JP4095582B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4095582B2
JP4095582B2 JP2004172696A JP2004172696A JP4095582B2 JP 4095582 B2 JP4095582 B2 JP 4095582B2 JP 2004172696 A JP2004172696 A JP 2004172696A JP 2004172696 A JP2004172696 A JP 2004172696A JP 4095582 B2 JP4095582 B2 JP 4095582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
capacitor
srruo
pzt
deposited
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004172696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005353829A (ja
Inventor
寛志 糸川
晃司 山川
ライナー・ブルッフハウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies AG
Toshiba Corp
Original Assignee
Infineon Technologies AG
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Infineon Technologies AG, Toshiba Corp filed Critical Infineon Technologies AG
Priority to JP2004172696A priority Critical patent/JP4095582B2/ja
Priority to US10/882,203 priority patent/US20050274999A1/en
Publication of JP2005353829A publication Critical patent/JP2005353829A/ja
Priority to US11/616,680 priority patent/US7456456B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4095582B2 publication Critical patent/JP4095582B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/65Electrodes comprising a noble metal or a noble metal oxide, e.g. platinum (Pt), ruthenium (Ru), ruthenium dioxide (RuO2), iridium (Ir), iridium dioxide (IrO2)
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/75Electrodes comprising two or more layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/30Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the memory core region

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に誘電体膜を用いたキャパシタを有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
近年、強誘電体薄膜を利用した不揮発性メモリである強誘電体メモリ(FeRAM:Ferroelectric Random Access Memory)の開発が進んでいる。
FeRAMでは、キャパシタ部分にPZT(Pb(ZrTi1−x)O)、BIT(BiTi12)、SBT(SrBiTa)などの強誘電体材料を使用する。いずれも酸素八面体を基本構造とするペロブスカイト構造を基本とした結晶構造をもつ。これらの材料は従来のSi酸化膜と異なり、アモルファス状態ではその特徴である強誘電性は発現しないため、使用することができない。よって結晶化するための工程、例えば高温での結晶化熱処理、高温でのIn−situ結晶化プロセスなどが必要となる。材料にもよるが、一般的に少なくとも400−700℃の温度が結晶化のために必要となる。成膜方法としては、MOCVD法、スパッタリング法、溶液法(CSD:Chemical Solution Deposition)がある。
また特許文献1には、このような強誘電体薄膜を利用した半導体装置の製造方法が開示されている。
特開2000−260954号公報
上述したような代表的な強誘電体材料としてPb化合物であるPZTを利用したFeRAMでは、本質的に疲労要素を含んでいるため、電極として導電性酸化物材料が求められる。導電性酸化物材料としては、PZT等のペロブスカイト型酸化物材料と界面整合性の良い導電性ペロブスカイト型酸化物膜、例えばSrRuO膜が用いられる。
しかしながら、Ru元素を含むSrRuOを電極膜に適応すると、PZTとSrRuOとの膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応して、導電性であるリークパス(PbRu7ーX等)を形成し、これに起因する漏れ電流増大により特性劣化問題が発生する。
本発明の目的は、誘電体膜を用いたキャパシタにおける漏れ電流を抑制する半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
