JP2008071897A - 半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法 - Google Patents

半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】強誘電体キャパシタの面積を大きくすることができる半導体メモリを提供する。
【解決手段】下部電極4と、下部電極4と同一層に形成され、下部電極4を区画する第1絶縁領域41と、下部電極4及び第1絶縁領域41上に形成された強誘電体膜5と、強誘電体膜5上に形成された上部電極6と、上部電極6と同一層に形成され、上部電極6を区画する第2絶縁領域61と、チャネル領域を挟み、下部電極4に接続された第1不純物領域11a,11c,11e及び上部電極6に接続された第2不純物領域11b,11dを有するトランジスタT1,T2,T3,T4と、を備え、隣り合う強誘電体キャパシタC1,C2,C3,C4が、上部電極6または下部電極4の一方を共有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強誘電体キャパシタを用いる半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法に関する。
半導体メモリの一つとして、強誘電体キャパシタを用いる強誘電体メモリがある。従来の強誘電体キャパシタを形成するプロセスでは、下部電極層、強誘電体膜及び上部電極層を堆積し、反応性イオンエッチング(RIE)により上部電極層、強誘電体膜及び下部電極層を一括加工して、強誘電体キャパシタを形成する(例えば、「非特許文献1」参照。)。しかしながら、RIEにより上部電極層、強誘電体膜及び下部電極層の側壁を垂直加工することは難しい。また、垂直加工したときにフェンスが形成される場合があるので、フェンスの形成を防止するためのRIE変換差が必要となる。RIE変換差を考慮して上部電極層、強誘電体膜及び下部電極層を加工するため、隣り合う強誘電体キャパシタ間隔が広がり、同一セルサイズに対してキャパシタ面積を大きくすることは困難である。
ティー・エス・モイズ(T.S.Moise)他,「130nm,5LM,Cu/FSGロジックプロセスにより埋め込まれた4Mb,高密度強誘電体メモリのデモンストレーション(Demonstration of a 4 Mb, high density ferroelectric memory embedded within a 130 nm, 5 LM Cu/FSG logic process)」,(米国),国際電子デバイス会議(Electron Devices Meeting),2002年,p.535−538
本発明は、強誘電体キャパシタの面積を大きくすることができる半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法を提供する。
本願発明の一態様によれば、(イ)下部電極と、(ロ)下部電極と同一層に形成され、下部電極を区画する第1絶縁領域と、(ハ)下部電極及び第1絶縁領域上に形成された強誘電体膜と、(ニ)強誘電体膜上に形成された上部電極と、(ホ)上部電極と同一層に形成され、上部電極を区画する第2絶縁領域と、(ヘ)チャネル領域を挟み、下部電極に接続された第1不純物領域及び上部電極に接続された第2不純物領域を有するトランジスタと、を備え、隣り合う強誘電体キャパシタが、上部電極または下部電極の一方を共有する半導体メモリが提供される。
本願発明の他の態様によれば、(イ)トランジスタを形成する工程と、(ロ)トランジスタ上に層間絶縁膜を堆積する工程と、(ハ)層間絶縁膜の一部に第1絶縁化部材を形成する工程と、(ニ)層間絶縁膜上に下部電極層を形成する工程と、(ホ)第1絶縁化部材に接する下部電極層を絶縁化する工程と、(ヘ)下部電極層上に強誘電体層を形成する工程と、(ト)強誘電体層上に上部電極層を形成する工程と、(チ)上部電極層上の一部に第2絶縁化部材を形成する工程と、(リ)第2絶縁化部材に接する上部電極層を絶縁化する工程と、を含む半導体メモリの製造方法が提供される。
本発明によれば、強誘電体キャパシタの面積を大きくすることができる半導体メモリ及び半導体メモリの製造方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す本発明の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態に係る半導体メモリとして、一つのトランジスタと、一つの強誘電体キャパシタとで一つのメモリセルを構成する1トランジスタ1キャパシタ(1T1C)型強誘電体メモリを説明する。
本発明の実施の形態に係る半導体メモリは、図1に示すように、下部電極4と、下部電極4と同一層に形成され、下部電極4を区画する第1絶縁領域41と、下部電極4及び第1絶縁領域41上に形成された強誘電体膜5と、強誘電体膜5上に形成された上部電極6と、上部電極6と同一層に形成され、上部電極6を区画する第2絶縁領域61と、チャネル領域を挟み、下部電極4に接続された第1不純物領域(ソース及びドレイン領域)11a,11c,11e及び上部電極6に接続された第2不純物領域(ソース及びドレイン領域)11b,11dを有する第1〜第4のトランジスタT1,T2,T3,T4とを備える。図1では4個の第1〜第4のトランジスタT1〜T4を模式的に示しているが、あくまでも例示であり、強誘電体メモリの密度にしたがった所定数のトランジスタが存在することは勿論である。
模式的に例示した第1〜第4のトランジスタT1〜T4のそれぞれは、MOSトランジスタである。第1〜第4のトランジスタT1〜T4のそれぞれは、互いに隣り合う第1〜第4のトランジスタT1〜T4間で、半導体基板1の上部に設けられた不純物領域であるソース及びドレイン領域11a〜11eを互いに共有する。ここで、「互いに共有する」とは、互いに隣り合う第1〜第4のトランジスタT1〜T4間で、一方のドレイン領域が他方のソース領域として機能する共通の領域であるという意味である。例えば、第1のトランジスタT1のドレイン領域11bが、隣り合う第2のトランジスタT2のソース領域11bとなる。
第1のトランジスタT1は、ソース領域11aと、ドレイン領域11bと、ソース領域11a及びドレイン領域11bに挟まれたチャネル領域上にゲート絶縁膜12を介して配置されたゲート電極13とを備える。第2のトランジスタT2は、ソース領域11bと、ドレイン領域11cと、ソース領域11b及びドレイン領域11cに挟まれたチャネル領域上にゲート絶縁膜12を介して配置されたゲート電極13とを備える。第3のトランジスタT3は、ソース領域11cと、ドレイン領域11dと、ソース領域11c及びドレイン領域11dに挟まれたチャネル領域上にゲート絶縁膜12を介して配置されたゲート電極13とを備える。第4のトランジスタT4は、ソース領域11dと、ドレイン領域11eと、ソース領域11d及びドレイン領域11eに挟まれたチャネル領域上にゲート絶縁膜12を介して配置されたゲート電極13とを備える。図示を省略した他のトランジスタも同様な構造であることは勿論である。
