JP3760706B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やレーザープリンタ、その他の静電写真方式の画像形成装置に関し、画像形成装置本体に対して出入可能に支持されたドロアを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置としては、従来、次の技術(J01)が知られている。
(J01)図6に示す技術
図6は従来の画像形成装置のドロアにモータユニットを取付ける方法の説明図であり、画像形成装置の後側から見た図である。
図6では、画像形成装置本体に対して出入可能なドロア01の後部フレーム01aを後側から見た図が示されている。なお、前記後部フレーム01aを有するドロア01には図示しないベルトや定着ロール等の回転部材が支持されており、前記回転部材を駆動するためのモータユニット02は、ベースプレート03とベースプレート03に支持されたモータ04、回路基板(図示せず)およびそのカバーケース05等を有している。カバーケース05には放熱のための複数の開口05aが形成されている。
前記モータユニット02はドロア01の後部フレーム01aの後側面にねじ06により着脱可能に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(前記従来技術(J01)の問題)
前記図6に示す従来技術では、例えばモータ04が故障等して着脱する必要がある場合は、画像形成装置の後側にまわって、画像形成装置本体の後側カバー及びその内側に内蔵されている電気部品等を取り外してから、モータユニット02の着脱を行うか、または前記後部フレーム01aを有するドロア01を画像形成装置本体から引き出してから、モータユニットの着脱を行っていた。このため、着脱作業に時間が掛かり、メンテナンスが面倒であるという問題点があった。
【0004】
本発明は、前述の問題点に鑑み、次の(O01)記載内容を課題とする。
(O01)画像形成装置本体に対して出入可能なドロアに支持された回転部材を回転させるためのモータのメンテナンスを容易に行えるようにすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の説明において本発明の構成要素の後に付記したカッコ内の符号は、本発明の構成要素に対応する後述の実施例の構成要素の符号である。なお、本発明を後述の実施例の構成要素の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】
(第1発明)
前記課題を解決するために、本出願の第1発明の画像形成装置は、次の要件(A01)〜(A 03 )を備えたことを特徴とする、
(A01)画像形成装置本体(U2)に対して出入可能且つ画像形成装置本体(U2)によりスライド可能に支持されるとともに画像形成動作時に作動する回転部材(BH)を支持するドロア(Fs)、
(A02)前記ドロアの後部フレーム(3)の後面に着脱可能に支持されたモータユニット(11)を、前記後部フレーム(3)の前側から前記後部フレーム(3)に対して固定および固定解除が可能な固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)、
(A 03 )前記回転部材(BH)の回転軸(BH a )を回転可能に支持するドロア(F s )の後部フレーム(3)であって、モータユニット(11)が前後に移動可能な空間を上方に形成するように配置された後部フレーム(3)。
【0007】
(第1発明の作用)
ドロア(Fs)の後部フレーム(3)において、後部フレーム(3)の前側から固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)で後部フレーム(3)にモータユニット(11)を取り付けているため、ドロア(Fs)を画像形成装置本体(U2)から前方へ引き出し、モータユニット(11)を取り付けている固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)に一般工具(ドライバ等)をアクセスすることができる。
そして、ドロア(Fs)を外すことなく、ドロア(Fs)の後部フレーム(3)からモータユニット(11)を着脱することができる。
前記回転部材(BH)の回転軸(BH a )を回転可能に支持するドロア(F s )の後部フレーム(3)へのモータユニット(11)の着脱作業時に、後部フレーム(3)の上方の空間を利用してモータユニット(11)を後部フレーム(3)の前後に移動させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の画像形成装置は、前記本発明において下記の要件(A 04 ),(A 05 )を備えたことを特徴とする、
(A 04 )前記後部フレーム(3)の後側上方から下方に下ろしたときに下方に落下しないように支持される被支持部(16)を有するモータブラケット(12)と、前記モータブラケット(12)に支持されたモータと、前記モータと共に回転するユニット側ギヤ(G2,G3)とを有するモータユニット(11)、
