JP2002280674A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置及びその製造方法

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JP2002280674A
JP2002280674A JP2001078027A JP2001078027A JP2002280674A JP 2002280674 A JP2002280674 A JP 2002280674A JP 2001078027 A JP2001078027 A JP 2001078027A JP 2001078027 A JP2001078027 A JP 2001078027A JP 2002280674 A JP2002280674 A JP 2002280674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振しきい値電流が低く、高出力化と発振波
長制御性の向上を図った、窒化物系半導体を用いた半導
体発光装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】 n型GaN基板10に、n型GaxIny
Alz1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)
系半導体からなるバッファ層11が形成され、その表面
には、ストライプ状突起23を形成することにより、基
板表面に略垂直な側面をもって段差12が加工される。
このバッファ層11の段差側面12に基板に対して傾斜
した成長面をもってn型GaxInyAlz1-x-y-z
(0≦x,y,z、x+y+z≦1)系半導体からなる
下部クラッド層14が形成され、更にその成長面に基板
に対して傾斜した成長面を有する、GaxInyAlz
1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)系半導
体からなる活性層15が形成される。この活性層15を
覆うようにp型GaxInyAlz1-x-y-zN(0≦x,
y,z、x+y+z≦1)系半導体からなる上部クラッ
ド層16が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、窒化物系半導体
材料を用いた発光装置、特にGaxInyAlz1 -x-y-z
N(0≦x,y,z、x+y+z≦1)を用いた発光装
置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体照明や液晶プロジェクタ等の
光源のために可視半導体発光装置のニーズが高まってい
る。半導体発光装置はランプ光源と比べて、効率がよ
い、消費電力が少ない、長寿命である、明るい、光源交
換が不要である、コンパクトであるといった種々の利点
を有する。RGB3式板液晶プロジェクタの場合、10
00lm(ルーメン)を越える明るさを有する可視半導
体レーザを光源として備えたものが実現できれば、昼光
環境下でも100インチ以上の大画面投影が可能にな
る。
【0003】現在実用されているランプ光源液晶プロジ
ェクタの場合、ランプ光源の光束1000lmのうち、
投射される光利用効率は3%以下と低く、ランプの電力
効率も低い。このため、薄暗い部屋で空冷しながら用い
るといった用途に限られてしまう。光源として半導体発
光素子(LED)を用いる場合、発光効率はランプと同
程度であり、光分岐を行わないレンズ系を用いるといっ
た工夫により光利用効率はランプの2倍程度に改善さ
れ、光源寿命はランプの場合より飛躍的に改善される
が、それでも用途は限られる。
【0004】これに対して、光源として半導体レーザを
用いることは、発光効率の向上、それに伴う光利用効率
の向上、更に消費電力の低減が図られるため、期待され
ている。しかし、色度図上で最も多彩な色を表現できる
赤(R),緑(G),青(B)3原色波長(R:630
nm,G:520nm,B:470nm)の半導体レー
ザのうち、GとBは、第2次高調波発生を利用するか、
又はZnSe系材料を用いて実現されているが、これら
は実用には至っていない。
【0005】また、量子井戸構造を有するGaN系半導
体レーザは、R,G,Bいずれもレーザ発振可能である
ことが理論的にはわかっており、青紫色発光レーザも、
数千時間以上の室温連続発振が実現されている。しか
し、その発振波長は、400〜450nmであって、液
晶プロジェクタや光ディスクシステムの高密度記録用光
源としては、より短波長の青色発光が望まれている。ま
た人工的にのみ作られるGaN基板は、転位等の結晶欠
陥が多く、これがGaN系半導体レーザの高出力化や低
しきい値化を阻害している。更に、GaN基板の欠陥に
起因して、活性層等の多元系積層膜では組成の揺らぎが
大きく、これが発振波長制御性を低いものとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】GaN系材料は、次世
代の液晶プロジェクタや光ディスクシステムの光源とし
て期待されているが、上述のようにGaN基板の結晶欠
陥に起因して、高出力化や低しきい値化、発振波長制御
