JP2002322412A - 艶消し電着塗料およびその電着塗装方法 - Google Patents

艶消し電着塗料およびその電着塗装方法

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JP2002322412A JP2001127478A JP2001127478A JP2002322412A JP 2002322412 A JP2002322412 A JP 2002322412A JP 2001127478 A JP2001127478 A JP 2001127478A JP 2001127478 A JP2001127478 A JP 2001127478A JP 2002322412 A JP2002322412 A JP 2002322412A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラミネート材用接着剤と良好な接着性を有
し、塗膜性能、仕上り外観、並びに塗装作業性にも優れ
るアニオン型艶消し電着塗料およびその電着塗装方法を
提供する。 【解決手段】 (A)側鎖にカルボキシル基、水酸基、
および架橋官能基を有するビニル共重合体100重量部
に対し、(B)アミノ樹脂を30重量部から100重量
部および(C)側鎖にイソシアネート基を有するビニル
共重合体を0.5重量部から60重量部を含有するアニ
オン型艶消し電着塗料およびその電着塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アニオン型艶消し
電着塗料およびその電着塗装方法に関するものであり、
該塗料から得られる塗膜は接着剤との接着性に優れた特
性を発揮する。
【0002】
【従来の技術】従来、陽極酸化処理したアルミニウム材
は軽量でかつ強度が強く、さらには耐食性に優れること
から、ビルや住宅の窓枠、ドアー、エクステリア等の建
材関係に広く使用されている。アルミニウム材の塗装に
は、ワンコートで仕上がり性の良いアニオン型電着塗料
が一般的に使用されている。そのアニオン型電着塗料と
しては、カルボキシル基および水酸基を含有する水性ア
クリル樹脂にメラミン樹脂架橋剤を配合し、水分散して
なるメラミン硬化型電着塗料が代表的である。
【0003】しかしながら、近年アルミニウム建材のニ
ーズが多様化し、多色化、あるいは新意匠が求められて
いる。特に一般住宅向けのドアー材、窓枠材の室内側の
面においては、それぞれの部屋の雰囲気に合わせるべ
く、各種の模様が印刷されたラミネート材を貼り付ける
という技術が普及して来ている。電着塗装を施したアル
ミニウム材に、ラミネート材を貼り付けるために接着剤
を使用するが、従来技術においては、接着剤を選んでも
住分な接着力が得られにくいという問題点があり、改良
が求められている。現在のところ最も一般的に使用され
る接着剤は、主剤がウレタン変性をしたあるいは変性し
ないポリエステルポリオールで、硬化剤としてポリフェ
ニルポリメチレン系ポリイソシアネートを組み合わせた
ものであり、中でもこの接着剤において特に上記の問題
が顕著である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はラミ
ネート材用接着剤と良好な接着性を有し、かつ耐候性、
耐薬品性、耐溶剤性、硬度等の塗膜性能、および塗膜の
仕上り外観、塗装作業性、塗料の安定性等にも優れる、
アニオン型艶消し電着塗料およびその電着塗装方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するためラミネート材用接着剤との接着性を向上
させるための改質成分について鋭意検討を行った結果、
側鎖にイソシアネート基を有するビニル共重合体が優れ
た効果を発揮することを見出し、本発明を完成するに至
った。すなわち本発明は、(A)側鎖にカルボキシル
基、水酸基、および架橋官能基を有するビニル共重合体
100重量部に対し、(B)アミノ樹脂を30重量部か
ら100重量部および(C)側鎖にイソシアネート基を
有するビニル共重合体を0.5重量部から60重量部を
含有してなることを特徴とするアニオン型艶消し電着塗
料およびその電着塗装方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の電着塗料および
その電着塗装方法について詳細に説明する。
【0007】〔(A)ビニル共重合体〕本発明に使用さ
れる(A)ビニル共重合体は、α,β−エチレン性不飽
和カルボン酸単量体、水酸基含有α,β−エチレン性不
飽和単量体、架橋官能基含有α,β−エチレン性不飽和
単量体、およびその他のα,β−エチレン性不飽和単量
体を共重合したものである。
【0008】α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量
体は、ビニル共重合体に水分散性、電気泳動性を付与す
るものである。例示すると、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン
酸、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸等が挙げ
られる。これらの1種あるいは2種以上を混合して用い
ることができる。
【0009】α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量
体は、ビニル共重合体中の酸価が好ましくは10〜15
0mgKOH/g固形分、より好ましくは20〜100
mgKOH/g固形分となるような範囲で使用される。
ビニル共重合体の酸価が10未満では充分な水分散安定
性が得られにくく、また150を超えると電気泳動性、
塗膜析出性が低下し、塗膜の耐水性、耐アルカリ性が低
下する。
【0010】また、水酸基含有α,β−エチレン性不飽
和単量体は、塗膜の焼き付けに際して、アミノ樹脂と反
応して硬化性を付与するものである。例示すると、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒド
ロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタ
クリレート、ジエチレングリコールモノアクリレート、
ジエチレングリコールモノメタクリレート等および、こ
れらのラクトン変性物が挙げられ、1種あるいは2種以
上を混合して用いることができる。
【0011】このような水酸基含有α,β−エチレン性
不飽和単量体はビニル共重合体中の水酸基価が好ましく
は20〜200mgKOH/g固形分、より好ましくは
40〜160mgKOH/g固形分となるような範囲で
使用される。水酸基価が20未満では充分な硬化性が確
保されず、また200を超えると塗膜が脆化し、耐水性
が低下して充分な性能が得られにくい。
【0012】また、架橋官能基含有α,β−エチレン性
不飽和単量体は、ビニル共重合体中に安定的に不溶性の
ミクロゲルを生成させ、艶消し性能を付与するものであ
る。例示すると、アセトアセトキシエチルアクリレー
ト、アセトアセトキシエチルメタクリレート、β−メチ
ル置換グリシジルアクリルレート、β−メチル置換グリ
シジルメタクリルレート、γ−アクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン等が挙げられ、後述する方法で水分散化した後、分散
粒子内にミクロゲルを生成させ光沢の低減化を図る。特
にアセトアセトキシエチルアクリレート、アセトアセト
キシエチルメタクリレートについては、ホルムアルデヒ
ドを併用することでミクロゲルの生成が促進されるの
で、ホルムアルデヒドを併用することが好ましい。
【0013】さらに、その他のα,β−エチレン性不飽
和単量体については、アクリル酸またはメタクリル酸の
アルキルエステル、あるいはその他のビニル単量体およ
びアミド系単量体を用いることができる。具体的な化合
物を例示すると、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリレー
ト、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタクリ
レート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリ
レート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタクリ
レート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリ
レート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシル
メタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタ
クリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、ヘプチルアクリレート、
ヘプチルメタクリレート等のアクリル酸またはメタクリ
ル酸のアルキルエステル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等のビニル単量体、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド、メ
チロールメタクリルアミド、メトキシメチルアクリルア
ミド、n−ブトキシメチルアクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、ジアセトンメタクリルアミド等のアミ
ド系単量体が挙げられる。これらは1種あるいは2種以
上を混合して用いることができる。
【0014】ビニル共重合体の好ましい重量平均分子量
は、10,000〜100,000であり、より好まし
くは20,000〜70,000である。重量平均分子
量が10,000以下の場合は、塗膜耐久性が充分に得
られず、また100,000以上の場合は、水分散性が
低下し、塗料の取り扱い性が不良になる。
【0015】上述したようなビニル共重合体は、前記の
