JP2006243515A - 現像装置 - Google Patents

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JP2006243515A JP2005061018A JP2005061018A JP2006243515A JP 2006243515 A JP2006243515 A JP 2006243515A JP 2005061018 A JP2005061018 A JP 2005061018A JP 2005061018 A JP2005061018 A JP 2005061018A JP 2006243515 A JP2006243515 A JP 2006243515A
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Abstract

【課題】 複数製造した各現像器毎の現像剤排出口からの現像剤の排出速度のバラツキを少なくすること。
【解決手段】 現像剤循環搬送路(V1+V2)に回転可能に収容され、且つ回転時に前記2成分現像剤を攪拌搬送しながら循環させるとともに前記現像ロール収容部に前記2成分現像剤を供給する攪拌搬送部材(R1+R2)と、現像剤排出口(7)から排出された現像剤を排出現像剤回収タンク(23)に搬送する現像剤排出路(22a)および前記現像剤排出路(22a)内に配置されて前記現像剤排出口から排出された現像剤を前記排出現像剤回収タンク(23)に搬送する排出現像剤搬送部材(R5)を有する排出現像剤搬送装置(22a+R5)と、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内面の前記現像剤排出口(7)の現像剤搬送方向上流側に前記現像剤による磁気ブラシ(27)を形成する磁気ブラシ形成部材(26)とを備えた現像装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子写真複写機やレーザープリンタ等の画像形成装置の像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置に関し、特に、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を使用し、現像動作によるトナー消費に応じて、現像容器内へ新しいトナーおよびキャリアの補給を行うとともに劣化した現像容器内の現像剤を、現像容器の外壁に設けられている常時開口する現像剤排出口からオーバーフローさせて排出し、現像剤回収容器に回収するトリックル現像方式の現像装置に関する。
前記トリックル現像方式の現像装置としては、特許文献1(前記特開平10−228175号公報)に記載されたものが従来公知である。
前記トリックル現像方式の現像装置で使用される現像剤を収容する現像容器は、現像ロールを収容する現像ロール収容部と、前記現像ロール収容部に隣接しトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤が循環しながら攪拌搬送される現像剤循環搬送路と、前記現像剤循環搬送路に2成分現像剤を補給する現像剤補給口と、前記現像剤循環搬送路内で回転する攪拌搬送部材により攪拌搬送される現像剤を排出するために循環搬送路の外壁に形成された現像剤排出口とを有している。
特開平10−228175号公報
前記現像剤排出口から排出される現像剤量は、前記現像剤排出口が形成された循環搬送路内で回転駆動される攪拌搬送部材(オーガ)の外周部と前記循環搬送路の外壁内面との間のギャップ(距離)の大きさにより異なる。前記ギャップの大きさは、部品精度や組立精度によりバラツキが生じる。前記ギャップの大きさのバラツキにより、前記現像剤排出口からの現像剤の排出速度は、各現像器毎にバラツキが生じる。
前記各現像器毎の前記現像剤排出口からの現像剤の排出速度のバラツキは、各現像器毎の各現像容器内部の現像剤量やトナー濃度にバラツキが生じる原因となる。
本発明は、前述の検討結果に鑑み、下記の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)複数製造した各現像器毎の現像剤排出口からの現像剤の排出速度のバラツキを少なくすること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の説明において本発明の構成要素の後に付記したカッコ内の符号は、本発明の構成要素に対応する後述の実施例の構成要素の符号である。なお、本発明を後述の実施例の構成要素の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(本発明)
前記課題を解決するために本発明の現像装置は、下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする。
(A01)現像ロール(R0)を収容する現像ロール収容部(V0)と、前記現像ロール収容部(V0)に隣接しトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤が循環しながら攪拌搬送される現像剤循環搬送路(V1+V2)と、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)に2成分現像剤を補給する現像剤補給口(6)と、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内で攪拌搬送される現像剤を排出するために循環搬送路の外壁に形成された現像剤排出口(7)とを有し、現像剤を収容する現像容器(V)、