性等が制限されているのが実状である。
【0007】この発明は、発振しきい値電流が低く、高
出力化と発振波長制御性の向上を図った、窒化物系半導
体を用いた半導体発光装置とその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体発
光装置は、基板と、この基板上に形成されて、表面に略
垂直な側面をもって段差が形成された、窒化物系半導体
からなるバッファ層と、このバッファ層の前記段差の側
面に前記基板に対して傾斜した成長面をもってエピタキ
シャル成長された窒化物系半導体からなる活性層と、を
有することを特徴とする。
【0009】この発明に係る半導体発光装置はまた、基
板と、この基板上に形成されて、表面に略垂直な側面を
もって段差が形成された第1導電型の第1のGaxIny
Al z1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)
系半導体からなるバッファ層と、このバッファ層の前記
段差の側面に前記基板に対して傾斜した成長面をもって
エピタキシャル成長された第1導電型の第2のGax
yAlz1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦
1)系半導体からなる下部クラッド層と、この下部クラ
ッド層の成長面にエピタキシャル成長されて前記基板に
対して傾斜した成長面を有する、第3のGaxInyAl
z1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)系半
導体からなる活性層と、この活性層を覆ってエピタキシ
ャル成長された第2導電型の第4のGaxInyAlz
1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)系半導
体からなる上部クラッド層と、を有することを特徴とす
る。
【0010】この発明による半導体発光装置の製造方法
は、基板上に、窒化物系半導体層からなるバッファ層を
エピタキシャル成長する工程と、前記バッファ層の表面
に略垂直な側面をもって段差を加工する工程と、前記バ
ッファ層の前記段差の側面に、前記基板の面に対して傾
斜した成長面をもって窒化物系半導体層からなる活性層
をエピタキシャル成長する工程と、を有することを特徴
とする。
【0011】この発明によると、窒化物系半導体からな
る活性層は、基板上に形成された段差の略垂直の側面
に、基板に対して傾斜した成長面をもってエピタキシャ
ル成長される。これにより、転位の多いGaN等の窒化
物系半導体を用いた場合でも、基板から活性層内に伝搬
する貫通転位等の結晶欠陥を効果的に回避することがで
きる。基板から多数の半導体層を格子不整合の条件で形
成した場合には大きな歪み応力が発生しやすいが、この
発明では活性層部分を段差の側面にエピタキシャル成長
させるため、活性層に入る歪みをも抑えることができ
る。以上のようにこの発明によると、基板からの活性層
に対する種々の影響を抑制できる結果、しきい値電流が
低く、高出力であり、且つ発振波長の制御性の高い、窒
化物系の半導体発光装置が得られる。
【0012】この発明において、具体的に、バッファ層
の段差は、ストライブ上突起である。この突起は例え
ば、バッファ層をドライエッチングにより作られる。活
性層は、このストライブ状突起の側面に沿ってストライ
プ状に形成される。或いはまた、バッファ層の段差は、
柱状突起とすることもできる。この様な柱状突起もバッ
ファ層をドライエッチングして作られる。この場合活性
層は、その柱状突起を周回する形状をもって形成され
る。
【0013】この発明による半導体発光装置は、例え
ば、基板上に形成された複数の活性層を含んで、これら
複数の活性層が並列駆動されるようにチップ化すること
ができる。或いはまた、基板上に形成された複数の活性
層を含んで、これら複数の活性層が直列に駆動されるよ
うにチップ化することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 [実施の形態1]図1(a)(b)は、この発明の実施
の形態によるGaN系半導体レーザの断面図とチップ平
面図を示している。GaN基板10は、(0001)c
軸Ga面を主面とする、n型GaN(Siドープ:5×
1018/cm3,80μm)である。このGaN基板1
0上にn型Al0.05Ga0.95Nバッファ層11がエピタ
キシャル成長されている。バッファ層11の面には、異
方性ドライエッチングによりストライプ状突起23を加
工して作られた段差を有する。段差側面12は、基板面
に対して略垂直である。
【0015】段差の底面(溝部)には、SiO2スペー
サ13が形成されている。そして、段差の側面12を結
晶成長の種として、横方向に、n型Al0.07Ga0.93
クラッド層(Siドープ:5×1018/cm3)14及
び活性層15が順次エピタキシャル成長され、更に活性
層15を覆うようにp型Al0.07Ga0.93Nクラッド層
(Mgドープ:5×1018/cm3)16がエピタキシ
ャル成長されている。活性層15は、具体的に、n型G
aN光導波層(Siドープ:1×1018/cm 3,0.
