207B
はタイマー信号TM1を遅延させてタイマー信号TM2
を生成するものである。否定的論理和ゲート207C
は、タイマー信号TM1,TM2の否定的論理和を演算
して信号PTを生成するものである。
タ列210A、否定的論理積ゲート210B、トランス
ファゲート210C、インバータ210D、Pchトラ
ンジスタ210Eから構成される。インバータ列210
Aと否定的論理積ゲート210Bは、チップセレクト信
号/CSのHレベルを遅延させる遅延回路として機能す
る。トランスファゲート210Cとインバータ210D
とPchトランジスタ210Eは、タイマー回路207
から出力される信号PTに基づいて内部チップセレクト
信号CSIを強制的にHレベルとするゲート回路として
機能する。
構成例を示す。図5では、入力信号としてワンショット
パルス信号AO,ROを併記しているが、これらの信号
のそれぞれに対して、図5に示す構成の制御信号発生回
路が設けられ、センスアンプイネーブル信号SEおよび
プリチャージ信号PCが生成される。同図において、符
号30は、ワンショットパルス信号AO,ROからセン
スアンプイネーブル信号SEおよびプリチャージ信号P
Cを発生する信号発生回路である。符号31は、グラン
ドと信号発生回路30の間に挿入されたNchトランジ
スタ、符号32はインバータ、符号33は電源と信号発
生回路30の間に挿入されたPchトランジスタであ
る。
部チップセレクト信号CSIが与えられ、Pchトラン
ジスタ33のゲートには、内部チップセレクト信号CS
Iの反転信号がインバータ32から与えられる。これに
より、内部チップセレクト信号CSIに応じてNchト
ランジスタ31およびPchトランジスタ33が同時的
にオン状態またはオフ状態に制御される。Nchトラン
ジスタ31およびPchトランジスタ33のゲート閾値
電圧は、そのサブスレッショルド電流が有効に抑制され
るように、信号発生回路30を構成するMOSトランジ
スタのゲート閾値電圧よりも高く設定されている。
30B,30Cと、否定的論理積ゲート30Dと、イン
バータ30Eから構成され、これらは全てCMOS構成
されている。否定的論理積ゲート30Dの一方の入力部
には、ワンショットパルス信号AO,ROが与えられ、
他方の入力部には、インバータ30A,30B,30C
からなるインバータ列(遅延経路)を経由して上述のワ
ンショットパルス信号AO,ROが与えられる。否定的
論理積ゲート30Dの出力はインバータ30Eに与えら
れ、このインバータ30Eの出力信号はセンスアンプイ
ネーブル信号SE、プリチャージ信号PCとされる。イ
ンバータ30A,30Cおよび否定的論理積ゲート30
Dには、Nchトランジスタ31を介してグランドが供
給され、またインバータ30B,30Eには、Pchト
ランジスタ33を介して電源が供給される。以上、この
実施の形態1に係る特徴的な構成を説明した。
即ちスタンバイモードにおけるセルフリフレッシュ動作
のインターバル期間で発生するリーク電流を遮断する動
作(リーク遮断動作)を説明する。この動作は、上述の
内部チップセレクト信号CSIに基づいて行われるの
で、以下の説明では、先ず内部チップセレクト信号CS
Iの生成過程と、この信号の意義とを述べ、その後にリ
ーク遮断動作について述べる。
号/CSに基づく内部チップセレクト信号CSIの生成
過程を説明する。図6に示すように、時刻t1でチップ
セレクト信号/CSがLレベルになると(即ちチップセ
レクト信号CSがHレベルになると)、この半導体記憶
装置の動作モードがアクティブモードになる。このと
き、図4に示すCSI生成回路210において、チップ
セレクト信号/CSの反転信号がインバータ列210A
をバイパスして内部チップセレクト信号CSIとして、
時刻t1の直後の時刻t2で出力される。また、このチ
ップセレクト信号/CSを受け、時刻t3から時刻t4
にわたってHレベルのワンショットパルス信号AO,R
Oが否定的論理積ゲート205およびタイミング信号発
生回路208からそれぞれ出力される。
受けて、図5に示す信号発生回路30が動作し、センス
アンプイネーブル信号SEおよびプリチャージ信号PC
を出力する。具体的には、信号発生回路30は、インバ
ータ30A〜30Cからなる遅延回路の入力信号と出力
