JP3915352B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置本体と前記画像形成装置本体対して出入可能な現像器を含む出入ユニットとを有し、記録シートにトナー像を形成して出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置において、2成分現像剤を使用したものでは、画像形成動作時のトナーの消費に応じてトナーおよびキャリアを補給し、劣化したキャリアを含む現像剤を少しづつ排出して、キャリアの交換を行っている。このような画像形成装置においては、補給されるトナー量に比べて補給されるキャリア量が少ないため、キャリアが経時的に徐々に劣化してくる。このため、現像器をある期間使用した後、現像器内の劣化したキャリアおよびトナーにより構成される現像剤を交換するため、現像器内のキャリアおよびトナーを排出した後、現像器内部に新しいキャリアを充填する作業(現像剤交換作業)が必要となる。
前記現像剤交換作業で劣化したキャリアおよびトナーを排出する場合には、現像器を画像形成動作位置(画像形成装置本体に装着した位置)で、現像器内の現像剤攪拌搬送部材を回転させながら現像器内の現像剤を、出入ユニットの出入口側に配置したキャリア交換用排出口から排出させて回収し、その後、現像器を画像形成装置本体から取り出して、現像器内への新規現像剤の充填を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、現像剤交換作業の新規現像剤充填作業は、現像器を画像形成装置本体から取り出した状態で手作業で行っていた。このため、次の問題点があった。
(1)新規現像剤充填作業が面倒で時間が掛かる。
(2)作業者や周囲が汚れる。
(3)現像器内に異物などが混入し易い。
【0004】
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を課題とする。
(O01)画像形成装置本体に対して出入可能な現像器を含む出入ユニットを画像形成装置本体から取り出すことなく、現像器内の現像剤交換作業を行えるようにすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】
(本発明)
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、次の要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする。
(A01)回転する像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)と、前記像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)と、現像剤を収容する現像容器(V)を有し前記像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に形成された静電潜像をトナー像に形成する現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)と、を内部に収容する画像形成装置(U3)本体、
(A02)トナーを含む補給現像剤を収容する補給現像剤収容容器(73)および前記補給現像剤収容容器(73)内の補給現像剤を搬送する本体側補給用搬送路形成部材(71+72)を支持するとともに、前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)により搬送された現像剤を現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)に搬送するユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)および前記現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)を有する出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が出入可能に装着されるユニット装着空間が内部に形成された画像形成装置(U3)本体、
(A03)前記画像形成装置(U3)本体内部に装着された動作位置と画像形成装置(U3)本体から外部に取り出された取出位置との間で移動可能に支持された前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)、
(A04)前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が前記動作位置に移動したときに本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の下流端に自動的に接続する上流端部を有する前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)、
(A05)前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が前記動作位置に移動した状態で、前記上流端部が移動可能に構成され且つ前記上流端部が移動した状態で前記上流端部が開放されて現像剤を補給可能な前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)。
【0007】
(本発明の作用)
前記構成を備えた本発明の画像形成装置では、画像形成装置(U3)本体の内部には、回転する像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)と、前記像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)と、現像剤を収容する現像容器(V)を有し前記像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に形成された静電潜像をトナー像に形成する現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)とが収容される。
前記画像形成装置(U3)本体は、トナーを含む補給現像剤を収容する補給現像剤収容容器(73)および前記補給現像剤収容容器(73)内の補給現像剤を搬送する本体側補給用搬送路形成部材(71+72)を支持している。また、画像形成装置(U3)本体内部には、前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)により搬送された現像剤を現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)に搬送するユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)および前記現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)を有する出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が出入可能に装着されるユニット装着空間が形成される。
【0008】
前記画像形成装置(U3)本体内部に装着された動作位置と画像形成装置(U3)本体から外部に取り出された取出位置との間で移動可能に支持された前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が前記動作位置に移動したときに前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)の上流端部は本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の下流端に自動的に接続する。このため、前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が前記動作位置に移動した状態では前記補給現像剤収容容器(73)から現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)へ現像剤を補給することができる。
