JP2003246137A - インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート - Google Patents

インクジェットインク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シート

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JP2003246137A
JP2003246137A JP2002050358A JP2002050358A JP2003246137A JP 2003246137 A JP2003246137 A JP 2003246137A JP 2002050358 A JP2002050358 A JP 2002050358A JP 2002050358 A JP2002050358 A JP 2002050358A JP 2003246137 A JP2003246137 A JP 2003246137A
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Japan
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ink
receiving layer
forming
inkjet
jet
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JP2002050358A
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English (en)
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Akira Hirasawa
朗 平澤
Akio Sasaki
章夫 佐々木
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字したインクの耐水性に優れ、印字画像の
滲みが起こらず、印字の印字品質が高く、かつ、印刷イ
ンク適性に優れるため基材の必要な箇所にのみ容易にイ
ンクジェットインク受容層を形成できるインクおよびそ
れを用いた記録用シートの提供。 【解決手段】 アクリル系光硬化性成分を主成分として
含む体積収縮率10〜25%のビヒクルを含むインクジ
ェットインク受容層形成用インクを用いる。好ましくは
さらに微細粒子を配合したビヒクルを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットイ
ンク受容層形成用インクおよびそれを用いた記録用シー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットインクを使用する
インクジェットプリンタはカラー化が容易で、安価であ
り、高解像度が可能である、保存性に優れているなどの
多くの優れた点を持っているが、上質紙、コート紙など
に印字するとインクの吸収性に劣り、印字したインクが
基材表面に残るため、連続的に印字された場合などには
ガイドロールが汚れたり、印字画像の汚れ発生する問題
があり、またインクジェット印字が滲んだり、耐水性に
劣る問題があった。特に情報産業分野で使用する場合、
インクジェット印字されたバーコードなどが滲んで読み
取り難くなったり、インクジェット印字された郵便物な
どが野外にて雨に曝されたり、あるいは誤って水が掛か
ってしまった場合などには、溶けて印字内容が見えなく
なる問題があった。
【0003】耐水性のある顔料タイプのインクジェット
インクが市販されているが、インクジェットプリンタの
ヘッドの目詰まりやヘッドの寿命が低下するなどヘッド
への悪影響ある上、印字濃度が薄い、カラー化しにくい
という問題があった。
【0004】一方、インクジェットインク受容層を形成
した用紙(インクジェット用紙)やフィルム(OHPフ
ィルム)などが考案されている(特開平6−18313
5号公報、特開平6−297830号公報、特公平8−
22608号公報、特開平8−72390号公報、特開
平8−291496号公報など)。しかし、これらはイ
ンク吸収性は改善されるが、基材の全面にインクジェッ
トインク受容層を設けるためコスト高になる問題がある
とともに、H液へ影響をあたえるためオフセット印刷に
向かないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、従来の問題を解決し、基材に形成したインクジェッ
トインク受容層へのインクジェットインク吸収性に優れ
るとともに、印字したインクジェットインクの耐水性が
改善でき、かつ印字画像の滲みが起こらないようにして
インクジェット印字の印字品質を向上できるインクジェ
ットインク受容層形成用インクであって、印刷インク適
性に優れるためオフセット印刷などにより基材の必要な
所定の箇所にインクジェットインク受容層を容易に形成
できるインクジェットインク受容層形成用インクを提供
することであり、本発明の第2の目的は、そのようなイ
ンクを用いて基材の所定部に形成されたインクジェット
