JP2008281769A - 搬送部材、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
端部に切り欠き部(41)を有する回転軸(31)と、前記回転軸(31)に支持された搬送部(32)と、前記回転軸(31)が圧入されて装着される軸装着孔(42)と、前記軸装着孔(42)内部に形成され且つ前記回転軸(31)を圧入した状態で前記切り欠き部(41)との間に挿入緩和空間(46)が形成される回転止め部(43)と、を有する駆動伝達部材(33)と、を備えた搬送部材(Ra)。
【選択図】図8
Description
図13において、従来の回転する搬送部材01では、駆動伝達部材02に対して回転軸03が相対的に回転、すなわち、空回りすることを防止し、駆動伝達部材02から回転軸03に駆動を確実に伝達するために、回転軸03の外形が「D」字状になるように切り欠き部03aを形成、いわゆる、Dカットを形成し且つ、ギア02の軸装着孔02aも対応するD字形状に形成して、回転止め02bと切り欠き部03aとが対応した状態で嵌め合わされることが一般的に行われている。
前記従来技術では、軸とギアとの嵌め合いを圧入とした場合に、Dカットの位置を合わせてから挿入しなければ装着することができないという問題があった。そして、Dカットの位置が少しでもずれると、挿入不良、削れカスが発生する問題もあり、圧入のために専用の治具を使用する場合もあり、コスト高や生産性の低下の原因となっていた。
なお、ギアと回転軸との回転速度をずらすために、ギアの装着孔の形状と回転軸の形状とを異ならせた技術として、特開2006−56658号公報記載の発明があるが、ギアと回転軸とを圧入させて一体的に回転させる技術ではなく、故意にギアと回転軸との回転をずらず技術であるため、本願とは直接関係はない。
端部に切り欠き部を有する回転軸と、
前記回転軸に支持された搬送部と、
前記回転軸が圧入されて装着される軸装着孔と、前記軸装着孔内部に形成され且つ前記回転軸を圧入した状態で前記切り欠き部との間に挿入緩和空間が形成される回転止め部と、を有する駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする。
断面形状が尖形に形成され且つ前記駆動伝達部材の回転方向の上流側端面と下流側端面との成す角をαとした場合に、α<180°に設定された前記回転止め部、
を備えたことを特徴とする。
断面形状が尖形の第1回転止め部と、前記第1回転止め部の前記回転軸挿入側に形成された断面形状が尖形の第2回転止め部と、を有し、前記駆動伝達部材の回転方向に対して、前記第2回転止め部の上流側端面と下流側端面との成す角をαとし、前記第1回転止め部の上流側端面と下流側端面との成す角をβとした場合に、α>βに設定された前記回転止め部と、
前記回転軸の回転軸挿入方向前側に形成された第1の切り欠き部と、前記第1の切り欠き部の回転軸挿入方向後側に形成され且つ前記第1の切り欠き部よりも切り欠き量が大きな第2の切り欠き部と、前記第1の切り欠き部と前記第2の切り欠き部との境界部に形成された段差状の抜け止め部と、からなる前記切り欠き部を有し、前記回転軸が前記駆動伝達部材に圧入後に、前記回転軸を前記駆動伝達部材に対して相対的に回転させることで、前記抜け止め部と前記第2回転止め部とが接触して、前記駆動伝達部材に対して抜け止めされる前記回転軸と、
を備えたことを特徴とする。
前記回転軸の半径方向に対して2箇所形成された前記切り欠き部と、
前記2箇所の切り欠き部に対応して、前記軸装着孔の半径方向に対して2箇所形成された前記回転止め部と、
を備えたことを特徴とする。
前記回転軸支持された筒状部材により構成された前記搬送部を有し、表面に現像剤を保持して回転することで現像剤を搬送する現像剤保持体により構成されたことを特徴とする。
前記回転軸に支持された羽根により構成され、現像剤を搬送する前記搬送部、
を備えたことを特徴とする
前記回転軸に支持された筒状部材により構成され、媒体を搬送する前記搬送部、
を備えたことを特徴とする。
請求項5または6に記載の搬送部材を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の現像装置を備えたことを特徴とする。
端部に切り欠き部を有する回転軸と、
前記回転軸に支持された回転部材と、