(A02)前記現像ロール収容部(R0)に回転可能に収容され且つ回転する表面に付着した2成分現像剤を、静電潜像が書き込まれ且つ回転移動する像担持体(PR)表面に対向する現像領域(Q2)に搬送して前記静電潜像を現像する前記現像ロール(R0)、
(A03)前記現像剤循環搬送路(V1+V2)に回転可能に収容され、且つ回転時に前記2成分現像剤を攪拌搬送しながら循環させるとともに前記現像ロール収容部に前記2成分現像剤を供給する攪拌搬送部材(R1+R2)、
(A04)前記現像剤排出口(7)から排出された現像剤を排出現像剤回収タンク(23)に搬送する現像剤排出路(22a)と前記現像剤排出路(22a)内に配置されて前記現像剤排出口から排出された前記排出現像剤回収タンク(23)に搬送する排出現像剤搬送部材(R5)とを有する排出現像剤搬送装置(22a+R5)、
(A05)前記現像剤循環搬送路(V1+V2)の現像剤搬送方向で前記現像剤排出口(7)の上流側に隣接して設けられた磁気ブラシ形成部材(26)であって、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内面の前記現像剤排出口(7)の現像剤搬送方向上流側に前記現像剤による磁気ブラシ(27)を形成する前記磁気ブラシ形成部材(26)。
(本発明の作用)
前記構成要件(A01)〜(A05)を備えた本発明の現像装置では、現像剤を収容する現像容器(V)の現像ロール収容部は現像ロールを収容する。前記現像ロール収容部に隣接する現像剤循環搬送路(V1+V2)ではトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤が循環しながら攪拌搬送される。前記現像剤循環搬送路(V1+V2)には、2成分現像剤が現像剤補給口(6)から補給される。前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内で攪拌搬送される現像剤は、循環搬送路の外壁に形成された現像剤排出口(7)から排出される。
前記現像ロール収容部に回転可能に収容された現像ロールは、回転する表面に付着した2成分現像剤を、静電潜像が書き込まれ且つ回転移動する像担持体表面に対向する現像領域に搬送して、前記静電潜像を現像する。
前記現像剤循環搬送路(V1+V2)に回転可能に収容された攪拌搬送部材(R1+R2)は、回転時に前記2成分現像剤を攪拌搬送しながら循環させるとともに前記現像ロール収容部に前記2成分現像剤を供給する。
排出現像剤搬送装置(22a+R5)は、現像剤排出路(22a)および前記現像剤排出路(22a)内に配置された排出現像剤搬送部材(R5)を有し、前記現像剤排出口(7)から排出された現像剤を、前記現像剤排出路(22a)から前記排出現像剤回収タンク(23)に搬送する。
前記現像剤循環搬送路(V1+V2)の現像剤搬送方向で前記現像剤排出口(7)の上流側に隣接して設けられた磁気ブラシ形成部材(26)は、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内面の前記現像剤排出口(7)の現像剤搬送方向上流側に前記現像剤による磁気ブラシ(27)を形成する。
前記現像剤排出口(7)に沿って前記現像剤循環搬送路(V1+V2)を搬送される現像剤は、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)の前記現像剤排出口(7)の上流側に形成される前記磁気ブラシ(27)により、前記現像剤排出口(7)が形成された前記外壁の内面から内側に偏った位置を搬送される。このため複数製造された各現像器(G)の、前記現像剤排出口(7)が形成された前記外壁の内面と前記現像剤循環搬送路(V1+V2)内に配置された攪拌搬送部材(R1+R2)との距離にバラツキがあっても、前記現像剤排出口(7)から排出される現像剤の排出速度のバラツキ(一定時間内に前記現像剤排出口(7)から排出される現像剤量のバラツキ)を少なくすることができる。
(本発明の形態1)
本発明の形態1の現像装置は、前記本発明において、下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)前記外壁の内面または外面に装着された弾性シート状の前記磁気ブラシ形成部材(26)。
(本発明の形態1の作用)
前記構成要件(A06)を備えた本発明の形態1の現像装置では、前記外壁の内面または外面に装着された弾性シート状の前記磁気ブラシ形成部材(26)により、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)の前記現像剤排出口(7)の上流側に、前記磁気ブラシ(27)を形成することができる。
(本発明の形態2)
本発明の形態2の現像装置は、前記本発明または本発明の形態1において、下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)上下方向において、前記現像剤排出口(7)の存在範囲よりも広い範囲に配置された前記磁気ブラシ形成部材(26)。
(本発明の形態2の作用)
前記構成要件(A07)を備えた本発明の形態2の現像装置では、上下方向において、前記現像剤排出口(7)の存在範囲よりも広い範囲に配置された前記磁気ブラシ形成部材(26)は、前記現像剤循環搬送路(V1+V2)の前記現像剤排出口(7)の上流側に、前記現像剤排出口(7)の上下方向の存在範囲よりも広い範囲に前記磁気ブラシ(27)を形成することができる。