半導体基板1の材料としては、n型のシリコン(Si)等が使用可能である。なお、半導体基板1の代わりに、p型の半導体基板の上部に形成したn型のウェルであっても良い。ゲート絶縁膜12の材料としては、酸化ケイ素(SiO2)、窒化ケイ素(Si34)、酸化タンタル(Ta25)、酸化チタン(TiO2)、アルミナ(Al23)、及び酸化ジルコニウム(ZrO2)等が使用可能である。ゲート電極13の材料としては、ポリシリコン等が使用可能である。なお、ソース及びドレイン領域11a〜11eやゲート電極13上に、シリサイド電極を配置していても良い。また、ゲート電極13の側壁に、側壁絶縁膜が配置されていても良い。
半導体基板1及びゲート電極13上には、層間絶縁膜2が配置されている。層間絶縁膜2の材料としては、例えば、ボロン・リン入り酸化膜(BPSG)、プラズマ・テトラ・エトキシ・シラン(P−TEOS)又はO3−TEOS等が使用可能である。
第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜4は、下部電極4、強誘電体膜5、及び上部電極6で定義される。第1絶縁領域41は、下部電極4と同一層に形成され、下部電極4を区画する。第2絶縁領域61は、上部電極6と同一層に形成され、上部電極6を区画する。第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4のそれぞれは、第1〜第4のトランジスタT1〜T4のそれぞれとメモリセルを構成する。図1には4個の第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜4を示すが、第1〜第4のトランジスタT1〜T4と同様に例示であって、その数は特に限定されないのは勿論である。
ここで、隣り合う第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4が、上部電極6または下部電極4の一方を共有する。即ち、隣り合う第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2が、上部電極6を共有する。他方、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2の下部電極4は、第1絶縁領域41で絶縁されている。また、隣り合う第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3が、下部電極4を共有する。他方、第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3のそれぞれの上部電極6は、第2絶縁領域61により互いに絶縁されている。また、隣り合う第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4が、上部電極6を共有する。他方、第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4の下部電極4は、第1絶縁領域41で絶縁されている。
下部電極4及び上部電極6のそれぞれの材料は、例えば、白金(Pt),イリジウム(Ir),酸化イリジウム(IrO)、SRO、ルテニウム(Ru),酸化ルテニウム(RuO)又はLa1-xSrxVO(X<0.2)のいずれかを含む。また、強誘電体膜5の材料は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)又はタンタル酸ストロンチウムビスマス(SBT)等を含む。第1絶縁領域41は、下部電極4の材料と、Ti、Si、アルミニウム(Al)、ストロンチウム(Sr)又はCu等の絶縁化種とを含有する。第2絶縁領域61は、上部電極6の材料と、Ti、Si、Al、Sr又はCu等の絶縁化種とを含有する。
第1絶縁領域41内には、ソース及びドレイン領域11b,11dとそれぞれ接続された第1導電領域42が設けられている。第1導電領域42上の強誘電体膜5内には、第1導電領域42と上部電極5とを導通する第2導電領域51がそれぞれ形成されている。
更に、層間絶縁膜2を貫通する第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3eが配置されている。第1のコンタクトプラグ3aは、第1の強誘電体キャパシタC1の下部電極4と、ソース及びドレイン領域11aとを接続する。第2のコンタクトプラグ3bは、第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3の下部電極4と、ソース及びドレイン領域11cとを接続する。第3のコンタクトプラグ3cは、第4の強誘電体キャパシタC4の下部電極4と、ソース及びドレイン領域11eとを接続する。第4のコンタクトプラグ3dは、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2の上部電極6と、第2導電領域51及び第1導電領域42を介して、ソース及びドレイン領域11bとを接続する。第5のコンタクトプラグ3eは、第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4の上部電極6と、第2導電領域51及び第1導電領域42を介して、ソース及びドレイン領域11dとを接続する。第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3eの材料としては、例えばタングステン(W)が使用可能である。
第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4の上部電極6及び第2絶縁領域61上には、水素拡散防止膜7が配置されている。水素拡散防止膜7の材料としてはアルミナ(Al23)、窒化ケイ素(SiN)、又は酸化チタン(TiO2)等が使用可能である。
水素拡散防止膜7上には、層間絶縁膜14が配置されている。層間絶縁膜14の材料としては、P−TEOS、O−TEOS、スピンオングラス(SOG)、又はフッ素化酸化シリコン(SiOF)や炭素添加シリコン酸化膜(SiOC)等のLow−k膜等が使用可能である。
層間絶縁膜14上には、上層コンタクトプラグ16で上部電極6と接続された配線(ビット線)15が配置されている。上層コンタクトプラグ16の材料としては、例えば、W、アルミニウム(Al)、窒化チタン(TiN)、銅(Cu)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)等が使用可能である。配線15は、例えば、W、Al、TiN、Cu、Ta又はTaN等を含む材料から選ばれる。
