JP2002359145A - コンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィルム - Google Patents
コンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィルムInfo
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Abstract
いコンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィルムを提
供する。 【解決手段】溶融時に光学的異方性を示す芳香族液晶ポ
リエステルからなることを特徴とするコンデンサー用芳
香族液晶ポリエステルフィルム。該芳香族液晶ポリエス
テルは、p―ヒドロキシ安息香酸に由来する繰り返し構
造単位30〜80mol%、ヒドロキノン、レゾルシノール、
4,4‘―ジヒドロキシビフェニル、ビスフェノールA
およびビスフェノールSからなる群から選ばれた少なく
とも一種の化合物に由来する繰り返し構造単位10〜35mo
l%、テレフタル酸、イソフタル酸およびナフタレンジカ
ルボン酸からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合
物に由来する繰り返し構造単位10〜35mol%からなる。
Description
香族液晶ポリエステルフィルムに関する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリプロピレ
ン(PP)などの熱可塑性樹脂からなる誘電体が広く使用
されている。コンデンサーには、電荷の貯蔵能力、即ち
静電容量の大きいことが求められるため、対向する2枚
の電極面積を大きくする、誘電体を薄膜化して2枚の電
極板間隔を狭くする、誘電体の誘電率を大きくするなど
の方法により高静電容量化を図っている。しかしなが
ら、PPは耐熱性に劣るため、絶縁破壊を生じやすいとい
う問題があった。またPETは、PPに比べ誘電率、耐熱性
にも優れるものの、誘電損失が大きいため、高周波特性
に劣り、発熱が起こるため、放熱のためのスペースが必
要となり、コンデンサーの小型化かつ高静電容量化を実
現するのが難しいという問題があった。
性及び誘電率に優れ、かつ誘電損失が小さいコンデンサ
ー用芳香族液晶ポリエステルフィルムを提供することに
ある。
うな問題がないコンデンサー用フィルムを見出すべく鋭
意検討を重ねた結果、溶融時に光学的異方性を示す芳香
族液晶ポリエステルフィルムが、耐熱性及び誘電率に優
れ、かつ誘電損失が小さく、コンデンサー用途に好適で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
示す芳香族液晶ポリエステルからなるコンデンサー用芳
香族液晶ポリエステルフィルムに係るものである。
本発明のコンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィル
ムは、溶融時に光学的異方性を示す芳香族液晶ポリエス
テルからなる。本発明において用いられる芳香族液晶ポ
リエステルは、サーモトロピック液晶ポリマーと呼ばれ
るポリエステルであり、例えば、(1)芳香族ヒドロキ
シカルボン酸、芳香族ジカルボン酸および芳香族ジオー
ルとの組み合わせからなるもの、(2)異種の芳香族ヒ
ドロキシカルボン酸からなるもの、(3)芳香族ジカル
ボン酸と芳香族ジオールとの組み合わせからなるもの、
(4)ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
に芳香族ヒドロキシカルボン酸を反応させたもの、など
が挙げられ、400℃以下の温度で異方性溶融体を形成
するものである。なお、これらの芳香族ヒドロキシカル
ボン酸、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオールの代わり
に、それらのエステル形成性誘導体を使用してもよい。
は、例えば、カルボキシル基が、酸塩化物、酸無水物な
どの反応活性が高く、ポリエステルを生成する反応を促
進するような誘導体となっているもの、カルボキシル基
が、アルコール類やエチレングリコールなどとエステル
を形成しており、エステル交換反応によりポリエステル
を生成するような誘導体となっているものなどが挙げら
れる。また、フェノール性水酸基のエステル形成性誘導
体としては、例えば、フェノール性水酸基が、カルボン
酸類とのエステルを形成しており、エステル交換反応に
よりポリエステルを生成するような誘導体となっている
ものが挙げられる。
ルおよび芳香族ヒドロキシカルボン酸は、エステル形成
性を阻害しない限りにおいて、ハロゲン原子、メチル
基、エチル基、アリル基などで置換されていても良い。
