JP2002356052A - インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート - Google Patents
インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シートInfo
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- JP2002356052A JP2002356052A JP2001162826A JP2001162826A JP2002356052A JP 2002356052 A JP2002356052 A JP 2002356052A JP 2001162826 A JP2001162826 A JP 2001162826A JP 2001162826 A JP2001162826 A JP 2001162826A JP 2002356052 A JP2002356052 A JP 2002356052A
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Abstract
クの耐水性に優れ、印字画像の滲みが起こらない上、イ
ンク受容層の所在位置を確認できるインクジェットイン
ク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート
の提供。 【解決手段】 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルあるいはアクリル系光硬化性
成分を主成分として含むビヒクルに少なくとも多孔質微
粒子を配合したインクあるいはさらにカチオン性樹脂を
配合したインクに対して、蛍光物質を配合したインクジ
ェットインク受容層形成用インクを用いる。
Description
ンク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シー
トに関するものである。
インクジェットプリンタはカラー化が容易で、安価であ
り、高解像度が可能である、保存性に優れているなどの
多くの優れた点を持っているが、上質紙に印字するとイ
ンクの定着性に劣り、印字したインクが基材表面に残る
ため、連続的に印字された場合などにはガイドロールが
汚れたり、印字画像の汚れ発生する問題があり、またイ
ンクジェット印字が滲んだり、耐水性に劣る問題があっ
た。特に情報産業分野で使用する場合、インクジェット
印字されたバーコードなどが滲んで読み取り難くなった
り、インクジェット印字された郵便物などが野外にて雨
に曝されたり、あるいは誤って水が掛かってしまった場
合などには、溶けて印字内容が見えなくなる問題があっ
た。
に、特定のビヒクルに対して多孔質微粒子あるいはさら
にカチオン性樹脂を配合したインクを用いて基材の所定
部にインクジェットインク受容層を形成した記録用シー
トを提案した(特願2000−331325など)。
(特願2000−331325など)の基材の所定部に
形成されたインクジェットインク受容層は、インクジェ
ットインク吸収性に優れるとともに、印字したインクジ
ェットインクの耐水性が改善でき、かつ印字画像の滲み
が起こらずインクジェット印字の印字品質を向上できる
などの効果が得られたが、形成されたインクジェットイ
ンク受容層が透明であるため容易には目視できず、例え
ば、記録用シートの一部をサンプリングして、そのサン
プルをかざして見るなどしないとインクジェットインク
受容層を形成した位置か確認できないという問題があっ
た。サンプリングなどせずオンラインでインクジェット
インク受容層の位置が確認できないと、例えばインクジ
ェットインクを用いてインクジェットインク受容層の上
に短時間で正確に連続的に印刷できないという問題があ
った。
ンク吸収性に優れるとともに、印字したインクジェット
インクの耐水性が改善でき、かつ印字画像の滲みが起こ
らずインクジェット印字の印字品質を向上できる上、イ
ンクジェットインク受容層の所在位置を容易に確認でき
るインクジェットインク受容層形成用インクを提供する
ことである。本発明の第2の目的は、このインクジェッ
トインク受容層形成用インクを用いた記録用シートであ
って、サンプリングなどせずオンラインでインクジェッ
トインク受容層の所在位置を確認してインクジェットイ
ンク受容層の上に短時間で正確に印刷できる記録用シー
トを提供することである。
決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のビヒクルに多孔
質微粒子を配合したインクあるいはさらにカチオン性樹
脂を配合したインクに対して蛍光物質を配合したインク
ジェットインク受容層形成用インクを用いることによ
り、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
0℃以上のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒク
ルあるいはアクリル系光硬化性成分を主成分として含む
ビヒクルに少なくとも多孔質微粒子を配合したインクあ
