JP4945980B2 - トナー補給装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
(J01)特許文献1(特開平3−217879号公報)、特許文献2(特開平4−139473号公報)、特許文献3(特開平4−141681号公報)記載の技術
特許文献1〜3には、トナーカートリッジから供給されたトナーを一時的に貯留するリザーブタンク内でトナーを循環搬送してから排出し、現像装置にトナーを補給する画像形成装置が記載されている。
前記従来技術(J01)の画像形成装置では、トナーカートリッジが空になっても、所定の期間か所定の印字枚数まではリザーブタンク内のトナーを使用して画像形成動作を継続できる。このような従来の画像形成装置では、新たなトナーカートリッジが装着されると、一時的に画像形成を中断し、リザーブタンク内にトナー量が所定量になるまでトナーカートリッジからトナーを供給してリザーブタンク内のトナー量を回復させることが多かった。
しかし、近年、画像形成動作の停止時間を極力無くして生産性を高めることが要求されており、トナーカートリッジ交換後の中断時間を無くし、トナーカートリッジを交換しても画像形成を中断せずに画像形成を継続する構成が採用され始めている。この場合、トナーカートリッジ交換後、継続している画像形成により消費される量よりも多いトナーをリザーブタンクに急速に供給しないと、リザーブタンクから現像装置へのトナーの補給が間に合わず、現像装置でトナー濃度が低下し、画像形成不良が発生するという問題がある。
(O01)トナー容器へのトナー供給が間に合わなくても、トナー容器からのトナーの排出を安定して行うこと。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
前記技術的課題を解決するために、第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
(A01)トナー流入口(RT2a)から流入したトナーを所定の第1搬送方向(Yb)に搬送する第1搬送部材(51)を収容する第1搬送室(47)と、前記トナーを前記第1搬送方向(Yb)とは異なる第2搬送方向(Yc)に搬送する第2搬送部材(52)を収容し且つ前記第1搬送方向(Yb)上流部および下流部で第1搬送室(47)に連通する第2搬送室(48)と、を有し、トナーが循環搬送されるトナー循環室(47+48)と、
前記トナー循環室(47+48)内を循環するトナーが通過するトナー排出部(44a)を有する排出部材収容室(49)であって、前記排出部材収容室(49)内のトナーを排出するトナー排出部材(56)を収容する前記排出部材収容室(49)と、
を有するトナー容器(RT)、
(A02)前記トナー排出部(44a)のトナー循環方向下流側且つ前記トナー流入口(RT2a)のトナー循環方向上流側において、前記トナー循環室(47+48)と前記トナー排出部材収容室(49)とを仕切る部材の重力方向の下端部に形成され、トナー排出部(44a)の下流側のトナー循環室(47+48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させるバイパス口(46c,46c′)。
前記構成要件(A01),(A02)を備えた第1発明のトナー補給装置では、トナー容器(RT)の第1搬送室(47)には、トナー流入口(RT2a)から流入したトナーを所定の第1搬送方向(Yb)に搬送する第1搬送部材(51)が収容されている。第2搬送室(48)には、前記トナーを前記第1搬送方向(Yb)とは異なる第2搬送方向(Yc)に搬送する第2搬送部材(52)が収容されている。前記第1搬送室(47)と、前記第1搬送方向(Yb)上流部および下流部で第1搬送室(47)に連通する第2搬送室(48)とを有するトナー循環室(47+48)内でトナーは循環搬送される。前記トナー循環室(47+48)内を循環するトナーが通過するトナー排出部(44a)を有する排出部材収容室(49)には、トナー排出部材(56)が収容されている。前記トナー排出部材(56)は、排出部材収容室(49)内のトナーを排出する。前記トナー排出部(44a)のトナー循環方向下流側且つ前記トナー流入口(RT2a)のトナー循環方向上流側において、前記トナー循環室(47+48)と前記トナー排出部材収容室(49)とを仕切る部材の重力方向の下端部に形成されたバイパス口(46c,46c′)は、トナー排出部(44a)の下流側のトナー循環室(47+48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させる。
したがって、トナー流入口(RT2a)からトナーが流入せず、トナー排出部(44a)にトナーが搬送されなくなっても、トナー排出部(44a)の下流側且つ前記トナー流入口(RT2a)のトナー循環方向上流側において、前記トナー循環室(47+48)と前記トナー排出部材収容室(49)とを仕切る部材の重力方向の下端部のバイパス口(46c,46c′)からトナーを排出部材収容室(49)に流入させることができ、トナー容器(RT)からトナーを排出、供給することができる。この結果、トナー容器(RT)へのトナー供給が間に合わなくても、トナー容器(RT)からのトナーの排出を安定して行うことができる。
