JP2001102543A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001102543A
JP2001102543A JP27995099A JP27995099A JP2001102543A JP 2001102543 A JP2001102543 A JP 2001102543A JP 27995099 A JP27995099 A JP 27995099A JP 27995099 A JP27995099 A JP 27995099A JP 2001102543 A JP2001102543 A JP 2001102543A
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Yasuyuki Goto
康之 後藤
Mineharu Tsukada
峰春 塚田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置及びその製造方法に関し、より特
性の優れた誘電体膜を用いて電荷蓄積用キャパシタを構
成する。 【解決手段】 トランジスタを設けた半導体基板1上に
設ける電荷保持用キャパシタ6を構成する絶縁性の電荷
保持層4を、単結晶の誘電体膜或いは主たる部分が単結
晶の誘電体膜のいずれかによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関するものであり、特に、FeRAM(F
erroelectric RAM)やDRAM(ダイ
ナミック・ランダム・アクセス・メモリ)等の半導体記
憶装置を構成するキャパシタに用いられる電荷保持層と
して単結晶の誘電体膜或いは主たる部分が単結晶からな
る誘電体膜を用いた点に特徴のある半導体装置及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の情報を記録するためにDR
AM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)、
SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモ
リ)、或いは、FLASH(フラッシュ・メモリ)等の
半導体装置が用いられており、この内、DRAMは読
出、書込の速度が数10n秒程度と速く、また、耐用年
数が1015回以上と長いという特長を有する。
【0003】また、強誘電体メモリ(FeRAM)は、
リフレッシュ動作の必要がなく、動作速度が速く、且
つ、耐用年数の長いメモリとして注目されている。即
ち、FeRAMは、強誘電体膜の分極特性を利用した不
揮発性メモリであるためリフレッシュ動作を必要とせ
ず、また、書込及び読出速度がDRAMと同程度であ
り、且つ、耐用年数も1012回以上とFLASHより長
いという特長がある。
【0004】この様なFeRAMやDRAMにおいて、
より小型化が要求される次世代素子においては、その電
荷保持層として、特性の優れた材料が望まれている。例
えば、FeRAMにおいて望まれている特性としては、
ファティーグ(繰り返し劣化),インプリント(極性の
移動),リテンション(情報記憶保持特性)ロス,水素
劣化(プロセス中劣化)等の無い、或いは、少ない材料
が要請されている。
【0005】現在、FeRAMに用いられる強誘電体膜
材料としては、PZT(PbZrxTi1-x 3 )やP
LZT(LaドープPZT)等のPbを含むペロブスカ
イト酸化物、或いは、SBT等のBi系層状ペロブスカ
イト酸化物が使用されており、この様なメモリセルを構
成する強誘電体キャパシタに用いる強誘電体薄膜は、ス
パッタリング法、ゾル−ゲル(Sol−Gel)法、或
いは、CVD法等によって形成されているので、図12
を参照して従来のFeRAMを説明する。
【0006】図12参照図12は従来のFeRAMの概
略的要部断面図であり、まず、n型シリコン基板61の
所定領域にp型ウエル領域62を形成するとともに、n
型シリコン基板61を選択酸化することによって素子分
離酸化膜63を形成したのち、素子形成領域にゲート絶
縁膜64を介して、例えば、WSiからなるゲート電極
65を形成し、このゲート電極65をマスクとしてAs
等のイオンを注入することによってn- 型LDD(Li
ghtly Doped Drain)領域66を形成
する。
【0007】次いで、全面にSiO2 膜等を堆積させ、
異方性エッチングを施すことによってサイドウォール6
7を形成したのち、再び、As等をイオン注入すること
によってn+ 型ドレイン領域68及びn+ 型ソース領域
