JP2001304234A - シャフトおよび前記シャフトを使用した画像形成装置 - Google Patents

シャフトおよび前記シャフトを使用した画像形成装置

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JP2001304234A
JP2001304234A JP2000120026A JP2000120026A JP2001304234A JP 2001304234 A JP2001304234 A JP 2001304234A JP 2000120026 A JP2000120026 A JP 2000120026A JP 2000120026 A JP2000120026 A JP 2000120026A JP 2001304234 A JP2001304234 A JP 2001304234A
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bearing
shaft
mounting portion
outer diameter
toner image
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JP2000120026A
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English (en)
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Takeshi Ono
猛 小野
Satoshi Honobe
智 保延
Yuji Maruyama
雄治 丸山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアリング外側面に対して回転可能なべ
アリングに対して回転可能なベアリング内周面に固定さ
れるベアリング装着部を有するシャフトの加工工程を短
縮し、コストを低減しながら、従来の精度を確保するこ
と。 【解決手段】 ベアリング外側面に対して回転可能なベ
アリング内周面に固定されるベアリング装着部9dと、
外径を元の外径より拡大させる外径拡大加工を施した前
記ベアリング装着部9dとを有するシャフト、およびそ
のシャフトを備えた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャフトおよび前
記シャフトを使用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電子写真方式すなわち、像担持
体上に静電潜像を形成しその静電潜像をトナーで現像し
てトナー像を得、そのトナー像を最終的に所定の用紙上
に転写して定着する方式の複写機やプリンター等の画像
形成装置が広く普及している。近年ではその電子写真方
式を適用して、カラーの画像を形成するカラー画像形成
装置も登場してきている。この電子写真方式の画像形成
装置では、静電潜像が形成される像担持体として、通
常、ドラム状の像担持体が用いられており、そのドラム
状の像担持体を回転させながらその像担持体上に静電潜
像を形成する方式が採用されている。この場合、そのド
ラム状の像担持体に回転ムラや芯ぶれ等があると、静電
潜像の精度すなわち最終的には用紙上に形成された画像
の画質に影響することが知られている。特に近年登場し
てきたカラー画像形成装置の場合、このような回転ムラ
や芯ぶれ等はカラー画像上の色ずれとして大きく影響
し、それらの誤差をいかにして低減するか大きな問題と
なっている。画像形成装置を構成するにあたっては、通
常、装置の奥と手前にそれぞれ支持板を立て、その画像
形成装置を構成する各種の要素をそれらの支持板に支持
させるように組み立てるのが一般的である。ドラム状の
像担持体もそれらの支持板に支持させることになる。そ
のドラム状の像担持体を回転させたときの回転ムラや芯
ぶれ等の誤差要因は、その像担持体自体にも存在する
が、支持板への支持のさせ方や、その像担持体への駆動
力を伝達する像担持体回転支持装置(駆動シャフト)の
精度によっても大きく影響を受けることになる。そこで
従来は、駆動シャフトに付いては駆動シャフト全域を旋
盤加工した後、研磨仕上げにより軸方向それぞれの支持
部の寸法精度と芯ぶれを確保してきた。この方法では軸
方向の支持部に圧入箇所が一箇所でもあればシャフトの
外径は、その大きさにあわせて決め、小さい部分はそこ
から削り出していく為、加工に多大な時間がかかり、コ
スト高となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の事情
に鑑み、次の記載内容(O01)を課題とする。(O01)
ベアリング外側面に対して回転可能なべアリングに対し
て回転可能なベアリング内周面に固定されるベアリング
装着部を有するシャフトの加工工程を短縮し、コストを
低減しながら、従来の精度を確保すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決し
た本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施
例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符
号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後
述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明
の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例
に限定するためではない。
【0005】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明のシャフトは、次の要件(A01),(A02)を
備えたことを特徴とする、(A01)ベアリング外側面に
対して回転可能なベアリング内周面に固定されるベアリ
ング装着部(9d)、(A02)外径を元の外径より拡大
させる外径拡大加工を施した前記ベアリング装着部(9
d)。
【0006】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明のシャフトでは、外径を元の外径より拡大させる外
径拡大加工を施したベアリング装着部(9d)は、ベア
リング外側面に対して回転可能なベアリング内周面に固
定される。ベアリング(5)の外側面はフレーム等のベ
アリング支持部材(2)に固定される。ベアリング内周
面に固定されたベアリング装着部(9d)はベアリング
(5)を介してベアリング支持部材(2)に回転可能に
支持される。外径拡大加工を施したベアリング装着部
(9d)は、シャフト(9)の任意の位置に容易に形成
することができるので、シャフト(9)の軸方向中間部
をベアリング(5)により容易に支持することができ
る。シャフトの軸方向中間部に、ベアリング(5)を装
着する場合、従来は、ベアリング装着部(9d)から軸
方向一端部までのシヤフト表面(ベアリング内周面が通
過するシャフト部分の表面)の切削加工を行うことによ
り外径を小さくする必要があったが、本発明では前記切
削加工を行う必要がないので、シャフトの加工工程を短
縮し、コストを低減することができる。
【0007】前記課題を解決するために、第2発明の画
像形成装置は、次の要件(B01)〜(B09)を備えたこ
とを特徴とする、(B01)回転移動する表面を有する像
担持体(Py〜Pk)、(B02)前記像担持体(Py〜P
k)表面を帯電する帯電器(CCy〜CCk)、(B03)
前記帯電された像担持体(Py〜Pk)表面に静電潜像を
形成する静電潜像形成装置(ROSy〜ROSk)、(B