第1発明の形態1のトナー補給装置は、前記第1発明において、下記の構成要件(A03)を備えたことを特徴とする。
(A03)前記第1搬送室(47)の第1搬送方向(Yb)下流端部と前記第2搬送室(48)の第2搬送方向(Yc)上流端部との間に配置された前記トナー排出部(44a)。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A03)を備えた第1発明の形態1のトナー補給装置では、前記トナー排出部(44a)は、前記第1搬送室(47)の第1搬送方向(Yb)下流端部と前記第2搬送室(48)の第2搬送方向(Yc)上流端部との間に配置されている。したがって、第1搬送室(47)で撹拌されたトナーをトナー排出部(44a)から排出できる。
第1発明の形態2のトナー補給装置は、前記第1発明または第1発明の形態1のトナー補給装置において、下記の構成要件(A04)を備えたことを特徴とする。
(A04)前記第2搬送室(48)の前記第2搬送方向(Yc)上流側部分に形成され、前記第2搬送室(48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させる前記バイパス口(46c)。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成要件(A04)を備えた第1発明の形態2のトナー補給装置では、前記バイパス口(46c)は、前記第2搬送室(48)の前記第2搬送方向(Yc)上流側部分に形成されており、前記第2搬送室(48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させる。したがって、第2搬送室(48)の上流側部分のトナーを排出部材収容室(49)に流入させることができる。
第1発明の形態3のトナー補給装置は、前記第1発明および第1発明の形態1,2のいずれかにおいて、下記の構成要件(A05)を備えたことを特徴とする。
(A05)前記第2搬送室(48)の前記第2搬送方向(Yc)下流側部分に形成され、前記第2搬送室(48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させる前記バイパス口(46c′)。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A05)を備えた第1発明の形態3のトナー補給装置では、前記バイパス口(46c′)は、前記第2搬送室(48)の前記第2搬送方向(Yc)下流側部分に形成され、前記第2搬送室(48)内のトナーを前記排出部材収容室(49)に流入させる。したがって、第2搬送室(48)の下流側部分のトナーをバイパス口(46c′)から排出部材収容室(49)に流入させることができる。
第1発明の形態4のトナー補給装置は、前記第1発明および第1発明の形態1〜3のいずれかにおいて、下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)前記トナー流入口(RT2a)に対して前記第1搬送方向(Yb)下流側の前記第1撹拌室に形成された流入側バイパス口(46c″,46d)。
(第1発明の形態4の作用)
前記構成要件(A06)を備えた第1発明の形態4のトナー補給装置では、流入側バイパス口(46c″,46d)は、前記トナー流入口(RT2a)に対して前記第1搬送方向(Yb)下流側の前記第1撹拌室に形成されている。したがって、トナー流入口(RT2a)から流入したトナーを速やかに排出部材収容室(49)に流入させることができる。
前記技術的課題を解決するために第2発明の画像形成装置は、前記第1発明および第1発明の形態1〜4のいずれかのトナー補給装置を備えたことを特徴とする。
(第2発明の作用)
前記構成要件を備えた第2発明の画像形成装置では、第1発明および第1発明の形態1〜4のいずれかのトナー補給装置を備えているので、トナー流入口(RT2a)からトナーが流入せず、トナー排出部(44a)にトナーが搬送されなくなっても、トナー排出部(44a)の下流側且つ前記トナー流入口(RT2a)のトナー循環方向上流側のバイパス口(46c,46c′)において、前記トナー循環室(47+48)と前記トナー排出部材収容室(49)とを仕切る部材の重力方向の下端部からトナーを排出部材収容室(49)に流入させることができ、トナー容器(RT)からトナーを排出、供給することができる。この結果、トナー容器(RT)へのトナー供給が間に合わなくても、トナー容器(RT)からのトナーの排出を安定して行うことができる。