前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)が前記動作位置に移動した状態で、前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)の前記上流端部が移動可能に構成され且つ前記上流端部が移動した状態で前記上流端部が開放されて現像剤を補給可能なので、前記上流端部を前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の下流端に接続する位置から移動させることができる。その状態で、前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)の上流端部から新規現像剤を補給することが可能となる。したがって、前記出入ユニット(UY,UM,UC,UK)を画像形成装置(U3)本体から取り出すことなく、出入ユニット(UY,UM,UC,UK)の現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)に新規現像剤を充填することが可能となる。
また、前記本発明において、次の要件(A 07 )を備えることも可能である。
(A 07 )前記現像容器(V)内の現像剤を排出する排出口を有する前記現像容器(V)。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の画像形成装置は、前記本発明において次の要件(A06)を備えたことを特徴とする、
(A06)前記上流端部が前記画像形成装置(U3)本体に形成した出入ユニット(UY,UM,UC,UK)の出入用開口側に移動可能に構成された前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)。
【0010】
(実施の形態1の作用)
前記構成を備えた本発明の実施の形態1の画像形成装置では、前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材(50)は前記上流端部が前記画像形成装置(U3)本体に形成した出入ユニット(UY,UM,UC,UK)の出入用開口側に移動可能に構成されているので、現像器(Gy,Gm,Gc,Gk)の現像剤交換作業者は、前記出入用開口から現像剤交換作業を容易に行うことができる。
【0011】
【実施例】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、左方、右方、上方、下方、または、前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0012】
(実施例1)
図1は本発明の画像形成装置(タンデム式デジタルカラー複写機)の実施例1を含む画像形成システムの全体説明図である。図2は前記図1に示す画像形成装置の説明図である。図3は前記図2に示す画像形成装置の要部拡大説明図である。
図1において、本実施例1の画像形成システムUは、UI(ユーザインタフェース)、イメージ入力装置U1、給紙装置U2、画像形成装置U3、および後処理装置U4に分割して構成されている。
【0013】
(ユーザインタフェースUI):
UIは、コピースタートキー、コピー枚数設定キー、テンキー等の入力キーおよびディスプレイUIdを有している。
(イメージ入力装置U1):
イメージ入力装置U1は、自動原稿搬送装置およびイメージスキャナ等により構成されている。
(給紙装置U2):
給紙装置U2は複数の給紙トレイTR1〜TR3、前記各給紙トレイTR1〜TR3に収容された画像記録用のシートを取り出して画像形成装置U3に搬送する給紙路SH1等を有している。
【0014】
(画像形成装置U3)
画像形成装置U3は、前記給紙装置から搬送されたシートに画像記録を行う画像記録部(詳細は後述)、トナーディスペンサー装置U3a、およびシート搬送路SH2、シート循環路SH3等を有している。
(後処理装置U4)
後処理装置U4は、前記画像形成装置U3から搬送される画像記録されたシートを排紙トレイ(図示せず)に排出するシート排出路SH4および前記シートを反転させるシート反転路SH5を有している。反転したシートは前記シート循環路SH3から前記シート搬送路SH1、シート搬送路SH2を通って画像形成装置U3の2次転写領域Q4に再送される。
【0015】
図1のイメージ入力装置U1では、照明された原稿(図示せず)からの反射光は、露光光学系を介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。前記RGBの電気信号はY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像データに変換され、濃度補正、拡大、縮小等の画像処理が行われた後、所定のタイミングで画像形成装置U3に入力される。
【0016】
図1〜図3において、画像形成装置U3のレーザ駆動装置DL(図2参照)は、前記イメージ入力装置U1から入力されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像データに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、各色のトナー像形成装置UY,UM,UC,UKの潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。前記各トナー像形成装置UY,UM,UC,UKは、画像形成装置U3本体に対して装着された動作位置と前方に取り出された取出位置との間で出入可能な出入ユニットUY,UM,UC,UKとして構成されている。なお、トナー像形成装置(出入ユニット)UY,UM,UC,UKの詳細な説明は後述する。
【0017】
図4は潜像形成装置とトナー像形成装置の説明図である。
図1、図4において、K(黒)のトナー像形成装置UKの感光体ドラムPkの周囲には、帯電器CCk、現像器Gk、クリーナCLk等が配置されている。
そして、他のトナー像形成装置UY,UM,UCの前記感光体ドラムPy,Pm,Pcの周囲にもそれぞれ前記感光体ドラムPkの周囲と同様の帯電器CCy,CCm,CCc、現像器Gy,Gm,Gc、クリーナCLy,CLm,CLc等が配置されている。
【0018】
図1において、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、それぞれ帯電器CCy,CCm,CCc,CCkにより一様に帯電された後、前記潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの出力するレーザビームLy,Lm,Lc,Lk(図2参照)によりその表面に静電潜像が形成される。前記感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像は、現像器Gy,Gm,Gc,GkによりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の色のトナー像に現像される。
【0019】
感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk(図1参照)表面上のトナー像は、1次転写器(転写ロール)T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルト(転写材)B上に順次重ねて転写され、中間転写ベルトB上にカラー画像が形成される。中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。なお、黒画像データのみの場合はK(黒)の感光体ドラムPkおよび現像器Gkのみが使用され、黒のトナー像のみが形成される。