(本発明の形態3)
本発明の形態3の現像装置は、前記本発明または本発明の形態1において、下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)異なる磁極が交互に配置された複数の磁極を有する前記磁気ブラシ形成部材(26)。
(本発明の形態3の作用)
前記構成要件(A08)を備えた本発明の形態3の現像装置では、前記磁気ブラシ(27)は、異なる磁極が交互に配置された複数の磁極を有する磁気ブラシ形成部材(26)により形成される。
前述の本発明は、下記の効果(E01),(E02)を奏する。
(E01)複数の各現像器の、前記現像剤排出口が形成された前記外壁の内面と前記排出現像剤搬送部材との距離にバラツキがあっても、前記現像剤排出口から排出される現像剤の排出速度のバラツキ(一定時間内に前記現像剤排出口から排出される現像剤量のバラツキ)を少なくすることができる。
(E02)現像剤排出口からの現像剤の排出速度のバラツキが少ない複数の各現像器を提供することができる。
(実施例)
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の現像装置を備えた画像形成装置の全体説明図である。
図1において、画像形成装置Uは本体U1および本体U1の上面のプラテンガラスPG上に回動可能に配置された自動原稿搬送装置U2を有している。前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。前記自動原稿搬送装置U2は、その後端部(−X端部)に設けた左右方向に延びるヒンジ軸(図示せず)により前記複写機本体U1に対して回動可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記画像形成装置本体U1は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)を有している。
複写機本体U1上面の透明なプラテンガラスPGの下方に配置された原稿読取装置としてのIITは、露光光学系Aを有している。
前記自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ)U2を使用して複写を行うADFモードの場合は、前記露光光学系Aはホーム位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行うプラテンモードの場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿を露光走査する。前記露光光学系Aのランプによって露光された前記原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを通ってCCD(固体撮像素子)上に収束される。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光量に応じた電気信号を出力する。
コントローラCはIPS(イメージプロセッシングシステム)、電源回路(現像器、転写ロール、定着装置等の電源回路)E、レーザ駆動回路DL等の作動タイミングを制御する。前記IPSは、CCDから入力される前記電気信号を画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてIOT(イメージアウトプットターミナル)のレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)に出力する。
感光体ドラムにより構成される像担持体PRは矢印Ya方向に回転しており、その表面は、帯電領域Q0において帯電器CRにより一様に帯電された後、潜像書込位置Q1において前記ROSのレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。前記回転する像担持体PR上の静電潜像は現像領域Q2において現像器Gによりトナー像に現像される。
前記トナー像が形成された像担持体PR表面は転写領域Q3に移動する。転写領域Q3の下側には、左右一対のスライドレールSR,SRにより前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能なスライドフレームFsが、画像形成装置本体U1に対して着脱可能に支持されている。前記スライドフレームFsには転写ロールTと、転写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLrと、転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトBHとが支持されている。
前記ロール支持レバーLrは、前記転写ロールTおよび転写ロールクリーナCLtを支持する回動可能なレバーである。前記ロール支持レバーLrは、図示しないモータにより回動され、前記転写ロールTを、像担持体PRに接触する転写位置および像担持体PRから離れたジャム処理位置の間で移動させる。
前記転写後シートガイドSG2は、前記転写ロールTおよび前記像担持体PRの接触領域である転写領域Q3を通過した記録シートSを下流側のシート搬送ベルトBHにガイドする。
前記スライドフレームFsの下側には、記録シートSを収容する第1給紙トレイTR1、両面複写時等に使用する中間トレイTR0、第2給紙トレイTR2、第3給紙トレイTR3が着脱可能に収納されている。前記中間トレイTR0は両面コピー等の際に1回目のコピーが行われた記録シートSを反転させて前記転写領域Q3に再送する時に使用されるトレイである。