しては、下記のものを例示することができるが、これら
に限定されるものではない。
り返し構造単位: (式中、X1はハロゲン原子またはアルキル基を表
す。)
造単位: (式中、X2はハロゲン原子、アルキル基またはアリール
基を表す。)
位: (式中X3は、ハロゲン原子、アルキル基またはアリール
基を表し、X4は、水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
ル基を表す。) なお上のX1〜X4において、アルキル基としては炭素数1
〜10のアルキル基が好ましく、アリール基としては炭
素数6〜20のアリール基が好ましい。
晶ポリエステルは、前記A1式で表される繰り返し単位を
少なくとも30モル%含むものである。具体的には繰り
返し構造単位の組み合わせが下式(a)〜(f)のもの
が好ましい。 (a):(A1)、(B2)、(C3)、または、
(A1)、(B1)と(B2)の混合物、(C3)。 (b):(a)の構造単位の組み合わせのものにおい
て、(C3)の一部または全部を(C1)に置き換えたも
の。 (c):(a)の構造単位の組み合わせのものにおい
て、(C3)の一部または全部を(C2)に置き換えたも
の。 (d):(a)の構造単位の組み合わせのものにおい
て、(C3)の一部または全部を(C4)に置き換えたも
の。 (e):(a)の構造単位の組み合わせのものにおい
て、(C3)の一部または全部を(C4)と(C5)の混
合物に置き換えたもの。 (f):(a)の構造単位の組み合わせのものにおい
て、(A1)の一部を(A2)に置き換えたもの。
テルとしては、液晶性発現の観点から、芳香族ポリエス
テル系の液晶ポリマーが、p―ヒドロキシ安息香酸に由
来する繰り返し構造単位30〜80mol%、ヒドロキノン、レ
ゾルシノール、4,4‘―ジヒドロキシビフェニル、ビ
スフェノールAおよびビスフェノールSからなる群から
選ばれた少なくとも一種の化合物に由来する繰り返し構
造単位10〜35mol%、テレフタル酸、イソフタル酸および
ナフタレンジカルボン酸からなる群から選ばれた少なく
とも一種の化合物に由来する繰り返し構造単位10〜35mo
l%からなることが好ましい。
ステルとしては、耐熱性の観点から、p―ヒドロキシ安
息香酸に由来する繰り返し構造単位30〜80mol%、ヒドロ
キノン、4,4‘―ジヒドロキシビフェニルからなる群
から選ばれた少なくとも一種の化合物に由来する繰り返
し構造単位10〜35mol%、テレフタル酸およびイソフタル
酸からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物に由
来する繰り返し構造単位10〜35mol%からなることがより
好ましい。
は、重合度が低いと機械特性が低下する傾向があるた
め、その極限粘度が0.5以上であることが好ましく、よ
り好ましくは1.0以上である。
合成方法としては、公知の方法を採用することができ
る。例えば、特公昭47−47870号公報、特公昭6
3−3888号公報に記載の方法等が挙げられる。
テルフィルムを製造する方法について説明する。芳香族
液晶ポリエステルフィルムの製造方法は特に限定されな
いが、例えば、Tダイから溶融芳香族液晶ポリエステル
を押し出し巻き取るTダイ法、環状ダイスを設置した押
し出し機から溶融芳香族液晶ポリエステルを円筒状に押
し出し、冷却し巻き取るインフレーション製膜法、射出
成形法や押し出し法で得られた芳香族液晶ポリエステル
シートをさらに一軸延伸してフィルムを製造する方法、
芳香族液晶ポリエステルを有機溶剤に溶解し、流延した
後、有機溶剤を除去する溶液キャスト法などが挙げられ
る。中でも、薄膜を精度よく容易に製造できる点で、溶
液キャスト法が好ましい。
用芳香族液晶ポリエステルフィルムの製造方法について
説明する。コンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィ
ルムは、芳香族液晶ポリエステルを有機溶剤に溶解して
芳香族液晶ポリエステル溶液を得、該溶液を必要に応じ
てフィルターなどによってろ過し、溶液中に含まれる微
細な異物を除去した後、例えば、ローラーコート法、デ
ィップコート法、スプレイコート法、スピナーコート
法、カーテンコート法、スロットコート法、スクリーン
印刷法等の各種手段により、基材上に表面平坦かつ均一
に流延し、その後溶媒を除去することにより得ることが
できる。
使用される有機溶剤としては、芳香族液晶ポリエステル
を溶解できるものであれば特に限定されないが、下記一
般式(I)で表されるフェノール化合物を30重量%以
上含む有機溶剤が、常温または加熱下に芳香族液晶ポリ
エステルを溶解できるため好ましく、該フェノール化合
物を60重量%以上含む有機溶剤がより好ましく、実質
的に100重量%の該フェノール化合物を有機溶剤とし
て用いることが、他成分と混合する必要がないためさら
