JP2002365987A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002365987A
JP2002365987A JP2001177660A JP2001177660A JP2002365987A JP 2002365987 A JP2002365987 A JP 2002365987A JP 2001177660 A JP2001177660 A JP 2001177660A JP 2001177660 A JP2001177660 A JP 2001177660A JP 2002365987 A JP2002365987 A JP 2002365987A
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JP
Japan
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air
forming apparatus
image forming
charging device
corona charging
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JP2001177660A
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Takashi Yahagi
高志 矢作
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロナ帯電器内のオゾンを確実に除去し、感
光ドラムの劣化を防止し、良質な画像を提供する。 【解決手段】 コロナ帯電器(1次帯電器)の長手方向
の両端部に空気の流入する風路(開口)を設け、中央付
近に排気口を配置し、吸引排気することにより、帯電器
のシールド板に平行して空気を流す構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンタ等の画像形成装置に設けられたコロナ帯電装置
で、このコロナ帯電装置で像担持体を帯電させる時に発
生するオゾンおよびオゾン生成物を円滑に排気すること
により、コロナ帯電装置の汚れ防止、像担持体の劣化の
防止および汚染した空気の拡散の防止に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に静電記録装置において、像担持体
表面に均一に電荷を与える為にコロナ帯電装置が使用さ
れている。コロナ帯電装置は、通常、放電極として電極
ワイヤに高電圧(6〜10kv)を印加し、コロナ放電
作用により像担持体表面に帯電させる作用を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コロナ帯電装置におい
て効率的に像担持体に電荷を与える為に、シールド部材
を像担持体に近接した位置に配置している。この為、帯
電作用で発生するオゾンおよびオゾン生成物が滞留して
しまう。そこで従来は図1に示すように吹付けファン1
51を配置してコロナ帯電装置1の内部に空気を吹付け
て、オゾン等を排出していた。矢印アは風の流れを示
す。しかし、この構成では排出されたオゾンは画像形成
装置の機内に充満してしまい、オゾンを効率的に除去す
ることは困難になる。
【0004】また、図2に示すようにコロナ帯電装置1
の背面側にダクトを設けて、帯電装置内の空気を長手方
向全域にわたり吸引ファン152で吸引する構成があ
る。矢印イは風の流れを示す。しかし、この構成では吸
引により画像形成装置の機内のトナー飛散等で汚れた空
気がコロナ帯電装置内に流入してしまい、汚れが電極ワ
イヤ等に付着する問題が生じていた。
【0005】従って本発明の目的は、像担持体の劣化を
防止し、コロナ帯電装置の汚れを防止することにより良
質な画像を得ると同時に、オゾン等で汚染した空気の拡
散防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以下に述べる構
成をとる。像担持体を帯電させるコロナ帯電装置が、そ
の前面開口部を前記像担持体に対向させて配置され、前
記コロナ帯電装置の前記開口面と対向する背面側に空気
の流入する風路が設けられ、前記帯電装置内の空気を排
気する排気口および排気手段を有することを特徴とする
画像形成装置である。
【0007】本発明の解決手段によれば、排気口および
排気手段によりコロナ帯電装置内に滞留している汚染し
た空気を排出すると同時に、風路から空気が流入する
為、像担持体とシールド手段との隙間等から空気を吸い
込むことなく効率的に汚染した空気を除去できる。ま
た、画像形成装置機内に汚染した空気を充満させない。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下に本発明の実施
例について説明する。
【0009】図1は本発明に係る画像形成装置の概略構