前記第1給紙トレイTR1の右側上方位置には手差トレイTRtが設けられている。手差トレイTRtまたは前記各給紙トレイTR0〜TR3から送り出される各記録シートSは、第1シート搬送路SH1を通って前記転写領域Q3に搬送されるようになっている。
給紙トレイTR0〜TR3に収容された記録シートSは、所定のタイミングでピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsで1枚ずつ分離され、複数の搬送ロールRaにより搬送されて、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、前記像担持体PR上のトナー像が転写領域Q3に移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1から転写領域Q3に搬送される。
前記転写領域Q3において前記転写ロールTは、像担持体PR上のトナー像を記録シートSに転写する。転写後の像担持体PR表面は像担持体クリーナCLpにより残留トナーが除去される。また、前記転写ロールTは転写ロールクリーナCLtにより表面付着トナーが回収される。
トナー像が転写された前記記録シートSは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより定着領域Q4に搬送され、定着領域Q4を通過する際に加熱ロールFhおよび加圧ロールFpにより構成される一対の定着ロールを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナー像が定着された記録シートSは、搬送路切替ゲートGT1により、シート排出路SH2またはシート反転路SH3に搬送される。シート排出路SH2に搬送された記録シートSは搬送ロールRaおよび排出ロールRhにより記録シート排出トレイTRhに排出され、シート反転路SH3に搬送された記録シートSは反転してから中間トレイTR0に搬送されてから、前記転写領域Q3に再送される。
前記シート搬送路SH1、シート排出路SH2、シート反転路SH3と、前記符号Rp,Rs,Rr,SG1,SG2,BH,Ra等で示された要素によりシート搬送装置SHが構成されている。
(現像器G)
図2は前記図1の要部である現像装置の拡大説明図である。
図3は現像装置の要部である現像器の斜視図である。
図4は前記図3に示す現像器の現像剤補給口部分および現像剤排出口部分の拡大説明図で前記図2の矢印IV方向から見た部分断面図である。
図5は前記現像器の説明図で、図5Aは図4のVA−VA線断面図、図5Bは図4のVB−VB線断面図、図5Cは現像器の回転力伝達ギヤの説明図である。
図2〜図5において、現像領域Q2において像担持体PRに対向して配置された現像器Gは、負極帯電性のトナーおよび正極帯電性の磁性キャリアから成る2成分現像剤を収容する現像容器Vを有している。
図3において、現像容器Vは、現像容器本体1と、前記現像容器本体1の前端(X端)および後端(−X端)に連結された前側接続部材2(図3、図5A参照)および後側接続部材3を有している。前側接続部材2は、前側上部接続部材2aおよび前側下部接続部材2bを有しており、後側接続部材3は、後側上部接続部材3aおよび後側下部接続部材3bを有している。
図3において、前記現像容器本体1の前端および後端のそれぞれ上側の部分には、一対の被支持部1a,1aが設けられており、前記現像容器Vが画像形成装置U内部に装着された際、前記各被支持部1aが画像形成装置Uのフレーム(図示せず)により支持される。
図5において、前記現像容器本体1、前側接続部材2および後側接続部材3(図3参照)により形成される現像容器Vはその内側に、現像ロール(現像剤搬送部材)R0を収容する現像ロール収容部V0と、上側攪拌搬送部材R1を収容する上側現像剤循環搬送路V1と、下側攪拌搬送部材R2を収容する下側現像剤循環搬送路V2と、攪拌部材(滞留現像剤攪拌部材)R3を収容する攪拌部材収容部V3とを有している。前記上側現像剤循環搬送路V1および下側現像剤循環搬送路V2は、前記現像容器1と前側接続部材2および後側接続部材3の内部にも形成されている。
現像ロールR0は磁石ロールR0aと前記磁石ロールR0aの外側面を被覆する回転可能な現像スリーブ(現像剤搬送スリーブ)R0bとを有している。前記現像ロールR0は、メインモータM1(図2参照)により回転駆動する。
前記攪拌搬送部材R1とR2との間には仕切壁4(図5参照)が設けられている。仕切壁4により前記上側現像剤循環搬送路V1と下側現像剤循環搬送路V2とは上下に仕切られている。前記上側現像剤循環搬送路V1と下側現像剤循環搬送路V2とにより現像剤循環搬送路(V1+V2)が構成されている。また、前記上側攪拌搬送部材R1と下側攪拌搬送部材R2とにより攪拌搬送部材(R1+R2)が構成されている。
前記仕切壁4の前端部および後端部には、上側現像剤循環搬送路V1および下側現像剤循環搬送路V2を連通させる連通口4a,4b(4aのみ図4に示す)が形成されており、現像容器V内の現像剤は前記攪拌搬送部材R1,R2により循環しながら攪拌される。
図5A、図5Bにおいて、前記攪拌搬送部材R2と現像ロールR0との間には攪拌部材R3(図5B参照)が配置されている。前記攪拌部材R3は前記攪拌搬送部材R2と現像ロールR0との間に滞留する現像剤を攪拌搬送するための部材である。