前記回転軸が圧入されて装着される軸装着孔と、前記軸装着孔内部に形成され且つ前記回転軸が圧入された状態で前記切り欠き部との間に挿入緩和空間が形成される回転止め部と、を有する駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、いわゆるDカット形状の回転軸に対して挿入緩和空間を形成することができ、円滑に装着作業を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、回転軸と駆動伝達部材とを装着した状態で、抜け止めすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、いわゆるダブルDカット形状の回転軸に対して挿入緩和空間を形成することができ、円滑に装着作業を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像剤を搬送する搬送部材を容易に組み立てることができる。
請求項7に記載の発明によれば、例えば、記録用紙のような媒体を搬送する搬送部材を容易に組み立てることができる。
請求項8に記載の発明によれば、挿入緩和空間により、回転軸と駆動伝達部材との位置決めを正確に合わせなくても装着することができ、搬送部材を円滑に組み立てることができるため、現像装置を円滑に組み立てることができ、生産性を向上させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、挿入緩和空間により、回転軸と駆動伝達部材との位置決めを正確に合わせなくても装着することができ、挿入不良や削れカスの発生を低減でき、装着作業を円滑に行うことができる。さらに、回転軸と駆動伝達部材とが相対的に回転した場合には、切り欠きと回転止め部とで、回転止めがされる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としてのデジタル複写機Uは、画像形成装置本体の一例としてのプリンタ部U1、画像読取り部の一例としてのイメージスキャナU2、自動原稿搬送装置U3を有している。
前記自動原稿搬送装置U3は、イメージスキャナU2上面の透明な原稿台の一例であるプラテンガラスPG上に支持されている。
前記自動原稿搬送装置U3は、その後端部(図1の紙面の背面側部分)に設けた左右方向に延びるヒンジ軸(図示せず)により前記プラテンガラスPG上面に対して回動可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U3でプラテンガラスPG上面に搬送されて前記複写位置を通過する原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、固体撮像素子CCDで電気信号に変換される。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じて駆動信号を潜像形成ROSのレーザダイオード(図示せず)に出力する。なお、前記操作部UI、画像処理部IPSおよびレーザ駆動回路DLと、後述の現像ロール(現像剤保持体)R0、1次転写ロール(一次転写器)Ty,Tm,Tc,Tk、2次転写ロール(二次転写部材)T2b等にバイアス電圧を印加する電源回路E等の動作は制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。
各像保持体の一例としての感光体Py,Pm,Pc,Pkはそれぞれの帯電器の一例としての帯電ロールCRにより一様に帯電された後、前記各色の潜像形成装置ROSy〜ROSkの出力する潜像書込光の一例としてのレーザビームによりその表面に静電潜像が形成される。前記像保持体Py,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像はそれぞれ、各現像装置Gy,Gm,Gc,Gkと対向する現像領域(Q2)において各色YMCKの可視像の一例としてのトナー像に現像される。前記各色の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの現像容器(V)には現像剤補給容器の一例としてのトナーカートリッジTy〜Tkから各色のトナーが補給される。
前記スライドフレームF1を前後移動させる構成およびベルトモジュールBMを昇降させる構成は、従来公知(例えば、特開平8−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の構成を採用することが可能である。
前記4個の1次転写ロールTy,Tm,Tc,Tkおよび中間転写ベルトBを含むベルトモジュールBMと、2次転写器T2等により、可視像形成装置(UY,UM,UC,UK)の像保持体Py〜Pk表面に形成されたトナー像を記録シートSに転写する転写装置(BM+T2)が構成されている。
前記2次転写領域Q4を記録シートSが通過する際、2次転写ロールT2bに前記2次転写電圧が印加されるので、前記中間転写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q4において一括して記録シートSに2次転写される。
