JP2000315038A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000315038A
JP2000315038A JP11122535A JP12253599A JP2000315038A JP 2000315038 A JP2000315038 A JP 2000315038A JP 11122535 A JP11122535 A JP 11122535A JP 12253599 A JP12253599 A JP 12253599A JP 2000315038 A JP2000315038 A JP 2000315038A
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JP
Japan
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image forming
toner
duct
suction
forming apparatus
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JP11122535A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yamamura
修一 山村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置内のエアを、複数のトナーフィ
ルタに通過させた後、1つのオゾンフィルタに通過させ
ること。 【解決手段】 トナー像形成装置Vと転写装置と感光体
クリーナCLy〜CLkとシート搬送装置SHと定着装置
Fとを収容するケースHと、前記ケースH内の複数箇所
に配置された複数の吸引ダクトDa〜Db′と前記各吸引
ダクトDa〜Db′または複数の吸引ダクトDa〜Db′が
合流した合流吸引ダクトDc,Dc′内に配置された吸引
ファン8および前記吸引ファン8の上流側に配置された
トナーフィルタ7とを有する複数の吸引ダクト装置Da
+Db+7+8,Da′+Db′+7+8と、前記複数の
各吸引ダクト装置を通過したエアが合流する排出ダクト
Ddを流れる排出用エアを、前記排出ダクトDdの下流部
のオゾンフィルタ9に通過させて排出する排出ダクト装
置Dd+9とから構成される画像形成装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタ等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置のト
ナー像形成装置、転写装置、感光体クリーナ、シート搬
送装置、および定着装置を収容するケース内のエアを、
複数のトナーフィルタに通過させた後に、オゾンフィル
タに通過させて、前記装置外に排気する構成の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記画像形成装置としては従来下記の技
術(J01)が知られている。(J01)特開平10−20
7309号記載の技術図7は特開平10−207309
号記載の画像形成装置の概略説明図である。図8は前記
図7に示す画像形成装置の吸引ダクト装置および排出ダ
クト装置を強調して示した図である。図7において、タ
ンデム式のフルカラー画像形成装置U内のY(イエロ
ー)の感光体PRy、M(マゼンタ)の感光体PRm、C
(シアン)の感光体PRc、K(黒)の感光体PRkの各
表面は、帯電領域Q0y〜Q0kにおいて、帯電部材CCy
〜CCkにより一様に帯電され、潜像形成位置Q1y〜Q1
kにおいて、潜像形成装置ROSy〜ROSkにより静電
潜像が形成される。現像領域Q2y〜Q2kにおいて、前記
静電潜像が現像器Gy〜Gkによりトナー像に現像され、
1次転写領域Q3y〜Q3kにおいて前記トナー像がロール
状の1次転写器T1y〜T1kにより中間転写ベルトBの表
面に1次転写される。
【0003】前記1次転写された中間転写ベルトB上の
多重トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に
移動するのにタイミングを合わせて、記録シートSが、
前記2次転写領域Q4に搬送され、前記記録シートSは
2次転写ロールT2により前記トナー像が2次転写され
る。前記記録シートSに2次転写された未定着トナー像
は、定着領域Q5において定着装置Fにより定着され、
排紙トレイTR2に排出される。図7、図8において、
前記Y(イエロー)の感光体PRyの感光体表面の回転
移動方向で前記現像器Gyの上流側には、第1現像器上
流吸引ダクトDaが設けてあり、前記現像器Gyの下流側
には、第1現像器下流吸引ダクトDbが設けてある。前
記現像器上流吸引ダクトDaは前記M(マゼンタ)の現
像器Gmの前記上流側に接続されており、前記第1現像
器下流吸引ダクトDbは前記現像器Gmの前記下流側に接
続されている。前記第1現像器上流吸引ダクトDaおよ
び第1現像器下流吸引ダクトDbは、前記画像形成装置
Uの後側の第1合流吸引ダクトD1と接続している。
【0004】図8において、前記第1合流吸引ダクトD
1の下流端にはファン01が設けてあり、前記ファン0
1は、前記第1現像器上流吸引ダクトDa、第1現像器
下流吸引ダクトDbおよび第1合流吸引ダクトD1内のエ
アを吸引する。前記吸引されたエアは、前記ファン01
上流側(図8において紙面上側)のトナーフィルタ02
および前記トナーフィルタ02の下流側(図8において
紙面下側)に近接して配置されるオゾンフィルタ03を
通過してトナーや塵等の除去およびオゾンの分解が行わ
れ、前記画像形成装置U外へ排気される。