インク受容層を有する記録用シートを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アクリル系光硬化性
成分を主成分として含む特定の体積収縮率を有するビヒ
クルを含むインクジェットインク受容層形成用インクを
用いることにより解決できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の請求項1記載のインク
ジェットインク受容層形成用インクは、アクリル系光硬
化性成分を主成分として含む体積収縮率10〜25%の
ビヒクルを含むことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2記載のインクジェットイ
ンク受容層形成用インクは、請求項1記載のインクジェ
ットインク受容層形成用インクにおいて、さらに微細粒
子を配合したビヒクルを用いることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3記載のインクジェットイ
ンク受容層形成用インクは、請求項2記載のインクジェ
ットインク受容層形成用インクにおいて、ビヒクル10
0質量部に対して微細粒子を3〜70質量部配合したビ
ヒクルを用いることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、基材の少
なくとも一方の面の所定部に請求項1から請求項3のい
ずれかに記載のインクジェットインク受容層形成用イン
クを用いて形成されたインクジェットインク受容層を有
してなることを特徴とする記録用シートである。
【0011】本発明のインクジェットインク受容層形成
用インクは、アクリル系光硬化性成分を主成分として含
む特定の体積収縮率のビヒクルを含むので、基材に形成
されたインクジェットインク受容層へのインクジェット
インク吸収性が優れ、印字画像の滲みが起こらないとと
もに、印字したインクジェットインクの耐水性が改善で
き、かつインクジェット印字の印字品質を向上できる。
さらに、印刷インク適性に優れるため基材の必要な所定
の箇所に容易にインクジェットインク受容層を形成でき
るのでコストダウンを計ることができる上、オフセット
印刷に影響を与えない。本発明のインクジェットインク
受容層形成用インクは硬化時にクラックが発生し、形成
されたインクジェットインク受容層には外部に通じる多
くの微細なクラックが存在するため、このインクジェッ
トインク受容層面にインクジェットインクを適用すると
インクジェットインクがクラック中に浸透、侵入するの
でインクジェットインクの吸収性が向上し、印字したイ
ンクジェットインクの耐水性が改善でき、インクジェッ
ト印字の印字品質を向上できる。さらに微細粒子を配合
した本発明のインクジェットインク受容層形成用インク
は微細粒子がクラックの発生を誘導するため、インクジ
ェットインク受容層には外部に通じるより多くの微細な
クラックが存在するようになり、インクジェットインク
の吸収性がより向上し、印字したインクジェットインク
の耐水性がより改善でき、インクジェット印字の印字品
質を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のインクジェットインク受容層形成用インクは、
アクリル系光硬化性成分を主成分として含む体積収縮率
10〜25%のビヒクルを用いることが肝要である。こ
のようなアクリル系光硬化性成分として熱硬化型、紫外
線硬化型および/または電子線硬化型は好ましく使用で
きる。体積収縮率が10%未満では硬化時に有効な多数
の微細なクラックが発生しない恐れがあり、25%を超
えると大きなクラックが生じ有効な多数の微細なクラッ
クが発生しない恐れがある。
【0013】なお、アクリル系光硬化性成分の体積収縮
率は下記の条件で硬化させ、下記の体積収縮率測定法
[JIS Z8804(液体比重測定方法)およびJI
SZ8807(固体比重測定方法)に準拠]で測定した
ものである。
【0014】(体積収縮率測定法)アクリル系光硬化性
成分を主成分として含むビヒクル97質量部と光重合開
始剤[商品名:VICURE55(アクゾノーベル社
製)]3質量部を混合する。この混合液の比重をJIS
Z8804(液体比重測定方法)に準拠して20℃で
測定して硬化前の体積V1を求める。この混合液に高圧
水銀ランプを用いて紫外線を照射して硬化させ、20℃
で秤量ビンを用いJIS Z8807(固体比重測定方
法)に準拠して硬化物の体積V2を求める。下式により
硬化前の体積V1と硬化後の体積V2から体積収縮率
(%)を求める。 体積収縮率(%)=[(V1−V2)/V1]×100
【0015】本発明で用いるアクリル系光硬化性成分と
しては、公知のアクリル系光重合性モノマーおよび/ま
たはアクリル系光重合性オリゴマーから任意に選んで用
いることができる。このような光重合性モノマーとして
は、例えばアクリル酸やメタクリル酸などの不飽和カル
ボン酸又はそのエステル、例えばアルキル−、シクロア
ルキル−、ハロゲン化アルキル−、アルコキシアルキル
−、ヒドロキシアルキル−、アミノアルキル−、テトラ