2次転写後の中間転写ベルトBは、二次転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより残留トナーが除去される。
前記符号SH1,SH2,SH3で示された要素により、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路(SH1〜SH3)が構成されている。また、前記符号Rp,Rs,Ra,Rr,HB等で示された要素により、媒体搬送部材の一例としてのシート搬送部材(Rp,Rs,Ra,Rr,HB)が構成されている。
図2は実施例1の現像装置の斜視図である。
図3は実施例1の現像装置の現像剤補給口部分の拡大説明図で前記図2の矢印III方向から見た部分断面図である。
図4は実施例1の現像装置の後端部の説明図であり、前記図2の矢印IV方向からみた部分断面図である。
図5は実施例1の現像装置の説明図であり、図5Aは図3のVA−VA線断面図、図5Bは図3のVB−VB線断面図である。
図2〜図5において、現像領域Q2(図5B参照)において像保持体Pyに対向して配置された現像装置Gyは、負極帯電性のトナーおよび正極帯電性の磁性キャリアから成る2成分現像剤を収容する現像容器Vを有している。
図2において、前記現像容器本体1の前端および後端のそれぞれ上側の部分には、一対の被支持部1a,1aが設けられており、前記現像容器Vが画像形成装置U内部に装着された際、前記各被支持部1aが画像形成装置Uのフレーム(図示せず)により支持される。
図3〜図5において、前記第1撹拌室V2と第2撹拌室V3との間は、仕切壁4により仕切られている。図3において、前記仕切壁4の前端部には、第1撹拌室V2と第2撹拌室V3とを上下に連結する前側連結口(連通路)4aが形成されている。図4において、前記仕切壁4の後端部(−X端部)には、第1撹拌室V2と第2撹拌室V3とを上下に連結する後側連結口(連通路)4bが形成されている。
前記第1撹拌室V2及び第2撹拌室V3には、それぞれ、現像剤を撹拌しながら搬送する現像剤搬送部材の一例としての第1撹拌部材R1及び第2撹拌部材R2が回転可能に支持されている。
前記第1撹拌部材R1及び第2撹拌部材R2によって循環搬送部材(R1+R2)が構成されている。
また、図2、図3、図5Aにおいて、前記前側上部接続部材2a側面には現像剤排出口7が形成されている。前記現像剤排出口7は、前記現像剤補給口6から補給された新しい現像剤が補給後すぐに排出される割合を少なくするため、前記現像剤補給口6の位置より第2搬送方向上流側(後端側)に形成されている。
図5Bにおいて、現像容器V内には前記現像ロールR0上の現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材8が配置されている。
前記現像ロール収容部V1、撹拌室V2,V3及び符号1〜8で示された要素等から、実施例1の現像容器Vが構成されている。
前記排出用現像剤搬送筒接続部21には排出用現像剤搬送筒22の前端部(X端部)が接続されており、前記排出用現像剤搬送筒22の後端部(−X端部)には排出現像剤回収タンク23(図2参照)が接続されている。前記排出用現像剤搬送筒22の内部は現像剤排出路22aを形成している。
図2において、前記排出用現像剤搬送筒22内部には、排出用現像剤搬送部材R5が配置されている。
この現像剤の排出は、容器内トナー濃度センサ(図示せず)の検出値により行われている。
前記現像容器V、現像ロールR0、撹拌部材R1〜R5及び符号21〜23で示された要素等により実施例1のY色用の現像装置Gyが構成されている。
図6は実施例1の搬送ロールの要部説明図である。
図6において、実施例1の画像形成装置Uでは、搬送ロールRaは、回転軸31と、前記回転軸31に支持された筒状部材であり搬送部(回転部材)の一例としての複数のロール本体32とを有する。前記回転軸31の端部には、駆動伝達部材の一例としてのロールギア33が固定支持されている。前記ロールギア33には、中間ギア軸34aに支持された複数の変速ギア34b、34cを有する中間ギア列34から回転が伝達される。そして、前記中間ギア列34には、駆動系の一例としての駆動モータM1の駆動ギアM1aから回転が伝達される。なお、実施例1では、前記駆動モータM1は所定の回転方向にのみ回転可能に構成されており、搬送ロールRaは所定の一方向にのみ回転するように構成されている。
図7は実施例1の回転軸及び回転軸装着されるギアの説明図である。
図8は実施例1の搬送部材のギア部分の説明図である。