信号とがともにHレベルとなる期間、即ち、ワンショッ
トパルス信号AO,ROがLレベルからHレベルに遷移
した時刻t3からインバータ列の遅延時間に相当する時
間が経過するまでの期間、否定的論理積ゲート30Dの
入力はいずれもHレベルとなるため、センスアンプイネ
ーブル信号SE、プリチャージ信号PCとしてHレベル
のパルス信号が出力される。
SがHレベル(即ちチップセレクト信号CSがLレベ
ル)になり、スタンバイモードに切り替わると、図4に
示すCSI生成回路210において、チップセレクト信
号/CSの反転信号がインバータ列210Aにより遅延
され、センスアンプイネーブル信号SE、プリチャージ
信号PCが遅れて出力される。この結果、図6におい
て、内部チップセレクト信号CSIが時刻t5から上述
のインバータ列210Aの遅延時間分だけ遅れて時刻t
6でLレベルに戻る。
SIは、アクティブモードに移行する場合には即座にH
レベルになる。これにより、アクティブモードになると
同時に、内部チップセレクト信号を入力する回路系(例
えば、内部降圧回路3やブースト回路4など)が動作可
能な状態に制御される。これに対し、スタンバイモード
に移行する場合(即ちチップセレクト信号/CSが活性
状態から非活性状態に切り替わる場合)、チップセレク
ト信号/CSを遅延させて内部チップセレクト信号CS
Iが生成される。そして、所定の時間だけ遅れて内部チ
ップセレクト信号CSIがLレベルになってリーク経路
が遮断される。このように動作モードがアクティブモー
ドからスタンバイモードに移行する場合に内部チップセ
レクト信号CSIを遅延させる理由は、チップセレクト
信号/CSが短い周期でトグリングしたときに内部チッ
プセレクト信号CSIをHレベル(活性状態)に維持す
るためであって、これにより、この内部チップセレクト
信号CSIを入力する回路系の無駄な動作電流を抑えて
いる。
でのタイマー信号TM1,TM2に基づく内部チップセ
レクト信号CSIの生成過程を説明する。初期状態とし
て、チップセレクト信号/CSがHレベルにあり、スタ
ンバイモードにあるものとする。時刻t10以前では、
Hレベルのチップセレクト信号/CSを受けて否定的論
理積ゲート210Bが内部チップセレクト信号CSIと
してLレベルを出力する。後述するように、内部チップ
セレクト信号CSIは、リフレッシュ動作のインターバ
ル期間においてLレベルとなり、リフレッシュに関与す
る回路系のリーク経路を遮断する信号として機能する。
タ207Aがタイマー信号TM1を出力し、このタイマ
ー信号TM1がHレベルになる。これを受けてリフレッ
シュ動作が開始され、否定的論理和ゲート207Cは信
号PTとしてLレベルを出力する。この信号PTを受け
てPchトランジスタ210Eがオン状態になると共に
トランスファゲート210Cがオフとなる結果、時刻t
11で内部チップセレクト信号CSIがHレベルとな
る。
列207Bにより遅延され、時刻t12でタイマー回路
207からタイマー信号TM2として出力される。この
タイマー信号TM2を受けて、タイミング信号発生回路
208は、時刻t13でワンショットパルス信号ROと
してHレベルを出力する。このワンショットパルス信号
ROはマルチプレクサ206、リフレッシュアドレスカ
ウンタ209、および制御信号発生回路211に入力さ
れ、一連のリフレッシュ動作が実行される。
インバータ列207Bにより遅延され、内部チップセレ
クト信号CSIよりも遅くHレベルになる。即ち、ワン
ショットパルス信号ROよりも前に(事前に)タイマー
信号TM1により内部チップセレクト信号CSIがHレ
ベルとなる。このため、リフレッシュ動作以前に電源系
や制御系などのリフレッシュに関与する回路系のリーク
経路が遮断された状態にあり、これらの回路が動作でき
ない状態(即ち入力信号に応答できない状態)にあった
としても、リフレッシュのための内部動作(ワード線の
選択やセンスアンプの活性化など)が開始される前に電
源系や制御系の動作を予め活性化させることが可能とな
る。従って、タイマー信号TM1が発生するまで、リフ
レッシュに関与する回路系のリーク経路が遮断されてい
ても、支障なくリフレッシュ動作を行うことが可能とな
る。
がLレベルになると、これを受けてタイマー信号TM2