1μm)、In0.11Ga0.89N井戸層(3nm,3層)
/In0.02Ga0 .98N障壁層(6nm)による多重量子
井戸層及び、p型GaN光導波層(Mgドープ:1×1
18/cm3,0.1μm)の積層構造として構成され
る、SCH−MQW(Separate Confinement Heterostr
ucture Multi-Quantum Well)活性領域であり、横方向
の幅が2μmである。
【0016】クラッド層14は、成長条件を適切に選択
して、ほぼ段差の側面12のみに選択的にエピタキシャ
ル成長させることによって、基板10の面に対して60
°程度の成長面をもって形成される。図では、突起23
の上面にもクラッド層14が形成されているが、これは
実際には、段差側面12から横方向に成長したものが突
起23上にも張り出したものである。そして、クラッド
層14の成長面にその傾斜を維持して活性層15が選択
的にエピタキシャル成長される。従って、活性層15
は、基板10の面に対してθ=60°程度の傾斜した面
をもって形成されることになる。クラッド層14の上面
に僅かに活性層成分のInGaN層が成長したとして
も、横方向にSCH−MQW層の膜厚制御を最適化する
ことで、活性層としては機能しない。
【0017】p型AlGaNクラッド層16の上には、
p型GaNコンタクト層(Mgドープ:5×1018/c
3,0.1μm)17がエピタキシャル形成されてい
る。このp型コンタクト層16の上に、Pt/Auから
なるp側電極18が形成され、基板10の裏面はTi/
Pt/Auからなるn型電極19が形成されている。p
型電極18は、AuSn半田層20を介して、AlNサ
ブマウントチップ21に接続される。
【0018】この実施の形態の半導体レーザの製造工程
を具体的に、図2A〜図2Dを参照して説明する。ま
ず、図2Aに示すように、鏡面のGaN基板10の表面
に、有機金属気相成長(MOCVD)法により、AlG
aNバッファ層11を形成する。ここで、AlGaNバ
ッファ層11のAl組成比は、0から、この上に形成さ
れるAlGaNクラッド層のAl組成比の間であればよ
く、この間でAl組成比が連続的に変化する状態として
もよいし、或いはこのAlGaNバッファ層11のAl
組成比は膜厚方向に一定として、その下地に別途更にA
l組成比が変化するバッファ層を介在させるようにして
もよい。
【0019】AlGaNバッファ層11上に、図示しな
いSiO2マスクやレジストマスクを形成して、AlG
aNバッファ層11を異方性ドライエッチングでエッチ
ングすることにより、図2Aに示すように所定間隔のス
トライプ状突起23を形成する。このストライプ状突起
23の段差側面12は略垂直面となり、これを次の結晶
成長の面とするために、溝底部にはSiO2或いはSi
N等のスペーサ13を埋め込む。但し、必ずしもストラ
イプ状突起23である必要はなく、段差12を得るため
には溝加工でもよい。溝の深さがある程度以上深い場合
には、スペーサ13の埋め込みは省略することができ
る。またスペーサ13として、レーザ発振の縦モード制
御のための回折格子を形成してもよい。
【0020】次いで、図2Bに示すように、MOCVD
法により、n型AlGaNクラッド層14をエピタキシ
ャル成長し、続いてSCH−MQW活性層15をエピタ
キシャル成長する。このとき、AlGaNクラッド層1
4は、ストライブ状突起23の段差側面12を結晶成長
の種として、主として斜め方向に成長するように、垂直
方向の成長を抑制する。そのためには、キャリアガスで
ある水素と窒素の混合比、アンモニアガスの分圧、成長
温度を最適化することが必要になる。
【0021】例えば、キャリアガスのうち窒素ガスの比
を高めると、横方向成長速度が増加し、しかもその成長
主面は基板10の面に対して垂直に近くなる。アンモニ
ア分圧を増やすと、成長膜中に基板10からの垂直方向
の貫通転位が無秩序方向に動きやすくなり、成長時間と
共に転位密度が低減し、更に点欠陥等の結晶欠陥も形成
されにくくなる。成長温度を上げると、成長主面は、基
板10の面に対して垂直になりやすい。
【0022】これらを考慮して具体的にこの実施の形態
では、キャリアガスの混合比を水素:窒素=2:1と
し、アンモニア分圧を360Torr(1/2気圧)と
し、成長温度1050℃で、n型AlGaNクラッド層
14及びSCH−MQW活性層15をエピタキシャル成
長させた。これにより、クラッド層14及び活性層15
は、基板10に対して約60°の傾斜をもって形成され
た。クラッド層14は、突起23の両側に成長したもの
が突起2上で連結された状態になる。活性層15のIn