課題を解決し目的を達成するために、本発明の実施形態の半導体装置及びその製造方法は以下の如く構成されている。
本発明の一実施形態の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の上方に設けられた下部電極と、この下部電極の上方に設けられた誘電体膜と、この誘電体膜の上方に設けられた上部電極と、を有するキャパシタと、を備え、前記上部電極は、ABOペロブスカイト型酸化物からなり、かつBサイト元素としてRu元素及びドープされたTi元素を含む金属酸化物からなる
本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法は、半導体基板の上方に下部電極を設け、この下部電極の上方に誘電体膜を設け、この誘電体膜の上方に、ABOペロブスカイト型酸化物からなり、かつBサイト元素としてRu元素及びドープされたTi元素を含む金属酸化物からなる上部電極を設けることで、キャパシタを形成する。
本発明によれば、誘電体膜を用いたキャパシタにおける漏れ電流を抑制する半導体装置及びその製造方法を提供できる。すなわち本発明によれば、特性の優れた安定したキャパシタの形成を可能にしつつ、信頼性の高い微細かつ高密度で高集積なFeRAMやDRAMなどの半導体装置を提供することが可能になる。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1の(a)〜(c)は、本第1の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図である。本第1の実施の形態では、キャパシタにおいて、強誘電体膜であるPZT(Pb(ZrTi1−x)O)膜と上部電極をなす金属酸化物からなるSrRuO膜との間に膜厚2.5nmのチタン(Ti)元素を含む金属膜を配置し、このキャパシタをオフセット型FeRAMセルに適用した例について述べる。
まず、図1の(a)に示すように、P型Si基板S表面のトランジスタ活性領域以外の領域に、素子分離のための溝を形成し、該溝内にSiOを埋め込んで素子分離領域101を形成する(Sallow Trench Isolation)。続いて、スイッチ動作を行うためのトランジスタを形成する。
まず、Si基板S全面に熱酸化により厚さ6nm程度の酸化膜102を形成し、続いて酸化膜102全面にヒ素をドープしたn+型多結晶シリコン膜103を形成し、さらに多結晶シリコン膜103上にWSi膜104を、WSi膜104上に窒化膜105を形成する。その後、多結晶シリコン膜103、WSi膜104、及び窒化膜105を通常の光リソグラフィ法及びRIE法により加工し、ゲート電極100を形成する。
さらに、窒化膜106を堆積し、RIEによる側壁残しの手法によってゲート電極100側壁にスペーサ部を設ける。同時に、プロセスの詳細は省くが、イオン注入法及び熱処理によってソース・ドレイン領域107を形成する。
次に、図1の(b)に示すように、全面にCVD酸化膜108を堆積後、一旦CMP法により平坦化を行い、トランジスタの一方のソース・ドレイン領域107に連通するコンタクトホール109を形成する。この後、スパッタリング法あるいはCVD法により薄いチタン膜を堆積し、フォーミングガス中で熱処理を行うことによってTiN膜110を形成する。続いて、CVDタングステン111を全面に堆積し、CMP法によりコンタクトホール109外の領域からタングステン111を除去し、コンタクトホール109内にタングステンを埋め込む。
その後、全面にCVD窒化膜112を堆積し、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域107に連通するコンタクトホール113を形成し、同様にしてTiN膜114を形成し、タングステン115をコンタクトホール113内に埋め込み、キャパシタに連通するプラグを形成する。
この後、図1の(c)に示すように、スパッタリング法により厚さ10nmのチタン膜116をCVD窒化膜112全面に堆積し、続いてスパッタリング法により厚さ100nm程度の白金膜117をチタン膜116上全面に堆積する。この後、白金膜117上全面にキャパシタ下部電極200となる厚さ10nmの第1のSrRuO膜118をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)により第1のSrRuO膜118の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下で第1のSrRuO膜118を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。
さらに、第1のSrRuO膜118上にキャパシタ誘電体膜300となるPZT膜119をスパッタリング法により形成し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりPZT膜119の結晶化を行う。この後、PZT膜119上に厚さ2.5nmのチタン膜120をスパッタリング法により堆積し、さらにチタン膜120上にキャパシタ上部電極400となる厚さ10nmの第2のSrRuO膜(ABOペロブスカイト型酸化物膜)121をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)により第2のSrRuO膜121の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下で第2のSrRuO膜121を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。その後、第2のSrRuO膜121上に白金膜122をスパッタリング法により形成する。