【0005】図7、図8において、前記C(シアン)お
よびK(黒)の前記現像器Gc,Gkの上流側にも、第2
現像器上流吸引ダクトDa′が設けてあり、前記C(シ
アン)およびK(黒)の現像器Gc,Gkの下流側にも、
第2現像器下流吸引ダクトDb′が設けてある。前記第
2現像器上流吸引ダクトDa′および第2現像器下流吸
引ダクトDb′は、第2合流吸引ダクトD2と接続してお
り、前記第2現像器上流吸引ダクトDa′、第2現像器
下流吸引ダクトDb′および第2合流吸引ダクトD2内の
エアは、前記第2合流吸引ダクトD2の下流端に設けら
れたファン01により吸引されて、トナーフイルター0
2およびオゾンフィルタ03を通過して前記画像形成装
置U外へ排気される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(前記従来技術(J0
1)の問題点)前記従来技術(J01)では、前記オゾン
フィルタ03は前記第1、第2合流吸引ダクトDa,Db
毎に設けられているので、メンテナンス時、各第1、第
2排出ダクトDa,Db毎に交換しなければならなかっ
た。このため、前記オゾンフィルタ03のメンテナンス
作業の時間がかかる。さらに、部品数が多くなって製品
コストがかかるという問題がある。また、前記各ダクト
Da〜Ddの中のエアはオゾン、トナー、塵および紙粉な
どが一緒に混ざった状態で前記トナーフィルタ02を通
過してトナー、塵および紙粉を除去された後、前記トナ
ーフィルタ02下流側のオゾンフィルタ03を通過して
オゾンが分解される。オゾンは発生後、時間の経過とと
もに分解していくが、前記従来技術(J01)では、帯電
部材CCy〜CCk等のオゾン発生源近くに前記オゾンフ
ィルタ03が配置されているので、オゾンが余り分解さ
れない状態(オゾンが多い状態)で前記エアが前記オゾ
ンフィルタ03を通過する。このため、オゾンの分解効
率が良くなかった。
【0007】たとえば、特開平6−324543号公報
記載の技術のように画像形成装置の後側に、トナーフィ
ルタ、オゾンフィルタおよびファンで構成された排気装
置を連結した場合、前記各フィルタやファンのメンテナ
ンス時に前記画像形成装置の後側のカバーを全て外す必
要がある。このため、前記各フィルタのメンテナンス作
業時間がかかるという問題もある。
【0008】本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01)
の記載内容を課題とする。(O01)画像形成装置のトナ
ー像形成装置、転写装置、感光体クリーナ、シート搬送
装置、および定着装置を収容するケース内のエアを複数
の吸引ダクトまたは複数の吸引ダクトが合流した合流吸
引ダクト内に配置されトナーフィルタに通過させた後、
前記トナーフィルタを通過したエアが合流する排出ダク
トに配置されたオゾンフィルタに前記エアを通過させる
こと。
【0009】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0010】(本発明)前記課題を解決するために本発
明の画像形成装置は、次の要件(A01)〜(A08)を備
えたことを特徴とする。 (A01)回転移動する表面が帯電領域(Q0y〜Q0k)、
潜像形成位置(Q1y〜Q1k)、現像領域(Q2y〜Q2
k)、転写領域、クリーニング領域(QLy〜QLk)を順
次通過する感光体(PRy〜PRk)、前記帯電領域(Q
0y〜Q0k)において前記感光体表面を一様に帯電させる
帯電部材(CCy〜CCk)、前記潜像形成位置(Q1y〜
Q1k)において前記帯電された感光体表面に静電潜像を
形成する潜像形成装置(ROSy〜ROSk)、および、
前記現像領域(Q2y〜Q2k)において前記静電潜像をト
ナー像に現像する現像器(Gy〜Gk)、を備えたトナー
像形成装置(V)、(A02)前記転写領域を通過する感
光体表面のトナー像を記録シート(S)に転写する転写
装置、(A03)前記トナー像転写後の感光体表面の残留
トナーを前記クリーニング領域(QLy〜QLk)において
回収する感光体クリーナ(CLy〜CLk)、(A04)前
記記録シート(S)を、前記トナー像が転写されるシー
ト転写位置(Q4)および定着領域(Q5)に順次搬送す
るシート搬送装置(SH)、(A05)前記定着領域(Q
5)において前記記録シート(S)上のトナー像を定着
する定着装置(F)、(A06)前記トナー像形成装置
(V)、転写装置、感光体クリーナ(CLy〜CLk)、
シート搬送装置(SH)、および定着装置(F)を収容
するケース(H)、(A07)前記ケース(H)内の複数
箇所に配置された複数の吸引ダクト(Da,Db,D
a′,Db′)と、前記各吸引ダクト(Da,Db,D
a′,Db′)または複数の吸引ダクト(Da,Db,D
a′,Db′)が合流した合流吸引ダクト(Dc,Dc′)
内に配置された吸引ファン(8)および前記吸引ファン
(8)の上流側に配置されたトナーフィルタ(7)とを
有する複数の吸引ダクト装置(Da+Db+7+8,D
a′+Db′+7+8)、(A08)前記複数の各吸引ダク
ト装置(Da+Db+7+8,Da′+Db′+7+8)を
通過したエアが合流する排出ダクト(Dd)および前記
排出ダクト(Dd)の下流部に配置されたオゾンフィル
タ(9)を有し、前記排出ダクト(Dd)を流れる排出
用エアを、前記オゾンフィルタ(9)を通過させて排出
する排出ダクト装置(Dd+9)。
【0011】前記本発明において、前記「転写装置」
は、次の(1),(2)の転写装置を含む。 (1)前記感光体表面のトナー像を、記録シートに直接
転写する転写装置。 (2)前記感光体表面のトナー像を、1次転写器により
一旦中間転写体に1次転写して、前記中間転写体のトナ