が時刻t16でLレベルになり、信号PTがHレベルに
なる。この信号PTを受けてPchトランジスタ210
Eがオフ状態になると共にトランスファゲート210C
がオン状態になる結果、時刻t17で内部チップセレク
ト信号CSIがLレベルに戻る。この内部チップセレク
ト信号CSIがLレベルになると、後述するように、こ
れを入力する回路系のリーク経路が遮断される。ここ
で、ワンショットパルス信号ROは、時刻t13から一
定時間が経過した時刻t15でLレベルに戻り、ワンシ
ョットパルス信号ROに基づく内部動作は、内部チップ
セレクト信号CSIがLレベルになる時刻t17よりも
前に完了する。
CSIは、リフレッシュ動作に関与する回路系が動作可
能な状態とされるべき期間を規定する。逆に言えば、こ
の内部チップセレクト信号CSIは、リフレッシュ動作
に関与する回路系が動作する必要がない期間、即ちリフ
レッシュ動作のインターバル期間を規定する信号でもあ
る。この点に着目して、この実施の形態1では、内部チ
ップセレクト信号CSIは、リフレッシュ動作のインタ
ーバル期間において、タイマーをトリガーとするリフレ
ッシュ動作に関与する回路系のリーク経路を遮断するた
めの制御信号としての意義を有する。以上により、内部
チップセレクト信号CSIの生成過程と、この信号の意
義を説明した。
ップセレクト信号CSIによるリーク遮断動作を説明す
る。いま、図3に示す構成において、比較器3A,4A
は、スタンバイモードでは静的な動作状態に固定される
ものとする。即ち、これら比較器3A,4Aは、スタン
バイモードでは動作状態にはあるが、内部信号が動的に
変化しない状態(静的な動作状態)にあり、また、この
静的な動作状態を維持する上で、グランド電位の供給を
必要としないように構成されているものとする。この場
合、比較器3A,4Aの内部では電源とグランド側との
間はリーク経路で接続され、このリーク経路上にNch
トランジスタ3C,4Bが介挿された状態となってい
る。
ーバル期間に内部チップセレクト信号CSIがLレベル
になると、これをゲートで受けるNchトランジスタ3
CおよびNchトランジスタ4Bがオフ状態となる。こ
れにより、比較器3A,4Aとグランドとの間のリーク
経路が遮断され、これら比較器3A,4Aのリーク電流
が阻止される。ここで、Nchトランジスタ3Cのゲー
ト閾値電圧は、比較器3A,4Aを構成するMOSトラ
ンジスタよりも高く設定されているので、オフ状態での
サブスレッショルド電流が抑制される。従って比較器3
A,4Aとグランドとの間のリーク電流が有効に抑制さ
れる。
説明する。同図において、ワンショットパルス信号A
O,ROがLレベルにあるものとする。この状態では、
CMOS構成のインバータ30A,30Cおよび否定的
論理積ゲート30Dの内部では、Nchトランジスタ側
がオフ状態にあり、またインバータ30B,30Eにつ
いてはPchトランジスタ側がオフ状態になっている。
これらオフ状態にあるMOSトランジスタのゲート閾値
電圧は低く設定されているので、これらのトランジスタ
のサブスレッショルド電流は比較的大きく、リーク電流
として顕在化し得る。
Lレベルになると、Nchトランジスタ31がオフ状態
になり、インバータ30A,30Cおよび否定的論理積
ゲート30Dとグランドとの間のリーク経路が遮断され
る。ここで、NchMOSトランジスタ31のゲート閾
値電圧は、サブスレッショルド電流が有効に抑制される
程度に高く設定されているので、上述のインバータ30
A,30Cおよび否定的論理積ゲート30DのNchト
ランジスタを流れるリーク電流は、Nchトランジスタ
31により阻止される。同様に、内部チップセレクト信
号CSIがLレベルになると、高いゲート閾値電圧を有
するPchトランジスタ33がオフ状態となり、これに
より、インバータ30B,30Eと電源との間のリーク
電流が有効に抑制される。以上、リーク遮断動作を説明
した。
半導体記憶装置によれば、間欠的に実行されるリフレッ
シュ動作とリフレッシュ動作との間のインターバル期間
において、リフレッシュ動作に関与する回路系のリーク
経路を遮断する。このとき、リフレッシュ動作に関与す
る回路系の内部信号の信号状態は、リーク経路が遮断さ