図2は、図1に示した断面図に対応する強誘電体メモリのセルアレイの一部を示す平面図である(図2のA−A切断面が、図1の断面構造をなす)。図1に示した第1〜第4のトランジスタT1〜T4のゲート電極13は、図2に示すように、ワード線WL1〜WL4として複数本配列されている。図1において説明した通り、図2においても図示を省略するが、強誘電体メモリのセルアレイでは、更に多数のワード線が配列され、多数のメモリセルが配置されている。図2のB−B切断面からみた断面構造を図3に示す。図3に示すように、ワード線WL1〜WL4に沿った方向において、隣り合うトランジスタは、STI領域8により互いに素子分離されている。
図4(a)に示すように、第1の強誘電体キャパシタC1の下部電極4、第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3の下部電極4、及び第4の強誘電体キャパシタC4の下部電極4は、第1絶縁領域41で互いに絶縁されている。図4(b)に示すように、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2間の強誘電体膜5、及び第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4間の強誘電体膜5には、第2導電領域51が設けられている。図4(c)に示すように、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2の上部電極6と、第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4の上部電極6とは、第2絶縁領域61で互いに絶縁されている。
図5に示すように、第1〜第4のトランジスタT1〜T4,・・・,T8のソース及びドレイン間に第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4,・・・,C8の両端をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニットセルをブロック単位で複数直列に接続しており、「TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ」と呼ばれる。直列接続の数は、例示した8個に限定されないことは勿論である。ブロックの一端の第1のトランジスタT1のソースにはプレート線PLが接続される。ブロックの他端の第8のトランジスタT8のドレインにはブロック選択BSLがゲートに接続された選択トランジスタSTの一端が接続され、他端がビット線BLに接続される。
本発明の実施の形態に係る半導体メモリによれば、図1に示すように、隣り合う第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2が、上部電極6を共有し、隣り合う第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3が、下部電極4を共有し、隣り合う第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4が、上部電極6を共有するので、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4を同一層に緻密に並んで配置することができる。したがって、同一セルサイズに対してキャパシタ面積を大きくすることができる。
更に、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2のそれぞれの上部電極6、及び第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4のそれぞれの上部電極6が、同一水平レベルで接続されているので、上部電極6同士を上部電極6の上層のコンタクトプラグや配線で接続する場合と比べてコンタクトプラグ数や配線数を低減することができる。
更に、第1及び第2の強誘電体キャパシタC1,C2が共有する上部電極6と、第3及び第4の強誘電体キャパシタC3,C4が共有する上部電極6のそれぞれに対して、共通の第4及び第5のコンタクトプラグ3d,3eを使用することができ、コンタクトプラグ数を削減することができる。また、第2及び第3の強誘電体キャパシタC2,C3が共有する下部電極4に対して、共通の第2のコンタクトプラグ3bを使用することができ、コンタクトプラグ数を削減することができる。コンタクトプラグからダメージが入ることを考えると、コンタクトプラグ数を減らすことで、強誘電体特性を向上することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明する。ここで、図2のA−A方向の切断面で見た工程断面図を図6(a),図7(a),・・・・・,図16(a)に示し、合わせてB−B方向の切断面で見た工程断面図を図6(b),図7(b),・・・・・,図16(b)に示す。
(イ)図6(a)及び図6(b)に示すように、n型のシリコン等の半導体基板1に、第1〜第4のトランジスタT1〜T4が形成される。第1〜第4のトランジスタT1〜T4は例示であり、その数は4個に限定されないことは勿論である。CVD法等により、半導体基板1及び第1〜第4のトランジスタT1〜T4上に、BPSG等の層間絶縁膜2を堆積し、化学的機械的研磨(CMP)等で層間絶縁膜2の上面を平坦化する。
(ロ)次に、層間絶縁膜2上にレジスト膜21を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜21をパターニングする。パターニングしたレジスト膜21をマスクとして用いて、RIE等により層間絶縁膜2の一部を選択的に除去する。この結果、図7(a)及び図7(b)に示すように、溝部21xが形成される。残存したレジスト膜21は、レジストリムーバ等により除去される。CVD法等により、第1絶縁化部材22を堆積し、CMP法等により第1絶縁化部材22を平坦化する。この結果、図8(a)及び図8(b)に示すように、溝部21xに第1絶縁化部材22が埋め込まれる。第1絶縁化部材22は、Ti、Si、Al、Sr又はCu等の、後の手順で堆積される下部電極層の一部を絶縁化できる材料(絶縁化種)から選ばれる。
(ハ)次に、層間絶縁膜2及び第1絶縁化部材22上にレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜をパターニングする。パターニングしたレジスト膜をマスクとして用いて、RIE等により層間絶縁膜2の一部を半導体基板1に達するまで選択的に除去する。残存したレジスト膜は、レジストリムーバ等により除去される。この結果、コンタクトホールが開口される。その後、真空蒸着法やスパッタリング等により、コンタクトホールにW等の金属材3を堆積し、金属材3を平坦化する。この結果、コンタクトホールに第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3eが埋め込まれる。