るいはさらにカチオン性樹脂を配合したインクに対し
て、蛍光物質を配合したことを特徴とするインクジェッ
トインク受容層形成用インクである。
くとも一方の面の所定部に請求項1記載のインクジェッ
トインク受容層形成用インクを用いて形成されたインク
ジェットインク受容層を有してなる記録用シートであ
る。
に多孔質微粒子を配合したインクあるいはさらにカチオ
ン性樹脂を配合したインクに対して蛍光物質を配合した
本発明のインクジェットインク受容層形成用インクを用
い基材の少なくとも一方の面の所定部にインクジェット
インク受容層が形成されており、形成されたインクジェ
ットインク受容層はインクジェットインク吸収性に優れ
るとともに、印字したインクジェットインクの耐水性が
改善でき、かつ印字画像の滲みが起こらずインクジェッ
ト印字の印字品質を向上できる上、通常は容易には目視
できないが、所在位置を確認する際は紫外線ランプ(ブ
ラックライト)を用いて紫外線を照射すると発光するの
で、オンラインでもインクジェットインク受容層の所在
位置を確認してインクジェットインク受容層の上に短時
間で正確に印刷できる。本発明のインクジェットインク
受容層形成用インクは、印刷適性に優れるため基材の少
なくとも一方の面の所定部にインクジェットインク受容
層を容易に形成できるので、コストダウンを計ることが
できる上、オフセット印刷に影響を与えない。
に説明する。図1は、本発明の記録用シートの一実施形
態を説明する説明図である。図1において、本発明の記
録用シート1は、本発明のインクジェットインク受容層
形成用インクを使用して基材2の上面の所定箇所にイン
クジェットインク受容層3が形成してある。4は、イン
クジェットインク受容層3の上に図示しないインクジェ
ットプリンタで印字された印字である。
混合可能な中沸点および高沸点溶剤(沸点が100℃以
上のもの)であり、具体的には、例えばグリコール(グ
リセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール)
やグリコール誘導体(エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
アセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルア
セテート)など、およびこれらの2つ以上の混合物を挙
げることができる。
しては、公知の光重合性モノマーおよび/または光重合
性オリゴマーから任意に選んで用いることができる。こ
のような光重合性モノマーとしては、例えばアクリル酸
やメタクリル酸などの不飽和カルボン酸又はそのエステ
ル、例えばアルキル−、シクロアルキル−、ハロゲン化
アルキル−、アルコキシアルキル−、ヒドロキシアルキ
ル−、アミノアルキル−、テトラヒドロフルフリル−、
アリル−、グリシジル−、ベンジル−、フェノキシ−ア
クリレート及びメタクリレート、アルキレングリコー
ル、ポリオキシアルキレングリコールのモノ又はジアク
リレート及びメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート及びメタクリレート、ペンタエリトリ
ットテトラアクリレート及びメタクリレートなど、アク
リルアミド、メタクリルアミド又はその誘導体、例えば
アルキル基やヒドロキシアルキル基でモノ置換又はジ置
換されたアクリルアミド及びメタクリルアミド、ジアセ
トンアクリルアミド及びメタクリルアミド、N,N′−
アルキレンビスアクリルアミド及びメタクリルアミドな
ど、アリル化合物、例えばアリルアルコール、アリルイ
ソシアネート、ジアリルフタレート、トリアリルイソシ
アヌレートなど、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル
酸又はそのエステル、例えばアルキル、ハロゲン化アル
キル、アルコキシアルキルのモノ又はジマレエート及び
フマレートなど、その他の不飽和化合物、例えばスチレ
ン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカ
ルバゾール、N−ビニルピロリドンなどが用いられる。
は、例えばイソボルニルアクリレート又はメタクリレー
ト、ノルボルニルアクリレート又はメタクリレート、ジ
シクロペンテノキシエチルアクリレート又はメタクリレ
ート、ジシクロペンテノキシプロピルアクリレート又は
メタクリレートなど、ジエチレングリコールジシクロペ
ンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル又はメタク
リル酸エステル、ポリオキシエチレン若しくはポリプロ
ピレングリコールジシクロペンテニルモノエーテルのア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルなど、ジシ
クロペンテニルシンナメート、ジシクロペンテノキシエ
チルシンナメート、ジシクロペンテノキシエチルモノフ
マレート又はジフマレートなど、3,9−ビス(1,1
−ビスメチル−2−オキシエチル)−スピロ[5,5]
ウンデカン、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−
オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエ
チル)−スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス
(2−オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキ
サスピロ[5,5]ウンデカンなどのモノ−、ジアクリ
レート又はモノ−、ジメタアクリレート、あるいはこれ
らのスピログリコールのエチレンオキシド又はプロピレ
ンオキシド付加重合体のモノ−、ジアクリレート、又は
モノ−、ジメタアクリレート、あるいは前記モノアクリ
レート又はメタクリレートのメチルエーテル、1−アザ
ビシクロ[2,2,2]−3−オクテニルアクリレート
又はメタクリレート、ビシクロ[2,2,1]−5−ヘ
プテン−2,3−ジカルボキシルモノアリルエステルな
ど、ジシクロペンタジエニルアクリレート又はメタクリ
レート、ジシクロペンタジエニルオキシエチルアクリレ
ート又はメタクリレート、ジヒドロジシクロペンタジエ
ニルアクリレート又はメタクリレートなどの光重合性モ
ノマーを用いることができる。これらの光重合性モノマ
ーは単独で用いてもよいし2種以上組み合わせて用いて
もよい。
脂のアクリル酸エステル例えばビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルジアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸とメチルテトラヒドロフタル酸無水物との反応生
成物、エポキシ樹脂と2−ヒドロキシエチルアクリレー
トとの反応生成物、エポキシ樹脂のジグリシジルエーテ
ルとジアリルアミンとの反応生成物などのエポキシ樹脂
系プレポリマーや、グリシジルジアクリレートと無水フ
タル酸との開環共重合エステル、メタクリル酸二量体と
ポリオールとのエステル、アクリル酸と無水フタル酸と
プロピレンオキシドから得られるポリエステル、ポリエ
チレングリコールと無水マレイン酸とグリシジルメタク
リレートとの反応生成物などのような不飽和ポリエステ
ル系プレポリマーや、ポリビニルアルコールとN−メチ
ロールアクリルアミドとの反応生成物、ポリビニルアル
コールを無水コハク酸でエステル化した後、グリシジル
メタクリレートを付加させたものなどのようなポリビニ
ルアルコール系プレポリマー、ピロメリット酸二無水物
のジアリルエステル化物に、p,p′−ジアミノジフェ
ニルを反応させて得られるプレポリマーのようなポリア
ミド系プレポリマーや、エチレン−無水マレイン酸共重
合体とアリルアミンとの反応生成物、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体と2−ヒドロキシエチル
アクリレートとの反応生成物又はこれにさらにグリシジ
ルメタクリレートを反応させたものなどのポリアクリル
酸又はマレイン酸共重合体系プレポリマーなど、そのほ
か、ウレタン結合を介してポリオキシアルキレンセグメ
ント又は飽和ポリエステルセグメントあるいはその両方
が連結し、両末端にアクリロイル基又はメタクロイル基
を有するウレタン系プレポリマーなどを挙げることがで
きる。これらの光重合性オリゴマーは、重量平均分子量
凡そ2000〜30000の範囲のものが適当である。
剤の中から任意のものを選択して用いることができる。
このような光重合開始剤としては、具体的には、例えば
ベンゾインやベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン‐
n‐プロピルエーテル、ベンゾイン‐イソプロピルエー
テル、ベンゾインイソブチル‐エーテルなどのベンゾイ
ンアルキルエーテル類、2,2‐ジメトキシ‐2‐フェ
ニルアセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンジル、ジア
セチル、ジフェニルスルフィド、エオシン、チオニン、
9,10‐アントラキノン、2‐エチル‐9,10‐ア
ントラキノンなどを挙げることができる。これらの光重
合開始剤は、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上
を組み合わせて用いてもよい。光重合開始剤の含有量
は、通常ビヒクル100質量部当り、5〜15質量部の
範囲で選ばれるのが好ましい。
質微粒子でも親水性多孔質微粒子でもあるいはこれらの
混合物でもよい。疎水性多孔質微粒子は水に分散し難
く、水に分散させても、静置して放置すると、沈殿し
て、2層に分離してしまうような多孔質微粒子である。
それに対して、親水性多孔質微粒子は、水に容易に分散
することができ、分散させた後、静置して放置しても沈
殿が起きず、均一な懸濁状態を維持するような多孔質微
粒子である。
酸化物多孔質微粒子と疎水性樹脂多孔質微粒子が挙げら
れる。疎水性無機酸化物多孔質微粒子の具体例として
は、例えば、[シリカ微粒子〈商品名:SS−10,S
S−15,SS−10A,SS−20,SS−30P,
SS−30S,SS−40,SS−50,SS−50
