JP2002231903A - 誘電体素子およびその製造方法 - Google Patents

誘電体素子およびその製造方法

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JP2002231903A
JP2002231903A JP2001029147A JP2001029147A JP2002231903A JP 2002231903 A JP2002231903 A JP 2002231903A JP 2001029147 A JP2001029147 A JP 2001029147A JP 2001029147 A JP2001029147 A JP 2001029147A JP 2002231903 A JP2002231903 A JP 2002231903A
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dielectric
insulating film
oxide
forming
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Shigeharu Matsushita
重治 松下
Tatsuro Geshi
辰郎 下司
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】水素による酸化物系誘電体膜の特性の劣化を抑
制して良好な素子特性を得ることが可能な誘電体素子を
提供する。 【解決手段】IrSiN膜20を含むキャパシタ下部電
極と、強誘電体膜であるSBT膜(酸化物系誘電体膜)
22を含むキャパシタ絶縁膜と、IrSiN膜23を含
むキャパシタ上部電極とを備えている。IrはPt,R
u,Re,Ni,Co又はMoに代替えする事もでき
る。強誘電体は上下部電極の他に、シリコン窒化膜、シ
リコン酸化窒化膜、酸化アルミニウムのいずれかを含む
水素を透過し難い第2絶縁膜によっても囲まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体素子およ
びその製造方法に関し、特に、酸化物系誘電体膜を用い
たキャパシタ素子などの誘電体素子およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体メモリは、高速で低消費電力な
不揮発性メモリとして、近年、精力的に研究がなされて
いる。このようなメモリに用いられる強誘電体材料とし
ては、ビスマス層状構造の酸化物系強誘電体であるSr
Bi2Ta29(SBT)やペロブスカイト構造の酸化
物系強誘電体であるPbZrxTi1-x3(PZT)な
どが用いられている。また、ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(DRAM)においても、メモリ素子
の高密度化および高集積化による記憶容量の増大に伴
い、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜に比べて高い誘電
率を有する高誘電体材料を用いることが検討されてい
る。高誘電体材料としては、SrTiO3(STO)、
Ta25、または、BaxSr1-xTiO3(BST)な
どの酸化物系誘電体膜が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した酸化物系誘電
体膜をキャパシタ絶縁膜として用いるメモリにおいて
は、従来、キャパシタ素子形成後に、SiO2膜やSi
N膜などの層間絶縁膜によってキャパシタ素子が被覆さ
れる。
【0004】しかしながら、このような層間絶縁膜の形
成過程において、反応生成物として発生する水素ガスが
酸化物系誘電体膜に対し還元作用を及ぼすという不都合
がある。このため、強誘電体特性の劣化やキャパシタの
誘電率の低下を招くという問題点があった。
【0005】また、MOS(Metal−Oxide−
Semiconductor)トランジスタをスイッチ
ングトランジスタとして用いた半導体メモリにおいて
は、水素を含有するガスを用いて製造工程で発生した格
子欠陥を回復する工程が必要になる。この工程において
も、上記した場合と同様、水素ガスに起因して強誘電体
特性の劣化やキャパシタの誘電率の低下を招くという問
題点が発生する。特に、この問題点においては、キャパ
シタの電極としてPtやIrなどを用いると、その触媒
作用から特性劣化が顕著になる。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、この発明の一つの目的は、水
素の拡散を抑制することによって良好な特性を有する誘
電体素子を提供することである。
【0007】この発明のもう一つの目的は、水素の拡散
を抑制することによって良好な特性を有する誘電体素子
を容易に製造することが可能な誘電体素子の製造方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1における誘電体素子は、金属、シ
リコンおよび窒素を含有する第1導電膜を含む下部電極