1次転写後、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面の残留トナーは感光体ドラム用のクリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
【0020】
図2において、前記各色の感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkの下方には左右一対のスライドレールSR,SR(図2参照)によりスライドフレームF1(図2の2点鎖線参照)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能に支持されている。スライドフレームF1にはベルトモジュールBMのベルトフレームF2が昇降可能に支持されている。このような、スライドフレームF1を前後移動させる構成およびベルトモジュールBMを昇降させる構成は、従来公知(例えば、特開平8−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の構成を採用することが可能である。
前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、ベルト駆動ロールRd、テンションロールRt、ウォーキングロールRw、複数のアイドラロール(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kとを有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
【0021】
前記バックアップロールT2aの下方には2次転写ユニットUtが配置されている。2次転写ユニットUtの2次転写ロールT2bは、前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに離隔および圧接可能(離接可能)に配置されており、前記2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBと圧接する領域(ニップ)により2次転写領域Q4が形成されている。また、前記バックアップロールT2aにはコンタクトロールT2cが当接しており、前記ロールT2a〜T2cにより2次転写器T2が構成されている。
前記コンタクトロールT2cにはコントローラCにより制御される電源回路(図示せず)から所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
【0022】
前記ベルトモジュールBM下方にはシート搬送路SH2が配置されその下方にはシート循環路SH3が配置されている。前記給紙装置U2(図1参照)の給紙路SH1から給紙された記録シートSは、前記シート搬送路SH2のレジロールRrに搬送されて、カラートナー像が2次転写領域Q4(図2参照)に搬送されるのにタイミングを合わせてレジ側シートガイドSGr、転写前シートガイドSG1を通って2次転写領域Q4に搬送される。
なお、レジ側シートガイドSGrはレジロールRrとともに、画像形成装置U3に固定されている。
前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により前記記録シートSに転写される。なお、フルカラー画像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録シートSに2次転写される。
【0023】
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLBによりクリーニングされる。なお、前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCLBは、中間転写ベルトBと離接自在(離隔および接触自在)に配設されており、カラー画像が形成される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔している。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHを通って定着装置Fの一対の定着用回転部材Fh,Fpが互いに圧接する領域(定着領域)Q5に搬送される。前記定着領域Q5では前記記録シートS上の前記トナー像が加熱定着され、加熱定着された記録シートSは、排出ローラRhから後処理装置U4に搬送される。
【0024】
図4においてトナー像形成装置UKは、感光体ドラムPkを有する感光体ドラムユニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニットUcを有しており、ユニット化されている。図1、図4に示す各色のトナー像形成装置UY,UM,UCも前記UKと同様の構成を有している。
前記ユニット化された各色のトナー像形成装置UY,UM,UC,UKの各感光体Py,Pm,Pc,Pkには支持軸貫通孔が形成されており、画像形成装置のフレームに支持された図5に示す感光体支持軸に着脱可能に装着される。なお、トナー像形成装置UY,UM,UC,UKの詳細は後述する。
【0025】
図5はトナー像形成装置の感光体支持軸の説明図である。
図5において、画像形成装置の後部(−X側部分)には支持壁1およびその前方側に設けられた位置決め用基準壁2が設けられており、前記位置決め用基準壁2にはモータハウジング3が支持されている。前記支持壁1、位置決め用基準壁2およびモータハウジング3の後壁3aにはそれぞれベアリング4,5,6が装着されている。
前記モータハウジング3内部には、モータケース7が収容されており、モータケース7は回り止め部材7aにより前記モータハウジング3に回転不能に係止されている。前記モータケース7の前壁および後壁にはベアリング8,8が支持されている。前記各ベアリング4〜6,8,8によりX軸方向(前後方向)に延びる感光体支持軸9が回転可能に支持されている。前記感光体支持軸9は前記モータケース7内の回転子7bと一体的に回転する。
【0026】
前記感光体支持軸9には、前端部分に回転力伝達用ピン9aが設けられ、また、前端には雌ねじ孔9bが形成されており、前端部には線接触用リング状突出部9cが形成されている。線接触用リング状突出部9cはその周囲の感光体支持軸9表面部分よりも大径のリング状部分であり、その機能については図11、図12により後述する。
また、前記感光体支持軸9の後端部で前記位置決め用基準壁2より前側に円筒状の後側位置決めスリーブ10が装着されている。後側位置決めスリーブ10の前端部には前方に行くに従って先細りとなる円錐状のテーパ面10aが形成されている。
前記感光体支持軸9は、前述の各色のトナー像形成装置UY,UM,UC,UKの感光体ドラムPy〜Pkを支持するために、4本設けられている。
【0027】
図6は前記図3の要部拡大斜視図であり、トナー像形成装置の前面斜視図である。図7はトナー像形成装置の要部分解斜視図である。
図8はトナー像形成装置の現像ユニットの斜視図である。図9は前記現像ユニットの現像剤補給口および現像剤排出口部分の拡大説明図で前記図8の矢印IXから見た図である。図10は前記現像容器の説明図で、図10Aは前記図9のXA−XA線断面図、図10Bは前記図9のXB−XB線断面図、図10Cは前記現像容器後端のギヤの説明図である。
図11はトナー像形成装置の側面部分断面図である。図12は感光体ドラムユニットの前端部分の拡大説明図で、感光体ドラムユニットを感光体支持軸上から離脱させようとする状態を示す図である。
【0028】
