JP2002274440A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

車両の後部車体構造

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JP2002274440A
JP2002274440A JP2001074182A JP2001074182A JP2002274440A JP 2002274440 A JP2002274440 A JP 2002274440A JP 2001074182 A JP2001074182 A JP 2001074182A JP 2001074182 A JP2001074182 A JP 2001074182A JP 2002274440 A JP2002274440 A JP 2002274440A
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seat
vehicle
floor panel
body structure
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Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Atsushi Senda
淳 千田
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Subaru Corp
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D43/00Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
    • B62D43/06Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements within the vehicle body
    • B62D43/10Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements within the vehicle body and arranged substantially horizontally

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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の後突時においてシート乗員を確実に保
護しつつ、シートの軽量化を図るとともにシートの設計
自由度を向上することのできる車両の後部車体構造を提
供する。 【解決手段】 凹部2を有するフロアパネル1側に、凹
部2の開口の少なくとも一部を覆い、凹部2の上方に配
されるシート5のシート固定部10を有する強度部材4
を設け、車両の後突時に、強度部材4により凹部2に収
納されたスペアタイヤ3の移動を妨げるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体のフロアパネ
ルにスペアタイヤを収納する凹部を有し、この凹部の上
方にシートが配される車両の後部車体構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車における後部車体構造として、車
体のフロアパネル後部に凹部を形成し、この凹部にスペ
アタイヤを収納するものが一般的である。
【0003】ワゴンタイプ、ワンボックスタイプ等の自
動車車両には、複数のシートが前後に並設され、最後列
のシートが凹部の上方に配されるものがある。最後列の
シートは車体に対して着脱自在に設けられ、スペアタイ
ヤの取り出し、車両室内のレイアウト変更等に際してシ
ートが脱着される。最後列のシートには、幅方向に亘っ
て延びる強度部材が設けられ、この強度部材によりシー
ト及びシートベルトが車体側に強固に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記後部車
体構造では、車両の後突時においてスペアタイヤが凹部
上方に移動するおそれがあり、シート乗員を保護する観
点から、スペアタイヤの移動を確実に抑制する構造が好
ましい。
【0005】また、シートに強度部材が設けられている
のでシートの重量が嵩み、シートの脱着作業時に、作業
者に多大な負担が強いられるという問題点がある。さら
には、強度部材がシートの幅方向に亘って設けられてい
るので、シートを左右に分割することができない等、シ
ートの設計自由度が著しく低いものとなっている。
【0006】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、車両の後突時におい
てシート乗員を確実に保護しつつ、シートの軽量化を図
るとともにシートの設計自由度を向上することのできる
車両の後部車体構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、請求項1記載の発明では、車体のフロアパネ
ル1にスペアタイヤ3を収納する凹部2を有し、この凹
部の上方にシート5が配される車両の後部車体構造であ
って、前記車体のフロアパネル側に、前記凹部の開口の
少なくとも一部を覆い、前記凹部に収納されたスペアタ
イヤの移動を妨げる強度部材4,15を設け、前記強度
部材に、前記シートを着脱自在に固定するシート固定部
(例えば、シート固定ストライカ10等)を設けたこと