04)前記静電潜像をトナー像に現像する現像器(Gy〜
Gk)、(B05)前記トナー像を記録シート(S)に転
写する転写装置(T1y〜T1k+B+T2)、(B06)ト
ナー像を記録シート(S)に転写する転写領域(Q4)
および記録シート(S)に転写されたトナー像を定着す
る定着領域(Q5)に記録シート(S)を順次搬送する
シート搬送装置(SH)、(B07)前記記録シート
(S)に転写されたトナー像を定着領域(Q5)におい
て定着する定着装置(F)、(B08)外径を元の外径よ
り拡大させる外径拡大加工を施したベアリング装着部
(9d)と像担持体装着部とを有し、前記ベアリング装
着部(9d)に圧入により固定されたベアリング(5)
を介してフレームに回転可能に支持された像担持体支持
用のシャフト(9)、(B09)前記ベアリング装着部
(9d)が圧入されるインナレース(5a)および前記イ
ンナレース(5a)に対して回転可能なアウタレース
(5b)を有する前記ベアリング(5)。
【0008】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の画像形成装置では、像担持体(Py〜Pk)、帯電
器(CCy〜CCk)、静電潜像形成装置(ROSy〜R
OSk)、現像器(Gy〜Gk)、転写装置(T1y〜T1k
+B+T2)、シート搬送装置(SH)、定着装置
(F)、像担持体支持用のシャフト(9)を有する。回
転移動する前記像担持体(Py〜Pk)表面は、前記帯電
器(CCy〜CCk)により一様に帯電され、前記静電潜
像形成装置(ROSy〜ROSk)により静電潜像が形成
される。形成された静電潜像を現像器(Gy〜Gk)によ
りトナー像に現像する。転写領域(Q4)を通過するト
ナー像を、転写装置(T1y〜T1k+B+T2)により記
録シート(S)に転写し、シート搬送装置(SH)によ
り記録シート(S)を順次搬送し、定着領域(Q5)に
おいて転写されたトナー像を定着装置(F)により定着
する。像担持体支持用のシャフト(9)は、外径拡大加
工を施したベアリング装着部(9d)がベアリング
(5)のインナレース(5a)に圧入されることにより
固定される。固定されたシャフトは、ベアリング(5)
のアウタレース(5b)を介してアウタレース支持部材
(ベアリング支持部材)(2)に回転可能に支持され
る。外径拡大加工を施したベアリング装着部(9d)
は、シャフト(9)の任意の位置に容易に形成すること
ができるので、シャフト(9)の軸方向中間部をベアリ
ング(5)により容易に支持することができる。本発明
ではシャフト(9)の一端部からベアリング装着部(9
d)までの表面の切削加工を行う必要がないので、シャ
フト(9)の加工工程を短縮し、コストを低減すること
ができる。したがって、画像形成装置全体の製造工程を
短縮することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1のシャフトは、前記第1発明において次の要件
(A03)を備えたことを特徴とする、(A03)前記外径
拡大加工がローレット加工またはブラスト加工により行
われた前記ベアリング装着部(9d)。
【0010】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
第1発明の実施の形態1のシャフトでは、前記ベアリン
グ装着部(9d)の前記外径拡大加工はローレット加工
またはブラスト加工により行われる。前記ローレット加
工またはブラスト加工によりシャフトの任意の部分の外
径を容易に拡大することができる。
【0011】(実施の形態2)第1発明の実施の形態2
のシャフトは、前記第1発明または実施の形態1におい
て次の要件(A04)を備えたことを特徴とする、(A0
4)外径拡大加工を施した部分が所望の寸法及び表面粗
さとなる様に仕上げ加工された前記ベアリング装着部
(9d)。
【0012】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
第1発明の実施の形態2のシャフトでは、前記ベアリン
グ装着部(9d)は外径拡大加工を施した部分が所望の
寸法及び表面粗さとなる様に仕上げ加工されている。前
記仕上げ加工により、前記ベアリング装着部(9d)は
ベアリング(5)に高精度に位置決めされた状態で固定
される。前記仕上げ加工を行う部分のシャフト表面の長
さは短く加工面積が小さいので、従来よりも加工工程を
短縮することができる。
【0013】(実施の形態3)第1発明の実施の形態3
のシャフトは、前記第1発明または実施の形態1もしく
は2において次の要件(A05)を備えたことを特徴とす
る、(A05)回転する表面に静電潜像が形成され、前記
静電潜像がトナー像に現像され、前記トナー像が転写材
(B)に転写される像担持体(Py〜Pk)が装着される
像担持体装着部。
【0014】(実施の形態3の作用)前記構成を備えた
第1発明の実施の形態3のシャフトは、前記外径拡大加
工を施されたベアリング装着部(9d)がベアリング
(5)により支持されており、そのシャフト(9)の像
担持体装着部に像担持体(Py〜Pk)が装着される。し
たがって、像担持体が装着されるシャフトの加工工程を
短縮し、コストを低減することができる。
【0015】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、左方、右
方、上方、下方、または、前側、後側、左側、右側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1の画
像形成装置の全体説明図である。図2は前記図1のトナ
ー像形成ユニットの前側支持プレートを除いた状態を示
す図である。図1、2において、画像形成装置Uは、自
動原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスP
Gを有する画像形成装置本体(複写機)U2とトナーを
補給するトナーディスペンサー装置U3を備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の
原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1と、原
稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の複
写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原稿Gi
が排出される原稿排紙トレイTG2とを有している。前
記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタート等
の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェ
ース)、露光光学系A等を有している。
【0017】前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラ
スPGに搬送される原稿または手動でプラテンガラスP
G上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記
露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR
(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCD
から入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像デ
ータに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定
のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆
動回路DLに入力される。なお、原稿画像がモノクロの
場合はK(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DL
に入力される。前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,
M,C,Kのレーザ駆動回路DLy,DLm,DLc,DLkを
有し、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を
所定のタイミングで、各色のトナー像形成装置UY,U
M,UC,UKの静電潜像形成装置ROSy,ROSm,
ROSc,ROSkに出力する。
【0018】図2において、K(黒)のトナー像形成装
置UKの感光体ドラム(像担持体)Pkの周囲には、帯
電器CCk、現像器Gk、クリーナCLk等が配置されて
いる。そして、他のトナー像形成装置UY,UM,UC
の前記感光体ドラムPy,Pm,Pcの周囲にもそれぞれ
前記感光体ドラムPkの周囲と同様の帯電器CCy,CC
m,CCc、現像器Gy,Gm,Gc、クリーナCLy,CL
m,CLc等が配置されている。
【0019】図2において、感光体ドラムPy,Pm,P
c,Pkは、それぞれ帯電器CCy,CCm,CCc,CCk
により一様に帯電された後、前記静電潜像形成装置RO
Sy,ROSm,ROSc,ROSk(図1参照)の出力す
るレーザビームLy,Lm,Lc,Lkによりその表面に静
電潜像が形成される。前記感光体ドラムPy,Pm,P
c,Pk表面の静電潜像は、現像器Gy,Gm,Gc,Gkに
よりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
K(黒)の色のトナー像に現像される。
【0020】感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面上の
トナー像は、前記1次転写部材T1y,T1m,T1c,T1k
により中間転写ベルト(転写材)B上に順次重ねて1次
転写され、中間転写ベルトB上にカラー画像が形成され
る。中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像
は、2次転写領域Q4に搬送される。なお、黒画像デー
タのみの場合はK(黒)の感光体ドラムPkおよび現像
器Gkのみが使用され、黒のトナー像のみが形成され
る。1次転写後、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面
の残留トナーは、感光体ドラム用のクリーナCLy,C
Lm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
【0021】図1において、前記各色の感光体ドラムP
y,Pm,Pc,Pkの下方には左右一対のスライドレール
SR,SRによりスライドフレームF1(2点鎖線)が前
後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能に支持され
ている。スライドフレームF1にはベルトモジュールB
MのベルトフレームF2が昇降可能に支持されている。
このような、スライドフレームF1を前後移動させる構
成およびベルトモジュールBMを昇降させる構成は、従
来公知(例えば、特開平8−171248号公報参照)
であり、従来公知の種々の構成を採用することが可能で
ある。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベル
トBと、ベルト駆動ロールRd、テンションロールRt、
ウォーキングロールRw、複数のアイドラロール(フリ
ーロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベ
ルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記
1次転写ロールT1とを有している。そして、前記中間
転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rd,Rt,R
w,Rf,T2a)により矢印Ya方向に回転移動可能に支
持されている。
【0022】前記バックアップロールT2aの下方には2
次転写ユニットUtが配置されている。2次転写ユニッ
トUtの2次転写ロールT2bは、前記中間転写ベルトB
を挟んでバックアップロールT2aに離隔および圧接可能
(離接可能)に配置されており、前記2次転写ロールT
2bが中間転写ベルトBと圧接する領域(ニップ)により
2次転写領域Q4が形成されている。また、前記バック
アップロールT2aにはコンタクトロールT2cが当接して
おり、前記ロールT2a〜T2cにより2次転写部材T2が
構成されている。前記コンタクトロールT2cにはコント
ローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミ
ングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加
される。前記1次転写部材T1y〜T1kと中間転写ベルト
Bおよび2次転写部材T2により、感光体ドラムPy〜P
k上に現像されたトナー像を記録シートSに転写する転
写装置(T1y〜T1k+B+T2)が構成されている。
【0023】前記ベルトモジュールBM下方にはシート
搬送路(シート搬送装置)SHが配置されている。中間
転写ベルトBの下方に配置された給紙トレイTR1の記
録シートSは、ピックアップロールRpにより取り出さ
れ、さばきロールRsにより1枚ずつ分離されてからレ
ジロールRrに送られる。レジロールRrは、前記中間転
写ベルトB上に形成されたカラートナー像が2次転写領
域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記
録シートSを転写前シートガイドSG1から2次転写領
域Q4に搬送する。前記中間転写ベルトB上のカラート
ナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2
次転写部材T2により前記記録シートSに転写される。
なお、フルカラー画像の場合は中間転写ベルトB表面に
重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録シートS
に2次転写される。
【0024】2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベ
ルトクリーナCLBによりクリーニングされる。なお、
前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCLB
は、中間転写ベルトBと離接自在(離隔および接触自
在)に配設されており、カラー画像が形成される場合に
は最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転
写されるまで、中間転写ベルトBから離隔している。ま
た、2次転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLt
により表面に付着した現像剤が除去される。前記トナー
像が2次転写された記録シートSは、転写後シートガイ
ドSG2、シート搬送ベルトBHを通って定着装置Fの
一対の定着用回転部材Fh,Fpが互いに圧接する領域
(定着領域)Q5に搬送される。前記定着領域Q5では前
記記録シートS上の前記トナー像が加熱定着され、加熱
定着された記録シートSは、排出ローラRhから排紙ト
レイTR2に排出される。