69を形成し、次いで、TEOS(Tetra−Eth
yl−Ortho−Silicate)−NSG膜等の
厚いSiO2 膜等からなる第1層間絶縁膜70を形成し
たのち、n+ 型ドレイン領域68及びn+ 型ソース領域
69に達するコンタクトホールを形成し、このコンタク
トホールをWで埋め込むことによってWプラグ71,7
2を形成する。
【0008】次いで、CVD法を用いて全面に薄いSi
N膜73及びSiO2 膜74を堆積させたのち、スパッ
タリング法によってTiN膜及びPt膜を堆積させて下
部電極75を形成し、次いで、スパッタリング法を用い
てアモルファス状のスパッタPZT膜を堆積させたの
ち、650〜750℃の大気圧酸素雰囲気中において3
0〜60分の熱処理を行うことによって、スパッタPZ
T膜をペロブスカイト酸化物として結晶化させることに
よって、結晶化したPZT膜76とする。
【0009】次いで、再び、スパッタリング法を用いて
PZT膜76上にPtを堆積させて上部電極77を形成
したのち、大気圧酸素雰囲気中において500〜650
℃で30分間程度の熱処理を行なってPZT膜76が受
けた損傷を回復したのち、上部電極77乃至下部電極7
5をパターニングすることによって強誘電体キャパシタ
を形成する。
【0010】次いで、全面に薄いSiO2 膜等からなる
第2層間絶縁膜78を設けたのち、Wプラグ72に達す
るコンタクトホールを形成するとともに、上部電極77
に対するコンタクトホールを設けたのち、全面にTiN
膜を堆積させてパターニングすることによって局所内部
配線(Local Interconnect)79を
形成する。
【0011】最後に、全面にTEOS−NSG膜等から
なる第3層間絶縁膜80を形成したのち、Wプラグ71
に達するコンタクトホールを形成し、次いで、全面に、
TiN膜、Al膜、Ti膜、及び、TiN膜を順次堆積
させたのちパターニングしてWプラグ71を介してn+
型ドレイン領域68に接続するビット線81を形成する
ことによってFeRAMの1メモリセルの基本構造が完
成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な強誘
電体膜は多結晶状態で形成されているため、特性の向上
を、組成条件の最適化や微量元素の添加等によって達成
しようとしているが、未だ、必ずしも充分な特性が得ら
れているとは言えないという問題がある。
【0013】したがって、本発明は、より特性の優れた
誘電体膜を用いて電荷蓄積用キャパシタを構成すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成図であり、この図1を参照して本発明における課題を
解決するための手段を説明する。なお、図1は、1メモ
リセルの概略的断面図である。 図1参照 (1)本発明は、トランジスタを設けた半導体基板1上
に電荷保持用キャパシタ6を設けた半導体装置におい
て、電荷保持用キャパシタ6を構成する絶縁性の電荷保
持層4が、単結晶の誘電体膜或いは主たる部分が単結晶
の誘電体膜のいずれかによって構成されていることを特
徴とする。
【0015】この様に、電荷保持用キャパシタ6を構成
する電荷保持層4を、単結晶の誘電体膜或いは主たる部
分が単結晶からなる誘電体膜によって構成することによ
って、電荷保持用キャパシタ6の特性を大幅に向上する
ことができる。なお、本願明細書において、「主たる部
分が単結晶」とは、一部が完全に単結晶になっていない
が、全体としては単結晶とみなせる結晶状態を意味する
ものであり、例えば、エピタキシャル成長膜等を意味す
る。
【0016】即ち、本発明者は、鋭意研究の結果、電荷
保持層4の結晶性を向上させることによって、電荷保持
用キャパシタ6の各特性を向上することができることを
確認したものであり、結晶性の向上の極限として、単結
晶膜或いはエピタキシャル成長膜を用いることによっ
て、特性を最大限に改善することが可能になる。これ
は、従来の多結晶状態の誘電体膜においては、結晶粒界
等の格子の乱れの部分により各種の特性が劣化している
との知見によるものであり、格子の乱れのない単結晶膜
或いは格子の乱れの少ないエピタキシャル成長膜を用い
ることによって優れた特性を得ることができる。
【0017】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、電荷保持用キャパシタ6を構成する下部バリアメタ
ル層2または下部電極3の幅の平均値が、電荷保持層4
の幅の平均値より狭いことを特徴とする。
【0018】次世代型の半導体記憶装置においては、集
積度を向上するためには電荷保持用キャパシタ6をより