A,SS−60,SS−70,SS−100,SS−1
0F,SS−50F,SS−50B,SS−50C,S
S−72F,SS−170X,SS−178B(日本シ
リカ工業社製)〉や二酸化チタン〈商品名:T805
(日本アエロジル社製)〉]などが挙げられる。
しては、例えば、四フッ化エチレン樹脂〈商品名:テフ
ロン(R)30J(三井デュポンフルオロケミカル社
製)〉、六フッ化ビニリデン樹脂〈商品名:ネオフロン
CTFE(ダイキン工業社製)〉、三フッ化塩化エチレ
ン樹脂〈商品名:ネオフロンVDF(ダイキン工業社
製)〉、六フッ化プロピレン樹脂〈商品名:ネオフロン
FEP(ダイキン工業社製)〉、フッ化エチレン−プロ
ピレン共重合体樹脂〈商品名:テフロン(R)120J
(三井デュポンフルオロケミカル社製)〉などが挙げら
れる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上組み
合わせて用いてもよい。
性無機酸化物多孔質微粒子と親水性樹脂多孔質微粒子が
挙げられる。親水性多孔質微粒子の具体例としては、例
えば、アルミナ微粒子、各種デンプン系微粒子、微粒状
アクリル樹脂、微粒状メタクリル樹脂、天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム、活性白土などが
挙げられる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以
上組み合わせて用いてもよい。
上させるためにビヒクルに対して多孔質微粒子以外にカ
チオン性樹脂をさらに配合することができる。本発明に
おいて用いるカチオン性樹脂は、水溶液あるいは水分散
液の形態の1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩
のオリゴマー、ポリマーでも、自体が粉末状あるいは液
状である1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩の
オリゴマー、ポリマーでもよい。特に好ましいカチオン
性樹脂の例として、具体的には、例えば、ジメチルアミ
ン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジ
アリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物など
あるいはこれらの2種以上の混合物などを挙げることが
できる。本発明におけるカチオン性樹脂としては市販の
ものを好適に利用できる。
チオン性樹脂の具体例としては、例えば、水溶液として
は、三洋化成工業(株)製サンフィックスPRO−10
0(ポリアミン系水溶液)、サンフィックス70(ジシ
アンジアミド系水溶液)、第一工業製薬(株)製カチオ
ーゲンL(4級アンモニウム塩水溶液)、シャロールD
C−303P(ポリジメチルジアリルアンモニウムクロ
ライド水溶液)、シャロールDC−902P(ポリジメ
チルジアリルアンモニウムクロライド水溶液)、日本触
媒(株)製エポミンP−1000(ポリエチレンイミ
ン)、日東紡績(株)製PAA−HCI−3L(ポリア
リルアミン塩酸塩)、PAA−HCI−10L(ポリア
リルアミン塩酸塩)などを挙げることができる。また、
水分散液としては、三洋化成工業(株)製サンスタット
1200(4級アンモニウム塩型)、日華化学(株)製
ニッカシリコンAMZ(アミノ変性シリコンエマルジョ
ン)、ニッカシリコンAM−202(アミノ変性シリコ
ンエマルジョン)、ニッカシリコンAMZ−3(アミノ
変性シリコンエマルジョン)などを挙げることができ
る。
しては、例えば、三洋化成工業(株)製ポリアミン系の
サンフィクス555、サンフィクス555C、サンフィ
クス555NK、サンフィクス555US、第一工業製
薬(株)製のレオックスAS(特殊カチオン樹脂)、シ
ャロールDM−254P(メタクリル酸エステルクロラ
イド4級塩ポリマー)、シャロールDM−283P(メ
タクリル酸エステルクロライド4級塩ポリマー)、日東
紡績(株)製のPAA−HCI−3S(ポリアリルアミ
ン塩酸塩)、PAA−HCI−10S(ポリアリルアミ
ン塩酸塩)などを挙げることができ、液状のものでは、
日本触媒(株)製のエポミンSP−012(ポリエチレ
ンイミン)、エポミンSP−110(ポリエチレンイミ
ン)、エポミンSP−200(ポリエチレンイミン)な
どを挙げることができる。
質微粒子およびカチオン性樹脂の含有量は特に限定され
るものではない。しかしビヒクル100質量部に対し
て、多孔質微粒子を5〜70質量部、好ましくは10〜
60質量部、より好ましくは20〜55質量部、カチオ
ン性樹脂を5〜120質量部、好ましくは5〜60質量
部、より好ましくは5〜50質量部、配合することが望
ましい。多孔質微粒子およびカチオン性樹脂が下限値未
満では耐水性や印字画像の滲みを改善できない恐れがあ
り、またインクの吸収性が劣り印字したインクが用紙表
面に残るため連続的に印字された場合などにガイドロー
ルを汚したり印字画像の汚れが発生する恐れがあり、多
孔質微粒子およびカチオン性樹脂が上限値を超えると耐
水性は改善されるが印刷インク適性が低下する恐れがあ