前述の各色のトナー像形成装置UY,UM,UC,UKの前記各色の感光体ドラム、帯電器、現像器、クリーナ等は全て同じ構成を有しているので、以下、K(黒)のトナー像形成装置UKについて記載する。
(トナー像形成装置UKの説明)
図3〜図4、図11、図12において、本体フレームF3は枠状のフレームであり、前面側に水平な上下2本の本体前側フレームF3a,F3bおよび複数の鉛直フレーム等を有している。また、後面側にも同様な上下2本の本体後側フレームF3a,F3b(図示せず)および複数の垂直な鉛直フレーム等を有している。
また、前記本体前側フレームF3aの前面にはフロントパネルPA1(図3、図6参照)が固定されており、フロントパネルPA1の下端は本体前側フレームF3bの上端の上方に接近して配置されている。
【0029】
図11、図12において画像形成装置U3の本体フレームF3bにハンガーピン支持部材11を介して固定支持されたハンガーピン12は前方(X方向)に突出するように配置されている。
図4、図11〜図12において、画像形成装置U3の本体フレームF3には、固定ねじ13(図11参照)により前後(X軸方向)に延びる左右一対の固定レール支持部材14,14が固定されており、固定レール支持部材14には上下方向に細長い貫通孔14aが形成されている。前記貫通孔14aを貫通する連結ピン15は上下方向に移動可能であり、図4、図11に示すように前後2個設けられている。そして、前記各連結ピン15の外端部は引張バネ16により上方に引っ張られている。
【0030】
前記連結ピン15の内端には固定側スライドレール17が支持されている。前記固定側スライドレール17(図4参照)は左右2個設けられている。
前記左右の固定側スライドレール17,17により可動側スライドレール18,18が前後にスライド移動可能に支持されている。
図6〜図7、図11において、前記可動側スライドレール18,18には前後に延びるスライド部材19,19が連結されている。前記スライド部材19の前端には前側支持プレート20が連結されている。前記前側支持プレート20には、貫通孔(ドラム支持軸貫通孔)20a(図11、図12参照)、位置決め孔20b(図6〜図7参照)、固定用ねじ孔20cおよび切起しにより形成された左右一対のレバー支持部材20d,20d(図6参照)が設けられている。
前記スライド部材19,19の後端には貫通孔21a(ドラム支持軸貫通孔)を有する後側支持プレート21(図11参照)が連結されている。
したがって、前記前側支持プレート20および後側支持プレート21は前記スライド部材19,19(図4、図11参照)と共に前後にスライド移動可能である。
【0031】
(感光体ドラムユニットUa)
図4、図7、図11において、感光体ドラムユニットUa(図4、図7参照)は、前記感光体支持軸9上に装着され、前記感光体支持軸9と一体的に回転する。前記感光体ドラムPkは、感光体スリーブ22と、前記感光体スリーブ22の前端を支持する前端フランジ部材23と、前記感光体スリーブ22の後端を支持する後端フランジ部材24とを有している。
前記前端フランジ部材23は、前後に延びる装着円筒部23a(図11、図12参照)を有し、前記装着円筒部23aは支持軸貫通孔23bを有している。支持軸貫通孔23bはその後端に形成された係合用凹凸23cを有する。また、前記感光体ドラムPkが前記感光体支持軸9に装着された状態で、前記支持軸貫通孔23bの前端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間には円筒状空間(後述の前側位置決めスリーブ56の後端部のテーパ面56cが挿入される空間)が形成される。
【0032】
前記後端フランジ部材24は、装着円筒部24aを有し、前記装着円筒部24aは支持軸貫通孔24bを有している。前記感光体ドラムPkが前記感光体支持軸9に装着された状態で、前記支持軸貫通孔24bの後端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間には円筒状空間(前記円筒状の後側位置決めスリーブ10の前端部のテーパ面10aが挿入される空間)が形成される。
前記感光体支持軸9は回転力伝達用ピン9aの支持部分がその後側部分よりも小径に形成されており、前記回転力伝達用ピン9aは前記後端フランジ部材24の支持軸貫通孔24bを貫通可能に形成されている。前記感光体支持軸9の前記回転力伝達用ピン9a(図12参照)は前記係合用凹凸23cと係合しており、感光体支持軸9の回転を前端フランジ部材23に伝達する。また、前記後端フランジ部材24の外周面にはギヤGaが装着されている。
【0033】
前記装着円筒部23aにはベアリング26を介して前側円筒部材27が回転自在に支持されている。前記後端フランジ部材24の装着円筒部24aの後端外周面はベアリング29を介して後側円筒部材30が装着されている。前記後側円筒部材30の後部内周面にはベアリング31が装着されている。前記ベアリング31の内孔は、前記感光体支持軸9の後端部の後側位置決めスリーブ10が挿入可能に形成されている。
前記符号22〜31,ギヤGaで示された要素により前記感光体ドラムユニットUa(図4、図7参照)が構成されている。
【0034】
(クリーナユニットUb)
図4、図7に示すクリーナユニットUbは、帯電器CCkと、クリーニングブラシCLk1を有するクリーナCLkとそれらを支持する支持枠32とを有している。図11において前記支持枠32はその後端に後方に突出する連結ピン33を有している。前記連結ピン33は、前記後側支持プレート21の外周に形成されたU字型のピン嵌合溝(図示せず)に嵌合している。
【0035】
図7、図11において、クリーナユニットUbの支持枠32は前端壁34および後端壁35を有している。
前記前端壁34にはU字型の前側円筒部材嵌合溝34a(図7参照)が形成されている。前端壁34には、ねじ36(図11参照)により、前記前側円筒部材嵌合溝34aに挿入嵌合された前記前側円筒部材27が固定される。
前記後端壁35にはU字型の後側円筒部材嵌合溝35a(図11参照)が形成されている。後端壁35には、ねじ37(図11参照)により、前記後側円筒部材嵌合溝35aに挿入嵌合された前記後側円筒部材30が固定される。
前記クリーナユニットUbは、前記符号CCk,CLk,32〜37で示された要素により構成されており、前記感光体ドラムユニットUaと一体的に連結されている。
【0036】
(現像ユニットUc)
図4、図6〜図11において、現像ユニットUcは、現像器Gkを有し、前記現像器Gkには前端連結プレート41と後端連結プレート42が連結されている。前記前端連結プレート41にはU字型の前側円筒部材嵌合溝41a(図7、図8参照)が形成されている。前記前側円筒部材嵌合溝41aは前記前側円筒部材27の外周面に軸方向(前後方向)にスライド可能に嵌合する。
図8において、前記後端連結プレート42はU字型の後側円筒部材嵌合溝42aと前後延伸壁42bと前記現像器Gkの後端に連結される現像器連結壁42cとを有しており、現像器連結壁42cが現像器Gk後端に連結されている。後側円筒部材嵌合溝42a(図8参照)は、前記後側円筒部材30(図11参照)外周面と軸方向(前後方向)にスライド可能に嵌合している。また、前記後端連結プレート42は後側支持プレート21に固定されたガイドピン(図示せず)に嵌合する孔(図示せず)を有し、前後方向にスライド移動可能に連結される。
【0037】
図8、図11において、前記現像ユニットUcの前記U字型の前側円筒部材嵌合溝41aおよび後側円筒部材嵌合溝42aと、前記感光体ドラムユニットUaの前記前側円筒部材27および後側円筒部材30の外周面とが嵌合した状態で、前記現像ユニットUcおよび感光体ドラムユニットUaは、感光体ドラムPkおよび現像ロールR0が図示しない弾性部材により互いに圧接するように構成されている。
また、前記現像ユニットUcおよび感光体ドラムユニットUaの前後方向の位置は、それらを感光体支持軸9上に装着した状態で、図示しない押圧部材により感光体ドラムユニットUaを後方に押圧することにより位置決めされる。