小型化する必要があるが、通常の方法ではパターニング
工程においては下部電極3が上部電極5より大きくなる
順メサ状の台形形状となり、下部電極3の大きさには集
積度の関係で制限があるため、電荷保持層4を大きくす
ることができないが、逆メサ状にすることによって、即
ち、下部バリアメタル層2及び下部電極3の幅の平均値
を、電荷保持層4の幅の平均値より狭くすることによっ
て、電荷保持層4を大きくすることができる。
【0019】(3)また、本発明は、トランジスタを設
けた半導体基板1上に電荷保持用キャパシタ6を設けた
半導体装置の製造方法において、トランジスタを設けた
半導体基板1上に、単結晶の誘電体膜或いは主たる部分
が単結晶の誘電体膜のいずれかからなる電荷保持層4を
少なくとも設けた支持基板を、支持基板が上側になるよ
うに接着したのち、この支持基板を除去することを特徴
とする。
【0020】この様に、単結晶の誘電体膜或いは主たる
部分が単結晶の誘電体膜からなる電荷保持層4を少なく
とも設けた支持基板を用いることによって、単結晶の誘
電体膜或いは主たる部分が単結晶の誘電体膜からなる電
荷保持層4を、トランジスタを設けた半導体基板1上に
成長させる必要がないので、優れた結晶状態の電荷保持
層4を用いることができる。
【0021】また、支持基板の除去に際しては、支持基
板としてKBr基板を用いた場合には、水(H2 O)に
よって簡単に除去することができ、また、LiF基板を
用いた場合には、LiOHを用いることによって簡単に
除去することができる。さらに、支持基板と電荷保持層
4との間にPt層を設けた場合には、H2 雰囲気中でア
ニール処理することによってPtの触媒効果によって剥
離することができる。
【0022】また、支持基板は機械研磨によって除去し
ても良いものであり、さらに、機械研磨で支持基板を除
去する際に、支持基板の一部を残して電荷保持層4とし
ても良いものである。
【0023】
【発明の実施の形態】ここで、まず、図2を参照して、
本発明の第1の実施の形態の製造工程を説明する。な
お、各図は、1メモリセルの概略的断面図であり、Si
2 膜23の形成工程までは図12に示した従来のFe
RAMの製造工程と実質的に同じであり、且つ、本発明
の特徴点とは直接の関連がないので説明は省略する。 図2(a)参照 まず、SiO2 膜23を設けたp型シリコン基板11上
の素子分離酸化膜12に対応する領域に、マスクスパッ
タリング法を用いて厚さ20nmのTiN膜24及び厚
さ200nmのPt下部電極25を順次堆積させたの
ち、厚さが、例えば、0.5mm(=500μm)の単
結晶のBaTiO3 基板26を圧着し、例えば、700
℃に加熱することによってBaTiO3 基板26を接合
する。
【0024】図2(b)参照 次いで、機械研磨法によって、BaTiO3 基板26
を、例えば、300nm(=0.3μm)の厚さに研磨
してBaTiO3 膜27にする。
【0025】図2(c)参照 次いで、エッチングを施すことによって、BaTiO3
膜27をPt下部電極25とほぼ同じ大きさにパターニ
ングしたのち、再び、マスクスパッタリング法によっ
て、厚さが200nmのPt上部電極28を形成する。
以降は、従来のFeRAMの製造工程と同様に、第2層
間絶縁膜を設けたのち、Wプラグ18及びPt上部電極
28に達するコンタクトホールを形成し、次いで、全面
にTiN膜を堆積させたのちパターニングすることによ
って局所内部配線を形成して、Wプラグ18とPt上部
電極28とを接続することによって、FeRAMのメモ
リセルの基本構成が完成する。
【0026】この本発明の第1の実施の形態において
は、結晶性の良好なバルク成長させた単結晶のBaTi
3 基板26を用いて電荷保持層を構成しており、結晶
粒界における格子の乱れが無くなるので、従来のように
スパッタリング法等によって作製した素子に比べて、水
素劣化耐性、インプリント特性、繰り返し劣化特性等に
おいて優れた特性を得ることができる。
【0027】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施の形態の製造工程を説明する。なお、各図は、1メモ
リセルの概略的断面図であり、また、この場合もSiO
2 膜23の形成工程までは図12に示した従来のFeR
AMの製造工程と実質的に同じであり、且つ、本発明の
特徴点とは直接の関連がないので説明は省略する。 図3(a)参照 まず、キャパシタの支持基板となるシリコン基板29上
に、エピタキシャル成長法を用いて、厚さが、例えば、
200nmのSrRuO3 膜30、厚さが、例えば、5