図2〜図4において、前記前側上部接続部材2aの上部前端部には現像剤補給口6が形成されている。また、図3、図4、図5Aにおいて、前記前側上部接続部材2a側面には現像剤排出口7が形成されている。前記現像剤排出口7は、前記現像剤補給口6の位置より搬送方向上流側(後端側)に形成されているため、前記現像剤補給口6から補給された新しい現像剤が補給後すぐに排出される割合を少なくすることができる。
図5Bにおいて、現像容器V内には前記現像ロールR0上の現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材8が配置されている。
前記符号1〜8で示された要素から、本実施例における現像容器V(1〜8)が構成されている。
図3、図5Cにおいて、前記現像ロールR0の軸の後端部(−X端部)には、ギヤG0が装着され、攪拌搬送部材R1,R2、攪拌部材R3の軸の後端部にはギヤG1,G2,G3が装着されている。ギヤG0とギヤG1とは中間ギヤG4を介して噛み合っている。またギヤG1,G2,G3は順次噛み合っている。そして、現像動作時には、現像器用モータM2の回転力は順次ギヤG0,G4,G1,G2,G3に伝達され、現像ロールR0、攪拌搬送部材R1,R2、攪拌部材R3が回転駆動される。
図2において、現像容器Vの前記現像剤補給口6の上側には現像剤補給筒支持部材11が配置されている。前記現像剤補給筒支持部材11には現像剤補給筒12が連結されており、前記現像剤補給筒12内部は現像剤補給筒支持部材11内部を介して現像容器Vの前記現像剤補給口6に連通する。
前記現像剤補給筒12内部には補給用現像剤搬送部材R4が回転可能に配置されている。補給用現像剤搬送部材R4の回転軸の一端にはギヤG5(図2参照)が固定されており、前記補給用現像剤搬送部材R4はギヤG5と噛み合う現像剤補給用モータM2(図2参照)により回転駆動されるようになっている。
現像容器Vの上方には現像剤供給ケース14が配置されている。前記現像剤供給ケース14は、トナー濃度の高い2成分現像剤(以下、「高濃度現像剤」という)が貯蔵された現像剤貯蔵容器16およびその下方に設けた現像剤攪拌容器17を有している。現像剤貯蔵容器16から現像剤攪拌容器17に供給された高濃度現像剤は、現像剤攪拌容器17内で循環しながら攪拌されて補給筒接続口17aから前記現像剤補給筒12に供給される。
前記符号11〜17,G5で示された構成要素から現像剤補給装置(11〜17+G5)が構成される。
前記現像剤貯蔵容器16から現像剤補給筒12内に供給された高濃度現像剤は回転駆動する前記補給用現像剤搬送部材R4によって搬送され、現像剤補給口6から現像容器V内に補給されるようになっている。
この高濃度現像剤の補給は、通常の使用時には像担持体PR上に形成した濃度検出用トナー像の濃度を検知するトナー像濃度センサSN1(図1、図7参照)の検出値により行われている。
図3、図5Aにおいて、現像容器Vの前記現像剤排出口7の外側には排出用現像剤回収室21が形成されている。
前記排出用現像剤回収室21には排出用現像剤搬送筒22の前端部(X端部)が接続されており、前記排出用現像剤搬送筒22の後端部(−X端部)には排出現像剤回収タンク23(図3参照)が接続されている。前記排出用現像剤搬送筒22の内部は現像剤排出路22aを形成している。
図3において、前記排出用現像剤搬送筒22内部には、排出現像剤搬送部材R5が配置されている。
図3、図5Cにおいて、前記排出現像剤搬送部材R5の回転軸の後端部にはギヤG6が装着されており、ギヤG6は、現像剤排出用モータM3(図2参照)により回転駆動される。前記ギヤG6が回転すると前記排出現像剤搬送部材R5が回転するように構成されている。前記現像剤排出口7から排出用現像剤回収室21に排出された余剰現像剤は、排出用現像剤搬送筒22内の前記排出現像剤搬送部材R5の回転により、前記排出現像剤回収タンク23へ搬送される。
前記符号22a,R5で示された要素により排出現像剤搬送装置(22a+R5)が構成されている。
図6は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例1の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図6Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線断面図である。
図6において、磁気ブラシ形成部材26はシート状のマグネットラバーにより構成されている。マグネットラバー(磁気ブラシ形成部材)26は、上側現像剤循環搬送路V1を形成する前側上部接続部材2aに形成された現像剤排出口7の現像剤搬送方向上流側の外側面に接着されている。マグネットラバー26の上下方向の長さは現像剤排出口7の上下方向の長さよりも長く形成されており、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端よりも上方に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端よりも下方に配置されている。
前記マグネットラバー26が接着された部分の内側の上側現像剤循環搬送路V1には、磁気ブラシ27が形成される。前記上側現像剤循環搬送路V1を搬送される現像剤は前記磁気ブラシ27により前記上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面から内側に離れる方向に移動する。