ー像をさらに2次転写器(シート転写器)により記録シ
ートに2次転写する転写装置。すなわち、この場合の前
記転写装置は、前記1次転写器および2次転写器を含
む。
【0012】(本発明の作用)前記構成を備えた本発明
の画像形成装置では、トナー像形成装置(V)は、感光
体(PRy〜PRk)、帯電部材(CCy〜CCk)、潜像
形成装置(ROSy〜ROSk)および現像器(Gy〜G
k)を備えており、前記感光体(PRy〜PRk)の回転
移動する表面が帯電領域(Q0y〜Q0k)、潜像形成位置
(Q1y〜Q1k)、現像領域(Q2y〜Q2k)、転写領域、
クリーニング領域(QLy〜QLk)を順次通過する。前記
帯電領域(Q0y〜Q0k)において前記帯電部材(CCy
〜CCk)は、前記感光体表面を一様に帯電させる。前
記潜像形成位置(Q1y〜Q1k)において前記潜像形成装
置(ROSy〜ROSk)は、前記帯電された感光体表面
に静電潜像を形成する。前記現像領域(Q2y〜Q2k)に
おいて前記現像器(Gy〜Gk)は前記静電潜像をトナー
像に現像する。シート搬送装置(SH)は、記録シート
(S)を、前記トナー像が転写されるシート転写位置
(Q4)および定着領域(Q5)に順次搬送する。転写装
置は、前記転写領域を通過する感光体表面のトナー像を
記録シート(S)に転写する。感光体クリーナ(CLy
〜CLk)は、前記トナー像転写後の感光体表面の残留
トナーを前記クリーニング領域(QLy〜QLk)において
回収する。定着装置(F)は、前記定着領域(Q5)に
おいて前記記録シート(S)上のトナー像を定着する。
【0013】ケース(H)は前記トナー像形成装置
(V)、転写装置、感光体クリーナ(CLy〜CLk)、
シート搬送装置(SH)、および定着装置(F)を収容
する。複数の吸引ダクト装置(Da+Db+7+8,D
a′+Db′+7+8)は、前記ケース(H)内の複数箇
所に配置された複数の吸引ダクト(Da,Db,Da′,
Db′)と、前記各吸引ダクト(Da,Db,Da′,D
b′)または複数の吸引ダクト(Da,Db,Da′,D
b′)が合流した合流吸引ダクト(Dc,Dc′)内に配
置された吸引ファン(8)および前記吸引ファン(8)
の上流側に配置されたトナーフィルタ(7)とを有す
る。前記複数の吸引ダクト(Da,Db,Da′,Db′)
および合流吸引ダクト(Dc,Dc′)内のエアはトナー
フィルタ(7)によりトナーや塵等が除去される。
【0014】排出ダクト装置(Dd+9)は排出ダクト
(Dd)および前記排出ダクト(Dd)の下流部に配置さ
れたオゾンフィルタ(9)を有する。前記排出ダクト
(Dd)には、前記複数の各吸引ダクト装置(Da+Db
+7+8,Da′+Db′+7+8)を通過したエアが合
流する。前記排出ダクト(Dd)を流れる排出用エア
は、前記オゾンフィルタ(9)を通過して前記排出用エ
ア中のオゾンが分解され、排出される。本発明の画像形
成装置は、前記複数の吸引ダクト装置(Da+Db+7+
8,Da′+Db′+7+8)を通過したエアが合流する
排出ダクト(Dd)にオゾンフィルタ(9)が配置され
ているので、前記オゾンフィルタ(9)は1つですむ。
したがって、本発明の画像形成装置の部品数は少なくて
すみ、製品コストがかからない。さらに、メンテナンス
際のオゾンフィルタ(9)の交換も1つですむので、前
記オゾンフィルタ(9)の交換作業の手間がかからな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の画像形
成装置の実施の形態1は、前記本発明において次の要件
(A09)を備えたことを特徴とする。 (A09)前記感光体表面の回転移動方向の前記現像器
(Gy〜Gk)の上流側のエアを吸引する現像器上流側吸
引ダクト(Da,Da′)および下流側のエアを吸引する
現像器下流側吸引ダクト(Db,Db′)を有する前記吸
引ダクト(Da,Db,Da′,Db′)。
【0016】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態1では、吸引ダクト
(Da,Db,Da′,Db′)は現像器上流側吸引ダクト
(Da,Da′)と現像器下流側吸引ダクト(Db,D
b′)とを有し、前記現像器上流側吸引ダクト(Da,D
a′)は、前記感光体表面の回転移動方向の前記現像器
(Gy〜Gk)の上流側のエアを吸引する。前記現像器下
流側吸引ダクト(Db,Db′)は、前記現像器(Gy〜
Gk)の下流側のエアを吸引する。このため、前記ケー
ス(H)内の現像器(Gy〜Gk)に近接した位置のエア
を、前記ケース(H)内から排出できる。
【0017】(実施の形態2)本発明の画像形成装置の
実施の形態2は、前記本発明または本発明の実施の形態
1において次の要件(A010)を備えたことを特徴とす
る。 (A010)複数の前記感光体(PRy〜PRk)。
【0018】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置の実施の形態2では、前記感光体
(PRy〜PRk)は複数で構成される。したがって、複
数の感光体(PRy〜PRk)を有する画像形成装置にお
いても前記複数の吸引ダクト装置(Da+Db+7+8,
Da′+Db′+7+8)を通過したエアが合流する排出
ダクト(Dd)にオゾンフィルタ(9)が配置されてい
るので、前記オゾンフィルタ(9)は1つですむ。した
がって、本実施の形態2の画像形成装置も前記本発明の
画像形成装置の作用と同様の作用を奏する。
【0019】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左