(ニ)次に、第1絶縁化部材22、層間絶縁膜2、及び第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3e上に、下部電極層4を堆積する。下部電極層4は、例えば、Pt、Ir、IrO、SRO、Ru、RuO又はLa1-xSrxVO(X<0.2)等を含む材料である。
(ホ)次に、第1絶縁化部材22を構成する絶縁化種により、第1絶縁化部材22と接する下部電極層4の一部を改質させて絶縁化する。例えば、下部電極層4がPt、Ir又はIrOの場合、第1絶縁化部材22としてTi、Si又はAlを選んでおく。酸素(O2)雰囲気中でアニールを行うことにより、第1絶縁化部材22を構成するTi、Si又はAlが下部電極層4に固相拡散する。その後、急速熱処理(RTO)を行うことにより、Ti、Si又はAlが酸化し、下部電極層4中にTiO2、SiO2又はAl23が形成される。この結果、図9(a)及び図9(b)に示すように、第1絶縁化部材22上に第1絶縁領域41が形成されて、下部電極4が分離され、第1導電領域42が形成される。なお、下部電極層4の材料がSROである場合、第1絶縁化部材22としてTiを選んでおく。Tiを下部電極層4に固相拡散することにより、SRTOの第1絶縁領域41が形成される。また、下部電極層4の材料がRu又はRuOである場合、第1絶縁化部材22としてAl、Ti又はCuを選んでおく。Al、Ti又はCuを固相拡散し、急速熱酸化(RTO)によりAl、Ti又はCuを酸化させることにより、下部電極層4中にAl23、TiO又はCuOが形成されて、第1絶縁領域41が形成される。また、下部電極層4の材料がLa1-xSrxVOである場合、第1絶縁化部材22としてSrを選んでおく。Srを固相拡散することにより、Xの値が0.2付近で金属絶縁体転移が起こり、第1絶縁領域41が形成される。Xの値は、0.2より充分大きくする。
(ヘ)次に、図10(a)及び図10(b)に示すように、CVD法等により、下部電極4上に強誘電体膜5、上部電極層6及び水素拡散防止膜7を順に堆積する。強誘電体膜5は、例えば、PZT又はSBT等を含む材料である。上部電極層6は、例えば、Pt、Ir、IrO、SRO、Ru、RuO又はLa1-xSrxVO(X<0.2)等を含む材料である。水素拡散防止膜7は、例えばAl23である。
(ト)次に、水素拡散防止膜7上にレジスト膜24を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜24をパターニングする。パターニングしたレジスト膜24をマスクとして用いて、RIE等により、図11(a)及び図11(b)に示すように、水素拡散防止膜7の一部を選択的に除去する。残存したレジスト膜24は、レジストリムーバ等により除去される。
(チ)次に、図12(a)及び図12(b)に示すように、水素拡散防止膜7、及び水素拡散防止膜7の開口部に露出した上部電極層6上に、第2絶縁化部材25をCVD法等により堆積し、CMP等により平坦化し、水素拡散防止膜7の開口部に第2絶縁化部材25を埋め込む。第2絶縁化部材25は、Ti、Si、Al、Sr又はCu等の、上部電極層6の一部を絶縁化することのできる材料(絶縁化種)から選ばれる。
(リ)次に、第2絶縁化部材25を構成する絶縁化種により、第2絶縁化部材25に接する上部電極層6の一部を絶縁化種により改質して絶縁化する。例えば、上部電極層6がPt、Ir又はIrOである場合、第2絶縁化部材25としてTi、Si又はAlを選んでおく。O2雰囲気中でアニールを行い、Ti、Si又はAlを上部電極層6中に固相拡散させる。RTOを行うことにより、Ti、Si又はAlを酸化させ、上部電極層6中にTiO2、SiO2又はAl23が形成される。が形成される。その後、水素拡散防止膜7上の未反応の第2絶縁化部材25を除去する。この結果、図13(a)及び図13(b)に示すように、第2絶縁領域61を形成されて上部電極6が分離され、隣り合う第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4で上部電極6または下部電極4の一方を共有するように、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4が形成される。なお、上部電極層6の材料がSROである場合、第2絶縁化部材25としてTiを選んでおく。Tiを固相拡散することにより、SRTOの第2絶縁領域61が形成される。また、上部電極層6の材料がRu又はRuOである場合、第2絶縁化部材25としてAl、Ti又はCuを選んでおく。Al、Ti又はCuを固相拡散してRTOを行うことで、上部電極6中にAl23、TiO又はCuOが形成されて、第2絶縁領域61が形成される。また、上部電極層6の材料がLa1-xSrxVOである場合、第2絶縁化部材25としてSrを選んでおく。Srを固相拡散することにより金属絶縁体転移が起こり、第2絶縁領域61が形成される。
(ヌ)次に、上部電極6にレジスト膜26を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜26をパターニングする。パターニングしたレジスト膜26をマスクとして用いて、図14(a)及び図14(b)に示すように、イオン注入を行う。イオン種としては、ゲルマニウム(Ge)又は鉛(Pb)等の重い元素が良い。イオン注入のエネルギーにより、上部電極6の材料を構成するIr等の元素が、強誘電体膜5中にノックオンされ、強誘電体膜5の一部が選択的に導電化する。残存したレジスト膜26は、レジストリムーバ等により除去される。この結果、図15(a)及び図15(b)に示すように、上部電極6と第1導電領域42を導通する第2導電領域51が形成される。なお、強誘電体膜5の材料がPZTである場合、例えばPbをドーピングして、強誘電体膜5の一部を選択的に低抵抗化することで、導電化しても良い。
(ル)次に、CVD法等により、水素拡散防止膜7上に、P−TEOS等の層間絶縁膜14を形成する。次に、層間絶縁膜14上にレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜をパターニングする。パターニングしたレジスト膜をマスクとして用いて、RIE等により、水素拡散防止膜7及び層間絶縁膜14の一部を選択的に除去して、コンタクトホールを開口する。引き続き、MOCVD、スパッタ、メッキ及びスパッタリフロー等により、W等の金属膜16を堆積し、CMP等により金属膜16を層間絶縁膜14の上面が露出するまで平坦化する。この結果、図16(a)及び図16(b)に示すように、コンタクトホールに上層コンタクトプラグ16が埋め込まれる。
(ヲ)次に、真空蒸着法やスパッタリング法により、上層コンタクトプラグ16及び層間絶縁膜14上に、W,Al,TiN、Cu、Ta又はTaN等の金属膜15を堆積する。金属膜15上にレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜をパターニングする。パターニングしたレジスト膜をマスクとして用いて、RIE等により金属膜の一部を選択的に除去して、図1に示すように配線15を形成する。