に好ましい。 ・・・(I)
温で溶解できることから、下記一般式(II)で表される
フェノール化合物を30重量%以上含む有機溶剤が好ま
しく、該フェノール化合物を60重量%以上含む有機溶
剤がより好ましく、実質的に100重量%の該フェノー
ル化合物を有機溶剤として用いることが、他成分と混合
する必要がないためさらに好ましい。 ・・・(II)
リハロゲン化メチル基を表し、iは1〜5の整数値を表
す。iが2以上の場合、複数あるAは互いに同一でも異
なっていてもよいが、同一であることが好ましい。一般
式(II)中、A’は,水素原子、ハロゲン原子またはト
リハロゲン化メチル基を表し、iは1〜5の整数値を表
す。iが2以上の場合、複数あるA’は互いに同一でも
異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
原子、臭素原子、よう素原子が挙げられ、フッ素原子、
塩素原子が好ましい。ハロゲン原子がフッ素原子である
一般式(I)の例としては、ペンタフルオロフェノール、
テトラフルオロフェノール等が挙げられる。ハロゲン原
子が塩素原子である一般式(I)の例としては、o−クロ
ロフェノール、p−クロロフェノール等が挙げられ、溶
解性の観点からp−クロロフェノールが好ましい。トリ
ハロゲン化メチル基のハロゲンとしては、フッ素原子、
塩素原子、臭素原子、よう素原子が挙げられる。トリハ
ロゲン化メチル基のハロゲンがフッ素原子である一般式
(I)の例としては、3,5−ビストリフルオロメチルフ
ェノールが挙げられる。
有していてもよく、上記一般式(II)で表されるフェノー
ル化合物が、価格と入手性の観点から好ましい。該フェ
ノール化合物以外に有機溶剤に含まれる成分としては、
溶液の保存時または後述の流延時に芳香族液晶ポリエス
テルを析出させるものでなければ特に限定されないが、
クロロホルム、塩化メチレン、テトラクロロエタン等の
塩素化合物との混合物が、価格と入手性の観点から好ま
しい。
ェノール化合物を30重量%以上含有する有機溶剤10
0重量部に対して、0.1〜100重量部が好ましく、
作業性あるいは経済性の観点から0.5〜50重量部が
より好ましく、1〜10重量部がさらに好ましい。0.
1重量部未満であると生産効率が低下する傾向があり、
100重量部を超えると溶解が困難になる傾向がある。
ないが、有機溶剤を蒸発させることにより行うことが好
ましい。有機溶剤を蒸発させる方法としては、加熱、減
圧、通風などの方法が挙げられる。中でも生産効率、取
り扱い性の点から加熱して蒸発させることが好ましく、
通風しつつ加熱して蒸発せしめることがより好ましい。
具体的には、80ないし100℃で30分ないし2時間
予備乾燥を行い、180ないし300℃で30分ないし
4時間熱処理を行うことが好ましい。
ステルフィルムには、フィルムの巻き取り性や滑り性を
改良するために、本発明の目的を損なわない範囲で公知
のフィラー、添加剤などが添加されていてもよい。該フ
ィラーとしては、例えば、硬化エポキシ樹脂粉末、メラ
ミン樹脂粉末、尿素樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉
末、ポリエステル樹脂粉末、スチレン樹脂などの有機系
フィラー、シリカ、アルミナ、酸化チタン、ジルコニ
ア、カオリン、炭酸カルシウム、燐酸カルシウムなどの
無機フィラーを挙げることができる。
ポリエステルフィルムには、本発明の目的を損なわない
範囲で、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などが少なくとも
1種添加されていてもよい。熱可塑性樹脂としては、例
えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリカ
ーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリフェニルエー
テル及びその変性物、ポリエーテルイミドなどが挙げら
れ、熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シアネート樹脂などが
挙げられる。
香族液晶ポリエステルフィルムの厚みは、特に限定され
ないが、製膜性や機械特性の観点から0.5〜50μmである
ことが好ましく、より好ましくは、1〜3μmである。
ステルフィルムには、その表面に金属層を形成してもよ
く、該金属層を形成する面には、接着力を高めるためコ
ロナ放電処理、紫外線照射処理、プラズマ処理などを行
ってもよい。
は、特に限定されないが、例えば、アルミニウム、亜
鉛、銅、錫、銀、ニッケルなどが挙げられる。これらは
単独で用いても複数を併用してもよい。
を形成する方法としては、例えば、真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンビーム法などが挙げられるが、特に