成を示す断面図である。
【0010】図1において、1000はプリンタ、10
0は上段カセットであり、上段カセット100内のシー
トは分離爪と給紙ローラ101の作用によって1枚ずつ
分離搬送されてレジストローラ106に導かれる。ま
た、102は下段カセットであり、前記下段カセット1
02内のシートは分離爪と給紙ローラ103の作用によ
って1枚ずつ分離搬送されてレジストローラ106に導
かれる。
【0011】111はレーザ変調(レーザスキャナ)、
112は像担持体としての感光ドラム、113は画像書
き込み光学系、114は現像器、115は転写帯電器、
116は分離帯電器、120はクリーナ、1は感光ドラ
ム112に電荷を帯電させるコロナ帯電装置(以下、一
次帯電器)であり、これらは画像形成部を構成してい
る。
【0012】また、117は画像形成されたシートを搬
送する搬送ベルト、118は定着装置、119は排出ロ
ーラである。
【0013】一方、2000はスキャナであり、201
は走査系光源、202はプラテンガラス、203は開閉
する原稿圧板、204はレンズ、205は受光素子(光
電変換)、206は画像処理部である。走査系光源20
1で読み取られた原稿像は、画像処理部206で処理さ
れ、電気信号207に変換されてレーザ変調111に伝
送される。
【0014】なお、プリンタ1000は別体でも一体で
もレーザ変調111に画像処理部206の処理信号を入
力すれば複写機として機能し、ファクシミリの送信信号
を入力すればプリンタとして機能する。
【0015】ここで、原稿圧板203に代えて図6の2
点鎖線で示すような自動原稿送り装置250を装着すれ
ば、原稿は自動的に読み取られる。
【0016】次に、一次帯電器1、風路11と排気口1
2について図3、図4に基づいて説明する。
【0017】図3は、本発明の第一の実施例による空気
に流入する風路および排出口を有する一次帯電器および
画像形成装置本体の一部の模式的斜視図であり、図4は
模式的正面図である。1は一次帯電器であり、電極ワイ
ヤ2、シールド部材3、複数のワイヤから成るグリッド
4および長手方向前後に図示しない端部ブロックを有す
る。11は空気の流入する風路、12は排気口、13は
背面風路規制板、14は排気手段としての排気ファンで
あり、図示しない画像形成装置本体または感光ドラムや
現像器等を含むユニットに支持されている。112は像
担持体としての感光ドラムである。
【0018】風路11はコロナ帯電装置1の長手方向端
部に、排気口12は他端に配置されている。
【0019】シールド部材3と感光ドラム112の隙間
dは通常1〜2mm程度である為、一次帯電器の中は略
閉じた空間である。この為、排気ファン14で一次帯電
器の空気を吸引排気すると、空間の気圧は外界(コロナ
帯電装置の外)よりも低くなり風路11から空気が流入
する。矢印ウは空気の流れを示す。
【0020】前記風路11の断面11aが小さいと風路
から流入する空気よりも感応ドラムとシールド部材との
隙間dから流入する空気に割合が増し、トナー飛散した
汚れた空気が流入することによって一次帯電器の汚れを
招くことになり、また、逆に断面11aが大きいと一次
帯電器の風路を配置した側の最短部付近で空気の流れの
無い澱んだ部分が生じてしまう。
【0021】前記排気口12の一次帯電器に繋がる部分
の断面12aが小さいと排気手段であるファン等を強力
にする必要が生じてコストアップや画像形成装置全体の
大型化を招き、また、逆に断面12aが大きいと一次帯
電器の排気口を配置した側の最端部付近(シールド部材
と端部ブロックの隅付近)で空気の流れの無い澱んだ部
分が生じてしまう。
【0022】風路11と排気口12が隣接して配置され
ていると、風路から流入した空気がすぐに排気されてし
まい一次帯電器内の空気を排気する効率は悪い。本実施
例では風路11と排気口12を各々一次帯電器の端部付
近に配置することにより、より効率的に空気の入れ替え
を行うことが出来る。
【0023】また図3に示すように前記背面風路規制板
13は前記シールド部材3と略同高さに配置されてい
る。この為一次帯電器背面に余計な空間がなく、風路1
1から流入した空気は効率よく一次帯電器内を通過して
排気口から排出される。
【0024】なお、一次帯電器内に流入する空気は、風
路以外に前述したように感光ドラムとシールド部材との
隙間dからも流入する。この為、この隙間d付近にシー
ル部材、例えばポリウレタンシートを用いてシールして
もよい。シールすることによって隙間dから流入する空
気は無くなり、風路11から流入する空気が増す。
【0025】本実施例における構成によれば、排気され
た一次帯電器内の空気は全て排気ファン14を通過する
為、その下流にオゾンフィルタ等のオゾン除去手段を配
置することにより画像形成装置内に汚染した空気を飛散
することを防ぐことが出来る。
【0026】(実施例2)本発明の第二の実施例を図5