続いて、一旦加工マスク材としてCVD酸化膜を堆積し、光リソグラフィ法とRIE法によって該CVD酸化膜をパターンニングしフォトレジストを除去した後、白金膜122、第2のSrRuO3膜121、チタン膜120、PZT膜119をRIE法によってエッチング加工し、さらに光リソグラフィ法とRIE法の組合せによって第1のSrRuO膜118、白金膜117,チタン膜116の順にパターニング加工を行い、キャパシタ10の形成を完了する。キャパシタ10は不揮発性メモリ機能を有する。この後、キャパシタ10全面にCVD酸化膜123を堆積してキャパシタ10を覆い、加工時にPZT膜119に生じたダメージを除去するために、酸素雰囲気下で650℃程度の熱処理を行う。
この後、詳細は省略するが、ドライブ線、ビット線の形成、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域107に連通するコンタクトと白金膜122を結ぶ配線50の形成、上層メタル配線の工程を経て、FeRAMが完成することになる。
なお、第2のSrRuO膜121の代わりにBaRuO膜等も使用することも可能である。また、チタン膜120はスパッタリング法以外に、CVD法やゾル−ゲル法によって形成することもできる。
以上のように、本第1の実施の形態によるFeRAMのキャパシタは、Ru元素を含む金属酸化物を用いた上部電極とPZT膜との間にTi元素を含む金属膜を設けている。これにより、PZT膜と上部電極との膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応することを防止し、漏れ電流を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
図2の(a)〜(c)は、本第2の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図である。本第2の実施の形態では、キャパシタにおいて、上部電極をなす金属酸化物からなるSrRuO膜にチタン元素をドープして膜厚10nmのSr(Ru,Ti)O膜とし、このキャパシタをオフセット型FeRAMセルに適用した例について述べる。なお、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
まず、図2の(a)に示すように、P型Si基板S表面のトランジスタ活性領域以外の領域に、素子分離のための溝を形成し、該溝内にSiOを埋め込んで素子分離領域201を形成する(Sallow Trench Isolation)。続いて、スイッチ動作を行うためのトランジスタを形成する。
まず、Si基板S全面に熱酸化により厚さ6nm程度の酸化膜202を形成し、続いて酸化膜202全面にヒ素をドープしたn+型多結晶シリコン膜203を形成し、さらに多結晶シリコン膜203上にWSi膜204を、WSi膜204上に窒化膜205を形成する。その後、多結晶シリコン膜203、WSi膜204、及び窒化膜205を通常の光リソグラフィ法及びRIE法により加工し、ゲート電極100を形成する。
さらに、窒化膜206を堆積し、RIEによる側壁残しの手法によってゲート電極100側壁にスペーサ部を設ける。同時に、プロセス詳細は省くが、イオン注入法および熱処理によってソース・ドレイン領域207を形成する。
次に、図2の(b)に示すように、全面にCVD酸化膜208を堆積後、一旦CMP法により平坦化を行い、トランジスタの一方のソース・ドレイン領域207に連通するコンタクトホール209を形成する。この後、スパッタリング法あるいはCVD法により薄いチタン膜を堆積し、フォーミングガス中で熱処理を行うことによってTiN膜210を形成する。続いて、CVDタングステン211を全面に堆積し、CMP法によりコンタクトホール109外の領域からタングステン211を除去し、コンタクトホール209内にタングステンを埋め込む。
その後、全面にCVD窒化膜212を堆積し、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域207に連通するコンタクトホール213を形成し、同様にしてTiN膜214を形成し、タングステン215をコンタクトホール213内に埋め込み、キャパシタに連通するプラグを形成する。
この後、図2の(c)に示すように、スパッタリング法により厚さ10nmのチタン膜216をCVD窒化膜212全面に堆積し、続いてスパッタリング法により厚さ100nm程度の白金膜217をチタン膜216上全面に堆積する。この後、白金膜217上全面にキャパシタ下部電極200となる厚さ10nmのSrRuO膜218をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりSrRuO膜218の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下でSrRuO膜218を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。
さらに、SrRuO膜218上にキャパシタ誘電体膜300となるPZT膜219をスパッタリング法により形成し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりPZT膜219の結晶化を行う。この後、PZT膜219上に、キャパシタ上部電極400となる厚さ10nmのSr(Ru,Ti)O膜(ABOペロブスカイト型酸化物膜)220をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりSr(Ru,Ti)O膜220の結晶化を行う。なお、Sr(Ru,Ti)O膜220は、SrRuO膜にチタン元素をドープした膜であり、Sr(Ru,Ti)O中のTiの含有率は50%未満である。この際、たとえば550℃の温度下でSr(Ru,Ti)O膜220を堆積することにより、質の良い結晶質Sr(Ru,Ti)O膜を容易に形成することが可能である。その後、Sr(Ru,Ti)O膜220上に白金膜221をスパッタリング法により形成する。