と、酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜と、金属、シリ
コンおよび窒素を含有する第2導電膜を含む上部電極と
を備え、金属は、Ir、Pt、Ru、Re、Ni、Co
およびMoからなるグループより選択される少なくとも
1つを含む。
【0009】請求項1では、上記のように構成すること
によって、第1導電膜および第2導電膜が水素の拡散を
阻止するバリア膜として機能する。すなわち、上記した
金属(M)は、一般に窒化物を構成しにくいか、窒化物
を構成してもMxN(x≧2)で安定状態となるもので
ある。このような金属(M)とシリコン(Si)および
窒素(N)とを結合させると、金属(M)は、Nと結合
するよりもSiと結合しやすくなるとともに、NはSi
と結合しやすくなる。そのため、そのM−Si−N膜
は、金属シリサイド(M−Si)に、Si−Nを埋め込
んだ構造になると考えられる。これにより、M−Si−
N膜は、シリコン窒化膜(Si−N)が有する水素拡散
阻止機能と金属シリサイド膜(M−Si)が有する導電
性とを同時に兼ね備えることができると考えられる。そ
の結果、第1導電膜および第2導電膜によって、水素が
酸化物系誘電体膜に拡散するのを抑制することができ
る。これにより、酸化物系誘電体膜の特性が劣化するの
を防止することができる。
【0010】請求項2における誘電体素子は、請求項1
の構成において、酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜
は、第1導電膜を含む下部電極と、第2導電膜を含む上
部電極と、水素の透過性の低い第2絶縁膜とによって囲
まれている。請求項2では、このように構成することに
よって、第1導電膜および第2導電膜により覆われてい
ない酸化物系誘電体膜の端部も水素の透過性の低い第2
絶縁膜によって囲まれるので、酸化物系誘電体膜への水
素の拡散をさらに抑制することができる。
【0011】請求項3における誘電体素子では、請求項
2の構成において、水素の透過性の低い第2絶縁膜は、
第1絶縁膜、下部電極および上部電極が形成される素子
領域以外の領域では除去されている。請求項3では、こ
のように構成することによって、酸化物系誘電体膜を含
む素子領域への水素の侵入を抑制し、かつ、上記素子領
域以外の領域では、水素によるMOSトランジスタの回
復工程を制限なく行うことができる。
【0012】請求項4における誘電体素子では、請求項
2または3の構成において、水素の透過性の低い第2絶
縁膜は、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜および酸
化アルミニウム膜のうち少なくともいずれかを含む。請
求項4では、このように構成することによって、酸化物
系誘電体膜への水素の侵入を効果的に抑制することがで
きる。
【0013】請求項5における誘電体素子では、請求項
1〜4のいずれかの構成において、下部電極の上面およ
び側端面を覆うように酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁
膜が形成されているとともに、第1絶縁膜の上面および
側端面を覆うように上部電極が形成されている。請求項
5では、このように構成することによって、酸化物系誘
電体膜を含む第1絶縁膜の側端面が、側方に露出するこ
とがないので、酸化物系誘電体膜や、酸化物系誘電体膜
と下部電極および上部電極との界面に、水素が直接侵入
するのを防止することができる。
【0014】請求項6における誘電体素子は、請求項1
〜5のいずれかの構成において、第1導電膜は、プラグ
上に形成されている。請求項6では、このように構成す
ることによって、たとえば、酸化物系誘電体膜への水素
の拡散を防止することが可能なスタック型キャパシタ構
造を容易に形成することができる。
【0015】請求項7における誘電体素子は、請求項6
の構成において、プラグは、ポリシリコンプラグおよび
タングステンプラグのいずれかを含む。請求項7では、
このように構成することによって、従来用いられている
ポリシリコンプラグやタングステンプラグの形成技術を
そのまま適用することができる。
【0016】請求項8における誘電体素子の製造方法
は、導電領域を含む半導体基板上に、導電領域に達する
開口部を有する層間絶縁膜を形成する工程と、開口部内
および層間絶縁膜上に導電材料を形成した後、研磨する
ことによって、開口部内にプラグを形成する工程と、プ
ラグに接続するように、Ir、Pt、Ru、Re、N
i、CoおよびMoからなるグループより選択される少
なくとも1つを有する金属、シリコンおよび窒素を含有
する第1導電膜を含む下部電極を形成する工程と、下部
電極上に、酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜を形成す
る工程と、第1絶縁膜上に、Ir、Pt、Ru、Re、
Ni、CoおよびMoからなるグループより選択される
少なくとも1つを有する金属、シリコンおよび窒素を含
有する第2導電膜を含む上部電極を形成する工程とを備
えている。
【0017】請求項8では、上記のように構成すること