方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0020】(実施例1)図1は複数の像担持体に接す
る中間転写体を有するカラー画像形成装置の実施例1の
説明図である。図1において、画像形成装置Uは、自動
原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPG
およびケースHを有する画像形成装置本体(複写機)U
2とを備えている。前記自動原稿搬送装置U1は、複写し
ようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙
トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテン
ガラスPG上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬
送される原稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを
有している。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコ
ピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユ
ーザインタフェース)、露光光学系A等を有している。
【0021】前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラ
スPG上に搬送される原稿または手動でプラテンガラス
PG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前
記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR
(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCD
から入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像デ
ータに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定
のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆
動回路DLに出力する。なお、原稿画像がモノクロの場
合はK(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DLに
入力される。
【0022】前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,M,
C,Kのレーザ駆動回路DLy,DLm,DLc,DLkを有
し、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を所
定のタイミングで、潜像形成装置ROSy,ROSm,R
OSc,ROSkの各色の潜像書込用レーザダイオードL
Dに出力する。前記各レーザダイオードLDから出射し
たY,M,C,Kのレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkはそれ
ぞれ、回転する感光体PRy,PRm,PRc,PRkに入
射する。
【0023】各感光体PRy,PRm,PRc,PRkはコ
ロトロンにより構成された帯電部材CCy,CCm,CC
c,CCkにより一様に帯電された後、潜像形成位置Q1
y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、前記レーザ光Ly,L
m,Lc,Lkにより、その表面に静電潜像が形成され
る。前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静電
潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて現像
器Gy,Gm,Gc,Gkによりトナー像に現像される。そ
の現像されたトナー像は、中間転写ベルトBに接触する
1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前
記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転
写ベルトBの裏面側に配置された1次転写ロールT1y,
T1m,T1c,T1kには、コントローラCにより制御され
る電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性
と逆極性の1次転写電圧が印加される。前記各感光体P
Ry〜PRk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T
1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写され
る。1次転写後の感光体PRy,PRm,PRc,PRk表
面の残留トナーは、クリーニング領域QLy,QLm,QL
c,QLkにおいて、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,
CLkで除去される。なお、本実施例の帯電部材はコロト
ロンにより構成したが、帯電ロールにも変更可能であ
る。前記符号CCy〜CCk,PRy〜PRk,ROSy〜
ROSk,Gy〜Gkで示された構成要素からトナー像形
成装置Vが構成される。
【0024】前記感光体PRy〜PRk下方には、左右一
対の移動台用のスライドレールSR,SRにより移動台F