(E01)トナー容器へのトナー供給が間に合わなくても、トナー容器からのトナーの排出を安定して行うことができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置(デジタル複写機)Uは、画像読取り部としてのIIT(イメージインプットターミナル)と、画像記録用作動部としてのIOT(イメージアウトプットターミナル)と、前記IITまたはIOTに設けられたIPS(イメージプロセッシングシステム)とを備えた画像形成装置本体U1を有している。画像形成装置本体U1のIITの上面のプラテンガラスPG上には、IITに原稿を搬送する自動原稿搬送装置(ADF、オートドキュメントフィーダ)U2が配置されている。前記IITとIOTとの間には、シート排出トレイTRhが設けられている。そして、前記画像形成装置本体U1には、シートを収容する複数の給紙トレイTR1〜TR4が着脱可能に装着されている。
画像形成装置本体U1上面の透明なプラテンガラスPGの下方に配置された原稿読取装置としてのIITは、プラテンレジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセンサ(プラテンレジセンサ)Sp、および露光光学系Aを有している。
前記自動原稿搬送装置(オートドキュメントフィーダ)U2を使用して複写を行うADFモードの場合は、前記露光光学系Aはホーム位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置F1を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行うプラテンモードの場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿を露光走査する。
露光された前記原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを通ってCCD(固体撮像素子)上に収束される。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書込走査装置、または画像書込装置)に出力する。
現像器Gの左方には、前記現像器Gで消費されるトナーを補給するためのトナー補給装置Hが配置されている。前記トナー補給装置HのトナーカートリッジKは、カートリッジ装着部材KSに着脱可能に装着される。前記トナーカートリッジK内のトナーはリザーブタンク(トナー容器)RTで攪拌されてからトナー搬送筒GHを通じて現像器Gに搬送される。
前記レジロールRrに搬送されたシートSは、前記感光体ドラムPR上のトナー像がシート転写領域Q3に移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1から転写ユニットTUの転写ベルトTBに搬送される。転写ベルトTBは搬送されたシートSをシート転写領域Q3に搬送する。
シート転写領域Q3において転写ロールTRによりトナー像が転写された前記シートSは、シート転写領域Q3の下流側のシート剥離爪SCにより転写ベルトTB表面から剥離される。剥離されたシートSは、加熱ロールFhおよび加圧ロールFpを有する定着器Fでトナー像が加熱定着されてから弾性シート製のマイラゲートMGを通ってシート排出路SH2の正逆回転可能な搬送ロールRbに搬送される。マイラゲートMGは弾性変形して、定着器Fを通過したシートSをシート排出路SH2に向かわせる。
なお、前記符号SH1〜SH3,Rp,Rs,Rr,Ra,Rb,MG等で示す構成要素から用紙搬送装置SHが構成される。
図2は実施例1の画像形成装置のリザーブタンクおよびカートリッジ装着部の斜視図である。
図3は同実施例1の画像形成装置のトナーカートリッジをカートリッジ装着部に装着する状態を示す断面図である。
図2〜図3において、トナー補給装置Hのカートリッジ装着部KSは、後側円筒部21と前側半円筒部22と、後端壁23とを有している。前側半円筒部22の内面の下部には前後に延びるガイド溝22aと前記ガイド溝22aの後端に接続する補給口22bとが形成されている。前記後端壁23には、円弧状の2個の位置決めピン挿入孔23a,23aが形成されている。前記後端壁23の中央部には、ベアリング24を介して回転軸25が回転可能に支持されている。前記後端壁23を貫通する回転軸25の前端にはカプラ26が固着されており、後端にはギヤG1が固着されている。前記ギヤG1には、図示しないカートリッジモータから回転が伝達される。
前記挿入状態でトナーカートリッジKを回転させると、シャッタ35は回転せず停止した状態で容器28およびガイドレール34が回転する。その時、開口33は前記補給口22b(図2、図3参照)に連通する位置に回転移動する。前記補給口22bはリザーブタンクRT内部に連結しているので、トナーカートリッジK内部の補給用のトナーを前記開口33および補給口22bから、リザーブタンクRT内に補給することが可能である。
図5は図4のリザーブタンクのアジテータおよび仕切部材を取り外した状態の説明図である。
図6は図4のVI−VI線断面図である。
図2、図4においてリザーブタンクRTは、容器本体RT1と前記容器本体RT1の上端開口を閉塞するカバーRT2とを有している。
図4〜図6において、容器本体RT1は、左右両側に形成されたトナー搬送部42,43と、前記循環搬送部42,43の内側で下方に凹んで形成された半円筒状の排出部材収容部44とを有する。前記排出部材収容部44の上方には、容器本体RT1よりも前端側が短い仕切部材46が支持されている。したがって、容器本体RT1よりも短い前記仕切部材46により、トナー搬送部42,43の前端部は連通し、仕切部材46の前端と排出部材収容部44との間にはトナー排出部44aが形成される。
したがって、第1トナー搬送部42と仕切壁46bとにより囲まれた空間により第1搬送室47が形成され、第2トナー搬送部43と仕切壁46bとにより囲まれた空間により第2搬送室48が形成される。前記第1搬送室47および第2搬送室48によりトナー循環室(47+48)が構成されている。また、前記被覆部46aと排出部材収容部44により囲まれた空間により前端部にトナー排出部(トナー流入部)44aを有する部材収容室49が形成される。前記排出部材収容室49の前方には、現像器Gまで延びる可撓性のあるトナー搬送筒GHが接続されており、トナー搬送筒GHの先端部には現像器Gにトナーを排出(供給)するトナー排出口GH1が形成されている。
図5において、前記排出部材収容室49にはトナー排出部材としての螺旋状の排出アジテータ56が収容されており、排出アジテータ56の先端はトナー搬送筒GHに挿通され、トナー排出口GH1まで延びている。前記排出アジテータ56の後端部は、容器本体RT1の後端壁に回転可能に支持されたアジテータ支持部材57に支持されている。
また、排出アジテータ56の回転に伴い、排出部材収容室49内のトナーはトナー排出方向(図5の矢印Yd参照)に搬送され、トナー搬送筒GHを搬送される。
前記トナー流入口RT2aの下方の第1搬送室47にはトナーセンサユニットSNが配置されており、近傍のトナーを検出する。
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、トナー流入口RT2aからリザーブタンクRTに流入したトナーは、トナー循環室(47+48)を撹拌されながら循環搬送される。そして、循環搬送されているトナーがトナー排出部44aに差し掛かると、一部のトナーが排出アジテータ56によりトナー搬送筒GHを通じ、現像器Gに補給される。実施例1のリザーブタンクRTでは、バイパス口46cが形成されているので、トナー排出口44aで第1搬送室47からトナーが流入しなくても、第2搬送室48内を搬送されているトナーの一部がバイパス口46cを通じて排出部材収容室49に流入し、現像器Gに補給される。
なお、前記トナーカートリッジK内のトナーが空になると、トナー流入口RT2aからトナーが流入しなくなり、トナーセンサユニットSNで流入しなくなったことが検出されるが、実施例1の画像形成装置Uでは、リザーブタンクRT内のトナーで画像形成が継続される。
さらに、実施例1の画像形成装置Uは、流入側バイパス口46dが形成されているので、トナー排出部44aを通過後、第2搬送室48から第1搬送室47に搬送されたトナーの一部が流入側バイパス口46dを通じて排出部材収容室49に流入して現像器Gに補給することもできる。また、交換後の新たなトナーカートリッジKから補給されたトナーの一部を流入側バイパス口46dから排出部材収容室49に流入させることができるので、バイパス口46dを設けずにトナーが第1搬送室47を搬送される場合に比べ、すこしでも速やかに現像器Gに搬送することも期待できる。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図7において、実施例2の画像形成装置のリザーブタンクでは、バイパス口46c′の位置が実施例1の場合に比べ、第2搬送方向Ycの下流側に設けられている。
前記構成を備えた実施例2の画像形成装置Uでは、バイパス口46c′が第2搬送方向Ycの下流側に配置されている。第2アジテータ52により第2搬送方向Ycに搬送されたトナーは下流端部に集中して堆積しやすいので、トナーの分布量が多い下流側にバイパス口46c′が形成された実施例2の画像形成装置Uは、バイパス口46c′から排出部材収容室49にトナーを流入させやすい。また、実施例2の画像形成装置Uは、実施例1に比べ、トナー排出部44aから離れている。したがって、排出部材収容室49のバイパス口46c′に対応する位置からトナー排出部44aの距離が長くなり、排出部材収容室49に収容されるトナー量が多くなるので、より安定してトナーを排出できる。この結果、現像器Gでのトナー濃度の低下の発生をさらに低減できる。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図8において、実施例3のリザーブタンクRTでは、第1搬送室47と第2搬送室48との間に仕切壁46b、46bにより仕切られた排出部材収容室49が配置され、排出部材収容室49のトナー排出方向Ydの下流端部にトナー排出口49aが形成されている。第1搬送室47側の仕切壁46bの第1搬送方向Ybの中央部から下流側部分にかけてバイパス口(流入側バイパス口)46c″が形成されている。