れない状態と同一であり、その意味において、回路状態
はパワーを供給している状態と同一の状態を保つ。従っ
て、この実施の形態では、パワーの供給を遮断して電流
を抑制しているのではない。
では、回路内部の信号状態を維持する上で必要とされる
パワー(電源またはグランド)を供給しながら、リーク
経路を遮断しているのである。これにより、インターバ
ル期間における本来の信号状態を維持しながら、このイ
ンターバル期間におけるリーク電流を有効に抑えてい
る。従って、この実施の形態におけるリーク経路の遮断
に関する技術思想は、消費電流を低減させるためにパワ
ーの供給を遮断する従来の手法とは異なるものである。
ば、リフレッシュのインターバル期間において、リフレ
ッシュ動作に関与する回路系のリーク経路を遮断するよ
うにしたので、スタンバイモードでの消費電流を有効に
低減することができる。また、一方が他方に対して遅れ
を有する2種類のタイマー信号TM1,TM2を用いて
内部チップセレクト信号CSIを生成し、この信号によ
りインターバル期間でのリーク経路を遮断するようにし
たので、リフレッシュ動作の前に、それまで遮断されて
いたリーク経路を速やかに回復させることができる。従
って、インターバル期間からリフレッシュ動作に移行す
る際、それまでリーク経路が遮断されていた回路系を速
やかに動作可能な状態に回復させることができ、リフレ
ッシュ動作をスムーズに実行することができる。
モードにおけるセルフリフレッシュのインターバル期間
で発生するリーク経路を遮断するものとしたが、これに
限定されることなく、例えばアクティブモードにおいて
所定の期間にわたってアドレス変化がない場合に発生す
るタイマーをトリガーとしたセルフリフレッシュに適用
してもよく、どのような方式のリフレッシュに対しても
本発明の技術思想を適用することが可能である。
形態2を説明する。この実施の形態2では、上述の実施
の形態1の構成に加えて、クリティカルパスを構成する
トランジスタのゲート閾値電圧を、非クリティカルパス
を構成するトランジスタよりも高く設定する。図8に、
この実施の形態2に係る半導体記憶装置の特徴部の構成
例を示す。同図に示す例は、メモリセルとその周辺回路
である。同図において、丸で囲まれたMOSトランジス
タは、高いゲート閾値電圧を有するトランジスタであ
る。符号MCはメモリセルであり、マトリックス状に配
列されており、列方向に配線されたビット線B,/Bと
行方向に配線されたワード線WLとに接続されている。
このメモリセルMCは1つのトランジスタと1とのキャ
パシタから構成され、このキャパシタの電極の一方は電
圧HVDDに固定されている。
A,300DおよびNchトランジスタ300B,30
0C,300Eからなるワード線ドライバであり、行ア
ドレスRAとメインワード線MWLとにより選択されて
ワード線WLを駆動する。このドライバ300は、論理
積ゲートとしての機能を有する。符号301は、Pch
トランジスタ301A,301BおよびNchトランジ
スタ301C,301Dからなるメインワード線ドライ
バであり、ブロック選択信号/Blockとメインワー
ド線選択信号/Mainとにより選択されてメインワー
ド線MWLを駆動する。このドライバ301は、否定的
論理和ゲートとしての機能を有する。
であり、Nchトランジスタ302A〜302Cからな
る。Nchトランジスタ302Aは、ビット線Bとビッ
ト線/Bとの間を等化するものであり、Nchトランジ
スタ302B,302Cは、電圧HVDDによりビット
線をチャージアップするものである。符号303は、プ
リチャージイネーブル信号PEを出力するドライバであ
り、Pchトランジスタ303A,303C、およびN
chトランジスタ303B,303D,303Eからな
る。このドライバ303は、論理積ゲートとしての機能
を有する。符号304は、フリップフロップからなるラ
ッチ型のセンスアンプであり、電源およびグランドとし
てセンスアンプ制御信号SAPおよびNAPがそれぞれ
供給された1対のCMOSインバータを交差結合して構
成される。
Pを出力するドライバであり、Pchトランジスタ30
5A,305B,305E、およびNchトランジスタ
305C,305Dからなる。このドライバ305は、