【0025】図3はトナー像形成装置の感光体支持軸の
説明図である。図3において、画像形成装置本体U2の
後部(−X側部分)には支持壁1およびその前方側に設
けられたアウタレース支持部材(ベアリング支持部材)
2が設けられており、前記アウタレース支持部材2には
モータハウジング3が支持されている。支持壁1、モー
タハウジング3の後壁3aおよびアウタレース支持部材
2にはそれぞれベアリング4,6,5が装着されてい
る。ベアリング5は、インナレース5aおよび前記イン
ナレース5aに対して回転可能なアウタレース5bにより
構成されている。前記モータハウジング3内部には、モ
ータケース7が収容されており、モータケース7は回り
止め部材7aにより前記モータハウジング3に回転不能
に係止されている。前記モータケース7の前壁および後
壁にはベアリング8,8が支持されている。前記各ベア
リング4〜6,8,8によりX軸方向(前後方向)に延
びる感光体支持軸(シャフト)9が回転可能に支持され
ている。前記感光体支持軸9は前記モータケース7内の
回転子7bと一体的に回転する。
【0026】前記感光体支持軸9には、前端部分に回転
力伝達用ピン9aが設けられ、また、前端には雌ねじ孔
9bが形成されており、前端部には線接触用リング状突
出部9cが形成されている。また、後端部分には前記ベ
アリング5のインナレース5aに圧入するベアリング装
着部9dが設けられている。ベアリング装着部9dは、外
径を元の外径より拡大させるための外径拡大加工である
ローレット加工が施されている。前記感光体支持軸9の
ベアリング装着部9dは、インナレース5aに圧入され、
前記アウタレース支持部材2に固定されたアウタレース
5bを介して回転可能に支持されている。前記ベアリン
グ装着部9dは外径拡大加工を施した部分が所望の寸法
及び表面粗さとなる様に仕上げ加工されている。前記仕
上げ加工により、前記ベアリング装着部9dはベアリン
グ5に高精度に位置決めされた状態で固定される。前記
仕上げ加工を行う部分の感光体支持軸9表面の長さは短
く加工面積が小さいので、従来の感光体支持軸9のよう
に、一端部からベアリング装着部9dまでの表面の切削
加工を行う必要がない。このため、感光体支持軸9の加
工工程を短縮し、コストを低減することができる。した
がって、画像形成装置全体の製造工程を短縮することが
できる。
【0027】前記線接触用リング状突出部9cは、その
周囲の感光体支持軸9表面部分よりも大径のリング状部
分であり、その機能については図9により後述する。ま
た、前記感光体支持軸9の後端部で前記アウタレース支
持部材2より前側に円筒状の後側位置決めスリーブ10
が装着されている。後側位置決めスリーブ10の前端部
には前方に行くに従って先細りとなる円錐状のテーパ面
10aが形成されている。前記感光体支持軸9は、前述
の各色のトナー像形成装置UY,UM,UC,UKの感
光体ドラムPy〜Pkを支持するために、4本設けられて
いる。
【0028】図4は前記図1の要部拡大斜視図であり、
トナー像形成装置の前面斜視図である。図5はトナー像
形成装置の要部分解斜視図である。図6はトナー像形成
装置要部の平断面分解図であり、感光体ドラム支持軸と
感光体ドラム駆動軸とが連結する前の状態を示す図であ
る。図7はトナー像形成装置の平断面図であり、感光体
ドラム支持軸と感光体ドラム駆動軸とが連結した状態を
示す図である。図8はトナー像形成装置の側面部分断面
図である。
【0029】前述の各色のトナー像形成装置UY,U
M,UC,UKの前記各色の感光体ドラム、帯電器、現
像器、クリーナ等は全て同じ構成を有しているので、以
下、K(黒)のトナー像形成装置UKについて記載す
る。 (トナー像形成装置UKの説明)図8において、本体フ
レームFrは枠状のフレームで前面側および後面側に水
平な上下2本のフレームおよび複数の鉛直なフレーム等
を有している。また、前記本体フレームFrの前面には
フロントパネルPa(図2参照)が固定されており、フ
ロントパネルPaの下端は本体フレームFrの上端の上方
にねじで固定されている。
【0030】図8において、画像形成装置本体U2の本
体フレームFrにハンガーピン支持部材11を介して固
定支持されたハンガーピン12は、前方(X方向)に突
出するように配置されている。画像形成装置本体U2の
本体フレームFrには、固定ねじ13により前後(X軸
方向)に延びる左右一対の固定レール支持部材14,1
4が固定されており、固定レール支持部材14には上下
方向に細長い貫通孔14aが形成されている。前記貫通
孔14aを貫通する連結ピン15は上下方向に移動可能
であり、図8に示すように前後に2個設けられている。
そして、前記各連結ピン15の外端部は引張バネ16に
より上方に引っ張られている。
【0031】前記連結ピン15の内端には固定側スライ
ドレール17が支持されている。前記固定側スライドレ
ール17は左右に2個設けられている。前記左右の固定
側スライドレール17,17により可動側スライドレー
ル18,18が前後にスライド移動可能に支持されてい
る。図4、図5、図8において、前記可動側スライドレ
ール18,18には前後に延びるスライド部材19,1
9が連結されている。前記スライド部材19の前端には
前側支持プレート20が連結されている。前記前側支持
プレート20には、貫通孔(ドラム支持軸貫通孔)20
a(図6〜図8参照)、位置決め孔20b(図4、図5参
照)、固定用ねじ孔20cおよび切起しにより形成され
た左右一対のレバー支持部材20d,20d(図4参照)
が設けられている。前記スライド部材19,19の後端
には貫通孔21a(ドラム支持軸貫通孔)を有する後側
支持プレート21(図8参照)が連結されている。した
がって、前記前側支持プレート20および後側支持プレ
ート21は前記スライド部材19,19(図8参照)と
共に前後にスライド移動可能である。
【0032】(感光体ドラムユニットUa)図5〜図7
において、感光体ドラムユニットUa(図5、図6参
照)は、前記感光体支持軸9に装着され、前記感光体支
持軸9と一体的に回転する。前記感光体ドラムPkは、
感光体スリーブ22と、前記感光体スリーブ22の前端
を支持する前端フランジ部材23と、前記感光体スリー
ブ22の後端を支持する後端フランジ部材24とを有し
ている。前記前端フランジ部材23は、前後に延びる装
着円筒部23a(図6〜図9参照)を有し、前記装着円
筒部23aは支持軸貫通孔23bを有している。支持軸貫
通孔23bはその後端に形成された係合用凹凸23cを有
する。また、前記感光体ドラムPkが前記感光体支持軸
9に装着された状態で、前記支持軸貫通孔23bの前端
部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間には円筒状
空間(後述の前側位置決めスリーブ56の後端部のテー
パ面56cが挿入される空間)が形成される。
【0033】前記後端フランジ部材24は、装着円筒部
24a(図6〜図8参照)を有し、前記装着円筒部24a
は支持軸貫通孔24bを有している。前記感光体ドラム
Pkが前記感光体支持軸9に装着された状態で、前記支
持軸貫通孔24bの後端部内周面と前記感光体支持軸9
外周面との間には円筒状空間(前記後側位置決めスリー
ブ10の前端部のテーパ面10aが挿入される空間)が
形成される。前記感光体支持軸9は回転力伝達用ピン9
aの支持部分がその後側部分よりも小径に形成されてお
り、前記回転力伝達用ピン9aは前記後端フランジ部材
24の支持軸貫通孔24bに、貫通可能に形成されてい
る。前記感光体支持軸9の前記回転力伝達用ピン9a
(図6、図7参照)は前記係合用凹凸23cと係合して
おり、感光体支持軸9の回転を前端フランジ部材23に
伝達する。また、前記後端フランジ部材24の装着円筒