(A 05 )前記後部フレーム(3)の後側上方から下方に移動するモータブラケット(12)の前記被支持部(16)を支持する支持部(5)を有する前記後部フレーム(3)。
【0009】
(実施の形態1の作用)
前記構成を備えた本発明の実施の形態1の画像形成装置では、モータブラケット(12)に被支持部(16)を設けるとともに、前記後部フレーム(3)に前記被支持部(16)を支持する支持部(5)を設けているので、モータユニット(11)の着脱時にモータユニット(11)の落下を防止することができる。
【0012】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の画像形成装置は、次の要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)前記モータユニット(11)に形成された複数のねじ孔(13a,14a)と、前記ねじ孔(13a,14a)に対応して後部フレーム(3)に形成された複数のねじ貫通孔(6a,6a′)と、前記ねじ貫通孔(6a,6a′)を貫通して前記ねじ孔(13a,14a)に螺合する固定ねじ(20)とにより構成された前記固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)。
【0013】
(実施の形態2の作用)
ドロア(Fs)の後部フレーム(3)へのモータユニット(11)の固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)は固定ねじ(20)で行っているので、ドロア(Fs)の後部フレーム(3)からのモータユニット(11)の着脱を簡単に行うことができる。
【0014】
【実施例】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0015】
(実施例1)
図1は本発明の画像形成装置の実施例1の説明図である。
図1において、画像形成装置Uは、自動原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Gが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原稿Gが排出される原稿排紙トレイTG2とを有している。
【0016】
前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するユーザインタフェースUI、露光光学系A等を有している。
前記自動原稿搬送装置U1でプラテンガラスPG上を搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、前記RGBの電気信号をK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。
【0017】
前記レーザ駆動回路DLに入力されたKYMCの4色の画像書込データ(レーザ駆動データ)は、所定のタイミングで前記DLから各色の潜像書込装置ROSk,ROSy,ROSm,ROScに出力される。
KYMCの4色の感光体ドラムPk,Py,Pm,Pcは、それぞれのコロトロン状の帯電器CRk,CRy,CRm,CRcにより一様に帯電された後、画像書込領域Q1k,Q1y,Q1m,Q1cにおいて、前記潜像書込装置ROSk,ROSy,ROSm,ROScの出力するレーザビームLk,Ly,Lm,Lcによりその表面に静電潜像が形成される。前記感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc表面の静電潜像は、現像領域Q2k,Q2y,Q2m,Q2cにおいて現像器Dk,Dy,Dm,Dcによりトナー像に現像される。その現像されたトナー像は、前記各感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc表面の回転移動に伴って1次転写領域Q3k,Q3y,Q3m,Q3cに移動する。
【0018】
前記感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc下方には、左右一対の移動台用のスライドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能に支持されている。スライドフレームF1にはベルトモジュールBMが昇降可能に支持されている。
前記ベルトモジュールBMは、ベルトフレームF2と、ベルト駆動ロールRd、テンションロールRt、アイドラロール(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(Rd,Rt,Rf,T2a)と、前記ベルト支持ロール(Rd,Rt,Rf,T2a)により回転移動可能に支持された中間転写ベルトBと、1次転写ロールT1k,T1y,T1m,T1cとを有している。
【0019】