活性状態でHレベルを出力する論理積ゲートとしての機
能を有する。符号306は、センスアンプ制御信号NA
Pを出力するドライバであり、Pchトランジスタ30
6A,306B、およびNchトランジスタ306C,
306D,306Eからなる。このドライバ306は、
活性状態でLレベルを出力する論理和ゲートとしての機
能を有する。
は、1対のビット線B,/Bを1対のデータ線BUSに
接続するトランスファゲートであり、ビット線を選択す
るスイッチとして機能する。符号309は、行アドレス
RAを出力するドライバであり、Pchトランジスタ3
09A,309Bと、Nchトランジスタ309C,3
09Dからなる。このドライバ309は、否定的論理和
ゲートとして機能する。
の動作をクリティカルパスに着目して説明する。図8に
示すメモリセルMCからデータを読み出す動作は、以下
の動作a〜dに分けられる。 (a)ビット線B,/Bをプリチャージする動作。 (b)メモリセルMCを選択する動作。 (c)センスアンプを活性化してビット線上のデータ信
号を増幅する動作。 (d)カラムスイッチをなすMOSトランジスタ307
A,307Bを導通させる動作。 これらの動作は、所定のタイミングを満足するように時
系列順に行わなければならず、従ってこれら動作のそれ
ぞれについてクリティカルパスが存在する。
01に入力されるブロック選択信号/BlockがLレ
ベルになり、時刻t22でメインワード線選択信号Ma
inがHレベル(図8に示す/MainがLレベル)に
なる。これにより、メインワード線MWLがHレベルに
駆動される。また、同時刻t20でドライバ309に入
力されるブロック選択信号/BlockがLレベルにな
り、行アドレス信号/X−RAがLレベルになると、こ
れを受けて時刻t23で行アドレスRAがHレベルに駆
動される。ドライバ300は、メインワード線MWLお
よび行アドレスRAがHレベルに駆動されると、ワード
線WLをHレベルに駆動する。これにより、メモリセル
MCが選択状態となり、記憶されたデータがビット線
B,/B上に徐々に現れる。
ブル信号SEが所定のタイミングに従ってHレベルとな
ると、ドライバ305がセンスアンプ制御信号SAPを
Hレベルに駆動する。同じ時刻t24に、図8に示すセ
ンスアンプイネーブル信号/SEがLレベルとなると、
ドライバ306がセンスアンプ制御信号SANをLレベ
ルに駆動する。これにより、センスアンプ304が活性
化され、ビット線B,/B上のデータを増幅する。この
後、時刻t21でブロック選択信号BlockがLレベ
ルになり、ブロック選択信号/BlockがHレベルに
なると、このブロックのメモリセルからの読み出し動作
が終了する。
パスを構成するMOSトランジスタを検証する。ここで
は、内部動作のタイミングを決める信号のレベルを与え
るMOSトランジスタはクリティカルパスを構成するも
のとし、その前に信号レベルが確定する信号のレベルを
与えるMOSトランジスタは非クリティカルパスを構成
するものとして検証する。
ィカルパス この動作には、ドライバ300,301,309が関与
する。図9より、ブロック選択信号Blockはメイン
ワード線選択信号Mainよりも時間的に前に確定して
いるので、ドライバ301ではブロック選択信号/Bl
ockを入力してメインワード線MWLをHレベルに駆
動するPchトランジスタ301Aがクリティカルパス
を構成する。
Blockを入力して行アドレスRAをHレベルに駆動
するPchトランジスタ309Aがクリティカルパスを
構成する。ドライバ300では、メインワード線MWL
により駆動されるNchトランジスタ300Cと、この
トランジスタによりゲートが駆動されるPchトランジ
スタ300Dがクリティカルパスを構成する。
クリティカルパス この動作には、ドライバ303が関与する。図9より、
ブロック選択信号Blockはプリチャージ信号PCよ
りも前に確定しているので、ドライバ303ではブロッ
ク選択信号Blockを入力するNchトランジスタ3
03Eと、これによりゲートが駆動されるPchトラン
ジスタ303Aがクリティカルパスを構成する。
増幅する動作のクリティカルパス この動作には、ドライバ305,306が関与する。ド
ライバ305では、ブロック選択信号Blockを入力