に示す。風路11は一次帯電器1の長手方向の両端部
に、排気口12は2つの風路の中央に配置されている。
矢印エおよびエ’は風の流れを示す。
【0027】風路11を2箇所に配置することにより、
各風路から排気口までの距離はシールド部材の長手方向
の長さの約2分の1になり実施例1の構成よりも短くな
る。実施例1の構成の場合、一次帯電器内のオゾン濃度
の分布は風路12付近が最も低濃度で排気口へ近づくに
従い濃度が増す傾向があったが、本実施例のような構成
によれば2箇所に風路を設けたことにより濃度の差を小
さくでき、平滑化できる。さらに、実施例1では排気口
を端部に設けた為に隅部に空気の流れにくい澱点が生じ
る可能性があったが、本実施例では隅部の無い中央付近
に排気口を設けている為、澱みが発生しにくくなってい
て、オゾン等を滞留することなく、より効率的に空気の
入れ替えができる。
【0028】(実施例3)本発明の第三の実施例を図7
に示す。風路11を画像形成装置本体の外部と連通する
ことにより、一次帯電器へ流入する空気を外部から導く
ことができる。
【0029】画像形成装置の内部は、例えばトナー飛散
や定着ユニットから漏れるシリコンガスを含んでいるな
ど、空気が汚れている。この汚れた空気を一次帯電器内
に流入させると帯電装置に汚れが付着し、帯電能力が低
下し、その結果として画質の低下を招く。本実施例に示
したように外部の空気を流入させることにより、画質の
低下を防止することができる。
【0030】なお、本発明は上記3つの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多く
の修正および変更を加えることは勿論である。例えば、
上記実施例では風路は略同一断面形状であるが、一次帯
電器に流入する近傍において流れをより円滑にする為に
フイン状の部材を設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体の劣化を防止し、コロナ帯電装置の汚れ防止す
ることにより良質な画像を得ると同時に、オゾン等で汚
染した空気の拡散防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の構成を示す説明図
【図2】 従来の構成を示す説明図
【図3】 第1の実施例を示す斜視図
【図4】 第1の実施例を示す正面図
【図5】 第2の実施例を示す斜視図
【図6】 第3の実施例を示す画像形成装置断面略図
【図7】 第1の実施例を示す画像形成装置断面略図
【符号の説明】
1 コロナ帯電装置 2 電極ワイヤ 3 シールド部材 4 グリッド 11 風路 12 排気口 13 背面風路規制板 14 排気ファン 112 感光ドラム d 隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を帯電するコロナ電荷を発生す
    る電極ワイヤと、この電極ワイヤをシールドするシール
    ド手段と、ワイヤまたはプレートからなるグリッドを有
    するコロナ帯電装置が、その前面開口部を前記像担持体
    に対向させて配置された画像形成装置において、前記コ
    ロナ帯電装置の前記開口部と対向する背面側に空気の流
    入する風路が設けられ、前記帯電装置内の空気を排気す
    る排気口および排気手段を前記背面側およびその下流に
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記風路が前記コロナ帯電装置長手方向
    の一箇所の端部に配置されることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記排気口が風路の無い他端側に配置さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記風路が前記コロナ帯電装置長手方向
    の両端部の2箇所に配置されることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記排気口が前記2箇所の風路の略中央
    に配置されていることを特徴とする請求項4記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記コロナ帯電装置の背面風路規制板が
    シール卜手段の端部と略同高さに位置することを特徴と
    する請求項3または5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記風路が画像形成装置の外部と連通し
    ていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載
    の画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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