【0038】
図8〜図10において現像ユニットUcの現像器Gkは現像容器Vを有し、現像容器Vには上下一対の前方突出部Va,Va(図8、図9)が設けられている。前記現像器Gkは、前記現像容器V内部に収容された現像ロールR0、上下一対の現像剤攪拌搬送部材R1,R2(図10A、図10B参照)を有している。前記上下一対の現像剤攪拌搬送部材R1,R2の前端部は前記上下一対の前方突出部Va,Va内に延びており、現像容器V内の現像剤を攪拌しながら循環させる。前記現像ロールR0と下側の現像剤攪拌搬送部材R2との間には現像剤攪拌搬送部材R3が配置されている。
【0039】
上側の前方突出部Vaの上面には現像剤補給部材連結部43が形成されており、現像剤補給部材連結部43は上方に突出する円筒状接続部43aと補給口43bとを有している。前記上側の前方突出部Vaの側面には容器内現像剤第1排出口44が形成されており、下側の前方突出部Vaの下面には容器内現像剤第2排出口45が形成されている。容器内現像剤第2排出口45は手動の排出口シャッタ46(図9参照)により開閉される。
図8、図10Cにおいて、前記現像ロールR0の回転軸および前記現像剤攪拌搬送部材R1,R2,R3の回転軸は前記現像容器Vの前壁および後壁により回転可能に支持されており、それらの回転軸の後端部(−X端部)は前記現像容器Vの後壁を貫通して後方に延びている。そして、前記現像ロールR0および前記現像剤攪拌搬送部材R1,R2,R3の回転軸の後端部には順次噛み合うギヤG0aおよびG1,G2,G3が装着されている。また、前記ギヤG0aと同軸のギヤG0bは前記ギヤGa(図11参照)と噛み合って回転力が伝達されるように構成されている。
【0040】
図8において、前記現像容器Vには前後(X軸方向)に延びる現像剤排出筒47が固定されており、現像剤排出筒47の前端部と前記前方突出部Vaとの間には、前方突出部Vaから排出される排出現像剤を前記現像剤排出筒47前端部に排出させる排出用連通路形成部材48が設けられている。
前記現像剤排出筒47内には排出現像剤を後方に搬送する排出現像剤搬送部材(オーガ軸)R4が配置されている。前記排出現像剤搬送軸R4の後端にはギヤG4が装着されており、前記ギヤG4はギヤG6を介して前記ギヤG2と噛み合っている。
前記現像剤排出筒47の後端部には回収タンク接続筒49が設けられており、回収タンク接続筒49は現像容器Vが画像形成装置U3本体の後端部に移動したときに、現像剤回収タンクTのガイド壁Taによりガイドされて、現像剤回収タンクTに自動的に接続されるように構成されている。回収タンク接続筒49が現像剤回収タンクTに接続された状態では、前記排出現像剤搬送部材R4により現像剤排出筒47内を後方に搬送された排出現像剤は、現像剤排出筒47の後端部に接続された回収タンク接続筒49から現像剤回収タンクTに回収される。
【0041】
図13はユニット側現像剤補給部材の説明図で、図13Aはユニット化されたトナー像形成装置を画像形成装置U3本体に装着しようとする状態を示す図、図13Bはトナー像形成装置を画像形成装置U3本体に装着した状態を説明する図、図13Cは現像剤交換作業時の状態の説明図、である。
図14はユニット側現像剤補給部材の分解説明図で、図14Aは側面図、図14Bは前記図14Aの矢印XIVBから見た後面図である。
図15はユニット側現像剤補給部材の分解説明断面図で、図15Aは前記図14BのXVA−XVA線断面図、図15Bは前記図14AのXVB−XVB線断面図である。
図4、図6、図7、図13〜図15において、前記上側の前方突出部Va上面に設けた現像剤補給部材連結部43の補給口43b(図15参照)に現像剤を補給するユニット側補給用搬送路形成部材50は、前記前側支持プレート20の前面に固定される固定支持部材51と、前記固定支持部材51に回動可能に支持される回動補給部材52と、前記回動補給部材52および前記円筒状接続部43a間を接続する可撓性補給部材53と、を有している。
【0042】
前記固定支持部材51および回動補給部材52の全体形状は図6に分かり易く示されている。図6、図14、図15から分かるように、固定支持部材51は一対の両側壁51a,51aと、両側壁51a,51aの下端前側に設けたストッパ壁51b,51bと両側壁51a,51a下端後部を接続する連結壁51cと、前記両側壁51a,51aから左右に突出する取付壁51d,51dと、両側壁51aにそれぞれ2個ずつ設けた係止孔51e,51eと、両側壁51aの下部後端に設けた軸支持溝51f,51fと、連結壁51bの後面に設けた被係止溝51gとを有している。
図6、図7において、前記被係止溝51g(図14A、図15A参照)は前側支持プレート20(図6、図7参照)の下端に係止され、前記取付壁51d,51dは前側支持プレート20にねじにより固定される。
【0043】
図6、図14、図15から分かるように、回動補給部材52は、現像剤通過用筒部52aと、現像剤通過用筒部52aの上端に設けた一対の側壁52b,52bにより構成されたシャッタ作動部材52b,52bと、現像剤通過用筒部52aの後側右側面に突出する取付壁52cと、現像剤通過用筒部52aの下端に設けた左右一対の側壁部52d,52dと、側壁部52d,52dの後側下端部を連結する連結壁52eと、側壁部52d,52dの外側面に設けた被係止突起52f,52fおよび回動軸52g,52gとを有している。
図6、図7において、前記回動補給部材52の左右一対の側壁部52d,52d(図14、図15参照)は前記固定支持部材51の両側壁51a,51a内側面に嵌合した状態で配置され、前記回動軸52g,52g(図14、図15参照)は前記固定支持部材51の軸支持溝51f,51fにより回転自在に支持される。
【0044】
前記軸支持溝51f,51f内で前記回動軸52g,52gが回動するとき回動補給部材52は図13A、図13Bに示す動作位置(画像形成動作を行う通常の位置)と図13Cに示す現像剤交換位置との間で回動可能である。
前記回動補給部材52の側壁部52dの外側面に形成された被係止突起52fは、前記回動補給部材52が図13Cに示す現像剤交換位置に移動したときは、前記固定支持部材の2つの係止孔51e,51e(図14A、図15A参照)の中の下側に配置された係止口51dに係止され、図13A、図13Bに示す動作位置に移動したときは、前記固定支持部材の2つの係止孔51e,51e(図14A、図15A参照)の中の上側に配置された係止孔51eに係止される。
図13A、図13Bの状態では、前記シャッタ作動部材52b,52b(図6、図7参照)の後端は前記前側支持プレート20の後方に突出している。
【0045】
前記可撓性補給部材53は蛇腹状の円筒壁を有する円筒部材であり、その下端は前記現像剤補給部材連結部43の円筒状接続部43a外周面に嵌合して連結され、その上端は前記回動補給部材52の現像剤通過用筒部52aの下端の円筒部外周面に嵌合して連結される。
前記符号G0a〜G4、R0〜R4、V、41〜53等で示された要素により前記現像ユニットUcが構成されている。
【0046】
図11、図12において、前記感光体支持軸9の前端部に装着される前側位置決めスリーブ56は前記前端フランジ部材23の支持軸貫通孔23b前端部および前記感光体支持軸9外周面に形成される円筒状空間に前側から挿入される位置決め用円筒部56aと、前記位置決め用円筒部56aの前端部に設けた固定部56bとを有している。前記前側位置決めスリーブ56の位置決め用円筒部56aの後端部には円錐状のテーパ面56cおよびリング状の抜止防止用突起56dが形成されている。前記テーパ面56cが前記支持軸貫通孔23bの前端内側に挿入された状態で、前記固定部56bを貫通して前記感光体支持軸9前端面の雌ねじ9bに螺合する固定ねじ57を締付けると、前記前側位置決めスリーブ56は前記感光体支持軸9上で後方に移動し、それに伴って感光体ドラムPkも後方に移動する。