続いて、一旦加工マスク材としてCVD酸化膜を堆積し、光リソグラフィ法とRIE法によって該CVD酸化膜をパターンニングしフォトレジストを除去した後、白金膜221、Sr(Ru,Ti)O膜220、PZT膜219をRIE法によってエッチング加工し、さらに光リソグラフィ法とRIE法の組合せによってSrRuO膜218、白金膜217、チタン膜216の順にパターニング加工を行い、キャパシタ20の形成を完了する。キャパシタ20は不揮発性メモリ機能を有する。この後、キャパシタ20全面にCVD酸化膜222を堆積してキャパシタ20を覆い、加工時にPZT膜219に生じたダメージを除去するために、酸素雰囲気下で650℃程度の熱処理を行う。
この後、詳細は省略するが、ドライブ線、ビット線の形成、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域207に連通するコンタクトと白金膜221を結ぶ配線50の形成、上層メタル配線の工程を経て、FeRAMが完成することになる。
なお、本第2の実施の形態においては、キャパシタ上部電極としてSrRuOにチタン元素をドープしたSr(Ru,Ti)O膜220を形成しているが、このような材料に限定されることはなく、Ba(Ru,Ti)O膜等も使用することが可能である。
以上のように、本第2の実施の形態によるFeRAMのキャパシタは、Ru元素とTi元素とを含む金属酸化物を用いた上部電極を適用している。これにより、PZT膜と上部電極との膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応することを防止し、漏れ電流を抑制することができる。
(第3の実施の形態)
図3の(a)〜(c)は、本第3の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図である。本第3の実施の形態では、キャパシタ下に位置するプラグ材にタングステンを用い、該キャパシタにおいて強誘電体膜であるPZT膜と上部電極をなす金属酸化物からなるSrRuO膜との間に膜厚2.5nmのチタン(Ti)元素を含む金属膜を配置し、COP型FeRAMセルに適用した例について述べる。
まず、図3の(a)に示すように、P型Si基板S表面のトランジスタ活性領域以外の領域に、素子分離のための溝を形成し、該溝内にSiOを埋め込んで素子分離領域301を形成する(Sallow Trench Isolation)。続いて、スイッチ動作を行うためのトランジスタを形成する。
まず、Si基板S全面に熱酸化により厚さ6nm程度の酸化膜302を形成し、続いて酸化膜102全面にヒ素をドープしたn+型多結晶シリコン膜303を形成し、さらに多結晶シリコン膜303上にWSi膜304を、WSi膜304上に窒化膜305を形成する。その後、多結晶シリコン膜303、WSi膜304、及び窒化膜305を通常の光リソグラフィ法及びRIE法により加工し、ゲート電極100を形成する。
さらに、窒化膜306を堆積し、RIEによる側壁残しの手法によってゲート電極100側壁にスペーサ部を設ける。同時に、プロセスの詳細は省くが、イオン注入法及び熱処理によってソース・ドレイン領域307を形成する。
次に、図3の(b)に示すように、全面にCVD酸化膜308を堆積後、一旦CMP法により平坦化を行い、トランジスタの一方のソース・ドレイン領域307に連通するコンタクトホール309を形成する。この後、スパッタリング法あるいはCVD法により薄いチタン膜を堆積し、フォーミングガス中で熱処理を行うことによってTiN膜310を形成する。続いて、CVDタングステン311を全面に堆積し、CMP法によりコンタクトホール309外の領域からタングステン311を除去し、コンタクトホール309内にタングステンを埋め込む。
その後、全面にCVD窒化膜312を堆積し、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域307に連通するコンタクトホール313を形成し、同様にしてTiN膜314を形成し、タングステン315をコンタクトホール313内に埋め込み、キャパシタに連通するプラグを形成する。
この後、図3の(c)に示すように、スパッタリング法により厚さ10nmのチタン膜316をCVD窒化膜312全面に堆積し、続いてスパッタリング法により厚さ100nm程度のイリジウム膜317をチタン膜316上全面に堆積する。この後、イリジウム膜317上全面に厚さ50nm程度の白金膜318をスパッタリング法により堆積する。この後、白金膜318上全面にキャパシタ下部電極200となる厚さ10nmの第1のSrRuO膜319をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)により第1のSrRuO膜319の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下で第1のSrRuO膜319を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。
さらに、第1のSrRuO膜319上にキャパシタ誘電体膜300となるPZT膜320をスパッタリング法により形成し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりPZT膜320の結晶化を行う。この後、PZT膜320上に厚さ2.5nmのチタン膜321をスパッタリング法により堆積し、さらにチタン膜321上にキャパシタ上部電極400となる厚さ10nmの第2のSrRuO膜(ABOペロブスカイト型酸化物膜)322をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)により第2のSrRuO膜322の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下で第2のSrRuO膜322を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。その後、第2のSrRuO膜322上に白金膜323をスパッタリング法により形成する。