を特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、車両の後突
時において、スペアタイヤが凹部上方に移動した際に、
強度部材によりスペアタイヤの移動が妨げられる。従っ
て、スペアタイヤによりシートが突き上げられることは
なく、シート乗員を確実に保護することができる。
【0009】また、シートは強度部材により固定され、
従来のようにシートにシート固定用の強度部材を設ける
必要はない。従って、シートの軽量化を図ってシートの
着脱作業における作業者の負担を軽減することができる
し、シートの構造簡素化によりシートを左右に分割可能
な構成とする等、シートの設計自由度を飛躍的に向上す
ることができる。また、車両の後突時におけるスペアタ
イヤの移動を抑制する強度と、シートを固定する強度と
を強度部材に併有させ、部品点数の削減、車両の軽量化
等を図ることができ、実用に際して極めて有利である。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の車両の後部車体構造において、前記強度部材に、
シートベルトの端部を固定するベルト固定部(例えば、
ベルトアンカ11等)を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
作用に加え、シートベルトは強度部材により固定され、
従来のようにシートにシートベルト固定用の強度部材を
設ける必要はない。従って、さらにシートの軽量化を図
ることができるとともに、シートの設計自由度をさらに
に向上することができる。また、車両の後突時における
スペアタイヤの移動を抑制する強度と、シートを固定す
る強度並びにシートベルトを固定する強度とを強度部材
に併有させ、さらに部品点数の削減、車両の軽量化等を
図ることができる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載の車両の後部車体構造において、前記強度
部材を前記車体のフロアパネル側に回動自在に設け、前
記強度部材が前記凹部の開口を被覆した状態で、該強度
部材と車体側とをロックするロック機構8を具備したこ
とを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2の作用に加え、強度部材の回動により凹部の開口
が開閉され、強度部材は凹部の開口を被覆した状態でロ
ックされる。従って、作業者は容易に凹部の開口を開閉
することができるし、車両の後突時に強度部材が回動す
ることもない。
【0014】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の車両の後部車体構造において、前記車体は、前記
凹部の前方に位置し前記フロアパネルの幅方向略中央を
前後方向へ延びるセンタメンバ6と、前記フロアパネル
の幅方向両端側を前後方向へ延びるサイドメンバ7とを
有するものであって、前記強度部材をセンタメンバ後端
側に回動自在に設け、前記ロック機構を、前記強度部材
の幅方向両端と前記各サイドメンバとをロックするよう
構成したことを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、請求項3の
作用に加え、強度部材は凹部の開口を被覆した状態で、
高い強度を有するセンタメンバ並びにサイドメンバに連
結されており、車両の後突時における強度部材の変形が
効果的に抑制され、強度部材によりスペアタイヤの移動
が強固に妨げられる。従って、シート乗員をより確実且
つ効果的に保護することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は、本発明の一実施
形態を示すもので、図1は本発明の一実施形態を示す車
体の概略外観斜視図、図2は後部車体構造を示す車両の
概略側面図である。
【0017】図1及び図2に示すように、この車両の後
部車体構造は、車体のフロアパネル1に凹部2を有し、
この凹部2にスペアタイヤ3が収納されている。本実施
形態においては、凹部2はフロアパネル1の後端側に設
けられており、スペアタイヤ3は車両の後端側に収納さ
れている。また、フロアパネル1側には、凹部2の開口
の少なくとも一部を覆う強度部材4が設けられる。凹部
2の上方に配置されるシート5は、強度部材4に着脱自
在に固定されるようになっている。
【0018】フロアパネル1は略平面状に形成され車体
の床部をなしている。フロアパネル1の幅方向略中央且
つ凹部2の前方には、前後方向に延びるセンタメンバ6
が配置される。また、フロアパネル1の幅方向両端側に
は、前後方向に延びる一対のサイドメンバ7が配置され
る。フロアパネル1は、センタメンバ6及び各サイドメ
ンバ7に溶接等により固着されている。センタメンバ6
は、正面断面にて下方に凹の略コ字状に形成され、その
後端側に強度部材4が設けられている。また、この強度
部材4は、後述するロック機構8により各サイドメンバ
6にロック可能となっている。
【0019】凹部2はフロアパネル1の後端から前方に
延び、その前側は略半円状に形成されている。凹部2に
はスペアタイヤ3が収納され、このスペアタイヤ3は図
示しないクランプ等により固定される。
【0020】図3に示すように、強度部材4はその断面
が略四角筒状の鋼管で、その外形は略T字状となってい
る。強度部材4は、幅方向に延びる差渡し部4aと、差
渡し部4aの略中央から前方に延びる連結部4bとを有
している。図4に示すように、差渡し部4aの両端側は
ロック機構8により各サイドメンバ7にロック可能であ
り、連結部4bの前端側はセンタメンバ6にヒンジ部9
を介して回動自在に連結されている。即ち、強度部材4
が凹部2の開口の一部を被覆した状態で、強度部材4と
車体側とがロック機構8によりロックされる。また、図
5に示すように、強度部材4を上方に回動することによ
り、凹部2の開口よりスペアタイヤ3が取出可能な状態
となる。差渡し部4aの上面には、シート5を固定可能
な左右一対のシート固定ストライカ10が設けられると
ともに、シートベルト5aを固定可能な左右一対のベル
トアンカ11が設けられる。本実施形態においては、各
シート固定ストライカ10は各ベルトアンカ11の幅方
向外側に設けられている。
【0021】シート5は下部の後側に各シート固定スト
ライカ10と係合可能な左右一対の係合部(図示せず)
を有し、下部の前側はフロアパネル1に着脱自在に固定
される。ここで、本実施形態におけるシート5は、車両
の最後列に配されるものであり、車両室内のレイアウト
変更、スペアタイヤ3の取り出し等に際して脱着され
る。また、図2に示すように、シート5の乗員を拘束可
能なシートベルト5aは、シートクッション5bとシー
トバック5cの間隙を通じ、ベルトアンカ11側からシ
ートクッション5bの上面側に導かれる。尚、本実施形
態におけるシート5は、車両の最後列に配されるものと
なっている。
【0022】図4に示すように、ロック機構8は、強度
部材4の幅方向両端側に設けられた左右一対のラッチ8
a、各ラッチ8aと係合可能で各サイドメンバ7の側壁
面に設けられたロックストライカ8b等から構成され
る。ここで、各ラッチ8aと各ロックストライカ8bの
係合は、外部から解除可能となっている。
【0023】また、図2に示すように、第1のクロスメ
ンバ12と、第2のクロスメンバ13と、リーンフォー
スメント14とがそれぞれフロアパネル1の補強部材と
して、フロアパネル1の下面に設けられている。
【0024】第1のクロスメンバ12は幅方向に延びて
形成され、フロアパネル1における凹部2の前方に接合
されている。また、第2のクロスメンバ13は幅方向に
延びて形成され、フロアパネル1における凹部2の下面
に接合されている。各クロスメンバ12,13はハット
状に形成され、それぞれ側面断面においてフロアパネル
1とともに閉断面をなしている。
【0025】また、リーンフォースメント14は前後方
向に延びて形成され、その前端は第1のクロスメンバ1
2の下面に、その後端は第2のクロスメンバ13の下面
に接合されている。即ち、リーンフォースメント14
と、各クロスメンバ12,13と、フロアパネル1によ
って閉断面が形成される。尚、本実施形態においては、
リーンフォースメント14は複数設けられ、幅方向に並
設されている。
【0026】以上のように構成された車両の後部車体構
造において、図2に示すような、強度部材4により凹部
2の上方が覆われた状態からスペアタイヤ3を取り出す
際の作業について説明する。
【0027】作業者は、まずシート5の各係合部と各シ
ート固定ストライカ10との係合を解除し、シート5を
強度部材4から取り外す。この後、ロック機構8のラッ
チ8aとロックストライカ8bとの係合を解除し、図5
に示すように、強度部材4を上方に回動することにより
凹部2の上方を開放する。そして、開放された凹部2の
上方からスペアタイヤ3を取り出す。
【0028】次に、この車両の後部車体構造における車
両の後突時の作用について説明する。
【0029】車両の後突時において、スペアタイヤ3が
凹部2の上方に移動した際に、スペアタイヤ3は強度部
材4により上方への移動が妨げられる。このとき、強度
部材4は高い強度を有するセンタメンバ6及び各サイド
メンバ7に連結されており、強度部材4の変形が効果的
に抑制され、強度部材4によりスペアタイヤ3の上方へ
の移動が強固に妨げられる。
【0030】また、車両の後突時においては、第1のク
ロスメンバ12、第2のクロスメンバ13及びリーンフ
ォースメント14によりフロアパネル1の変形が抑制さ
れるとともに、第1のクロスメンバ12、第2のクロス
メンバ13及びリーンフォースメント14と強度部材4
とでスペアタイヤ3が挟み込まれる。これによってもス
ペアタイヤ3の上方への移動が抑制される。
【0031】このように、本実施形態の後部車体構造に
よれば、強度部材4によりスペアタイヤ3の上方への移
動が妨げられるので、スペアタイヤ3によりシート5が
突き上げられることはなく、シート乗員を確実に保護す
ることができる。
【0032】また、シート5は強度部材4により固定さ
れ、従来のように、シートにシート固定用の強度部材を
設ける必要はない。また、シートベルト5aは強度部材
4により固定され、従来のように、シートにシートベル
ト固定用の強度部材を設ける必要もない。従って、シー
ト5の軽量化を図ってシート5の着脱作業における作業
者の負担を軽減することができるし、シート5の構造簡
素化によりシート5を左右に分割可能な構成とする等、
シート5の設計自由度を飛躍的に向上することができ
る。また、車両の後突時におけるスペアタイヤ3の移動
を抑制する強度と、シート5を固定する強度並びにシー
トベルト5aを固定する強度とを強度部材4に併有さ
せ、部品点数の削減、車両の軽量化等を図ることがで
き、実用に際して極めて有利である。
【0033】また、強度部材4を回動自在に設けたの
で、作業者は容易に凹部の開口を開閉することができ
る。さらに、ロック機構8を設けたので、車両の後突時
に強度部材4が回動することもない。
【0034】また、強度部材4をセンタメンバ6及びサ
