JP2003171586A - 放射線硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いたシート - Google Patents
放射線硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いたシートInfo
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- JP2003171586A JP2003171586A JP2001371544A JP2001371544A JP2003171586A JP 2003171586 A JP2003171586 A JP 2003171586A JP 2001371544 A JP2001371544 A JP 2001371544A JP 2001371544 A JP2001371544 A JP 2001371544A JP 2003171586 A JP2003171586 A JP 2003171586A
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- radiation
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- ink
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷インク適性に優れ、オフセット印刷など
により塗工した後、放射線照射して硬化して基材の必要
な所定の箇所に高い剥離性能を有する剥離層を容易に形
成でき、形成された剥離層にインクジェットインク印刷
や静電印刷などの印刷、筆記、捺印などができる放射線
硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いた二次記入
や追加記入が可能であり、二次使用ができるシートの提
供。 【解決手段】 放射線硬化成分を主成分として含むビヒ
クルに対して、多孔質微粒子を配合した放射線硬化型剥
離層形成用インクを用いることにより課題を解決でき
る。
により塗工した後、放射線照射して硬化して基材の必要
な所定の箇所に高い剥離性能を有する剥離層を容易に形
成でき、形成された剥離層にインクジェットインク印刷
や静電印刷などの印刷、筆記、捺印などができる放射線
硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いた二次記入
や追加記入が可能であり、二次使用ができるシートの提
供。 【解決手段】 放射線硬化成分を主成分として含むビヒ
クルに対して、多孔質微粒子を配合した放射線硬化型剥
離層形成用インクを用いることにより課題を解決でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線硬化型剥離
層形成用インクおよびそれを用いたシートに関するもの
である。
層形成用インクおよびそれを用いたシートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、基材に剥離剤を塗布した剥離層を
有するシートは剥離紙、粘着紙テープや宅配伝票などの
記録シートとして広く使用されており、剥離層の形成の
ためシリコーン系剥離剤やフッ素系剥離剤、アルキルペ
ンダント系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤などの水性イ
ンキ(エマルジョン型を含む)や紫外線硬化型インキな
どが用いられている。しかし、これらの剥離層を有する
シートはインクジェットインク印刷や静電印刷などの印
刷、筆記、捺印などができないので、二次使用されずに
ゴミとして破棄されている。剥離紙のないライナーレス
ラベルも商品化されているが、印刷は予めなされたもの
であって、二次記入や追加記入は不可能であった。
有するシートは剥離紙、粘着紙テープや宅配伝票などの
記録シートとして広く使用されており、剥離層の形成の
ためシリコーン系剥離剤やフッ素系剥離剤、アルキルペ
ンダント系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤などの水性イ
ンキ(エマルジョン型を含む)や紫外線硬化型インキな
どが用いられている。しかし、これらの剥離層を有する
シートはインクジェットインク印刷や静電印刷などの印
刷、筆記、捺印などができないので、二次使用されずに
ゴミとして破棄されている。剥離紙のないライナーレス
ラベルも商品化されているが、印刷は予めなされたもの
であって、二次記入や追加記入は不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、従来の問題を解決し、印刷インク適性に優れるため
特別な塗工装置を用いることなく、オフセット印刷など
により基材の必要な所定の箇所に高い剥離性能を有する
剥離層を容易に形成できる(部分的な印刷やスポット印
刷が可能である)剥離層形成用インクであって、形成さ
れた剥離層にインクジェットインク印刷や静電印刷など
の印刷、筆記、捺印などができる放射線硬化型剥離層形
成用インクを提供することである。本発明の第2の目的
は、この放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなるシートを提供することであ
る。
は、従来の問題を解決し、印刷インク適性に優れるため
特別な塗工装置を用いることなく、オフセット印刷など
により基材の必要な所定の箇所に高い剥離性能を有する
剥離層を容易に形成できる(部分的な印刷やスポット印
刷が可能である)剥離層形成用インクであって、形成さ
れた剥離層にインクジェットインク印刷や静電印刷など
の印刷、筆記、捺印などができる放射線硬化型剥離層形
成用インクを提供することである。本発明の第2の目的
は、この放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなるシートを提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、放射線硬化成分を主
として含むビヒクルを用い、このビヒクルに対して多孔
質微粒子を配合した放射線硬化型剥離層形成用インクを
用いることにより解決できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、放射線硬化成分を主
として含むビヒクルを用い、このビヒクルに対して多孔
質微粒子を配合した放射線硬化型剥離層形成用インクを
用いることにより解決できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0005】すなわち、本発明の請求項1記載の放射線
硬化型剥離層形成用インクは、放射線硬化成分を主成分
として含むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合した
ことを特徴とする放射線硬化型剥離層形成用インク。
硬化型剥離層形成用インクは、放射線硬化成分を主成分
として含むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合した
ことを特徴とする放射線硬化型剥離層形成用インク。
【0006】本発明の請求項2記載の放射線硬化型剥離