従来、キャパシタ加工プロセスでは、下部電極層4、強誘電体膜5及び上部電極層6を堆積した後に、RIEにより上部電極層6、強誘電体膜5及び下部電極層4を一括加工する。しかし、上部電極層6、強誘電体膜5及び下部電極層4の側面を垂直加工することは一般的に困難である。更に、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4の側壁が垂直に近くなると、上部電極6及び下部電極4のフェンスが強誘電体膜5の側壁に堆積しやすく、このフェンスにより下部電極4と上部電極6がショートする問題が起こる。このため、RIEによるキャパシタ加工では、フェンスが形成されないよう大きな変換差が必要となり、キャパシタ面積を大きくとることができない。また、RIEにより、強誘電体膜5の側面が必然的にダメージを受ける問題もある。
これに対して、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法によれば、下部電極4の一部の絶縁化、強誘電体膜5の一部の導電化、上部電極6の一部の絶縁化等のように、必要な領域で膜を選択的に改質することにより、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4を分離する。即ち、下部電極層4、強誘電体膜5及び上部電極層6を一括加工しないので、RIE加工の変換差を考慮する必要も無い。結果として、RIEにより一括加工する場合と比較して、緻密化を図ることができ、同じセルサイズに対して大きなキャパシタ面積を実現できる。また、必要な領域で膜を選択的に改質すれば、RIEによるダメージも受けない。
また、従来、水素拡散防止膜を堆積した後に、層間絶縁膜を堆積し平坦化する。その後、上部電極及びトランジスタへのコンタクトプラグを形成する。トランジスタへのコンタクトプラグは一括加工された強誘電体キャパシタ間にも形成される。そのため、コンタクトプラグ径、合わせマージンを考慮する必要がある。セルサイズは、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4のRIE加工の変換差、コンタクトプラグ径、コンタクトプラグと第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4の合わせマージン等から決定され、これらのパラメータと整合を取りながらキャパシタ面積が最大となるようデザインされる。本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法によれば、セル周りのコンタクトプラグ、配線も不要になり、コンタクトプラグと強誘電体キャパシタとの合わせマージンを考慮する必要が無くなる。設計の自由度が向上し、且つ信頼性も向上させることができる。
また、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4は、水素雰囲気に曝されると著しく特性劣化が起こる。そのため、キャパシタ加工後に、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4の周囲に水素拡散防止膜7を堆積する。微細化すると一括加工した第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4のアスペクトが高くなるため、均一に水素拡散防止膜7を堆積させることが難しくなる。したがって、カバレッジの悪いところから特にバックエンドオブライン(BEOL)プロセス中の水素が第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4へ侵入し特性劣化を引き起こす。本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法によれば、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4の凹凸を低減することができるので、水素拡散防止膜7のカバレッジを大幅に改善することができ、信頼性の高い大容量強誘電体メモリを実現できる。
(第1の変形例)
本発明の実施の形態の第1の変形例として、半導体メモリの製造方法の他の一例を説明する。
図9に示す手順で説明した下部電極層4の絶縁化において、第1絶縁化部材22を構成する絶縁化種を固相拡散する代わりに、絶縁化種をイオン注入して、第1導電領域42を形成しても良い。この場合、例えば、図6(a)及び図6(b)に示した層間絶縁膜2上に下部電極層4を堆積し、下部電極層4上の必要箇所をレジスト膜でマスクして、イオン注入を行う。
例えば、下部電極層4がPt、Ir又はIrOの場合、Ti、Si又はAlをイオン注入し、RTOを行うことにより、下層電極層4中にTiO2、SiO2又はAl23が形成され、第1絶縁領域41が形成される。また、下部電極層4の材料がSROである場合、下部電極層4にTiをイオン注入することにより、SRTOの第1絶縁領域41が形成される。また、下部電極層4の材料がRu又はRuOである場合、下部電極層4にAl、Ti又はCuをイオン注入して、RTOを行うことにより、Al23、TiOx又はCuOxが形成される。また、下部電極層4の材料がLa1-xSrxVOである場合、下部電極層4にSrをイオン注入することにより、金属絶縁体転移を生じさせ、第1絶縁領域4が形成される。
なお、図9に示す手順では下部電極層4の下面側に埋め込んだ第1絶縁化部材22を構成する絶縁化種を固相拡散しているが、第1絶縁化部材22を下部電極層4の上面側に配置して、上面側から固相拡散させても良い。
また、図13に示す手順で説明した上部電極層6の絶縁化において、第2絶縁化部材25の絶縁化種を固相拡散する代わりに、絶縁化種をイオン注入して第2絶縁領域61を形成しても良い。この場合、例えば、図10に示した上部電極層6を堆積した後に、上部電極層6の必要箇所をレジスト膜でマスクして、イオン注入を行う。
例えば、上部電極層6がPt、Ir、IrOである場合、上部電極層6上の必要箇所をレジスト膜でマスクして、Ti、Si又はAlをイオン注入することにより、TiO2、SiO2又はAl23が形成され、第2絶縁領域61が形成される。また、上部電極層6の材料がSROである場合、Tiをイオン注入することにより、SRTOの第2絶縁領域61が形成される。また、上部電極層6の材料がRu又はRuOである場合、Al、Ti又はCuをイオン注入してRTOを行うことにより、Al23、TiOx又はCuOxが形成され、第2絶縁領域61が形成される。また、上部電極層6の材料がLa1-xSrxVOである場合、Srをイオン注入することにより、金属絶縁体転移を生じさせ、第2絶縁領域61が形成される。