限定されるものではない。金属層の厚さは、使用目的に
応じて異なり、特に限定されるものではないが、2〜1
00nmであることが好ましい。
発明が実施例により限定されるものでないことは言うま
でもない。
還流冷却器を備えた反応器に、p―ヒドロキシ安息香酸
141g(1.02モル)、4,4’−ジヒドロキシ
ビフェニル 63.3g(0.34モル)、イソフタル
酸 56.5g(0.34モル)及び無水酢酸 191g
(1.87モル)、を仕込んだ。反応器内を十分に窒素
ガスで置換した後、窒素ガス気流下で15分かけて15
0℃まで昇温し、温度を保持して3時間還流させた。そ
の後、留出する副生酢酸及び未反応の無水酢酸を留去し
ながら170分かけて320℃まで昇温し、トルクの上
昇が認められる時点を反応終了とみなし、内容物を取り
出した。得られた固形分は室温まで冷却し、粗粉砕機で
粉砕後、窒素雰囲気下270℃で10時間保持し、固層
で重合反応を進めた。得られた芳香族液晶ポリエステル
をp-クロロフェノールに溶解し、60℃において極限粘度
を測定した結果、1.73であった。
5gをp―クロロフェノール9.5gに加え、120℃に加
熱した結果、完全に溶解し透明な溶液が得られることを
確認した。この溶液を攪拌及び脱泡し、芳香族液晶ポリ
エステル溶液を得た。この得られた溶液をガラス板上に
500rpm・20秒間でスピンコートした後、100℃で1時
間、250℃で1時間熱処理した。ガラス基板から剥離さ
せて得られたフィルム(15μm)について、誘電率、誘
電損失、ガラス転移温度を測定した。結果を表1に示
す。
m)について、実施例1と同様に誘電率、誘電損失、ガ
ラス転移温度を測定した。結果を表1に示す。
ンピーダンス・マテリアルアナライザーにより測定 2)東洋精機製作所製・粘弾性測定装置レオグラフソリ
ッド(DMA)により測定
れ、かつ誘電損失が小さいコンデンサー用芳香族液晶ポ
リエステルフィルムを提供することが可能となる。
Claims (6)
- 【請求項1】溶融時に光学的異方性を示す芳香族液晶ポ
リエステルからなることを特徴とするコンデンサー用芳
香族液晶ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】芳香族液晶ポリエステルが、p―ヒドロキ
シ安息香酸に由来する繰り返し構造単位30〜80mol%、ヒ
ドロキノン、レゾルシノール、4,4‘―ジヒドロキシ
ビフェニル、ビスフェノールAおよびビスフェノールS
からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物に由来
する繰り返し構造単位10〜35mol%、テレフタル酸、イソ
フタル酸およびナフタレンジカルボン酸からなる群から
選ばれた少なくとも一種の化合物に由来する繰り返し構
造単位10〜35mol%からなる請求項1記載のコンデンサー
用芳香族液晶ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】芳香族液晶ポリエステルが、p―ヒドロキ
シ安息香酸に由来する繰り返し構造単位30〜80mol%、ヒ
ドロキノン、4,4‘―ジヒドロキシビフェニルからな
る群から選ばれた少なくとも一種の化合物に由来する繰
り返し構造単位10〜35mol%、テレフタル酸およびイソフ
タル酸からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物
に由来する繰り返し構造単位10〜35mol%からなる請求項
1記載のコンデンサー用芳香族液晶ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項4】芳香族液晶ポリエステルを有機溶剤に溶解
し、流延した後、該有機溶剤を除去することにより得ら
れる請求項1〜3に記載のコンデンサー用芳香族液晶ポ
リエステルフィルム。 - 【請求項5】有機溶剤が、下記一般式(I) ・・・(I) (式中、Aは、ハロゲン原子またはトリハロゲン化メチ
ル基を、iは1以上5以下の整数値を表す。iが2以上
の場合は複数あるAは同一であっても異なっていてもよ
い)で表されるフェノール化合物を30重量%以上含有
する溶剤である請求項4に記載のコンデンサー用芳香族
液晶ポリエステルフィルム。 - 【請求項6】有機溶剤が下記一般式(II) ・・・(II) (式中、A’は水素原子、ハロゲン原子またはトリハロ
ゲン化メチル基を、iは1以上4以下の整数値を表す。
iが2以上の場合は複数あるA’は同一であっても異なっ
ていてもよい)で表されるフェノール化合物を30重量
%以上含有する溶剤である請求項4に記載のコンデンサ
ー用芳香族液晶ポリエステルフィルム。
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