部24a外周面にはギヤG1が装着されている。
【0034】前記装着円筒部23aにはベアリング26
を介して前側円筒部材27が回転自在に支持されてい
る。前記後端フランジ部材24の装着円筒部24aの後
端外周面はベアリング29を介して後側円筒部材30が
装着されている。前記後側円筒部材30の後部内周面に
はベアリング31が装着されている。前記ベアリング3
1の内孔は、前記感光体支持軸9の後端部の後側位置決
めスリーブ10が挿入可能に形成されている。前記符号
22〜31,ギヤG1で示された要素により前記感光体
ドラムユニットUa(図6参照)が構成されている。
【0035】(クリーナユニットUb)図5に示すクリ
ーナユニットUbは、帯電器CCkと、クリーニングブラ
シCLK1を有するクリーナCLkとそれらを支持する支
持枠32とを有している。図6、図7において前記支持
枠32はその後端に、後方に突出する連結ピン33を有
している。前記連結ピン33は、前記後側支持プレート
21の外周に形成されたU字型のピン嵌合溝(図示せ
ず)に嵌合している。
【0036】図5〜図7において、クリーナユニットU
bの支持枠32は前端壁34および後端壁35を有して
いる。前記前端壁34にはU字型の前側円筒部材嵌合溝
34aが形成されている。前端壁34には、ねじ36に
より、前記前側円筒部材嵌合溝34aに挿入嵌合された
前側円筒部材27が固定される。前記後端壁35にはU
字型の後側円筒部材嵌合溝35a(図6〜図8参照)が
形成されている。後端壁35には、ねじ37により、前
記後側円筒部材嵌合溝35aに挿入嵌合された前記後側
円筒部材30が固定される。前記クリーナユニットUb
は、前記符号CCk,CLk,32〜37で示された要素
により構成されており、前記感光体ドラムユニットUa
と一体的に連結されている。
【0037】(現像ユニットUc)図5〜図7におい
て、現像ユニットUcは、現像器Gkを有し、前記現像器
Gkは連結枠41に連結されている。前記連結枠41は
前後に延びる中央連結プレート42と前端連結プレート
43と後端連結プレート44を有している。前記前端連
結プレート43にはU字型の前側円筒部材嵌合溝43a
(図5参照)が形成されている。前記前側円筒部材嵌合
溝43aは前記前側円筒部材27外周面の軸方向(前後
方向)にスライド可能に嵌合する。また、前記後端連結
プレート44に形成されたU字型の後側円筒部材嵌合溝
44a(図7参照)は、前記後側円筒部材30外周面の
軸方向(前後方向)にスライド可能に嵌合している。
【0038】前記前側円筒部材嵌合溝43aと前側円筒
部材27および後側円筒部材嵌合溝44aと後側円筒部
材30の外周面とが嵌合した状態で、前記現像ユニット
Ucの感光体ドラムPkおよび感光体ドラムユニットUa
の現像ロール46は、図示しない弾性部材により互いに
圧接するように構成されている。また、前記現像ユニッ
トUcおよび感光体ドラムユニットUaの前後方向の位置
は、それらを感光体支持軸9に装着した状態で、押圧部
材(図示せず)により感光体ドラムユニットUaを後方
に押圧することにより位置決めされる。
【0039】現像ユニットUcの現像器Gkは現像容器V
を有し、現像容器Vには上下一対の前方突出部Va,Va
(図6、図7参照)が設けられている。前記現像器Gk
は、前記現像容器V内部に収容された現像ロール46、
上下一対の現像剤攪拌搬送部材47,47(図6、図7
参照)を有している。前記上下一対の現像剤攪拌搬送部
材47,47の前端部は前記上下一対の前方突出部V
a,Va内に延びており、現像容器V内の現像剤を攪拌し
ながら循環させる。図6、図7において、前記現像ロー
ル46の回転軸および前記現像剤攪拌搬送部材47,4
7の回転軸は前記現像容器Vの前壁および後壁により回
転可能に支持されており、それらの回転軸の後端部(−
X端部)は前記現像容器Vの後壁を貫通して後方に延び
ている。そして、前記現像ロール46および前記現像剤
攪拌搬送部材47,47の回転軸の後端部には順次噛み
合うギヤG3およびG4,G5が装着されている。
【0040】前記連結枠41には前後に延びる現像剤排
出筒48が固定されており、現像剤排出筒48の前端部
には、前方突出部Vaから排出される排出現像剤を前記
現像剤排出筒48前端部に排出させる排出用連通路形成
部材49が設けられている。前記現像剤排出筒48内に
は排出現像剤を後方に搬送する排出現像剤搬送軸51を
有する図示しない排出現像剤搬送部材(オーガ)が配置
されている。前記排出現像剤搬送軸(オーガ軸)51の
後端にはギヤG6(図7参照)が装着されており、前記
ギヤG6はギヤG7を介して前記ギヤG5に接続されてい
る。前記現像剤排出筒48内を後方に搬送された排出現
像剤は現像剤排出筒48の後端部に接続された現像剤回
収タンクT(図6、図7参照)に排出される。
【0041】図4、図5において、前記上下一対の前方
突出部Va,Vaのうちの上側の前方突出部Va上面に
は、現像剤流入口形成部材52が設けられている。前記
現像剤流入口形成部材52の上端にはユニット側補給用
搬送路形成部材53(図4参照)の下端が接続されてお
り、前記ユニット側補給用搬送路形成部材53は前記前
側支持プレート20に支持されている。前記ユニット側
補給用搬送路形成部材53の上端の左右にはシャッタ作
動部材54,54が設けられており、前記シャッタ作動
部材54の後端は前記前側支持プレート20(図10参
照)より後方に突出している。前記符号Gk、G3〜G
7、41〜53等で示された要素により前記現像ユニッ
トUcが構成されている。
【0042】図7において、前記後端連結プレート44
はガイドピン54により後側支持プレート21に固定さ
れ、前後方向にスライド移動可能に連結される。なお、
前述したように、前記後側支持プレート21は前記可動
側スライドレール18,18に連結されたスライド部材
19,19(図8参照)に連結されている。
【0043】図9は感光体ドラムユニットUaの前端部
分の拡大説明図で、感光体ドラムユニットUaが感光体
支持軸9上に装着された状態を示す図である。図9にお
いて、前記感光体支持軸9の前端部に装着される前側位
置決めスリーブ56はその内周面が、感光体支持軸9の
前記線接触用リング状突出部9cと円形の接触線上で線
接触する。したがって、図9の状態では、前側位置決め
スリーブ56は、感光体支持軸9上で前記線接触用リン
グ状突出部9cを支点として回動できるので、前側位置
決めスリーブ56および感光体支持軸9の間のかじりの
発生を防止することができる。
【0044】図8において、前記前側位置決めスリーブ
56は、支持軸貫通孔23bの前端部と前記感光体支持
軸9外周面との間に形成される円筒状空間に前側から挿
入される位置決め用円筒部56aと、前記位置決め用円
筒部56aの前端部に設けた固定部56bとを有してい
る。前記位置決め用円筒部56aの後端部には円錐状の
テーパ面56cおよび抜止防止用突起56dが形成されて
いる。前記テーパ面56cが前記支持軸貫通孔23bの前
端に挿入された状態では、前記固定部56bを貫通して
雌ねじ9bに螺合する固定ねじ57を締付けると、前記
前側位置決めスリーブ56は前記感光体支持軸9上で後
方に移動し、それに伴って感光体ドラムPkも後方に移
動する。
【0045】前記装着円筒部24aの後端が前記感光体
支持軸9上に固定された後側位置決めスリーブ10のテ
ーパ面10aに当接し、且つ、前記前端フランジ部材2
3の装着円筒部23a前端と前側位置決めスリーブ56
のテーパ面56cとが当接した状態で、前記前側位置決
めスリーブ56は前記感光体支持軸9上に固定される。
前記前側位置決めスリーブ56の前端部外周には円板状
のスリーブ移動用プレート58がEクリップ59により