各単量体を溶液重合、非水性分散重合、塊状重合、エマ
ルジョン重合、懸濁重合等の公知の方法で重合すること
によって得られるが、特に溶液重合が好ましく、反応温
度としては通常40〜170℃が選ばれる。
【0016】反応溶剤としては、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t
−ブチルアルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、プロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブ
チルエーテル等の親水性溶剤を用るのが好ましい。ま
た、重合開始剤としては、有機過酸化物、アゾ系化合
物、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等、公知のも
のを用いることができる。
【0017】〔(B)アミノ樹脂〕本発明に使用される
(B)アミノ樹脂としては、従来から公知のメラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂等が挙げられる
が、中でも好適なものは、メチロール基の少なくとも一
部を低級アルコールでアルコキシ化したアルキルエーテ
ル化メチロールメラミン樹脂であって、低級アルコール
としては、メチルアルコール、エチルアルコール、プロ
ピルアルコール、ブチルアルコール等の1種または2種
以上が使用できる。また1種のメラミン樹脂であって
も、また2種以上のメラミン樹脂が組み合わされても問
題はない。
【0018】アルキルエーテル化メチロールメラミン樹
脂を例示すると、三井サイテック(株)製のサイメル2
66、232、235、238、236、マイコート5
06、508、548、住友化学工業(株)製のスミマ
ールM−66B、(株)三和ケミカル製のニカラックM
X−40、MX−45等があるが、これらに限定される
ものではない。
【0019】本発明の(B)アミノ樹脂の使用量の好ま
しい範囲は、(A)ビニル共重合体100重量部に対し
30〜100重量部である。この範囲より少ない場合
は、塗膜の架橋が不充分なため硬度、機械特性、耐溶剤
性、耐薬品性等が低下し、ラミネート接着性も悪化す
る。逆に100重量部を超える場合はビニル共重合体と
の親和性が不充分になり、水分散液の安定性不良、分散
粒径の不均一化、電着後の水洗性不良、撥水現象、塗膜
の光沢ムラ、乳白化等の問題が生じると共に、過剰のア
ミノ樹脂が、硬化しないで可塑剤として残存する為、硬
度不足とラミネート接着性不良が起こり、好ましくな
い。
【0020】〔(C)イソシアネート基を有するビニル
共重合体〕本発明に使用される(C)イソシアネート基
を有するビニル共重合体は、イソシアネート基含有α,
β−エチレン性不飽和単量体とイソシアネート基を含有
しないα,β−エチレン性不飽和単量体を共重合したも
のである。
【0021】イソシアネート基含有α,β−エチレン性
不飽和単量体としては、一つにはイソシアネートエチル
メタクリレート、イソシアネートエチルアクリレート、
メタクリロイルイソシアネート、ジメチルメタイソプロ
ペニルベンジルイソシアネート等のイソシアネート基と
不飽和基を有する単量体があり、またその他としては、
1分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物
と水酸基含有α,β−エチレン性不飽和単量体との当量
比約1/1の反応物が挙げられる。かかる反応物を得る
条件としては、通常50〜150℃の温度が適当であ
り、必要により有機溶媒、反応触媒(有機錫化合物が
主)、重合禁止剤を用いても良い。
【0022】後者の反応物に関して、その出発物質であ
る1分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合
物を例示すると、トリレンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ート、ダイマー酸ジイソシアネート、水素化トリレンジ
イソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、水素化キシリレンジイソシアネート、およびこれ
らのイソシアヌレート型三量体、ビューレット型三量
体、トリメチロールプロパンまたはグリセリン1分子と
上記ジイソシアネート3分子の反応物等が挙げられる。
【0023】また後者の反応物に関して、他方の出発物
質である水酸基含有α,β−エチレン性不飽和単量体を
例示すると、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロ
キシブチルメタクリレート、ジエチレングリコールモノ
アクリレート、ジエチレングリコールモノメタクリレー
ト等のアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシアル
キルエステルが挙げられる。
【0024】イソシアネート基含有α,β−エチレン性