図1ではベルトモジュールBMが上昇位置(感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc下面に中間転写ベルトBが接触する位置)に保持された状態が示されているが、前記スライドフレームF1を画像形成装置本体U2に装着または離脱させる際に前後に移動させるときには下降位置(前記感光体ドラムPk,Py,Pm,Pcから中間転写ベルトBが下方に離れた位置)に保持される。このため、前記スライドフレームF1およびこれに支持されたベルトモジュールBMが画像形成装置本体U2に対して着脱される際には、ベルトモジュールBMは前記感光体ドラムPk,Py,Pm,Pcと摩擦接触しないように構成されている。
このような、スライドフレームF1を前後移動させる構成およびベルトモジュールBMを昇降させる構成は、従来公知(例えば、特開平8−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の構成を採用することが可能である。
【0020】
前記各感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc表面に現像されたトナー像は、1次転写領域Q3k,Q3y,Q3m,Q3cで1次転写ロールT1k,T1y,T1m,T1cにより前記中間転写ベルトBに1次転写される。フルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc表面に順次形成される各色のトナー像は、前記1次転写領域Q3k,Q3y,Q3m,Q3cにおいて中間転写ベルトB表面に順次重ねて1次転写され、最終的にフルカラーの多重トナー像が中間転写ベルトB上に形成される。
単色のモノカラー画像を形成する場合には、1個の現像器のみを使用し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写される。
1次転写後、感光体ドラムPk,Py,Pm,Pc表面の残留トナーは感光体ドラムクリーナCLk,CLy,CLm,CLcによりクリーニングされる。
【0021】
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロールT2bの対向する領域には2次転写領域Q4が形成される。前記バックアップロールT2aにはコンタクトロールT2cが当接している。コンタクトロールT2cにはコントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。前記各ロールT2a〜T2cにより2次転写器T2が構成されている。
【0022】
前記1次転写領域Q3k,Q3y,Q3m,Q3cで前記中間転写ベルトB上に転写されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
中間転写ベルトBの下方に配置された給紙トレイTR1の記録シートSは、ピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsにより1枚ずつ分離されてからレジロールRrに送られる。レジロールRrは、前記中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記録シートSを転写前シートガイドSG1から2次転写領域Q4に搬送する。
前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により前記記録シートSに転写される。2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりクリーニングされる。
【0023】
トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルト(回転部材)BH、定着前シートガイドSG3を有する転写定着間シート搬送路SHaにより定着領域Q5に搬送される。前記定着領域Q5に搬送された記録シートSは定着領域Q5を通過する際に加熱ロールFhおよび加圧ロールFpにより構成される一対の定着ロールを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナー像が定着された記録シートSは、シート排出路SH2により搬送されて記録シート排出トレイTR2に排出される。
【0024】
図1において、定着装置Fの下流側には、排出トレイTR2に接続されたシート排出路SH2および反転路SH3が設けられている。前記シート排出路SH2と反転路SH3との接続部に設けられた切替ゲートGT1により前記定着装置Fを通過した記録シートSの搬送方向を前記シート排出路SH2または反転路SH3に切り替える。前記反転路SH3は、再送路(部分搬送路)SH4を介して前記給紙路SH1に接続されている。
【0025】
前記反転路SH3および再送路SH4の接続部に設けられたシート状且つ櫛の歯状のマイラーゲートGT2は、通過する記録シートSが下方に搬送される際には弾性変形により記録シートSの下方への移動を許し、マイラーゲートGT2を通過した記録シートSがスイッチバックして上方に搬送される場合には再送路SH4の方向に誘導するように構成されている。
両面複写の場合には1面目のトナー像が定着された記録シートSは反転路SH3で反転された後、再送路SH4を通って前記2次転写領域Q4に再送され、2面目にトナー像が転写される。