本発明の実施の形態の第1の変形例によれば、下部電極層4及び上部電極層6の一部をそれぞれ絶縁化する場合、第1絶縁化部材22及び第2絶縁化部材23を用いた固相拡散の代わりに、絶縁化種をイオン注入することも可能である。
(第2の変形例)
本発明の実施の形態の第2の変形例として、図17及び図18を用いて、半導体メモリの製造方法の他の一例を説明する。
図6(a)〜図9(a)を用いて説明した一連の手順を経て、下部電極層4上に強誘電体膜5及び上部電極層6を順に堆積した後、上部電極層6上にレジスト膜31を塗布し、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いてレジスト膜31をパターニングする。パターニングされたレジスト膜31をマスクとして用いて、RIE法等により、図17に示すように、上部電極層6の一部を選択的に除去する。残存したレジスト膜31はレジストリムーバ等により除去される。
次に、CVD法等により、図18に示すように、上部電極6上に水素拡散防止膜7を堆積する。後の手順は、図14(a)〜図16(a)を用いて説明した一連の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施の形態の第2の変形例に係る半導体メモリの製造方法によれば、上部電極層6の一部を選択的に絶縁化する代わりに、上部電極層6の一部をRIE法等を用いて加工しても良い。
(第3の変形例)
本発明の実施の形態の第3の変形例として、図19〜図21を用いて、半導体メモリの製造方法の他の一例を説明する。
図6(a)〜図9(a)を用いて説明した一連の手順を経て、下部電極層4上に強誘電体膜5及び上部電極層6を順に堆積した後、上部電極層6上にレジスト膜32を塗布し、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いてレジスト膜32をパターニングする。パターニングされたレジスト膜32をマスクとして用いて、RIE法等により、図19に示すように、上部電極層6及び強誘電体膜5の一部を選択的に除去する。
引き続き、金属膜33を堆積し、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、金属膜33の一部を選択的に除去することにより、図20に示すように、第1絶縁領域41と上部電極6とを接続する配線33を形成する。その後、図21に示すように、CVD法等により、配線33及び上部電極6上に水素拡散防止膜7を堆積する。後の手順は、図11(a)〜図13(a)及び図16(a)を用いて説明した一連の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施の形態の第3の変形例に係る半導体メモリの製造方法によれば、強誘電体膜5の一部を選択的に導電化する代わりに、強誘電体膜5をRIE法等を用いて加工しても良い。
(第4の変形例)
本発明の実施の形態の第4の変形例として、図22を用いて、半導体メモリの製造方法の他の一例を説明する。
図6(a)を用いて説明した一連の手順を経て、層間絶縁膜2上に下部電極層4を堆積する。下部電極層4上にレジスト膜を塗布し、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いてレジスト膜をパターニングする。パターニングされたレジスト膜をマスクとして用いて、RIE法等により、下部電極層4の一部を選択的に除去する。残存したレジスト膜は、レジストリムーバ等により除去される。その後、図22に示すように、強誘電体膜5、上部電極層6及び水素拡散防止膜7を順に堆積する。後の手順は、図11(a)〜図16(a)を用いて説明した一連の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施の形態の第4の変形例に係る半導体メモリの製造方法によれば、下部電極4の一部を選択的に絶縁化する代わりに、下部電極4のみRIE加工しても良い。
(第5の変形例)
本発明の実施の形態の第5の変形例として、半導体メモリの他の構造の一例を説明する。
本発明の実施の形態の第2〜第4の変形例において、下部電極層4、強誘電体膜5及び上部電極層6のそれぞれをRIE加工する例を説明したが、下部電極層4、強誘電体膜5及び上部電極層6のRIE加工を組み合わせても良い。例えば、例えば、図23に示すように、下部電極層4をRIE加工し、上部電極層6をRIE加工し、強誘電体膜5の一部を導電化していても良い。
また、図24に示すように、下部電極層4、強誘電体膜5及び上部電極層6のそれぞれをRIE加工していても良い。一括加工ではないので、RIE変換差を考慮しなくて良くなる。
(第6の変形例)
本発明の実施の形態の第6の変形例として、図25を用いて、半導体メモリの他の構造の一例を説明する。
本発明の実施の形態の第6の変形例に係る半導体メモリは、図25に示すように、第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3eと下部電極4の間に、酸素バリア膜35が埋め込まれている点が、図1に示した半導体メモリと異なる。酸素バリア膜35の材料としては、TiやTiAlN等が使用可能である。他の構造は、図1に示した半導体メモリと実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。本発明の実施の形態の変形例に係る半導体メモリによれば、酸素バリア膜35を薄膜化できる。
本発明の実施の形態の第6の変形例に係る半導体メモリの製造方法は、図6(a)〜図8(a)を用いて説明した一連の手順を経て、コンタクトホールの途中まで第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3eを埋め込み、CVD法等により第1〜第5のコンタクトプラグ3a〜3e上に酸素バリア膜35を埋め込めば良い。後の手順は、図9(a)〜図16(a)を用いて説明した一連の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。本発明の実施の形態の変形例に係る半導体メモリの製造方法によれば、酸素バリア膜35を薄膜化できるため、絶縁化、加工の際にプロセスが容易になる。
(第7の変形例)
本発明の実施の形態の第7の変形例として、図26を用いて、半導体メモリの他の構造の一例を説明する。
本発明の実施の形態の第7の変形例に係る半導体メモリは、図26に示すように、第1〜第4の強誘電体キャパシタC1〜C4のそれぞれが、上部電極6上に積層された補助強誘電体膜36及び補助上部電極37を更に備える点が、図1に示した半導体メモリと異なる。他の構造は、図1に示した半導体メモリと実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施の形態の変形例に係る半導体メモリによれば、上部電極6上に補助強誘電体膜36及び補助上部電極37を積層することにより、実効的なキャパシタ面積を増加させることができる。このため、より信頼性の高い強誘電体メモリが可能となる。