すなわち、前記現像剤排出口7に沿って前記上側現像剤循環搬送路V1を搬送される現像剤は、前記上側現像剤循環搬送路V1の前記現像剤排出口7の上流側に形成される前記磁気ブラシ27により、前記現像剤排出口7が形成された前記外壁の内面から内側に偏った位置を搬送される。このため同一構造の複数の各現像器Gを製造した場合、前記複数の各現像器Gにおいて、前記現像剤排出口7が形成された前記外壁の内面と前記上側現像剤循環搬送路V1内に配置された上側攪拌搬送部材R1との距離にバラツキがあっても、前記現像剤排出口7から排出される現像剤の排出速度のバラツキ(一定時間内に前記現像剤排出口から排出される現像剤量のバラツキ)を少なくすることができる。
図7は実施例1のマグネットラバー(磁気ブラシ形成部材)を設けた場合と設けない場合との、現像剤排出口からの現像剤排出速度のバラツキの違いの説明図で、図7Aは攪拌搬送部材の搬送速度の変化に対する現像剤排出速度の変化を示すグラフ、図7Bは現像剤循環搬送路の外壁内面と攪拌搬送部材の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化に対する現像剤排出速度の変化を示すグラフである。
図7Aのグラフにおいて、横軸は攪拌搬送部材R1の現像剤搬送速度、縦軸は現像剤排出口からの現像剤排出速度である。マグネットラバー26のマグネットシールの磁束密度は240mT(ミリテスラ)、マグネットラバー26の上下方向の長さは15mm、幅は8mm、現像剤排出口7の開口高さは11.5mmである。したがって、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端よりも上方に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端よりも下方に配置されている。
また、図7Aの白丸「−○−」は従来技術のグラフ、黒三角「−▲−」は実施例1のグラフを示す。
図7Aから分かるように、攪拌搬送部材R1の現像剤速度変動に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して実施例1の方が小さくなっている。したがって、実施例1の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
図7Bのグラフにおいて、横軸は、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔR、縦軸は現像剤排出口からの現像剤排出速度である。また、図7Aの白丸「−○−」は従来技術のグラフ、黒三角「−▲−」は実施例1のグラフを示す。
図7Bから分かるように、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して実施例1の方が小さくなっている。したがって、実施例1の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
(実施例2)
図8は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例2の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図8Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図8Bは前記図8AのVIIIB−VIIIB線断面図である。
図8において、マグネットラバー26の上下方向の長さは現像剤排出口7の上下方向の長さよりも長く形成されており、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端と同じ位置に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端よりも下方に配置されている。
この実施例2のマグネットラバー26も前記実施例1のマグネットラバー26と同様に前記現像剤排出口7の上流側の上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に磁気ブラシ27を形成する。このため、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化、または現像剤攪拌搬送部材R1の速度変動に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して小さくなる。したがって、実施例2の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
(実施例3)
図9は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例3の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図9Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図9Bは前記図9AのIXB−IXB線断面図である。
図9において、マグネットラバー26の上下方向の長さは現像剤排出口7の上下方向の長さと同一に形成されており、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端と同じ位置に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端と同一位置に配置されている。