続いて、一旦加工マスク材としてCVD酸化膜を堆積し、光リソグラフィ法とRIE法によって該CVD酸化膜をパターンニングしフォトレジストを除去した後、白金膜323、第2のSrRuO膜322、チタン膜321、PZT膜320をRIE法によってエッチング加工し、さらに光リソグラフィ法とRIE法の組合せによって第1のSrRuO膜319、白金膜318、イリジウム膜317,チタン膜316の順にパターニング加工を行い、キャパシタ30の形成を完了する。キャパシタ30は不揮発性メモリ機能を有する。この後、キャパシタ30全面にCVD酸化膜324を堆積してキャパシタ30を覆い、加工時にPZT膜321に生じたダメージを除去するために、酸素雰囲気下で650℃程度の熱処理を行う。この際、酸素はキャパシタ30内にも浸透しダメージ回復に寄与する一方、その一部は下部電極200にも達するが、イリジウム膜317に酸素拡散抑止効果があるため、下部のタングステン315が酸化することはない。
この後、詳細は省略するが、ドライブ線、ビット線の形成、上層メタル配線の工程を経て、FeRAMが完成することになる。
なお、本第3の実施の形態においては、イリジウム膜317を形成しているが、イリジウム膜の代わりにルテニウム等の貴金属材料及びその酸化物を用いることも可能である。また、膜厚10nmのSrRuO膜319,322の代わりにBaRuO等も使用することが可能である。また、チタン膜321はスパッタリング法以外に、CVD法やゾル−ゲル法によって形成することもできる。
以上のように、本第3の実施の形態によるFeRAMのキャパシタは、Ru元素を含む金属酸化物を用いた上部電極とPZT膜との間にTi元素を含む金属膜を設けている。これにより、PZT膜と上部電極との膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応することを防止し、漏れ電流を抑制することができる。
(第4の実施の形態)
図4の(a)〜(c)は、本第4の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図である。本第4の実施の形態では、キャパシタ下に位置するプラグ材にタングステンを用い、キャパシタにおいて上部電極をなす金属酸化物からなるSrRuO膜にチタン元素をドープして膜厚10nmのSr(Ru,Ti)O膜とし、COP型FeRAMセルに適用した例について述べる。なお、その他の構成は第3の実施の形態と同様である。
まず、図4の(a)に示すように、P型Si基板S表面のトランジスタ活性領域以外の領域に、素子分離のための溝を形成し、該溝内にSiOを埋め込んで素子分離領域401を形成する(Sallow Trench Isolation)。続いて、スイッチ動作を行うためのトランジスタを形成する。
まず、Si基板S全面に熱酸化により厚さ6nm程度の酸化膜402を形成し、続いて酸化膜402全面にヒ素をドープしたn+型多結晶シリコン膜403を形成し、さらに多結晶シリコン膜403上にWSi膜404を、WSi膜404上に窒化膜405を形成する。その後、多結晶シリコン膜403、WSi膜404、及び窒化膜405を通常の光リソグラフィ法及びRIE法により加工し、ゲート電極100を形成する。
さらに、窒化膜406を堆積し、RIEによる側壁残しの手法によってゲート電極100側壁にスペーサ部を設ける。同時に、プロセス詳細は省くが、イオン注入法および熱処理によってソース・ドレイン領域407を形成する。
次に、図2の(b)に示すように、全面にCVD酸化膜408を堆積後、一旦CMP法により平坦化を行い、トランジスタの一方のソース・ドレイン領域407に連通するコンタクトホール409を形成する。この後、スパッタリング法あるいはCVD法により薄いチタン膜を堆積し、フォーミングガス中で熱処理を行うことによってTiN膜410を形成する。続いて、CVDタングステン411を全面に堆積し、CMP法によりコンタクトホール409外の領域からタングステン411を除去し、コンタクトホール409内にタングステンを埋め込む。
その後、全面にCVD窒化膜412を堆積し、さらにトランジスタの他方のソース・ドレイン領域407に連通するコンタクトホール413を形成し、同様にしてTiN膜414を形成し、タングステン415をコンタクトホール413内に埋め込み、キャパシタに連通するプラグを形成する。
この後、図4の(c)に示すように、スパッタリング法により厚さ10nmのチタン膜416をCVD窒化膜412全面に堆積し、続いてスパッタリング法により厚さ100nm程度のイリジウム膜417をチタン膜416上全面に堆積する。続いて、スパッタリング法により厚さ50nm程度の白金膜418をイリジウム膜417上全面に堆積する。この後、白金膜418上全面にキャパシタ下部電極200となる厚さ10nmのSrRuO膜419をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりSrRuO膜419の結晶化を行う。この際、たとえば550℃の温度下でSrRuO膜419を堆積することにより、質の良い結晶質SrRuO膜を容易に形成することが可能である。
さらに、SrRuO膜419上にキャパシタ誘電体膜300となるPZT膜420をスパッタリング法により形成し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりPZT膜420の結晶化を行う。この後、PZT膜420上に、キャパシタ上部電極400となる厚さ10nmのSr(Ru,Ti)O膜(ABOペロブスカイト型酸化物膜)421をスパッタリング法により堆積し、一旦酸素雰囲気中での急速加熱処理(RTA)によりSr(Ru,Ti)O膜421の結晶化を行う。なお、Sr(Ru,Ti)O膜421は、SrRuO膜にチタン元素をドープした膜であり、Sr(Ru,Ti)O中のTiの含有率は50%未満である。この際、たとえば550℃の温度下でSr(Ru,Ti)O膜421を堆積することにより、質の良い結晶質Sr(Ru,Ti)O膜を容易に形成することが可能である。その後、Sr(Ru,Ti)O膜421上に白金膜422をスパッタリング法により形成する。