排出部材収容室49には、トナー排出部材としての排出オーガ56′が収容されている。排出オーガ56′の一端部は、排出部材収容室49の仕切壁46bを貫通して、第1搬送室47と第2搬送室48の連通部61に突出しており、連通部61の部分には、第1搬送室47側から第2搬送室48側にトナーを搬送するパドル62が支持されている。
前記構成を備えた実施例3の画像形成装置では、前記実施例1、2と同様の作用、効果を有する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H05)を下記に例示する。
(H01)本発明は、複写機に限定されず、プリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置の後処理装置に適用可能である。また、モノクロの画像形成装置に限定されず、フルカラーの画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、バイパス口46c、46c′、46c″の配置する位置は、トナー排出部44bの下流側の任意の位置に変更可能である。但し、トナー流入口RT2aの下流側に配置した場合には、十分に撹拌されずに凝集したトナーが現像器に補給される恐れがあるので、トナー排出部44bの下流側かつトナー流入口RT2aの上流側に配置することが望ましい。
(H05)前記実施例において、バイパス口46c、46c′、46c″、46dを開閉するシャッタを設け、通常時はシャッタでバイパス口を閉じておき、トナーカートリッジが空になったことを検出してからカートリッジが交換されるまでの間、バイパス口を開放するように構成することも可能である。
46c,46c′,46c″,46d…バイパス口、
46c″,46d…流入側バイパス口、
47…第1搬送室、
47+48…トナー循環室、
48…第2搬送室、
49…排出部材収容室、
51…第1搬送部材、
52…第2搬送部材、
56…トナー排出部材、
RT…トナー容器、
RT2a…トナー流入口、
Yb…第1搬送方向、
Yc…第2搬送方向。
Claims (6)
- 下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とするトナー補給装置、
(A01)トナー流入口から流入したトナーを所定の第1搬送方向に搬送する第1搬送部材を収容する第1搬送室と、前記トナーを前記第1搬送方向とは異なる第2搬送方向に搬送する第2搬送部材を収容し且つ前記第1搬送方向上流部および下流部で前記第1搬送室に連通する第2搬送室と、を有し、トナーが循環搬送されるトナー循環室と、
前記トナー循環室内を循環するトナーが通過するトナー排出部を有する排出部材収容室であって、前記排出部材収容室内のトナーを排出するトナー排出部材を収容する前記排出部材収容室と、
を有するトナー容器、
(A02)前記トナー排出部のトナー循環方向下流側且つ前記トナー流入口のトナー循環方向上流側において、前記トナー循環室と前記トナー排出部材収容室とを仕切る部材の重力方向の下端部に形成され、トナー排出部の下流側のトナー循環室内のトナーを前記排出部材収容室に流入させるバイパス口。 - 下記の構成要件(A03)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置、
(A03)前記第1搬送室の第1搬送方向下流端部と前記第2搬送室の第2搬送方向上流端部との間に配置された前記トナー排出部。 - 下記の構成要件(A04)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のトナー補給装置、
(A04)前記第2搬送室の前記第2搬送方向上流側部分に形成され、前記第2搬送室内のトナーを前記排出部材収容室に流入させる前記バイパス口。 - 下記の構成要件(A05)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトナー補給装置、
(A05)前記第2搬送室の前記第2搬送方向下流側部分に形成され、前記第2搬送室内のトナーを前記排出部材収容室に流入させる前記バイパス口。 - 下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のトナー補給装置、
(A06)前記トナー流入口に対して前記第1搬送方向下流側の前記第1撹拌室に形成された流入側バイパス口。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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