るので好ましくない。
ール系溶剤を主成分として含むビヒクルを用いる場合
は、必要に応じてさらにバインダー樹脂を配合したビヒ
クルを用いることができる。さらにバインダー樹脂を配
合することにより、形成されたインクジェットインク受
容層が擦れに強くなり、OCRリーダーなどで擦られて
も多孔質微粒子が離脱したり、インクジェットインク受
容層が剥離しなくなるので好ましい。
リコール系溶剤とともに使用可能なものであれば特に限
定されない。具体的には、例えば、アルブミン、ゼラチ
ン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダなどの天然樹脂、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポ
リアミド、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチル
メタクリレート、ポリフェニルアセトアセタール、ポリ
エチレンイミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
リジウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、ポリ
ビニルアルコールおよびその誘導体、ポリエステル、ポ
リアクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル共重合体など
の合成樹脂、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮
合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリ
ビニルアミン共重合物、ジシアンジアミド、ジメチル・
ジアリル・アンモニウムクロライドを主成分とする化合
物あるいはこれらの2種以上の混合物などのカチオン性
樹脂、その他、電子線硬化型インク、紫外線硬化型イン
ク、スルホン酸基、カルボキシル基、硫酸エステル基、
燐酸エステル基などのアニオン性基を有する例えばロジ
ン変成マレイン酸などのアニオン性樹脂などを挙げるこ
とができる。
には、例えばスチルベン、4,4’−ジアミノスチルベ
ン、ビフェニル、複素5員環(トリアゾール、オキサゾ
ール、イミダゾールなど)、複素6員環(クマリン、ナ
フタルイミド、s−トリアジンなど)の誘導体などの蛍
光増白剤(メーカー名;例えば昭和化学社、昭和化工
社、日曹社、化薬社、三井社、住友社、大東社、チバ
社、バイエル社など)、蛍光顔料、蛍光染料などを挙げ
ることができる。
定されるものではない。しかし、ビヒクル100質量部
に対して、蛍光物質0.1〜10質量部、好ましくは
0.5〜8質量部を配合することが好ましい。蛍光物質
の配合量が下限値未満では発光量が少なく紫外線を照射
してもインクジェットインク受容層の位置を容易に確認
できない恐れがあり、配合量が上限値を超えても効果の
向上がさほど望めず印刷適性など他の特性を損なう恐れ
があるので好ましくない。
望に応じて慣用されている添加成分、例えば、反応性希
釈剤、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化防止剤、pH調節
剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤、滑剤、増感剤などを
含有させることができる。
他に、合成紙、あるいはポリエチレン、透明性を有する
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビ
ニルなどの合成フィルムを用いることもできる。これら
の合成フィルムを用いる場合には基材の表面をマット処
理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。通
常の紙としては、木材パルプと顔料を主成分として構成
される。木材パルプとしてはLBKP、NBKP、など
の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTM
P、CMP、CGPなどの機械パルプ、DIPなどの古
紙パルプなどのパルプを含み、必要に応じて従来の顔料
やバインダーおよびサイズ剤や定着剤、歩留り向上剤、
カチオン化剤、紙力増強剤などの各種添加剤を1種以上
用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤ
抄紙機などの各種装置で製造が可能であり、酸性、中
性、アルカリ性で抄造できる。
インク受容層3を形成する方法は、特に限定されるもの
ではなく、例えば本発明のインクを基材2の少なくとも
一方の面の所定部に刷毛塗りなど手動で塗工し、あるい
は自動的に塗工する方法を挙げることができる。しか
し、本発明のインクを用いてグラビアコーター、フレキ
ソ、エアナイフコーター、バーコーターなどの塗工手段
により基材2の少なくとも一方の面の所定部に塗工し、
インクジェットインク受容層3を形成する方法は好まし
く使用できる。沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルを用いたインクの場合は基材