不飽和単量体の使用量の好ましい範囲は、(C)イソシ
アネート基を有するビニル共重合体100重量部中の5
重量部以上である。5重量部未満ではラミネート用接着
剤との接着性が充分に得られない。
【0025】また、イソシアネート基含有α,β−エチ
レン性不飽和単量体のイソシアネート基については、安
定化のため活性水素を有する化合物でブロック化される
ことがより好ましい。イソシアネート基をブロック化す
る活性水素を有する化合物としては、炭素数1〜4個の
アルコール、ε−カプロラクタム、メチルエチルケトオ
キシム、アルキルアセトアセテート、ジアルキルマロネ
ート、フルフリルアルコール、フェノール、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロソルブ等が挙げられる。
【0026】ブロック化反応については、イソシアネー
ト基と活性水素基を当量比約1/1で反応させることに
よって行われ、反応条件としては、通常50〜150℃
の温度が適当であり、必要により有機溶媒、反応触媒
(有機錫化合物が主)、重合禁止剤を用いても良い。
【0027】イソシアネート基を含有しないα,β−エ
チレン性不飽和単量体としては、アクリル酸またはメタ
クリル酸のアルキルエステル、アクリル酸またはメタク
リル酸のヒドロキシアルキルエステル、α,β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸、あるいはその他のビニル単量体
およびアミド系単量体を用いることができる。具体的な
化合物を例示すると、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリ
レート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタ
クリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタ
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキ
シルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリル
メタクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリル
メタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2
−エチルヘキシルメタクリレート、ヘプチルアクリレー
ト、ヘプチルメタクリレート等のアクリル酸またはメタ
クリル酸のアルキルエステル、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2
−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレ
ート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、ジエチレ
ングリコールモノアクリレート、ジエチレングリコール
モノメタクリレート等のアクリル酸またはメタクリル酸
のヒドロキシアルキルエステル、およびこれらのラクト
ン変性物、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビ
ニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、シトラコン酸等のα,β−エチレン性不飽和
カルボン酸、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等のビニル単量体、アクリルアミド、メタクリル
アミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタク
リルアミド、メトキシメチルアクリルアミド、n−ブト
キシメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミ
ド、ジアセトンメタクリルアミド等のアミド系単量体が
挙げられる。これらは1種あるいは2種以上を混合して
用いることができる。
【0028】ラミネート材用接着剤との接着性をさらに
向上させるためには、イソシアネート基を含有しない
α,β−エチレン性不飽和単量体として、アルキル基の
炭素数が4個以上のアクリル酸またはメタクリル酸のア
ルキルエステルを使用することが好ましく、またアミノ
樹脂との架橋を充分に行わせるためには、アクリル酸ま
たはメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルを使用
することが好ましい。また上記アルキル基の炭素数が4
個以上のアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエス
テルとアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシアル
キルエステルとの併用はさらに好ましい。
【0029】イソシアネート基を有するビニル共重合体