この実施例3のマグネットラバー26も前記実施例1のマグネットラバー26と同様に前記現像剤排出口7の上流側の上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に磁気ブラシ27を形成する。このため、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化、または現像剤攪拌搬送部材R1の速度変動に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して小さくなる。したがって、実施例3の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
(実施例4)
図10は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例4の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図10Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図10Bは前記図10AのXB−XB線断面図である。
図10において、マグネットラバー26の上下方向の長さは現像剤排出口7の上下方向の長さより長く形成されており、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端より上方位置に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端より下方位置に配置されている。
この実施例4のマグネットラバー(磁気ブラシ形成部材)26は異なる磁極が上下に交互に配置された複数の磁極を有する。この実施例4のマグネットラバー26により、前記上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に形成される磁気ブラシ27は、前記磁極が異なる部分では磁力線の方向が逆向きとなっている。この実施例4のマグネットラバー26も前記現像剤排出口7の上流側の上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に磁気ブラシ27を形成するので、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化、または現像剤攪拌搬送部材R1の速度変動に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して小さくなる。したがって、実施例4の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
(実施例5)
図11は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシ27を形成するための実施例5の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図11Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図11Bは前記図11AのXIB−XIB線断面図である。
図11において、マグネットラバー26の上下方向の長さは現像剤排出口7の上下方向の長さより長く形成されており、マグネットラバー26の上端は、前記現像剤排出口7の上端より上方位置に配置され、マグネットラバー26の下端は、前記現像剤排出口7の下端より下方位置に配置されている。
この実施例5のマグネットラバー(磁気ブラシ形成部材)26は異なる磁極が水平方向に配置された一対の磁極を有する。この実施例5のマグネットラバー26により、前記上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に形成される磁気ブラシ27は、前記磁極が異なる部分では磁力線の方向が逆向きとなっている。この実施例5のマグネットラバー26も前記現像剤排出口7の上流側の上側現像剤循環搬送路V1の外壁内側に磁気ブラシ27を形成するので、上側現像剤循環搬送路V1の外壁内面と攪拌搬送部材構成1の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化、または現像剤攪拌搬送部材R1の速度変動に対する、現像剤排出口7からの現像剤排出速度変動は、従来技術に比較して小さくなる。したがって、実施例4の構成を備えた複数の現像器Gを製造した場合、従来技術の複数の現像器に比較して、複数の各現像器Gの現像剤排出速度のバラツキを小さくすることができる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々設計変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(H01)前記磁気ブラシ形成部材26は、前記現像剤排出口7が形成された現像容器Vの外壁の外面または内面に配置することが可能である。前記磁気ブラシ形成部材26を、前記現像剤排出口7が形成された現像容器Vの外壁の内面に配置する場合は、内面に配置した磁気ブラシ形成部材26がが前記磁気ブラシ形成部材26の周囲の外壁内面から内方に突出しないように配置することが好ましい。
(H02)本発明はモノクロの画像形成装置およびカラー画像形成装置の現像装置に適用することができる。