ヒドロフルフリル−、アリル−、グリシジル−、ベンジ
ル−、フェノキシ−アクリレート及びメタクリレート、
アルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコー
ルのモノ又はジアクリレート及びメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート及びメタクリレー
ト、ペンタエリトリットテトラアクリレート及びメタク
リレートなど、アクリルアミド、メタクリルアミド又は
その誘導体、例えばアルキル基やヒドロキシアルキル基
でモノ置換又はジ置換されたアクリルアミド及びメタク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリル
アミド、N,N′−アルキレンビスアクリルアミド及び
メタクリルアミドなどを挙げることができる。これらの
光重合性モノマーは単独で用いてもよいし2種以上組み
合わせて用いてもよい。
【0016】本発明においてはこれらのアクリル系光重
合性モノマーとともに、アリル化合物、例えばアリルア
ルコール、アリルイソシアネート、ジアリルフタレー
ト、トリアリルイソシアヌレートなど、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマル酸又はそのエステル、例えばアル
キル、ハロゲン化アルキル、アルコキシアルキルのモノ
又はジマレエート及びフマレートなど、その他の不飽和
化合物、例えばスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリド
ンなどを適宜適量配合して用いることができる。
【0017】また、ビヒクルの体積収縮率が大きすぎる
ような場合には、体積収縮率が小さい、例えばイソボル
ニルアクリレート又はメタクリレート、ノルボルニルア
クリレート又はメタクリレート、ジシクロペンテノキシ
エチルアクリレート又はメタクリレート、ジシクロペン
テノキシプロピルアクリレート又はメタクリレートな
ど、ジエチレングリコールジシクロペンテニルモノエー
テルのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル、
ポリオキシエチレン若しくはポリプロピレングリコール
ジシクロペンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル
又はメタクリル酸エステルなど、ジシクロペンテニルシ
ンナメート、ジシクロペンテノキシエチルシンナメー
ト、ジシクロペンテノキシエチルモノフマレート又はジ
フマレートなど、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−
2−オキシエチル)−スピロ[5,5]ウンデカン、
3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−オキシエチ
ル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,
5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエチル)−
スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキ
シエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
[5,5]ウンデカンなどのモノ−、ジアクリレート又
はモノ−、ジメタアクリレート、あるいはこれらのスピ
ログリコールのエチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ド付加重合体のモノ−、ジアクリレート、又はモノ−、
ジメタアクリレート、あるいは前記モノアクリレート又
はメタクリレートのメチルエーテル、1−アザビシクロ
[2,2,2]−3−オクテニルアクリレート又はメタ
クリレート、ビシクロ[2,2,1]−5−ヘプテン−
2,3−ジカルボキシルモノアリルエステルなど、ジシ
クロペンタジエニルアクリレート又はメタクリレート、
ジシクロペンタジエニルオキシエチルアクリレート又は
メタクリレート、ジヒドロジシクロペンタジエニルアク
リレート又はメタクリレートなどの光重合性モノマーを
適量混合して用いることができる。
【0018】光重合性オリゴマーとしては、エポキシ樹
脂のアクリル酸エステル例えばビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルジアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸とメチルテトラヒドロフタル酸無水物との反応生
成物、エポキシ樹脂と2−ヒドロキシエチルアクリレー
トとの反応生成物、エポキシ樹脂のジグリシジルエーテ
ルとジアリルアミンとの反応生成物などのエポキシ樹脂
系プレポリマーや、グリシジルジアクリレートと無水フ
タル酸との開環共重合エステル、メタクリル酸二量体と
ポリオールとのエステル、アクリル酸と無水フタル酸と