GaN量子井戸層については、成長温度を800℃と
し、窒素ガスだけの雰囲気で成長させた。斜面をもって
形成される活性層15のストライプ幅は、約2.1μm
である。
【0023】この後、図2Cに示すように、活性層15
及びクラッド層14を覆うように、p型AlGaNクラ
ッド層16をMOCVD法によりエピタキシャル成長さ
せる。このクラッド層16は、ストライプ状突起23の
間を埋めて、ストライプ状突起23の両側の成長層が結
合して、やがて表面がほぼ平坦になるまで成長させる。
但し、多少のV溝が残ってもよい。その後更に、図2D
に示すように、p型GaNコンタクト層17をエピタキ
シャル成長させて、表面をほぼ完全に平坦化する。
【0024】この後は、図1に示すように、GaNコン
タクト層17上にp側電極18及び半田層20を形成す
る。GaN基板10は、裏面を研磨して厚みを80μm
程度に調整した後、n側電極19を形成する。次いで、
共振器長0.5mmになるように、図2の断面と並行す
る劈開面をもってウェハを劈開する。そして、図1
(b)に示すチップの光出射端面A,Bには、ECR−
CVD(電子サイクロトロン共鳴CVD)法或いはスパ
ッタ法により、高反射膜をコートする。具体的に高反射
膜は、レーザ発振波長の1/4波長厚のTiO2/Si
O2膜とする。更に、図2の面に直交する方向に切断し
て、それぞれに一つずつ活性層15を含むようにチップ
化した後、半田層20の面とAlNマウントチップ21
とを320℃で熱圧着する。
【0025】この実施の形態の半導体レーザは、順バイ
アスとなる電圧を印加したとき、p側電極18から流れ
込む電流は、活性層15を横方向に流れ、更に突起23
部分を下向きに流れてn側電極19に入る。活性層15
の外側にも、上下クラッド層16,14が直接接触して
pn接合が形成されているが、その障壁はp型クラッド
層16と活性層15の間の障壁より高く、従って活性層
15を横切る電流が支配的となることで、レーザ発振が
可能になる。具体的に、動作電圧4.2Vで、しきい値
電流30mA、発振波長403nmでの室温連続発振が
認められた。80℃、50W駆動による素子寿命は、5
000時間以上であった。また、ファー・フィールド・
パターン(FFP)は水平角8°、垂直角22°で単峰
ピークを持ち、光ディスク応用に適したビーム特性が得
られた。
【0026】この実施の形態のレーザでは、活性層は、
基板面に垂直に成長したものではなく、ストライプ状突
起の側面に横方向に成長させている。従って基板からの
貫通転位の影響を受けず、転位密度の低い活性層とな
り、これにより漏洩電流が低いものとなる。また、活性
層15の中心のMQW層は、平坦なGa面を持つGaN
光導波層の表面に形成されるために、低しきい値電流で
の発振が可能になっている。更に、n型AlGaNクラ
ッド層14は、ストライプ状突起23の側面に形成され
るため、GaN基板10の格子定数に影響されず、フリ
ースタンディングである本来の格子定数に近い層とな
り、歪みや転位が少なく、クラック等も生じにくい。こ
のため、このn型AlGaNクラッド層14をある程度
厚くすることで、光閉じ込め効果を十分なものとするこ
とができ、これが発振しきい値低減につながっている。
【0027】なお、動作電流の低減のために、クラッド
層にAlGaN/GaNの超格子構造を採用することも
有効である。活性層で発生した熱は、熱伝導率の高いA
lNサブマウントチップの使用によって、放熱が容易に
なっている。通常のレーザでは、活性層が基板に平行な
薄い層として形成されるため、FFPは基板に垂直方向
に長い楕円形となるが、この実施の形態の場合前述のよ
うに、通常のレーザのFFPに対して60°程度傾斜し
たFFPが得られる。光ディスク応用等においては、こ
のFFPを円形に集光させるので問題はないが、システ
ム上、基板面に垂直な楕円のFFPが必要な場合には、
回折格子等を用いて出力ビームを回転させればよい。
【0028】[実施の形態2]図3は、別の実施の形態
による窒化物系半導体レーザの断面を、図1(a)に対
応させて示している。この実施の形態では、先の実施の
形態のGaN基板10に代わって、サファイア基板31
を用いている。このサファイア基板31上にn型GaN
コンタクト層32を介して、この上に先の実施の形態と
同様にn型AlGaNバッファ層11を形成している。
このAlGaNバッファ層11上の素子構成は、先の実
施の形態と同じである。但し、サファイア基板31が絶
縁体であるため、n側電極19は、n型GaNコンタク
ト層32が露出するまで孔開けエッチングを行って、そ
の表面に形成している。
【0029】この実施の形態によっても先の実施の形態
とほぼ同様のレーザ特性が得られる。サファイア基板の
放熱性はGaN基板のそれより劣るため、動作電流が僅
かに上昇し、高温環境下では特性に影響が出る可能性が
ある。また、レーザ共振器形成のための劈開工程やチッ
プ化工程で歩留まりが低下するおそれがあるが、基本的
に絶縁性基板でも実施可能であることが確認された。
【0030】[実施の形態3]図4(a)(b)は、別
の実施の形態による窒化物系半導体レーザを、図1
(a)(b)に対応させて示したチップ断面図とチップ
平面図である。この実施の形態が図1の実施の形態と異
なる点は、突起23をストライブ状ではなく、略垂直の
側面12を持つ六角柱状としている点である。これも異
方性ドライエッチングにより形成される。この柱状突起
23の各側面12に成長させる活性層15は、先の実施
の形態と同様に基板面に対して傾斜するため、全体とし
て六角錘の錘面を持つ周回形状となる。従って、活性層
で発生する光は周回することでキャリアを励起して、レ
ーザ発振を起こす。但し、特定の方向にのみ光ビームを
出射するようにして、発振しきい値を低くするために
は、特定のコーナーを光出射端とするような工夫が必要
である。突起23を六角柱ではなく、円柱としてもよ
い。円柱状突起としても、結晶成長速度の面方位依存性
により、活性層15は角錘状になる。
【0031】[実施の形態4]図5は、別の実施の形態
による窒化物系半導体レーザの断面を示している。この
実施の形態では、n型GaN基板10上に形成された複
数の活性層15を含んで1チップ化することにより、高
出力用のレーザアレイを構成している。各層の構成及び
製造工程は、実施の形態1と同様である。但し、ストラ
イプ状突起23の上部に成長するp型半導体層は除去し
て、空隙51としている。これは、ストライプ状突起2
3の上部には、基板10からの貫通転位が多く入り、p
n接合で通電劣化を起こすことを防止するためである。
空隙51には、SiO2,SiN等の絶縁体を埋め込ん
でもよい。
【0032】それぞれ一つずつの活性層15を持つ複数
のレーザ素子ユニットに対して、n側電極19は共通に
形成される。また各p側電極18も半田層20を介して
共通にサブマウント21に接続されている。従って、複
数のレーザ素子ユニットが並列駆動されて、高出力が得
られる。
【0033】具体的に、100個程度の活性層をもって
レーザアレイを構成して、最大出力20W以上は得られ
る。但しこの場合、各素子領域の層厚や組成比の揺らぎ
により、発振波長は396nm〜410nmという範囲
の広いマルチモード発振となる。この様なアレイ化によ
り、放熱性が問題になるが、これについては、サブマウ
ント21として、AlNに代わってペルチェ強制冷却器
を用いれば、解決できる。
【0034】[実施の形態5]図6は、別の実施の形態
による窒化物系半導体レーザの断面を示している。この
実施の形態でも、n型GaN基板10上に形成された複
数の活性層15を含んで1チップ化しているが、複数の
活性層15は、直列駆動されるようにしている。即ち、
先の各実施の形態と同様にn型クラッド層14、活性層
15及びp型クラッド層16を形成するが、p型クラッ
ド層16は、n型クラッド層14及び突起23が露出す
るまでエッチングして、これらとの間で直接pn接合が
形成されないようにする。そして、アレイ配列されたレ
ーザ素子ユニットの左右両端部のp型クラッド層16の
側面にそれぞれコンタクト層62,64を介して電極6
3,65を形成している。
【0035】レーザ素子アレイの上部には、高抵抗のA
lN多結晶層61を形成し、このAlN多結晶層61
を、半田層20を介してAlNサブマウント21に接続
している。これにより、アレイ配列されたレーザ素子ユ
ニットは、電極63,65間に、pn接合が交互に逆に
なる状態で直列接続されたことになる。レーザ素子アレ
イの上に高抵抗のAlN多結晶層61を介在させること
により、半田金属を用いてもサブマウント21から素子
部への通電は防止される。またAlN多結晶層61は、
放熱性に優れており、発熱を効果的に逃がすことができ
るだけでなく、熱膨張係数が窒化物系半導体と近いた
め、半田やサブマウントとの接触により歪み応力を緩和
する働きをする。
【0036】この実施の形態の場合、電極63,65間
に直流動作電圧を印加したときは、アレイ配列されたレ
ーザ素子のうち、順バイアスとなる半分が発振し、残り
は大きな逆バイアスがかかってトンネリング電流が流
れ、隣接する素子間を直列に接続することになる。交流
電圧を印加した場合には、正の半波と負の半波でそれぞ
れ順バイアスになる素子が交互に発振することになる。