2の所定部に塗工した後、特別な乾燥を行わずにインク
ジェットインク受容層3を形成できる。一方、アクリル
系光硬化性成分を主成分として含むビヒクルを用いたイ
ンクの場合は基材2の所定部に塗工した後、公知の紫外
線照射装置を用いて紫外線を照射して硬化してインクジ
ェットインク受容層3を形成できる。
クとしては、たとえば特開平7−228808号公報、
同7−228809号公報に記載のものを用いることが
できる。特に、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナ
フトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン
系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジ
ン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選
ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが好適に用い
られる。これらの具体例については特開平7−2288
09号公報の段落番号0015に例示されている。この
インクに使用する媒体としては、水と水溶性有機溶媒と
の混合溶媒を用いることができる。このほかに、pH調
整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤などを含有させるこ
とができる。
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)ポリエチレングリコールジアクリレート
(n≒13〜14)〈商品名:アロニックス M−26
0(東亜合成社製)〉92質量部と光重合開始剤〈商品
名:VICURE55(アクゾノーベル社製)〉8質量
部を混合する。得られたビヒクル液100質量部に二酸
化ケイ素多孔質微粒子〈商品名:NipsilE220
(日本触媒社製)〉を25質量部混練する。さらに耐水
性向上剤としてカチオン性樹脂のポリエチレンイミン系
カチオン剤〈商品名:エポミンSP−012(日本触媒
社製)〉10質量部および蛍光物質〈商品名:Kaya
light B(日本化薬社製)〉0.5質量部と、添
加剤としてメチルハイドロキノン(安定剤)を0.1質
量部加えて三本ロールミルを使用して混練して本発明の
インクジェットインク受容層形成用インクを調製した。
部に請求書を印刷する際の最終印刷ユニットで印刷し紫
外線を照射して硬化して本発明のインクジェットインク
受容層を有する記録用シートを作った。印刷方法は樹脂
凸版を使用したドライオフセット印刷で、インク盛量は
1.2g/m2 であった。この印刷の際、ブラックライ
トで紫外線を印刷部に照射することにより印刷位置が明
確になり、印刷位置合わせ作業が短時間にかつ正確に行
うことができた。得られた本発明の記録用シートのイン
クジェットインク受容層にサイテックス社インクジェッ
トプリンタで印字(黒、赤、青および緑染料インク)を
行ったあと、下記の評価方法により耐水性およびSTI
グレード(%)(印字品質)の評価を行った。耐水性は
いずれも◎、STIグレード(%)は黒85%、赤77
%、青75%および緑69%であった。
箇所に水滴を一定時間滴下したのち、拭き取ってインク
の状態を目視により判定する。印字が完全に残っている
ものを◎、印字がほぼ完全に残っているものを○、印字
が少し薄くなってきているものを△、印字が薄くなって
いるものを×と判定した。
ンクジェットプリンタにてバーコードを印字し、その読
み取り品質をバーコードテスタ(LASER CHEK
II)にて、STIグレード(%)を測定することに
より評価した。なお、一般的にはSTIグレードで50
%以上が標準的な良好品質と評価することができる。
量部にロジン変性マレイン酸〈商品名:テスポール11
54(日立化成ポリマー社製)〉5質量部を溶解させ
る。得られたビヒクル液100質量部にシリカ多孔質微
粒子〈商品名:Nipsil E220(日本シリカ社
製)〉を25質量部配合し、さらに耐水性向上剤として
カチオン性樹脂のポリエチレンイミン系カチオン剤〈商
品名:エポミンSP−003(日本触媒社製)〉15質
量部および蛍光物質〈商品名:ケイコール BUL(日
本曹達社製)〉0.5質量部を加えて三本ロールミルを
使用して混練して本発明のインクジェットインク受容層
形成用インクを調製した。
を印刷する際の最終印刷ユニットで次の印刷を行って本
発明のインクジェットインク受容層を有する記録用シー
トを作った。印刷方法は、ダイレクトメール葉書のアド
レス印字欄に樹脂凸版を使用したドライオフセット印刷
で、インク盛量が1.2g/m2 となるように印刷す
る。この印刷の際、ブラックライトで紫外線を印刷部に
照射することにより印刷位置が明確になり、印刷位置合
わせ作業が短時間にかつ正確に行うことができた。得ら
れた本発明の記録用シートのインクジェットインク受容
層に実施例1と同様にしてサイテックス社インクジェッ
トプリンタで印字(黒、赤、青および緑染料インク)を