によって、水素に起因する酸化物系誘電体膜の特性の劣
化が抑制された良好な素子特性を有する誘電体素子を作
製することができる。
【0018】請求項9における誘電体素子の製造方法
は、請求項8の構成において、酸化物系誘電体膜を含む
第1絶縁膜は、光露光によってパターニングされる。請
求項9では、このように構成することによって、酸化物
系誘電体膜のパターニング時に、エッチングなどによる
ダメージを与えることなく誘電体素子を形成することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。
【0020】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態によるキャパシタ素子の構造を示した断面図であ
る。図1を参照して、まず、第1実施形態のキャパシタ
素子の構造について説明する。この第1実施形態のキャ
パシタ素子では、Si基板10の表面に、n型ドーピン
グ層11が形成されている。そのn型ドーピング層11
上には、層間絶縁膜12が形成されている。層間絶縁膜
12には、コンタクトホール13が形成されている。コ
ンタクトホール13内には、タングステンプラグ14が
形成されている。また、層間絶縁膜12上には、タング
ステンプラグ14と接続するように、IrSiN膜20
が形成されている。IrSiN膜20上には、Pt膜2
1が形成されている。このIrSiN膜20およびPt
膜21によって下部電極が構成される。また、その下部
電極の上面および側端面を覆うように酸化物系誘電体膜
としての強誘電体膜であるSBT膜22が形成されてい
る。SBT膜22の上面および側端面を覆うように、上
部電極を構成するIrSiN膜23が形成されている。
【0021】また、全面を覆うように層間絶縁膜25が
形成されている。層間絶縁膜12および25には、n型
ドーピング層11に達するコンタクトホール26が形成
されており、層間絶縁膜25には、IrSiN膜23に
達するコンタクトホール27が形成されている。また、
コンタクトホール26および27には、それぞれ、電極
28および29が形成されている。この電極28および
29は、たとえば、TiN/Al−Si−Cu/TiN
/Ti(上層/下層)などで構成される。
【0022】次に、図2〜図7を参照して、図1に示し
た第1実施形態のキャパシタ素子の製造プロセスについ
て説明する。
【0023】まず、図2に示すように、Si基板10上
に、n型ドーピング層11を形成する。そのn型ドーピ
ング層11上に、層間絶縁膜12を形成する。
【0024】次に、図3に示すように、層間絶縁膜12
に、コンタクトホール13を形成する。このコンタクト
ホール13内および層間絶縁膜12の上面にタングステ
ンを堆積した後、CMP(Chemical Mech
anical Polishing)法を用いて層間絶
縁膜12上の余分なタングステンを除去することによっ
て平坦化する。これにより、図3に示されるようなタン
グステンプラグ14を形成する。
【0025】次に、図4に示すように、タングステンプ
ラグ14に接続するIrSiN膜20をスパッタ法によ
り形成し、続いてPt膜21を形成する。そして、フォ
トリソグラフィー法とエッチング法とを用いて、IrS
iN膜20およびPt膜21をパターニングすることに
よって、下部電極を形成する。
【0026】次に、図5に示すように、Pt膜21の上
面と、Pt膜21およびIrSiN膜20の側端面とを
覆うように、SBT膜22を形成する。ここで、SBT
膜22は、ゾル・ゲル法で形成しているが、フォトリソ
グラフィー法によるパターン形成が可能なものを用いて
いる。すなわち、SBT塗布後、SBTをフォトリソグ
ラフィー法(光露光法)でパターニングする。そして、
仮焼成を200℃、5分で行い、その後、SBT膜22
の焼結のため、酸素雰囲気中で750℃、1時間のアニ
ールを行う。
【0027】次に、図6に示すように、SBT膜22の
上面および側端面を覆うように、IrSiN膜23を形
成する。そして、このIrSiN膜23をフォトリソグ
ラフィー法とエッチング法とを用いてパターニングする
ことによって、キャパシタ上部電極を形成する。これに
より、IrSiN膜20およびPt膜21からなる下部
電極と、SBT膜22からなる強誘電体膜と、IrSi
N膜23からなる上部電極とを含むキャパシタ50が形
成される。その後、酸素雰囲気中で600℃、30分の
アニールを行う。
【0028】次に、図7に示すように、プラズマCVD
(Chemical VaporDepositio
n)法を用いて層間絶縁膜25を形成する。そして、層
間絶縁膜25および12に、n型ドーピング層11に達
するコンタクトホール26を形成するとともに、層間絶
縁膜25に、IrSiN膜23に達するコンタクトホー
ル27を形成する。
【0029】最後に、図1に示したように、コンタクト
ホール26および27をそれぞれ埋め込むように、電極
28および29を形成する。この電極28および29
は、たとえば、TiN/Al−Si−Cu/TiN/T
i(上層/下層)などによって形成される。
【0030】図8は、図1に示した第1実施形態の強誘