固定されている。前記前側位置決めスリーブ56は前記
前側支持プレート20にベアリング60を介して回転可
能且つスライド可能に支持されている。前側位置決めス
リーブ56は、Eクリップ59を外した状態(スリーブ
移動用プレート58を外した状態)でベアリング60に
後方から着脱可能である。
【0046】前記前側位置決めスリーブ56の抜止防止
用突起56dはその周囲の前側位置決めスリーブ56表
面部分よりも大径のリング状部分であり、前記ベアリン
グ60の内周面に円形の接触線上で線接触する線接触用
リング状突出部56dと兼用に構成されている。したが
って、図9の状態では、前側位置決めスリーブ56は、
ベアリング60に装着された状態で前記抜止防止用突起
(線接触用リング状突出部)56dを支点として回動で
きるので、前側位置決めスリーブ56およびベアリング
60間のかじりの発生を防止することができる。
【0047】図4、図5において、前記前側支持プレー
ト20の位置決め孔20bには円筒状のブシュ61が装
着されており、前記ブシュ61は抜止用Cリング61a
により前側支持プレート20に固定されている。前記ブ
シュ61は前記ハンガーピン12に着脱可能に嵌合する
部材であり、前側支持プレート20の前記ハンガーピン
支持部材11(図8、図9参照)に対する位置決めを行
う部材である。また、前側支持プレート20は前記固定
用ねじ孔20cを貫通する固定ねじ62により前記ハン
ガーピン支持部材11に着脱可能に固定されている。前
側支持プレート20の前面には互いに接近して配置され
た一対の弾性係止部材63,63が前方に突出して形成
されている。
【0048】前記前側支持プレート20の前面の切り起
こしにより形成された前記左右一対のレバー支持部材2
0d,20dにより、回動可能なプレート状のハンドルサ
ポート64の上端部64a,64aが回転自在に支持され
ている。前記ハンドルサポート64には前記弾性係止部
材63,63により係止される被係止開口64bが形成
されている。ハンドルサポート64を前側支持プレート
20の前面に押し付けたときに前記一対の弾性係止部材
63,63の先端部が互いに接近するように弾性変形し
て前記被係止開口64bから前方に突出し、突出した後
に弾性変形により互いに離れる状態(元の状態)となっ
て、ハンドルサポート64が係止される。
【0049】前記ハンドルサポート64の下端部には左
右一対の引掛部材66,66が設けられている。前記引
掛部材66,66はそれぞれ、前記スリーブ移動用プレ
ート58を前後から挟むように配置された一対の係止部
66a,66bを有している。前記ハンドルサポート64
の前面にはハンドル67が固定されている。前記固定ね
じ57を取り外した状態で、ハンドル67を所定以上の
力で前方に引き出すと、図9のようにスリーブ移動用プ
レート58および前側位置決めスリーブ56が前方に引
っ張られて、ハンドルサポート64の下端部が外方に回
動し、被係止開口64bが弾性係止部材63,63から
自動的に離脱する。離脱したハンドルサポート64をさ
らに引っ張り、回動させると、感光体支持軸9上で前方
に移動した前側位置決めスリーブ56の前記抜止防止用
突起(線接触用リング状突出部)56dがベアリング6
0に引っ掛かる。このとき、前側支持プレート20が前
方に引っ張られる。
【0050】このとき、前記固定ねじ62(前記前側支
持プレート20を前記ハンガーピン支持部材11に固定
するねじ)を外した状態であれば、前記ハンドル67を
さらに前方に引き出すと、感光体ドラムユニットUa、
クリーナユニットUbおよび現像ユニットUcは、前記可
動側スライドレール18,18、スライド部材19,1
9および後側支持プレート21とともに、外方(前方)
に引き出される。
【0051】前記感光体ドラムユニットUa、クリーナ
ユニットUbおよび現像ユニットUc等によりトナー像形
成ユニットUTが構成されている。前記符号1〜19,
54〜67で示された要素により、前記トナー像形成ユ
ニットUTを、前記画像形成装置本体U2の内部に装着
した装着位置と外部に引き出した引出位置との間で移動
可能に支持するトナー像形成ユニット支持装置(1〜1
9,54〜67)が構成されている。前記引掛部材66
およびスリーブ移動用プレート58で示された要素によ
り構成されたハンドル・スリーブ連結構造(66+5
8)は、前記ハンドル67の下端部が前記前側支持プレ
ート20から前方に離れる方向に回転したときに前記前
側位置決めスリーブ56を前方に移動させるとともに、
前記下端部が前記前側支持プレート20に接近する方向
に回転したときに前記前側位置決めスリーブ56を後方
に移動させるように、前記ハンドル67の下端部および
前記前側位置決めスリーブ56を連結する。
【0052】図10はトナー像形成ユニットが画像形成
装置本体内部の装着位置に移動したときのユニット側補
給用搬送路形成部材および本体側補給用搬送路形成部材
の関連を説明する図で、図10Aはトナー像形成ユニッ
トが装着位置に接近した状態を示す図、図10Bは装着
位置に移動したときの状態を示す図である。図10にお
いて、画像形成装置本体U2の本体フレームFrに固定支
持されたフロントパネルPaにより本体側補給用鉛直搬
送路形成部材71が支持され、その下端に隣接して補給
用搬送路開閉シャッタ68が前後移動可能に支持されて
いる。前記補給用搬送路開閉シャッタ68はバネ69に
より常時閉塞位置(前方突出位置)に保持されている。
前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71内部に形成さ
れた鉛直な現像剤搬送路下端は前記補給用搬送路開閉シ
ャッタ68により開閉される。
【0053】トナー像形成ユニットUTが図10Aの位
置(前記装着位置に接近した位置)から、図10Bの位
置(前記装着位置)に移動すると、シャッタ作動部材5
4により前記補給用搬送路開閉シャッタ68が開放され
て、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71内部に形
成される本体側補給用搬送路と、前記ユニット側補給用
搬送路形成部材53内部のユニット側補給用搬送路とは
接続される。この接続状態では本体側補給用鉛直搬送路
形成部材71からユニット側補給用搬送路形成部材53
内に現像剤が補給可能であり、前記補給用搬送路開閉シ
ャッタ68が閉塞状態では、前記本体側補給用鉛直搬送
路形成部材71内の現像剤の飛散を防止することができ
る。
【0054】図2において、前記フロントパネルPaに
より上流側本体側補給用搬送路形成部材72が支持され
ており、その下流端は前記本体側補給用鉛直搬送路形成
部材71に接続されている。前記本体側補給用鉛直搬送
路形成部材71および上流側本体側補給用搬送路形成部
材72はそれぞれY(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン),K(黒)の現像剤を搬送するために4個ず
つ設けられている。前記上流側本体側補給用搬送路形成
部材72の内部には、補給用現像剤を搬送する補給用搬
送部材72hが設けられており、前記補給用搬送部材7
2hは回転駆動されたときに補給用現像剤を搬送する。
前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71および上流側
本体側補給用搬送路形成部材72により本体側補給用搬
送路形成部材(71+72)が構成されている。また、
前記ユニット側補給用搬送路形成部材53および本体側
補給用搬送路形成部材(71+72)により補給用搬送
路形成部材(53+71+72)が構成されている。ま
た、前記補給用搬送路形成部材(53+71+72)お
よび前記補給用搬送部材72hにより補給現像剤搬送装