00nmのPZT(PbZrTiO3 )膜31、及び、
厚さが、例えば、200nmのSrRuO3 膜32を成
膜する。
【0028】次いで、SiO2 膜23を設けたp型シリ
コン基板11上の素子分離酸化膜12に対応する領域
に、マスクスパッタリング法を用いて厚さ20nmのT
iN膜24及び厚さ200nmのPt下部電極25を順
次堆積させたのち、上記のSrRuO3 膜32乃至Sr
RuO3 膜30を堆積させたシリコン基板29を圧着
し、アニール処理によって接合する。
【0029】図3(b)参照 次いで、機械研磨法によって、シリコン基板29を完全
に除去する。
【0030】図3(c)参照 次いで、エッチングを施すことによって、SrRuO3
膜30乃至SrRuO 3 膜32をPt下部電極25とほ
ぼ同じ大きさにパターニングし、SrRuO3電極35
/PZT膜34/SrRuO3 電極33としたのち、再
び、マスクスパッタリング法によって、厚さが200n
mのPt上部電極28を形成する。以降は、上記の第1
の実施の形態と同様に局所内部配線を形成して、Wプラ
グ18とPt上部電極28とを接続することによって、
FeRAMのメモリセルの基本構成が完成する。
【0031】この本発明の第2の実施の形態において
は、安価なシリコン基板29を用いるとともに、SrR
uO3 膜30を介してPZT膜31をエピタキシャル成
長させているので、結晶性の良好な電荷保持層を構成す
ることができる。なお、この場合のエピタキシャル成長
させたPZT膜31は必ずしも完全な単結晶ではない
が、その主たる部分は単結晶であるので、結晶粒界にお
ける格子の乱れが少なくなり、従来の素子に比べて、優
れた特性を得ることができる。また、BaTiO3 とP
ZTとの特性の違いによって、上記の第1の実施の形態
より優れた特性を得ることができる。
【0032】次に、図4を参照して、本発明の第3の実
施の形態の製造工程を説明する。なお、各図は、1メモ
リセルの概略的断面図であり、また、この場合もSiO
2 膜23の形成工程までは図12に示した従来のFeR
AMの製造工程と実質的に同じであり、且つ、本発明の
特徴点とは直接の関連がないので説明は省略する。 図4(a)参照 まず、支持基板となる(111)を主面とする単結晶の
KBr基板36上に、エピタキシャル成長法を用いて、
(111)配向した厚さが、例えば、500nmのPZ
T膜37を成膜する。
【0033】次いで、SiO2 膜23を設けたp型シリ
コン基板11上の素子分離酸化膜12に対応する領域
に、マスクスパッタリング法を用いて厚さ20nmのT
iN膜24及び厚さ200nmのPt下部電極25を順
次堆積させたのち、上記のPZT膜37を堆積させたK
Br基板36を圧着し、アニール処理によって接合す
る。
【0034】図4(b)参照 次いで、基板全体を純水中に浸漬することによって、K
Br基板36を完全に除去する。
【0035】図4(c)参照 次いで、PZT膜37をエッチングすることによって、
Pt下部電極25とほぼ同じ大きさのPZT膜38にし
たのち、再び、マスクスパッタリング法によって、厚さ
が200nmのPt上部電極39を形成する。以降は、
上記の第1の実施の形態と同様に局所内部配線を形成し
て、Wプラグ18とPt上部電極39とを接続すること
によって、FeRAMのメモリセルの基本構成が完成す
る。
【0036】この本発明の第3の実施の形態において
は、KBr基板36を用いているので、支持基板の除去
は純水を用いるだけで良く、支持基板の除去工程が非常
に容易になる。なお、この場合のエピタキシャル成長さ
せたPZT膜37も必ずしも完全な単結晶ではないが、
その主たる部分は単結晶であるので、結晶粒界における
格子の乱れが少なくなり、従来の素子に比べて、優れた
特性を得ることができる。
【0037】次に、図5を参照して、本発明の第4の実
施の形態の製造工程を説明する。なお、各図は、1メモ
リセルの概略的断面図であり、また、この場合もSiO
2 膜23の形成工程までは図12に示した従来のFeR
AMの製造工程と実質的に同じであり、且つ、本発明の
特徴点とは直接の関連がないので説明は省略する。 図5(a)参照 まず、支持基板となる(111)を主面とする単結晶の
KBr基板36上に、厚さが、例えば、100nmのP
t膜40を設けたのち、厚さが、例えば、300nmの
PZT膜37を堆積させる。この場合のPZT膜37
は、純粋なエピタキシャル成長層ではないが、その主た
る部分は(111)配向した単結晶となる。
【0038】次いで、SiO2 膜23を設けたp型シリ
コン基板11上の素子分離酸化膜12に対応する領域