層形成用インクは、請求項1記載のインクにおいて、放
射線硬化成分を主成分として含むビヒクル100質量部
に対して、多孔質微粒子20〜80質量部を配合したこ
とを特徴とする。
層形成用インクは、請求項1記載のインクにおいて、放
射線硬化成分を主成分として含むビヒクル100質量部
に対して、多孔質微粒子20〜80質量部を配合したこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3記載のシートは、基材の
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなることを特徴とする。
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなることを特徴とする。
【0008】本発明の放射線硬化型剥離層形成用インク
は、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置を用い
ることなく、オフセット印刷などにより塗工した後、放
射線照射して硬化して基材の必要な所定の箇所に高い剥
離性能を有する剥離層を容易に形成でき(部分的な印刷
やスポット印刷が可能である)、形成された剥離層にイ
ンクジェットインク印刷や静電印刷などの印刷、筆記、
捺印などができる。
は、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置を用い
ることなく、オフセット印刷などにより塗工した後、放
射線照射して硬化して基材の必要な所定の箇所に高い剥
離性能を有する剥離層を容易に形成でき(部分的な印刷
やスポット印刷が可能である)、形成された剥離層にイ
ンクジェットインク印刷や静電印刷などの印刷、筆記、
捺印などができる。
【0009】本発明のシートは、基材の少なくとも一方
の面の所定部に本発明の放射線硬化型剥離層形成用イン
クを用いて形成された剥離層を有するので、低コスト
で、高い剥離性能を有する上、剥離層はインクジェット
インク印刷や静電印刷などの印刷性、筆記性、捺印性な
どに優れているので二次記入や追加記入が可能であり、
二次使用ができる。
の面の所定部に本発明の放射線硬化型剥離層形成用イン
クを用いて形成された剥離層を有するので、低コスト
で、高い剥離性能を有する上、剥離層はインクジェット
インク印刷や静電印刷などの印刷性、筆記性、捺印性な
どに優れているので二次記入や追加記入が可能であり、
二次使用ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の放射線硬化型剥離層形成
用インクは、放射線硬化成分を主として含有するビヒク
ルを用いることが肝要であり、このビヒクルに対して多
孔質微粒子を配合して調製される。
用インクは、放射線硬化成分を主として含有するビヒク
ルを用いることが肝要であり、このビヒクルに対して多
孔質微粒子を配合して調製される。
【0011】本発明で用いる放射線硬化成分は紫外線、
電子線、X線、β線、γ線などの放射線により硬化しう
る成分であれば特に限定されないが、これらの中でも紫
外線硬化型および/または電子線硬化型は好ましく使用
できる。
電子線、X線、β線、γ線などの放射線により硬化しう
る成分であれば特に限定されないが、これらの中でも紫
外線硬化型および/または電子線硬化型は好ましく使用
できる。
【0012】紫外線硬化(フリーラジカル重合、カチオ
ン重合)に使用される紫外線のエネルギーは3〜6eV
程度であるので、光化学反応を促進するために光開始剤
や増感剤を添加する必要があり、硬化完了に数秒または
それ以上かかるのに対して、電子線硬化(フリーラジカ
ル重合)に一般に使用される電子線のエネルギーは低エ
ネルギーのものでも150〜300KeV程度と大き
く、反応開始機構が多少異なり、照射と同時に重合・架
橋の反応が開始されるので、これら開始剤や増感剤を添
加する必要がなく、数分の1秒またはそれ以下で硬化が
完了する。本発明においては、紫外線硬化型と電子線硬
化型の上記の特徴を利用して、目的に応じて、いずれか
一方を使用したり、あるいは両者を併用したりすること
が好ましい。
ン重合)に使用される紫外線のエネルギーは3〜6eV
程度であるので、光化学反応を促進するために光開始剤
や増感剤を添加する必要があり、硬化完了に数秒または
それ以上かかるのに対して、電子線硬化(フリーラジカ
ル重合)に一般に使用される電子線のエネルギーは低エ
ネルギーのものでも150〜300KeV程度と大き
く、反応開始機構が多少異なり、照射と同時に重合・架
橋の反応が開始されるので、これら開始剤や増感剤を添
加する必要がなく、数分の1秒またはそれ以下で硬化が
完了する。本発明においては、紫外線硬化型と電子線硬
化型の上記の特徴を利用して、目的に応じて、いずれか
一方を使用したり、あるいは両者を併用したりすること
が好ましい。
【0013】本発明で用いる放射線硬化成分としては、
公知の光重合性モノマーおよび/または光重合性オリゴ
マーから任意に選んで用いることができる。このような
光重合性モノマーとしては、例えばアクリル酸やメタク
リル酸などの不飽和カルボン酸又はそのエステル、例え
ばアルキル−、シクロアルキル−、ハロゲン化アルキル
−、アルコキシアルキル−、ヒドロキシアルキル−、ア
ミノアルキル−、テトラヒドロフルフリル−、アリル
−、グリシジル−、ベンジル−、フェノキシ−アクリレ
ート及びメタクリレート、アルキレングリコール、ポリ
オキシアルキレングリコールのモノ又はジアクリレート
及びメタクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート及びメタクリレート、ペンタエリトリットテト
ラアクリレート及びメタクリレートなど、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド又はその誘導体、例えばアルキル
基やヒドロキシアルキル基でモノ置換又はジ置換された
アクリルアミド及びメタクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド及びメタクリルアミド、N,N′−アルキレ
ンビスアクリルアミド及びメタクリルアミドなど、アリ
ル化合物、例えばアリルアルコール、アリルイソシアネ
ート、ジアリルフタレート、トリアリルイソシアヌレー
トなど、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸又はそ
のエステル、例えばアルキル、ハロゲン化アルキル、ア
ルコキシアルキルのモノ又はジマレエート及びフマレー
トなど、その他の不飽和化合物、例えばスチレン、ビニ
ルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルピロリドンなどが用いられる。
公知の光重合性モノマーおよび/または光重合性オリゴ
マーから任意に選んで用いることができる。このような
光重合性モノマーとしては、例えばアクリル酸やメタク
リル酸などの不飽和カルボン酸又はそのエステル、例え
ばアルキル−、シクロアルキル−、ハロゲン化アルキル
−、アルコキシアルキル−、ヒドロキシアルキル−、ア
ミノアルキル−、テトラヒドロフルフリル−、アリル
−、グリシジル−、ベンジル−、フェノキシ−アクリレ
ート及びメタクリレート、アルキレングリコール、ポリ