【0047】
そして、前記後端フランジ部材24の装着円筒部24aの後端が前記感光体支持軸9上に固定された円筒状の後側位置決めスリーブ10のテーパ面10aに当接し、且つ、前記前端フランジ部材23の装着円筒部23a前端と前側位置決めスリーブ56の前記テーパ面56cとが当接した状態で、前記前側位置決めスリーブ56は前記感光体支持軸9上に固定される。
前記前側位置決めスリーブ56の前端部外周には円板状のスリーブ移動用プレート58がEクリップ59により固定されている。前記前側位置決めスリーブ56は前記前側支持プレート20にベアリング60を介して回転可能且つスライド可能に支持されている。
前側位置決めスリーブ56は、前記抜止防止用突起56dがベアリング60を貫通できないので、ベアリング60の前側からの挿入は不可能であるが、前記Eクリップ59を外した状態で前記ベアリング60に後方から着脱可能である。
【0048】
図6〜図7、図11、図12において、前記前側支持プレート20の位置決め孔20bには円筒状のブシュ61が装着されており、前記ブシュ61は抜止用Cリング61aにより前側支持プレート20に固定されている。
前記ブシュ61は前記ハンガーピン12に着脱可能に嵌合する部材であり、前側支持プレート20の前記ハンガーピン支持部材11(図11参照)に対する位置決めを行う部材である。
また、前側支持プレート20は前記固定用ねじ孔20cを貫通する固定ねじ62により前記ハンガーピン支持部材11に着脱可能に固定されている。
前側支持プレート20の前面には互いに接近して配置された一対の弾性係止部材63,63(図6〜図7参照)が前方に突出して形成されている。
【0049】
前記前側支持プレート20の前面の切り起こしにより形成された前記左右一対のレバー支持部材20d,20dにより、回動可能なプレート状のハンドルサポート64の上端部がヒンジ軸64a回りに回転自在に支持されている。前記ハンドルサポート64には前記弾性係止部材63,63(図6、図7参照)により係止される被係止開口64bが形成されている。ハンドルサポート64を前側支持プレート20の前面に押し付けたときに前記一対の弾性係止部材63,63の先端部が互いに接近するように弾性変形して前記被係止開口64bから前方に突出し、突出した後に弾性変形により互いに離れる状態(元の状態)となって、ハンドルサポート64が係止される。
【0050】
前記ハンドルサポート64の下端部には左右一対の引掛部材66,66が設けられている。前記引掛部材66,66はそれぞれ、前記スリーブ移動用プレート58を前後から挟むように配置された一対の係止部66a,66bを有している。前記ハンドルサポート64の前面にはハンドル67が固定されている。前記ハンドル67を図12の状態から所定以上の力で前方に引き出すと、ハンドルサポート64がヒンジ軸64a回りに回動して前記引掛部材66,66に挟まれたスリーブ移動用プレート58および前側位置決めスリーブ56が前方に引っぱられてハンドルサポート64の下端部が外方に回動し、被係止開口64bが弾性係止部材63,63から自動的に離脱する。
前記前側位置決めスリーブ56が感光体支持軸9上で前方に移動したとき、前記抜止防止用突起56dがベアリング60に引っ掛かる。このとき、前側支持プレート20が前方に引っ張られる。
【0051】
このとき、前記固定ねじ62(前記前側支持プレート20を前記ハンガーピン支持部材11に固定するねじ)を外した状態であれば、前記ハンドル67をさらに前方に引き出すと、感光体ドラムユニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニットUcは、前記可動側スライドレール18,18、スライド部材19,19(図11、図12、図4参照)および後側支持プレート21とともに、外方(前方)に引き出される。
【0052】
前記感光体ドラムユニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニットUc等によりトナー像形成装置UY,UM,UC,UKが構成されている。
前記符号1〜19,56〜67で示された要素により、前記トナー像形成装置UY,UM,UC,UKを、前記画像形成装置U3の内部に装着した装着位置と外部に引き出した引出位置との間で移動可能に支持するトナー像形成装置支持装置(1〜19,56〜67)が構成されている。
前記符号66,58等で示された要素により構成されたハンドル・スリーブ連結構造(66+58)は、前記ハンドル67の自由端部(下端部)が前記前側支持プレート20から前方に離れる方向に回転したときに前記前側位置決めスリーブ56を前方に移動させるとともに、前記自由端部(下端部)が前記前側支持プレート56に接近する方向に回転したときに前記前側位置決めスリーブ56を後方に移動させるように、前記ハンドル67の自由端部および前記前側位置決めスリーブ56を連結する。
【0053】
図13A、図13B、図3において、画像形成装置U3の本体前側フレームF3aに固定支持されたフロントパネルPA1により補給用搬送路開閉シャッタ68が前後移動可能に支持されており、前記補給用搬送路開閉シャッタ68はバネ69により常時閉塞位置(前方突出位置)に保持されている。前記フロントパネルPA1に支持された本体側補給用鉛直搬送路形成部材71の下端は前記補給用搬送路開閉シャッタ68上端に隣接して配置されている。前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71内部に形成された鉛直な現像剤搬送路下端は前記補給用搬送路開閉シャッタ68により開閉される。
【0054】
トナー像形成装置UY,UM,UC,UKが図13Aの位置(前記装着位置に接近した位置)から、図13Bの位置(前記装着位置)に移動すると、シャッタ作動部材52bにより前記補給用搬送路開閉シャッタ68が開放されて、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71内部に形成される本体側補給用搬送路と、前記ユニット側補給用搬送路形成部材50の回動補給部材52および可撓性補給部材53内部のユニット側補給用搬送路とは接続される。
この接続状態では本体側補給用鉛直搬送路形成部材71から回動補給部材52および可撓性補給部材53内に現像剤を補給可能であり、前記補給用搬送路開閉シャッタ68が閉塞状態では、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71内の現像剤の飛散を防止することができる。
【0055】
図3において、前記フロントパネルPA1により上流側本体側補給用搬送路形成部材72が支持されており、その下流端は前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71に接続されている。前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71および上流側本体側補給用搬送路形成部材72はそれぞれY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の現像剤を搬送するために4個ずつ設けられている。前記上流側本体側補給用搬送路形成部材72の内部には、補給用現像剤を搬送する補給用搬送部材72h(図3参照)が設けられており、前記補給用搬送部材72hは回転駆動されたときに補給用現像剤を搬送する。
前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71および上流側本体側補給用搬送路形成部材72により本体側補給用搬送路形成部材(71+72)が構成されている。
また、前記ユニット側補給用搬送路形成部材50および本体側補給用搬送路形成部材(71+72)により補給用搬送路形成部材(50+71+72)が構成されている。