置(53+71+72+72h)が構成されている。
【0055】図2においてトナーディスペンサー装置U
3は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(黒)の各色のトナーディスペンサーTNy,
TNm,TNc,TNkおよびアーチ型のケースカバーK
Bを有している。前記トナーディスペンサーTNy,T
Nm,TNc,TNkは、補給現像剤収容容器73、およ
び前記補給現像剤収容容器73内の補給用現像剤を前記
本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の上流端
(すなわち、上流側本体側補給用搬送路形成部材72の
上流端)に送出する補給現像剤送出装置74を有してい
る。
【0056】前記補給現像剤送出装置74は前記補給現
像剤収容容器73から搬送された補給現像剤が流入する
攪拌循環容器75と、前記攪拌循環容器75から前記本
体側補給用搬送路形成部材(71+72)の上流端に現
像剤を送出する筒状の補給用送出路形成部材76と、前
記補給用送出路形成部材76から前記本体側補給用搬送
路形成部材(71+72)に補給現像剤を送出する送出
用搬送部材(図示せず)を有する。なお、前記トナーデ
ィスペンサー装置U3は、前部および後部に設けられた
左右に延びるスライドレール(図示せず)により左右方
向にスライド移動可能である。また、図2において、前
記トナーディスペンサー装置U3は画像形成装置本体U2
の上面右側部分のカバーとしても使用されており、その
左側部分には前記自動原稿搬送装置U1が設けられてい
る。
【0057】図2において、補給現像剤収容容器73内
から補給現像剤送出装置74の攪拌循環容器75に送出
された補給現像剤は、攪拌循環容器75で攪拌搬送され
て、筒状の補給用送出路形成部材76内を送出用搬送部
材(図示せず)により前方(X方向)に送出される。前
記補給用送出路形成部材76内を前方(X方向)に送出
された補給現像剤は前記本体側補給用搬送路形成部材
(71+72)の上流端(すなわち、上流側本体側補給
用搬送路形成部材72の上流端)に送出される。
【0058】補給現像剤送出装置74により上流側本体
側補給用搬送路形成部材72の上流端に送出された補給
現像剤は、上流側本体側補給用搬送路形成部材72を通
って、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71に搬送
される。前記搬送された補給現像剤は、前記本体側補給
用鉛直搬送路形成部材71の下端の前記補給用搬送路開
閉シャッタ68が開放しているとき(トナー像形成ユニ
ットUTが図10Bに示す装着位置に移動していると
き)には、ユニット側補給用搬送路形成部材53から現
像容器Vの前方突出部Vaに供給される。
【0059】(実施例1の作用)前記構成を備えた本発
明の画像形成装置の実施例1では、画像形成装置Uの後
部の画像形成装置本体U2の後部の支持壁1、モータハ
ウジング3の後壁3aおよびアウタレース支持部材2
に、それぞれ装着されたベアリング4,6,5に感光体
支持軸9を(前方から)挿入する。挿入した感光体支持
軸9のベアリング装着部9dは、外径拡大加工(ローレ
ット加工)を施しているため、ベアリング装着部9dを
ベアリング5のインナレース5aに圧入すると前記感光
体支持軸9は固定され、前記アウタレース支持部材2に
固定されたアウタレース5bを介して回転可能に支持さ
れる。前記ベアリング装着部9dは、感光体支持軸9の
任意の位置に容易に形成することができるので、感光体
支持軸9の軸方向中間部(ベアリング装着部)9dをベ
アリング5により容易に支持することができる。本発明
の実施例1は感光体支持軸9の軸方向の一端部からベア
リング装着部9dまでの表面(ベアリング5を装着する
際ベアリング内周面が通過する感光体支持軸表面)の切
削加工を行う必要がないので、感光体支持軸9の加工工
程を短縮し、コストを低減することができる。感光体支
持軸9の後端部が回転可能に片持ち支持された感光体支
持軸9には、前端部から感光体ドラムユニットUa、ク
リーナユニットUbおよび現像ユニットUc等により構成
されるトナー像形成ユニットUTが装着可能である。
【0060】前記感光体ドラムユニットUaの感光体ド
ラムPy〜Pkが前記感光体支持軸9に装着された状態で
前記後端フランジ部材24の前記支持軸貫通孔24bの
後端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間に円筒
状空間(後側位置決めスリーブ10のテーパ面10aが
挿入される空間)が形成される。前記円筒状の後側位置
決めスリーブ10は、前記感光体支持軸9の後端部に装
着され且つテーパ面10aが前記円筒状空間(前記支持
軸貫通孔24bの後端部内周面と前記感光体支持軸9外
周面との間の円筒状空間)に後側から挿入されて、前記
感光体支持軸9外周面に装着される。
【0061】前記感光体支持軸9に装着された前記前端
フランジ部材23の前記支持軸貫通孔23bの前端部内
周面と前記感光体支持軸9外周面との間に円筒状空間が
形成される。前側位置決めスリーブ56の前記位置決め
用円筒部56aは、前記感光体支持軸9の前端部に装着
され且つ前記円筒状空間に前側から挿入される。前記前
側位置決めスリーブ56を後方に移動させると、前記前
側位置決めスリーブ56の位置決め用円筒部56aの後
端部に形成された円錐状のテーパ面56cは、前記感光
体ドラムPy〜Pkの前端フランジ部材23の装着円筒部
23a前端に当接する。その状態でさらに前側位置決め
スリーブ56を後方に移動させると、前記感光体ドラム
Py〜Pkの後端フランジ部材24の装着円筒部24a後
端が、前記円筒状の後側位置決めスリーブ10の前端部
のテーパ面10aに当接する。
【0062】その状態で、前記前側位置決めスリーブ5
6の固定部56bを、前記感光体支持軸9前端面に固定
ねじ57により固定すると、前記感光体ドラムPy〜Pk
は、前記円錐状のテーパ面10aおよび56cにより、感
光体支持軸9上に感光体支持軸9と回転軸線が同一の状
態で固定される。
【0063】また、画像形成装置の本体フレームに着脱
可能に連結されるとともに前面にハンドル67が設けら
れた前側支持プレート20は、前記前側位置決めスリー
ブ56をベアリング60の後方から挿入して、スリーブ
移動用プレート58を装着すると、前記ベアリング60
を介して回転および前後にスライド移動可能に支持す
る。
【0064】したがって、前記位置決めスリーブ56を
前記感光体支持軸9前端面に固定する前記固定ねじ57
を外すと、前側位置決めスリーブ56は前方にスライド
可能となる。前記前側位置決めスリーブ56を前方にス
ライドさせた状態(図9参照)では、感光体支持軸9上
で感光体ドラムPy〜Pkは前方への移動が自由となる。
さらに、前記固定ねじ62(前記前側支持プレート20
を前記ハンガーピン支持部材11に固定するねじ)を外
した状態であれば、前記ハンドル67を前方に引っ張る
と、ハンドル67は上端側(一端側)の連結端部の周り
に回動し、ハンドル67の下側(他端側)の自由端部が
前記前側支持プレート20から前方に離れる。このと
き、ハンドル・スリーブ連結構造(66+58)によ
り、前記前側位置決めスリーブ56は前方に移動する。
前記前側位置決めスリーブ56の抜止防止用突起56d
は、前側位置決め用円筒部56aを、前記ベアリング6
0から前方に抜け出し不可能なので、前記ハンドル67
を前方に引っ張ると感光体支持軸9上の前側位置決めス
リーブ56、ベアリング60および前側支持プレート2
0が前方に移動する。このとき、感光体ドラムユニット
Ua、クリーナユニットUbおよび現像ユニットUcは、