に、マスクスパッタリング法を用いて厚さ20nmのT
iN膜24及び厚さ200nmのPt下部電極25を順
次堆積させたのち、上記のPZT膜37及びPt膜40
を堆積させたKBr基板36を圧着し、アニール処理に
よって接合する。
【0039】図5(b)参照 次いで、H2 雰囲気中で、例えば、300℃に加熱する
ことによって、Ptの触媒作用によって、PZT膜37
が剥離する。なお、この場合、Pt膜40はKBr基板
36側に残ることになる。
【0040】図6(c)参照 次いで、PZT膜37をエッチングすることによって、
Pt下部電極25とほぼ同じ大きさのPZT膜38にし
たのち、再び、マスクスパッタリング法によって、厚さ
が200nmのPt上部電極39を形成する。以降は、
上記の第1の実施の形態と同様に局所内部配線を形成し
て、Wプラグ18とPt上部電極39とを接続すること
によって、FeRAMのメモリセルの基本構成が完成す
る。
【0041】この本発明の第4の実施の形態において
は、KBr基板36とPZT膜37との間にPt層40
を介在させているので、H2 雰囲気中の熱処理によって
KBr基板36を除去することができ、ウエット処理工
程を伴わないので、基板除去工程が容易になる。なお、
この場合のPZT膜37もその主たる部分は(111)
配向した単結晶であるので、結晶粒界における格子の乱
れが少なくなり、従来の素子に比べて、優れた特性を得
ることができる。
【0042】以上の第1乃至第4の実施の形態の説明に
おいては、強誘電体キャパシタを素子分離酸化膜12に
対応する領域に設け、n+ 型ソース領域18に接続する
Wプラグ21とは局所内部配線を介して接続されている
が、より高集積度化が要求される次世代のFeRAMに
おいては、強誘電体キャパシタをn+ 型ソース領域に接
続するWプラグに直接接続するように配置することが考
えられるので、この様な次世代FeRAMを、図6を参
照して説明する。
【0043】図6参照 図6は次世代FeRAMの概略的断面図であり、上部電
極77/強誘電体膜85/下部電極75からなる強誘電
体キャパシタは、n+ 型ソース領域69に接続するプラ
グ83と直接接するように配置され、上部電極77は第
2層間絶縁膜78に設けたプラグ86を介してプレート
線(接地線)87に接続されることになる。この様に、
次世代FeRAMにおいては、集積度を高めるために素
子分離酸化膜63の面積を小さくし、強誘電体キャパシ
タを素子形成領域の上に設ける必要が生ずる。
【0044】次に、図7を参照して、次世代FeRAM
に対応する本発明の第5の実施の形態の製造方法を説明
する。なお、各図は、1メモリセルの概略的断面図であ
り、この場合、Wプラグ20,21の形成工程までは図
12に示した従来のFeRAMの製造工程と実質的に同
じであり、且つ、本発明の特徴点とは直接の関連がない
ので説明は省略する。 図7(a)参照 まず、厚さが、例えば、0.5mm(=500μm)の
単結晶のBaTiO3基板26に、マスクスパッタリン
グ法を用いて厚さ200nmのPt下部電極25及び厚
さ20nmのTiN膜24を順次堆積させる。
【0045】次いで、Wプラグ20,21を設けたp型
シリコン基板11上に、Wプラグ21とTiN膜24と
が接続するように位置合わせしてBaTiO3 膜26を
圧着し、例えば、700℃に加熱することによってBa
TiO3 膜26を接合する。
【0046】図7(b)参照 次いで、機械研磨法によって、BaTiO3 基板26
を、例えば、300nm(=0.3μm)の厚さに研磨
してBaTiO3 膜27にしたのち、再び、マスクスパ
ッタリング法によって、厚さが200nmのPt上部電
極28を形成する。
【0047】図7(c)参照 次いで、エッチングを施すことによって、BaTiO3
膜27をPt下部電極25とほぼ同じ大きさにパターニ
ングしてBaTiO3 膜41としたのち、図6に示した
様に第2層間絶縁膜に設けたプラグを介してプレート線
に接続することによって、FeRAMのメモリセルの基
本構成が完成する。
【0048】この本発明の第5の実施の形態において
は、単結晶からなる電荷保持層を有する強誘電体キャパ
シタをWプラグ21に直接接するように接合しているの
で、集積度を向上することができるとともに、従来のよ
うにスパッタリング法等によって作製した素子に比べ
て、水素劣化耐性、インプリント特性、繰り返し劣化特
性等において優れた特性を得ることができる。
【0049】この様に、強誘電体キャパシタをWプラグ
21に直接接するように接合する構成は、上記の第1乃
至第4の実施の形態にも適用されるものであり、それに