1(2点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にス
ライド移動可能に支持されている。移動台F1にはベル
トモジュール(上下移動部材)F2が昇降可能に支持さ
れている。前記ベルトモジュールF2は、前記中間転写
ベルトBと、ベルト駆動ロールRd、テンションロール
Rt、ウォーキングロールRw、アイドラロール(フリー
ロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベル
ト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1
次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとを有している。
そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により回転移動可能に支
持されている。
【0025】図1ではベルトモジュールF2が上昇位置
(感光体PRy〜PRk下面に中間転写ベルトBが接触す
る位置)に保持された状態が示されているが、前記移動
台F1を画像形成装置本体U1に装着または離脱させる際
前後に移動させるときには下降位置(前記感光体PRy
〜PRkから中間転写ベルトBが下方に離れた位置)に
保持される。このため、前記移動台F1およびこれに支
持されたベルトモジュールF2が画像形成装置本体に対
して着脱される際には、ベルトモジュールF2は前記感
光体PRy,PRm,PRc,PRkと摩擦接触しないよう
に構成されている。
【0026】前記バックアップロールT2aに接する中間
転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配
置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロール
T2bの対向する領域には2次転写領域(シート転写位
置)Q4が形成される。前記バックアップロールT2aに
はコンタクトロールT2cが当接している。コンタクトロ
ールT2cにはコントローラCにより制御される電源回路
Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性の
2次転写電圧が印加される。前記各ロールT2a〜T2cに
より2次転写器T2が構成される。
【0027】前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3k
で1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転
写ベルトB上に順次重ねて転写されたカラートナー像
は、前記2次転写領域Q4に搬送される。中間転写ベル
トBの下方に配置された給紙トレイTR1の記録シート
Sは、ピックアップロールRpにより取り出され、さば
きロールRsにより1枚ずつ分離されてからレジロール
Rrに送られる。レジロールRrは、前記中間転写ベルト
B上に形成されたカラートナー像が2次転写領域Q4に
搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記録シート
Sを転写前シートガイドSG1から2次転写領域Q4に搬
送する。前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、
前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2
により前記記録シートSに転写される。2次転写後の前
記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりク
リーニングされる。また、2次転写ロールT2bは2次転
写ロールクリーナCL3により表面に付着した現像剤が
除去される。
【0028】前記トナー像が2次転写された記録シート
Sは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBH
を通って定着領域Q5に搬送され、定着装置Fの加熱ロ
ールFhおよび加圧ロールFpの圧接領域により形成され
る前記定着領域Q5を通過する際に加熱定着された後、
排出ローラRhから排紙トレイTR2に排出される。な
お、前記符号Rp,Rs,Rr,SG1,SG2,BH,R
hで示された構成要素からシート搬送装置SHが構成さ
れる。前記トナー像形成装置V、1次転写ロール(1次
転写器)T1y,T1m,T1c,T1k、2次転写器T2、感
光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLk、シート搬送装置
SHおよび定着装置F等は前記ケースHに収容されてい
る。
【0029】図2は前記図1に示す画像形成装置の吸引
ダクト装置および排出ダクト装置を強調して示した図で
ある。図3は前記図1の要部拡大図で、感光体と潜像形
成装置、現像器、感光体クリーナ等の位置関係を示す正
断面図である。図4は実施例1の画像形成装置に備えら
れた前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置の説明図
で、図4Aは前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置
をトナー像形成装置の上方(前記図1のZ方向)からみ
た図、図4Bは前記図4AのIVB−IVB線断面図であ
る。図5は前記排出ダクトのオゾンフィルタ装着部分の
説明図である。なお、前記各色の潜像形成装置ROS
y,ROSm,ROSc,ROSk、現像器Gy,Gm,G