次に、前記現像ロールR0や撹拌部材R1,R2、搬送ロールRaのような回転する搬送部材の回転軸R0c,R1a,R2a,31と、各回転軸R0c,R1a,R2a,31に装着されるギアG0,G1,G2,33との関係を説明するが、各関係は同様であるため、搬送ロールRaについてのみ説明をし、その他の搬送部材については説明を省略する。
なお、実施例1の回転軸31の外径は、軸装着孔42の内径よりも大きく形成されており、回転軸31を軸装着孔42に圧入して装着するように構成されている。また、回転軸31の外径と軸装着孔42の内径を略同径とし、回転止め部43の突出量を切り欠き部41の切り欠き量よりも多くして圧入するようにしてもよい。
さらに、実施例1においては、圧入するために、回転軸31はSUS(Stainless Used Steel)、ロールギア33はPOM(PolyOxyMethylene、ポリアセタール)から構成されている。
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、搬送ロールRaや現像ロールR0等は、回転軸R0c,R1a,R2a,31に、ギアG0,G1,G2,33が圧入されて装着される。このとき、切り欠き部41と回転止め部43との間に挿入緩和空間46が形成されるため、従来技術のように切り欠き部と回転止め部の位置とを正確に合わせなくても、容易に回転軸R0c,R1a,R2a,31を軸装着孔42に挿入できる。この結果、挿入不良や削れカスの発生が低減され、容易に組み立てられ、生産性が向上する。また、回転軸31の外径と軸装着孔42の内径を略同径とし、回転止め部43の突出量を切り欠き部41の切り欠き量よりも多くして圧入するように構成した場合、さらに挿入容易となり、組み立て性、生産性が向上する。
図10は実施例2の搬送部材のギア部分の説明図であり、図10Aは回転軸が挿入された状態の説明図、図10Bは図10Aの状態から回転軸がギアに対して相対移動して抜け止めがされた状態の説明図である。
図11は実施例2の搬送部材の要部断面図であり、図10AのXI−XI線断面図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
前記構成を備えた実施例2の画像形成装置Uでは、180°>α>βに設定されるため、回転軸31′をギア33′に挿入させる際に、挿入緩和空間46が形成され、円滑に挿入、圧入される。また、圧入された状態で、回転軸31′とギア33′とを相対的に回転させ、図10Bに示すように、第1の切り欠き部41a′の面と第1の回転止め部43a′の面とを接触させることで、抜け止め部41c′が第2の回転止め部43b′の軸方向端面43b1′(図11参照)に接触する。これにより、回転軸31′がギア33′から抜ける方向の力が作用しても、抜け止め部41c′と軸方向端面43b1′との面接触により抜け止めがされる。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
また、前記回転軸31″のダブルDカット形状に対応して、ロールギア33″も軸装着孔42″には、対向する一対の回転止め部43″が形成されている。実施例3では、各回転止め部43″は、実施例1の回転止め部43と同様に、α<180°に設定されており、挿入緩和空間47が形成される。また、回転軸31″挿入時に、内端47″が切り欠き部41″に接触するように設定されている。
前記構成を備えた実施例3の画像形成装置Uでは、ダブルDカット形状の回転軸31″をギア33″に装着する際に、挿入不良や削れカス等の発生が低減され、円滑に挿入される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)本発明は、複写機に限定されず、プリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置にも適用可能である。さらに、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式等の他の記録方式の画像形成装置に適用可能である。
(H03)前記実施例2において、第2の回転止め部43b′を第1の回転止め部43a′に対して、ギア回転方向の上流側および下流側の両側に配置したが、これに限定されず、必要に応じて、上流側または下流側のみとすることも可能である。
(H04)前記各実施例において、円柱状の回転軸を例示したが、これに限定されず、切り欠き部と同様の形状を有する中空円筒状の回転軸にも適用可能である。また、駆動伝達部材として、ギアを例示したが、これに限定されず、いわゆるカプラのような駆動が伝達可能な回転する部材に適用可能である。
(H06)前記実施例において、現像ロールR0や撹拌部材R1,R2を有するユニット化された現像装置について説明したが、この構成に限定されず、像保持体と現像装置とがユニット化され、一体的に交換可能な像保持体ユニット、いわゆるプロセスカートリッジについても適用可能である。