本発明の実施の形態の第7の変形例に係る半導体メモリの製造方法は、図6(a)〜図15(a)を用いて説明した一連の手順を経て、補助強誘電体膜36及び補助上部電極層37を順に堆積し、補助上部電極層37の一部を絶縁化して第3絶縁領域38を形成し、補助強誘電体膜36の一部を導電化して第3導電領域39を形成する。後の手順は、図16(a)を用いて説明した一連の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
(第8の変形例)
本発明の実施の形態の第8の変形例として、図27を用いて、半導体メモリの周辺回路領域について説明する。
図27に示すように、周辺回路においては、下部電極4、強誘電体膜5及び上部電極6がない。例えば、半導体基板1上に層間絶縁膜2,14が配置され、層間絶縁膜2,14を貫通して半導体基板1と配線15を接続するコンタクトプラグ3x,3yが形成されている。
本発明の実施の形態の第8の変形例に係る半導体メモリの製造方法は、メモリセル領域をマスクして、RIE等により、周辺回路領域において形成された下部電極4、強誘電体膜5及び上部電極6を選択的に除去すれば良い。周辺領域はメモリセル領域に比べて、広い領域をRIE加工するので、ダメージを受けにくい。更に、周辺領域には、強誘電体膜5が存在しないため、ロジックプロセスとの整合性が良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施の形態に係る半導体メモリとして、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリを説明したが、特に限定されない。本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリとして、図28〜図32を用いて、COB(Capacitor Over Bitline)型強誘電体メモリを説明する。図28に、COB型強誘電体メモリの一部の平面図を示す。C−C切断面、D−D切断面及びE−E切断面でそれぞれ見た断面構造が、図29〜図31に対応する。図29に示すように、層間絶縁膜2中を、ビット線BLが延伸して配置される。第3のコンタクトプラグ3cが、ソース及びドレイン領域11bとビット線BLを接続する。強誘電体キャパシタC11,C12は、下部電極4、強誘電体膜5及び上部電極6を備える。上部電極6が、プレート線PLとなる。図30に示すように、第1のコンタクトプラグ3aが、ソース及びドレイン領域11aと強誘電体キャパシタC11の下部電極4を接続する。第2のコンタクトプラグ3bが、ソース及びドレイン領域11cと強誘電体キャパシタC12の下部電極4を接続する。図31に示すように、STI領域8により素子分離されている。図32に示すように、第1のトランジスタT11のゲートは、ワード線WL1に接続される。第1のトランジスタT11の一端がビット線BLに接続され、他端が強誘電体キャパシタC11の一端に接続される。強誘電体キャパシタC11の他端は、プレート線PLに接続される。
本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリによれば、COB型強誘電体メモリであっても、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの場合と同様に、強誘電体キャパシタC11,C12が、上部電極6を共有しているので、強誘電体キャパシタC11,C12の面積を大きくすることとでき、コンタクトプラグ数を削減することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 図4(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの下部電極の一例を示す平面図である。図4(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの強誘電体膜の一例を示す平面図である。図4(c)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの上部電極の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体メモリの回路図である。 図6(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための工程断面図である。図6(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための工程断面図である。 図7(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図6(a)に引き続く工程断面図である。図7(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図6(b)に引き続く工程断面図である。 図8(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図7(a)に引き続く工程断面図である。図8(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図7(b)に引き続く工程断面図である。 図9(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図8(a)に引き続く工程断面図である。図9(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図8(b)に引き続く工程断面図である。 図10(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図9(a)に引き続く工程断面図である。図10(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図9(b)に引き続く工程断面図である。 図11(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図10(a)に引き続く工程断面図である。図11(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図10(b)に引き続く工程断面図である。 図12(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図11(a)に引き続く工程断面図である。図12(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図11(b)に引き続く工程断面図である。 