の好ましい重量平均分子量は、2,000〜50,00
0である。重量平均分子量が2,000以下の場合は、
塗膜耐久性が充分に得られず、また50,000以上の
場合は、水分散性が低下し、塗料の取り扱い性が不良に
なる。またイソシアネート基を有するビニル共重合体の
製法については、先のビニル共重合体(A)と同様の方
法が用いられ、特に溶液重合が好ましい。
【0030】本発明の(C)イソシアネート基を有する
ビニル共重合体の使用量の好ましい範囲は、(A)ビニ
ル共重合体100重量部に対し0.5〜60重量部であ
る。この範囲より少ない場合は、ラミネート接着性が充
分に得られず、60重量部を超えると、過剰のイソシア
ネート基を有するビニル共重合体が可塑剤として働き、
塗膜の硬度低下と光沢上昇及びラミネート接着不良が起
こり好ましくない。更に塗料の安定性も悪化する。ま
た、より好ましい範囲は1〜40重量部である。
【0031】本発明の艶消し電着塗料を調製は、ビニル
共重合体(A)、アミノ樹脂(B)、およびイソシアネ
ート基を有するビニル共重合体(C)を40〜100℃
で攪拌混合し、有機アミンあるいは無機塩基等の塩基性
物質で中和した後、20〜80℃で脱イオン水と撹拌混
合して乳化分散するのが一般的な方法である。更に必要
に応じて、加温反応を行ったり、あるいは脱イオン水、
または親水性溶剤を一部含有する脱イオン水で希釈し、
艶消しタイプの電着塗装に供せられる。
【0032】前述の塩基性物質はビニル共重合体(A)
のカルボキシル基の少なくとも一部を中和して水分散化
するための物質であり、例示すると、モノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピ
ルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、トリブ
チルアミン等のアルキルアミン、ジエタノールアミン、
ジイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、ジ
メチルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン等
のアルカノールアミン、エチレンジアミン、プロピレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン等のアルキレンポリアミン、アンモニア、エチレン
イミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホ
リン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられ
る。このような塩基性物質による中和率は30〜120
%が適当であるがに50〜100%であると水分散性が
良好で、光沢ムラを生じないので好ましい。
【0033】また、電着塗料の調製には更に必要に応じ
て、硬化触媒や消泡剤、レベリング剤等といった界面活
性剤等の添加剤を加えて用いられる場合もある。また、
本発明の技術は、顔料と併用して着色タイプの電着塗料
にも適用可能である。
【0034】〔電着塗装方法〕電着塗装を実施する場合
における、塗料の固形分濃度は4〜20重量%が適当で
ある。4重量%より低い場合には、必要な塗膜厚を得る
のに長時間を要し、20重量%を超えると浴液の状態が
不安定となり、塗装系外に持ち出される塗料量も多く問
題となる。
【0035】塗装方法については、被塗物を陽極として
電着塗装を行うが、塗装電圧は30〜350V、好まし
くは50〜300Vであり、通電時間は0.5〜7分、
好ましくは1〜5分である。電圧が高いほど通電時間は
短く、逆に電圧が低いほど通電時間は長くなる。塗装電
圧は通電と同時に設定電圧をかける方法、あるいは徐々
に設定電圧まで上げていく方法のどちらでもかまわな
い。電着塗装された被塗物は必要により水洗し、次いで
150〜200℃で15〜60分間加熱し最終塗膜を得
る。塗膜厚は5〜30μmが好ましい。
【0036】本発明の電着塗装方法が適用される被塗物
の素材は、導電性を有するものであれば特に限定されな
いが、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を用いた
素材に好適である。また、得られる塗膜は、平滑性や均
一性等の外観に優れ、機械特性、耐溶剤性、耐薬品性、
耐候性等の性能にも優れたものとなる。
【0037】
【実施例】次に、本発明について実施例を挙げ、更に詳
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。尚、表中の配合量は特別な記載のない限り、重量
部を表す。
【0038】〔ビニル共重合体(A)の製造〕 製造例1〜3(樹脂液A1〜A3の製造) 撹拌装置、温度計、単量体の滴下装置、還流冷却装置を
有する反応装置を準備する。表1に示す配合に従って、
(1)と(2)を反応装置に仕込み、撹拌下に還流温度
まで上昇させ、(3)〜(12)を予め均一に混合した
後、3時間かけて滴下した。温度は90℃を維持した。