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
32…筒状部材、
41,41′,41″…切り欠き部、
41a′…第1の切り欠き部、
41b′…第2の切り欠き部、
41c′…抜け止め部、
42,42′,42″…軸装着孔、
43,43′,43″…回転止め部、
43a′…第1回転止め部、
43b′…第2回転止め部、
44…上流側端面、
44a′…第1回転止め部の上流側端面、
44b′…第2回転止め部の上流側端面、
45…下流側端面、
45a′…第1回転止め部の下流側端面、
45b′…第2回転止め部の下流側端面、
46…挿入緩和空間、
R0…現像剤保持体、
R0,R1,R2,Ra…搬送部材,回転部材、
R0b…筒状部材、
R0b,R1b,R2b,32…搬送部、
R0c,R1a,R2a,31…回転軸、
R1b,R1c,R2b,R2c…羽根、
U…画像形成装置。
Claims (10)
- 端部に切り欠き部を有する回転軸と、
前記回転軸に支持された搬送部と、
前記回転軸が圧入されて装着される軸装着孔と、前記軸装着孔内部に形成され且つ前記回転軸を圧入した状態で前記切り欠き部との間に挿入緩和空間が形成される回転止め部と、を有する駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする搬送部材。 - 断面形状が尖形に形成され且つ前記駆動伝達部材の回転方向の上流側端面と下流側端面との成す角をαとした場合に、α<180°に設定された前記回転止め部、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送部材。 - 断面形状が尖形の第1回転止め部と、前記第1回転止め部の前記回転軸挿入側に形成された断面形状が尖形の第2回転止め部と、を有し、前記駆動伝達部材の回転方向に対して、前記第2回転止め部の上流側端面と下流側端面との成す角をαとし、前記第1回転止め部の上流側端面と下流側端面との成す角をβとした場合に、α>βに設定された前記回転止め部と、
前記回転軸の回転軸挿入方向前側に形成された第1の切り欠き部と、前記第1の切り欠き部の回転軸挿入方向後側に形成され且つ前記第1の切り欠き部よりも切り欠き量が大きな第2の切り欠き部と、前記第1の切り欠き部と前記第2の切り欠き部との境界部に形成された段差状の抜け止め部と、からなる前記切り欠き部を有し、前記回転軸が前記駆動伝達部材に圧入後に、前記回転軸を前記駆動伝達部材に対して相対的に回転させることで、前記抜け止め部と前記第2回転止め部とが接触して、前記駆動伝達部材に対して抜け止めされる前記回転軸と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送部材。 - 前記回転軸の半径方向に対して2箇所形成された前記切り欠き部と、
前記2箇所の切り欠き部に対応して、前記軸装着孔の半径方向に対して2箇所形成された前記回転止め部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送部材。 - 前記回転軸支持された筒状部材により構成された前記搬送部を有し、表面に現像剤を保持して回転することで現像剤を搬送する現像剤保持体により構成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載された搬送部材。
- 前記回転軸に支持された羽根により構成され、現像剤を搬送する前記搬送部、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の搬送部材。 - 前記回転軸に支持された筒状部材により構成され、媒体を搬送する前記搬送部、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の搬送部材。 - 請求項5または6に記載の搬送部材を備えたことを特徴とする現像装置。
- 請求項8に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 端部に切り欠き部を有する回転軸と、
前記回転軸に支持された回転部材と、
前記回転軸が圧入されて装着される軸装着孔と、前記軸装着孔内部に形成され且つ前記回転軸が圧入された状態で前記切り欠き部との間に挿入緩和空間が形成される回転止め部と、を有する駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする回転部材。
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