前記可動側スライドレール18,18、スライド部材1
9,19および後側支持プレート21とともに、外方
(前方)に引き出される。
【0065】前記前方に引っ張った前記ハンドル67を
後方に押すと、ハンドル67の自由端が前記前側支持プ
レート20に接近する方向に回転する。このとき、ハン
ドル・スリーブ連結構造(66+58)により、前記前
側位置決めスリーブ56は感光体支持軸9上で後方に移
動するので、感光体支持軸9上の感光体ドラムPy〜Pk
を位置決めすることができる。また、前記前側位置決め
スリーブ56、前側支持プレート20および感光体ドラ
ムPy〜Pkを感光体支持軸9前端側から容易に着脱する
ことが可能である。したがって、感光体ドラムPy〜Pk
の感光体支持軸9上への着脱作業が容易となる。また、
感光体支持軸9上に感光体ドラムPy〜Pkが装着された
ままの状態で、その前方に装着した前側位置決めスリー
ブ56を前後にスライドさせることにより、感光体支持
軸9上への着脱を行うことができる。
【0066】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例1に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)本発明は感光体支持軸9以外のシャフトであっ
て、ベアリングの外側面に対して回転可能なベアリング
内周面に固定される種々のシャフトに対して適用可能で
ある。また、本発明は画像形成装置以外の種々の装置で
あって回転可能なシャフトを有する装置に適用可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】前述の本発明の回転連結構造および回転
連結構造を有する画像形成装置は、下記の効果を奏する
ことができる。 (E01)ベアリング外側面に対して回転可能なべアリン
グに対して回転可能なベアリング内周面に固定されるベ
アリング装着部を有するシャフトの加工工程を短縮し、
コストを低減しながら、従来の精度を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全
体説明図である。
【図2】 図2は前記図1のトナー像形成ユニットの前
側支持プレートを除いた状態を示す図である。
【図3】 図3はトナー像形成装置の感光体支持軸の説
明図である。
【図4】 図4は前記図1の要部拡大斜視図であり、ト
ナー像形成装置の前面斜視図である。
【図5】 図5はトナー像形成装置の要部分解斜視図で
ある。
【図6】 図6はトナー像形成装置要部の平断面分解図
であり、感光体ドラム支持軸と感光体ドラム駆動軸とが
連結する前の状態を示す図である。
【図7】 図7はトナー像形成装置の平断面図であり、
感光体ドラム支持軸と感光体ドラム駆動軸とが連結した
状態を示す図である。
【図8】 図8はトナー像形成装置の側面部分断面図で
ある。
【図9】 図9は前記図8と同一部分の異なる状態の拡
大図である。
【図10】 図10はトナー像形成ユニットが画像形成
装置本体内部の装着位置に移動したときのユニット側補
給用搬送路形成部材および本体側補給用搬送路形成部材
の関連を説明する図で、図10Aはトナー像形成ユニッ
トが装着位置に接近した状態を示す図、図10Bは装着
位置に移動したときの状態を示す図である。
【符号の説明】
B…転写材、CCy〜CCk…帯電器、F…定着装置、G
y〜Gk…現像器、Py〜Pk…像担持体、Q4…転写領
域、Q5…定着領域、ROSy〜ROSk…静電潜像形成
装置、S…記録シート、SH…シート搬送装置、(T1y
〜T1k+B+T2)…転写装置、2…アウタレース支持
部材(ベアリング支持部材)、5…ベアリング、5a…
インナレース、5b…アウタレース、9…シャフト、9d
…ベアリング装着部。
フロントページの続き (72)発明者 丸山 雄治 埼玉県蓮田市井沼620−21 有限会社丸山 製作所内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB01 CG03 2H071 BA43 CA02 CA05 3J011 AA02 BA02 3J017 AA02 DB07 3J033 AA01 AC01 BA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の要件(A01),(A02)を備えたこ
    とを特徴とするシャフト、(A01)ベアリング外側面に
    対して回転可能なベアリング内周面に固定されるベアリ
    ング装着部、(A02)外径を元の外径より拡大させる外
    径拡大加工を施した前記ベアリング装着部。
  2. 【請求項2】 次の要件(A03)を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のシャフト、(A03)前記外径拡大加
    工がローレット加工またはブラスト加工により行われた
    前記ベアリング装着部。
  3. 【請求項3】 次の要件(A04)を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載のシャフト、(A04)外径拡
    大加工を施した部分の直径が所望の寸法及び表面粗さと
    なる様に仕上げ加工された前記ベアリング装着部。
  4. 【請求項4】 次の要件(A05)を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか記載のシャフト、(A
    05)回転する表面に静電潜像が形成され、前記静電潜像
    がトナー像に現像され、前記トナー像が転写材に転写さ
    れる像担持体が装着される像担持体装着部。
  5. 【請求項5】 次の要件(B01)〜(B09)を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置、(B01)回転移動する表
    面を有する像担持体、(B02)前記像担持体表面を帯電
    する帯電器、(B03)前記帯電された像担持体表面に静
    電潜像を形成する静電潜像形成装置、(B04)前記静電
    潜像をトナー像に現像する現像器、(B05)前記トナー
    像を記録シートに転写する転写装置、(B06)トナー像
    を記録シートに転写する転写領域および記録シートに転
    写されたトナー像を定着する定着領域に記録シートを順
    次搬送するシート搬送装置、(B07)前記記録シートに
    転写されたトナー像を定着領域において定着する定着装
    置、(B08)外径を元の外径より拡大させる外径拡大加
    工を施したベアリング装着部と像担持体装着部とを有
    し、前記ベアリング装着部に圧入により固定されたベア
    リングを介してフレームに回転可能に支持された像担持
    体支持用のシャフト、(B09)前記ベアリング装着部が
    圧入されるインナレースおよび前記インナレースに対し
    て回転可能なアウタレースを有する前記ベアリング。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096923A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012203386A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2017044716A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社リコー 駆動力伝達装置及びこれを備えた画像形成装置

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