c,Gkおよび感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLk等
はそれぞれ同様に構成されているので、図3によりY
(イエロー)の潜像形成装置ROSy、現像器Gyおよび
感光体クリーナCLyについて説明する。
【0030】図3において、潜像形成装置ROSyは光
学系収容ケース1と、前記光学系収容ケース1内に収容
されたレーザダイオード(光源)LDおよび前記レーザ
ダイオードLDからの出射光を収束させた光ビームLy
により前記感光体PRy表面を走査する走査光学系2と
を有している。前記光ビームLyが前記感光体PRy表面
を走査する際には、前記光学系収容ケース1の下面の出
射口1aの防塵用透明部材3を通過する。
【0031】図3において、現像器Gyは現像容器に収
容され且つ回転可能に支持された現像ロールGR0,現
像剤撹拌搬送部材GR1,GR2を有している。現像剤撹
拌搬送部材GR1,GR2は、現像容器内に収容されたト
ナーおよびキャリアを含む現像剤を攪拌搬送しながら循
環させる。感光体クリーナCLyは感光体PRy上の残留
トナーをかき乱して付着力を失わせるクリーニングブラ
シCLYcと、前記付着力の失ったトナーを擦り取るクリ
ーニングブレードCLYbとを有している。
【0032】前記光学系収容ケース1下面に沿ってエア
流入ダクトD1およびD2が設けられている。前記エア流
入ダクトD1およびD2の前記防塵用透明部材3よりも上
流側は画像形成装置外部または内部に接続している。前
記エア流入ダクトD1,D2には画像形成装置外部または
内部から流入するエアに含まれるトナーや塵等を除去す
るためのフィルタ4,4が設けられている。前記エア流
入ダクトD1およびD2の接続部には感光体PRyに向か
って伸びるエアダクトD3が形成されており、前記エア
ダクトD3は前記レーザビームLyの光路に沿って形成さ
れている。図3において、前記帯電器CCyの上方は、
画像形成装置外部または内部に接続しているエア流入ダ
クトD4,D5と接続されている。前記エアダクトD3を
経て前記感光体PRy表面において前記エアダクトD3と
接続するエアダクトD6の上方(すなわち、前記現像器
Gyの前記感光体PRy表面の回転方向上流側)は、前記
画像形成装置の後側に設けられた第1現像器上流側吸引
ダクトDaと接続している。
【0033】図3において、前記現像器Gyの前記回転
方向下流側は前記画像形成装置の後側に設けられた第1
現像器下流側吸引ダクトDbと接続している。図2、図
4において、前記第1現像器上流側吸引ダクトDaは、
M(マゼンタ)の現像器Gmの前記回転方向上流側と接
続しており、前記第1現像器下流側吸引ダクトDbは前
記M(マゼンタ)の現像器Gmの前記回転方向下流側と
接続している。図2、図4において、前記第1現像器上
流側吸引ダクトDaおよび第1現像器下流側吸引ダクト
Dbの下流側は下方に延びて、第1合流吸引ダクトDcと
接続している。図2、図4Bにおいて、前記第1合流吸
引ダクトDcには、トナーフィルタ7と、前記トナーフ
ィルタ7の下流側(図4Bでは紙面下側)に設けられた
吸引ファン8が設けられている。前記吸引ファン8は、
前記ケースHおよび各ダクトDa,Db,Dc内のエアを
吸引する。前記第1合流吸引ダクトDcの吸引ファン8
下流側は、排出ダクトDdと接続している。なお、前記
符号Da,Db,Dc,7,8で示された構成要素から第
1吸引ダクト装置(Da〜Dc+7+8)が構成される。
【0034】図1、図2、図4において、前記C(シア
ン)の現像器GcおよびK(黒)の現像器Gkの前記感光
体回転方向上流側も、第2現像器上流側吸引ダクトD
a′と接続しており、前記C(シアン)の現像器Gcおよ
びK(黒)の現像器Gkの前記回転方向下流側も、第2
現像器下流側吸引ダクトDb′と接続している。前記第
2現像器上流側吸引ダクトDa′および前記第2現像器
下流側吸引ダクトDb′の下流側は、第2合流吸引ダク
トDc′と接続しており、前記第2合流吸引ダクトDcに
もトナーフィルタ7およびその下流側に吸引ファン8が
設けられている。前記第2合流吸引ダクトDc′の下流
端は、前記排気ダクトDdと接続している。
【0035】なお、前記第2合流吸引ダクトDc′のト
ナーフィルタ7の前記ダクトDc′に沿った(上下方
向)長さが前記第1合流吸引ダクトDcのトナーフィル
タ7の前記ダクトDcに沿った(上下方向)長さより長
いのは、次の理由による。前記K(黒)の現像器Gk
は、他のトナー色の現像器Gy〜Gcに比べて使用頻度が
高く、前記K(黒)の現像器Gk周囲のエアが流れる第
1合流吸引ダクトDcにはトナーが多く流れる。このた
め、前記第1合流吸引ダクトDcのトナーフィルタ7
は、容量を大きくしないと、すぐに目詰まりするからで
ある。前記符号Da′,Db′,Dc′,7,8で示された
構成要素から第2吸引ダクト装置(Da′〜Dc′+7+
8)が構成される。
【0036】図2において、前記画像形成装置Uの左右
方向に延びる排出ダクトDdの下流側で前記画像形成装
置Uの左側には、オゾンフィルタ9が設けられている。
図5に示すように、前記オゾンフィルタ9は、前記排出
ダクトDdに設けられたオゾンフィルタ装置部11のフ
ィルタ装置用開口11aから着脱可能となっている。前
記オゾンフィルタ9の着脱の際には、前記ケースHの左
側面に設けられた開閉扉Ha(図1、図2参照)を開け
るようになっている。図4Bにおいて、排出ダクトDd
の前記オゾンフィルタ9の下流端は、前記画像形成装置
U(ケースH)の後面に設けられた排気口12と接続し
ている。前記排出ダクトDdとオゾンフィルタ9とから
排出ダクト装置(Dd+9)が構成される。
【0037】(実施例1の作用)図2〜図4において、