オキシアルキレングリコールのモノ又はジアクリレート
及びメタクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート及びメタクリレート、ペンタエリトリットテト
ラアクリレート及びメタクリレートなど、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド又はその誘導体、例えばアルキル
基やヒドロキシアルキル基でモノ置換又はジ置換された
アクリルアミド及びメタクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド及びメタクリルアミド、N,N′−アルキレ
ンビスアクリルアミド及びメタクリルアミドなど、アリ
ル化合物、例えばアリルアルコール、アリルイソシアネ
ート、ジアリルフタレート、トリアリルイソシアヌレー
トなど、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸又はそ
のエステル、例えばアルキル、ハロゲン化アルキル、ア
ルコキシアルキルのモノ又はジマレエート及びフマレー
トなど、その他の不飽和化合物、例えばスチレン、ビニ
ルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルピロリドンなどが用いられる。
【0014】また、硬化収縮が支障となる用途の場合に
は、例えばイソボルニルアクリレート又はメタクリレー
ト、ノルボルニルアクリレート又はメタクリレート、ジ
シクロペンテノキシエチルアクリレート又はメタクリレ
ート、ジシクロペンテノキシプロピルアクリレート又は
メタクリレートなど、ジエチレングリコールジシクロペ
ンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル又はメタク
リル酸エステル、ポリオキシエチレン若しくはポリプロ
ピレングリコールジシクロペンテニルモノエーテルのア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルなど、ジシ
クロペンテニルシンナメート、ジシクロペンテノキシエ
チルシンナメート、ジシクロペンテノキシエチルモノフ
マレート又はジフマレートなど、3,9−ビス(1,1
−ビスメチル−2−オキシエチル)−スピロ[5,5]
ウンデカン、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−
オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエ
チル)−スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス
(2−オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキ
サスピロ[5,5]ウンデカンなどのモノ−、ジアクリ
レート又はモノ−、ジメタアクリレート、あるいはこれ
らのスピログリコールのエチレンオキシド又はプロピレ
ンオキシド付加重合体のモノ−、ジアクリレート、又は
モノ−、ジメタアクリレート、あるいは前記モノアクリ
レート又はメタクリレートのメチルエーテル、1−アザ
ビシクロ[2,2,2]−3−オクテニルアクリレート
又はメタクリレート、ビシクロ[2,2,1]−5−ヘ
プテン−2,3−ジカルボキシルモノアリルエステルな
ど、ジシクロペンタジエニルアクリレート又はメタクリ
レート、ジシクロペンタジエニルオキシエチルアクリレ
ート又はメタクリレート、ジヒドロジシクロペンタジエ
ニルアクリレート又はメタクリレートなどの光重合性モ
ノマーを用いることができる。これらの光重合性モノマ
ーは単独で用いてもよいし2種以上組み合わせて用いて
もよい。
は、例えばイソボルニルアクリレート又はメタクリレー
ト、ノルボルニルアクリレート又はメタクリレート、ジ
シクロペンテノキシエチルアクリレート又はメタクリレ
ート、ジシクロペンテノキシプロピルアクリレート又は
メタクリレートなど、ジエチレングリコールジシクロペ
ンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル又はメタク
リル酸エステル、ポリオキシエチレン若しくはポリプロ
ピレングリコールジシクロペンテニルモノエーテルのア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルなど、ジシ
クロペンテニルシンナメート、ジシクロペンテノキシエ
チルシンナメート、ジシクロペンテノキシエチルモノフ
マレート又はジフマレートなど、3,9−ビス(1,1
−ビスメチル−2−オキシエチル)−スピロ[5,5]
ウンデカン、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−
オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエ
チル)−スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス
(2−オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキ
サスピロ[5,5]ウンデカンなどのモノ−、ジアクリ
レート又はモノ−、ジメタアクリレート、あるいはこれ
らのスピログリコールのエチレンオキシド又はプロピレ
ンオキシド付加重合体のモノ−、ジアクリレート、又は
モノ−、ジメタアクリレート、あるいは前記モノアクリ
レート又はメタクリレートのメチルエーテル、1−アザ
ビシクロ[2,2,2]−3−オクテニルアクリレート
又はメタクリレート、ビシクロ[2,2,1]−5−ヘ
プテン−2,3−ジカルボキシルモノアリルエステルな
ど、ジシクロペンタジエニルアクリレート又はメタクリ
レート、ジシクロペンタジエニルオキシエチルアクリレ
ート又はメタクリレート、ジヒドロジシクロペンタジエ
ニルアクリレート又はメタクリレートなどの光重合性モ
ノマーを用いることができる。これらの光重合性モノマ
ーは単独で用いてもよいし2種以上組み合わせて用いて
もよい。
【0015】光重合性オリゴマーとしては、エポキシ樹
脂のアクリル酸エステル例えばビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルジアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸とメチルテトラヒドロフタル酸無水物との反応生
成物、エポキシ樹脂と2−ヒドロキシエチルアクリレー
トとの反応生成物、エポキシ樹脂のジグリシジルエーテ
ルとジアリルアミンとの反応生成物などのエポキシ樹脂
系プレポリマーや、グリシジルジアクリレートと無水フ
タル酸との開環共重合エステル、メタクリル酸二量体と
ポリオールとのエステル、アクリル酸と無水フタル酸と
プロピレンオキシドから得られるポリエステル、ポリエ
チレングリコールと無水マレイン酸とグリシジルメタク
リレートとの反応生成物などのような不飽和ポリエステ
ル系プレポリマーや、ポリビニルアルコールとN−メチ
ロールアクリルアミドとの反応生成物、ポリビニルアル
コールを無水コハク酸でエステル化した後、グリシジル
メタクリレートを付加させたものなどのようなポリビニ
ルアルコール系プレポリマー、ピロメリット酸二無水物
のジアリルエステル化物に、p,p′−ジアミノジフェ
ニルを反応させて得られるプレポリマーのようなポリア
ミド系プレポリマーや、エチレン−無水マレイン酸共重
合体とアリルアミンとの反応生成物、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体と2−ヒドロキシエチル
アクリレートとの反応生成物又はこれにさらにグリシジ
ルメタクリレートを反応させたものなどのポリアクリル
酸又はマレイン酸共重合体系プレポリマーなど、そのほ
か、ウレタン結合を介してポリオキシアルキレンセグメ
ント又は飽和ポリエステルセグメントあるいはその両方
が連結し、両末端にアクリロイル基又はメタクロイル基
を有するウレタン系プレポリマーなどを挙げることがで
きる。これらの光重合性オリゴマーは、重量平均分子量
凡そ2000〜30000の範囲のものが適当である。
脂のアクリル酸エステル例えばビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルジアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸とメチルテトラヒドロフタル酸無水物との反応生
成物、エポキシ樹脂と2−ヒドロキシエチルアクリレー
トとの反応生成物、エポキシ樹脂のジグリシジルエーテ
ルとジアリルアミンとの反応生成物などのエポキシ樹脂
系プレポリマーや、グリシジルジアクリレートと無水フ
タル酸との開環共重合エステル、メタクリル酸二量体と
ポリオールとのエステル、アクリル酸と無水フタル酸と
プロピレンオキシドから得られるポリエステル、ポリエ
チレングリコールと無水マレイン酸とグリシジルメタク
リレートとの反応生成物などのような不飽和ポリエステ
ル系プレポリマーや、ポリビニルアルコールとN−メチ
ロールアクリルアミドとの反応生成物、ポリビニルアル
コールを無水コハク酸でエステル化した後、グリシジル
メタクリレートを付加させたものなどのようなポリビニ
ルアルコール系プレポリマー、ピロメリット酸二無水物
のジアリルエステル化物に、p,p′−ジアミノジフェ
ニルを反応させて得られるプレポリマーのようなポリア
ミド系プレポリマーや、エチレン−無水マレイン酸共重
合体とアリルアミンとの反応生成物、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体と2−ヒドロキシエチル
アクリレートとの反応生成物又はこれにさらにグリシジ
ルメタクリレートを反応させたものなどのポリアクリル
酸又はマレイン酸共重合体系プレポリマーなど、そのほ
か、ウレタン結合を介してポリオキシアルキレンセグメ
ント又は飽和ポリエステルセグメントあるいはその両方
が連結し、両末端にアクリロイル基又はメタクロイル基
を有するウレタン系プレポリマーなどを挙げることがで
きる。これらの光重合性オリゴマーは、重量平均分子量
凡そ2000〜30000の範囲のものが適当である。
【0016】本発明で用いる光重合開始剤には、熱によ
って分解しラジカルを生成する過酸化物やアゾ化合物な
どの熱分解型ラジカル重合開始剤[例えば、過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、キュメンハイド
ロパーオキサイド、ターシャリーブチルハイドロパーオ
キサイド、過硫酸塩(カリ塩、アンモニウム塩)、還元
剤を加えることによりラジカル生成速度を大にするレド
ックス系触媒など]の他に、例えば、ベンゾインやベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエー
テル、ベンゾイン−イソプロピルエーテル、ベンゾイン
イソブチル−エーテルなどのベンゾインアルキルエーテ
ル類、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、ベンゾフェノン、ベンジル、ジアセチル、ジフェニ
ルスルフィド、エオシン、チオニン、9,10−アント
ラキノン、2−エチル−9,10−アントラキノンなど
が挙げられる。これらの光重合開始剤は、それぞれ単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。その含有量は、通常放射線硬化成分100質量部当
り、5〜15質量部の範囲で選ばれるのが好ましい。
って分解しラジカルを生成する過酸化物やアゾ化合物な
どの熱分解型ラジカル重合開始剤[例えば、過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、キュメンハイド
ロパーオキサイド、ターシャリーブチルハイドロパーオ
キサイド、過硫酸塩(カリ塩、アンモニウム塩)、還元
剤を加えることによりラジカル生成速度を大にするレド
ックス系触媒など]の他に、例えば、ベンゾインやベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエー
テル、ベンゾイン−イソプロピルエーテル、ベンゾイン
イソブチル−エーテルなどのベンゾインアルキルエーテ
ル類、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、ベンゾフェノン、ベンジル、ジアセチル、ジフェニ
ルスルフィド、エオシン、チオニン、9,10−アント
ラキノン、2−エチル−9,10−アントラキノンなど
が挙げられる。これらの光重合開始剤は、それぞれ単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。その含有量は、通常放射線硬化成分100質量部当
り、5〜15質量部の範囲で選ばれるのが好ましい。
【0017】本発明で用いる多孔質微粒子は特に限定さ
れるものではない。本発明で用いる多孔質微粒子の具体
例としては、例えば、シリカ微粒子では、ミズカシルP
−526、P−801、P−527、P−603、P8
32、P−73、P−78A、P−78F、P−87、
P−705、P−707、P−707D(水沢化学社
製)、Nipsil E200、E220、SS−10
F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業社製)、
SYLYSIA730、310(富士シリシア化学社
製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Brillia
nt−15、Brilliant−S15、Unibu
r−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigot−1
0、Vigoto−15、Unifant−15FR、
Brilliant−1500、ホモカルD、ゲルトン
50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン酸カル
シウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−B、S
W−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微粒子で
は、AL−41G、AL−41、AL−42、AL−4
3、AL−44、AL−41E、AL−42E、AL−
M41、AL−M42、AL−M43、AL−M44、
AL−S43、AM−21、AM−22、AM−25、
AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウムC(日
本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子では二
酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社製)な
どを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよ
いし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
れるものではない。本発明で用いる多孔質微粒子の具体
例としては、例えば、シリカ微粒子では、ミズカシルP
−526、P−801、P−527、P−603、P8
32、P−73、P−78A、P−78F、P−87、
P−705、P−707、P−707D(水沢化学社
製)、Nipsil E200、E220、SS−10
F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業社製)、
SYLYSIA730、310(富士シリシア化学社
製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Brillia
nt−15、Brilliant−S15、Unibu
r−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigot−1
0、Vigoto−15、Unifant−15FR、
Brilliant−1500、ホモカルD、ゲルトン
50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン酸カル
シウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−B、S
W−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微粒子で
は、AL−41G、AL−41、AL−42、AL−4
3、AL−44、AL−41E、AL−42E、AL−
M41、AL−M42、AL−M43、AL−M44、
AL−S43、AM−21、AM−22、AM−25、
AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウムC(日
本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子では二
酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社製)な
どを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよ
いし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0018】本発明で用いる多孔質微粒子の配合量は特
に限定されるものではないが、ビヒクル100質量部に
対して、多孔質微粒子を20〜80質量部、好ましくは
30〜70質量部、さらに好ましくは40〜60質量部
配合することが望ましい。20質量部未満では剥離性や
印刷性などを改善できない恐れがあり、80質量部を超
えると印刷インク適性が低下する恐れがあるので、いず
れも好ましくない。
に限定されるものではないが、ビヒクル100質量部に
対して、多孔質微粒子を20〜80質量部、好ましくは
30〜70質量部、さらに好ましくは40〜60質量部
配合することが望ましい。20質量部未満では剥離性や
印刷性などを改善できない恐れがあり、80質量部を超
えると印刷インク適性が低下する恐れがあるので、いず
れも好ましくない。
【0019】本発明の放射線硬化型剥離層形成用インク
には、さらに、所望に応じて慣用されている添加成分、
例えば、反応性希釈剤、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化
防止剤、pH調節剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤、滑
剤、増感剤などを含有させることができる。
には、さらに、所望に応じて慣用されている添加成分、
例えば、反応性希釈剤、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化
防止剤、pH調節剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤、滑
剤、増感剤などを含有させることができる。
【0020】本発明の放射線硬化型剥離層形成用インク
は、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフコータ
ー、バーコーターなどの塗工手段により基材の少なくと
も一方の面の所定部に塗工し、放射線を照射して硬化さ
せて剥離層を有する本発明のシートを容易に形成するこ
とができる。
は、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフコータ
ー、バーコーターなどの塗工手段により基材の少なくと
も一方の面の所定部に塗工し、放射線を照射して硬化さ
せて剥離層を有する本発明のシートを容易に形成するこ
とができる。
【0021】本発明で用いる基材としては、通常の紙の
他に、合成紙、あるいはポリエチレン、透明性を有する
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビ
ニルなどの合成フィルムを用いることもできる。これら
の合成フィルムを用いる場合には基材の表面をマット処
理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。ま
た、基材面への塗工量は、特に限定されないが、例えば
0.5〜30g/m2、好ましくは3〜20g/m2 、
さらに好ましくは5〜15g/m2 とする。
他に、合成紙、あるいはポリエチレン、透明性を有する
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビ
ニルなどの合成フィルムを用いることもできる。これら
の合成フィルムを用いる場合には基材の表面をマット処
理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。ま
た、基材面への塗工量は、特に限定されないが、例えば
0.5〜30g/m2、好ましくは3〜20g/m2 、
さらに好ましくは5〜15g/m2 とする。
【0022】本発明において用いるインクジェットイン
クとしては、たとえば特開平7−228808号公報、
同7−228809号公報に記載のものを用いることが
できる。特に、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナ
フトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン
系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジ
ン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選
ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが好適に用い
られる。これらの具体例については特開平7−2288
09号公報の段落番号0015に例示されている。この
インクに使用する媒体としては、水と水溶性有機溶媒と
の混合溶媒を用いることができる。このほかに、pH調
整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤などを含有させるこ
とができる。
クとしては、たとえば特開平7−228808号公報、
同7−228809号公報に記載のものを用いることが
できる。特に、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナ
フトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン
系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジ
ン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選
ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが好適に用い
られる。これらの具体例については特開平7−2288
09号公報の段落番号0015に例示されている。この
インクに使用する媒体としては、水と水溶性有機溶媒と
の混合溶媒を用いることができる。このほかに、pH調
整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤などを含有させるこ
とができる。
【0023】図1は、本発明のシートの一実施形態を説
明する説明図である。図1において、本発明のシート1
は、本発明の剥離層形成用インクを使用して基材2の上
面の所定箇所に剥離層3が形成してある。
明する説明図である。図1において、本発明のシート1
は、本発明の剥離層形成用インクを使用して基材2の上
面の所定箇所に剥離層3が形成してある。
【0024】図2は、図1に示した本発明のシートの一
応用例を説明する説明図である。図2に示した応用例に
おいては、図1に示した本発明のシート1を剥離紙とし
て用い、その上に下面に接着剤層4を設けたラベル5が
接着剤層4を介して積層されている。ラベル5を使用す
る際は本発明のシート1を剥離し、他の被貼着体に接着
剤層4を介してラベル5を貼着する。
応用例を説明する説明図である。図2に示した応用例に
おいては、図1に示した本発明のシート1を剥離紙とし
て用い、その上に下面に接着剤層4を設けたラベル5が
接着剤層4を介して積層されている。ラベル5を使用す
る際は本発明のシート1を剥離し、他の被貼着体に接着
剤層4を介してラベル5を貼着する。
【0025】図3は本発明のシートの他の応用例を示す
説明図であり、本発明のシート1の下面の左端部に防浸
処理層6を介して再貼着・再剥離可能な接着剤層4を有
している。そして防浸処理層6と接着剤層4はシート1
の下面全面に設けられていてもよい。
説明図であり、本発明のシート1の下面の左端部に防浸
処理層6を介して再貼着・再剥離可能な接着剤層4を有
している。そして防浸処理層6と接着剤層4はシート1
の下面全面に設けられていてもよい。
【0026】図4は図3に示した本発明のシート1の応
用例を示す斜視図であり、剥離層3の上に印刷インキを
用いて印刷された文字7や記入欄8のあるシート1が複
数枚積層されている。
用例を示す斜視図であり、剥離層3の上に印刷インキを
用いて印刷された文字7や記入欄8のあるシート1が複
数枚積層されている。
【0027】図5は図4で示した伝言メモのV−V線の
断面図である。上表面に剥離層3を有しており、さらに
下面の左端部に防浸処理層6を介して再貼着・再剥離可
能な接着剤層4を有しているシート1が順次複数枚積層
され、台紙9上に一体化されている。シート1を一枚づ
つめくって剥がし、他の被貼着体に貼着する用途などに
用いることができる。
断面図である。上表面に剥離層3を有しており、さらに
下面の左端部に防浸処理層6を介して再貼着・再剥離可
能な接着剤層4を有しているシート1が順次複数枚積層
され、台紙9上に一体化されている。シート1を一枚づ
つめくって剥がし、他の被貼着体に貼着する用途などに
用いることができる。
【0028】図6は本発明のシートを宅配伝票に使用し
た例を示す説明図である。宅配伝票10は、下から順
に、本発明のシート1、接着剤層4、オフセット印刷さ
れた白色印刷層11、3〜4色オフセット印刷されたデ
ザイン印刷層12、デザイン印刷層12の保護層として
のメジウム層13、接着剤層4、サーマル紙2Aの下面
に剥離層3を形成した本発明のシート1Aから構成され
ている。使用時には下面の本発明のシート1を剥がして
宅配伝票10を段ボールなどに貼付した後、上面の本発
明のシート1Aを剥離する。本発明のシート1Aを剥離
すると白色印刷層11の白色印刷をバックにデザイン印
刷層12のデザイン印刷された文字やイラストが現れ目
視できる。
た例を示す説明図である。宅配伝票10は、下から順
に、本発明のシート1、接着剤層4、オフセット印刷さ
れた白色印刷層11、3〜4色オフセット印刷されたデ
ザイン印刷層12、デザイン印刷層12の保護層として
のメジウム層13、接着剤層4、サーマル紙2Aの下面
に剥離層3を形成した本発明のシート1Aから構成され
ている。使用時には下面の本発明のシート1を剥がして
宅配伝票10を段ボールなどに貼付した後、上面の本発
明のシート1Aを剥離する。本発明のシート1Aを剥離
すると白色印刷層11の白色印刷をバックにデザイン印
刷層12のデザイン印刷された文字やイラストが現れ目
視できる。
【0029】
【実施例】以下実施例および比較例により本発明を更に
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)N−メトキシメチルアクリルアミド〈日東
ユニテック社製〉45質量部にポリエチレングリコール
ジメタクリレート〈サートマー社製〉47質量部を混合
し、さらに光重合開始剤〈商品名:VICURE55、
(アクゾノーベル社製)〉を8質量部混合する。得られ
たビヒクル液100質量部に合成シリカ微粒子〈商品
名:SYLYSIA730(富士シリシア化学社製)〉
38質量部を混練する。これに印刷性向上を目的として
トリメチロールプロパントリアクリレート〈東亜合成社
製〉12質量部を加えた後、三本ロールミルを使用して
混練して、本発明の放射線硬化型剥離層形成用インクを
調製した。得られた本発明の放射線硬化型剥離層形成用
インクを樹脂凸版を使用して上質紙(70Kg連量)上
に2g/m2 になるようにオフセット印刷を行い印刷適
性を評価するとともに、紫外線を照射して硬化させて剥
離層を有する本発明のシートを作った。得られた本発明
のシートの剥離層について、下記の剥離力測定方法によ
り剥離力の測定を行った。これとは別に下記の方法によ
り筆記性、印刷性、捺印性についても評価を行った。測
定結果をまとめて表1に示す。
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)N−メトキシメチルアクリルアミド〈日東
ユニテック社製〉45質量部にポリエチレングリコール