イドメンバ7に連結し、スペアタイヤ3の移動を強固に
妨げるようにしたので、シート乗員をより確実且つ効果
的に保護することができる。
【0035】また、第1のクロスメンバ12と、第2の
クロスメンバ13と、リーンフォースメント14とによ
り、スペアタイヤ3の移動をさらに抑制することがで
き、これによっても、シート乗員を確実に保護すること
ができる。
【0036】尚、前記実施形態においては、強度部材4
の断面が略四角筒状のものを示したが、断面が略円筒
状、略四角柱状等のものであってもよく、強度部材4の
断面形状は前記実施形態と異なる形状であってもよいこ
とは勿論である。さらに、強度部材4が鋼鉄からなるも
のを示したが、例えば、鋳鉄や強化プラスチック等から
なるものであってもよく、強度部材4は前記実施形態と
異なる材質からなるものであってもよいことは勿論であ
る。
【0037】また、前記実施形態においては、強度部材
4をセンタメンバ5に回動自在に設けたものを示した
が、例えば、フロアパネル1に回動自在に設けたもので
あってもよい。
【0038】また、前記実施形態においては、強度部材
4を略T字状に形成したものを示したが、強度部材は凹
部の開口の少なくとも一部を覆うものであればどのよう
な形状であってもよく、例えば図6に示すように、強度
部材を略E字状に形成してもよい。この強度部材15
は、前記実施形態の強度部材4と同様の差渡し部15a
及び連結部15bを有している。強度部材15は、差渡
し部15aの両端から前方に延びる延長部15cを有
し、各延長部15cに設けられたヒンジ部16により各
サイドメンバ7に回動自在に連結されている。ここで、
各サイドメンバ7に連結されるヒンジ部16の回動軸
と、センタメンバ6に連結されるヒンジ部9の回動軸と
は、略同一の直線上に位置しており、強度部材15は前
記実施形態の強度部材4と同様に、上方へ回動可能とな
っている。この場合、車両の後突時において、強度部材
15の各延長部15cにおいてもスペアタイヤ3の上方
への移動を抑制することができる。特に、各延長部15
cはヒンジ部16及びロック機構8により強度部材であ
る各サイドメンバ7に固定されていることから高い強度
を有している。
【0039】また、ロック機構8の構成等も任意であ
り、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更
可能であることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
後突時においてシート乗員を確実に保護しつつ、シート
の軽量化を図ってシートの着脱作業における作業者の負
担を軽減するとともに、シートの設計自由度を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車体の概略外観斜視
図である。
【図2】後部車体構造を示す車両の概略側面図である。
【図3】強度部材の外観斜視図である。
【図4】強度部材の動作を示す動作説明図である。
【図5】強度部材の動作を示す動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す強度部材の外観斜
視図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 凹部 3 スペアタイヤ 4 強度部材 5 シート 5a シートベルト 6 センタメンバ 7 サイドメンバ 8 ロック機構 10 シート固定ストライカ 11 ベルトアンカ 12 第1のクロスメンバ 13 第2のクロスメンバ 14 リーンフォースメント 15 強度部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロアパネルにスペアタイヤを収
    納する凹部を有し、この凹部の上方にシートが配される
    車両の後部車体構造であって、 前記車体のフロアパネル側に、前記凹部の開口の少なく
    とも一部を覆い、前記凹部に収納されたスペアタイヤの
    移動を妨げる強度部材を設け、 前記強度部材に、前記シートを着脱自在に固定するシー
    ト固定部を設けたことを特徴とする車両の後部車体構
    造。
  2. 【請求項2】 前記強度部材に、シートベルトの端部を
    固定するベルト固定部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の車両の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 前記強度部材を前記車体のフロアパネル
    側に回動自在に設け、 前記強度部材が前記凹部の開口を被覆した状態で、該強
    度部材と車体側とをロックするロック機構を具備したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の車両の後部車体
    構造。
  4. 【請求項4】 前記車体は、前記凹部の前方に位置し前
    記フロアパネルの幅方向略中央を前後方向へ延びるセン
    タメンバと、前記フロアパネルの幅方向両端側を前後方
    向へ延びるサイドメンバとを有するものであって、 前記強度部材をセンタメンバ後端側に回動自在に設け、 前記ロック機構を、前記強度部材の幅方向両端と前記各
    サイドメンバとをロックするよう構成したことを特徴と
    する請求項3記載の車両の後部車体構造。
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