また、前記補給用搬送路形成部材(50+71+72)および前記補給用搬送部材72h(図3参照)により補給現像剤搬送装置(50+71+72+72h)が構成されている。
【0056】
図3においてトナーディスペンサー装置U3aは、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各色のトナーディスペンサーTNy,TNm,TNc,TNkおよびアーチ型のケースカバーKBを有している。前記ケースカバーKBは上面中央部が上方に突出した形状を有している。
前記トナーディスペンサーTNy,TNm,TNc,TNkは、補給現像剤収容容器73、および前記補給現像剤収容容器73内の補給用現像剤を前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の上流端(すなわち、上流側本体側補給用搬送路形成部材72の上流端)に送出する補給現像剤送出装置74を有している。
【0057】
前記補給現像剤送出装置74は前記補給現像剤収容容器73から搬送された補給現像剤が流入する攪拌循環容器75と、前記攪拌循環容器75から前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の上流端に現像剤を送出する筒状の補給用送出路形成部材76と、前記補給用送出路形成部材76から前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)に補給現像剤を送出する送出用搬送部材(図示せず)を有する。
なお、前記トナーディスペンサー装置U3aは、前部および後部に設けられた左右に延びるスライドレール(図示せず)により左右方向にスライド移動可能である。また、図3において、前記トナーディスペンサー装置U3aは画像形成装置U3の上面の右側部分のカバーとしても使用されており、その左側部分には着脱可能なカバー77が設けられている。
【0058】
図3において、補給現像剤収容容器73内から補給現像剤送出装置74の攪拌循環容器75に送出された補給現像剤は、攪拌循環容器75で攪拌搬送されて、筒状の補給用送出路形成部材76内を送出用搬送部材(図示せず)により前方(X方向)に送出される。
前記補給用送出路形成部材76内を前方(X方向)に送出された補給現像剤は前記本体側補給用搬送路形成部材(71+72)の上流端(すなわち、上流側本体側補給用搬送路形成部材72の上流端)に送出される。
【0059】
前記図3において、補給現像剤送出装置74により上流側本体側補給用搬送路形成部材72の上流端に送出された補給現像剤は、上流側本体側補給用搬送路形成部材72を通って、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71に搬送される。前記搬送された補給現像剤は、前記本体側補給用鉛直搬送路形成部材71の下端の前記補給用搬送路開閉シャッタ68が開放しているとき(トナー像形成装置UY,UM,UC,UKが図13Bに示す装着位置に移動しているとき)には、ユニット側補給用搬送路形成部材50から現像容器Vの前方突出部Vaに供給される。
【0060】
(実施例1の作用)
前記構成を備えた本発明の画像形成装置の実施例1では、画像形成装置の本体フレームF3に後端部が回転可能に片持ち支持された感光体支持軸9は、前端部から感光体ドラムユニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニットUc等により構成されるトナー像形成装置UY,UM,UC,UKが装着可能である。前記円筒状の後側位置決めスリーブ10は、前記感光体支持軸9の後端部に装着され且つテーパ面10aが前記円筒状空間(前記支持軸貫通孔24bの後端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間の円筒状空間)に後側から挿入されて、前記感光体支持軸9外周面に固定される。
【0061】
感光体ドラムユニットUaの感光体ドラムPy〜Pkは、円筒状の感光体スリーブ22と、前記感光体支持軸9が貫通する支持軸貫通孔23bが形成された装着円筒部23aを有し且つ前記感光体スリーブ22の前端部を支持する前端フランジ部材23と、前記感光体支持軸9が貫通する支持軸貫通孔24bが形成された装着円筒部24aを有し且つ前記感光体スリーブ22の後端部を支持する後端フランジ部材24とを有する。
前記感光体ドラムPy〜Pkが前記感光体支持軸9に装着された状態で前記後端フランジ部材24の前記支持軸貫通孔24bはその後端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間に円筒状空間(後側位置決めスリーブ10のテーパ面10aが挿入される空間)が形成される。
【0062】
前記感光体支持軸9に装着された状態で前記前端フランジ部材23の前記支持軸貫通孔23bは、その前端部内周面と前記感光体支持軸9外周面との間に円筒状空間が形成される。
前側位置決めスリーブ56の前記位置決め用円筒部56aは前記感光体支持軸9の前端部に装着され且つ前記円筒状空間に前側から挿入される。前記前側位置決めスリーブ56を後方に移動させると、前記前側位置決めスリーブ56の位置決め用円筒部56aの後端部に形成された円錐状のテーパ面56cは、前記感光体ドラムPy〜Pkの前端フランジ部材23の前端部に当接する。その状態でさらに前側位置決めスリーブ56を後方に移動させると、前記感光体ドラムPy〜Pkの後端フランジ部材24はその後端が、前記円筒状の後側位置決めスリーブ10の前端部のテーパ面10aに当接する。
【0063】
その状態で、前記前側位置決めスリーブ56の固定部56bを、前記感光体支持軸9前端面に固定ねじ57により固定すると、前記感光体ドラムPy〜Pkは、前記円錐状のテーパ面10aおよび56cにより、感光体支持軸9上に感光体支持軸9と回転軸線が同一の状態で固定される。
また、画像形成装置の本体フレームに着脱可能に連結されるとともに前面にハンドル67が設けられた前側支持プレート20は、前記前側位置決めスリーブ56の位置決め用円筒部56aを、ベアリング60を介して回転および前後にスライド移動可能に支持する。
【0064】
したがって、前記位置決めスリーブ56を前記感光体支持軸9前端面に固定する前記固定ねじ57を外すと、前側位置決めスリーブ56は前方にスライド可能となる。前記前側位置決めスリーブ56を前方にスライドさせた状態(図12参照)では、感光体支持軸9上で感光体ドラムPy〜Pkの前方への移動が自由となる。このため、前記前側位置決めスリーブ56を前方にスライドさせた状態では、前記前側位置決めスリーブ56、前側支持プレート20、感光体ドラムPy〜Pk、スライド部材19,19(図11、図4参照)後端に固定した後側支持プレート21を同時に前方に移動させて感光体支持軸9上から抜き出すことが可能となる。
また、前記前側位置決めスリーブ56、前側支持プレート20および感光体ドラムPy〜Pkを感光体支持軸9前端側から容易に装着することが可能である。したがって、感光体ドラムPy〜Pkの感光体支持軸9上への着脱作業が容易となる。
【0065】
前記図12に示す状態(感光体支持軸9上にトナー像形成装置UY,UM,UC,UKを装着した状態)で、前側支持プレート20に設けた前記ハンドル67を前方に引っ張ると、ハンドル67は上端側(一端側)の連結端部の周りに回動し、ハンドル67の下側(他端側)の自由端部が前記前側支持プレート20から前方に離れる。このとき、ハンドル・スリーブ連結構造(66+58)により、前記前側位置決めスリーブ56は前方に移動する。前記前側位置決めスリーブ56の抜止防止用突起56dは、前側位置決め用円筒部56aを、前記ベアリング60から前方に抜け出し不可能なので、前記ハンドル67を前方に引っ張ると感光体支持軸9上の前側位置決めスリーブ56、ベアリング60および前側支持プレート20が前方に移動する。このとき、感光体ドラムPy〜Pkが感光体支持軸9上で移動可能となる。