プロピレンオキシドから得られるポリエステル、ポリエ
チレングリコールと無水マレイン酸とグリシジルメタク
リレートとの反応生成物などのような不飽和ポリエステ
ル系プレポリマーや、ポリビニルアルコールとN−メチ
ロールアクリルアミドとの反応生成物、ポリビニルアル
コールを無水コハク酸でエステル化した後、グリシジル
メタクリレートを付加させたものなどのようなポリビニ
ルアルコール系プレポリマー、ピロメリット酸二無水物
のジアリルエステル化物に、p,p′−ジアミノジフェ
ニルを反応させて得られるプレポリマーのようなポリア
ミド系プレポリマーや、エチレン−無水マレイン酸共重
合体とアリルアミンとの反応生成物、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体と2−ヒドロキシエチル
アクリレートとの反応生成物又はこれにさらにグリシジ
ルメタクリレートを反応させたものなどのポリアクリル
酸又はマレイン酸共重合体系プレポリマーなど、そのほ
か、ウレタン結合を介してポリオキシアルキレンセグメ
ント又は飽和ポリエステルセグメントあるいはその両方
が連結し、両末端にアクリロイル基又はメタクロイル基
を有するウレタン系プレポリマーなどを挙げることがで
きる。これらの光重合性オリゴマーは、重量平均分子量
凡そ2000〜30000の範囲のものが適当である。
【0019】体積収縮率が10〜25%の範囲にある光
重合性モノマーとしては、例えば下記の化合物を挙げる
ことができる。 体積収縮率 アリルメタクリレート 21.6% ネオペンチルグリコールジアクリレート 21.3% メチルメタクリレート 21.0% ジアリルフマレート 20.0% 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 18.2% ネオペンチルグリコールジアクリレート 17.5% トリエチレングリコールジアクリレート 14.5% ポリエチレングリコール200#ジアクリレート 14.3% シクロヘキシルアクリレート 14.0% テトラエチレングリコールジアクリレート 13.0% トリメチロールプロパントリアクリレート 13.0% 1.9−ノナンジオールジアクロレート 12.9% シクロヘキシルメタクリレート 12.5% テトラヒドロフルフリルメタクリレート 12.2% ジペンタエリスリトールペンタおよびヘキサアクリレート 12.0% ペンタエリスリトールテトラアクリレート 11.0% ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート 10.2% ジシクロペンテニロキシエチルアクレレート 10.0%
【0020】体積収縮率が10%未満の光重合性モノマ
ーとしては、例えば下記の化合物を挙げることができ
る。 体積収縮率 ペンタエリスリトールトリアクリレート 9.6% ポリテトラメチレングリコールジアクリレート 9.4% テトラエチレングリコールジメタクリレート 9.3% ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 8.8% ジシクロペンテニロキシエチルメタクリレート 8.7% メトキシジプロピレングリコールアクリレート 8.5% メトキシ−トリエチレングリコールアクリレート 8.2% ジシクロペンテニルアクレレート 8.0% ポリエチレングリコールジアクリレート 7.9% イソボニルアクリレート 7.2%
【0021】上記光重合性モノマーと共重合可能なモノ
マーの例としては、例えば下記の化合物を挙げることが
できる。 体積収縮率 酢酸ビニル 21.7% ジアリルフマレート 20.0% スチレン 14.5% N−ビニルピロリドン 12.5%
【0022】本発明で用いる光重合開始剤には、熱によ
って分解しラジカルを生成する過酸化物やアゾ化合物な
どの熱分解型ラジカル重合開始剤[例えば、過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、キュメンハイド
ロパーオキサイド、ターシャリーブチルハイドロパーオ
キサイド、過硫酸塩(カリ塩、アンモニウム塩)、還元
剤を加えることによりラジカル生成速度を大にするレド
ックス系触媒など]の他に、例えば、ベンゾインやベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエー
テル、ベンゾイン−イソプロピルエーテル、ベンゾイン
イソブチル−エーテルなどのベンゾインアルキルエーテ
ル類、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、ベンゾフェノン、ベンジル、ジアセチル、ジフェニ
ルスルフィド、エオシン、チオニン、9,10−アント
ラキノン、2−エチル−9,10−アントラキノンなど
が挙げられる。これらの光重合開始剤は、それぞれ単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。その含有量は、通常光硬化成分100質量部当り、
5〜15質量部の範囲で選ばれるのが好ましい。
【0023】本発明で用いる微細粒子は無機系微細粒子