するNchトランジスタ305Dと、これによりゲート
が駆動されるPchトランジスタ305Eがクリティカ
ルパスを構成する。また、ドライバ306では、ブロッ
ク選択信号/Blockを入力するPchトランジスタ
306Aと、これによりゲートが駆動されるNchトラ
ンジスタ306Eがクリティカルパスを構成する。
クリティカルパス この動作には、ドライバ308が関与し、ブロック選択
信号Blockを入力するNchトランジスタ308C
と、これによりゲートが駆動されるPchトランジスタ
308Dがクリティカルパスを構成する。
ルパスに関与するMOSトランジスタとして、高いゲー
ト閾値電圧を有するトランジスタを用い、クリティカル
パスに関与するMOSトランジスタとして低いゲート閾
値電圧を有するトランジスタを用いている。これによ
り、動作速度を犠牲にすることなく、リーク電流を有効
に低減させることが可能となる。また、メモリセルアレ
イ周辺に配置された多数のドライバのリーク経路を遮断
するようにしたので、多数のリーク経路を遮断すること
ができ、従ってリーク電流を有効に低減することができ
る。
を説明する この実施の形態3では、前述の実施の形態1の構成にお
いて、さらに、図3に示すセルアレイブロック1の電源
回路を内部チップセレクト信号CSIにより制御するこ
とにより、セルアレイブロック1でのリーク電流の低減
を図る。なお、セルアレイブロック1は、リフレッシュ
を行う際にメモリセルを選択するために用いられる多く
のドライバを有しており、従ってリフレッシュ動作に関
与する回路系に含まれるものである。
は、前述の図8に示すドライバ300に電源VBBHを
供給する電源供給回路として、ダイオード401、Pc
hトランジスタ402、およびCMOS構成のインバー
タ403とを備える。Pchトランジスタ402と、イ
ンバータ403を構成するMOSトランジスタは、ドラ
イバ300を構成するMOSトランジスタよりも、その
ゲート閾値電圧が高く設定される。また、ドライバ30
0にグランドVBBLを与えるグランド供給回路とし
て、ダイオード404およびNchトランジスタ405
とを備え、このNchトランジスタのゲート閾値電圧も
高く設定される。
源に接続され、そのカソードは電源配線(VBBH)に
接続される。Pchトランジスタ402のソースは電源
に接続され、そのドレインは電源配線(VBBH)に接
続される。内部チップセレクト信号CSIは、インバー
タ403により反転されてPchトランジスタ402の
ゲートに与えられる。
ンド配線(VBBL)に接続され、そのカソードはグラ
ンドに接続される。Nchトランジスタ405のソース
はグランドに接続され、そのドレインはグランド配線
(VBBL)に接続される。内部チップセレクト信号C
SIは、Nchトランジスタ405のゲートに与えられ
る。なお、図10では、ドライバ300を1つしか示し
ていないが、このドライバはブロックの数だけ同一の電
源配線(VBBH)およびグランド配線(VBBL)に
接続され、またワード線に対応づけて各行に設けられて
いる。
内部チップセレクト信号CSIがHレベルであり、スタ
ンバイモードにおいてリフレッシュ動作状態にある場
合、Pchトランジスタ402のゲートにLレベルが与
えられ、このトランジスタがオン状態に制御される。一
方のNchトランジスタ405のゲートにはHレベルの
内部チップセレクト信号CSIが与えられるので、この
トランジスタもオン状態になる。従って、Pchトラン
ジスタ402およびNchトランジスタ405を介して
電源およびグランドがドライバ300に供給され、この
ドライバが動作する。
IがLレベルであり、リフレッシュ動作のインターバル
期間にある場合、Pchトランジスタ402およびNc
hトランジスタ405がオフ状態となる。この場合、電
源VBBHは、電源電位よりもダイオード401の障壁
電位Vf分だけ降下した電位にクランプされる。一方、
グランドVBBLは、グランド電位よりもダイオード4
04の障壁電位Vf分だけ上昇した電位にクランプされ
る。
VBBLをクランプすることにより、電源バンプやカッ
プリングなどのノイズによる動作電流の発生を防止し、
このノイズによるリフレッシュ毎の充放電電流の発生を
防止する。また、このようにクランプすることにより、