滴下終了してから、1.5時間経過後に(13)を加え
て、更に90℃で1.5時間反応を継続して、樹脂固形
分65%の透明で粘稠な樹脂液A1〜A3を得た。それ
らの酸価(mgKOH/g 固形分)、水酸基価(mg
KOH/g 固形分)、重量平均分子量も表1に示し
た。
【0039】
【表1】
【0040】使用原料 AAEM :アセトアセトキシエチルメタクリレー
ト γ−MPTMS:γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン β−MGMA :β−メチル置換グリシジルメタクリレ
ート
【0041】〔イソシアネート基含有α,β−エチレン
性不飽和単量体の製造〕 製造例4(単量体B1の製造) 撹拌装置、温度計、滴下装置、還流冷却装置を有する反
応装置を準備する。反応装置に、ジメチルメタイソプロ
ペニルベンジルイソシアネート(三井サイテック社製T
MI)402重量部(2.0モル)を仕込み、攪拌下に
n−ブチルアルコール148重量部(2.0モル)を1
時間かけて滴下した。滴下後、70℃まで昇温し、その
温度で2時間保持した。カッペルマイヤー試薬(ジイソ
ブチルアミンのアセトン溶液)を用いた1N塩酸水溶液
による逆滴定で反応が完結していることを確認し、イソ
シアネート基含有α,β−エチレン性不飽和単量体B1
を得た。 製造例5(単量体B2の製造) 撹拌装置、温度計、滴下装置、還流冷却装置を有する反
応装置を準備する。反応装置に、イソホロンジイソシア
ネート444重量部(2.0モル)を仕込み、攪拌下に
2−ヒドロキシエチルメタクリレート260重量部
(2.0モル)を1時間かけて滴下した。滴下後70℃
まで昇温し、さらにn−ブチルアルコール148重量部
(2.0モル)を1時間かけて滴下した後、その温度で
2時間保持した。製造例1と同様の方法で反応が完結し
ていることを確認し、イソシアネート基含有α,β−エ
チレン性不飽和単量体B2を得た。
【0042】〔イソシアネート基を有するビニル共重合
体(C)の製造〕 製造例6〜8(樹脂液C1〜C3の製造) 撹拌装置、温度計、単量体の滴下装置、還流冷却装置を
有する反応装置を準備する。前項で製造した単量体B1
とB2を含む表2に示す配合に従って、(1)を反応装
置に仕込み、撹拌下に還流温度まで上昇させ、(2)〜
(7)を予め均一に混合した後、3時間かけて滴下し
た。温度は85℃を維持した。滴下終了してから、1.
5時間経過後に(8)を加えて、更に85℃で1.5時
間反応を継続して、樹脂固形分50%の透明で粘稠な樹
脂液C1〜C3を得た。それらの重量平均分子量も表2
に示した。
【0043】
【表2】
【0044】〔分散樹脂液D1からD8の製造〕撹拌装
置、温度計、還流冷却装置を有する反応装置を準備し、
表3および表4に示す配合に従って(1)〜(7)を仕
込み、60℃で1時間撹拌混合した。これに(8)を加
えた後、(9)を徐々に添加して乳化分散樹脂液のD1
〜D8を得た。分散樹脂液D1〜D4、D7〜D8につ
いては、さらに(10)の37%ホルマリンを添加して
50℃で4時間保温し、ミクロゲル化の反応を行った。
分散樹脂液D5はこのままで既にミクロゲルが生成して
いる。分散樹脂液D6については、75℃で10時間保
温してミクロゲル化の反応を行った。最後にそれぞれに
(11)を加えて分散樹脂液を調製した。尚、(4)の
サイメル238は三井サイテック(株)製混合エーテル
型メラミン樹脂で固形分100%である。また、分散樹
脂液D7とD8は比較例用であり、イソシアネート基を
有するビニル共重合体(C)がそれぞれ0.5重量部未
満の場合と60重量部を超える場合とである。
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】〔電着塗料E1〜E8の製造〕上記の分散
樹脂液D1〜D8に脱イオン水を加えて固形分を10%
に調製した後、トリエチルアミンを加えてpHを8.0
に調整して、それぞれに相当する電着塗料E1〜E8を
得た。
【0048】〔電着塗装および塗膜性能評価〕 (実施例1〜6、比較例1〜2)上記で得られた電着塗
料(実施例1〜6はそれぞれの電着塗料E1〜E6、比
較例1〜2はそれぞれの電着塗料E7〜E8を使用)を
塩化ビニル製の浴槽に入れ、陰極をSUS304鋼板と
し、6063Sアルミニウム合金板にアルマイト処理
(アルマイト膜厚=9μm)を施し、更に黒色に電解着
色した後、常法により湯洗されたアルミニウム材を陽極
(被塗物)として電着塗装を行った。電着塗装の具体的
条件は浴温22℃、極間距離12cm、極比(+/−)
2/1として、常法により、130Vで塗膜厚が10μ
mとなる様に通電し、電着終了後洗浄し、引き続いて1
85℃で30分間焼き付けた。得られた塗膜を性能評価
し、結果を表5および表6に示した。
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】塗装板の評価方法は次の通りである。 (1)光沢値 :グロスメーターで60°鏡面
反射率[%]を測定。 (2)鉛筆硬度 :JIS K−5400−8.