続いて、一旦加工マスク材としてCVD酸化膜を堆積し、光リソグラフィ法とRIE法によって該CVD酸化膜をパターンニングしフォトレジストを除去した後、白金膜422、Sr(Ru,Ti)O膜421、PZT膜420をRIE法によってエッチング加工し、さらに光リソグラフィ法とRIE法の組合せによってSrRuO膜419、白金膜418、イリジウム膜417,チタン膜416の順にパターニング加工を行い、キャパシタ40の形成を完了する。キャパシタ40は不揮発性メモリ機能を有する。この後、キャパシタ40全面にCVD酸化膜423を堆積してキャパシタ40を覆い、加工時にPZT膜420に生じたダメージを除去するために、酸素雰囲気下で650℃程度の熱処理を行う。この際、酸素はキャパシタ40内にも浸透しダメージ回復に寄与する一方、その一部は下部電極200にも達するが、イリジウム膜417に酸素拡散抑止効果があるため、下部のタングステン415が酸化することはない。
この後、詳細は省略するが、ドライブ線、ビット線の形成、上層メタル配線の工程を経て、FeRAMが完成することになる。
なお、本第4の実施の形態においては、イリジウム膜417を形成しているが、イリジウム膜の代わりにルテニウム等の貴金属材料及びその酸化物を用いることも可能である。また、膜厚10nmのSr(Ru,Ti)O膜421の代わりにBa(Ru,Ti)O等も使用することが可能である。
以上のように、本第4の実施の形態によるFeRAMのキャパシタは、Ru元素とTi元素とを含む金属酸化物を用いた上部電極を適用している。これにより、PZT膜と上部電極との膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応することを防止し、漏れ電流を抑制することができる。
図5は、本実施の形態と従来技術の製造プロセスにより形成したPZTキャパシタのリーク電流特性を示す図である。図5において、本実施の形態によるリーク電流特性は白丸で、従来技術によるリーク電流特性は黒丸で示している。
本実施の形態の製造プロセスによるPZTキャパシタは、Si基板上に形成したSiO膜上に10nmのチタン膜を形成後、100nmの白金膜を形成し、さらに10nmのSrRuO膜を形成し、続いて140nmのPZT膜、2.5nm〜5nm(例えば2.5nm)のチタン膜、10nmのSrRuO膜、50nmの白金膜を順次堆積している。
従来技術の製造プロセスによるPZTキャパシタは、Si基板上に形成したSiO膜上に10nmのチタン膜を形成後、100nmの白金膜を形成し、さらに10nmのSrRuO膜を形成し、続いて140nmのPZT膜、10nmのSrRuO膜、50nmの白金膜を順次堆積している。
本実施の形態、従来技術とも、SrRuO膜及びPZT膜に関しては、アモルファス膜をスパッタリング成膜後、酸素雰囲気中でアニールにより結晶化させた。図5に示されるように、本実施の形態のようにPZT膜と上部SrRuO膜との界面にチタン膜を適用することで、従来技術に比べて漏れ電流を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態によるFeRAMのキャパシタは、Ru元素を含む金属酸化物を用いた上部電極とPZT膜との間にTi元素を含む金属膜を設けるか、またはRu元素とTi元素とを含む金属酸化物を用いた上部電極を適用している。このようなTi元素を含む構造とすることで、PZT膜と上部電極との膜界面及びPZT粒界中で余剰PbとRuとが反応することを防止し、漏れ電流を抑制することができる。よって、優れた特性を有するFeRAMを実現することが可能となり、信頼性の高い半導体装置を提供することが可能になる。
なお、本実施の形態によるキャパシタは、PZTに限らず、BIT(BiTi12)、SBT(SrBiTa)などの強誘電体材料を使用することができる。また、本実施の形態による強誘電体膜を用いたキャパシタは、FeRAMに限らずDRAMにおいても適用することができ、微細かつ高集積な優れた特性を有するDRAMを提供することができる。よって、信頼性の高いFeRAM、微細なDRAMを提供することが可能となる。
なお、本発明は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
第1の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図。 第2の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図。 第3の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図。 第3の実施の形態に係るFeRAMの製造プロセスを示す断面図。 本実施の形態と従来の製造プロセスにより形成したPZTキャパシタのリーク電流特性を示す図。
符号の説明