よって、集積度を向上することができる。
【0050】しかし、強誘電体キャパシタを構成する部
材をWプラグ21に直接接するように接合した場合に
は、接合後に、強誘電体キャパシタをパターニングする
ためのエッチング工程が必要になるが、この様なエッチ
ング工程において、順メサ状の台形形状となるため、下
部電極や下地バリアメタル層を余り厚く形成すると電荷
保持層を大きくすることができないという問題が発生す
る。
【0051】そこで、この様な問題を、電荷保持層を設
けた支持基板側を予めメサエッチングすることによって
解決したので、この様な製造工程を図8及び図9を参照
して説明する。図8及び図9は本発明の第6の実施の形
態の製造工程の説明図であり、各図は1メモリセルの概
略的断面図であり、Wプラグ20,21の形成工程まで
は図12に示した従来のFeRAMの製造工程と実質的
に同じであり、且つ、本発明の特徴点とは直接の関連が
ないので説明は省略する。 図8(a)参照 まず、厚さが、例えば、0.5mm(=500μm)の
単結晶のBaTiO3基板26に、パッタリング法を用
いて厚さ20nmのTiN膜及び厚さ200nmのPt
膜を順次堆積させたのち、レジストパターン(図示せ
ず)をマスクとして、BaTiO3 基板26の一部が露
出するまでエッチングすることによって順テーパ状のメ
サ42を形成して、所定面積のTiN膜24及びPt下
部電極25を形成する。
【0052】図8(b)参照 次いで、レジストパターンを除去したのち、全面に厚い
SiO2 膜43を堆積させて、メサ42の全体を被覆す
る。
【0053】図8(c)参照 次いで、CMP(Chemical Mechanic
al Polishing)法を用いて、TiN膜24
が露出するまで研磨してSiO2 膜43の表面を平坦化
する。
【0054】図8(d)参照 次いで、Wプラグ20,21を設けたp型シリコン基板
11上に、Wプラグ21とTiN膜24とが接続するよ
うに位置合わせしてBaTiO3 基板26を圧着し、例
えば、700℃に加熱することによってBaTiO3
板26を接合する。
【0055】図9(e)参照 次いで、機械研磨法によって、BaTiO3 基板26
を、SiO2 膜43が露出するまで、例えば、300n
m(=0.3μm)の厚さに研磨してBaTiO 3 膜2
7にする。
【0056】図9(f)参照 次いで、レジストパターン44を設けたのち、スパッタ
リング法によって全面に厚さが、例えば、200nmの
Pt膜45を堆積させる。
【0057】図9(g)参照 次いで、レジストパターン44を除去するリフトオフ法
によって残存するPt膜45をPt上部電極28とした
のち、図6に示した様に第2層間絶縁膜に設けたプラグ
を介してプレート線に接続することによって、FeRA
Mのメモリセルの基本構成が完成する。
【0058】この本発明の第6の実施の形態において
は、電荷保持層となるBaTiO3 膜27の面積を、P
t下部電極25或いは下地バリアメタルとなるTiN膜
24の面積より大きくすることができるので、強誘電体
メモリ装置を高集積化することができるとともに、蓄積
容量の低減を抑制することができる。
【0059】次に、図10及び図11を参照して本発明
の第7の実施の形態の製造工程を説明する。なお、各図
は1メモリセルの概略的断面図であり、Wプラグ20,
21の形成工程までは図12に示した従来のFeRAM
の製造工程と実質的に同じであり、且つ、本発明の特徴
点とは直接の関連がないので説明は省略する。 図10(a)参照 まず、単結晶のMgO基板46上に、厚さが、例えば、
200nmのPt膜47、厚さが、例えば、100nm
のSrRuO3 膜48、厚さが、例えば、500nmの
PZT膜49、厚さが、例えば、100nmのSrRu
3 膜50、及び、厚さが、例えば、200nmのPt
膜51を順次エピタキシャル成長させる。
【0060】図10(b)参照 次いで、レジストパターン(図示せず)をマスクとし
て、MgO基板46の一部が露出するまでエッチングし
て順テーパ状のメサ52を形成することによって、所定
面積のPt下部電極57/SrRuO3 電極56/PZ
T膜55/SrRuO3 電極54/Pt上部電極53か
らなる強誘電体キャパシタを構成する。
【0061】図10(c)参照 次いで、レジストパターンを除去したのち、全面に厚い
SiO2 膜58を堆積させて、メサ52の全体を被覆す
る。
【0062】図10(d)参照 次いで、CMP法を用いて、Pt上部電極57電極が露
出するまで研磨してSiO2 膜58の表面を平坦化す
る。
【0063】図11(e)参照 次いで、Wプラグ20,21を設けたp型シリコン基板
11上に、Wプラグ21とPt下部電極57とが接続す
るように位置合わせしてMgO基板46を圧着し、加熱
することによってMgO基板46を接合する。
【0064】図11(f)参照 次いで、機械研磨法によって、MgO基板46を、Si
2 膜58が露出するまで研磨してMgO基板46を完
全に除去したのち、図6に示した様に第2層間絶縁膜に
設けたプラグを介してプレート線に接続することによっ
て、FeRAMのメモリセルの基本構成が完成する。
【0065】この本発明の第7の実施の形態において
は、電荷保持層となるPZT膜55の面積を、Pt下部
電極57の面積より大きくすることができるので、強誘
電体メモリ装置を高集積化することができるとともに、
蓄積容量の低減を抑制することができる。また、電荷保
持層としてPZT膜55を用いているので、電荷保持層
としてBaTiO3 膜27を用いた上記の第6の実施の
形態より優れた特性を得ることができる。
【0066】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に示した構成に限られるも
のでなく、各種の変更が可能である。例えば、上記の第
2、第3、第4、及び、第7の実施の形態においては、
電荷保持層としてPZTを用いているが、PZTに限ら
れるものではなくPZ,PT,PLZT等のPbを含む
ペロブスカイト酸化物一般にも適用されるものである。
【0067】また、上記の各実施の形態においては、下
部電極として、Ptを用いているが、例えば、Ru,I
r,或いは、RuO2 等を用いても良いものである。即
ち、白金族(Pt,Ru,Ir)、白金族の酸化物(R
uO2 ,IrO2 )、或いは、これらの積層構造(Pt
/IrO2 等)のいずれかを用いれば良い。
【0068】また、上記の第3の実施の形態において
は、支持基板として(111)面を主面とする単結晶の
KBr基板を用いているが、(111)を主面とする単
結晶のLiF基板を用いても良く、このLiF基板上に
(111)配向のPZT膜を形成し、トランジスタを形
成した半導体基板に接合したのち、水酸化リチウム(L
iOH)を用いてLiF基板をエッチング除去すれば良
い。
【0069】また、上記の第4の実施の形態において
は、支持基板として(111)面を主面とする単結晶の
KBr基板を用い、Pt膜を介してPZT膜を成長させ
ているが、(111)を主面とする単結晶のLiF基板
等のアルカリハライド基板を用いても良く、このLiF
基板上にPt膜を介してPZT膜を成長させ、KBr基
板の場合と同様に、水素雰囲気中で300℃の温度で熱
処理することによってLiF基板をPt膜とともに剥離
させても良いものである。
【0070】また、支持基板としては、KBr、Li
F、或いは、MgO以外に、電荷保持層となる誘電体膜
の格子定数を考慮して、NaCl、KCl、NaF、C
aF2、LaAlO3 、或いは、NaBr等を用いても
良いものである。
【0071】また、上記の第1、第5、及び、第6の実
施の形態においては、電荷保持層兼基板としてBaTi
3 単結晶を用いているが、NbTiO3 単結晶、Li
NbO3 単結晶等を用いても良いものである。
【0072】また、上記の第2の実施の形態において
は、単結晶シリコン基板上に、SrRuO3 膜/PZT
膜/SrRuO3 膜をエピタキシャル成長させている
が、シリコン基板の代わりに、単結晶のSrTiO3
板を用いても良いものである。
【0073】また、上記の実施の形態の説明において
は、1Tr+1C型の強誘電体メモリの情報蓄積キャパ
シタを前提として説明しているが、2Tr+2C型の強
誘電体メモリの情報蓄積キャパシタにも適用されるもの
であり、さらに、この様な強誘電体メモリ用のキャパシ
タに限られるものではなく、Ta2 5 等の高誘電率膜
を用いたDRAM等にも適用されるのである。
【0074】即ち、DRAMにおいても、集積度を高め
るにつれて情報蓄積キャパシタを構成する誘電体膜とし
て高誘電率膜を用いる必要が生ずるが、この場合にも、
高誘電率膜をバルク単結晶或いはエピタキシャル成長膜
によって構成することによって、誘電率を多結晶或いは
アモルファス状態の高誘電率膜より高めることができ、
それによって、蓄積容量を大きくすることができる。
【0075】さらに、本発明は、通常の半導体集積回路
装置における容量の大きな微小キャパシタとして、或い
は、他の電子デバイスのキャパシタとしても適用される
ものである。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、電荷保持層を単結晶或
いは主たる部分が単結晶からなる強誘電体膜或いは高誘
電率膜によって構成しているので、ファティーグ、イン
プリント劣化、リテンション劣化、水素劣化を低減する
ことができ、FeRAM或いはDRAMの高集積化、高
性能化、高信頼性化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図6】次世代FeRAMの概略的断面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の図8以降の製造工
程の説明図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の途中までの製造
工程の説明図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態の図10以降の製
造工程の説明図である。
【図12】従来のFeRAMの概略的断面図である。
【符号の説明】
1 トランジスタを設けた半導体基板 2 下部バリアメタル層 3 下部電極 4 電荷保持層 5 上部電極 6 電荷保持用キャパシタ 11 p型シリコン基板 12 素子分離酸化膜 13 ゲート絶縁膜 14 ゲート電極 15 n- 型LDD領域 16 サイドウォール 17 n+ 型ドレイン領域 18 n+ 型ソース領域 19 第1層間絶縁膜 20 Wプラグ 21 Wプラグ 22 SiN膜 23 SiO2 膜 24 TiN膜 25 Pt下部電極 26 BaTiO3 基板 27 BaTiO3 膜 28 Pt上部電極 29 シリコン基板 30 SrRuO3 膜 31 PZT膜 32 SrRuO3 膜 33 SrRuO3 電極 34 PZT膜 35 SrRuO3 電極 36 KBr基板 37 PZT膜 38 PZT膜 39 Pt上部電極 40 Pt膜 41 BaTiO3 膜 42 メサ 43 SiO2 膜 44 レジストパターン 45 Pt膜 46 MgO基板 47 Pt膜 48 SrRuO3 膜 49 PZT膜 50 SrRuO3 膜 51 Pt膜 52 メサ 53 Pt上部電極 54 SrRuO3 電極 55 PZT膜 56 SrRuO3 電極 57 Pt下部電極 58 SiO2 膜 61 n型シリコン基板 62 p型ウエル領域 63 素子分離酸化膜 64 ゲート絶縁膜 65 ゲート電極 66 n- 型LDD領域 67 サイドウォール 68 n+ 型ドレイン領域 69 n+ 型ソース領域 70 第1層間絶縁膜 71 Wプラグ 72 Wプラグ 73 SiN膜 74 SiO2 膜 75 下部電極 76 PZT膜 77 上部電極 78 第2層間絶縁膜 79 局所内部配線 80 第3層間絶縁膜 81 ビット線 82 プラグ 83 プラグ 84 下地バリアメタル 85 強誘電体膜 86 プラグ 87 プレート線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 AD21 AD54 AD60 FR02 FR03 GA09 GA21 JA14 JA15 JA17 JA38 JA39 JA40 JA43 KA05 KA19 MA06 MA17 MA18 PR25 PR33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタを設けた半導体基板上に電
    荷保持用キャパシタを設けた半導体装置において、前記
    電荷保持用キャパシタを構成する絶縁性の電荷保持層
    が、単結晶の誘電体膜或いは主たる部分が単結晶の誘電
    体膜のいずれかによって構成されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記電荷保持用キャパシタを構成する下
    部バリアメタル層及び下部電極の幅の平均値が、上記電
    荷保持層の幅の平均値より狭いことを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 トランジスタを設けた半導体基板上に電
    荷保持用キャパシタを設けた半導体装置の製造方法にお
    いて、前記トランジスタを設けた半導体基板上に、単結
    晶の誘電体膜或いは主たる部分が単結晶の誘電体膜のい
    ずれかからなる電荷保持層を少なくとも設けた支持基板
    を、前記支持基板が上側になるように接着したのち、前
    記支持基板を除去することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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