前記エア流入ダクトD1,D2,D4,D5から前記ケース
H(図2参照)内に流入したエアは、エアダクトD3,
D6を経てオゾンやトナー等とともに前記第1、第2現
像器上流側吸引ダクトDa,Da′および前記第1、第2
現像器下流側吸引ダクトDb,Db′に吸引され、流入す
る。前記各吸引ダクトDa,Da′,Db,Db′に流入し
たエアは、合流吸引ダクトDc,Dc′内の各トナーフィ
ルタ7を通過してトナーや塵等が除去される。前記トナ
ーや塵等が除去されたエアは、前記排出ダクトDdに流
入し、前記排出ダクトDd下流端部の前記オゾンフィル
タ9を通過して前記エア中のオゾンが分解され、画像形
成装置U(ケースH)外へ排出される。
【0038】本発明の実施例1の画像形成装置Uは、前
記オゾンフィルタ9は1つなので、部品数は少なくてす
み、製品コストがかからない。また、メンテナンス際の
オゾンフィルタ9の交換も1つですむ。さらに、実施例
1の画像形成装置Uは、前記オゾンフィルタ9の交換の
際には、前記ケースH左側面の開閉扉Haを開けて前記
オゾンフィルタ9を着脱するだけなので、前記公報(特
開平6−324543号)の場合のように、画像形成装
置の後側に回り込んで、複数のオゾンフィルタの交換を
行う必要がない。このため、前記オゾンフィルタ9の交
換作業の手間もかからない。また、前記オゾンフィルタ
9は、図1、図2に示すようにオゾン発生源の帯電部材
CCy〜CCkから離れた位置に設けられている。このた
め、前記オゾンフィルタ9の位置まで流れてくる途中で
オゾンが、前記各ダクトDa〜Dc,Da′〜Dc′内のエ
アにさらされて自然分解された後、前記オゾンフィルタ
9で分解される。したがって、前記ダクト装置(Da+
Db+7+8,Da′+Db′+7+8),(Dd+9)全
体のオゾンの分解効率が良い。
【0039】(実施例2)図6は実施例2の画像形成装
置に備えられた前記吸引ダクト装置および排出ダクト装
置の説明図で、図6Aは前記吸引ダクト装置および排出
ダクト装置をトナー像形成装置の上方(前記図1のZ方
向)からみた図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線
断面図である。なお、この実施例2の説明において、前
記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符
号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2
は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点
では前記実施例1と同様に構成されている。
【0040】図6において、この実施例2では、第1現
像器上流側吸引ダクトDa、第2現像器下流側吸引ダク
トDb、第2現像器上流側吸引ダクトDa′、第2現像器
下流側吸引ダクトDb′は、前記実施例1の第1、第2
合流吸引ダクトDc,Dcを省略して直接、排出ダクトD
dと接続している。前記実施例2の第1現像器上流側吸
引ダクトDa、第2現像器下流側吸引ダクトDb、第2現
像器上流側吸引ダクトDa′、第2現像器下流側吸引ダ
クトDb′の各下流側には、トナーフィルタ7およびフ
ァン8(図6B参照)が設けられている。フィルタの容
量および前記フィルタを通過するエアのトナー量が定ま
っていれば、フィルタの目の粗さを変えることによりフ
ィルタの使用期間を変えることができる。この実施例2
では、前記各ダクトDa,Da′,Db,Db′内のトナー
フィルタ7は、前記各ダクトDa,Da′,Db,Db′内
を流れるトナーや塵などの量に応じて各フィルタ7の使
用期間が同じになるように各フィルタ7の容量および目
の粗さなどが設定されている。
【0041】この実施例2の画像形成装置Uも、前記オ
ゾンフィルタ9は1つなので、部品数も少なく、前記オ
ゾンフィルタ9の交換作業の手間もかからない。また、
この実施例2の画像形成装置Uは、前記各ダクトDa,
Da′,Db,Db′内のフィルタ7の使用期間が同じに
なるように設定されているので、前記各フィルタ7の交
換時期が同時期となり、メンテナンスの手間がかからな
い。
【0042】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記各吸引ダクトDa,Da′,Db,Db′は、
前記現像器Gy〜Gkの前記感光体回転方向上流側および
下流側のエアを吸引する代わりに前記画像形成装置Uの
ケースH内のいずれかの位置に接続してエアを吸引する
ことが可能である。 (H02)前記オゾンフィルタ9は、画像形成装置U(ケ
ースH)の左側面や前面から着脱する構成とすることが
可能である。
【0043】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果(E01)を奏することができる。 (E01)画像形成装置のトナー像形成装置、転写装置、
感光体クリーナ、シート搬送装置、および定着装置を収
容するケース内のエアを複数の吸引ダクトまたは複数の
吸引ダクトが合流した合流吸引ダクト内に配置されトナ
ーフィルタに通過させた後、前記トナーフィルタを通過
したエアが合流する排出ダクトに配置されたオゾンフィ
ルタに前記エアを通過させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は複数の像担持体に接する中間転写体を
有するカラー画像形成装置の実施例1の説明図である。
【図2】 図2は前記図1に示す画像形成装置の吸引ダ
クト装置および排出ダクト装置を強調して示した図であ
る。
【図3】 図3は前記図1の要部拡大図で、感光体と潜