電体キャパシタと比較するために作製した比較例による
キャパシタ素子の構造を示した断面図である。図8を参
照して、この比較例によるキャパシタ素子では、図1に
示した第1実施形態の構造において、上部電極を構成す
るIrSiN膜23に代えて、Pt膜24を用いてい
る。図9は、強誘電体キャパシタの分極ヒステリシス特
性を示した特性図である。図9を参照して、図1に示し
た第1実施形態の構造の強誘電体キャパシタのヒステリ
シス特性は、(a)に示されており、図8に示した比較
例の構造のヒステリシス特性は(b)に示されている。
図1に示した第1実施形態の構造では、図9の(a)か
ら明らかなように、良好な飽和特性を示し、2Pr値
(Pr:残留分極値)で約14μC/cm2になる。こ
れに対して、図8に示した比較例による構造では、図9
の(b)に示されるように、そのヒステリシス特性は劣
化しており、2Pr値で約2μC/cm2であった。
【0031】図9から明らかなように、上部電極にIr
SiN膜23を用いることによって、キャパシタ形成後
に層間絶縁膜25を形成した場合にも、水素のSBT膜
22への拡散を阻止できることが分かる。その結果、キ
ャパシタ特性の劣化を抑制することができる。
【0032】図10および図11は、図1に示した第1
実施形態の構造に対する比較例の構造を示した断面図で
ある。図10および図11に示す構造では、強誘電体膜
であるSBT膜22の側壁が露出する構造になってい
る。このため、図10および図11に示した比較例によ
る構造では、キャパシタ形成後の層間絶縁膜形成工程な
どにおいて、強誘電体膜が直接、水素雰囲気にさらされ
ることになる。これに対して、図1に示した第1実施形
態の構造では、SBT膜22の上面および側端面を覆う
ようにIrSiN膜23が形成されているので、IrS
iN膜23を形成した段階で、SBT膜22の側端部が
側方に露出することはない。つまり、図1に示した第1
実施形態のキャパシタ構造では、SBT膜22は、下部
電極を構成するIrSiN膜20およびPt膜21と、
上部電極を構成するIrSiN膜23と、層間絶縁膜1
2とによって囲まれた構造になる。これにより、図1に
示した第1実施形態の構造では、キャパシタ構造を形成
した後に、そのキャパシタ構造を覆う層間絶縁膜25を
形成する際にも、強誘電体膜であるSBT膜22が直接
水素雰囲気にさらされることがない。したがって、図1
に示した第1実施形態の構造は、水素に対する耐性が強
い構造と言える。
【0033】上記のように、上部電極および下部電極と
して、それぞれ、IrSiN膜23および20を用いる
ことによって、水素のSBT膜22への拡散を阻止する
ことができる。
【0034】なお、下部電極を構成するIrSiN膜2
0は、水素拡散阻止バリア膜として機能することに加え
て、耐酸化バリア膜としても機能する。これにより、S
BT膜22の焼結のための酸素雰囲気でのアニールにお
いて、タングステンプラグ14が酸化されてSBT膜2
2が剥がれるという不都合を有効に防止することができ
る。
【0035】(第2実施形態)図12は、本発明の第2
実施形態によるキャパシタ素子の構造を示した断面図で
ある。図12を参照して、この第2実施形態では、図1
に示した第1実施形態の構造において、SBT膜22と
IrSiN膜23との間に、Pt膜24を挿入した構造
を有する。このように構成することによっても、第1実
施形態と同様、水素のSBT膜22への拡散を阻止する
ことができ、その結果、キャパシタ特性の劣化はみられ
ない。
【0036】(第3実施形態)図13は、本発明の第3
実施形態によるキャパシタ素子の構造を示した断面図で
ある。図13を参照して、この第3実施形態では、図1
に示した第1実施形態の構造において、IrSiN膜2
3の上にPt膜24を堆積した構造を有する。このよう
な第3実施形態の構造においても、第1実施形態と同
様、下部電極を構成するIrSiN膜20と上部電極を
構成するIrSiN膜23とによってSBT膜22への
水素の拡散を阻止することができるので、キャパシタ特
性の劣化はみられない。
【0037】(第4実施形態)図14は、本発明の第4
実施形態によるキャパシタ素子の構造を示した断面図で
ある。図14を参照して、この第4実施形態では、図1
に示した第1実施形態の構造において、キャパシタ部分
の下部電極の下に、水素の透過性の低い絶縁膜であるS
iN膜(シリコン窒化膜)、SiON膜(シリコン酸化
窒化膜)またはAl23膜(酸化アルミニウム膜)から
なる層間絶縁膜12aを設けている。その他の構造は第
1実施形態の構造と同様である。
【0038】第4実施形態の構造では、上記のように構
成することによって、強誘電体膜であるSBT膜22の
すべての部分が、水素の拡散を抑制する膜で囲まれるこ
とになる。すなわち、SBT膜22は、水素拡散阻止機
能を有するIrSiN膜20および23と、水素の透過
性の低い層間絶縁膜12aとによって囲まれた構造にな
る。これにより、水素拡散に対する耐性が第1実施形態
よりもさらに向上する。
【0039】また、この第4実施形態では、水素の透過
性の低い層間絶縁膜12aは、キャパシタ構造の存在す