4.2(鉛筆手かき法)に準拠。破れ判定。) (3)碁盤目付着性 :JIS K−5400−8.
5.2(碁盤目テープ法)に準じた方法で判定。結果の
数値は碁盤目数100個中の剥がれずに残存した碁盤目
数を示した。 (4)耐アルカリ性 :1%の水酸化ナトリウム水溶
液に20℃で120時間浸漬後に塗面状態を観察。 (5)耐酸性 :5%の硫酸水溶液に20℃で
120時間浸漬後に塗面状態を観察。 (6)ラミネート接着性:接着剤を塗布した25mm幅
の塩化ビニル製ラミネート材を電着塗装したアルミニウ
ム板に貼り付け、5kgのゴムローラーで圧着した後、
室温で3日間放置する。その後、引っ張り試験機を用
い、塗装板とラミネート材の180°剥離試験を行った
時のピーリング強度を測定する(引っ張り速度:50m
m/分)。この時4kg以上のピーリング強度がある場
合、ラミネート接着性良好と判定した。また接着剤は、
アロンエバーグリップ社製の主剤UR−1357と硬化
剤HB−322を重量比100:3で混合したものを使
用した。接着剤塗布量は乾燥前で100μmである。 (7)促進耐候性 :塗装板をJIS K5400
−9.8.1に準じたサンシャインウエザーメーターで
4000時間テスト後の光沢保持率を測定。評価は次の
ように表示した。 ○:保持率85%以上 △:70%以上85%未満 ×:70%未満
【0052】
【発明の効果】本発明のアニオン型艶消し電着塗料およ
び電着塗装方法を適用することにより、塗膜外観及び塗
膜性能に優れ、特にラミネート材の接着性に秀でた塗膜
を提供することが可能となった。また用途としては、特
にアルミニウム素材の意匠性を高めるための塗装に好適
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 13/00 C25D 13/00 G J 13/06 13/06 B Fターム(参考) 4J038 CG011 CG031 CG061 CG071 CG141 CG142 CH121 CH152 CH172 DA112 DB222 GA03 GA06 GA07 GA11 GA15 PA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)側鎖にカルボキシル基、水酸基、
    および架橋官能基を有するビニル共重合体100重量部
    に対し、(B)アミノ樹脂を30重量部から100重量
    部および(C)側鎖にイソシアネート基を有するビニル
    共重合体を0.5重量部から60重量部を含有するアニ
    オン型艶消し電着塗料およびその電着塗装方法。
  2. 【請求項2】 ビニル共重合体(A)が、酸価10〜1
    50mgKOH/g固形分および水酸基価20〜200
    mgKOH/g固形分である請求項1に記載のアニオン
    型艶消し電着塗料およびその電着塗装方法。
  3. 【請求項3】 架橋官能基がアセトアセチル基である請
    求項1及び2に記載のアニオン型艶消し電着塗料および
    その電着塗装方法。
  4. 【請求項4】 架橋官能基がβ−メチル置換グリシジル
    基である請求項1及び2に記載のアニオン型艶消し電着
    塗料およびその電着塗装方法。
  5. 【請求項5】 架橋官能基がアルコキシシリル基である
    請求項1及び2に記載のアニオン型艶消し電着塗料およ
    びその電着塗装方法。
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