像形成装置、現像器、感光体クリーナ等の位置関係を示
す正断面図である。
【図4】 図4は実施例1の画像形成装置に備えられた
前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置の説明図で、
図4Aは前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置をト
ナー像形成装置の上方(前記図1のZ方向)からみた
図、図4Bは前記図4AのIVB−IVB線断面図であ
る。
【図5】 図5は前記排出ダクトのオゾンフィルタ装着
部分の説明図である。
【図6】 図6は実施例2の画像形成装置に備えられた
前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置の説明図で、
図6Aは前記吸引ダクト装置および排出ダクト装置をト
ナー像形成装置の上方(前記図1のZ方向)からみた
図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線断面図であ
る。
【図7】 図7は特開平10−207309号記載の画
像形成装置の概略説明図である。
【図8】 図8は前記図7に示す画像形成装置の吸引ダ
クト装置および排出ダクト装置を強調して示した図であ
る。
【符号の説明】
CCy〜CCk…帯電部材、CLy〜CLk…感光体クリー
ナ、Da,Db,Da′,Db′…吸引ダクト、Dc,Dc′
…合流吸引ダクト、Dd…排出ダクト、Dd+9…排出ダ
クト装置、F…定着装置、Gy〜Gk…現像器、Q0y〜Q
0k…帯電領域、Q1y〜Q1k…潜像形成位置、Q2y〜Q2k
…現像領域、Q4…シート転写位置、Q5…定着領域、Q
Ly〜QLk…クリーニング領域、PRy〜PRk…感光体、
ROSy〜ROSk…潜像形成装置、V…トナー像形成装
置、S…記録シート、SH…シート搬送装置、H…ケー
ス、7…トナーフィルタ、8…吸引ファン、9…オゾン
フィルタ、Da+Db+7+8,Da′+Db′+7+8…
吸引ダクト装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A08)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転移動する
    表面が帯電領域、潜像形成位置、現像領域、転写領域、
    クリーニング領域を順次通過する感光体、前記帯電領域
    において前記感光体表面を一様に帯電させる帯電部材、
    前記潜像形成位置において前記帯電された感光体表面に
    静電潜像を形成する潜像形成装置、および、前記現像領
    域において前記静電潜像をトナー像に現像する現像器、
    を備えたトナー像形成装置、(A02)前記転写領域を通
    過する感光体表面のトナー像を記録シートに転写する転
    写装置、(A03)前記トナー像転写後の感光体表面の残
    留トナーを前記クリーニング領域において回収する感光
    体クリーナ、(A04)前記記録シートを、前記トナー像
    が転写されるシート転写位置および定着領域に順次搬送
    するシート搬送装置、(A05)前記定着領域において前
    記記録シート上のトナー像を定着する定着装置、(A0
    6)前記トナー像形成装置、転写装置、感光体クリー
    ナ、シート搬送装置、および定着装置を収容するケー
    ス、(A07)前記ケース内の複数箇所に配置された複数
    の吸引ダクトと、前記各吸引ダクトまたは複数の吸引ダ
    クトが合流した合流吸引ダクト内に配置された吸引ファ
    ンおよび前記吸引ファンの上流側に配置されたトナーフ
    ィルタとを有する複数の吸引ダクト装置、(A08)前記
    複数の各吸引ダクト装置を通過したエアが合流する排出
    ダクトおよび前記排出ダクトの下流部に配置されたオゾ
    ンフィルタを有し、前記排出ダクトを流れる排出用エア
    を、前記オゾンフィルタを通過させて排出する排出ダク
    ト装置。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A09)を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置、(A09)前記感光
    体表面の回転移動方向の前記現像器の上流側のエアを吸
    引する現像器上流側吸引ダクトおよび下流側のエアを吸
    引する現像器下流側吸引ダクトを有する前記吸引ダク
    ト。
  3. 【請求項3】 下記の要件(A010)を備えたことを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置、(A010)複数
    の前記感光体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463236B2 (en) * 2000-06-13 2002-10-08 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2005257768A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2011107401A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012032665A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 飛散粉塵吸引装置

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