る部分のみに形成されており、その他の部分では除去さ
れている。これにより、MOSトランジスタ(図示せ
ず)をスイッチングトランジスタとして用いた半導体メ
モリにおいて、その水素の透過性の低い層間絶縁膜12
aが除去されている領域を介して、水素によるMOSト
ランジスタの回復工程を行うことができる。その結果、
水素を含有するガスによって、製造工程で発生した格子
欠陥を回復する工程を容易に行うことができる。
【0040】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0041】たとえば、上記実施形態では、水素のバリ
ア膜として、IrSiN膜20および23を用いたが、
本発明はこれに限らず、Ir、Pt、Ru、Re、N
i、CoおよびMoの少なくともいずれか1つと、シリ
コンと、窒素とを含有する導電膜であっても同様の効果
を得ることができる。すなわち、これらの金属(M)
は、一般に窒化物を構成しにくいか、または、窒化物を
構成してもMxN(x≧2)で安定状態となるものであ
る。このような金属とSiとNとを結合させると、金属
(M)は、Nと結合するよりSiと結合しやすくなる。
また、NはSiと結合しやすくなる。そのため、そのM
−Si−N膜は金属シリサイド(M−Si)にSi−N
を埋め込んだ構造になる。これにより、シリコン窒化
(Si−N)膜が有する水素拡散阻止能力と金属シリサ
イド(M−Si)が有する導電性とを同時に兼ね備える
ことができ、上記した第1実施形態のIrSiN膜と同
様の効果を得ることができる。
【0042】また、上記実施形態では、酸化物系誘電体
膜として強誘電体膜であるSBT膜22を用いる例を示
したが、本発明はこれに限らず、SBT膜に代えて、P
ZT膜、SrBi2(Ta,Nb)29、Bi4-xLax
Ti312など他の酸化物系の強誘電体膜を用いてもよ
い。
【0043】また、上記実施形態では、強誘電体キャパ
シタ素子を用いて説明したが、本発明はこれに限らず、
酸化物系常誘電体を用いたキャパシタ素子を用いる場合
にも、水素による誘電率の低下などを抑制する効果を得
ることができる。すなわち、強誘電体膜であるSBT膜
22に代えて、酸化物系常誘電体であるSTO、Ta 2
5またはBST膜などを用いた場合においても効果を
得ることができる。
【0044】また、上記第1〜第4実施形態では、キャ
パシタ素子のみを含む構造について説明したが、本発明
はこれに限らず、キャパシタ素子とトランジスタとを組
み合わせて半導体メモリを構成したものについても同様
に適用可能である。さらに、本発明は、キャパシタ素子
のみならず、誘電体を用いる素子全般に適用可能であ
る。
【0045】また、上記実施形態では、下部電極とn型
ドーピング層11とを接続するためのプラグ電極とし
て、タングステンプラグ14を用いたが、本発明はこれ
に限らず、ポリシリコンプラグを用いてもよい。このよ
うにタングステンプラグやポリシリコンプラグを用いれ
ば、従来用いられているタングステンプラグやポリシリ
コンプラグの形成技術をそのまま適用することができ
る。これにより、SBT膜22への水素の拡散を防止す
ることが可能なスタック型キャパシタ構造を容易に形成
することができる。
【0046】また、上記実施形態では、下部電極をIr
SiN膜20およびPt膜21からなる2層構造とした
が、本発明はこれに限らず、下部電極を1層のみで形成
してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、水素が
酸化物系誘電体膜に拡散するのを抑制することができる
ので、酸化物系誘電体膜の特性が劣化するのを防止する
ことができる。その結果、良好な素子特性を有する誘電
体素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるキャパシタ素子の
構造を示した断面図である。
【図2】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図3】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図4】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図5】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図6】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図7】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図8】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子の
比較例による構造を示した断面図である。
【図9】第1実施形態のキャパシタ素子の効果を説明す
るための特性図である。
【図10】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子
の比較例による構造を示した断面図である。
【図11】図1に示した第1実施形態のキャパシタ素子