ジメタクリレート〈サートマー社製〉47質量部を混合
し、さらに光重合開始剤〈商品名:VICURE55、
(アクゾノーベル社製)〉を8質量部混合する。得られ
たビヒクル液100質量部に合成シリカ微粒子〈商品
名:SYLYSIA730(富士シリシア化学社製)〉
38質量部を混練する。これに印刷性向上を目的として
トリメチロールプロパントリアクリレート〈東亜合成社
製〉12質量部を加えた後、三本ロールミルを使用して
混練して、本発明の放射線硬化型剥離層形成用インクを
調製した。得られた本発明の放射線硬化型剥離層形成用
インクを樹脂凸版を使用して上質紙(70Kg連量)上
に2g/m2 になるようにオフセット印刷を行い印刷適
性を評価するとともに、紫外線を照射して硬化させて剥
離層を有する本発明のシートを作った。得られた本発明
のシートの剥離層について、下記の剥離力測定方法によ
り剥離力の測定を行った。これとは別に下記の方法によ
り筆記性、印刷性、捺印性についても評価を行った。測
定結果をまとめて表1に示す。
【0030】(剥離力測定方法)先ず、剥離層面に対し
て紙粘着テープ(幅25mm)を重ね、2kgのローラ
(幅50mm)を一往復させることにより貼付する。紙
粘着テープを貼付した試料を温度23℃、湿度50%の
雰囲気中に1時間放置したのち、小型卓上材料試験機A
GS−50A(島津製作所社製)を使用し、180度剥
離にて剥離力を測定する。
て紙粘着テープ(幅25mm)を重ね、2kgのローラ
(幅50mm)を一往復させることにより貼付する。紙
粘着テープを貼付した試料を温度23℃、湿度50%の
雰囲気中に1時間放置したのち、小型卓上材料試験機A
GS−50A(島津製作所社製)を使用し、180度剥
離にて剥離力を測定する。
【0031】(筆記性などの評価方法および評価基準)
剥離層面に対して、硬度Fの鉛筆、ラインマーカ
ー、水性インク(万年筆)を使用してアルファベット
を筆記することにより評価を行うとともに、インクジ
ェットプリンターでのプリント、捺印(シャチハタ
印)を行って評価した。 評価基準: ○:筆記掠れやハジキが発生しない △:筆記後に若干の掠れやハジキが発生するが、実用上
問題にならない。 ×:筆記掠れやハジキが発生し使用できない。
剥離層面に対して、硬度Fの鉛筆、ラインマーカ
ー、水性インク(万年筆)を使用してアルファベット
を筆記することにより評価を行うとともに、インクジ
ェットプリンターでのプリント、捺印(シャチハタ
印)を行って評価した。 評価基準: ○:筆記掠れやハジキが発生しない △:筆記後に若干の掠れやハジキが発生するが、実用上
問題にならない。 ×:筆記掠れやハジキが発生し使用できない。
【0032】(実施例2)実施例1で使用したN−メト
キシメチルアクリルアミドをN−エトキシメチルアクリ
ルアミド〈日東ユニテック社製〉に変更した以外は実施
例1と同様にして評価した結果を表1に示す。
キシメチルアクリルアミドをN−エトキシメチルアクリ
ルアミド〈日東ユニテック社製〉に変更した以外は実施
例1と同様にして評価した結果を表1に示す。
【0033】(実施例3)実施例1で使用した合成シリ
カ微粒子を球状シリカ微粒子〈商品名:サイロスフェア
C−1504(富士シリシア化学社製)〉に変更した以
外は実施例1と同様にして評価を行った。評価結果を表
1に示す。
カ微粒子を球状シリカ微粒子〈商品名:サイロスフェア
C−1504(富士シリシア化学社製)〉に変更した以
外は実施例1と同様にして評価を行った。評価結果を表
1に示す。
【0034】(実施例4)実施例1で使用した合成シリ
カ微粒子を二酸化チタン微粒子〈商品名:T−805
(日本アエロジル社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして評価を行った。評価結果を表1に示す。
カ微粒子を二酸化チタン微粒子〈商品名:T−805
(日本アエロジル社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0035】(実施例5)実施例1で使用した合成シリ
カ微粒子を炭酸カルシウム微粒子〈商品名:ライトンB
Y(備北粉化工業社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして評価を行った。評価結果を表1に示す。
カ微粒子を炭酸カルシウム微粒子〈商品名:ライトンB
Y(備北粉化工業社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0036】(比較例1)実施例1で使用したフォーム
上質紙について実施例1と同様にして評価を行った。評
価結果を表1に示す。
上質紙について実施例1と同様にして評価を行った。評
価結果を表1に示す。
【0037】(比較例2)ロジン変性フェノール樹脂ワ
ニス75質量部とアマニ油ワニス14質量部を混合し、
木ロウ(バルチミン酸グリセリド)7質量部とドライヤ
ー4質量部を混合した。得られたワニスに球状剥離性物
質粉体〈商品名:トレフィルE−600(東レ・ダウコ
ーニング・シリコーン株式会社製)〉35質量部を加え
て三本ロールミルを使用して、比較のための剥離層形成
用インクを調製した。得られたインクを樹脂凸版を使用
して70kg連量のフォーム上質紙上に2g/m2 にな
るようにオフセット印刷を行って印刷適性を評価すると
ともに、剥離層を有する比較のシートを作った。得られ
た比較のシートの剥離層について実施例1と同様にして
評価した結果を表1に示す。
ニス75質量部とアマニ油ワニス14質量部を混合し、
木ロウ(バルチミン酸グリセリド)7質量部とドライヤ
ー4質量部を混合した。得られたワニスに球状剥離性物
質粉体〈商品名:トレフィルE−600(東レ・ダウコ
ーニング・シリコーン株式会社製)〉35質量部を加え
て三本ロールミルを使用して、比較のための剥離層形成
用インクを調製した。得られたインクを樹脂凸版を使用
して70kg連量のフォーム上質紙上に2g/m2 にな
るようにオフセット印刷を行って印刷適性を評価すると
ともに、剥離層を有する比較のシートを作った。得られ
た比較のシートの剥離層について実施例1と同様にして
評価した結果を表1に示す。
【0038】(比較例3)シリコーンオイルを使用した
剥離紙を比較のために用いて実施例1と同様にして評価
した結果を表1に示す。
剥離紙を比較のために用いて実施例1と同様にして評価
した結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】実施例1〜5の剥離層形成用インクは印刷
適性に優れ、また表1から、適当な大きさの剥離力を有
しており剥離性能に優れることが判る。剥離する際、多
孔質微粒子が紙粘着テープ側に離脱したり、剥離層が剥
離したりしない。筆記性、印刷性、捺印性についても優
れている。それに対して、比較例1の比較のためのシー
トは上質紙そのものなので、表1から、剥離力が大き過
ぎて剥離性能に劣り、紙剥けが発生することも十分に予
想できる。比較例2の比較のための剥離層形成用インク
は、筆記性、印刷性に劣り、剥離力が大き過ぎ剥離性能
にも劣る。比較例3の比較のためのシートは、筆記性、
印刷性、捺印性、剥離性能に劣る。
適性に優れ、また表1から、適当な大きさの剥離力を有
しており剥離性能に優れることが判る。剥離する際、多
孔質微粒子が紙粘着テープ側に離脱したり、剥離層が剥