ドライバ300の内部ノードの電位が安定化され、ワー
ド線WLの誤選択を防止できる。
Lレベルの場合、Pchトランジスタ402およびNc
hトランジスタ405が共にオフ状態になるが、これら
のトランジスタのゲート閾値電圧が高く設定され、これ
らのトランジスタのサブスレッショルド電流が抑えられ
ているので、セルアレイブロック内のドライバ300と
電源およびグランドとの間のリーク経路が有効に遮断さ
れる。従って、このドライバ300のリーク電流を有効
に低減できる。
電流の発生源であるセルアレイブロックと電源およびグ
ランドとの間のリーク経路を遮断するようにしたので、
リフレッシュに関与する回路系のリーク電流を極めて有
効に低減することができる。また、ダイオードで電源配
線とグランド配線の電位をクランプするようにしたの
で、リーク経路が遮断された状態にあっても回路状態が
安定化され、不要な動作電流が発生せず、しかも誤動作
を防止できる。
説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られ
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述の
実施の形態1に係る図5に示す構成では、インバータ3
0A〜30Cからなる遅延回路(インバータ列)に加え
て、否定的論理積ゲート30Dおよびインバータ30E
のリーク経路をも遮断するようにしたが、これに限定さ
れることなく、遅延回路を構成するインバータ30A〜
30Cのリーク経路のみを遮断するように構成してもよ
い。これにより、リーク経路が多く存在するインバータ
列のリーク電流を有効に低減できる。また、これによ
り、内部チップセレクト信号CSIの負荷を軽くするこ
とができ、従って制御上のタイミングマージンを確保し
やすくなる。
す構成では、Nchトランジスタ3C,4Bにより、比
較器3A,4Aのリーク経路を遮断するものとしたが、
これに限定されることなく、例えば小さなリーク経路を
残しておき、これら比較器のパワーをゼロにするのでは
なく、パワーを小さく抑えるに留めておくようにしても
よい。具体例としては、Nchトランジスタ3Cと並列
に、このトランジスタのリーク電流(サブスレッショル
ド電流)の10倍程度のリーク電流を発生するNchト
ランスタを設ける。
とにより、リーク電流を小さく抑えながら、しかもイン
ターバル期間が短い場合に比較器の動作を安定化するこ
とができる。なお、上述の小さなリーク経路(例えばN
chトランジスタ3Cのリーク電流の10倍程度のリー
ク経路)を形成する方法としては、Nchトランジスタ
3Cと並列接続されたNchトランジスタのゲートに適
切な中間電位を印加する方法がある。
記憶装置は、単一のチップ上に形成されている形態であ
って良いのはもちろんであるが、回路全体が幾つかの機
能ブロックに分割されていて、各機能ブロックが別々の
チップに搭載された混載IC(集積回路)として実現さ
れていてもよい。従って、例えばメモリチップの外部に
設けたコントロールチップから各種の制御信号をメモリ
チップへ供給するような構成も、この発明の概念に含ま
れる。
とができる。即ち、リフレッシュ動作のインターバル期
間において該リフレッシュ動作に関与する回路系と電源
またはグランドとの間のリーク経路を遮断するリーク遮
断手段を備えたので、リフレッシュ動作に関与する回路
系の消費電流を有効に低減することができる。
経路に介挿されたスイッチ回路と、インターバル期間に
おいてスイッチ回路をオフ状態に制御する制御回路とを
備えたので、インターバル期間においてリフレッシュ動
作に関与する回路系と電源またはグランドとの間のリー
ク経路を遮断することができる。
に関与する回路系を構成するトランジスタよりも高いゲ
ート閾値電圧を有するMOSトランジスタから構成され
たので、リーク経路を有効に遮断することができる。ま
た、前記リフレッシュ動作に関与する回路系の電源電圧
を低電圧化したので、この回路系での動作電流を含む消
費電流を有効に低減することができる。
路系が、低電圧化された電源電圧に応じた低いゲート閾
値電圧を有するMOSトランジスタから構成されたの
で、この回路系の動作速度を犠牲にすることなく、この
回路系のリーク電流を低減することができる。