でも、有機系微細粒子でも、あるいは両者の混合物でも
よく、特に限定されるものではない。中でも無機系微細
粒子は好ましく使用できる。本発明で用いる無機系微細
粒子の具体例としては、例えば、シリカ微粒子では、ミ
ズカシルP−526、P−801、P−527、P−6
03、P832、P−73、P−78A、P−78F、
P−87、P−705、P−707、P−707D(水
沢化学社製)、Nipsil E200、E220、S
S−10F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業
社製)、SYLYSIA730、310(富士シリシア
化学社製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Bril
liant−15、Brilliant−S15、Un
ibur−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigo
t−10、Vigoto−15、Unifant−15
FR、Brilliant−1500、ホモカルD、ゲ
ルトン50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン
酸カルシウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−
B、SW−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微
粒子では、AL−41G、AL−41、AL−42、A
L−43、AL−44、AL−41E、AL−42E、
AL−M41、AL−M42、AL−M43、AL−M
44、AL−S43、AM−21、AM−22、AM−
25、AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウム
C(日本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子
では二酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社
製)などを挙げることができる。これらは、単独で用い
てもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0024】本発明で用いる微細粒子の配合量は特に限
定されるものではないが、好ましくは、アクリル系光硬
化性成分を主成分として含むビヒクル100質量部に対
して、微細粒子を3〜70質量部、より好ましくは10
〜60質量部配合することが望ましい。3質量部未満で
はインクジェットインク吸収性や耐水性を改善できない
恐れがあり、70質量部を超えると粘度が高くなり印刷
インク適性が低下する恐れがあるので、いずれも好まし
くない。
【0025】本発明のインクジェットインク受容層形成
用インクには、必要に応じ公知の添加剤を添加すること
ができる。添加剤としては、例えば、粘度調整剤、老化
防止剤、pH調節剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤など
を挙げることができる。本発明のインクジェットインク
受容層形成用インクは、例えば上記の成分をホモジナイ
ザーなどの攪拌機で均一に混合した後、3本ロールある
いはニーダーなどの混練機でさらに均一に分散すること
により製造されるが、製法はこの方法に限定されるもの
ではない。
【0026】本発明のインクジェットインク受容層形成
用インクは、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフ
コーター、バーコーターなどの塗工手段により基材の少
なくとも一方の面の所定部に塗工し、加熱、乾燥、紫外
線照射、赤外線照射、電子線照射などあるいはこれらの
組み合わせにより硬化してインクジェットインク受容層
を有する本発明の記録用シートを形成することができ
る。
【0027】本発明で用いる基材としては、上質紙、コ
ート紙、アート紙など、通常の紙の他に、合成紙、ある
いはポリエチレン、透明性を有するポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィ
ルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを用
いる場合には基材の表面をマット処理、コロナ処理など
の表面処理を施すのが好ましい。また、基材面への塗工
量は、特に限定されないが、例えば0.5〜30g/m
2 、好ましくは1.5〜20g/m2 、さらに好ましく
は3〜15g/m2 とする。
【0028】本発明において用いるインクジェットイン
クとしては、たとえば特開平7−228808号公報、
同7−228809号公報に記載のものを用いることが
できる。特に、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナ
フトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン
系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジ
ン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選
ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが好適に用い
られる。これらの具体例については特開平7−2288
09号公報の段落番号0015に例示されている。この
インクに使用する媒体としては、水と水溶性有機溶媒と
の混合溶媒を用いることができる。このほかに、pH調
整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤などを含有させるこ
とができる。
【0029】図1は、本発明の記録用シートの一実施形
態を説明する説明図である。図1において、本発明の記
録用シート1は、本発明のインクジェットインク受容層
形成用インクを使用して基材2の上面の所定の箇所にイ
ンクジェットインク受容層3が形成してある。4は、イ
ンクジェットインク受容層3の上に図示しないインクジ
ェットプリンタで印字された印字である。
【0030】
【実施例】以下実施例および比較例により本発明を更に
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)ネオペンチルグリコールジアクリレート
[商品名:ライトアクリレートNP−A(共栄社化学社
製)](体積収縮率17.5%)95質量部に光重合開
始剤[商品名:VICURE55(アクゾノーベル社
製)]を5質量部混合する。これにアルミナ微粒子[商
品名:酸化アルミニウムC(日本アエロジル社製)]1
4質量部を加えて三本ロールミルを使用して、本発明の
インクジェットインク受容層形成用インクを調製した。
得られた本発明のインクジェットインク受容層形成用イ
ンクについて樹脂凸版を使用してコート紙[しらおいコ
ート110kg、大昭和製紙社製]上に2.0g/m2
になるようにドライオフセット印刷を行い、紫外線照射
して硬化してインクジェットインク受容層を有する本発
明の記録用シートを作った。得られた本発明の記録用シ
ートのインクジェットインク受容層上にサイテックス社
インクジェットプリンタで印字(黒、赤、青および緑染
料インク)を行った後、下記の評価方法により耐水性の
評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0031】(評価方法)印字箇所を一定時間流水で洗
い流すか、印字箇所に水滴を一定時間滴下したのち、拭
き取ってインクの状態を目視により判定する。印字が完
全に残っているものを◎、印字がほぼ完全に残っている
ものを○、印字が少し薄くなってきているものを△、印
字が薄くなっているものを×と判定した。
【0032】(実施例2)実施例1で使用したアクリル
モノマーを、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
[商品名:ビスコート#230(大阪有機化学社製)]
(体積収縮率18.2%)に変更した以外は実施例1と
同様にして本発明のインクジェットインク受容層形成用
インクを調製し、それを用いて実施例1と同様にしてイ
ンクジェットインク受容層を有する本発明の記録用シー
トを作り、耐水性の評価を行った。評価結果を表1に示
す。
【0033】(実施例3)実施例1で使用したアクリル
モノマー(体積収縮率17.5%)を50質量部に変更
し、さらにN−ビニルピロリドン(NVP)(体積収縮
率12.5%)を45質量部添加した以外は実施例1と
同様にして本発明のインクジェットインク受容層形成用
インクを調製し、それを用いて実施例1と同様にしてイ
ンクジェットインク受容層を有する本発明の記録用シー
トを作り、耐水性の評価を行った。評価結果を表1に示
す。
【0034】(実施例4)実施例3で使用したアルミナ
微粒子をシリカ微粒子[商品名:NipsilE200
(日本シリカ社製)]に変更した以外は実施例3と同様
にして、本発明のインクジェットインク受容層形成用イ
ンクを調製した後、同様にしてインクジェットインク受
容層を有する本発明の記録用シートを作り、耐水性の評
価を行った。評価結果を表1に示す。
【0035】(比較例1)実施例1で使用したアクリル
モノマー(体積収縮率17.5%)をイソボニルアクリ
レート[商品名:ライトアクリレート IB−XA(共
栄社化学社製)](体積収縮率7.2%)に変更した以
外は実施例1と同様にして、比較のインクジェットイン
ク受容層形成用インクを調製した後、同様にしてインク
ジェットインク受容層を有する比較の記録用シートを作
り、耐水性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0036】(比較例2)実施例1で使用したアクリル
モノマー(体積収縮率17.5%)をポリエチレングリ
コールジアクリレート[商品名:アロニックス M−2
45(東亜合成社製)](体積収縮率7.9%)に変更
した以外は実施例1と同様にして、比較のインクジェッ
トインク受容層形成用インクを調製した後、同様にして