の比較例による構造を示した断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態によるキャパシタ素子
の構造を示した断面図である。
【図13】本発明の第3実施形態によるキャパシタ素子
の構造を示した断面図である。
【図14】本発明の第4実施形態によるキャパシタ素子
の構造を示した断面図である。
【符号の説明】
10 Si基板 11 n型ドーピング層 12、25 層間絶縁膜 12a 層間絶縁膜(第2絶縁膜) 14 タングステンプラグ 20 IrSiN膜(第1導電膜) 21、24 Pt膜 22 SBT膜(酸化物系誘電体膜,第1絶縁膜) 23 IrSiN膜(第2導電膜) 50 キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8242 Fターム(参考) 5F038 AC01 AC05 AC15 CA10 EZ14 EZ20 5F058 BA11 BC20 BD01 BD05 BD10 BD15 BD18 BF46 BH01 BJ01 5F083 AD21 AD56 FR02 GA25 JA13 JA14 JA15 JA17 JA35 JA36 JA37 JA38 JA39 JA40 JA43 JA56 MA06 MA17 MA19 PR23 PR33 PR40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属、シリコンおよび窒素を含有する第
    1導電膜を含む下部電極と、 酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜と、 金属、シリコンおよび窒素を含有する第2導電膜を含む
    上部電極とを備え、 前記金属は、Ir、Pt、Ru、Re、Ni、Coおよ
    びMoからなるグループより選択される少なくとも1つ
    を含む、誘電体素子。
  2. 【請求項2】 前記酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜
    は、前記第1導電膜を含む下部電極と、前記第2導電膜
    を含む上部電極と、水素の透過性の低い第2絶縁膜とに
    よって囲まれている、請求項1に記載の誘電体素子。
  3. 【請求項3】 前記水素の透過性の低い第2絶縁膜は、
    前記第1絶縁膜、前記下部電極および前記上部電極が形
    成される素子領域以外の領域では除去されている、請求
    項2に記載の誘電体素子。
  4. 【請求項4】 前記水素の透過性の低い第2絶縁膜は、
    シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜および酸化アルミ
    ニウム膜のうち少なくともいずれかを含む、請求項2ま
    たは3に記載の誘電体素子。
  5. 【請求項5】 前記下部電極の上面および側端面を覆う
    ように前記酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜が形成さ
    れているとともに、前記第1絶縁膜の上面および側端面
    を覆うように前記上部電極が形成されている、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の誘電体素子。
  6. 【請求項6】 前記第1導電膜は、プラグ上に形成され
    ている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘電体素
    子。
  7. 【請求項7】 前記プラグは、ポリシリコンプラグおよ
    びタングステンプラグのいずれかを含む、請求項6に記
    載の誘電体素子。
  8. 【請求項8】 導電領域を含む半導体基板上に、前記導
    電領域に達する開口部を有する層間絶縁膜を形成する工
    程と、 前記開口部内および前記層間絶縁膜上に導電材料を形成
    した後、研磨することによって、前記開口部内にプラグ
    を形成する工程と、 前記プラグに接続するように、Ir、Pt、Ru、R
    e、Ni、CoおよびMoからなるグループより選択さ
    れる少なくとも1つを有する金属、シリコンおよび窒素
    を含有する第1導電膜を含む下部電極を形成する工程
    と、 前記下部電極上に、酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に、Ir、Pt、Ru、Re、Ni、
    CoおよびMoからなるグループより選択される少なく
    とも1つを有する金属、シリコンおよび窒素を含有する
    第2導電膜を含む上部電極を形成する工程とを備えた、
    誘電体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記酸化物系誘電体膜を含む第1絶縁膜
    は、光露光によってパターニングされる、請求項8に記
    載の誘電体素子の製造方法。
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