図13(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図12(a)に引き続く工程断面図である。図13(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図12(b)に引き続く工程断面図である。 図14(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図13(a)に引き続く工程断面図である。図14(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図13(b)に引き続く工程断面図である。 図15(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図14(a)に引き続く工程断面図である。図15(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図14(b)に引き続く工程断面図である。 図16(a)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図15(a)に引き続く工程断面図である。図16(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図15(b)に引き続く工程断面図である。 本発明の実施の形態の第2の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態の第2の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図17に引き続く工程断面図である。 本発明の実施の形態の第3の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態の第3の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図19に引き続く工程断面図である。 本発明の実施の形態の第3の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための図20に引き続く工程断面図である。 本発明の実施の形態の第4の変形例に係る半導体メモリの製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態の第5の変形例に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態の第5の変形例に係る半導体メモリの他の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態の第6の変形例に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態の第7の変形例に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態の第8の変形例に係る半導体メモリの一例を示す断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示す平面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示すビット線方向の断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリの一例を示すビット線方向の断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリのワード線方向に沿った断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る半導体メモリのメモリセルの一例を示す回路図である。
符号の説明
C1〜C4…第1〜第4の強誘電体キャパシタ
T1〜T4…第1〜第4のトランジスタ
1…半導体基板
2…層間絶縁膜
3a〜3e…第1〜第5のコンタクトプラグ
4…下部電極
5…強誘電体膜
6…上部電極
7…水素拡散防止膜
8…STI領域
11a〜11e…ソース及びドレイン領域
12…ゲート絶縁膜
13…ゲート電極
14…層間絶縁膜
15…配線
16…上層コンタクトプラグ
33…配線
35…酸素バリア膜
36…補助強誘電体膜
37…補助上部電極
38…第3絶縁領域
39…第3導電領域
41…第1絶縁領域
42…第1導電領域
51…第2導電領域
61…第2絶縁領域

Claims (5)

  1. 下部電極と、
    前記下部電極と同一層に形成され、前記下部電極を区画する第1絶縁領域と、
    前記下部電極及び前記第1絶縁領域上に形成された強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜上に形成された上部電極と、
    前記上部電極と同一層に形成され、前記上部電極を区画する第2絶縁領域と、
    チャネル領域を挟み、前記下部電極に接続された第1不純物領域及び前記上部電極に接続された第2不純物領域を有するトランジスタと、
    を備え、
    隣り合う強誘電体キャパシタが、前記上部電極または前記下部電極の一方を共有することを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記第2不純物領域と接続され、前記第1絶縁領域内に設けられた第1導電領域と、
    前記第1導電領域上の前記強誘電体膜内に形成され、前記第1導電領域と前記上部電極とを導通する第2導電領域と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 前記第1絶縁領域が、前記下部電極の材料と絶縁化種とを含有することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  4. トランジスタを形成する工程と、
    前記トランジスタ上に層間絶縁膜を堆積する工程と、
    前記層間絶縁膜の一部に第1絶縁化部材を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に下部電極層を形成する工程と、
    前記第1絶縁化部材に接する前記下部電極層を絶縁化する工程と、
    前記下部電極層上に強誘電体層を形成する工程と、
    前記強誘電体層上に上部電極層を形成する工程と、
    前記上部電極層上の一部に第2絶縁化部材を形成する工程と、
    前記第2絶縁化部材に接する前記上部電極層を絶縁化する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体メモリの製造方法。
  5. 前記強誘電体層の一部を導電化する工程を更に含むことを特徴とする請求項4記載の半導体メモリの製造方法。
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