JP2004276325A - 情報担持用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上オンデマンドで少量・多種類の注文にも応じることもでき、しかも、大きさや形状などを自由に変えた隠蔽層を備えた情報担持用シートであって、摩擦、引っ掻きなどにより前記隠蔽層を脱落させて、隠蔽した印刷画像を顕現できるコインスクラッチクジなどに利用可能な情報担持用シートの提供。
【解決手段】印刷層2が形成された基材1面あるいは前記基材1面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に金属コロイドを含有するインクジェットインクを用いて前記印刷層2の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層3、4を設けた情報担持用シートにより課題を解決できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報担持用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙やプラスチックなどの基材面に所望の絵画、文字、図形などの印刷画像を設け、その上に、この印刷画像の少なくとも1部を隠蔽し得るような、例えば、シルクスクリーン印刷により銀インク被膜などの不透明な隠蔽層を設け、摩擦、引っ掻きなどにより前記隠蔽層を脱落させて、隠蔽した印刷画像を顕現できるようにした情報担持用シートがあり、コインスクラッチクジなどに利用されている。
しかしシルクスクリーン印刷により銀インク被膜などの不透明な隠蔽層を設けるためには、製版の必要があるため、大量生産に応じることはできるが、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることは困難であり、形状などを自由に変えた隠蔽層を作成できないという問題があった。
【0003】
一方、本発明者等は、基材面の所定部に強固に接着、定着した導電回路を形成するために、金属コロイドを含有するインクジェットインクを用いて基材面の所定部に導電回路形成用パターンを形成し、加熱乾燥して導電回路を製造する導電回路の製法を提案した(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特願2003−38203
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上オンデマンドで少量・多種類の注文にも応じることもでき、しかも、大きさや形状などを自由に変えた隠蔽層を備えた情報担持用シートであって、摩擦、引っ掻きなどにより前記隠蔽層を脱落させて、隠蔽した印刷画像を顕現できるコインスクラッチクジなどに利用可能な情報担持用シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の情報担持用シートは、印刷層が形成された基材面あるいは前記基材面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に金属コロイドを含有するインクジェットインクを用いて前記印刷層の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層を設けたことを特徴とする。
【0007】
金属コロイド含有インクジェットインクを用いることにより、隠蔽層パターンを電子信号画像信号にて形成し、形成した電子信号画像信号に基づいてインクジェットプリンタにより、印刷層が形成されたシート基材あるいは前記基材面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に前記印刷層の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層を容易に形成できる。インクジェットプリンタを用いるので、製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文にも応じて隠蔽層を形成することもでき、しかも、大きさや形状などを自由に変えた隠蔽層を容易に形成できる。
【0008】
本発明の請求項2は、請求項1記載の情報担持用シートにおいて、スクラッチクジであることを特徴とする。
【0009】
コイン、爪などによる摩擦、引っ掻きなどにより前記隠蔽層を脱落させて、隠蔽した印刷画像を容易に顕現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1(a)、(b)、(c)は、本発明の情報担持用シートの一実施の形態であるスクラッチクジの作成および使用例を説明する説明図である。
【0011】
図1(a)に示したように、先ず上質紙、中質紙、合成紙、各種再生紙、プラスチックシートなどのシート基材1面あるいはシート基材1面上に形成した図示しないインクジェットインク受容層の上に公知の印刷法などにより印刷層2を形成する。
【0012】
次いで図1(b)に示したように、金属コロイド含有インクジェットインクを用い、公知のインクジェットプリンタにより、印刷層2の特定の2箇所を隠蔽するために楕円形の隠蔽層3および菱形の隠蔽層4を設ける。
【0013】
隠蔽層3および隠蔽層4を設けた後、例えば、加熱炉、熱風炉などを利用したり、赤外線照射などの光、電磁波、電子線あるいはこれらの組み合わせを用いたり、公知の方法により適宜の条件下で加熱乾燥することにより隠蔽層3および隠蔽層4を摩擦、引っ掻きなどにより脱落し易くすることができる。
【0014】
隠蔽層3および隠蔽層4の摩擦、引っ掻きなどによる脱落性をさらに向上させるために、隠蔽層3および隠蔽層4とシート基材1との間あるいは隠蔽層3および隠蔽層4とシート基材1面上に形成した図示しないインクジェットインク受容層との間にシリコーン系剥離インクや弗素系剥離インクなどを用いて剥離インク層を設けることも可能である。
【0015】
そして、図1(c)に示したように、一方の楕円形の隠蔽層3をコイン、爪などにより摩擦したり、引っ掻いたりすると隠蔽層3を容易に脱落させることができ、隠蔽した印刷画像(ドリンク無料)を顕現できる。
【0016】
本発明において用いる金属コロイドは、公知の固体ゾルあるいはそれを溶媒に分散させたものであり、金属の種類は特に限定されない。しかし、金、銀、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金、銅、ニッケル、アルミニウムなどは好ましく使用できる。
【0017】
これらの金属コロイドは発色する。金属コロイドによる発色は電子のプラズマ振動に起因し、プラズモン吸収とよばれる発色機構によるものである。このプラズモン吸収による発色は金属中の自由電子が光電場により揺さぶられ粒子表面に電荷が現れ、非線形分極が生じるためであると考えられている。この金属コロイドによる発色は、彩度や光線透過率が高く、耐久性に優れている。例えば、金コロイドは粒径に応じて青、青紫、赤紫、金色などを示す。製造法としては、例えば金属化合物を溶媒に溶解し、高分子量顔料分散剤を添加した後、金属に還元して前記高分子量顔料分散剤で保護されたコロイド粒子を形成し、その後前記溶媒を除去して固体ゾルとする方法を挙げることができる。
【0018】
本発明において用いる金属コロイド含有インクジェットインクは、熱硬化型、光硬化型、電子線硬化型などのバインダを用いたインクでもよく、また金属コロイドを適当な分散安定剤により溶媒あるいはバインダに分散させたインクでもよい。このような溶媒としては通常のインクジェットインクに使用する水、水と水溶性有機溶媒との混合溶媒などが挙げられる。この他に、pH調整剤、粘度調剤、表面張力調整剤(界面活性剤)、金属封鎖剤、防菌防カビ剤、分散剤などを含有させることができる。
【0019】
通常のインクジェットインクには、着色成分として、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナフトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが用いられている。
これらの着色成分を本発明で用いる金属コロイド含有インクジェットインクに添加することもできる。
【0020】
本発明において用いるインクジェットインク中に配合する金属コロイドの量や塗布量は特に限定されるものではなく、下層の印刷層を隠蔽できること、印刷性、インクジェットプリンタのノズルの詰まり、コイン、爪などによる摩擦、引っ掻きなどによる隠蔽層の脱落し易さ、基材面との接着性などを考慮して決めることが好ましい。
【0021】
金属コロイドの平均粒子径は通常およそ1〜1000nmであり本発明においてはいずれも使用できる。1nm未満のものは作成が難かしく、一方、平均粒子径が50nmを超えるとインクジェットプリンタのノズルが詰まる恐れがあり、金属コロイドの平均粒子径が1〜50nmであると、インクジェットプリンタのノズルが詰まることなく、連続して安定して印刷できるので、好ましく使用できる。
【0022】
本発明で用いる基材の素材は、平面および/または曲面を有する無機物および/または有機物を挙げることができる。
これらの基材の中でも、シート基材(フィルム基材を含む)は本発明において好ましく使用できる。シート基材の素材としては、ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙(例えば、上質紙、中質紙、合成紙、各種再生紙、アート紙、コート紙、ミラーコート紙、コンデンサー紙、パラフィン紙、その他の紙の他に、それにオーバーコート層(保護層)をもつ用紙など)あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合シート、ポリアミド系樹脂シート、ポリエステル系樹脂シート、ポリオレフィン系樹脂シート、ポリイミド系樹脂シート、エチレン・ビニルアルコール共重合体シート、ポリビニルアルコール系樹脂シート、ポリ塩化ビニル系樹脂シート、ポリ塩化ビニリデン系樹脂シート、ポリスチレン系樹脂シート、ポリカーボネート系樹脂シート、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂シート、ポリエーテルスルホン系樹脂シートなどのプラスチックシート、あるいはこれらにコロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理などの表面処理を施したものなどを挙げることができる。
【0023】
本発明で基材面上に形成するインクジェットインク受容層は、インクジェットインク吸収性に優れるとともに、印字したインクジェットインクの耐水性が改善でき、かつ印字画像の滲みが起こらないインクジェットインク受容層であればよく、特に限定されるものではない。
例えば、沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒクルあるいはアクリル系光硬化性成分を主成分として含むビヒクルに少なくとも多孔質微粒子を配合したインクあるいはさらにカチオン性樹脂を配合したインクを用いて基材面の所定部に形成したインクジェットインク受容層を例示できる。
【0024】
グリコール系溶剤は、水と混合可能な中沸点および高沸点溶剤(沸点が100℃以上のもの)であり、具体的には、例えばグリコール(グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール)やグリコール誘導体(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート)など、およびこれらの2つ以上の混合物を挙げることができる。
【0025】
アクリル系光硬化性成分としては、公知の光重合性モノマーおよび/または光重合性オリゴマーから任意に選んで用いることができる。
このような光重合性モノマーとしては、例えばアクリル酸やメタクリル酸などの不飽和カルボン酸又はそのエステル、例えばアルキル−、シクロアルキル−、ハロゲン化アルキル−、アルコキシアルキル−、ヒドロキシアルキル−、アミノアルキル−、テトラヒドロフルフリル−、アリル−、グリシジル−、ベンジル−、フェノキシ−アクリレート及びメタクリレート、アルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコールのモノ又はジアクリレート及びメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート及びメタクリレート、ペンタエリトリットテトラアクリレート及びメタクリレートなど、アクリルアミド、メタクリルアミド又はその誘導体、例えばアルキル基やヒドロキシアルキル基でモノ置換又はジ置換されたアクリルアミド及びメタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリルアミド、N,N′−アルキレンビスアクリルアミド及びメタクリルアミドなど、アリル化合物、例えばアリルアルコール、アリルイソシアネート、ジアリルフタレート、トリアリルイソシアヌレートなど、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸又はそのエステル、例えばアルキル、ハロゲン化アルキル、アルコキシアルキルのモノ又はジマレエート及びフマレートなど、その他の不飽和化合物、例えばスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどが用いられる。
【0026】
また、硬化収縮が支障となる用途の場合には、例えばイソボルニルアクリレート又はメタクリレート、ノルボルニルアクリレート又はメタクリレート、ジシクロペンテノキシエチルアクリレート又はメタクリレート、ジシクロペンテノキシプロピルアクリレート又はメタクリレートなど、ジエチレングリコールジシクロペンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル、ポリオキシエチレン若しくはポリプロピレングリコールジシクロペンテニルモノエーテルのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルなど、ジシクロペンテニルシンナメート、ジシクロペンテノキシエチルシンナメート、ジシクロペンテノキシエチルモノフマレート又はジフマレートなど、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−オキシエチル)−スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(1,1−ビスメチル−2−オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエチル)−スピロ[5,5]ウンデカン、3,9−ビス(2−オキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどのモノ−、ジアクリレート又はモノ−、ジメタアクリレート、あるいはこれらのスピログリコールのエチレンオキシド又はプロピレンオキシド付加重合体のモノ−、ジアクリレート、又はモノ−、ジメタアクリレート、あるいは前記モノアクリレート又はメタクリレートのメチルエーテル、1−アザビシクロ[2,2,2]−3−オクテニルアクリレート又はメタクリレート、ビシクロ[2,2,1]−5−ヘプテン−2,3−ジカルボキシルモノアリルエステルなど、ジシクロペンタジエニルアクリレート又はメタクリレート、ジシクロペンタジエニルオキシエチルアクリレート又はメタクリレート、ジヒドロジシクロペンタジエニルアクリレート又はメタクリレートなどの光重合性モノマーを用いることができる。
これらの光重合性モノマーは単独で用いてもよいし2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0027】
光重合性オリゴマーとしては、エポキシ樹脂のアクリル酸エステル例えばビスフェノールAのジグリシジルエーテルジアクリレート、エポキシ樹脂とアクリル酸とメチルテトラヒドロフタル酸無水物との反応生成物、エポキシ樹脂と2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反応生成物、エポキシ樹脂のジグリシジルエーテルとジアリルアミンとの反応生成物などのエポキシ樹脂系プレポリマーや、グリシジルジアクリレートと無水フタル酸との開環共重合エステル、メタクリル酸二量体とポリオールとのエステル、アクリル酸と無水フタル酸とプロピレンオキシドから得られるポリエステル、ポリエチレングリコールと無水マレイン酸とグリシジルメタクリレートとの反応生成物などのような不飽和ポリエステル系プレポリマーや、ポリビニルアルコールとN−メチロールアクリルアミドとの反応生成物、ポリビニルアルコールを無水コハク酸でエステル化した後、グリシジルメタクリレートを付加させたものなどのようなポリビニルアルコール系プレポリマー、ピロメリット酸二無水物のジアリルエステル化物に、p,p′−ジアミノジフェニルを反応させて得られるプレポリマーのようなポリアミド系プレポリマーや、エチレン−無水マレイン酸共重合体とアリルアミンとの反応生成物、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体と2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反応生成物又はこれにさらにグリシジルメタクリレートを反応させたものなどのポリアクリル酸又はマレイン酸共重合体系プレポリマーなど、そのほか、ウレタン結合を介してポリオキシアルキレンセグメント又は飽和ポリエステルセグメントあるいはその両方が連結し、両末端にアクリロイル基又はメタクロイル基を有するウレタン系プレポリマーなどを挙げることができる。
これらの光重合性オリゴマーは、重量平均分子量凡そ2000〜30000の範囲のものが適当である。
【0028】
光重合開始剤としては、公知の光重合開始剤の中から任意のものを選択して用いることができる。
このような光重合開始剤としては、具体的には、例えばベンゾインやベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン‐n‐プロピルエーテル、ベンゾイン‐イソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチル‐エーテルなどのベンゾインアルキルエーテル類、2,2‐ジメトキシ‐2‐フェニルアセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンジル、ジアセチル、ジフェニルスルフィド、エオシン、チオニン、9,10‐アントラキノン、2‐エチル‐9,10‐アントラキノンなどを挙げることができる。これらの光重合開始剤は、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
光重合開始剤の含有量は、通常ビヒクル100質量部当り、5〜15質量部の範囲で選ばれるのが好ましい。
【0029】
多孔質微粒子は疎水性多孔質微粒子でも親水性多孔質微粒子でもあるいはこれらの混合物でもよい。疎水性多孔質微粒子は水に分散し難く、水に分散させても、静置して放置すると、沈殿して、2層に分離してしまうような多孔質微粒子である。それに対して、親水性多孔質微粒子は、水に容易に分散することができ、分散させた後、静置して放置しても沈殿が起きず、均一な懸濁状態を維持するような多孔質微粒子である。
【0030】
疎水性多孔質微粒子としては、疎水性無機酸化物多孔質微粒子と疎水性樹脂多孔質微粒子が挙げられる。疎水性無機酸化物多孔質微粒子の具体例としては、例えば、[シリカ微粒子〈商品名:SS−10,SS−15,SS−10A,SS−20,SS−30P,SS−30S,SS−40,SS−50,SS−50A,SS−60,SS−70,SS−100,SS−10F,SS−50F,SS−50B,SS−50C,SS−72F,SS−170X,SS−178B(日本シリカ工業社製)〉や二酸化チタン〈商品名:T805(日本アエロジル社製)〉]などが挙げられる。
【0031】
また、疎水性樹脂多孔質微粒子の具体例としては、例えば、四フッ化エチレン樹脂〈商品名:テフロン(R)30J(三井デュポンフルオロケミカル社製)〉、六フッ化ビニリデン樹脂〈商品名:ネオフロンCTFE(ダイキン工業社製)〉、三フッ化塩化エチレン樹脂〈商品名:ネオフロンVDF(ダイキン工業社製)〉、六フッ化プロピレン樹脂〈商品名:ネオフロンFEP(ダイキン工業社製)〉、フッ化エチレン−プロピレン共重合体樹脂〈商品名:テフロン(R)120J(三井デュポンフルオロケミカル社製)〉などが挙げられる。
これらは、単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0032】
一方、親水性多孔質微粒子としては、親水性無機酸化物多孔質微粒子と親水性樹脂多孔質微粒子が挙げられる。親水性多孔質微粒子の具体例としては、例えば、アルミナ微粒子、各種デンプン系微粒子、微粒状アクリル樹脂、微粒状メタクリル樹脂、天然ゼオライト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム、活性白土などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0033】
耐水性などをさらに向上させるためにビヒクルに対して多孔質微粒子以外にカチオン性樹脂をさらに配合することができる。
カチオン性樹脂は、水溶液あるいは水分散液の形態の1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩のオリゴマー、ポリマーでも、自体が粉末状あるいは液状である1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩のオリゴマー、ポリマーでもよい。
特に好ましいカチオン性樹脂の例として、具体的には、例えば、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物などあるいはこれらの2種以上の混合物などを挙げることができる。本発明におけるカチオン性樹脂としては市販のものを好適に利用できる。
【0034】
市販の水溶液あるいは水分散液の形態のカチオン性樹脂の具体例としては、例えば、水溶液としては、三洋化成工業(株)製サンフィックスPRO−100(ポリアミン系水溶液)、サンフィックス70(ジシアンジアミド系水溶液)、第一工業製薬(株)製カチオーゲンL(4級アンモニウム塩水溶液)、シャロールDC−303P(ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド水溶液)、シャロールDC−902P(ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド水溶液)、日本触媒(株)製エポミンP−1000(ポリエチレンイミン)、日東紡績(株)製PAA−HCI−3L(ポリアリルアミン塩酸塩)、PAA−HCI−10L(ポリアリルアミン塩酸塩)などを挙げることができる。
また、水分散液としては、三洋化成工業(株)製サンスタット1200(4級アンモニウム塩型)、日華化学(株)製ニッカシリコンAMZ(アミノ変性シリコンエマルジョン)、ニッカシリコンAM−202(アミノ変性シリコンエマルジョン)、ニッカシリコンAMZ−3(アミノ変性シリコンエマルジョン)などを挙げることができる。
【0035】
粉末状の市販のカチオン性樹脂の具体例としては、例えば、三洋化成工業(株)製ポリアミン系のサンフィクス555、サンフィクス555C、サンフィクス555NK、サンフィクス555US、第一工業製薬(株)製のレオックスAS(特殊カチオン樹脂)、シャロールDM−254P(メタクリル酸エステルクロライド4級塩ポリマー)、シャロールDM−283P(メタクリル酸エステルクロライド4級塩ポリマー)、日東紡績(株)製のPAA−HCI−3S(ポリアリルアミン塩酸塩)、PAA−HCI−10S(ポリアリルアミン塩酸塩)などを挙げることができ、液状のものでは、日本触媒(株)製のエポミンSP−012(ポリエチレンイミン)、エポミンSP−110(ポリエチレンイミン)、エポミンSP−200(ポリエチレンイミン)などを挙げることができる。
【0036】
ビヒクルに対する多孔質微粒子およびカチオン性樹脂の含有量は特に限定されるものではない。
しかしビヒクル100質量部に対して、多孔質微粒子を5〜70質量部、好ましくは10〜60質量部、より好ましくは20〜55質量部、カチオン性樹脂を5〜120質量部、好ましくは5〜60質量部、より好ましくは5〜50質量部、配合することが望ましい。多孔質微粒子およびカチオン性樹脂が下限値未満では耐水性や印字画像の滲みを改善できない恐れがあり、またインクの吸収性が劣り印字したインクが用紙表面に残るため連続的に印字された場合などにガイドロールを汚したり印字画像の汚れが発生する恐れがあり、多孔質微粒子およびカチオン性樹脂が上限値を超えると耐水性は改善されるが印刷インク適性が低下する恐れがあるので好ましくない。
【0037】
沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒクルを用いる場合は、必要に応じてさらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを用いることができる。さらにバインダー樹脂を配合することにより、形成されたインクジェットインク受容層が擦れに強くなり、OCRリーダーなどで擦られても多孔質微粒子が離脱したり、インクジェットインク受容層が剥離しなくなるので好ましい。
【0038】
バインダー樹脂は、前記グリコール系溶剤とともに使用可能なものであれば特に限定されない。具体的には、例えば、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダなどの天然樹脂、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリフェニルアセトアセタール、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル共重合体などの合成樹脂、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物、ジシアンジアミド、ジメチル・ジアリル・アンモニウムクロライドを主成分とする化合物あるいはこれらの2種以上の混合物などのカチオン性樹脂、その他、電子線硬化型インク、紫外線硬化型インク、スルホン酸基、カルボキシル基、硫酸エステル基、燐酸エステル基などのアニオン性基を有する例えばロジン変成マレイン酸などのアニオン性樹脂などを挙げることができる。
【0039】
【実施例】
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
銀ナノコロイド分散液(固形分;30質量%)50質量部とエチレングリコールモノメチルエーテル15質量部、グリセリン5質量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5質量部、イソプロピルアルコール3質量部、それに蒸留水26.5質量部を混合撹拌して、金属コロイド含有インクジェットインクを得た。このインクは、粘度4.5mPa・s、表面張力46×10−3N/m、pH9.5、金属コロイドの平均粒子径は10nmであった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを、キャノン製インクカートリッジ 型番:BCI21(バブルジェット(登録商標)方式のインクジェットプリンタ 型番:BJC−430C用)に充填し、下記の評価方法により印字評価(印字濃度、印字休止後の回復性、周波数応答性)を行った結果、印字濃度○、印字休止後の回復性○、周波数応答性○であった。
【0040】
(評価方法)
(1)印字濃度
市販の電子写真コピー用紙に2.5cm×2.5cmのベタ印刷を行い、60分間乾燥した後、その印刷部の光沢感を次の評価基準で評価する。
○:金属光沢がきれいで、実用上適している。
△:ややかすれる部分あるが、実用上の大きな問題はない。
×:むらがあり実用上使用できない。
【0041】
(2)印字休止後の回復性
印字休止後、プリンタを50℃の環境に5時間保持し、しかる後に、常温に戻す。その後再度印字を行いスタートアップの状態を文字の印字から判定する。
○:最初から鮮明に印刷可能であり、導電性において実用上適している。
△:始めのうちは一部カスレが見られるが、すぐに正常に戻り、実用上に大きな問題はない。
×:1ページ程度はカスレが目立つが、2ページ目以降は正常に印字できる。
【0042】
(3)周波数応答性
2KHz、4KHz、6KHzでの各周波数での駆動周波数にてそれぞれプリンタで印字し、ベタパターンの状態から応答性を判定する。
○:6KHzまでの応答性を有する。
△:4KHzまでの応答性を有する。
×:2KHzまでの応答性を有する。
【0043】
この金属コロイド含有インクジェットインクを、キャノン製インクカートリッジ 型番:BJI21(バブルジェット(登録商標)方式のインクジェットプリンタ 型番:BJC−430C用)に充填し、図1(a)に示した印刷層2の特定の2箇所を隠蔽するために印刷し、図1(b)に示したような隠蔽性良好な楕円形の隠蔽層3および菱形の隠蔽層4を形成できた。一方の楕円形の隠蔽層3をコインでこすることにより隠蔽層3を容易に脱落させることができ、図1(c)に示したように隠蔽した印刷画像(ドリンク無料)を顕現できた。
【0044】
(実施例2)
実施例1で使用した銀ナノコロイド分散液50質量部に対して、グリセリン/エチレングリコール50/50の質量比で混合した液25質量部と、ヘキシレングリコール0.5質量部、テトラヒドロフルフリールアルコール3質量部、それに蒸留水21.5質量部を混合撹拌して、金属コロイド含有インクジェットインクを得た。このインクは、粘度3.1mPa・s、表面張力45×10−3N/m、pH9.3、金属コロイドの平均粒子径は10nmであった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを、実施例1と同様にして印字評価を行った結果、印字濃度○、印字休止後の回復性○、周波数応答性○であった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを用いて実施例1と同様にして隠蔽情報の隠蔽および隠蔽層の脱落をテストした結果、実用性のある優れた結果が得られた。
【0045】
(実施例3)
実施例1で使用した銀ナノコロイド分散液50質量部に対して、トリエチレングリコールモノメチルエーテル20質量部と1,5−ペンタンジオール2.0質量部、n−プロパノール4.0質量部、それに蒸留水24質量部を混合撹拌して、金属コロイド含有インクジェットインクを得た。このインクは粘度4.2mPa・s、表面張力39×10−3N/m、pH9.5、金属コロイドの平均粒子径は10nmであった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを、実施例1と同様にして印字評価を行った結果、印字濃度○、印字休止後の回復性○、周波数応答性○であった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを用いて実施例1と同様にして隠蔽情報の隠蔽および隠蔽層の脱落をテストした結果、実用性のある優れた結果が得られた。
【0046】
(実施例4)
実施例1で使用した銀ナノコロイド分散液50質量部に対して、1,2,5−ブタントリオール/トリエチレングリコールモノメチルエーテル65/35質量比混合液30質量部とエチレングリコールモノブチルエーテル0.3質量部、エタノール4.0質量部、それに蒸留水15.7質量部を混合撹拌して、金属コロイド含有インクジェットインクを得た。このインクは、粘度2.7mPa・s、表面張力50×10−3N/m、pH9.6、金属コロイドの平均粒子径は10nmであった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを、実施例1と同様にして印字評価を行った結果、印字濃度○、印字休止後の回復性○、周波数応答性○であった。
この金属コロイド含有インクジェットインクを用いて実施例1と同様にして隠蔽情報の隠蔽および隠蔽層の脱落をテストした結果、実用性のある優れた結果が得られた。
【0047】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の情報担持用シートは、印刷層が形成された基材面あるいは前記基材面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に金属コロイドを含有するインクジェットインクを用いて前記印刷層の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層を設けたことを特徴とするものであり、金属コロイド含有インクジェットインクを用いることにより、隠蔽層パターンを電子信号画像信号にて形成し、形成した電子信号画像信号に基づいてインクジェットプリンタにより、印刷層が形成されたシート基材あるいは前記基材面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に前記印刷層の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層を容易に形成することができる上、インクジェットプリンタを用いるので、製版の必要がなく、大量生産に応じることもでき、オンデマンドで少量・多種類の注文にも応じて隠蔽層を形成することもでき、しかも、大きさや形状などを自由に変えた隠蔽層を容易に形成できるという顕著な効果を奏する。
【0048】
本発明の請求項2は、請求項1記載の情報担持用シートにおいて、スクラッチクジであることを特徴とするものであり、コイン、爪などによる摩擦、引っ掻きなどにより前記隠蔽層を脱落させて、隠蔽した印刷画像を容易に顕現できるというさらなる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)は、本発明の情報担持用シートの一実施の形態であるスクラッチクジの作成および使用例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 シート基材
2 印刷層
3、4 隠蔽層

Claims (2)

  1. 印刷層が形成された基材面あるいは前記基材面上に形成されたインクジェットインク受容層の上に金属コロイドを含有するインクジェットインクを用いて前記印刷層の少なくとも1部を隠蔽する隠蔽層を設けたことを特徴とする情報担持用シート。
  2. スクラッチクジであることを特徴とする請求項1記載の情報担持用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218035A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 パターン形成方法及び塗布液

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