S…Si基板 10〜40…キャパシタ 100…ゲート電極 200…下部電極 300…誘電体膜 400…上部電極 101…素子分離領域 102…酸化膜 103…多結晶シリコン膜 104…WSi膜 105…窒化膜 106…窒化膜 107…ソース・ドレイン領域 108…酸化膜 109…コンタクトホール 110…TiN膜 111…タングステン 112…窒化膜 113…コンタクトホール 114…TiN膜 115…タングステン 116…チタン膜 117…白金膜 118…第1のSrRuO膜 119…PZT膜 120…チタン膜 121…第2のSrRuO膜 122…白金膜 123…酸化膜 201…素子分離領域 202…酸化膜 203…多結晶シリコン膜 204…WSi膜 205…窒化膜 206…窒化膜 207…ソース・ドレイン領域 208…酸化膜 209…コンタクトホール 210…TiN膜 211…タングステン 212…窒化膜 213…コンタクトホール 214…TiN膜 215…タングステン 216…チタン膜 217…白金膜 218…第1のSrRuO膜 219…PZT膜 220…Sr(Ru,Ti)O膜 221…白金膜 222…酸化膜 301…素子分離領域 302…酸化膜 303…多結晶シリコン膜 304…WSi膜 305…窒化膜 306…窒化膜 307…ソース・ドレイン領域 308…酸化膜 309…コンタクトホール 310…TiN膜 311…タングステン 312…窒化膜 313…コンタクトホール 314…TiN膜 315…タングステン 316…チタン膜 317…イリジウム膜 318…白金膜 319…第1のSrRuO膜 320…PZT膜 321…チタン膜 322…第2のSrRuO膜 323…白金膜 324…酸化膜 401…素子分離領域 402…酸化膜 403…多結晶シリコン膜 404…WSi膜 405…窒化膜 406…窒化膜 407…ソース・ドレイン領域 408…酸化膜 409…コンタクトホール 410…TiN膜 411…タングステン 412…窒化膜 413…コンタクトホール 414…TiN膜 415…タングステン 416…チタン膜 417…イリジウム膜 418…白金膜 419…SrRuO膜 420…PZT膜 421…Sr(Ru,Ti)O膜 422…白金膜 423…酸化膜

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の上方に設けられた下部電極と、この下部電極の上方に設けられた誘電体膜と、この誘電体膜の上方に設けられた上部電極と、を有するキャパシタと、を備え、
    前記上部電極は、ABOペロブスカイト型酸化物からなり、かつBサイト元素としてRu元素及びドープされたTi元素を含む金属酸化物からなることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記誘電体膜は、Pbを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記金属酸化物は、Aサイト元素がSr元素またはBa元素であり、Sr(Ru,Ti)OまたはBa(Ru,Ti)Oであることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記キャパシタは、強誘電体を含み不揮発性メモリ機能を有することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の上方に下部電極を設け、
    この下部電極の上方に誘電体膜を設け、
    この誘電体膜の上方に、ABOペロブスカイト型酸化物からなり、かつBサイト元素としてRu元素及びドープされたTi元素を含む金属酸化物からなる上部電極を設けることで、キャパシタを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記誘電体膜は、Pbを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記金属酸化物は、Aサイト元素がSr元素またはBa元素であり、Sr(Ru,Ti)OまたはBa(Ru,Ti)Oであることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記金属酸化物は、スパッタリング法、CVD法、またはゾル−ゲル法によって形成されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
JP2004172696A 2004-06-10 2004-06-10 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4095582B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172696A JP4095582B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 半導体装置及びその製造方法
US10/882,203 US20050274999A1 (en) 2004-06-10 2004-07-02 Semiconductor device and method of manufacturing the same
US11/616,680 US7456456B2 (en) 2004-06-10 2006-12-27 Semiconductor device and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172696A JP4095582B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005353829A JP2005353829A (ja) 2005-12-22
JP4095582B2 true JP4095582B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=35459611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004172696A Expired - Fee Related JP4095582B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 半導体装置及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US20050274999A1 (ja)