図1は本発明の実施例1の現像装置を備えた画像形成装置の全体説明図である。 図2は前記図1の要部である現像装置の拡大説明図である。 図3は現像装置の要部である現像器の斜視図である。 図4は前記図3に示す現像器の現像剤補給口部分および現像剤排出口部分の拡大説明図で前記図2の矢印IV方向から見た部分断面図である。 図5は前記現像器の説明図で、図5Aは図4のVA−VA線断面図、図5Bは図4のVB−VB線断面図、図5Cは現像器の回転力伝達ギヤの説明図である。 図6は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例1の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図6Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線断面図である。 図7は実施例1のマグネットラバー(磁気ブラシ形成部材)を設けた場合と設けない場合との、現像剤排出口からの現像剤排出速度のバラツキの違いの説明図で、図7Aは攪拌搬送部材の搬送速度の変化に対する現像剤排出速度の変化を示すグラフ、図7Bは上側現像剤循環搬送路の外壁内面と攪拌搬送部材の外周端との距離(ギャップ)ΔRの変化に対する現像剤排出速度の変化を示すグラフである。 図8は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例2の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図8Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図8Bは前記図8AのVIIIB−VIIIB線断面図である。 図9は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例3の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図9Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図9Bは前記図9AのIXB−IXB線断面図である。 図10は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例4の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図10Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図10Bは前記図10AのXB−XB線断面図である。 図11は現像剤排出口の上流側に磁気ブラシを形成するための実施例5の磁気ブラシ形成部材の説明図で、図11Aは前側上部接続部材の外側面に形成された現像剤排出口および前記外側面に接着された磁気ブラシ形成部材を示す図、図11Bは前記図11AのXIB−XIB線断面図である。
符号の説明
PR…像担持体、
Q2…現像領域、
R0…現像ロール、
R5…排出現像剤搬送部材、
V…現像容器、
V0…現像ロール収容部、
6…現像剤補給口、
7…現像剤排出口、
22a…現像剤排出路、
23…排出現像剤回収タンク、
26…磁気ブラシ形成部材(マグネットラバー)、
27…磁気ブラシ、
(V1+V2)…現像剤循環搬送路、
(22a+R5)…排出現像剤搬送装置、

Claims (4)

  1. 下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする現像装置、
    (A01)現像ロールを収容する現像ロール収容部と、前記現像ロール収容部に隣接しトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤が循環しながら攪拌搬送される現像剤循環搬送路と、前記現像剤循環搬送路に2成分現像剤を補給する現像剤補給口と、前記現像剤循環搬送路内で攪拌搬送される現像剤を排出するために循環搬送路の外壁に形成された現像剤排出口とを有し、現像剤を収容する現像容器、
    (A02)前記現像ロール収容部に回転可能に収容され且つ回転する表面に付着した2成分現像剤を、静電潜像が書き込まれ且つ回転移動する像担持体表面に対向する現像領域に搬送して前記静電潜像を現像する前記現像ロール、
    (A03)前記現像剤循環搬送路に回転可能に収容され、且つ回転時に前記2成分現像剤を攪拌搬送しながら循環させるとともに前記現像ロール収容部に前記2成分現像剤を供給する攪拌搬送部材、
    (A04)前記現像剤排出口から排出された現像剤を排出現像剤回収タンクに搬送する現像剤排出路と前記現像剤排出路内に配置されて前記現像剤排出口から排出された現像剤を前記排出現像剤回収タンクに搬送する排出現像剤搬送部材とを有する排出現像剤搬送装置、
    (A05)前記現像剤循環搬送路の現像剤搬送方向で前記現像剤排出口の上流側に隣接して設けられた磁気ブラシ形成部材であって、前記現像剤循環搬送路内面の前記現像剤排出口の現像剤搬送方向上流側に前記現像剤による磁気ブラシを形成する前記磁気ブラシ形成部材。
  2. 下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする請求項1記載の現像装置、
    (A06)前記外壁の内面または外面に装着された弾性シート状の前記磁気ブラシ形成部材。
  3. 下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置、
    (A07)上下方向において、前記現像剤排出口の存在範囲よりも広い範囲に配置された前記磁気ブラシ形成部材。
  4. 下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置、
    (A08)異なる磁極が交互に配置された複数の磁極を有する前記磁気ブラシ形成部材。

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