行ったあと、実施例1と同様にして耐水性およびSTI
グレード(%)(印字品質)の評価を行った。耐水性は
いずれも◎、STIグレード(%)は黒75%、赤70
%、青81%および緑76%であった。
添加しなかった以外は実施例1と同様にして比較のため
のインクを作り、実施例1と同様にしてこのインクを上
質紙(55kg)上の所定部に請求書を印刷する際の最
終印刷ユニットで印刷し紫外線を照射して硬化して比較
のインクジェットインク受容層を有する記録用シートを
作った。この印刷の際、印刷位置が判りずらく、印刷位
置合わせ作業に長時間を要し、生産性が著しく低下し
た。得られた記録用シートのインクジェットインク受容
層にサイテックス社インクジェットプリンタで印字
(黒、赤、青および緑染料インク)を行ったあと、実施
例1と同様にして耐水性およびSTIグレード(%)
(印字品質)の評価を行った。耐水性は△〜×、STI
グレード(%)は5〜30%であった。
添加しなかった以外は実施例2と同様にして比較のため
のインクを作り、実施例2と同様にしてこのインクを用
いてダイレクトメール葉書を印刷する際の最終印刷ユニ
ットで次の印刷を行って比較のインクジェットインク受
容層を有する記録用シートを作った。この印刷の際、印
刷位置が判りずらく、印刷位置合わせ作業に長時間を要
し、生産性が著しく低下した。得られた記録用シートの
インクジェットインク受容層にサイテックス社インクジ
ェットプリンタで印字(黒、赤、青および緑染料イン
ク)を行った後、実施例1と同様にして耐水性およびS
TIグレード(%)(印字品質)の評価を行った。耐水
性は△〜×、STIグレード(%)は5〜30%であっ
た。
ク受容層形成用インクは、特定のビヒクルに多孔質微粒
子を配合したインクあるいはさらにカチオン性樹脂を配
合したインクに対して蛍光物質を配合したであり、イン
ク印刷適性に優れるため基材の少なくとも一方の面の所
定部にインクジェットインク受容層を容易に形成でき、
コストダウンを計ることができる上、オフセット印刷に
影響を与えず、そして形成されたインクジェットインク
受容層はインクジェットインク吸収性に優れるととも
に、印字したインクジェットインクの耐水性が改善で
き、かつ印字画像の滲みが起こらずインクジェット印字
の印字品質を向上できる上、通常は容易には目視できな
いが、所在位置を確認する際は紫外線ランプ(ブラック
ライト)を用いて紫外線を照射すると発光するので、オ
ンラインでもインクジェットインク受容層の所在位置を
確認してインクジェットインク受容層の上に短時間で正
確に印刷できるという顕著な効果を奏する。
明のインクジェットインク受容層形成用インクを用い基
材の少なくとも一方の面の所定部にインクジェットイン
ク受容層が形成されているので、インクジェットインク
吸収性に優れるとともに、印字したインクジェットイン
クの耐水性が改善でき、かつ印字画像の滲みが起こらず
インクジェット印字の印字品質を向上できる上、インク
ジェットインク受容層を通常は容易には目視できない
が、所在位置を確認する際は紫外線ランプ(ブラックラ
イト)を用いて紫外線を照射すると発光するので、オン
ラインでもインクジェットインク受容層の所在位置を確
認してインクジェットインク受容層の上に短時間で正確
に印刷できるという顕著な効果を奏する。
説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルあるいはアクリル系光硬化性
成分を主成分として含むビヒクルに少なくとも多孔質微
粒子を配合したインクあるいはさらにカチオン性樹脂を
配合したインクに対して、蛍光物質を配合したことを特
徴とするインクジェットインク受容層形成用インク。 - 【請求項2】 基材の少なくとも一方の面の所定部に請
求項1記載のインクジェットインク受容層形成用インク
を用いて形成されたインクジェットインク受容層を有し
てなる記録用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162826A JP2002356052A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162826A JP2002356052A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=19005889
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JP2001162826A Pending JP2002356052A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002356052A (ja) |
Cited By (1)
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- 2001-05-30 JP JP2001162826A patent/JP2002356052A/ja active Pending
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