JP (1) JP4095582B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4713286B2 (ja) 2004-12-03 2011-06-29 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置及びその製造方法
US20070212797A1 (en) * 2006-03-08 2007-09-13 Suk-Hun Choi Method of forming a ferroelectric device
JP2008071897A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toshiba Corp 半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法
JP5010891B2 (ja) * 2006-10-16 2012-08-29 富士通株式会社 抵抗変化型素子
US20090085085A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-02 James Chyi Lai Dram cell with capacitor in the metal layer

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6586790B2 (en) * 1998-07-24 2003-07-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP3745553B2 (ja) 1999-03-04 2006-02-15 富士通株式会社 強誘電体キャパシタ、半導体装置の製造方法
JP2001196547A (ja) 2000-01-12 2001-07-19 Fujitsu Ltd 半導体装置
JP4011334B2 (ja) 2001-12-04 2007-11-21 富士通株式会社 強誘電体キャパシタの製造方法およびターゲット

Also Published As

Publication number Publication date
US7456456B2 (en) 2008-11-25
JP2005353829A (ja) 2005-12-22
US20050274999A1 (en) 2005-12-15
US20070111334A1 (en) 2007-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7405121B2 (en) Semiconductor device with capacitors and its manufacture method
JP5251864B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006344929A (ja) 強誘電体キャパシタの製造方法及びこれを利用した半導体装置の製造方法
JP3782401B2 (ja) 半導体装置
US7573120B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP4105656B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7456456B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US6503792B2 (en) Method for fabricating a patterned metal-oxide-containing layer
JP2008135543A (ja) 不揮発性記憶装置およびその製造方法
US6872618B2 (en) Methods of forming ferroelectric capacitors with metal oxide for inhibiting fatigue
JP2003086771A (ja) 容量素子、半導体記憶装置及びその製造方法
US20080160642A1 (en) Semiconductor device
US20070010066A1 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP4284228B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4220459B2 (ja) 半導体装置
JP2002289810A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5487140B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009105223A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2005093605A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4004682B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3930453B2 (ja) 半導体装置
US20020115227A1 (en) Contact-making structure for a ferroelectric storage capacitor and method for fabricating the structure
JP2001102543A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2010278058A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法
JP2008060503A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees