JP2002353414A - 誘電体キャパシタおよびその製造方法 - Google Patents

誘電体キャパシタおよびその製造方法

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JP2002353414A
JP2002353414A JP2001152714A JP2001152714A JP2002353414A JP 2002353414 A JP2002353414 A JP 2002353414A JP 2001152714 A JP2001152714 A JP 2001152714A JP 2001152714 A JP2001152714 A JP 2001152714A JP 2002353414 A JP2002353414 A JP 2002353414A
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dielectric
capacitor
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ferroelectric
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Toshiro Mihashi
敏郎 三橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体膜に対する還元性元素等の外部物質の
進入拡散を防止することによって,良好な電気的特性を
示す誘電体キャパシタおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 強誘電体キャパシタC103によれば,
第1水素拡散防止膜101によって,酸化膜7および酸
化膜9を成膜する際に発生する水素の強誘電体膜4への
進入拡散が阻止される。さらに,強誘電体膜4の側壁部
は,第2水素拡散防止膜102によって覆われているた
め,この側壁部から強誘電体膜4への水素の進入も完全
に阻止される。したがって,強誘電体膜4の電気的特性
は良好に保たれる。また,酸化膜7の上面には第2水素
拡散防止膜102が存在しないため,強誘電体キャパシ
タC103の高さが必要最低限に抑えられる。このこと
は強誘電体キャパシタC103が形成される半導体装置
全体の平坦化に関して有利に働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,誘電体キャパシタ
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,携帯型電話器等の情報端末機器の
普及に伴い,不揮発性メモリへのニーズが高まってい
る。既に広く製品化されているフラッシュEEPROM
の他,強誘電体メモリ(FeRAM:Ferroelectronic RAM),
MRAM(Magnetic RAM),相変化メモリ等が次世代型
の不揮発性メモリとして注目を集めている。中でもFe
RAMは,製品化において他の次世代型不揮発性メモリ
に先行している。
【0003】代表的な揮発性半導体メモリであるDRA
Mが,記憶素子として常誘電体キャパシタを備えている
のに対して,FeRAMは,強誘電体キャパシタを記憶
素子として用いる。
【0004】FeRAMにおいて,強誘電体キャパシタ
は,下部電極と上部電極とそれらの間に挟まれた強誘電
体膜から構成されている。半導体の製造工程において,
強誘電体膜および下部電極が加工される際,その影響が
上部電極に及び,上部電極がダメージを受けるおそれが
ある。これを防止するために,一般的に上部電極は強誘
電体膜および下部電極よりも小さい面積で形成される。
【0005】強誘電体キャパシタを形成するために用い
られる材料は,加工が困難なものが多い。このため,エ
ッチングマスクとしてレジスト膜を使用すると,十分な
エッチング選択比が得られず,エッチング中にこのレジ
スト膜が後退し,最悪の場合消失してしまう。レジスト
膜が消失すると,強誘電体膜がエッチングによるダメー
ジを受け,結果的に強誘電体キャパシタの電気的特性が
劣化してしまう。そのため,従来,レジスト膜よりも高
いエッチング選択比が得られる酸化膜をエッチングマス
クとして採用することによってこの問題の解決が図られ
ていた。
【0006】以下,図13〜図20を用いて,酸化膜を
エッチングマスクとして使用した強誘電体キャパシタの
従来の製造方法を説明する。なお,図20は,従来の強
誘電体キャパシタC1の断面を示しており,図13〜図
19は,その製造工程毎の断面を示している。
【0007】[工程1]CVD法によって形成された酸
化膜(SiO)1に対して,スパッタ法によって密着
層(Ti,100Å)2と下部電極(Pt,2000
Å)3を形成する。次いで,強誘電体膜(SBT:Sr
BiTa,2000Å)4をスピンコート法を
用いて下部電極3の上に成膜する。さらに,強誘電体膜
4の上にスパッタ法によって上部電極(Pt,2000
Å)5を形成する(図13)。
【0008】[工程2]レジスト膜6を成膜した後,フ
ォトリソグラフィによってこのレジスト膜6をパターニ
ングする(図14)。
【0009】[工程3]レジスト膜6をマスクとして用
い,上部電極5をエッチングする。ここではドライエッ
チング法を用いる(図15)。
【0010】[工程4]Oプラズマによって,レジス
ト膜6を灰化除去する(図16)。
【0011】[工程5]酸化膜(4000Å)7をCV
D法を用いて成膜する。この酸化膜7の上にレジスト膜
8を成膜した後,フォトリソグラフィによってこのレジ
スト膜8をパターニングする(図17)。
【0012】[工程6]レジスト膜8をマスクとして用
い,酸化膜7をエッチングする。ここではドライエッチ
ング法を用いる。そして,Oプラズマによって,レジ
スト膜8を灰化除去する(図18)。
【0013】[工程7]酸化膜7をマスクとして用い,
強誘電体膜4,下部電極3,密着層2をドライエッチン
グ法によって加工する(図19)。
【0014】[工程8]酸化膜(3000Å)9をCV
D法を用いて成膜する(図20)。この酸化膜9は,強
誘電体キャパシタを保護する役割を果たす。
【0015】以上の工程1〜8を経て従来の強誘電体キ
ャパシタC1が形成される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】強誘電体膜4を構成す
るSBTは酸化物であるため,水素ガス等の還元性雰囲
気にさらされると,誘電率等の電気的特性が劣化するお
それがある。ところが,上述のように,酸化膜7および
酸化膜9はCVD法によって成膜されることから,この
プロセスにおける水素ガスの発生を避けることは困難で
ある。酸化膜7および酸化膜9が酸化シリコン膜である
場合,成膜中の化学反応は次式で表される。
【0017】SiH+O→SiO+2H
【0018】従来の強誘電体キャパシタC1およびその
製造方法によれば,酸化膜7,9の成膜プロセスにおい
て発生した水素が強誘電体膜4中に拡散し,これによっ
て強誘電体キャパシタC1の電気的特性が劣化するおそ
れがあった。
【0019】本発明は,上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり,その目的は,誘電体膜に対する還元
性元素等の外部物質の進入拡散を防止することによっ
て,良好な電気的特性を示す誘電体キャパシタおよびそ
の製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,下部電極と,下部電
極上に形成された誘電体膜と,誘電体膜上に形成された
上部電極と,機能膜と,少なくとも誘電体膜と機能膜と
の間に位置する第1バリア膜と,少なくとも誘電体膜の
側壁部を覆う第2バリア膜とを含んで成る誘電体キャパ
シタが提供される。そして,この誘電体キャパシタが備
える第2バリア膜は,下部電極,誘電体膜,上部電極,
第1バリア膜,および機能膜から成るキャパシタ部のサ
イドウォールとして構成される(請求項1)。
【0021】かかる構成によれば,誘電体膜と機能膜と
の接触は,第1バリア膜によって防止される。また,誘
電体膜は,その側壁が第2バリア膜によって覆われてい
る。したがって,誘電体膜は,機能膜を含む周辺の膜か
ら化学的な影響を受けることはなく,結果として誘電体
膜の電気的特性が良好な状態に保たれる。
【0022】第2バリア膜をキャパシタ部のサイドウォ
ールとして形成するためには,例えば次の方法を採用す
ることが好ましい。まず,キャパシタ部およびその周辺
部に対して所定の材料を成長させる。その後,当該成長
膜をキャパシタ部の最上に位置する機能膜が露出するま
でエッチバックする。このエッチバック処理によって,
機能膜の上面に位置する成長膜が除去され,残った成長
膜がキャパシタ部のサイドウォール,すなわち第2バリ
ア膜となる。第2バリア膜がキャパシタ部のサイドウォ
ールとして形成されることによって,誘電体キャパシタ
の高さ方向の寸法が小さく抑えられることになる。この
ことは,誘電体キャパシタを備える半導体デバイスの平
坦化および高集積化の点で有利に働く。
【0023】本発明の第2の観点によれば,以下の第1
工程〜第12工程を含む誘電体キャパシタの製造方法が
提供される(請求項6)。
【0024】まず,第1工程から第3工程にかけて,下
部電極膜,誘電体膜,および上部電極膜が,順次積み重
ねるようにして形成される。第4工程において,上部電
極膜上に第1マスクが形成される。この第1マスクとし
てパターニングされたレジスト膜を用いることが可能で
ある。
【0025】第5工程では,第1マスクをマスクとして
上部電極膜が例えばエッチングによって除去される,こ
の結果,上部電極が形成される。そして,第6工程にお
いて,第1マスクが除去される。
【0026】第7工程では,上部電極の表面および第5
工程において露出した誘電体膜の表面を覆う第1バリア
膜が形成される。続く第8工程において,第1バリア膜
上に機能膜が形成される。この機能膜が形成されると
き,誘電体膜は第1バリア膜によってその表面が覆われ
ている。したがって,誘電体膜は,機能膜の形成に伴っ
て生成される物質あるいは機能膜そのものから化学的な
影響を受けることはない。
【0027】第9工程では,機能膜上であって,上部電
極に対応する領域を含む領域に第2マスクが形成され
る。第1マスクと同様に,この第2マスクとしてパター
ニングされたレジスト膜を用いることが可能である。第
10工程では,第2マスクをマスクとして機能膜および
第1バリア膜が例えばエッチングによって除去される。
そして,第11工程において,第2マスクが除去され
る。
【0028】第12工程では,機能膜をマスクとして誘
電体膜および下部電極膜が除去され,下部電極,誘電体
膜,上部電極,第1バリア膜,および機能膜から成るキ
ャパシタ部が形成される。
【0029】以上のように,上部電極のパターニング・
マスクとして,第1マスクが用いられるのに対し,誘電
体膜および下部電極のパターニングには,機能膜がマス
クとして用いられる。この製造方法によれば,上部電極
と,誘電体膜あるいは下部電極を異なる形状にパターニ
ングすることが容易となる。さらに,各構成材料の特性
に応じて,最適なマスクを用意することが可能となり,
パターニング精度の向上が期待できる。
【0030】さらに,第13工程を追加してもよい(請
求項10)。この第13工程では,少なくともキャパシ
タ部の表面を覆う第2バリア膜が形成される。したがっ
て,誘電体膜の一部がキャパシタ部の側壁部として露出
している場合であっても,当該露出部は,第13工程に
おいて第2バリア膜によって覆われることになる。後の
工程において,キャパシタ部の近傍に他の膜が形成され
ても,誘電体膜は,他の膜の形成に伴って生成される物
質あるいは他の膜そのものから化学的な影響を受けるこ
とはない。
【0031】さらに,第14工程を追加してもよい(請
求項11)。この第14工程では,キャパシタ部の最上
に位置する機能膜の上面が露出するまで第2バリア膜が
エッチバックされる。このエッチバック処理によって,
第2バリア膜が機能膜の上面から除去されるため,誘電
体キャパシタの高さ方向の寸法が小さく抑えられること
になる。このことは,誘電体キャパシタを備える半導体
デバイスの平坦化および高集積化の点で有利に働く。
【0032】本発明にかかる誘電体キャパシタおよびそ
の製造方法において,機能膜として酸化膜を採用するこ
とも可能である(請求項2,7)。酸化膜をCVD法に
よって成膜する場合,その成膜プロセスにおいて水素が
生成され得る。この場合,第1バリア膜および第2バリ
ア膜は,水素の通過を阻止し,誘電体膜へ水素を到達さ
せない機能を有することが好ましい(請求項3,8,1
2)。そして,この機能を得るためには,第1バリア膜
および第2バリア膜を酸化タンタルによって形成するこ
とが好ましい(請求項4,9,13)。
【0033】また,本発明によれば,上部電極と誘電体
膜との接触面積が,上部電極が接する誘電体膜の上面の
面積よりも小さくなるように,および/または,下部電
極と誘電体膜との接触面積が,下部電極が接する誘電体
膜の下面の面積よりも小さくなるように,上部電極,誘
電体膜,および下部電極が形成される(請求項5,1
4)。キャパシタ部において,キャパシタとして機能す
る領域(キャパシタ領域)は上部電極と下部電極に挟ま
れた範囲である。そして,上記のように上部電極,誘電
体膜,および下部電極を形成することによって,上部電
極と下部電極に挟まれない領域(非キャパシタ領域)が
誘電体膜中の側壁近傍に確保される。かかる構成によれ
ば,誘電体膜の側壁からその内部に向けて水素等の不純
物が侵入拡散する場合であっても,不純物が非キャパシ
タ領域を通過してキャパシタ領域に達しない限り,キャ
パシタ部の電気的特性が損なわれることはない。誘電体
膜の側壁部に不純物の侵入を阻止するバリア膜を形成す
れば,不純物侵入に対する相乗効果が得られ,誘電体キ
ャパシタの特性はより良好な状態に保たれる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる誘電体キャパシタおよびその製造方法の
好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,以下
の説明および添付された図面において,略同一の機能お
よび構成を有する構成要素については,同一符号を付す
ることによって重複説明を省略する。
【0035】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態にかかる強誘電体キャパシタC101およびその
製造方法を図1〜図7,図10を用いて説明する。な
お,図10は,第1の実施の形態にかかる強誘電体キャ
パシタC101の断面を示しており,図1〜図7は,そ
の製造工程毎の断面を示している。
【0036】[工程1−1]CVD法によって形成され
た酸化膜(SiO)1に対して,スパッタ法によって
密着層(Ti,100Å)2と下部電極(Pt,200
0Å)3を形成する。次いで,強誘電体膜(SBT:S
rBiTa,2000Å)4をスピンコート法
を用いて下部電極3の上に成膜する。さらに,強誘電体
膜4の上にスパッタ法によって上部電極(Pt,200
0Å)5を形成する(図1)。
【0037】[工程1−2]レジスト膜6を成膜した
後,フォトリソグラフィによってこのレジスト膜6をパ
ターニングする(図2)。
【0038】[工程1−3]レジスト膜6をマスクとし
て用い,上部電極5をエッチングする。ここではドライ
エッチング法を用いる(図3)。
【0039】[工程1−4]Oプラズマによって,レ
ジスト膜6を灰化除去する(図4)。
【0040】[工程1−5]第1水素拡散防止膜(Ta
,1000Å)101をスパッタ法を用いて成膜す
る。この第1水素拡散防止膜101の上に,酸化膜(4
000Å)7をCVD法を用いて成膜する。さらに,酸
化膜7の上にレジスト膜8を成膜した後,フォトリソグ
ラフィによってこのレジスト膜8をパターニングする
(図5)。酸化膜7として,膜中に不純物を含まず,し
かも吸湿性の低いNSG膜を採用することが好ましい。
【0041】[工程1−6]レジスト膜8をマスクとし
て用い,酸化膜7および第1水素拡散防止膜101をエ
ッチングする。ここではドライエッチング法を用いる。
そして,Oプラズマによって,レジスト膜8を灰化除
去する(図6)。これによって機能膜としての酸化膜7
が形成される。このパターニングされた酸化膜7は,後
の工程において強誘電体キャパシタを形成する際のエッ
チングマスクとして用いられる。このエッチングマスク
(酸化膜7)としてNSG膜を用いることによって,不
純物によるバリア膜の劣化,および,水分による強誘電
体膜の膜質劣化を抑制することが可能となる。
【0042】[工程1−7]酸化膜7をハードマスクと
して用い,強誘電体膜4,下部電極3,密着層2をドラ
イエッチング法によって加工する(図7)。
【0043】[工程1−8]酸化膜(3000Å)9を
CVD法を用いて成膜する(図10)。この酸化膜9
は,第1の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC1
01を外部雰囲気から保護する役割を果たす。
【0044】以上の工程1−1〜1−8を経て第1の実
施の形態にかかる強誘電体キャパシタC101が形成さ
れる。
【0045】第1の実施の形態にかかる強誘電体キャパ
シタC101の製造方法の特徴の一つとして,工程1−
3においてレジスト膜6をマスクとして用いて上部電極
5のみをパターニングした後,工程1−5において成膜
され工程1−6においてパターニングされた酸化膜7を
ハードマスクとして用いて工程1−7において強誘電体
膜4をエッチングする点が挙げられる。この方法によれ
ば次の効果が得られる。
【0046】強誘電体膜4は上部電極5に比べてエッチ
ングが困難であり,レジスト膜6をマスクとして用いて
上部電極5と併せて強誘電体膜4までエッチングしよう
とすると,レジスト膜6が消失してしまい,強誘電体膜
4の本来エッチングされるべきではない領域までエッチ
ングされるおそれがある。しかしながら,本実施の形態
にかかる強誘電体キャパシタC101の製造方法によれ
ば,レジスト膜6は,上部電極5のエッチングのためだ
けに用いられており,強誘電体膜4のエッチングについ
ては,別途形成される酸化膜7がハードマスクとして用
いられる。この酸化膜7によれば,レジスト膜6に比べ
て高いエッチング選択比が得られるため,強誘電体膜4
およびその下に位置する下部電極3,密着層2を高精度
にパターニングすることが可能となる。
【0047】ところで,酸化膜7は,工程1−5におい
てCVD法によって水素雰囲気下で成膜される。このと
き水素が強誘電体膜4に侵入した場合,上述のように強
誘電体膜4の膜質が劣化してしまう。この点,本発明の
実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC101および
その製造方法によれば,酸化膜7が形成される前に,予
め第1水素拡散防止膜101が強誘電体膜4の上に成膜
される。この第1水素拡散防止膜101の存在によっ
て,酸化膜7の成膜中,強誘電体膜4は,水素雰囲気に
曝されなくなる。したがって,強誘電体膜4の膜質劣化
が防止され,この結果,安定した特性を有する強誘電体
キャパシタC101が提供される。
【0048】さらに,酸化膜7は,層間絶縁膜の一部と
して利用することが可能である。したがって,強誘電体
膜4のエッチングマスクとして用いられた後,この酸化
膜7をあえて除去する必要がない。すなわち,マスク除
去にかかる工程を省略することが可能となる。
【0049】また,本実施の形態にかかる強誘電体キャ
パシタC101の特徴の一つとして,上部電極5の面積
が強誘電体膜4および下部電極3の面積に対して小さい
ことが挙げられる。そして,この特徴的な形状は,本実
施の形態にかかる強誘電体キャパシタC101の製造方
法において,上部電極5のエッチングが強誘電体膜4お
よび下部電極3のエッチングと別個に実施されているた
めに容易に形成される。この特徴的な形状がもたらす効
果は以下の通りである。
【0050】強誘電体膜4において,キャパシタとして
機能する領域は上部電極5の直下に位置する範囲であ
る。つまり,強誘電体膜4の側壁からその内部に向けて
水素等の不純物が侵入拡散する場合であっても,上部電
極5の直下領域に不純物が達しない限り強誘電体キャパ
シタとしての特性は劣化しない。したがって,強誘電体
膜4の側壁部に不純物の侵入を阻止するバリア膜(例え
ば金属酸化膜)を形成しなくともキャパシタ特性は良好
な状態に保たれる。
【0051】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態にかかる強誘電体キャパシタC102およびその
製造方法を図1〜図8,図11を用いて説明する。な
お,図11は,第2の実施の形態にかかる強誘電体キャ
パシタC102の断面を示しており,図1〜図8は,そ
の製造工程毎の断面を示している。
【0052】[工程2−1]CVD法によって形成され
た酸化膜(SiO)1に対して,スパッタ法によって
密着層(Ti,100Å)2と下部電極(Pt,200
0Å)3を形成する。次いで,強誘電体膜(SBT:S
rBiTa,2000Å)4をスピンコート法
を用いて下部電極3の上に成膜する。さらに,強誘電体
膜4の上にスパッタ法によって上部電極(Pt,200
0Å)5を形成する(図1)。
【0053】[工程2−2]レジスト膜6を成膜した
後,フォトリソグラフィによってこのレジスト膜6をパ
ターニングする(図2)。
【0054】[工程2−3]レジスト膜6をマスクとし
て用い,上部電極5をエッチングする。ここではドライ
エッチング法を用いる(図3)。
【0055】[工程2−4]Oプラズマによって,レ
ジスト膜6を灰化除去する(図4)。
【0056】[工程2−5]第1水素拡散防止膜(Ta
,1000Å)101をスパッタ法を用いて成膜す
る。この第1水素拡散防止膜101の上に,酸化膜(4
000Å)7をCVD法を用いて成膜する。さらに,酸
化膜7の上にレジスト膜8を成膜した後,フォトリソグ
ラフィによってこのレジスト膜8をパターニングする
(図5)。
【0057】[工程2−6]レジスト膜8をマスクとし
て用い,酸化膜7および第1水素拡散防止膜101をエ
ッチングする。ここではドライエッチング法を用いる。
そして,Oプラズマによって,レジスト膜8を灰化除
去する(図6)。これによって機能膜としての酸化膜7
が形成される。
【0058】[工程2−7]酸化膜7をハードマスクと
して用い,強誘電体膜4,下部電極3,密着層2をドラ
イエッチング法によって加工する(図7)。
【0059】[工程2−8]第2水素拡散防止膜(Ta
,1000Å)102をスパッタ法を用いて成膜す
る(図8)。なお,第1水素拡散防止膜101および第
2水素拡散防止膜102を構成するTaOは,水素を
その内部に取り込んでトラップする機能を有するもので
あり,同様の機能を有するアルミナ(Al)等で
あれば,水素拡散防止膜の構成材料として採用可能であ
る。
【0060】[工程2−9]酸化膜(3000Å)9を
CVD法を用いて成膜する(図11)。この酸化膜9
は,第2の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC1
02を外部雰囲気から保護する役割を果たす。
【0061】以上の工程2−1〜2−9を経て第2の実
施の形態にかかる強誘電体キャパシタC102が形成さ
れる。
【0062】この第2の実施の形態にかかる強誘電体キ
ャパシタC102およびその製造方法によれば,第1の
実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC101および
その製造方法と同様の効果が得られる。また,第2の実
施の形態にかかる強誘電体キャパシタC102は,強誘
電体膜4の上面が第1水素拡散防止膜101に覆われる
ともに,その側壁部が第2水素拡散防止膜102によっ
て覆われている。この構成によれば,上面のみならず側
壁部から強誘電体膜4内部への水素の進入が阻止され
る。したがって,強誘電体膜4の電気的特性がより良好
に保たれることになる。
【0063】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態にかかる強誘電体キャパシタC103およびその
製造方法を図1〜図9,図12を用いて説明する。な
お,図12は,第3の実施の形態にかかる強誘電体キャ
パシタC103の断面を示しており,図1〜図9は,そ
の製造工程毎の断面を示している。
【0064】[工程3−1]CVD法によって形成され
た酸化膜(SiO)1に対して,スパッタ法によって
密着層(Ti,100Å)2と下部電極(Pt,200
0Å)3を形成する。次いで,強誘電体膜(SBT:S
rBiTa,2000Å)4をスピンコート法
を用いて下部電極3の上に成膜する。さらに,強誘電体
膜4の上にスパッタ法によって上部電極(Pt,200
0Å)5を形成する(図1)。
【0065】[工程3−2]レジスト膜6を成膜した
後,フォトリソグラフィによってこのレジスト膜6をパ
ターニングする(図2)。
【0066】[工程3−3]レジスト膜6をマスクとし
て用い,上部電極5をエッチングする。ここではドライ
エッチング法を用いる(図3)。
【0067】[工程3−4]Oプラズマによって,レ
ジスト膜6を灰化除去する(図4)。
【0068】[工程3−5]第1水素拡散防止膜(Ta
,1000Å)101をスパッタ法を用いて成膜す
る。この第1水素拡散防止膜101の上に,酸化膜(4
000Å)7をCVD法を用いて成膜する。さらに,酸
化膜7の上にレジスト膜8を成膜した後,フォトリソグ
ラフィによってこのレジスト膜8をパターニングする
(図5)。酸化膜7として,膜中に不純物を含まず,し
かも吸湿性の低いNSG膜を採用することが好ましい。
【0069】[工程3−6]レジスト膜8をマスクとし
て用い,酸化膜7および第1水素拡散防止膜101をエ
ッチングする。ここではドライエッチング法を用いる。
そして,Oプラズマによって,レジスト膜8を灰化除
去する(図6)。これによって機能膜としての酸化膜7
が形成される。このパターニングされた酸化膜7は,後
の工程において強誘電体キャパシタを形成する際のエッ
チングマスクとして用いられる。このエッチングマスク
(酸化膜7)としてNSG膜を用いることによって,不
純物によるバリア膜の劣化,および,水分による強誘電
体膜の膜質劣化を抑制することが可能となる。
【0070】[工程3−7]酸化膜7をハードマスクと
して用い,強誘電体膜4,下部電極3,密着層2をドラ
イエッチング法によって加工する(図7)。
【0071】[工程3−8]第2水素拡散防止膜(Ta
,1000Å)102をスパッタ法を用いて成膜す
る(図8)。なお,第1および第2水素拡散防止膜10
1,102のTaOは,水素をその内部に取り込んで
トラップする機能を有するものであり,同様の機能を有
するアルミナ(Al)等であれば,水素拡散防止
膜の構成材料として採用可能である。
【0072】[工程3−9]例えば,塩素ガスによるド
ライエッチング法を用いて,第2水素拡散防止膜102
を全面エッチバックする。このとき,酸化膜7の上面が
露出するまでエッチバックを行う。この結果,強誘電体
膜4の側壁部を含む強誘電体キャパシタC103の側壁
部にのみサイドウォールとして第2水素拡散防止膜10
2が残る(図9)。つまり,この工程によって,下部電
極,誘電体膜,上部電極,第1バリア膜,および機能膜
である酸化膜7から成るキャパシタ部に,第2水素拡散
防止膜102より成るサイドウォールが形成される。
【0073】[工程3−10]酸化膜(3000Å)9
をCVD法を用いて成膜する(図12)。この酸化膜9
は,第3の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC1
03を外部雰囲気から保護する役割を果たす。この酸化
膜9の構成材料は酸化膜7と同様に,NSG等が好まし
い。
【0074】以上の工程3−1〜3−10を経て第3の
実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC103が形成
される。
【0075】この第3の実施の形態にかかる強誘電体キ
ャパシタC103およびその製造方法によれば,第1,
2の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC101,
C102およびそれらの製造方法と同様の効果が得られ
る。
【0076】また,第3の実施の形態にかかる強誘電体
キャパシタC103の製造方法が用いられた場合,工程
3−9におけるエッチバック処理によって,酸化膜9か
ら強誘電体膜4への水素の進入を防止するために有効な
箇所,すなわち強誘電体膜4の側壁部のみに第2水素拡
散防止膜102が自己整合的に形成される。このよう
に,第3の実施の形態にかかる強誘電体キャパシタC1
03の製造方法によれば,強誘電体キャパシタC103
が形成される領域以外に成長した第2水素拡散防止膜1
02を除去するためのフォトリソグラフィ工程を別途実
施する必要がなく,強誘電体キャパシタの製造効率の向
上および製造コストの低減等が実現する。
【0077】また,酸化膜7の上面には第2水素拡散防
止膜102が存在しないため,強誘電体キャパシタC1
03の高さが必要最低限に抑えられる。このことは強誘
電体キャパシタC103が形成される半導体装置全体の
平坦化に関して有利に働く。
【0078】添付図面を参照しながら本発明の好適な実
施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形
態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解
される。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように,本発明にかかる誘
電体キャパシタによれば,誘電体膜が第1バリア膜およ
び第2バリア膜によって覆われているため,外部雰囲気
に起因する特性劣化が防止される。また,エッチバック
処理によって誘電体キャパシタの側壁部にのみ第2バリ
ア膜を残すことが可能となるため,誘電体キャパシタの
高さ寸法が小さく抑えられるとともに,製造プロセスの
簡素化が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程1)を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程2)を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程3)を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程4)を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程5)を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程6)を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程7)を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程8)を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる強誘電体キャパシ
タの製造方法(工程9)を示す断面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態にかかる強誘電体
キャパシタの断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態にかかる強誘電体
キャパシタの断面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態にかかる強誘電体
キャパシタの断面図である。
【図13】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
1)を示す断面図である。
【図14】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
2)を示す断面図である。
【図15】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
3)を示す断面図である。
【図16】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
4)を示す断面図である。
【図17】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
5)を示す断面図である。
【図18】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
6)を示す断面図である。
【図19】従来の強誘電体キャパシタの製造方法(工程
7)を示す断面図である。
【図20】従来の強誘電体キャパシタの断面図である。
【符号の説明】
1:酸化膜 2:密着層 3:下部電極 4:強誘電体膜 5:上部電極 6:レジスト膜 7:酸化膜 8:レジスト膜 9:酸化膜 101:第1水素拡散防止膜 102:第2水素拡散防止膜 C101,C102,C103:強誘電体キャパシタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部電極と,前記下部電極上に形成され
    た金属酸化物からなる誘電体膜と,前記誘電体膜上に形
    成された上部電極と,前記上部電極上を含む前記誘電体
    膜上に形成された機能膜と,少なくとも前記誘電体膜と
    前記機能膜との間に位置する第1バリア膜と,少なくと
    も前記誘電体膜の側壁部を覆う第2バリア膜と,を含ん
    で成る誘電体キャパシタであって,前記第2バリア膜
    は,前記下部電極,前記誘電体膜,前記上部電極,前記
    第1バリア膜,および前記機能膜から成るキャパシタ部
    に設けられたサイドウォールであることを特徴とする,
    誘電体キャパシタ。
  2. 【請求項2】 前記機能膜は,酸化膜であることを特徴
    とする,請求項1に記載の誘電体キャパシタ。
  3. 【請求項3】 前記第1バリア膜および前記第2バリア
    膜は,水素の通過を阻止する機能を有することを特徴と
    する,請求項1または2に記載の誘電体キャパシタ。
  4. 【請求項4】 前記第1バリア膜および第2バリア膜
    は,酸化タンタルから成ることを特徴とする,請求項3
    に記載の誘電体キャパシタ。
  5. 【請求項5】 前記上部電極と前記誘電体膜との接触面
    積は,前記誘電体膜の上面の面積よりも小さいことを特
    徴とする,請求項1,2,3,または4に記載の誘電体
    キャパシタ。
  6. 【請求項6】 下部電極膜を形成する第1工程と,前記
    下部電極膜上に金属酸化物からなる誘電体膜を形成する
    第2工程と,前記誘電体膜上に上部電極膜を形成する第
    3工程と,前記上部電極膜上に第1マスクを形成する第
    4工程と,前記第1マスクをマスクとして前記上部電極
    膜を除去して上部電極を形成する第5工程と,前記第1
    マスクを除去する第6工程と,前記上部電極の表面およ
    び前記第5工程において露出した前記誘電体膜の表面を
    覆う第1バリア膜を形成する第7工程と,前記第1バリ
    ア膜上に機能膜を形成する第8工程と,前記機能膜上で
    あって,前記上部電極に対応する領域を含む領域に第2
    マスクを形成する第9工程と,前記第2マスクをマスク
    として前記機能膜および前記第1バリア膜を除去する第
    10工程と,前記第2マスクを除去する第11工程と,
    前記機能膜をマスクとして前記誘電体膜および前記下部
    電極膜を除去する第12工程と,を含むことを特徴とす
    る,誘電体キャパシタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記機能膜は,酸化膜であることを特徴
    とする,請求項6に記載の誘電体キャパシタの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第1バリア膜は,水素の通過を阻止
    する機能を有することを特徴とする,請求項6または7
    に記載の誘電体キャパシタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1バリア膜は,酸化タンタルから
    成ることを特徴とする,請求項8に記載の誘電体キャパ
    シタの製造方法。
  10. 【請求項10】 さらに,前記下部電極と,前記誘電体
    膜と,前記上部電極と,前記第1バリア膜と,前記機能
    膜とを覆う第2バリア膜を形成する第13工程を含むこ
    とを特徴とする,請求項6,7,8,または9に記載の
    誘電体キャパシタの製造方法。
  11. 【請求項11】 さらに,前記機能膜の上面が露出する
    まで前記第2バリア膜をエッチバックする第14工程を
    含むことを特徴とする,請求項10に記載の,誘電体キ
    ャパシタの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2バリア膜は,水素の通過を阻
    止する機能を有することを特徴とする,請求項10また
    は11に記載の誘電体キャパシタの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第2バリア膜は,酸化タンタルか
    ら成ることを特徴とする,請求項12に記載の誘電体キ
    ャパシタの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記上部電極と前記誘電体膜との接触
    面積は,前記上部電極が接する前記誘電体膜の上面の面
    積よりも小さい,および/または,前記下部電極と前記
    誘電体膜との接触面積は,前記下部電極が接する前記誘
    電体膜の下面の面積よりも小さいことを特徴とする,請
    求項6,7,8,9,10,11,12,または13に
    記載の誘電体キャパシタの製造方法。
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