が、クリティカルパスを構成するトランジスタとして、
高いゲート閾値電圧を有するトランジスタを備えたの
で、この回路系の動作を犠牲にすることなく、リーク電
流を有効に低減することができる。
置の基本的な全体構成を概略的に示すブロック図であ
る。
置の基本的なリフレッシュ動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
置の特徴的な全体構成を概略的に示すブロック図であ
る。
の構成を示すブロック図である。
回路の構成を示すブロック図である。
ト信号/CSに基づく内部チップセレクト信号CSIの
生成過程を説明するためのタイミングチャート図であ
る。
TM1,TM2に基づく内部チップセレクト信号CSI
の生成過程を説明するためのタイミングチャート図であ
る。
置の構成(セルアレイブロック)を概略的に示すブロッ
ク図である。
置の読み出し動作を説明するためのタイミングチャート
である。
装置の構成(セルアレイブロックの電源供給回路および
グランド供給回路)を示す図である。
路構成の一例を示す図である。
09 ドライバ 302 プリチャージ回路 304 センスアンプ 307A,307B Nchトランジスタ 4 ブースト回路 4A 比較器 4B Nchトランジスタ 4C リングオシレータ 4D チャージポンプ MC メモリセル
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の動作モードにわたってタイミング
上の整合性を保ちながらメモリセルの記憶データを自発
的にリフレッシュすると共に、外部から非同期でアクセ
ス可能に構成された半導体記憶装置であって、 リフレッシュ動作のインターバル期間において該リフレ
ッシュ動作に関与する回路系と電源またはグランドとの
間のリーク経路を遮断するリーク遮断手段を備えたこと
を特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記リーク遮断手段は、 前記リーク経路に介挿されたスイッチ回路と、 前記インターバル期間において前記スイッチ回路をオフ
状態に制御する制御回路と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載された半導体
記憶装置。 - 【請求項3】 前記スイッチ回路は、 前記リフレッシュ動作に関与する回路系を構成するトラ
ンジスタよりも高いゲート閾値電圧を有するMOSトラ
ンジスタから構成されたことを特徴とする請求項2に記
載された半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記リフレッシュ動作に関与する回路系
は、 電源電圧が低電圧化されたことを特徴とする請求項1な
いし3の何れかに記載された半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記リフレッシュ動作に関与する回路系
は、 前記低電圧化された電源電圧に応じた低いゲート閾値電
圧を有するMOSトランジスタから構成されたことを特
徴とする請求項4に記載された半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記リフレッシュ動作に関与する回路系
は、 クリティカルパスを構成するトランジスタとして、非ク
リティカルパスを構成するトランジスタよりも高いゲー
ト閾値電圧を有するトランジスタを備えたことを特徴と
する請求項1ないし5の何れかに記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項7】 前記リーク遮断手段は、 スタンバイモードとアクティブモードとを切り替えるた
めのチップセレクト信号が活性状態から非活性状態に切
り替わる際に、このチップセレクト信号を遅延させて内
部チップセレクト信号を生成し、この内部チップセレク
ト信号に基づき前記リーク経路を遮断するように構成さ
れたことを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載
された半導体記憶装置。
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