なお、前記給紙路SH1と転写定着間シート搬送路SHaとシート排出路SH2と反転路SH3と再送路SH4とからシート搬送装置SHが構成されている。
【0026】
(ドロアFs)
図2は本発明の画像形成装置の実施例1の斜視図でドロアを引き出した状態の斜視図である。
図3は同実施例1のドロアの後部フレームにモータユニットの取付けた状態を示す図である。
図4は同実施例1のドロアの後部フレームからモータユニットを外した状態を示す図である。
前記図1において、前記ベルトモジュールBMの下方に配置された前記2次転写ロールT2bおよび転写後シートガイドSG2は2次転写フレームFtにより支持されており、2次転写フレームFtはヒンジ軸Fa周りに上下に回動可能である。前記2次転写ロールT2b、転写後シートガイドSG2および2次転写フレームFtにより2次転写ユニットUtが構成されている。
また、前記シート搬送ベルトBHを回転可能に支持するベルト駆動ロール(図示せず)の駆動ロール軸BHa(図3、図4参照)にはギヤGaが装着されている。
【0027】
前記転写前シートガイドSG1、2次転写ユニットUt、シート搬送ベルトBH、定着前シートガイドSG3、定着装置F、切替ゲートGT1、マイラーゲートGT2、および再送路SH4等は、ドロア(スライドフレーム)Fsにより支持されている。ドロアFs(図1、図2参照)は、左右一対のスライドレールSR,SRにより画像形成装置本体U2に対し、前後に出入可能に支持されている。
前記ドロアFsのプレート状の前部フレーム1にはドロアFsの出入時に使用する操作ハンドル2(図2参照)が設けられている。
【0028】
図3において、前記ドロアFsの後部にはプレート状の後部フレーム3が設けられており、後部フレーム3の前記シート搬送ベルト(回転部材)BHの後側部分には、前記シート搬送ベルトBHに回転を伝達するためのギヤG1が回転自在に支持されている。
前記後部フレーム3には、前記シート搬送ベルトBHのベルト駆動ロール軸BHaが貫通する貫通溝4が形成されている。前記貫通溝4を貫通したベルト駆動ロール軸BHaの後端に装着された前記ギヤGaと前記ギヤG1とは噛み合っている。
前記後部フレーム3の上端5には左右一対の位置決め用突出部6,6が設けられており、前記位置決め用突出部6,6にはそれぞれ、モータユニット固定用のねじ貫通孔6a,6a(図4B参照)が形成されている。なお、前記位置決め用突出部6,6の下方にも、モータユニット固定用のねじ貫通孔6a′が1か所設けられている。また、前記後部フレーム3の上端5は後述するモータユニット11を支持するユニット支持部5として構成されている。
【0029】
図4において、前記モータユニット11は、モータブラケット12を有しており、モータブラケット12は前方に折り曲げてから上方に折り曲げて形成した左右一対のフレーム取付面13,13と、前方に折り曲げてから下方に折り曲げて形成したフレーム取付面14とを有している。前記各フレーム取付面13,13,14は前記後部フレーム3の後面に取付られる面である。前記各フレーム取付面13,13,14にはフレーム固定用のねじ孔13a,13a,14aが形成されている。
前記一対のフレーム取付面13,13の左右方向の一側には前方に突出するように折り曲げた鉛直な位置決め部15,15が形成されている。前記位置決め部15,15の下端後部には凹部16,16が形成されている。
図3、図4から分かるように、前記凹部16は前記後部フレーム3の上端5に嵌合して支持される被支持部16として構成されている。また、前記位置決め部15,15は位置決め用突出部6,6の左右方向の外側に配置されるように構成されている。
【0030】
前記モータブラケット12の後面にはモータを内蔵したモータケース18と、モータ駆動用の回路基板(図示せず)と、回路基板の周囲を被覆するカバーケース19とが支持されている。カバーケース19には放熱のための複数の開口14aが形成されている。
また、モータブラケット12の前面には、前記モータケース18のモータ出力軸に装着されたギヤ(ユニット側ギヤ)G2および前記ギヤG2に噛み合うギヤ(ユニット側ギヤ)G3が支持されている。
前記モータユニット11は、前記符号12〜19、G2,G3で示された要素により構成されている。
【0031】
前記モータユニット11は、画像形成装置本体U2からドロアFsを前方に中途まで引き出した状態で、前記後部フレーム3の上端5に前記凹部16,16を載せることにより装着可能である。その装着状態で、前記モータユニット固定用のねじ貫通孔6a,6a′を貫通する固定ねじ20をフレーム固定用のねじ孔13aまたは14aにねじ込むことにより、モータユニット11を後部フレーム3に固定することができる。前記ねじ貫通孔6a,6a′、ねじ孔13a,14aおよび固定ねじ20により固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)が構成されている。
【0032】
(実施例1の作用)
ドロアFsの後部フレーム3の前側から固定ねじ20により後部フレーム3にモータユニット11を取り付けているため、ドロアFsを画像形成装置本体U2から前方へ引き出し、シート搬送装置SHのシート搬送べルトBHを取り外すことにより、モータユニット11を取り付けている固定手段(6a+6a′+13a+14a+20)の固定ねじ20に一般工具(ドライバ)をアクセスすることができる。
そして,ドロアFsを外すことなく、ドロアFsの後部フレーム3からモータユニット11を着脱することができる。
モータブラケット12に被支持部16を設けるとともに、前記後部フレーム3に前記被支持部16を支持する支持部5を設けているので、前記被支持部16を支持部(後部フレーム3の上端)に引っかけることにより、モータユニット11をドロアFsの後部フレーム3に支持することができる。このため、固定手段としての固定ねじ20をすベて外しても、モータユニット11がドロアFsの後部フレーム3に設けた支持部5から脱落することがない。したがって、モータユニット11の着脱作業時にモータユニット11の落下を防止することができる。
また、後部フレーム3に位置決め部6を設けるとともに、モータユニット11に被位置決め部15を設けているので、後部フレーム3にモータユニット11を装着する時の位置決めが容易である。
【0033】
(実施例2)
図5は本発明の画像出力装置の実施例2の説明要部説明図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、モータブラケット12の後部フレーム3へ取付部分の構成および後部フレーム3の前記モータブラケット12が取り付けられる部分の構成が前記実施例1と異なっている。
すなわち、この実施例2では後部フレーム3にモータユニット11を前から後ろに通過させる切除部が形成されている。モータユニット11のモータブラケット12両側部には前方に折り曲げてから外側に折り曲げたフレーム取付面13′,13′が設けられている。
この実施例2も前記実施例1と同様に、モータユニット11を後部フレーム3の前側から着脱することができる。
この実施例2では、ベルト駆動ロール軸BHaは、その後端に装着された前記ギヤGaがユニット側ギヤG3に噛み合うようにドロアFsに支持される。
【0034】
【発明の効果】
前述の本発明の画像形成装置は、下記の効果を奏することができる。
(E01)モータユニット交換の際に画像形成装置の後側に回って多数の部品を取り外すことなく、ドロアを前方に引き出すことにより、モータユニットを取り付けている固定手段に一般工具(ドライバ)をアクセスすることができる。
(E02)モータユニット交換の際に画像形成装置からドロアを取り外すことなく、モータユニットを着脱することができる。
(E03)画像形成装置のメンテナンス作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の画像形成装置の実施例1の説明図である。
【図2】 図2は本発明の画像形成装置の実施例1の斜視図でドロアを引き出した状態の斜視図である。
【図3】 図3は同実施例1のドロアの後部フレームにモータユニットの取付けた状態を示す図である。
【図4】 図4は同実施例1のドロアの後部フレームからモータユニットを外した状態を示す図である。
【図5】 図5は本発明の画像出力装置の実施例2の説明要部説明図である。
【図6】 図6は従来の画像形成装置のドロアにモータユニットを取付ける方法の説明図であり、画像形成装置の後側から見た図である。
【符号の説明】
BH…回転部材(シート搬送ベルト)、BHa…回転部材の回転軸、Fs…ドロア、G2,G3…ユニット側ギヤ、U2…画像形成装置本体、
3…後部フレーム、5…支持部(後部フレーム上端)、6a,6a′…ねじ貫通孔、11…モータユニット、12…モータブラケット、13a,14a…ねじ孔、16…被支持部(凹部)、20…固定ねじ、
6a+6a′+13a+14a+20…固定手段。
Claims (2)
- 次の要件(A01)〜(A 03 )を備えたことを特徴とする画像形成装置、
(A01)画像形成装置本体に対して前後方向に出入可能且つ画像形成装置本体によりスライド可能に支持されるとともに画像形成動作時に作動する回転部材を支持するドロア、
(A02)前記ドロアの後部フレームの後面に着脱可能に支持されたモータユニットを、前記後部フレームの前側から前記後部フレームに対して固定および固定解除が可能な固定手段、
(A 03 )前記回転軸を回転可能に支持する前記ドロアの前記後部フレームであって、前記モータユニットが前後に移動可能な空間を上方に形成するように配置された前記後部フレーム。 - 次の要件(A 04 ),(A 05 )を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置、
(A04)前記後部フレームの後側上方から下方に下ろしたときに下方に落下しないように支持される被支持部を有するモータブラケットと、前記モータブラケットに支持されたモータと、前記モータと共に回転するユニット側ギヤとを有するモータユニット、
(A05)前記後部フレームの後側上方から下方に移動するモータブラケットの前記被支持部を支持する支持部を有する前記後部フレーム。
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