【0037】[実施の形態6]実施の形態4で説明した
ような、複数の活性層を含んで並列駆動するタイプのG
aN系半導体レーザは、高出力が得られるだけでなく、
各活性層の組成の揺らぎにより発振波長範囲が10nm
を越えたマルチモードとなるため、特に投射型液晶プロ
ジェクタ等に適用した場合に有効である。
【0038】図7は、その様な実施の形態の投射型液晶
プロジェクタを示している。R,G,BのGaN系半導
体レーザ72a,72b,72cの出力ビームは、それ
ぞれ、シリンドリカルレンズ(又は回折格子)73a,
73b,73cにより円形ビームに変換され、コリメー
トレンズ系74a,74b,74cによりコリメートさ
れて、R,G,B用の液晶板71a,71b,71cに
照射される。液晶板71a,71b,71cの透過光
は、ビームスプリッタ75に入って合成されて、プロジ
ェクションレンズ76により拡大投射される。
【0039】具体的に、半導体レーザ72a,72b,
72cは、実施の形態4における活性層のInGaN量
子井戸層のIn組成を選択することによってそれぞれ、
中心波長630nm,520nm,470nmの3原色
レーザアレイとして構成する。この3波長レーザを用い
ることにより、演色される色度座標上での三角形は人間
が感じる色の殆どを再生できるが、特に前述のように発
振波長範囲が10nm程度の範囲のマルチモードとなる
ことで、再現できる色範囲はより拡大される。
【0040】具体的に、R,G,B半導体レーザ72
a,72b,72cをそれぞれ100個の活性層を含ん
で最大光出力20Wを越えるものとすれば、白昼で10
0インチ以上の投影に十分に耐えうる。光束1000l
mを得るための光出力は、比視感度を考慮しても、赤色
で5.5W、緑色で2.0W、青色で16.1Wである
からである。このとき、R,G,B半導体レーザ72
a,72b,72cの消費電力はそれぞれ、15W,8
W,91Wとなる。これは、ランプ光源を用いた従来の
室内用液晶プロジェクタの約200Wに比べると、60
%程度の消費電力低減になる。しかも、半導体レーザは
供給電流量を切り換えることにより光出力を切り換える
ことができるので、輝度調整も容易である。
【0041】この発明は上記実施の形態に限られない。
例えば上記実施の形態では、異方性ドライエッチングに
よりバッファ層に段差を形成したが、他の方法を用いる
こともできる。例えば、基板やバッファ層等の下地上に
マスクパターン(例えばSiO2,SiN等)を形成
し、このマスク開口に露呈する下地表面に、GaxIny
Alz1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)
層を選択的に成長させることによっても同様に段差を形
成することができる。また、基板としては、GaNやサ
ファイアの他、GaAs,Si,SiC,ダイアモンド
等の単結晶基板、或いはAlN等のセラミック基板を用
い得る。また半導体レーザに限らず、LEDにも同様に
この発明を適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、活
性層は、基板上に形成された段差の略垂直の側面に、基
板に対して傾斜した成長面をもってエピタキシャル成長
され、基板からの貫通転位等の影響を受けないため、し
きい値電流が低く、高出力であり、且つ発振波長の制御
性の高い、窒化物系の半導体発光装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による半導体レーザの構
造を示す断面図と平面図である。
【図2A】同実施の形態の製造工程を示す断面図であ
る。
【図2B】同実施の形態の製造工程を示す断面図であ
る。
【図2C】同実施の形態の製造工程を示す断面図であ
る。
【図2D】同実施の形態の製造工程を示す断面図であ
る。
【図3】他の実施の形態による半導体レーザの断面図で
ある。
【図4】他の実施の形態による半導体レーザの断面図と
平面図である。
【図5】他の実施の形態による半導体レーザの断面図で
ある。
【図6】他の実施の形態による半導体レーザの断面図で
ある。
【図7】この発明による半導体レーザを適用した投射型
液晶プロジェクタの構成を示す図である。
【符号の説明】
10…n型GaN基板、11…n型GaNバッファ層、
12…段差側面、13…スペーサ、14…n型AlGa
Nクラッド層、15…活性層、16…p型AlGaNク
ラッド層、17…p型GaNコンタクト層、18…p側
電極、19…n側電極、20…半田層、21…AlNサ
ブマウント、23…突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA14 HA24 HA28 MA06 2H091 FA26X FA26Z FA41Z FA46Z LA16 MA07 5F045 AA04 AB19 AC12 AC15 AC18 AD12 AF04 AF09 BB16 CA09 CA12 DA51 DA52 DA53 DA55 5F073 AA21 AA46 AA74 AA83 AB04 BA06 BA09 CB02 CB07 CB19 CB22 DA05 DA24 DA32 EA19 EA28 FA15 FA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 この基板上に形成されて、表面に略垂直な側面をもって
    段差が形成された、窒化物系半導体からなるバッファ層
    と、 このバッファ層の前記段差の側面に前記基板に対して傾
    斜した成長面をもってエピタキシャル成長された窒化物
    系半導体からなる活性層と、を有することを特徴とする
    半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 基板と、 この基板上に形成されて、表面に略垂直な側面をもって
    段差が形成された第1導電型の第1のGaxInyAlz
    1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+z≦1)系半
    導体からなるバッファ層と、 このバッファ層の前記段差の側面に前記基板に対して傾
    斜した成長面をもってエピタキシャル成長された第1導
    電型の第2のGaxInyAlz1-x-y-zN(0≦x,
    y,z、x+y+z≦1)系半導体からなる下部クラッ
    ド層と、 この下部クラッド層の成長面にエピタキシャル成長され
    て前記基板に対して傾斜した成長面を有する、第3のG
    xInyAlz1-x-y-zN(0≦x,y,z、x+y+
    z≦1)系半導体からなる活性層と、 この活性層を覆ってエピタキシャル成長された第2導電
    型の第4のGaxInyAlz1-x-y-zN(0≦x,y,
    z、x+y+z≦1)系半導体からなる上部クラッド層
    と、を有することを特徴とする半導体発光装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファ層の段差は、ストライプ状
    突起であり、 前記活性層は、前記ストライブ状突起の側面に沿ってス
    トライプ状に形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の半導体発光装置。
  4. 【請求項4】 前記バッファ層の段差は、柱状突起であ
    り、 前記活性層は、前記柱状突起を周回する形状をもって形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の半
    導体発光装置。
  5. 【請求項5】 前記基板上に形成された複数の活性層を
    含んで、これら複数の活性層が並列駆動されるようにチ
    ップ化されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の半導体発光装置。
  6. 【請求項6】 前記基板上に形成された複数の活性層を
    含んで、これら複数の活性層が直列に駆動されるように
    チップ化されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の半導体発光装置。
  7. 【請求項7】 前記活性層は量子井戸構造であることを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体発
    光装置。
  8. 【請求項8】 基板上に、窒化物系半導体層からなるバ
    ッファ層をエピタキシャル成長する工程と、 前記バッファ層の表面に略垂直の側面をもって段差を加
    工する工程と、 前記バッファ層の前記段差の側面に、前記基板の面に対
    して傾斜した成長面をもって窒化物系半導体からなる活
    性層をエピタキシャル成長する工程と、を有することを
    特徴とする半導体発光装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれかに記載の半導
    体発光装置と光学系を組み合わせて構成された投射型表
    示装置。
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