インクジェットインク受容層を有する比較の記録用シー
トを作り、耐水性の評価を行った。評価結果を表1に示
す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1〜4のインクジェットインク受容
層形成用インクは、印刷インク適性に優れる上、表1か
ら、インクジェットプリンタで印字(黒、赤、青および
緑染料インク)した印字の耐水性に優れていることが判
る。それに対して、比較例1〜2のインクジェットイン
ク受容層形成用インクは、耐水性に劣る。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のインクジェット
インク受容層形成用インクは、アクリル系光硬化性成分
を主成分として含む体積収縮率10〜25%のビヒクル
を含むので、従来のインクジェットインク受容層形成用
インクの諸問題を解決し、基材に形成されたインクジェ
ットインク受容層へのインクジェットインク吸収性が優
れ、印字画像の滲みが起こらないとともに、印字したイ
ンクジェットインクの耐水性を改善でき、かつインクジ
ェット印字の印字品質を向上できる上、印刷インク適性
に優れるため基材の必要な所定の箇所に容易にインクジ
ェットインク受容層を形成できるのでコストダウンを計
ることができ、オフセット印刷に影響を与えないという
顕著な効果を奏する。本発明のインクジェットインク受
容層形成用インクは硬化時にクラックが発生し、形成さ
れたインクジェットインク受容層には外部に通じる多く
の微細なクラックが存在するため、このインクジェット
インク受容層面にインクジェットインクを適用するとイ
ンクジェットインクがクラック中に浸透、侵入するので
インクジェットインクの吸収性が向上し、印字したイン
クジェットインクの耐水性が改善でき、インクジェット
印字の印字品質を向上できる。
【0040】本発明の請求項2記載のインクジェットイ
ンク受容層形成用インクは、請求項1記載のインクジェ
ットインク受容層形成用インクにおいて、さらに微細粒
子を配合したビヒクルを用いるので、微細粒子がクラッ
クの発生を誘導するため、インクジェットインク受容層
には外部に通じるより多くの微細なクラックが存在する
ようになり、インクジェットインクの吸収性がより向上
し、印字したインクジェットインクの耐水性がより改善
でき、インクジェット印字の印字品質を向上できるとい
うさらなる顕著な効果を奏する。
【0041】本発明の請求項3記載のインクジェットイ
ンク受容層形成用インクは、請求項2記載のインクジェ
ットインク受容層形成用インクにおいて、ビヒクル10
0質量部に対して微細粒子を3〜70質量部配合したビ
ヒクルを用いるので、印刷インク適性を損なうことなく
インクジェットインクの吸収性、印字したインクジェッ
トインクの耐水性、インクジェット印字の印字品質を確
実に向上できるというさらなる顕著な効果を奏する。
【0042】本発明の請求項4記載の記録用シートは、
構成が簡単で安価であり、基材の所定部に形成されたイ
ンクジェットインク受容層に印字したインクジェットイ
ンクの耐水性に優れ、かつ印字画像の滲みが起こらず、
印字の印字品質が高いという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録用シートの一実施形態を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 本発明の記録用シート 2 基材 3 インクジェットインク受容層 4 印字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA05 EA13 FB01 FC02 FC06 2H086 BA15 BA33 4J038 FA081 FA111 HA246 HA286 HA446 KA03 KA08 PA17 PC10 4J039 AD20 AD21 BA13 BA21 EA47 FA02 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系光硬化性成分を主成分として
    含む体積収縮率10〜25%のビヒクルを含むことを特
    徴とするインクジェットインク受容層形成用インク。
  2. 【請求項2】 さらに微細粒子を配合したビヒクルを用
    いることを特徴とする請求項1記載のインクジェットイ
    ンク受容層形成用インク。
  3. 【請求項3】 ビヒクル100質量部に対して微細粒子
    を3〜70質量部配合したビヒクルを用いることを特徴
    とする請求項2記載のインクジェットインク受容層形成
    用インク。
  4. 【請求項4】 基材の少なくとも一方の面の所定部に請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のインクジェット
    インク受容層形成用インクを用いて形成されたインクジ
    ェットインク受容層を有してなることを特徴とする記録
    用シート。
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