また、前記前方に引っ張った前記ハンドル67を後方に押すと、ハンドル67の自由端が前記前側支持プレート20に接近する方向に回転する。このとき、ハンドル・スリーブ連結構造(66+58)により、前記前側位置決めスリーブ56は感光体支持軸9上で後方に移動するので、感光体支持軸9上の感光体ドラムPy〜Pkを位置決めすることができる。
【0066】
すなわち、感光体支持軸9上に固定された後側位置決めスリーブ10の前方に感光体ドラムPy〜Pkを装着し、その前方に装着した前側位置決めスリーブ56を前後にスライドさせることにより、感光体支持軸9上に感光体ドラムPy〜Pkおよび前側位置決めスリーブ56を容易に着脱させることが可能となる。
また、前記トナー像形成装置UY,UM,UC,UKが前記引出位置に移動したときに本体側補給用搬送路形成部材(71+72)と前記ユニット側補給用搬送路形成部材50との接続部は、前記補給用搬送路開閉シャッタ68により閉塞されるので、前記接続部から現像剤の飛散が生じるのを防止することができる。
【0067】
前記画像形成装置U3の使用により経時的に現像器Gy,Gm,Gc,Gk内のキャリアが劣化して、現像器Gy,Gm,Gc,Gk内の現像剤の交換を行う必要が生じた場合、図13Bの状態で、排出口シャッタ46を開いて、容器内現像剤第2排出口45(図8、図9参照)の下側に現像剤回収容器(図示せず)を配置する。その後、現像器Gy,Gm,Gc,Gkの現像ロールR0および前記現像剤攪拌搬送部材R1,R2,R3を通常とは逆回転させると、図9に矢印で示す現像剤の搬送方向と逆向きに現像剤が搬送され、容器内現像剤第2排出口45から排出され、回収される。
【0068】
次に新しい現像剤を現像器Gy,Gm,Gc,Gkに充填するには、前記排出口シャッタ46を閉じる。そして、図13Cに示すように、回動補給部材52の取付壁52cを前側支持プレート20に固定するねじ(図13A、図13B参照)を外し、回動補給部材52を出入用ユニットの出入用開口側(前側すなわち、X側)に回動させる。この状態で、搬送容器(図示せず)に収容した新規現像剤を回動補給部材52上端から補給しながら、現像器Gy,Gm,Gc,Gkの現像ロールR0および前記現像剤攪拌搬送部材R1,R2,R3を通常と同じ向きに回転させると、新規現像剤の充填を行うことができる。
新規現像剤の充填後に前記回動補給部材52を後方(−X方向)に回動させて、取付壁52cを前側支持プレート20にねじ(図13A、図13B参照)で固定する。
【0069】
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、回動補給部材52の取付壁52cを前側支持プレート20に固定する手段としては、固定用のねじ(図13A、図13B参照)を使用する代わりに、マジックテープや、従来公知の種々の係止、離脱可能な係止構造を採用することが可能である。
(H02)本発明は前記実施例1の画像形成装置U3にイメージ入力装置U1および給紙装置U2が一体的に組み込まれて構成された通常の画像形成装置に対しても適用可能である。
(H03)本発明はタンデム型以外の画像形成装置にも適用可能である。
【0070】
【発明の効果】
前述の本発明の回転連結構造および回転連結構造を有する画像形成装置は、下記の効果(E01)を奏することができる。
(E01)画像形成装置本体に対して出入可能な現像器を含む出入ユニットを画像形成装置本体から取り出すことなく、現像器内の現像剤交換作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置(タンデム式デジタルカラー複写機)の全体説明図である。
【図2】 図2は前記図1の画像形成装置の説明図である。
【図3】 図3は前記図2に示す画像形成装置の要部拡大説明図である。
【図4】 図4は潜像形成装置とトナー像形成装置の説明図である。
【図5】 図5はトナー像形成装置の感光体支持軸の説明図である。
【図6】 図6は前記図3の要部拡大斜視図であり、トナー像形成装置の前面斜視図である。
【図7】 図7はトナー像形成装置の要部分解斜視図である。
【図8】 図8はトナー像形成装置の現像ユニットの斜視図である。
【図9】 図9は前記現像ユニットの現像剤補給口および現像剤排出口部分の拡大説明図で前記図8の矢印IXから見た図である。
【図10】 図10は前記現像容器の説明図で、図10Aは前記図9のXA−XA線断面図、図10Bは前記図9のXB−XB線断面図、図10Cは前記現像容器後端のギヤの説明図である。
【図11】 図11はトナー像形成装置の側面部分断面図である。
【図12】 図12は感光体ドラムユニットの前端部分の拡大説明図で、感光体ドラムユニットを感光体支持軸上から離脱させようとする状態を示す図である。
【図13】 図13はユニット側現像剤補給部材の説明図で、図13Aはユニット化されたトナー像形成装置を画像形成装置U3本体に装着しようとする状態を示す図、図13Bはトナー像形成装置を画像形成装置U3本体に装着した状態を説明する図、図13Cは現像剤交換作業時の状態の説明図、である。
【図14】 図14はユニット側現像剤補給部材の分解説明図で、図14Aは側面図、図14Bは後面図である。
【図15】 図15はユニット側現像剤補給部材の分解説明断面図で、図15Aは側面図、図15Bは後面図である。
【符号の説明】
Gy,Gm,Gc,Gk…現像器、Py,Pm,Pc,Pk…像担持体、ROSy,ROSm,ROSc,ROSk…潜像形成装置、U3…画像形成装置、UY,UM,UC,UY…出入ユニット(トナー像形成装置)、V…現像容器、
50…ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材、73…補給現像剤収容容器、(71+72)…本体側補給用搬送路形成部材。
Claims (2)
- 次の要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
(A01)回転する像担持体と、前記像担持体表面に静電潜像を形成する潜像形成装置と、現像剤を収容する現像容器を有し前記像担持体表面に形成された静電潜像をトナー像に形成する現像器と、を内部に収容する画像形成装置本体、
(A02)トナーを含む補給現像剤を収容する補給現像剤収容容器および前記補給現像剤収容容器内の補給現像剤を搬送する本体側補給用搬送路形成部材を支持するとともに、前記本体側補給用搬送路形成部材により搬送された現像剤を現像器に搬送するユニット側補給用現像剤搬送路形成部材および前記現像器を有する出入ユニットが出入可能に装着されるユニット装着空間が内部に形成された画像形成装置本体、
(A03)前記画像形成装置本体内部に装着された動作位置と画像形成装置本体から外部に取り出された取出位置との間で移動可能に支持された前記出入ユニット、
(A04)前記出入ユニットが前記動作位置に移動したときに本体側補給用搬送路形成部材の下流端に自動的に接続する上流端部を有する前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材、
(A05)前記出入ユニットが前記動作位置に移動した状態で、前記上流端部が移動可能に構成され且つ前記上流端部が移動した状態で前記上流端部が開放されて現像剤を補給可能な前記ユニット側補給用現像剤搬送路形成部材。 - 次の要件(A 07 )を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
(A 07 )前記現像容器内の現像剤を排出する排出口を有する前記現像容器。
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