離したりしない。筆記性、印刷性、捺印性についても優
れている。それに対して、比較例1の比較のためのシー
トは上質紙そのものなので、表1から、剥離力が大き過
ぎて剥離性能に劣り、紙剥けが発生することも十分に予
想できる。比較例2の比較のための剥離層形成用インク
は、筆記性、印刷性に劣り、剥離力が大き過ぎ剥離性能
にも劣る。比較例3の比較のためのシートは、筆記性、
印刷性、捺印性、剥離性能に劣る。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の放射線硬化型剥
離層形成用インクは、放射線硬化成分を主成分として含
むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合したインクで
あるので、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置
を用いることなく、オフセット印刷などにより塗工した
後、放射線照射して硬化して基材の必要な所定の箇所に
高い剥離性能を有する剥離層を容易に形成でき(部分的
な印刷やスポット印刷が可能である)、形成された剥離
層にインクジェットインク印刷や静電印刷などの印刷、
筆記、捺印などができるという顕著な効果を奏する。
離層形成用インクは、放射線硬化成分を主成分として含
むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合したインクで
あるので、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置
を用いることなく、オフセット印刷などにより塗工した
後、放射線照射して硬化して基材の必要な所定の箇所に
高い剥離性能を有する剥離層を容易に形成でき(部分的
な印刷やスポット印刷が可能である)、形成された剥離
層にインクジェットインク印刷や静電印刷などの印刷、
筆記、捺印などができるという顕著な効果を奏する。
【0042】本発明の請求項2記載の放射線硬化型剥離
層形成用インクは、請求項1記載のインクにおいて、放
射線硬化成分を主成分として含むビヒクル100質量部
に対して、多孔質微粒子20〜80質量部を配合したの
で、請求項1記載のインクと同じ効果を奏する上、印刷
インク適性により優れる上、剥離性や印刷性などを確実
に改善できるというさらなる顕著な効果を奏する。
層形成用インクは、請求項1記載のインクにおいて、放
射線硬化成分を主成分として含むビヒクル100質量部
に対して、多孔質微粒子20〜80質量部を配合したの
で、請求項1記載のインクと同じ効果を奏する上、印刷
インク適性により優れる上、剥離性や印刷性などを確実
に改善できるというさらなる顕著な効果を奏する。
【0043】本発明の請求項3記載のシートは、基材の
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなるので、安価で、高い剥離性能
を有する上、剥離層はインクジェットインク印刷や静電
印刷などの印刷性、筆記性、捺印性などに優れており二
次記入や追加記入が可能であり、二次使用ができるとい
う顕著な効果を奏する。
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の放射線硬化型剥離層形成用インクを用いて形成
された剥離層を有してなるので、安価で、高い剥離性能
を有する上、剥離層はインクジェットインク印刷や静電
印刷などの印刷性、筆記性、捺印性などに優れており二
次記入や追加記入が可能であり、二次使用ができるとい
う顕著な効果を奏する。
【図1】本発明のシートの一実施形態を説明する説明図
である。
である。
【図2】図1に示した本発明のシートの一応用例を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図3】本発明のシートの他の応用例を示す説明図であ
る。
る。
【図4】図3に示した本発明のシートの応用例を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図5】図4に示した伝言メモのV−V線の断面図であ
る。
る。
【図6】本発明のシートを宅配伝票に使用した例を示す
説明図である。
説明図である。
1、1A 本発明のシート
2、2A 基材
3 剥離層
4 接着剤層
5 ラベル
7 文字
8 記入欄
9 台紙
10 宅配伝票
11 白色印刷層
12 デザイン印刷層
13 メジウム層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 西藤 和夫
兵庫県神戸市兵庫区芦原通3丁目1番地6
バンドー化学株式会社中央研究所内
(72)発明者 佐々木 章夫
東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地
トッパン・フォームズ株式会社内
(72)発明者 平澤 朗
東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地
トッパン・フォームズ株式会社内
Fターム(参考) 2H086 BA15 BA33 BA34 BA41
4F100 AA20B AA20H AK26B AT00A
BA02 BA10A BA10B CC00B
DE01B DE01H DG10A DJ01B
DJ01H GB90 JB14B JD14B
JL05 JL11B JL14B
4J038 FA011 FA061 FA081 FA091
FA111 FA231 FA251 FA261
KA20 KA22 NA10 PA17
4J039 AD01 AD06 AD09 AE05 AE06
AE07 AE08 AF03 BA13 BA16
BA21 BA30 BA32 BA35 BC30
BC39 EA04 EA05 EA48 GA02
GA03 GA09
Claims (3)
- 【請求項1】 放射線硬化成分を主成分として含むビヒ
クルに対して、多孔質微粒子を配合したことを特徴とす
る放射線硬化型剥離層形成用インク。 - 【請求項2】 放射線硬化成分を主成分として含むビヒ
クル100質量部に対して、多孔質微粒子20〜80質
量部を配合したことを特徴とする請求項1記載の放射線
硬化型剥離層形成用インク。 - 【請求項3】 基材の少なくとも一方の面の所定部に請
求項1あるいは請求項2記載の放射線硬化型剥離層形成
用インクを用いて形成された剥離層を有してなるシー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371544A JP2003171586A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 放射線硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いたシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371544A JP2003171586A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 放射線硬化型剥離層形成用インクおよびそれを用いたシート |
Publications (1)
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